JP5778447B2 - 畦塗り機 - Google Patents
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Description
この場合、実際に揺動させる際には、ロックピン151を手動式挿抜伸縮機構117から抜き、オフセットフレーム111や作業部60のいずれかの箇所を手で掴んで、オフセットフレーム111を揺動させて、その後、ロックピン151を手動式挿抜伸縮機構117の穴に挿入することで手動式挿抜伸縮機構117の伸縮動作を固定し、その結果、ヒッチフレーム106に対するオフセットフレーム111の揺動についても固定されることとなっている。
図10(a)に示す通り、手動式挿抜伸縮機構117は、長尺状の外筒120と、一端が外筒120の内側にて摺動する内棒130と、外筒120及び内棒130に施された穴を共に貫通するとともに弾性部材155(図10(b)参照)の弾性力によってロックする方向へ付勢されているロックピン151と、から構成されている。
一方、図10(b)は、ヒッチフレーム106に対して、オフセットフレーム111(図示省略)が揺動している状態、つまり、手動式の伸縮機構が比較的伸びている状態を現わしているものである。
図5に示す通り、手動式伸縮調整機構17は、長尺状の外筒20と、一端が外筒20の内側にて摺動する内棒30と、外筒20に固着されるとともに操作者がオフセットフレーム11を揺動させるための揺動力を発生させるための把持部40とを備えており、さらに、内棒30の一端が外筒20の内側にて摺動した際に外筒20に対する内棒30の位置をロックするロック機構部50を備えている。
さらに、ロックピン51には弾性部材55が備わっており、弾性部材55の弾性力により、常に、内孔部35に挿入される方向、つまり、ロックされる方向に付勢されている。
図6(a)に示す状態は、弾性部材55の弾性力により、ロックピン51が内孔部35に挿入される方向に付勢されている状態を示しており、手動式伸縮調整機構17の伸縮状態がロックされている状態を示すものである。
つまり、操作者によるロック解除操作部52の操作が一切行われていない状態を示すものでもある。
そうすると、図6(b)に示す通り、ロックピン51が内孔部35から抜かれるとともに、操作された際のロック解除操作部52の位置と、把持部40との位置とが近接する、又は、当接する位置関係となっている。
このため、操作者はロック解除操作部52と一緒に把持部40についても同時に片手持ちするように掴むことで、容易にロック解除操作部52を操作させることができ、手動式伸縮調整機構17の伸縮に係るロック状態が解除されることとなる。
図6(b)にて示した通り、操作者の片手操作(把持操作)により、手動式伸縮調整機構17の伸縮に係るロック状態が解除され、その結果、外筒20と内棒30とが互いに摺動可能となる。そして、図6(c)に示す通り、内棒30が外筒20に対して、摺動することが可能となり、手動式伸縮調整機構17が全体的に伸びることが可能となる。
ここにおいて図7は、ヒッチフレーム6に対してオフセットフレーム11が揺動自在に連結された構成であって、ヒッチフレーム6とオフセットフレーム11との間に手動式伸縮調整機構17を架け渡した構成として示すものである。
また、図7(d)は、オフセットフレーム11が、走行機体90の走行方向に対して揺動していない状態を示すものである。
そして、ロック解除操作部52及び把持部40を同時に掴みながら、オフセットフレーム11を走行機体90の走行方向左側に向けて僅かに回動操作させた後、ロック解除操作部52のみを放すと、ロックピン51が弾性部材55によって内棒30に付勢され続けるものの、挿入すべき孔部(内孔部36e)に到達するまでロックされることがない。
この場合、先述した通り、図7(d)に示す状態においてロック解除操作部52を回動させてロックピン51を内孔部36dから抜き、オフセットフレーム11を図7(a)に示す状態になるまで、走行機体90の走行方向右側に揺動させ、その後、操作者がロック解除操作部52を放して手動式伸縮調整機構17の長さをロックしても可能である。
その後、図7(a)に示す状態に到達した段階で、ロックピン51が弾性部材55によって自動的に内孔部36aに挿入されて、手動式伸縮調整機構17の長さがロックされることとなる。
先に示した第1実施形態では、ヒッチフレーム6に対してオフセットフレーム11が揺動自在に連結された構成に、手動式伸縮調整機構17を架け渡した構成として示したが、第2実施形態は、オフセットフレーム11、リンク部材13、ヒッチフレーム6及び回動支持アーム15によって構成される四節リンク機構に、手動式伸縮調整機構17を設けたものである。
また、図8(b)は、オフセットフレーム11が、走行機体90の走行方向に対して揺動していない状態を示すものである。
そして、ロック解除操作部52及び把持部40を同時に掴みながら、オフセットフレーム11を走行機体90の走行方向左側に向けて僅かに回動操作させた後、ロック解除操作部52のみを放すと、ロックピン51が弾性部材55によって内棒30に付勢され続けるものの、挿入すべき孔部(内孔部37e)に到達するまでロックされることがない。
つまり、図示は省略するものの、手動式伸縮調整機構17を回動支持アーム15とオフセットフレーム11との間に架け渡す配置構成、又は、回動支持アーム15とリンク部材13との間に架け渡す配置構成、若しくは、ヒッチフレーム6とリンク部材13との間に架け渡す配置構成としても良く、手動式伸縮調整機構17の配置構成を限定するものではない。
この場合、手動式伸縮調整機構17をヒッチフレーム6及び回動支持アーム15に連結する必要がなくなるため、走行機体90に固定されるヒッチフレーム6における省スペース化を図るとともに、作業部60が連結される回動支持アーム15においても省スペース化を図ることができ、畦塗り機における他の構成部品等との干渉を極力回避することができる。
そして、所望の位置まで畦塗り機を揺動させた際に、その片手を放すことで自動的に揺動状態がロックされるため、操作性が格段に向上することとなる。
6 ヒッチフレーム
10 オフセット機構部
11 オフセットフレーム
13 リンク部材
15 回動支持アーム
17 手動式伸縮調整機構
20 外筒
25 ロックピンガイド筒
30 内棒
35 内孔部
40 把持部
50 ロック機構部
51 ロックピン
52 ロック解除操作部
53 ロックバー
54 支持軸部
55 弾性部材
90 走行機体
Claims (5)
- 走行機体に装着されるオフセット作業機であって、
前記走行機体の走行により作業を行う作業位置と、前記走行機体の後方に配置され作業を行わない非作業位置とに移動が可能な作業部と、
該作業部を前記作業位置と前記非作業位置との間で移動させる揺動機構と、
該揺動機構に装着されるとともに、該揺動機構における揺動を行うために伸縮して伸縮状態をロック自在とする手動式伸縮調整機構と、を備え、
前記手動式伸縮調整機構は、前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態のロック状態を解除する可動式のロック解除操作部と、該ロック解除操作部に近接した位置に設けられた固定式の把持部と、前記把持部が設けられた長尺状の外筒と、該外筒の内側にて一端が摺動する内棒と、一端に前記ロック解除操作部を有するロックバーと、を備え、前記ロックバーにはロックピンが設けられ、前記内棒には前記ロックピンが挿入されることで前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態をロック状態にする内孔部が設けられていることを特徴とするオフセット作業機。 - 走行機体の進行方向後方側に装着されるヒッチフレームと、該ヒッチフレームに基端部を回動自在に連結されて後方側へ配設されるオフセットフレームと、前記ヒッチフレームと前記オフセットフレームとの間に架け渡されるとともに前記オフセットフレームを前記ヒッチフレームに対して揺動させるため伸縮して伸縮状態をロック自在とする手動式伸縮調整機構と、を有するオフセット作業機であって、
前記手動式伸縮調整機構は、前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態のロック状態を解除する可動式のロック解除操作部と、該ロック解除操作部に近接した位置に設けられた固定式の把持部と、前記把持部が設けられた長尺状の外筒と、該外筒の内側にて一端が摺動する内棒と、一端に前記ロック解除操作部を有するロックバーと、を備え、前記ロックバーにはロックピンが設けられ、前記内棒には前記ロックピンが挿入されることで前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態をロック状態にする内孔部が設けられていることを特徴とするオフセット作業機。 - 走行機体の進行方向後方側に装着されるヒッチフレームと、該ヒッチフレームに基端部を回動自在に連結されて後方側へ配設されるオフセットフレーム及びリンク部材と、前記オフセットフレーム及び前記リンク部材と回動自在に連結される回動支持部材と、前記ヒッチフレームと前記オフセットフレーム又は前記リンク部材との間に、若しくは、前記回動支持部材と前記オフセットフレーム又は前記リンク部材との間に、又は、前記オフセットフレームと前記リンク部材との間に架け渡されるとともに前記オフセットフレーム及び前記リンク部材を前記ヒッチフレーム及び前記回動支持部材に対して揺動させるため伸縮して伸縮状態をロック自在とする手動式伸縮調整機構と、を有するオフセット作業機であって、
前記手動式伸縮調整機構は、前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態のロック状態を解除する可動式のロック解除操作部と、該ロック解除操作部に近接した位置に設けられた固定式の把持部と、前記把持部が設けられた長尺状の外筒と、該外筒の内側にて一端が摺動する内棒と、一端に前記ロック解除操作部を有するロックバーと、を備え、前記ロックバーにはロックピンが設けられ、前記内棒には前記ロックピンが挿入されることで前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態をロック状態にする内孔部が設けられていることを特徴とするオフセット作業機。 - 前記ロック解除操作部及び前記把持部は、片手で同時に掴むことが可能な位置関係を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のオフセット作業機。
- 前記ロック解除操作部は、前記ロックピンが挿入された弾性部材により、前記手動式伸縮調整機構の伸縮状態のロック状態を維持するように付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオフセット作業機。
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