JP5754627B2 - 流体冷却方法、及び、流体冷却装置 - Google Patents
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流体Aを蒸気圧縮式の冷凍回路における蒸発器において冷凍回路冷媒との熱交換により冷却する流体冷却方法であって、
被冷却流体Aの蒸発器出口温度設定値tosに対応する圧縮機吸込圧力設定値pssを設定し、
圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psu以下のとき(pss≦psu)には、低温モード運転として、蒸発器冷媒出口と圧縮機冷媒入口との間に介在させた蒸発圧力制御弁MVeを全開にした状態で、圧縮機出力Gの調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整し、
圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psuより高いとき(pss>psu)には、高温モード運転として、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整するとともに、蒸発圧力制御弁MVeの開度の調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整する点にある。
低温モード運転及び高温モード運転の夫々において、冷凍回路における膨張弁Exの開度の調整により、圧縮機吸込圧力飽和温度tpsにおける過熱度shを過熱度設定値shsに調整する点にある。
圧縮機吸込圧力設定値pssを設定するのに、
被冷却流体Aの蒸発器出口温度設定値tosから蒸発器伝熱壁の内外温度差Δtを減算した値を蒸発温度設定値tes(=tos−Δt)とし、
蒸発温度teと蒸発圧力peとの相関に従って蒸発温度設定値tesをそれに対応する蒸発圧力設定値pesに換算し、
この蒸発圧力設定値pesから蒸発圧力制御弁MVeにおける圧力損失値Δpを減算した値を圧縮機吸込圧力設定値pss(=pes−Δp)として設定する点にある。
流体を蒸気圧縮式の冷凍回路における蒸発器において冷凍回路冷媒との熱交換により冷却する流体冷却装置であって、
装置を運転制御する制御手段を備え、
この制御手段は、被冷却流体Aの蒸発器出口温度設定値tosに対応する圧縮機吸込圧力設定値pssを設定するとともに、
圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psu以下のとき(pss≦psu)には、低温モード運転として、蒸発器冷媒出口と圧縮機冷媒入口との間に介在させた蒸発圧力制御弁EVeを全開にした状態で、圧縮機出力Gの調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整し、
圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psuより高いとき(pss>psu)には、高温モード運転として、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整するとともに、蒸発圧力制御弁MVeの開度の調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、低温モード運転及び高温モード運転の夫々において、冷凍回路における膨張弁Exの開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度tpsにおける過熱度shを過熱度設定値shsに調整する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値pssを設定するのに、
被冷却流体の蒸発器出口温度設定値tosから蒸発器伝熱壁の内外温度差Δtを減算した値を蒸発温度設定値tes(=tos−Δt)とし、
蒸発温度teと蒸発圧力peとの相関に従って蒸発温度設定値tesをそれに対応する蒸発圧力設定値pesに換算し、
この蒸発圧力設定値pesから蒸発圧力制御弁MVeにおける圧力損失値Δpを減算した値を圧縮機吸込圧力設定値pss(=pes−Δp)として設定する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psu以下の値から圧縮機吸込圧力上限値psuより高い値になったとき、低温モード運転から高温モード運転へ移行する高温側過渡運転として、
蒸発圧力制御弁MVeを全開にした状態で、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整する制御を開始し、
その後、圧縮機吸込圧力psが圧縮機吸込圧力上限値psuに至った後に、蒸発圧力制御弁MVeの開度の調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整する制御を開始して、高温モード運転に移行する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、高温側過渡運転において、
蒸発圧力制御弁MVeを全開にするとともに、膨張弁Exの開度を高温側過渡運転の開始時における開度に保持した状態で、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整する制御を開始し、
その後、圧縮機吸込圧力psが圧縮機吸込圧力上限値psuに至るまでの間、膨張弁Exの開度変化速度を緩速度に制限した状態での膨張弁開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度tpsにおける過熱度shを過熱度設定値shsに調整する制御を実行する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値pssが圧縮機吸込圧力上限値psuより高い値(pss>psu)から圧縮機吸込圧力上限値psu以下の値(pss≦psu)になったとき、高温モード運転から低温モード運転へ移行する低温側過渡運転として、
適当時間Tの間、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整する制御を維持するとともに、蒸発圧力制御弁MVeの開度の調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整する制御を維持して、高温モード運転を保持し、
続いて、蒸発圧力制御弁MVeの開度をそのときの開度に保持した状態で圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力設定値pssに調整する制御を開始し、
更に続いて、圧縮機吸込圧力psが圧縮機吸込圧力設定値pssに至った後に、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力設定値pssに調整する制御を継続しながら、蒸発圧力制御弁MVeの開度変化速度を緩速度に制限した状態で蒸発圧力制御弁MVeの開度を全開開度まで増大させる制御を開始し、
その後、蒸発圧力制御弁MVeの開度が全開開度に至った後に、圧縮機出力Gの調整による蒸発圧力peの調整により被冷却流体Aの蒸発器出口温度toを蒸発器出口温度設定値tosに調整する制御を開始して、低温モード運転に移行する構成にしてある点にある。
前記制御手段は、低温側過渡運転において、
適当時間Tの間、高温モード運転を保持した後、蒸発圧力制御弁MVeの開度をそのときの開度に保持するとともに膨張弁Exの開度をそのときの開度に保持した状態で圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力設定値pssに調整する制御を開始し、
その後、圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力設定値pssに調整する制御を継続しながら、蒸発圧力制御弁MVeの開度変化速度を緩速度に制限した状態で蒸発圧力制御弁の開度MVeを全開開度まで増大させる制御を開始して、蒸発圧力制御弁MVeの開度が全開開度に至るまでの間、膨張弁Exの開度変化速度を緩速度に制限した状態での膨張弁開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度tpsにおける過熱度shを過熱度設定値shsに調整する制御を実行する構成にしてある点にある。
圧縮機冷媒出口を圧縮機冷媒入口に短絡する第1短絡路を設けるとともに、凝縮器冷媒出口を圧縮機冷媒入口に短絡する第2短絡路を設け、
第1短絡路に、その第1短絡路を開閉するとともに第1短絡路を通じた圧縮機吐出冷媒の短絡流量q1を調整する第1制御弁を介在させ、
第2短絡路に、その第2短絡路を開閉するとともに第2短絡路を通じた凝縮器送出冷媒の短絡流量q2を調整する第2制御弁を介在させ、
前記制御手段は、圧縮機回転数nが圧縮機回転数下限値ndより大きい状態(n>nd)では、
第1短絡路を第1制御弁により閉じるとともに第2短絡路を第2制御弁により閉じた状態で、圧縮機回転数nの調整により圧縮機出力Gを調整し、
圧縮機回転数nが圧縮機回転数下限値ndに至った状態(n=nd)では、
第2短絡路を通じた凝縮器送出冷媒の短絡流量q2を第2制御弁により調整して圧縮機入口冷媒温度tsを圧縮機入口冷媒温度設定値tssに調整するとともに、第1短絡路を通じた圧縮機吐出冷媒の短絡流量q1を第1制御弁により調整することで、圧縮機出力Gを調整する構成にしてある点にある。
(a1)温度設定部5において新たに設定された被冷却空気Aの蒸発器出口温度設定値tosから蒸発器伝熱壁の内外温度差Δtを減算した値を蒸発温度設定値tes(=tos−Δt)とする。
(b1)蒸発圧力制御弁MVeを全開に保持する。
(c1)圧力センサS3により測定される圧縮機吸込圧力psに基づいて、圧縮機出力Gの調整により、圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整する。………〈圧縮機出力Gの調整による圧縮機吸込圧力上限保持制御〉
(d1)蒸発圧力制御弁MVeを全開にするとともに、電子膨張弁Exの開度を高温側過渡運転の開始時における開度に保持する。
(e1)蒸発器出口温度設定値tosの変更後、適当時間Tの間、圧力センサS3により測定される圧縮機吸込圧力psに基づき圧縮機出力Gの調整により圧縮機吸込圧力psを圧縮機吸込圧力上限値psuに調整する制御を維持する。………〈圧縮機出力Gの調整による圧縮機吸込圧力上限保持制御の維持〉
上述の実施形態では、空調用空気Aを被冷却流体として蒸発器Evで直接に冷却する直膨式空調の例を示したが、蒸発器Evで冷却する冷却対象流体は空気以外の気体あるいは水などの液体であってもよい。
Δt 内外温度差
2 第1短絡路
3 第2短絡路
4 制御手段
A 被冷却流体
Cm 圧縮機
Co 凝縮器
Cr 冷凍回路
Ev 蒸発器
Ex 膨張弁
G 圧縮機出力
SV1 第1制御弁
MV1 第1制御弁
SV2 第2制御弁
MV2 第2制御弁
MVe 蒸発圧力制御弁
R 冷媒
n 圧縮機回転数
nd 圧縮機回転数下限値
pe 蒸発圧力
pes 蒸発圧力設定値
ps 圧縮機吸込圧力
pss 圧縮機吸込圧力設定値
psu 圧縮機吸込圧力上限値
q1 短絡流量
q2 短絡流量
sh 過熱度
shs 過熱度設定値
te 蒸発温度
tes 蒸発温度設定値
to 蒸発器出口温度
tos 蒸発器出口温度設定値
tps 圧縮機吸込圧力飽和温度
ts 圧縮機入口冷媒温度
tss 圧縮機入口冷媒温度設定値
Claims (11)
- 流体を蒸気圧縮式の冷凍回路における蒸発器において冷凍回路冷媒との熱交換により冷却する流体冷却方法であって、
被冷却流体の蒸発器出口温度設定値に対応する圧縮機吸込圧力設定値を設定し、
圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値以下のときには、低温モード運転として、蒸発器冷媒出口と圧縮機冷媒入口との間に介在させた蒸発圧力制御弁を全開にした状態で、圧縮機出力の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整し、
圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値より高いときには、高温モード運転として、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力上限値に調整するとともに、蒸発圧力制御弁の開度の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整する流体冷却方法。 - 低温モード運転及び高温モード運転の夫々において、冷凍回路における膨張弁の開度の調整により、圧縮機吸込圧力飽和温度における過熱度を過熱度設定値に調整する請求項1記載の流体冷却方法。
- 圧縮機吸込圧力設定値を設定するのに、
被冷却流体の蒸発器出口温度設定値から蒸発器伝熱壁の内外温度差を減算した値を蒸発温度設定値とし、
蒸発温度と蒸発圧力との相関に従って蒸発温度設定値をそれに対応する蒸発圧力設定値に換算し、
この蒸発圧力設定値から蒸発圧力制御弁における圧力損失値を減算した値を圧縮機吸込圧力設定値として設定する請求項1又は2記載の流体冷却方法。 - 流体を蒸気圧縮式の冷凍回路における蒸発器において冷凍回路冷媒との熱交換により冷却する流体冷却装置であって、
装置を運転制御する制御手段を備え、
この制御手段は、被冷却流体の蒸発器出口温度設定値に対応する圧縮機吸込圧力設定値を設定するとともに、
圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値以下のときには、低温モード運転として、蒸発器冷媒出口と圧縮機冷媒入口との間に介在させた蒸発圧力制御弁を全開にした状態で、圧縮機出力の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整し、
圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値より高いときには、高温モード運転として、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力上限値に調整するとともに、蒸発圧力制御弁の開度の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整する構成にしてある流体冷却装置。 - 前記制御手段は、低温モード運転及び高温モード運転の夫々において、冷凍回路における膨張弁の開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度における過熱度を過熱度設定値に調整する構成にしてある請求項4記載の流体冷却装置。
- 前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値を設定するのに、
被冷却流体の蒸発器出口温度設定値から蒸発器伝熱壁の内外温度差を減算した値を蒸発温度設定値とし、
蒸発温度と蒸発圧力との相関に従って蒸発温度設定値をそれに対応する蒸発圧力設定値に換算し、
この蒸発圧力設定値から蒸発圧力制御弁における圧力損失値を減算した値を圧縮機吸込圧力設定値として設定する構成にしてある請求項4又は5記載の流体冷却装置。 - 前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値以下の値から圧縮機吸込圧力上限値より高い値になったとき、低温モード運転から高温モード運転へ移行する高温側過渡運転として、
蒸発圧力制御弁を全開にした状態で、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力上限値に調整する制御を開始し、
その後、圧縮機吸込圧力が圧縮機吸込圧力上限値に至った後に、蒸発圧力制御弁の開度の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整する制御を開始して、高温モード運転に移行する構成にしてある請求項4〜6のいずれか1項に記載の流体冷却装置。 - 前記制御手段は、高温側過渡運転において、
蒸発圧力制御弁を全開にするとともに、膨張弁の開度を高温側過渡運転の開始時における開度に保持した状態で、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力上限値に調整する制御を開始し、
その後、圧縮機吸込圧力が圧縮機吸込圧力上限値に至るまでの間、膨張弁の開度変化速度を緩速度に制限した状態での膨張弁開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度における過熱度を過熱度設定値に調整する制御を実行する構成にしてある請求項7記載の流体冷却装置。 - 前記制御手段は、圧縮機吸込圧力設定値が圧縮機吸込圧力上限値より高い値から圧縮機吸込圧力上限値以下の値になったとき、高温モード運転から低温モード運転へ移行する低温側過渡運転として、
所定時間の間、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力上限値に調整する制御を維持するとともに、蒸発圧力制御弁の開度の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整する制御を維持して、高温モード運転を保持し、
続いて、蒸発圧力制御弁の開度をそのときの開度に保持した状態で圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力設定値に調整する制御を開始し、
更に続いて、圧縮機吸込圧力が圧縮機吸込圧力設定値に至った後に、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力設定値に調整する制御を継続しながら、蒸発圧力制御弁の開度変化速度を緩速度に制限した状態で蒸発圧力制御弁の開度を全開開度まで増大させる制御を開始し、
その後、蒸発圧力制御弁の開度が全開開度に至った後に、圧縮機出力の調整による蒸発圧力の調整により被冷却流体の蒸発器出口温度を蒸発器出口温度設定値に調整する制御を開始して、低温モード運転に移行する構成にしてある請求項4〜8のいずれか1項に記載の流体冷却装置。 - 前記制御手段は、低温側過渡運転において、
所定時間の間、高温モード運転を保持した後、蒸発圧力制御弁の開度をそのときの開度に保持するとともに膨張弁の開度をそのときの開度に保持した状態で圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力設定値に調整する制御を開始し、
その後、圧縮機出力の調整により圧縮機吸込圧力を圧縮機吸込圧力設定値に調整する制御を継続しながら、蒸発圧力制御弁の開度変化速度を緩速度に制限した状態で蒸発圧力制御弁の開度を全開開度まで増大させる制御を開始して、蒸発圧力制御弁の開度が全開開度に至るまでの間、膨張弁の開度変化速度を緩速度に制限した状態での膨張弁開度の調整により圧縮機吸込圧力飽和温度における過熱度を過熱度設定値に調整する制御を実行する構成にしてある請求項9記載の流体冷却装置。 - 圧縮機冷媒出口を圧縮機冷媒入口に短絡する第1短絡路を設けるとともに、凝縮器冷媒出口を圧縮機冷媒入口に短絡する第2短絡路を設け、
第1短絡路に、その第1短絡路を開閉するとともに第1短絡路を通じた圧縮機吐出冷媒の短絡流量を調整する第1制御弁を介在させ、
第2短絡路に、その第2短絡路を開閉するとともに第2短絡路を通じた凝縮器送出冷媒の短絡流量を調整する第2制御弁を介在させ、
前記制御手段は、圧縮機回転数が圧縮機回転数下限値より大きい状態では、
第1短絡路を第1制御弁により閉じるとともに第2短絡路を第2制御弁により閉じた状態で、圧縮機回転数の調整により圧縮機出力を調整し、
圧縮機回転数が圧縮機回転数下限値に至った状態では、
第2短絡路を通じた凝縮器送出冷媒の短絡流量を第2制御弁により調整して圧縮機入口冷媒温度を圧縮機入口冷媒温度設定値に調整するとともに、第1短絡路を通じた圧縮機吐出冷媒の短絡流量を第1制御弁により調整することで、圧縮機出力を調整する構成にしてある請求項4〜10のいずれか1項に記載の流体冷却装置。
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