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JP5756574B2 - ガラスリボンを低エネルギーで分割する方法 - Google Patents

ガラスリボンを低エネルギーで分割する方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年11月28日に出願された米国特許出願第13/305158号に米国特許法第120条の下で優先権を主張し、その内容は参照により全体として基礎とされここに組み込まれる。
本発明は、ガラスリボンを低エネルギーで分割する方法に関し、より詳細には、平行でない主表面を有するガラスリボンを分割する方法に関する。
フュージョンドロー法またはスロットドロー法のようなダウンドロー法で製造されるガラスシートは通常、成形体から降下するガラスリボンを溶融ガラス材料から製造することにより開始する。ガラスリボンはその後、リボンのガラスが十分に冷却されリボンが弾性状態に入る粘度に達した位置で、個々のガラスシートに切断または分割される。より簡潔には、分割が行われるリボンの部分は、固体であると考えられる。しかしながら、ガラスリボンが成形体から降下する際に、リボン幅は細くなりリボンの端部は厚くなる傾向がある。これらの厚くなった端部は通常、ビードと称される。これらの厚くなった部分を越えてガラスリボンを分割することは困難であることが分かり、大きいエネルギー解放が生じて、ガラスが粘性材料から弾性固体に変化するガラスの領域に向かって上方へ伝播し得る。このエネルギー解放によって、残留応力が形成され、生じるガラスシートが変形し得る。
ダウンドロー法から形成されたガラスのリボンからガラスシートを分割する従来の方法は、厚くなったビード間でガラスに機械的に罫書き線を入れ、その後、ロボット機械設備によって容易に曲げて切断する工程を含む。厚さのばらつきおよび表面の不連続性のため、分割線に沿って一貫したベント(vent)亀裂を生成することが困難であるので、ガラスリボンのビード部分には罫書き線が入れられない。これらは、分割線に沿って欠陥を生じることなく曲がりに抵抗する。罫書き線の入った中間部分から亀裂伝播を介して完全に分割するためには、より大きな曲げが必要となる。分割の際に生じる大きいエネルギー解放によって、切断直後にシートおよびガラスが著しく動き得る。この動きは、リボンを含むガラス形成材料が液体から固体に変化するリボンの粘弾性領域に摂動が達すると、リボン中に加えられる残留応力に変化し得る。さらに、ビード領域中に分割を導くベント(罫書き線)がないので、亀裂伝播の軌跡はビード中で変化し得る(例えば非直線状になる)。残念なことに、ビード部のガラス厚さが様々でありガラスのクラッキングを制御できない可能性が高いので、ビードに機械的に罫書き線を入れることは通常不可能である。
したがって、ナノ秒レーザパルスにより生じるガラス切除効果を利用する方法および装置がここに記載される。
ある実施の形態において、ガラスのリボンからガラスシートを分割し、取り外す方法が開示され、この方法は、ダウンドロー法でガラスリボンを製造する工程を含み、ガラスリボンは、粘性の液体部分および弾性の固体部分を有し、ガラスリボンの弾性の固体部分はさらに、実質的に平行な主表面を有する中央部分および中央部分に隣接する縁部分を有し、縁部分は、中央部分の第1および第2の主表面と一致する第1の主表面および第2の主表面を有し、縁部分の第1および第2の主表面は、リボンの長さに沿って長手方向に伸長し、縁部分の第1の主表面および第2の主表面は、非平行である。縁部分の第1の主表面は、第1の位置で第1のレーザからのレーザビームで照射され、このレーザビームは、縁部分の第1の主表面上に第1のレーザスポットを形成するパルス状レーザビームであり、このパルス状レーザビームは、ガラスリボンの厚さの少なくとも一部を通して欠陥溝を形成する。レーザは、縁部分の外縁に垂直な方向に通過される。縁部分の第1の主表面の照射は、第2のレーザスポットが第1のレーザスポットと重ならないように、第2の位置で繰り返される。その後、ガラスリボンは欠陥溝を通って伸長する線に沿って分割され、ガラスシートを形成する。
ある実施の形態において、分割工程は、第1のレーザと異なる第2のレーザで、第1の経路に沿ってガラスリボンの中央部分を加熱する工程を含む。第1のレーザにより与えられる損傷は、第2のレーザのための初期欠陥として作用する。
本発明の方法はさらに、加熱された第2の経路を冷却流(例えば、気体、液体またはこれらの組合せ)によって冷却することにより、中央部分の少なくとも一部と交差して伸長する亀裂を形成する工程を含んでもよい。
分割工程は、ガラスリボンを曲げ、亀裂と交差する第1の主表面に亘って引張応力を形成する工程を含んでもよい。
ある実施の形態において、パルス状レーザビームからの光の波長は、約355nmから約532nmまでの範囲である。パルス状レーザビームの繰返し率は、約10kHzから約200kHzまでの範囲でもよい。パルス状レーザビームは、約25ns以下のパルス時間を有してもよい。第1のレーザは、例えば、Nd:YAGまたはNd:YVO4レーザでもよい。第2のレーザは、COレーザでもよい。ある実施の形態において、ガラスリボンは連続的に移動する。例えば、ガラスリボンは、フュージョンダウンドロー法のようなダウンドロー法で形成されてもよい。
本発明のさらなる特徴および利点が、以下の詳細な説明に記載され、一部はこの記載から当業者に明らかとなろう、または、発明の詳細な説明、特許請求の範囲および添付の図面に記載されるように本発明を実施することにより認識されるであろう。
上記の一般的な説明および以下の詳細な説明はいずれも、本発明の実施の形態を示すものであり、特許請求される発明の性質および特徴を理解するための概要または骨組みを提供することを意図することが理解されるべきである。添付の図面は、本発明のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書の一部を構成する。図面は、本発明の様々の実施の形態を示し、明細書本文と共に本発明の原理および動作の説明に役立つ。
図1は、ガラスリボンを形成するための例示的なフュージョンドローシステムの概略図である。 図2は、図1のフュージョンドローシステムと関連して使用できる例示的なフュージョンドローマシン(FDM)の概略図である。 図3は、図2のFDMの一部を含む移動台マシン(TAM)の側面図である。 図4は、端部から見たガラスリボンおよびガラスリボン中に罫書き線を形成するレーザシステムの部分断面図である。 図5は、ガラスリボンのビード部分に欠陥溝を生じるためのレーザシステムと組み合わせて使用する、機械的罫書きシステムの部分断面図である。 図6は、ガラスリボンのビード部分に欠陥溝を生じるためのレーザシステムと組み合わせて使用する、レーザ罫書きシステムの部分断面図である。 図7は、ガラスリボンのビード部および図6のレーザシステムにより形成される欠陥溝の詳細を示す部分断面図である。
以下の詳細な説明において、説明のためであって限定のためでなく、本発明を十分に理解するために具体的な詳細を開示する例示的な実施の形態が提供される。しかしながら、本開示を利用して、本発明はここに開示される具体的な詳細から外れる他の実施の形態で行ってもよいことが、当業者に明らかであろう。さらに、本発明の説明をあいまいにしないために、周知の装置、方法および材料の記載を省略してもよい。最後に、当てはまる場合はどこでも、同様の参照番号は同様の要素を称する。
図1は、ガラスシートを形成するためのフュージョンガラス製造システム10の例示的な実施の形態を示し、このシステムは、溶融炉12、清澄容器14、攪拌容器16、受入容器18、降下管20、注入口22および成形体24を有し、成形体24から、薄い、連続的に移動するガラスリボン26が降下する。ガラス製造システム10はさらに、溶融室−清澄容器連結管28、清澄容器−攪拌容器連結管30、および攪拌容器−受入容器連結管32を含む、溶融したガラス形成材料を運搬するための様々の他の容器または導管を有する。溶融炉および成形体は通常、溶融炉12の場合にはアルミナまたはジルコニアを含むセラミックレンガのようなセラミック材料から形成され、その間の様々の容器および導管はしばしば、白金またはその合金を含む。以下の記載は、図1に示される方法のような、例示的なフュージョンダウンドロー法に関するが、本発明は、当業者によく知られておりここに詳細に説明されていない方法である、片面オーバーフロー法またはスロットドロー法のようなダウンドローガラス製造法の他のバリエーションに等しく適用できる。
図1の例示的なフュージョン法によれば、矢印38で示されるように、溶融炉12にバッチ材料36が供給され、炉で溶融されてガラス形成材料(以下溶融ガラス40)を生じる。溶融ガラス40は、溶融炉−清澄容器連結管28を介して、溶融炉12から清澄容器14へ運ばれる。溶融ガラスが、清澄容器14において溶融炉温度を超える温度に加熱されるとすぐ、溶融ガラス40内に含まれる多価酸化物清澄材料が酸素を解放し、酸素は溶融ガラスを通って上昇し、清澄容器14内の溶融ガラスの自由表面を介して放出される。この酸素の高温解放は、バッチ材料の溶融により生じる溶融ガラス内の気体の小気泡を除去する助けをする。
次に、溶融ガラス40は、清澄容器−攪拌容器連結管30を介して清澄容器14から攪拌容器16に流れ、回転攪拌機が溶融ガラスを混合および均質化し、溶融ガラスを確実に均一な濃度にする。次に、攪拌容器16からの均質化溶融ガラスは、攪拌容器−受入容器連結管32を介して流れ、受入容器18で回収された後、降下管20および注入口22を介して成形体24に送られる。成形体24は、溶融ガラスをガラスリボンに成形する。
成形体24は、成形体の上面に位置する開口溝42、および図2に最もよく示されるように、成形体の底または根元46で合流する一対の対向する合流成形表面44を有する。成形体に供給される溶融ガラスは、開口溝42に流れ込み、その壁面から溢れ、それによって2つの個々の溶融ガラスの流れに分割し、合流成形表面44の上を流れる。溶融ガラスの分割した流れは、根元46に達すると、再結合または融合し、単一のガラスリボンを形成して、成形体の根元から降下する。延伸ロール48は、リボンの端部に沿って粘性ガラスリボンと接触し、方向および速度を有する速度ベクトルVで下方にリボンを引く助けをする。リボンを誘導し、リボンの幅を減じる作用をする自然発生的な表面張力効果に対してリボンの幅を維持する助けをするように、追加の従動および/または非従動ロールをリボンの端部と接触させてもよい。
降下するリボンがガラス転移温度範囲を通って冷却され、その一部が粘性液体から弾性固体に変わった後、ガラスシートをリボンの弾性固体部分から製造してもよい。連続的に移動するガラスリボンからのガラスシートの製造は通常、ガラスリボン26の弾性固体部分においてガラスリボンに第1の罫書き線を入れる工程、罫書き線と交差して引張応力を加えて亀裂を生じる工程、およびリボンの厚さに亘って亀裂を進める工程を含む。罫書き線は、任意の従来の方法により形成されてもよい。例えば、罫書き線ホイール、画線器、またはリボンの表面を傷つける任意の他の適切な研磨部材にリボンを接触させることにより罫書き線を生じてもよい。その後、罫書き線に交差して、ガラスリボンの罫書き線を付けた側を緊張状態に置く方向にガラスリボンを曲げることにより、引張応力を加える。この張力は次に、ガラスリボン26の厚さに亘る罫書き線に形成される亀裂を進め、これによってガラスシートをガラスリボンから分割する。
ガラスリボンは、粘性部分、粘弾性部分および弾性部分を有する連続的に移動するガラスリボンであるので、例えば切断工程中に、リボン中に誘発される摂動が粘弾性領域まで上方に伝わり、そのような摂動が厚さ欠陥としてリボン中に閉じ込められるのを防ぐために、ドロー工程中に注意が必要である。リボンが下方へ連続的に移動し、粘性部分が粘性液体から弾性固体へ変化する場合、粘性部分は連続的に新しくなり、弾性部分は連続的に除去され、粘性部分、粘弾性部分および弾性部分がリボン上に明確な空間領域を示し、成形体からの距離(通常は、成形体が融合工程を含む場合の成形体の根元からの距離)、温度または粘度の点で線引きできる。ガラスが粘性材料から弾性固体に変化する粘弾性領域におけるガラスリボンの動き(例えば振動)によって、ガラスリボン中に閉じ込められる応力が生じ得る。この応力は後に、最終的にガラスリボンから切断される最終ガラスシートにおいてゆがみとして現れ得る。すなわち、ガラスシートは平らでなく、ガラスシートの面外偏位を生じる、そりや他の変形を示す。例えば、ガラスシートは、ガラスシートの幅または長さに交差して波紋を示し得る。
残念ながら、連続的に移動するガラスリボンからガラスシートを製造する多くのドロー法では、ガラスリボンの長さに沿って長手方向に続く厚い端部が生じる。これらの厚い端部、またはビードによって、ガラスリボンの幅全体に亘って罫書き線を入れることが困難になる。したがって、通常はビードの間のガラスリボンの内側の「高品質領域」に亘って罫書き線が入れられ、罫書き線は、リボンの最外端から所定の距離で終わる。ガラスリボンの高品質領域は、実質的に汚れのない表面であり実質的に平らであるリボンの内側部分である。高品質領域は、最終的に消費者に販売され、タブレットコンピュータ、携帯電話、ラップトップコンピュータ、テレビおよび表示パネルを含む他の装置に見られる表示パネルのような装置の一部を形成する、ガラスリボンの領域である。
罫書き線の終点とガラスリボンの端部との間の距離は、ガラスリボンの幅およびリボンのビード部の幅に依存する。亀裂を伝播しガラスリボンからガラスシートを分割するために、罫書き線の面と反対のガラスリボンの表面上でガラスリボンに接触する、突出または裏当て装置に対してガラスリボンを曲げることにより、引張応力を罫書き線に交差して生じさせる。しかしながら、ガラスリボンのビード部は罫書き線を形成されていないので、亀裂は、高品質領域でガラスの厚さに亘って伝播するだけでなく、リボンの罫書き線の形成されていないビード部に交差してさらに横に伝播する必要がある。このためには、追加のエネルギーがリボン中に加えられる必要がある(例えば、ビード部が存在せず罫書き線がリボンの全幅に亘って伸長する場合に必要とされるよりも多くの曲げを生じることによって)。リボンが分割される際、上記のように過剰のエネルギーが粘弾性領域中のガラスリボンに作用し得る。さらに、ビード領域中の分割線は、罫書き線からの誘導が無いために罫書き線の延長から外れるかもしれず、意図された分割線から亀裂が外れ得る。
したがって、図2は、成形体24およびそこから降下するガラスリボン26を示す。移動台マシン(TAM)50が示される。TAM50は、最上部から最下部までの範囲またはストロークに亘って、ガラスリボンの速度ベクトルVと同じまたは実質的に同じである速度ベクトルSで移動する。要するに、TAM50は、TAMストロークの最上部または頂部の定位置から、TAMストロークの底部における最下部まで、往復運動でガラスリボンとともに下方へ移動する。最下部は、ガラスシートがリボンから取り外される位置と実質的に一致し、この動作が完了するとTAMは定位置に戻る。機械的罫書き動作では、TAM50は、図3を参照して最もよく示されるように、支持棒および罫書き装置を有する。
図3は、ガラスリボン26、TAM50、支持棒52および罫書き装置54の側面図である。罫書き装置54は、罫書きホイール、画線器または研磨機のような罫書き部材56を有する。ガラスリボン26とともにTAM50が降下すると、支持棒52がガラスリボン26の第1の主表面62と接触する。次に、罫書き装置54がガラスリボン26の方向に伸長し、罫書き部材56がガラスリボン26の第2の主表面70と接触する。次に、罫書き装置54は、ガラスリボンに交差して横方向に通過し(ベクトルVに垂直に)、それによりガラスリボン26の全幅の少なくとも一部に交差して罫書き線72を形成する。罫書き線72が完成すると、罫書き装置54および/または罫書き部材56は、ガラスリボンから外れ、罫書き装置および/または罫書き部材56は、ガラスリボン26から離れる方向に引っ込む。罫書き線72は、好ましくはガラスリボンの高品質領域に形成されることに留意すべきである。すなわち、参照番号74(図2参照)により示されるビード領域間のリボンの幅の中である。
ロボット76は、フレーム80上に取り付けられ真空源(図示せず)と液体連絡する複数の吸引具78を有する。TAM50がベクトルSに沿って降下すると、フレーム80を動かすことによりロボット76がガラスリボン26に掛かり、吸引具78がガラスリボンに接触しくっつく。罫書き線72が完成すると、ロボット76がフレーム80を動かし、ガラスリボン中に曲がりが生じ、罫書き線72に交差する引張応力が誘発される。すなわち、罫書き線を含むガラスリボンの表面(第2の主表面70)は、罫書き線と交差する張力下に置かれるのに対し、反対側の表面(第1の主表面62)は、圧縮下に置かれる。次に、引張応力がガラスリボンの厚さに亘って罫書き線72から亀裂を促進し、それによりガラスシートがリボンから完全に分割される。ガラスリボンに罫書き線を形成する間、罫書き線の位置の温度は約350℃から約500℃までの範囲でもよい。この温度は、温度が得られる位置に依存して変化してもよい。例えば、リボンの中央の高品質部分内の温度は、リボンのより厚いビード端の温度(350℃から約500℃)よりも低い温度(例えば350℃−400℃)でもよい。
ガラスシートが分割されると、TAM50がガラスリボンから外れ(支持棒52がガラスリボンから離れる方向に引っ込み)、別のサイクルに備えてTAMの定位置に移動する。
別の実施の形態において、図4に示されるように、罫書き装置54の罫書き部材56を、レーザ82、および必要に応じて、冷却ガス、液体またはそれらの組合せ(ミスト)のような冷却流86にガラスリボン26を接触させる冷却装置84と交換してもよい。レーザは、レーザビームが影響を及ぼすガラスリボンの狭い領域を加熱するレーザビーム88により、意図される罫書き経路に亘ってガラスリボンを加熱する。その後、加熱された経路は冷却流で冷却され、ガラスリボン中に大きい張力が生じて罫書き線を形成する。
あるいは、ある実施の形態において、冷却流をガラスリボンに接触させる必要なしに、レーザビーム88により直接、全厚切断を誘発してもよい。全厚切断とは、最初の罫書き線を形成する必要なく、ガラスリボン中に分割を生じることを意味する。例えば、600ワットの最大出力のシールド管COレーザおよび1500ワットの最大出力の速軸流COレーザを、全厚ガラス分割に使用する。レーザによる全厚分割工程の通過速度は、ガラスの種類および厚さに依存し、概して、この工程は、第2のレーザビームの長さおよび出力を増加することにより、50mm/秒から1000mm/秒までの通過速度に定められる。しかしながら、全厚に罫書き線を形成する方法でも、ガラスリボンのビード部に亘るガラスリボンからのガラスシートの分割は、ビード部に亘る厚さのばらつきにより、問題がある。
上記の方法によればガラスリボンのビード部に罫書き線が形成されないので、ロボット76による曲げは、高品質領域で形成された亀裂をビード部74を通って伝播させるのに十分なエネルギーをガラスリボン中に誘発するように、十分大きくなければならない。ガラスリボンからガラスシートを分割する際にこのエネルギーが解放されると、摂動が誘発され、ガラスリボンの粘弾性領域中へガラスリボンの中を上方へ移動し得る。したがって、連続的なガラスリボンからガラスシートを分割するために必要なエネルギーの量を減少する方法および装置が開示される。
図5を参照すると、レーザ源104からガラスリボン26上にレーザビーム102を方向付けて焦点を合わせるレーザシステム100が示される。レーザシステム100は、焦点領域でスポットサイズが小さく焦点深度(DOF)が大きいビームを生成する。ビームのスポットサイズが小さいことによって、削磨によりガラス損傷を開始するのに十分なエネルギー密度が提供される。一方、DOFが大きいことにより、ガラスビード領域内のガラスの厚さのばらつきがより許容される方法が得られる。レーザ源は、高いビーム品質、例えば低いMを有する。好ましくは、Mは1.2以下であり、より好ましくは少なくとも1.05である。レーザシステム100は、レーザビーム102の焦点を合わせる焦点レンズを有するレンズシステム106をさらに有してもよい。好ましくは、レーザシステム100は、ビームのスポットサイズを焦点レンズの前で変化することができるように、焦点レンズの前に必要に応じてビーム拡大器105を有してもよい。その結果、有効DOFを制御でき、少なくとも50から1000マイクロメートルまでの範囲に拡大することができる。レーザ源104は、第1の主表面62(「背」面)上でガラスの削磨を開始し、その後、格子状の欠損から成る小さい溝の形でガラス基板の本体中に亀裂を伝播するのに十分な出力を有する。例えば、少なくとも5kWの最大出力を有する、14−34ワットの平均出力が十分であることが見出された。レーザ源104は、概して、レーザ源104により生じるビーム102が離散型レーザパルスを有するように、パルス状の出力モードにおいて操作できなければならない。レーザシステム100は、TAM50と共にベクトルSに沿って移動するようにTAM50に組み込まれてもよい。
好ましくは、レーザ源104は、レーザの立ち上がり時間より下でパルス化され、約355nmから532nmまでの範囲の波長で約18ワット以下のエネルギーを有する、短いパルス時間を生じる(例えば25ナノ秒未満、例えば半値全幅:FWHMで測定して15−22ナノ秒)。したがって、レーザ源は、例えば、ダイオード励起q−スイッチ固体Nd:YAGレーザまたはNd:YVO4レーザを含んでもよい。ガラスの「背」面上に有効に亀裂を開始でき、最も重要なことは、光学システムの焦点を移動させずに開始点から少なくとも0.5−1.5mmの大きな距離に亘ってレーザ源104に向かう方向でガラス厚さに亘って亀裂を進ませることができるので、532nmの波長が好ましい。532nmの波長は、概して、例えば1064nmの波長よりもガラスとの相互作用の点で有効であり、532nmの波長は、355nmの波長を有するビームよりガラスの厚さに亘ってより損傷を生じる。パルス繰返し率は、好ましくは、約10kHzから約200kHzまでの範囲、例えば40−100kHzまでの範囲である。
レーザ源104から出るレーザビーム102は、レンズシステム106を介してガラスリボン26の方向に向かい、レンズシステム106は、焦点領域の中心が、第1の主表面62からの距離が光学システムのDOFの約半分と等しい距離に位置するように、レーザビームの焦点を合わせる。光学部品の焦点は、まずビードの最も薄い部分に関して定められ、次に、ガラスリボン26の背面がビードの厚さのばらつきにかかわらず光学システムの焦点の深さ内におよそ収まるように、ビードのより厚い領域に向かってビームが通過する。好ましくは、レーザビーム102により生じる欠陥は、2つの対向する、実質的に平らな表面が2つの明らかに平行でない表面(リボンのビード部)に移行するリボン上の点で開始する。ビードの厚さのばらつきがDOFを超える場合、第1の主表面62と第2の主表面70との間のガラスリボンの内部に、ビームの焦点を合わせてもよい。ビームウエスト(waist)の直径は、焦点を合わせる光学部品に依存して、4から18マイクロメートルまでの範囲でもよい。好ましくは、レーザビーム102の縦軸108は、点線110により示される、リボンの基本平面に実質的に垂直(±3度の範囲内)である。例えば、レーザビーム102の縦軸108は、リボンの基本平面に±5度の範囲で垂直である。つまり、レーザビームは、リボンの基本平面に平行である、リボンの中央の高品質領域の表面に実質的に垂直である。好ましくは、レーザビーム102は、削磨工程が開始する、ビードの最も薄い部分において、第1の主表面62からDOFの半分以下の点に焦点を合わせる。ビームウエストの直径は、焦点を合わせる光学部品に依存して、約4μmから約18μmまでの範囲でもよい。すなわち、レーザビーム102は第1の主表面62において焦点を合わせるのが好ましい。しかしながら、ある実施の形態において、レーザビームは、レーザビームの方向に関連して、第1の主表面62の裏側に焦点を合わせてもよい。例えば、レーザビーム102は、ガラスリボンの外側であるが第1の主表面62に近接して、「間隙」を介して焦点を合わせてもよい。より一般的には、レーザビームの任意の側面(横方向)位置についてレーザビームの焦点が好ましくは第1の主表面62から±DOF/2の範囲内(例えば、25−500マイクロメートル;通常は90−200マイクロメートル)、すなわち図7に示されるDの範囲内になるように、レーザビーム102の焦点が合わされる。
表面70に衝突するレーザビーム102は、ガラスリボン26の第1の主表面62に近接する領域または第1の主表面62における領域から、第2の主表面70の方向に伸長する、細長い欠陥溝116をガラスリボンの本体内に形成する。欠陥溝116は、中核領域および一連の相関した亀裂を有する。開始点におけるこの「溝」の標準的な直径は、ビームウエストの直径に匹敵するが、側方の亀裂によってより大きくてもよい。例えば、溝の全側方範囲は、15マイクロメートル以上でもよいが、この場合の計算されたビームウエストの直径は約6−9マイクロメートルである。初期クレーターが現れた後の「溝」の第1の部分は、ほぼ一定の大きさである。第2の部分は、テーパ状になり、クラッキングが消失するが、より大きい直径の熱影響域が顕著なままである。いくつかの例において、細長い欠陥は、第1の主表面62に近接する領域または第1の主表面62における領域から、第2の主表面70のところまで、伸長してもよい。すなわち、いくつかの例において、細長い欠陥は、ガラス基板の全厚に亘って伸長してもよい。上記に開示されるように、溝は、ガラス中の一連の相関した欠損であり、穿孔工程で生じる開放溝と区別できる。穿孔工程中、開放溝が得られる場所で、ビームウエストがガラスの厚さを通って移動し、それによって、ビームウエストの直径により定められ制御される一定の穴径を有する実際の溝またはトンネルが形成される。ここに記載される実施の形態により、レーザビームの焦点は好ましくは、溝116の形成中に変化しない。レーザ源に向かう溝の伝播は、比較的長く均一である、焦点領域内のエネルギーによって支持される。しかしながら、レーザビームが衝突する点におけるガラスの厚さに依存して、焦点の位置は、第1の主表面62に関連して調整されてもよい。
好ましくは、レーザビーム102は、ガラスリボンの第1および第2の主表面62、70が互いに平行であり、ビード部の最も薄い部分の近くで、最初に入射する。次に、レーザビーム102は、ガラスリボンの外縁に向かってビード部74に亘って移動し、複数の欠陥溝116がビード部74の内部に生成される。好ましくは、欠陥溝116は重ならず、代わりに各ビード部に亘って個々の(別々の)一連の欠陥溝を形成し、一連の欠陥溝は、ビード部の少なくとも一部に亘って伸長する直線上に位置する。
十分な数の欠陥溝がガラスリボンの各ビード部に生成されると、既述の罫書き工程がガラスリボン上で行われる。欠陥溝の数は、通常の罫書き工程の前にビードを破壊することなくビードを弱めるのに十分でなければならない。ビード中の空隙によりビードの「上」半分に亘って溝の伝播が妨げられるので、ビードの完全性が残る。すなわち、図5に示されるように、罫書き装置54、およびより詳細には罫書き部材56は、欠陥溝116において第2の主表面70上でガラスリボン26と係合し、ガラスリボンの高品質領域に亘って罫書き線72を生じる。
あるいは、図6に示されるように、レーザ源82は、ガラスリボン26の第2の主表面70に衝突するレーザビーム88を生じる。第2のレーザ源82は、例えばCOレーザでもよい。好ましくは、レーザビーム88は、ガラスリボンの端の外側で開始し、まずビード部に亘って移動し、欠陥溝に衝突し、ガラスリボンの反対端に向かって移動し、ガラスリボン26の第2の表面70に亘って移動し(すなわちガラスリボンの高品質領域内)、それによって罫書き線に沿ってガラスリボンを加熱する。好ましくは、レーザビーム88により第2の表面70上に形成されたビームスポット118は、細長いビームスポットである。冷却ジェットを使用して、レーザビーム88により罫書き線が形成される間に、罫書き線72に沿ってガラスリボンを冷却してもよい。
ガラスリボンの高品質領域に罫書き線を生じるために、機械的罫書き装置またはレーザが使用されるか否かにかかわらず、罫書き線は好ましくは、ビード部74中に形成される複数の欠陥溝の経路を形成する直線に従う。
レーザビーム102により生じる欠陥溝116が完成し、レーザビーム88(または罫書き部材56)により行われる罫書き操作が完了した後、例えばロボット76によってガラスリボンを曲げることにより、レーザビーム88により生じる罫書き線に交差して引張応力が生じる。曲げにより誘発される引張応力は、罫書き線により形成される欠陥を広げ、それにより、ガラスリボンの厚さに亘っておよびガラスリボンの幅に交差して亀裂が伸長し、亀裂がレーザビーム102により形成される欠陥溝と交わる。ビード領域に生じる欠陥溝により、ビード部は弱くなり、ガラスリボンからガラスシートを完全に分割するのに必要なエネルギー量が減少する。
ガラスリボンのビード部に欠陥溝を生成するために使用される方法は、非平行の主表面を有するガラスに限定されるものではなく、別個のガラスシートのような平行の主表面を有するガラスやビード部を有しないガラスリボンに使用してもよいことに留意すべきである。また、上記のように、ここに記載される方法は、ガラスリボンを連続的に移動させる工程に限定されるものではなく、ガラスリボンまたはガラスシートが移動しない工程に使用してもよい。
亀裂の開始が一方の端部から一定でありシート全体に亘って伝播して分割により誘発されるクラッキング(罫書き線に従わないクラッキング)を防止し高品質の端部を達成するように、異なる強さで一方のビードまたは両方のビード上に欠陥を生成することが好ましい。例えば、あるシナリオでは、1つのビード部で欠陥が生成され、ガラスリボンが曲げられてガラスシートを分割する際に、クラッキングが曲げ部分で開始し、その後罫書き線および他のビードに亘って伝播する。第2のシナリオでは、両方のビード部で欠陥が生成され、欠陥は同様の強さ(例えば亀裂深さ)を有する。ガラスリボンが曲げられると、亀裂は両方のビード部から開始し、リボンの中央に向かって伝播する。最後に、第3のシナリオでは、欠陥が両方のビード部で生成されるが、著しく異なる強さを有する。リボンが曲げられると、最も強い欠陥を有するビード部から亀裂が開始し、反対側のビード部への罫書き線に沿って伝播する。より小さい強さの欠陥でも、反対側のビード部においてガラスリボンを分割するためのエネルギーが減少される。これらのシナリオのそれぞれは、ガラスリボンからガラスシートを分割する方法として許容できる。
本発明の意図および範囲を逸脱せずに、本発明に様々の修正および変化を行えることが当業者に明らかであろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲内であれば、本発明の修正および変化に及ぶことが意図される。

Claims (11)

  1. ガラスリボンからガラスシートを分割し、取り外す方法において、
    粘性の液体部分および弾性の固体部分を有するガラスリボンであって、前記ガラスリボンの前記弾性の固体部分がさらに、実質的に平行な第1および第2の主表面を有する中央部分および該中央部分のいずれかの側面に隣接する2つの端部を有し、各端部が、前記中央部分の前記第1および第2の主表面と合致する第1の主表面および第2の主表面を有し、前記端部の前記第1および第2の主表面が、前記リボンの長さに沿って長手方向に伸長し、前記各端部の前記第1の主表面および前記第2の主表面が非平行である、ガラスリボンをダウンドロー工程で生成する工程;
    前記2つの端部の各端部の前記第1の主表面を、第1の位置において第1のレーザからのレーザビームで照射する工程であって、前記レーザビームが、前記端部の前記第1の主表面上に第1のレーザスポットを形成するパルスレーザビームであり、該パルスレーザビームが、前記端部に近接して前記ガラスリボンの厚さの少なくとも一部を通して欠陥溝を形成する、工程;
    前記端部の外縁に垂直な方向に前記レーザを移動させ、前記外縁に垂直な直線に沿って前記端部に複数の別個の欠陥溝を形成するように前記第1のレーザによる照射を繰り返す工程;
    罫書き線が前記欠陥溝の直線に揃うように、前記ガラスリボンの前記中央部分に罫書き線を入れる工程;および
    前記罫書き線に沿って前記ガラスリボンを分割する工程、
    を有する方法。
  2. 前記分割する工程が、第2のレーザを使用して罫書き線を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記罫書き線を入れる工程が、前記中央部分を罫書き部材と接触させる工程を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記分割する工程が、前記ガラスリボンを曲げ、前記中央部分の前記第1の主表面に交差して前記罫書き線と交わる引張応力を形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記パルスレーザビームからの光の波長が、55nmから32nmまでの範囲であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記パルスレーザビームの繰返し率が、0kHzから00kHzまでの範囲であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記パルスレーザビームのパルス時間が、5ns以下であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記第1のレーザが、Nd:YAGまたはNd:YVO4レーザであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記第2のレーザが、COレーザであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  10. 前記ガラスリボンが連続的に移動することを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記ダウンドロー工程が、フュージョンダウンドロー工程であることを特徴とする請求項1記載の方法。
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