JP5750797B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Description
これにより、圧縮機21から吐出された冷媒は、図3に示すように、冷媒流通路20a、放熱器15、冷媒流通路20b,20c、室外熱交換器22、冷媒流通路20f,20g、内部熱交換器23の高圧側、冷媒流通路20h、吸熱器14、冷媒流通路20i、内部熱交換器23の低圧側、冷媒流通路20j,20eの順に流通して圧縮機21に吸入される。冷媒回路20を流通する冷媒は、室外熱交換器22において放熱し、吸熱器14において吸熱するとともに、除湿冷房運転としてエアミックスダンパ16が開放されている場合には放熱器15において放熱する。
目標吹出温度TAOは、車室外の温度Tam、車室内の温度Tr、日射量Ts等の環境条件を、外気温度センサ41、内気温度センサ42、日射センサ47等によって検出し、検出された環境条件と目標設定温度Tsetに基づいて算出されるものである。
これにより、圧縮機21から吐出された冷媒は、図4に示すように、冷媒流通路20a、放熱器15、冷媒流通路20b、20d、室外熱交換器22、冷媒流通路22eの順に流通して圧縮機21に吸入される。冷媒回路20を流通する冷媒は、放熱器15において放熱し、室外熱交換器22において吸熱する。
これにより、圧縮機21から吐出された冷媒は、図5に示すように、冷媒流通路20a、放熱器15、冷媒流通路20b,20dを順に流通する。冷媒流通路20dを流通する冷媒の一部は、室外熱交換器22、冷媒流通路20eの順に流通して圧縮機21に吸入される。また、冷媒流通路20dを流通するその他の冷媒は、冷媒流通路20g、内部熱交換器23の高圧側、冷媒流通路20h、吸熱器14、冷媒流通路20i、内部熱交換器23の低圧側、冷媒流通路20j,20eの順に流通して圧縮機21に吸入される。冷媒回路20を流通する冷媒は、放熱器15において放熱し、吸熱器14及び室外熱交換器22において吸熱する。
これにより、圧縮機21から吐出された冷媒は、図6に示すように、冷媒流通路20a、放熱器15、冷媒流通路20b,20d,20g、内部熱交換器23の高圧側、冷媒流通路20h、吸熱器14、冷媒流通路20i、内部熱交換器23の低圧側、冷媒流通路20j,20eの順に流通して圧縮機21に吸入される。冷媒回路20を流通する冷媒は、放熱器15において放熱し、吸熱器14において吸熱する。
これにより、圧縮機21から吐出された冷媒の一部は、図7に示すように、冷媒流通路20a、放熱器15、冷媒流通路20b,20dを順に流通して室外熱交換器22に流入する。また、圧縮機21から吐出されたその他の冷媒は、冷媒流路20a,20kを流通して室外熱交換器22に流入する。室外熱交換器22から流出した冷媒は、冷媒流通路20eを流通して圧縮機21に吸入される。冷媒回路20を流通する冷媒は、放熱器15において放熱するとともに、室外熱交換器22において放熱と同時に吸熱する。
ステップS1においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T1(例えば、5℃)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T1未満と判定した場合にはステップS2に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T1以上と判定した場合にはステップS3に処理を移す。
ステップS1において外気温度Tamが所定温度T1未満と判定した場合に、ステップS2においてCPUは、暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS1において外気温度Tamが所定温度T1以上と判定した場合に、ステップS3においてCPUは、目標吹出温度TAOが所定温度T2(例えば、25℃)以上か否かを判定する。目標吹出温度TAOが所定温度T2以上と判定した場合にはステップS4に処理を移し、目標吹出温度TAOが所定温度T2未満と判定した場合にはステップS6に処理を移す。
ステップS3において目標吹出温度TAOが所定温度T2以上と判定した場合に、ステップS4においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T3(例えば、15℃、T2>T3)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T3未満と判定した場合にはステップS5に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T3以上と判定した場合にはステップS8に処理を移す。
ステップS4において外気温度Tamが所定温度T3未満と判断した場合に、ステップS5においてCPUは、第1除湿暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS3において目標吹出温度TAOが所定温度T2未満と判定した場合に、ステップS6においてCPUは、目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いか否かを判定する。目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合にはステップS7に処理を移し、目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合にはステップS9に処理を移す。
ステップS6において目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合に、ステップS7においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T4(例えば、20〜25℃)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T4未満と判定した場合にはステップS8に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T4以上と判定した場合にはステップS9に処理を移す。
ステップS4において外気温度Tamが所定温度T3以上と判定した場合、または、ステップS7において外気温度Tamが所定温度T4未満と判定した場合に、ステップS8においてCPUは、第2除湿暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS6において目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合、または、ステップS7において外気温度Tamが所定温度T4以上と判定した場合に、ステップS9においてCPUは、冷房運転または除湿冷房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS11においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T1(例えば、5℃)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T1未満と判定した場合にはステップS12に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T1以上と判定した場合にはステップS13に処理を移す。
ステップS11において外気温度Tamが所定温度T1未満と判定した場合、または、後述するステップS15及びステップS19における窓ガラスの曇りの有無の判定によって曇りがないと判定された場合に、ステップS12においてCPUは、暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS11において外気温度Tamが所定温度T1以上と判定した場合に、ステップS13においてCPUは、目標吹出温度TAOが所定温度T2(例えば、25℃)以上か否かを判定する。目標吹出温度TAOが所定温度T2以上と判定した場合にはステップS14に処理を移し、目標吹出温度TAOが所定温度T2未満と判定した場合にはステップS17に処理を移す。
ステップS13において目標吹出温度TAOが所定温度T2以上と判定した場合に、ステップS14においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T3(例えば、15℃、T2>T3)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T3未満と判定した場合にはステップS15に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T3以上と判定した場合にはステップS19に処理を移す。
ステップS14において外気温度Tamが所定温度T3未満と判定した場合に、ステップS15においてCPUは、窓ガラスの曇りの有無の判定を行う。窓ガラスに曇りが発生すると判定した場合にはステップS16に処理を移し、窓ガラスに曇りが発生しないと判定した場合にはステップS12に処理を移す。
ここで、窓ガラスの曇りの有無の判定は、車室外の温度Tam、車室内の温度Tr、日射量Ts及び車両の移動速度Vから算出された窓ガラス表面の推定温度と、車室内の温度Trと車室内の湿度Thとから算出された露点温度とに基づいて行われる。具体的には、窓ガラス表面の推定温度が車室内の空気の露点温度以下の場合に窓ガラスに曇りが発生すると判定する。また、窓ガラスの表面の推定温度が車室内の空気の露点温度よりも高い場合に窓ガラスに曇りが発生しないと判定する。
ステップS15において窓ガラスに曇りが発生すると判定した場合に、ステップS16においてCPUは、第1除湿暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS13において目標吹出温度TAOが所定温度T2未満と判定した場合に、ステップS17においてCPUは、目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いか否かを判定する。目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合にはステップS18に処理を移し、目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合にはステップS21に処理を移す。
ステップS17において目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合に、ステップS18においてCPUは、外気温度Tamが所定温度T4(例えば、20〜25℃)未満か否かを判定する。外気温度Tamが所定温度T4未満と判定した場合にはステップS19に処理を移し、外気温度Tamが所定温度T4以上と判定した場合にはステップS21に処理を移す。
ステップS14において外気温度Tamが所定温度T3以上と判定した場合、または、ステップS18において外気温度Tamが所定温度T4未満と判定した場合に、ステップS19においてCPUは、窓ガラスの曇りの有無を判定する。窓ガラスに曇りが発生すると判定した場合にはステップS20に処理を移し、窓ガラスに曇りが発生しないと判定した場合にはステップS12に処理を移す。
ステップS19において窓ガラスに曇りが発生すると判定した場合に、ステップS20においてCPUは、第2除湿暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS17において目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合、または、ステップS18において外気温度Tamが所定温度T4以上と判定した場合に、ステップS21においてCPUは、冷房運転または除湿冷房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS31においてCPUは、目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いか否かを判定する。目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合にはステップS32に処理を移し、目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合にはステップS33に処理を移す。
ステップS31において目標吹出温度TAOが外気温度Tamより高いと判定した場合に、ステップS32においてCPUは、暖房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
ステップS31において目標吹出温度TAOが外気温度Tam以下と判定した場合に、ステップS33においてCPUは、冷房運転または除湿冷房運転を行う決定をして運転切換え制御処理を終了する。
したがって、吹出口切換えダンパ13b,13c,13dがバイレベルモードに設定されている場合において、放熱器15の目標加熱温度Tctは、次式のように求められる。
Tct=TAO+β=(TAO−Te)/SW+Te
Claims (10)
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
車室内側に設けられ、冷媒を放熱させる放熱器と、
車室内側に設けられ、冷媒を吸熱させる吸熱器と、
車室外側に設けられ、冷媒を放熱または吸熱させる室外熱交換器と、を備え、
圧縮機が吐出した冷媒を室外熱交換器において放熱させ、室外熱交換器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に吸熱器において吸熱させる冷房運転と、
圧縮機から吐出された冷媒を放熱器および室外熱交換器において放熱させ、放熱器および室外熱交換器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に吸熱器において吸熱させる除湿冷房運転と、
圧縮機が吐出した冷媒を放熱器において放熱させ、放熱器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に室外熱交換器において吸熱させる暖房運転と、
圧縮機が吐出した冷媒を放熱器において放熱させ、放熱器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に吸熱器及び室外熱交換器の少なくとも吸熱器において吸熱させる除湿暖房運転と、を切換え可能な車両用空気調和装置において、
車室外の温度、車室内の温度、車室内の湿度、日射量の少なくとも1つの環境条件を検出可能な環境条件検出手段と、
車室を構成する窓ガラスの曇りの発生の有無を判定可能な曇り判定手段と、
環境条件検出手段によって検出される環境条件に基づいて、暖房運転、除湿暖房運転、冷房運転、除湿冷房運転を切換える第1切換えモードと、
環境条件検出手段によって検出される環境条件に基づいて、暖房運転、除湿暖房運転、冷房運転、除湿冷房運転を切換えるとともに、曇り判定手段によって窓ガラスに曇りが発生すると判定した場合のみ除湿暖房運転を行う第2切換えモードと、
環境条件検出手段によって検出される環境条件に基づいて、暖房運転、冷房運転、除湿冷房運転を切換える第3切換えモードと、
第1切換えモード、第2切換えモード及び第3切換えモードを切り換え可能なモード切換え手段と、を備えた
ことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 前記除湿暖房運転は、放熱器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に吸熱器及び室外熱交換器において吸熱させる第1除湿暖房運転と、放熱器において放熱させた冷媒を膨張手段によって減圧させた後に吸熱器において吸熱させる第2除湿暖房運転と、を有し、
前記環境条件検出手段は、車室外の温度を検出する外気温検出手段であり、
前記第1モードは、
外気温度検出手段によって検出された温度が第1所定温度未満の場合に暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、車室内の温度を設定温度とするために必要な車室内に向かって吹出す空気の温度である目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度未満の場合に第1除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度以上の場合に第2除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度より高く、車室外の温度が第4所定温度未満の場合に第2除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度より高く、車室外の温度が第4所定温度以上の場合に、冷房運転または除湿冷房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度以下の場合に冷房運転または除湿冷房運転を行う
ことを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。 - 前記第2モードは、
外気温度検出手段によって検出された温度が第1所定温度未満の場合に暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度未満で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生しないと判定した場合に暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度未満で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生すると判定した場合に第1除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度以上で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生しないと判定した場合に暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が第2所定温度以上であり、車室外の温度が第3所定温度以上で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生すると判定した場合に第2除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度より高く、車室外の温度が第4所定温度未満で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生しないと判定した場合に暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度より高く、車室外の温度が第4所定温度未満で、曇り判定手段によって窓ガラスの曇りが発生すると判定した場合に第2除湿暖房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度より高く、車室外の温度が第4所定温度以上の場合に、冷房運転または除湿冷房運転を行い、
車室外の温度が第1所定温度以上で、目標吹出温度が、第2所定温度未満且つ車室外の温度以下の場合に冷房運転または除湿冷房運転を行う
ことを特徴とする請求項2記載の車両用空気調和装置。 - 前記第3モードは、
目標吹出温度が車室外の温度より高い場合に暖房運転を行い、
目標吹出温度が車室外の温度以下の場合に冷房運転または除湿冷房運転を行う
ことを特徴とする請求項2または3記載の車両用空気調和装置。 - 放熱器及び吸熱器が配置された空気流通路を有し、空気流通路を流通する空気を車室内に吹き出させるための複数の吹出口が設けられた空調ユニットと、
空気流通路を流通する空気を、車室内の搭乗者の頭部側に向かって吹き出させるベントモードと、車室内の搭乗者の足元側に向かって吹き出させるフットモードと、車室内の搭乗者の頭部側及び足元側のそれぞれに向かって吹き出させるバイレベルモードと、が切換え可能な吹出口切換え手段と、
開度を変更することによって、空気流通路を流通する空気の放熱器において冷媒と熱交換する割合を変更可能なエアミックスダンパと、を備え、
暖房運転時のフットモードにおいて、放熱器において熱交換された後の空気の温度が加熱目標温度となるように圧縮機を駆動する電動モータの回転数を制御するとともに、放熱器において冷媒と熱交換する空気の割合が最大となるようにエアミックスダンパの開度を制御し、
暖房運転時のバイレベルモードにおいて、放熱器において熱交換された後の空気の温度が加熱目標温度となるように圧縮機を駆動する電動モータの回転数を制御するとともに、所定範囲内の開度で、且つ、目標吹出温度、空気流通路に流入する空気の温度、及び、加熱目標温度から算出される開度となるようにエアミックスダンパの開度を制御する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用空気調和装置。 - 前記暖房運転時のフットモードにおける加熱目標温度を、目標吹出温度に対して、車室内に吹出される空気が空気流通路を流通する際の熱損失に相当する熱量を加えた温度とし、
前記暖房運転時のバイレベルモードにおける加熱目標温度を、目標吹出温度、空気流通路に流入する空気の温度、及び、エアミックスダンパの開度に基づいて算出される温度とした
ことを特徴とする請求項5記載の車両用空気調和装置。 - 吹出口切換え手段は、空気流通路を流通する空気を、車室内の窓ガラスに向かって吹出させるデフモードと、車室内の窓ガラス及び搭乗者の足元側のそれぞれに向かって吹出させるデフフットモードと、を有し、
除湿暖房運転時において、吸熱器において熱交換された後の空気の温度が除湿冷却目標温度となるように吸熱器または室外熱交換器の冷媒流入側に設けられた冷媒を減圧する冷媒減圧手段を制御し、
除湿暖房運転のフットモード、ベントモード、デフモード及びデフフットモードにおいて、放熱器において熱交換された後の空気の温度が除湿後加熱目標温度となるように圧縮機を駆動する電動モータの回転数を制御するとともに、放熱器において冷媒と熱交換する空気の割合が最大となるようにエアミックスダンパの開度を制御し、
除湿暖房運転のバイレベルモードにおいて、放熱器において熱交換された後の空気の温度が除湿後加熱目標温度となるように圧縮機を駆動する電動モータの回転数を制御するとともに、所定範囲内の開度で、且つ、目標吹出温度、除湿冷却目標温度、及び、除湿後加熱目標温度から算出される開度となるようにエアミックスダンパの開度を制御する
ことを特徴とする請求項5または6記載の車両用空気調和装置。 - 前記除湿暖房運転時の除湿冷却目標温度を、第1切換えモードにおいて、所定の除湿冷却目標温度とし、第2切換えモードにおいて、車室内の湿度を所定の湿度以下とするために、車室外の温度、車室内の温度、車室内の湿度、日射量、車両の移動速度、目標吹出温度のうち少なくとも1つの条件から算出される除湿冷却目標温度とし、
前記除湿暖房運転のフットモード、ベントモード、デフモード及びデフフットモードにおける除湿後加熱目標温度を、目標吹出温度に対して、車室内に吹出される空気が空気流通路を流通する際の熱損失に相当する熱量を加えた温度とし、
前記除湿暖房運転のバイレベルモードにおける除湿後加熱目標温度を、目標吹出温度、除湿冷却目標温度、及び、エアミックスダンパの開度に基づいて算出される温度とした
ことを特徴とする請求項7記載の車両用空気調和装置。 - 冷房運転及び除湿冷房運転時において、吸熱器において熱交換された後の空気の温度が冷却目標温度となるように圧縮機を駆動する電動モータの回転数を制御するとともに、放熱器において熱交換された後の空気の温度を推定加熱温度として推定し、目標吹出温度、冷却目標温度、及び、推定加熱温度から算出される開度となるようにエアミックスダンパの開度を制御する
ことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項記載の車両用空気調和装置。 - 前記冷却目標温度を、第1切換えモード及び第3切換えモードにおいて、所定の冷却目標温度とし、第2切換えモードにおいて、車室内の湿度を所定の湿度以下とするために、車室外の温度、車室内の温度、車室内の湿度、日射量、車両の移動速度、目標吹出温度のうち少なくとも1つの条件から算出される冷却目標温度とした
ことを特徴とする請求項9記載の車両用空気調和装置。
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