JP5777833B1 - 流体撹拌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】供給する熱湯によって収容容器内の流体の撹拌を行い、しかも、外部から撹拌に要するエネルギの供給を行わないこと。【解決手段】液体を収容できる収容容器1の開口端1aに基体部10を載置し、収容容器1に収容された撹拌部20をロッド部30に機械的に接続し、ロッド部30の垂直軸を中心に液体中で回転自在とした。また、撹拌部20に接続されたロッド部30は、ロッド部30の上部が羽根車部40に取付けられており、羽根車部40はその接線方向に流体が供給される。このとき、羽根車部40の回転力を得る流体は、上部の開口面積が広い流体供給部50から供給され、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くした噴射口51から突出する流体を衝突させ、羽根車部40の回転をロッド部30に接続された収容容器1に収容された撹拌部20に伝達され、液体中で撹拌部20が回転して撹拌を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、熱湯を供給するのみで、インスタント味噌汁、インスタントコーヒー、ココア等の粉体と熱湯とを撹拌し、適当な混ざり具合のインスタント味噌汁、インスタントコーヒー、ココアを得る流体撹拌装置に関するもので、特に、収容容器に入れた粉体に熱湯を供給するのみで、その中に供給された粉体をかきまぜる流体撹拌装置に関するものである。
この種の流体撹拌装置としては電子レンジ内で使用することが前提となるものの、自己で撹拌するマドラーが特許文献1で公知である。この特許文献1のマドラーの使用は、マドラーの頭部のねじ込み式キャップを開け、その中に水を入れ、そして、温めたい液体の入ったコップにマドラーを差し込み、コップごと電子レンジ内に入れて電子レンジのスイッチを入れる。しばらくすると、特許文献1のマドラーの容器内に入れた水が沸騰して蒸気を発生する。その蒸気がノズルから勢い良く噴出して軸を回転させる。その軸の先にはスクリューが付いているのでコップ内の液体をスクリューが撹拌する。その作用がコップ内の液体の上下温度差を解消する。電子レンジが出すマイクロ波はコップ内の液体を温めると同時に、特許文献1のマドラー上方の容器内の水を沸騰させ、同時にマドラーを回転させる。
容器内の水が沸騰するまでには少し時間がかかり、特許文献1のマドラーが直ちに回転しないが、その時点までにはコップ内の液体も温まっていないので撹拌する必要がない。また、容器内に入れたリング状のニクロム線は、マイクロ波で発熱し、蒸気発生を補助するためのものであり、マイクロ波で発熱する性質のものであればよい。そして、容器自体がマイクロ波で発熱する性質の素材であれば入れる必要はなくなる。なお、ノズルの長さ調節する管は丁度内接する少し細めの管を内側に入れた構造であり、長さを調節できるようになっており、梃子の原理により長くすれば回転力が強くなり、粘性のある液体を混ぜるときには長くして使用される。
特許文献1は電子レンジでコップ等の縦長の容器に入れた液体を温めたときに起こる上下位置の温度差を解消でき、また、上方の暖まり過ぎにおける液体の品質の劣化を防ぎ、液体全体が同温度で上昇していくようになるので、温度を把握し易く、目的の温度に温めることができる。特に、かき混ぜながら熱してなめらかさを出す粉末スープ等には最適で、電子レンジから出した後、混ぜるとダマになるような失敗も防げるという発明が開示されている。
このように、特許文献1は、電子レンジの中で行う加熱に対して人手を使用することなく、コップ等の縦長の容器に入れた液体の位置に応じた温度差が発生しないようにしている。このとき、特許文献1はマドラーの容器内に入れた水が沸騰して蒸気を発生することから、その蒸気がノズルから勢い良く出て軸を回転させるので、軸の先端に配設されているスクリューが回転し、コップ内の液体を撹拌し、コップ内の液体の上下位置の温度差をなくすことになる。
ところが、コップ内の液体とマドラーの容器内に入れた水の抵抗、誘電率等の負荷の大小によって電子レンジの出力分担(負荷)が決定されるから、スクリューが回転するまでの時間差が生じる。また、コップ内の液体とマドラーの容器内に入れた水の負荷の違いにより、電子レンジが稼働していても、マドラーの容器のノズルから水蒸気が噴出しなくなる場合も生じる。また、マドラー容器のノズルから水蒸気を噴出させる場合、マドラー容器の湯温を95℃以上に上げる必要があり、50〜90℃の熱湯の温度では回転が生じない。また、電子レンジ内がマドラー容器のノズルから湯を噴出させると、電子レンジ内の空気及び水蒸気等の誘電体のtanδが変化し電子レンジによる加熱時間が安定しないという問題もある。
また、特許文献1の発明は、電子レンジによる加熱が前提となっているが、インスタント食品のように、粉体と熱湯とを撹拌するとき、コップ内の液体とマドラーの容器内の液体を撹拌すれば、省エネ的な対応が可能となる。
また、特許文献1の発明は、電子レンジによる加熱が前提となっているが、インスタント食品のように、粉体と熱湯とを撹拌するとき、コップ内の液体とマドラーの容器内の液体を撹拌すれば、省エネ的な対応が可能となる。
そこで、本発明は、かかる従来の問題点を解消し、供給する必要量の熱湯によって収容容器内の撹拌を行い、しかも、外部から前記撹拌に要するエネルギの供給を行うことのない流体撹拌装置の提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかる流体撹拌装置の基体部は、液体を収容自在な収容容器の開口端に載置される。また、撹拌部は前記収容容器に収容され、垂直軸を中心に液体中で回転自在に設定される。そして、ロッド部は前記撹拌部を前記垂直軸中心に回転させる連結手段で、前記撹拌部の中心に機械的に接続され、前記ロッド部の前記垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によって前記ロッド部が前記垂直軸中心に回転する回転力を得る前記ロッド部と機械的に接続され、回転自在に前記基体部に取付けられた羽根車部の回転羽根と、上部の開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くし、前記羽根車部の回転力を得る流体流を供給する流体供給部を具備するものである。
ここで、上記基体部は、液体を収容自在な収容容器の開口端に載置されるもので、密着する構造としてもよいし、接合する構造としてもよい。一般的には、2色成形により、収容容器の開口端側に位置する合成樹脂を軟質系で、その反対側を硬質系で形成している。勿論、軟質系としてはエラストマーとすることもできる。勿論、単一の樹脂で形成してもよい。
また、液体を収容自在な収容容器の開口端に基体部が載置されるから、車両の運転中に交差点で停止したとき、流体撹拌装置をセットすれば、走行中に車両が揺れても収容された液体が漏れたり、こぼれたりしない。
上記撹拌部は、前記収容容器に収容され、垂直軸を中心に液体中で垂直軸を中心として回転するもので、垂直軸からの撹拌する端部までの距離は、所望の撹拌ができる程度であって、それよりも長くしないのが望ましい。
ここで、上記基体部は、液体を収容自在な収容容器の開口端に載置されるもので、密着する構造としてもよいし、接合する構造としてもよい。一般的には、2色成形により、収容容器の開口端側に位置する合成樹脂を軟質系で、その反対側を硬質系で形成している。勿論、軟質系としてはエラストマーとすることもできる。勿論、単一の樹脂で形成してもよい。
また、液体を収容自在な収容容器の開口端に基体部が載置されるから、車両の運転中に交差点で停止したとき、流体撹拌装置をセットすれば、走行中に車両が揺れても収容された液体が漏れたり、こぼれたりしない。
上記撹拌部は、前記収容容器に収容され、垂直軸を中心に液体中で垂直軸を中心として回転するもので、垂直軸からの撹拌する端部までの距離は、所望の撹拌ができる程度であって、それよりも長くしないのが望ましい。
そして、上記ロッド部は、前記撹拌部を前記垂直軸中心に回転させるべく、前記撹拌部の中心に機械的に接続されたものであり、特別な事例を除き、当該ロッド部と前記撹拌部とは当該ロッド部の周りを前記撹拌部が回動しないように固着されている。ここで特別な事例とは、前記ロッド部に対して前記撹拌部を回動自在に接続し、前記撹拌部の温度上昇で、前記ロッド部に形成されている複数の条の螺旋によって前記撹拌部を回動させながら上昇させることもできる。
更に、上記羽根車部の回転羽根は、前記ロッド部の前記垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によって前記ロッド部が前記垂直軸中心に回転する回転力を得て、前記ロッド部と機械的に接続され、回転自在に前記基体部に取付けられている。この羽根車部の一枚の回転羽根と流体の供給は、流体が垂直に衝突するように構成されている。
更にまた、上記流体供給部は、上部開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に対して流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くし、前記羽根車部の回転力を得る流体流を供給するものである。ここで、上部開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に対して流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くとは、流体を注ぎ易くする構造であり、好ましくはロート状に開口側が広い面積であればよい。
更に、上記羽根車部の回転羽根は、前記ロッド部の前記垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によって前記ロッド部が前記垂直軸中心に回転する回転力を得て、前記ロッド部と機械的に接続され、回転自在に前記基体部に取付けられている。この羽根車部の一枚の回転羽根と流体の供給は、流体が垂直に衝突するように構成されている。
更にまた、上記流体供給部は、上部開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に対して流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くし、前記羽根車部の回転力を得る流体流を供給するものである。ここで、上部開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に対して流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くとは、流体を注ぎ易くする構造であり、好ましくはロート状に開口側が広い面積であればよい。
請求項2の発明にかかる流体撹拌装置の前記垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部は、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部が、前記ロッド部の外周に形成されたボールネジにより、回転と上昇を同時に行わせたものである。
ここで、前記ロッド部の外周にボールネジを形成し、それを前記羽根車部によって回転させると、前記羽根車部が最初は前記ロッド部の先端の接触抵抗により、一体となって回転する。しかし、前記ロッド部の先端の前記撹拌部は、その温度上昇によって接触抵抗が低下し、前記ロッド部の外周に形成されているボールネジに従って回転しながら上下移動する。
ここで、前記ロッド部の外周にボールネジを形成し、それを前記羽根車部によって回転させると、前記羽根車部が最初は前記ロッド部の先端の接触抵抗により、一体となって回転する。しかし、前記ロッド部の先端の前記撹拌部は、その温度上昇によって接触抵抗が低下し、前記ロッド部の外周に形成されているボールネジに従って回転しながら上下移動する。
請求項3の発明にかかる流体撹拌装置の前記垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部は、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部が、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝により、回転及び上昇・下降を自在としたものである。
ここで、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝とは、前記羽根車部の回転羽根との間に回転自在で、そこにスリップが生じないように嵌合させ、前記ロッド部の上下動によって前記撹拌部が回転しながらも、上昇・下降を自在としたものである。
ここで、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝とは、前記羽根車部の回転羽根との間に回転自在で、そこにスリップが生じないように嵌合させ、前記ロッド部の上下動によって前記撹拌部が回転しながらも、上昇・下降を自在としたものである。
請求項4の発明にかかる流体撹拌装置の前記撹拌部と前記羽根車部の回転羽根との前記ロッド部からの距離は、前記撹拌部が前記羽根車部の回転羽根の長さ以下に形成したものである。
ここで、前記撹拌部と前記ロッド部からの距離、前記羽根車部の回転羽根と前記ロッド部からの距離は、前記撹拌部の長さが短く、前記羽根車部の回転羽根の長さ以下に設定したものである。
ここで、前記撹拌部と前記ロッド部からの距離、前記羽根車部の回転羽根と前記ロッド部からの距離は、前記撹拌部の長さが短く、前記羽根車部の回転羽根の長さ以下に設定したものである。
請求項1の流体撹拌装置は、液体を収容できる収容容器の開口端に全体装置のベースとなる基体部を載置する。前記収容容器に収容された撹拌部は、ロッド部に機械的に接続されており、前記ロッド部の垂直軸を中心に液体中で回転自在である。また、前記撹拌部に接続された前記ロッド部は、前記ロッド部の上部が羽根車部の回転羽根に取付けられており、そして、前記羽根車部の回転羽根はその回転円の接線方向に流体が供給される。このとき、前記羽根車部の回転力を得る流体は、上部の開口面積が広い流体供給部から供給され、前記羽根車部の回転羽根に対して開口面積を狭くした噴射口から突出する流体を衝突させ、前記羽根車部の回転を前記ロッド部に接続された収容容器に収容された前記撹拌部に伝達され、液体中で前記撹拌部が回転し、撹拌を行う。
したがって、前記収容容器にインスタントコーヒー、ココア等の粉体と熱湯とを前記撹拌部で撹拌し、粉体等を所望の混ざり具合とすることができる。特に、前記羽根車部の回転羽根の回転力を得る流体として、上部開口面積が広い流体供給部から、前記羽根車部の回転羽根に対して開口面積を狭くし、噴射口から突出する流体を衝突させているから、前記撹拌部が逆転することなく特定方向に回転し、前記収容容器の内容物を撹拌できる。
したがって、前記収容容器にインスタントコーヒー、ココア等の粉体と熱湯とを前記撹拌部で撹拌し、粉体等を所望の混ざり具合とすることができる。特に、前記羽根車部の回転羽根の回転力を得る流体として、上部開口面積が広い流体供給部から、前記羽根車部の回転羽根に対して開口面積を狭くし、噴射口から突出する流体を衝突させているから、前記撹拌部が逆転することなく特定方向に回転し、前記収容容器の内容物を撹拌できる。
請求項2の流体撹拌装置において、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部は、前記ロッド部の外周に形成されたボールネジにより、撹拌部は回転と上昇を前記ロッドの回転によって行わせるものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、前記撹拌部は同一の深さの撹拌に留まることなく、収容容器の底部から上方向の撹拌を行うことができる。これによって、広い範囲の撹拌を行わせることができる。また、前記ロッド部の外周に形成されたボールネジと前記羽根車部の軸孔の接触抵抗によって、初期に前記ロッド部が一体となって回転し、その後、撹拌部を移動させることができる。
請求項3の流体撹拌装置の前記垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部は、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部が、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝により、撹拌部の回転及び撹拌部の上昇・下降を自在としたものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝と嵌合する前記羽根車部の回転羽根の軸は、前記ロッド部の長さ方向のみに摺動自在であるから、必要に応じて人為的に上昇・下降を自在に行うことができる。この上昇・下降は撹拌部の位置の設定として使用することができる。
請求項4の流体撹拌装置の前記撹拌部と前記羽根車部の回転羽根との前記ロッド部からの距離は、前記撹拌部が前記羽根車部の回転羽根以下に小さく形成したものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、前記撹拌部が前記羽根車部の回転羽根の長さ以下に形成したものであるから、前記羽根車部の力のモーメントが大きくなり、前記撹拌部が前記羽根車部よりも小さいから、前記撹拌部は前記羽根車部の回転羽根の制御に従い、何倍かの力のモーメントで前記撹拌部の回転を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
[実施の形態]
湯等の液体を収容自在なコップ、マグカップ、コーヒーカップ、ティーカップ等の収容容器1は、ガラス、金属、陶磁器等で形成されているものでも、他の材料からなるものでもよい。本実施の形態では、ガラス製のコップの事例で説明するが、通常、ステンレス製のマグカップ等、底の面積が広い自立安定性の高いものが使用される。
湯等の液体を収容自在なコップ、マグカップ、コーヒーカップ、ティーカップ等の収容容器1は、ガラス、金属、陶磁器等で形成されているものでも、他の材料からなるものでもよい。本実施の形態では、ガラス製のコップの事例で説明するが、通常、ステンレス製のマグカップ等、底の面積が広い自立安定性の高いものが使用される。
収容容器1の開口端1aには、本実施の形態の流体撹拌装置を構成する本体の基本部分となる基体部10が載置される。基体部10は合成樹脂で形成されており、収容容器1の開口端1aと接触する位置は、軟質合成樹脂で形成され、それ以外は硬質合成樹脂で形成されている。詳しくは、収容容器1の開口端1aと接触する位置は、特定サイズのみに適合しないで各種の寸法に適合するフリーサイズとすべくテーパとしている。このテーパにすることにより、収容容器1の開口端1aと密に接触し、液漏れがない。勿論、本発明を実施する場合には、マグカップ等の専用の収容容器1とすることもできる。
収容容器1に収容される撹拌部20は、垂直軸を中心に液体中で水平に回転する撹拌機能を有す。撹拌部20は、中心でロッド部30と接続される中心部材とその周囲にコ字状に90度または45度または30度毎に配設した撹拌部材21を有している。撹拌部材21は同一形状としてもよいが、撹拌部20の中心からの距離を幾つかに分けて設けるのが望ましい。撹拌部20のバランスからすると2種類、3種類の長さの組み合わせが望ましい。撹拌部20の中心からの距離を幾つかに分けて設けると、撹拌時に撹拌部20の中心から特定の距離の撹拌のみが行われるのではなく、広い範囲の撹拌が可能となる。また、負荷の大きさは、それらの平均値となり、効率の良い撹拌が可能となる。
撹拌部20を垂直軸中心に回転させるロッド部30は、撹拌部20の中心に機械的に接続される。このロッド部30は、後述する羽根車部40の回転を撹拌部20に伝えるものであり、本実施の形態においては中実丸棒である。そのロッド部30の下端は、尖軸になっており、収容容器1の底面には当接してもピボットとなるようにしている。勿論、半球状態としてもよい。ロッド部30の下端から2〜10mmの範囲で撹拌部20の下端が位置するようになっている。なお、撹拌部20の上下幅は、20〜40mmであるが、厳格にこの数値内を維持すべきものではない。
ロッド部30の上部には、回転羽根41を有する羽根車部40が配設されている。羽根車部40の回転羽根41は、ロッド部30の垂直軸中心に描いた円の接線方向に供給する流体によってロッド部30の垂直軸中心に回転する回転力を得るもので、ロッド部30と機械的に接続され、回転自在に基体部10に取付けられている。ここで、詳しくは、羽根車部40は複数の羽根を有していて、本実施の形態では30度毎に回転羽根41が計12枚有しており、羽根車部40の中心はスラスト軸受43を収納する円筒軸42となっており、円筒軸42にはスラスト軸受43が配設され、羽根車部40の回転羽根41の回転を自在としている。スラスト軸受43は回転羽根41の荷重が加わっても、回転羽根41の回転がスムーズに行われるように回転羽根41を受材44で受けている。
羽根車部40の計12枚の回転羽根41は、その受面が後述する流体供給部50の噴射口51からの液体流が面に直角に衝突するように各回転羽根41の形状を決定している。羽根車部40はスラスト軸受43でその荷重を受けている。即ち、羽根車部40に配設したスラスト軸受43は、下部を受材44で受けている。図1に示す受材44は、扇型の開口を有するリング状の外環44aと円筒軸42の間は複数本の接続体44bによって繋がっている。
このように受材44の開口は、流体供給部50から供給された熱湯が下に落下しやすく、また、スラスト軸受43を所定の位置に固着するように保持力を加えている。本実施の形態では、受材44の外周に螺合するネジ44cを形成し、そのネジ44cによって締め付けられているが、本発明を実施する場合には、基体部10または流体供給部50に接着剤で接合してもよい。
なお、本実施の形態の回転羽根41、回転羽根41の中心の円筒軸42、そこに収容されるスラスト軸受43、スラスト軸受43の下部を受ける受材44は、羽根車部40を構成している。
このように受材44の開口は、流体供給部50から供給された熱湯が下に落下しやすく、また、スラスト軸受43を所定の位置に固着するように保持力を加えている。本実施の形態では、受材44の外周に螺合するネジ44cを形成し、そのネジ44cによって締め付けられているが、本発明を実施する場合には、基体部10または流体供給部50に接着剤で接合してもよい。
なお、本実施の形態の回転羽根41、回転羽根41の中心の円筒軸42、そこに収容されるスラスト軸受43、スラスト軸受43の下部を受ける受材44は、羽根車部40を構成している。
羽根車部40の上部には、上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体を供給する流体供給部50が配設されている。流体供給部50はその上部の開口面積は注ぎ口としての開口面積を広くとっている。また、羽根車部40の回転羽根41に衝突させる噴射口51は、流体供給部50に収容された流体の速度が得られるようにその開口を決めている。通常、流体供給部50は注ぎ口として及び噴射口51からの噴射速度を速くするものであり、貯蔵用タンクとして機能するものではない。
流体供給部50の噴射口51は、流体供給部50の最下部に設けられており、しかも、羽根車部40の回転羽根41の半径方向の伸びに対して垂直に衝突するような位置であり、羽根車部40の回転羽根41の面の最外周位置に配設されている。羽根車部40から見れば、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51は、羽根車部40の回転力を得る流体流を羽根車部40の回転羽根41が描く円に対して流体を接線方向に供給している。回転羽根41の最外周は、機械的強度を確保するために環状リング41aを形成している。したがって、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51は、外周の環状リング41aの内径内に配設される。
この羽根車部40の回転羽根41に対する流体を衝突させる噴射口51の位置は、羽根車部40の中心から距離L4だけ離れているとすると、撹拌部20の撹拌部材21の平均位置L2との関係が、L4≧L2としている。
この羽根車部40の回転羽根41に対する流体を衝突させる噴射口51の位置は、羽根車部40の中心から距離L4だけ離れているとすると、撹拌部20の撹拌部材21の平均位置L2との関係が、L4≧L2としている。
前記L4≧L2は、力のモーメントが羽根車部40側を大きく、また、撹拌部20側が小さく設定され、撹拌部20と羽根車部40の回転羽根41との回転がスムーズになるように設定されている。スラスト軸受43もその意味で接触抵抗を大きくしたくないので、摩擦抵抗の少ないものを使用している。
しかし、羽根車部40側の力のモーメントが大きいのが望ましいことから、羽根車部40に対する流体を衝突させる噴射口51の位置は、羽根車部40の回転羽根41の中心から最大距離(半径)だけ離れ、羽根車部40の中心から離れる距離L4を大きくするのが望ましい。
しかし、羽根車部40側の力のモーメントが大きいのが望ましいことから、羽根車部40に対する流体を衝突させる噴射口51の位置は、羽根車部40の回転羽根41の中心から最大距離(半径)だけ離れ、羽根車部40の中心から離れる距離L4を大きくするのが望ましい。
羽根車部40の中央に配設したスラスト軸受43は、その底面を受材44で保持しているが、スラスト軸受43の内側は、中央にロッド部30が通過している。ロッド部30と羽根車部40との関係は、図2に示すように、ロッド部30が羽根車部40の回転をそのまま伝える接続であればよい。
また、図4に示す変形例のように、ロッド部30が断面三角柱状に形成された棒材(断面三角柱状以上の角数に形成された棒材であればよい)である場合には、クッション性のあるゴム製または合成樹脂製のブッシュ45aを介してロッド部30と羽根車部40とを接続している。ブッシュ45aにより回転力を羽根車部40からロッド部30に伝えることができる。しかし、ロッド部30の長さ方向に押したり、引いたりすれば、それに伴って、ロッド部30の尖軸位置が収容容器1の底面に当接しないようにできる。また、その位置も任意に変動させることができる。更に、上下動の撹拌を行うこともできる。
即ち、ブッシュ45aはスラスト軸受43の内径が円であり、ロッド部30を丸棒とすれば、特定の位置で撹拌する機能とすることができる。また、スラスト軸受43の内径との間に僅かな滑りを生じさせることにより、ロッド部30の上下動もできる。
また、図4に示す変形例のように、ロッド部30が断面三角柱状に形成された棒材(断面三角柱状以上の角数に形成された棒材であればよい)である場合には、クッション性のあるゴム製または合成樹脂製のブッシュ45aを介してロッド部30と羽根車部40とを接続している。ブッシュ45aにより回転力を羽根車部40からロッド部30に伝えることができる。しかし、ロッド部30の長さ方向に押したり、引いたりすれば、それに伴って、ロッド部30の尖軸位置が収容容器1の底面に当接しないようにできる。また、その位置も任意に変動させることができる。更に、上下動の撹拌を行うこともできる。
即ち、ブッシュ45aはスラスト軸受43の内径が円であり、ロッド部30を丸棒とすれば、特定の位置で撹拌する機能とすることができる。また、スラスト軸受43の内径との間に僅かな滑りを生じさせることにより、ロッド部30の上下動もできる。
また、図5及び図6、図7(a)に示すように、ロッド部30a、ロッド部30bの周囲にその長さ方向の溝を形成することにより、ロッド部30と回転羽根41との相対回転は不可能であるが、上下動はスムーズに移動を行う構成とすることができる。
更に、図7(a)及び図7(b)に示すロッド部30bまたはロッド部30cの周囲の長さ方向の線状を20〜50mmで1回転の螺旋とし、ブッシュ45を金属または合成樹脂とすることにより、液体中で回転する撹拌部20とすることができる。即ち、ロッド部30aまたはロッド部30b、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝は、ブッシュ45aまたはブッシュ45bとの間に上下動自在に嵌合すると、撹拌部20が回転しながらも、上昇・下降を自在とすることができる。
更に、図7(a)及び図7(b)に示すロッド部30bまたはロッド部30cの周囲の長さ方向の線状を20〜50mmで1回転の螺旋とし、ブッシュ45を金属または合成樹脂とすることにより、液体中で回転する撹拌部20とすることができる。即ち、ロッド部30aまたはロッド部30b、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝は、ブッシュ45aまたはブッシュ45bとの間に上下動自在に嵌合すると、撹拌部20が回転しながらも、上昇・下降を自在とすることができる。
この機構は、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30との関係以外にも、ロッド部30b、ロッド部30cと撹拌部20との間に図7に示す機能を持たせることができる。
例えば、ロッド部30の外周に形成された長さ方向の溝または図7(a)に示す多角形の棒鋼を使用することにより、撹拌部20の上昇・下降を自在とするロッド部30b、ロッド部30cとすることもできる。
また、図7(b)のように、2条以上の複数条ボールネジをロッド部30cとし、そのロッド部30cに撹拌部20を噛み合わせ、撹拌部20の温度上昇により、両者間の一体性が低下したとき、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の螺旋と嵌合する撹拌部20は、ロッド部30cの長さ方向に摺動自在であり、かつ、回転しての移動が可能となる。
即ち、羽根車部40の回転羽根41と機械的に接続されたロッド部30,30a,30b、ロッド部30cは、ロッド部30cの外周に形成された2条以上の複数条ボールネジにより、撹拌部20は回転と上昇をロッド部30bの回転によって行わせるから、撹拌部20は同一の深さの撹拌に留まることなく、収容容器1の底部から上方向の撹拌を行うことができる。これによって、広い範囲の撹拌を行わせることができる。また、ロッド部30cの外周に形成された2条以上の複数条ボールネジと羽根車部40の軸孔の接触抵抗によって、初期にロッド部30cが一体となって回転し、その後、撹拌部20を移動させることができる。特に、ロッド部30cを複数条としてものは、複数条ボールネジと撹拌部20の力のバランスがとれているので、自己回転が自在である。
例えば、ロッド部30の外周に形成された長さ方向の溝または図7(a)に示す多角形の棒鋼を使用することにより、撹拌部20の上昇・下降を自在とするロッド部30b、ロッド部30cとすることもできる。
また、図7(b)のように、2条以上の複数条ボールネジをロッド部30cとし、そのロッド部30cに撹拌部20を噛み合わせ、撹拌部20の温度上昇により、両者間の一体性が低下したとき、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の螺旋と嵌合する撹拌部20は、ロッド部30cの長さ方向に摺動自在であり、かつ、回転しての移動が可能となる。
即ち、羽根車部40の回転羽根41と機械的に接続されたロッド部30,30a,30b、ロッド部30cは、ロッド部30cの外周に形成された2条以上の複数条ボールネジにより、撹拌部20は回転と上昇をロッド部30bの回転によって行わせるから、撹拌部20は同一の深さの撹拌に留まることなく、収容容器1の底部から上方向の撹拌を行うことができる。これによって、広い範囲の撹拌を行わせることができる。また、ロッド部30cの外周に形成された2条以上の複数条ボールネジと羽根車部40の軸孔の接触抵抗によって、初期にロッド部30cが一体となって回転し、その後、撹拌部20を移動させることができる。特に、ロッド部30cを複数条としてものは、複数条ボールネジと撹拌部20の力のバランスがとれているので、自己回転が自在である。
羽根車部40は流体供給部50に対して回動自在に配設されるが、基体部10の開口端1aに載置される位置を除き、基体部10は硬質合成樹脂からなるので基体部10に配設してもよい。即ち、羽根車部40は上側に位置する流体供給部50の下部にあり、また、基体部10の上部位置にあるから、羽根車部40は流体供給部50と基体部10の何れに一体化してもよい。
そもそも、基体部10と羽根車部40と流体供給部50は、羽根車部40が回転自在に配設される他は、硬質合成樹脂で一体成型してもよいし、接着剤で接着してもよい。また、機械的に接続してもよい。
そもそも、基体部10と羽根車部40と流体供給部50は、羽根車部40が回転自在に配設される他は、硬質合成樹脂で一体成型してもよいし、接着剤で接着してもよい。また、機械的に接続してもよい。
次に、本実施の形態の流体撹拌装置の動作について説明する。
まず、本実施の形態の流体撹拌装置は、液体を収容する収容容器1の開口端1aに基体部10を載置する。このとき、基体部10側は下側が細いテーパとなっているから、収容容器1の開口端1aに嵌合し、密に接合される。この状態で熱湯を供給すると、収容容器1と基体部10との間に圧力を逃がす隙間がなくなるので、通常、基体部10側に図3に示すリーク路11を形成し、圧力上昇を抑えている。なお、リーク路11を形成しなかったとしても、ロッド部30の周囲から排出することができる。
特に、液体を収容自在な収容容器1の開口端1aに基体部10が載置されるから、車両の運転中に交差点で停止したとき、流体撹拌装置をセットすれば、走行中に車両が揺れても収容された液体が漏れたり、こぼれたりしない。勿論、本発明を実施する場合には、基体部10は収容容器1を保持する形態であればよい。
まず、本実施の形態の流体撹拌装置は、液体を収容する収容容器1の開口端1aに基体部10を載置する。このとき、基体部10側は下側が細いテーパとなっているから、収容容器1の開口端1aに嵌合し、密に接合される。この状態で熱湯を供給すると、収容容器1と基体部10との間に圧力を逃がす隙間がなくなるので、通常、基体部10側に図3に示すリーク路11を形成し、圧力上昇を抑えている。なお、リーク路11を形成しなかったとしても、ロッド部30の周囲から排出することができる。
特に、液体を収容自在な収容容器1の開口端1aに基体部10が載置されるから、車両の運転中に交差点で停止したとき、流体撹拌装置をセットすれば、走行中に車両が揺れても収容された液体が漏れたり、こぼれたりしない。勿論、本発明を実施する場合には、基体部10は収容容器1を保持する形態であればよい。
ここで、流体供給部50から熱湯を供給すると、噴射口51から熱湯が噴射する。噴射口51から噴射する熱湯は、羽根車部40の回転羽根41に衝突するから、羽根車部40は回転を開始し、そして、回転速度を上昇させる。羽根車部40はスラスト軸受43によってロッド部30側の負荷を軽減しているから、羽根車部40で発生した回転エネルギはロッド部30を介して撹拌部20の回転として伝えられる。撹拌部20は羽根車部40で発生した回転エネルギを用いて撹拌される。
即ち、収容容器1に収容された撹拌部20は、ロッド部30に機械的に接続されており、ロッド部30の垂直軸を中心に液体中で回転自在である。また、撹拌部20に接続されたロッド部30は、ロッド部30の上部が羽根車部40の回転羽根41に取付けられており、そして、羽根車部40の回転羽根41はその接線方向に流体が供給されている。したがって、羽根車部40で発生した回転エネルギはロッド部30を介して撹拌部20の回転として伝えられ、撹拌部20は羽根車部40の回転羽根41で発生した回転エネルギを用いて撹拌部材21で撹拌される。
このとき、羽根車部40の回転羽根41の回転力を得る熱湯等の流体は、上部の開口面積が広い流体供給部50から供給されているから、仮に、湯沸しのやかんから直接熱湯を供給しても、或いは魔法瓶、ステンレスポット等の保温ポットまたは湯沸しポットから熱湯を供給する場合でも、熱湯を受けやすいから流体供給部50から熱湯を漏らすことがない。
また、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くした噴射口51から突出する流体を衝突させるように、流体供給部50から供給した熱湯の速度及び位置エネルギを出しやすくしているので、効率よくその運動エネルギを使用できる。
また、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くした噴射口51から突出する流体を衝突させるように、流体供給部50から供給した熱湯の速度及び位置エネルギを出しやすくしているので、効率よくその運動エネルギを使用できる。
羽根車部40の回転羽根41の回転はロッド部30に接続された収容容器1に収容された撹拌部20に伝達し、熱湯等の液体中で撹拌部20が回転し、熱湯中の粉体等との撹拌を行うものであり、必ずしも、粉体と熱湯の組み合わせが必要なものではなく、熱湯または冷水、粉体、粒体の組み合わせ、または両者の中の1種類とすることができる。また、インスタント味噌汁のように具が入っているか、いないかも問うものではない。
また、撹拌する対象は撹拌部20の形状によっても特性が異なるから、撹拌部材21は、枠状のもの、或いはフォーク状のもの、板状のもの、スクリュー状のものとすることができる。
また、撹拌する対象は撹拌部20の形状によっても特性が異なるから、撹拌部材21は、枠状のもの、或いはフォーク状のもの、板状のもの、スクリュー状のものとすることができる。
このように、収容容器1にインスタントコーヒー、ココア等の粉体と熱湯とを撹拌部20で撹拌し粉体と熱湯等を所望の混ざり具合とすることができる。特に、羽根車部40の回転羽根41の回転力を得る流体として、上部の開口面積が広い流体供給部50から、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くし、噴射口51から流体を衝突させているから、撹拌部20が逆転することなく特定方向に回転し、収容容器1の内容物を撹拌できる。
以上のように、本実施の形態の流体撹拌装置は、液体を収容自在な収容容器1の開口端1aを保持し、開口端1aに載置される基体部10と、収容容器1に収容され、垂直軸を中心に液体中で水平に回転する撹拌部20と、撹拌部20を垂直軸中心に回転させるべく、撹拌部20の中心に機械的に接続されたロッド部30と、ロッド部30の垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によってロッド部30が垂直軸中心に回転する回転力を得るロッド部30と機械的に接続され、回転自在に基体部10に取付けられた羽根車部40と、上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体流を供給する流体供給部50を具備する。
本実施の形態の流体撹拌装置は、液体を収容できる収容容器1の開口端1aにベースとなる基体部10を載置する。収容容器1に収容された撹拌部20は、ロッド部30に機械的に接続されており、ロッド部30の垂直軸を中心に液体中で回転自在である。また、撹拌部20に接続されたロッド部30は、ロッド部30の上部が羽根車部40に取付けられており、そして、羽根車部40はその接線方向に流体が供給される。このとき、羽根車部40の回転力を得る流体は、上部の開口面積が広い流体供給部50から供給され、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くした噴射口51から突出する流体を衝突させ、羽根車部40の回転をロッド部30に接続された収容容器1に収容された撹拌部20に伝達され、液体中で撹拌部20が回転し、撹拌を行う。
したがって、収容容器1にインスタントコーヒー、ココア等の粉体と熱湯とを撹拌部20で撹拌し粉体等を所望の混ざり具合とすることができる。特に、羽根車部40の回転羽根41の回転力を得る流体として、上部の開口面積が広い流体供給部50から、羽根車部40の回転羽根41に対して開口面積を狭くし、噴射口51から突出する流体を衝突させているから、撹拌部20が逆転することなく特定方向に回転し、収容容器10の内容物を撹拌できる。また、撹拌部20で撹拌に使用する回転羽根41は、本実施の形態のように開口したものに限定されるものではなく、板状のもの、コイル状のもの、枠型のもの等を任意に選択できる。
そして、本実施の形態の流体撹拌装置は、例えば、垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部20は、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30が、ロッド部30の外周に形成されたボールネジにより、回転と上昇を同時に行わせる実施の形態として構成することができる。
このような実施の形態の流体撹拌装置は、図7(b)の要部の断面図に示すように、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30cは、ロッド部30cの外周に形成されたボールネジにより、回転と上昇を同時に行わせることができる。但し、撹拌部20のボールネジに対する回転と、ロッド部30cの外周の摺動抵抗が大きく、上昇開始する条件設定が難しい。しかし、この種の実施の形態では、撹拌部20は同一の深さの撹拌に留まることなく、収容容器1の底部から上方向の撹拌を行うことができる。これによって、広い範囲の撹拌を行わせることができる。また、初期にロッド部30cの外周に形成されたボールネジと羽根車部40の接触抵抗によって機能させることができる。特に、撹拌部20のボールネジに対する回転でロッド部30cの外周の摺動抵抗を小さくして、上昇開始するタイミングが、熱等の供給の終わりに近いから、全体の撹拌が良好に行える。
このような実施の形態の流体撹拌装置は、図7(b)の要部の断面図に示すように、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30cは、ロッド部30cの外周に形成されたボールネジにより、回転と上昇を同時に行わせることができる。但し、撹拌部20のボールネジに対する回転と、ロッド部30cの外周の摺動抵抗が大きく、上昇開始する条件設定が難しい。しかし、この種の実施の形態では、撹拌部20は同一の深さの撹拌に留まることなく、収容容器1の底部から上方向の撹拌を行うことができる。これによって、広い範囲の撹拌を行わせることができる。また、初期にロッド部30cの外周に形成されたボールネジと羽根車部40の接触抵抗によって機能させることができる。特に、撹拌部20のボールネジに対する回転でロッド部30cの外周の摺動抵抗を小さくして、上昇開始するタイミングが、熱等の供給の終わりに近いから、全体の撹拌が良好に行える。
また、本実施の形態の他の実施の形態としては、ロッド部30を中心に液体中で回転する撹拌部20は、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30bが、図7(a)の要部の斜視図に示すように、ロッド部30bの外周に形成された長さ方向の溝により、手動によって撹拌部20の上昇・下降を自在とすることもできる。このときのロッド部30bの断面形状は円以外であればよい。
本実施の形態の流体撹拌装置の垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部20は、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30cが、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝により、回転及び上昇・下降を自在としたものであるから、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝と嵌合する羽根車部40の軸は、ロッド部30cの長さ方向のみに摺動自在であるから、必要に応じて人為的に上昇・下降を自在に行うことができる。
本実施の形態の流体撹拌装置の垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部20は、羽根車部40と機械的に接続されたロッド部30cが、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝により、回転及び上昇・下降を自在としたものであるから、ロッド部30cの外周に形成された長さ方向の溝と嵌合する羽根車部40の軸は、ロッド部30cの長さ方向のみに摺動自在であるから、必要に応じて人為的に上昇・下降を自在に行うことができる。
本実施の形態の流体撹拌装置は、撹拌部20と羽根車部40とのロッド部30からの距離は、撹拌部20が羽根車40よりも小さく形成したものである。
したがって、本実施の形態の流体撹拌装置の撹拌部20と羽根車部40とのロッド部30の中心からの距離は、撹拌部20の距離L2が羽根車部40の距離L4よりも短く形成したものであるから、羽根車部40に与える力のモーメントが大きくなり、撹拌部20の距離L2が羽根車部40の距離L4よりも短いから、撹拌部20は羽根車部40の制御に従い、何倍かの力のモーメントで撹拌部20の回転を行うことができる。
したがって、本実施の形態の流体撹拌装置の撹拌部20と羽根車部40とのロッド部30の中心からの距離は、撹拌部20の距離L2が羽根車部40の距離L4よりも短く形成したものであるから、羽根車部40に与える力のモーメントが大きくなり、撹拌部20の距離L2が羽根車部40の距離L4よりも短いから、撹拌部20は羽根車部40の制御に従い、何倍かの力のモーメントで撹拌部20の回転を行うことができる。
本実施の形態の流体撹拌装置は、液体を収容自在な収容容器1の開口端1aに載置される基体部10と、回転自在に基体部10に取付けられた羽根車部40の回転羽根41と、
上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体流を供給する流体供給部50は、基体部10及び羽根車部40及び流体供給部50は一体成形することができるし、また、基体部10及び羽根車部40と、流体供給部50または基体部10と羽根車部40及び流体供給部50との2部材として構成することもできる。
上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体流を供給する流体供給部50は、基体部10及び羽根車部40及び流体供給部50は一体成形することができるし、また、基体部10及び羽根車部40と、流体供給部50または基体部10と羽根車部40及び流体供給部50との2部材として構成することもできる。
本実施の形態の流体撹拌装置の液体を収容自在な収容容器1の開口端1aに載置される基体部10は、特定の収容容器1を専用とする場合には、その形態に合致した構造とすることができる。また、実施の形態では、軟質合成樹脂と硬質合成樹脂を区別して使用しているが、本発明を実施する場合にはそれらを区別なく使用してもよい。
また、収容容器1に収容され、垂直軸を中心に液体中で水平に回転する撹拌部20についても、撹拌対象に合致した特性の撹拌部材21のステンレススチール等の金属、合成樹脂等の材料及び形状とすることができる。
また、収容容器1に収容され、垂直軸を中心に液体中で水平に回転する撹拌部20についても、撹拌対象に合致した特性の撹拌部材21のステンレススチール等の金属、合成樹脂等の材料及び形状とすることができる。
そして、撹拌部20を垂直軸中心に回転させるべく、撹拌部20の中心に機械的に接続されたロッド部30も、金属、合成樹脂等の材料及び形状を任意に設定できる。
更に、本実施の形態の流体撹拌装置において、ロッド部30の垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によってロッド部30が垂直軸中心に回転する回転力を得るロッド部30と機械的に接続され、回転自在に基体部10に取付けられた羽根車部40は、ロッド部30に効率よく回転力を与えるものであり、回転自在に基体部10または流体供給部50に取付けられたものであればよい。
更にまた、上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体流を供給する流体供給部50は、注ぐ流体を捕集し易く、噴射口51のでは噴出速度を上げるように構成されるものであればよい。
更に、本実施の形態の流体撹拌装置において、ロッド部30の垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によってロッド部30が垂直軸中心に回転する回転力を得るロッド部30と機械的に接続され、回転自在に基体部10に取付けられた羽根車部40は、ロッド部30に効率よく回転力を与えるものであり、回転自在に基体部10または流体供給部50に取付けられたものであればよい。
更にまた、上部の開口面積が広く、羽根車部40の回転羽根41に対して流体を衝突させる噴射口51の開口面積を狭くし、羽根車部40の回転力を得る流体流を供給する流体供給部50は、注ぐ流体を捕集し易く、噴射口51のでは噴出速度を上げるように構成されるものであればよい。
上記実施の形態で使用した基体部10は、液体を収容自在な収容容器1の開口端1aに載置される構成で説明した。特に、車両等に持ち込んだ場合には、交差点での停車時間にポット等から熱湯を供給するだけでインスタントコーヒー、ココア、スープ等を作り、それを飲むことができるので利便性がある。
しかし、基本的な基体部10の構成は、液体を収容自在な収容容器1を保持しておれば間違いのない動作が期待できる。しかし、車両にあっては開口端1aに載置した方が、熱湯がこぼれるという事態が生じないというメリットがある。
また、ロッド部30は、ロッド自体を中実としているが、中空のものの使用も可能である。中空のものは機械的強度から金属となる可能性が高いが、合成樹脂では中実であっても湾曲する可能性があるので、その断面形状を熱力学的に安定させる必要がある。
しかし、基本的な基体部10の構成は、液体を収容自在な収容容器1を保持しておれば間違いのない動作が期待できる。しかし、車両にあっては開口端1aに載置した方が、熱湯がこぼれるという事態が生じないというメリットがある。
また、ロッド部30は、ロッド自体を中実としているが、中空のものの使用も可能である。中空のものは機械的強度から金属となる可能性が高いが、合成樹脂では中実であっても湾曲する可能性があるので、その断面形状を熱力学的に安定させる必要がある。
1 収容容器
1a 開口端
10 基体部
20 撹拌部
21 撹拌部材
30,30a,30b,30c ロッド部
40 羽根車部
41 回転羽根
42 円筒軸
43 スラスト軸受
44 受材
45a,45b ブッシュ
50 流体供給部
51 噴射口
1a 開口端
10 基体部
20 撹拌部
21 撹拌部材
30,30a,30b,30c ロッド部
40 羽根車部
41 回転羽根
42 円筒軸
43 スラスト軸受
44 受材
45a,45b ブッシュ
50 流体供給部
51 噴射口
Claims (4)
- 液体を収容自在な収容容器の開口端に載置される基体部と、
前記収容容器に収容され、垂直軸を中心に液体中で水平に回転する撹拌部と、
前記撹拌部を前記垂直軸中心に回転させるべく、前記撹拌部の中心に機械的に接続されたロッド部と、
前記ロッド部の前記垂直軸中心の円の接線方向に供給する流体によって前記ロッド部が前記垂直軸中心に回転する回転力を得る前記ロッド部と機械的に接続され、回転自在に前記基体部に取付けられた回転羽根を有する羽根車部と、
上部の開口面積が広く、前記羽根車部の回転羽根に対して流体を衝突させる噴射口の開口面積を狭くし、前記回転羽根の回転力を得る流体を供給する流体供給部と
を具備することを特徴とする流体撹拌装置。 - 前記垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部は、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部が、前記ロッド部の外周に形成されたボールネジにより、回転と上昇を同時に行わせたことを特徴とする請求項1に記載の流体撹拌装置。
- 前記垂直軸を中心に液体中で回転する撹拌部は、前記羽根車部の回転羽根と機械的に接続された前記ロッド部が、前記ロッド部の外周に形成された長さ方向の溝により、回転及び上昇・下降を自在としたことを特徴とする請求項1に記載の流体撹拌装置。
- 前記撹拌部と前記回転羽根との前記ロッド部からの最大距離は、前記撹拌部が前記回転羽根以下に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の流体撹拌装置。
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