JP5742027B2 - 後部開閉体の開閉制御システム - Google Patents
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Description
また、既存のシステム(装備)に対して、新たにドップラーレーダが必要となるだけでなく、ドップラー効果を利用した物体の移動速度などを測定するために、高度な演算処理能力を有する処理装置も必要となる。したがって、コストが高くなってしまうという問題がある。
上述の特許文献1の従来技術では、使用者の体の一部などを検知することに基づいて後部開閉体の開動作を実行するかを判定していたが、本発明によれば、車両上に配置された被検知体の位置の画像に基づいて後部開閉体の開動作を実行するかを判定しているので、誤検出になる可能性が極めて低く、使用者の意図に対して適切に後部開閉体の開動作が実行される。また、上述の特許文献2の従来技術では、ドップラーレーダの検出範囲が使用者にわかりにくいという問題があったが、本発明では、使用者が被検知体の位置で何らかの動作をすればよいことが明確であり、使用者に対してわかりやすく、誤検出になる可能性が極めて低い。また、本発明によれば、カメラの画像全体ではなく、被検知体の位置の画像のみを画像処理すればよいので、演算負荷を小さくすることができる。
さらに、本発明のカメラは、車両が後進する際に車両後方を撮像するバックカメラを流用することができるので、既存の装備を利用することによってコストも抑えることができる。
図1に示すように、キーレスエントリシステム3は、車両1に搭載された制御装置10と、使用者が携帯する携帯機20とが通信を行うことにより使用者が車両1に接近したことを検知するシステムである。
なお、マーカー30は、バックカメラ5によって視認可能な位置に配置されていればよく、図2の符号30´で示すように、バックドア2上に配置されてもよい。
なお、視覚で認識可能な認識部と触覚で認識可能な認識部とを組み合わせてマーカー30を構成することもできる。
図1に示すように、制御装置10は、アンテナ11を有する送受信部12と、認証部13と、バックドア制御部14と、カメラ制御部15と、判定部16と、ライセンスランプ制御部17とを備えている。
送受信部12は、アンテナ11を介して所定の無線信号を送信するとともに、携帯機20からの無線信号を受信するものである。送受信部12は、携帯機20からの無線信号を復調して認証コードを認証部13に入力するように構成されている。
まず、バックドア制御部14は、認証部13からの開始指示信号を受信して、カメラ制御部15に撮像指示信号を入力するようになっている。また、バックドア制御部14は、判定部16からバックドア2の開動作を指示する開動作指示信号を受信して、バックドア錠6の開錠及びバックドア開閉部7の開動作を制御するようになっている。さらに、バックドア制御部14は、判定部16からの開動作指示信号を受信した際に、ライセンスランプ制御部17にライセンスランプ4の消灯を指示するための信号を入力するようになっている。
図3(a)は、例として駐車場においてバックカメラ5によって車両1の後方を撮像したものであり、画像内には、車両1のバンパ1a以外にも駐車場の区画線などが撮像されている。
図3(a)に示すように、まず、判定部16は、入力された画像からマーカー30の位置の画像を切り出すようになっている。マーカー30は、予め決まった位置に配置されているので、画像の切り出し位置は破線で示された部分を予め設定しておくことができる。図3(b)は、切り出された画像を示している。
すなわち、図4に示すように、本実施形態では、使用者がバックドア2を開けたい場合、使用者がバックカメラ5とマーカー30との間を手などで遮って、バックカメラ5に対してマーカー30を隠すだけでよい。なお、単にマーカー30を隠すだけでよいため、両手が荷物でふさがっていたとしても、使用者は、腕等の別の体の一部や、荷物自体によってマーカー30を隠せばよい。
上述の特許文献1の従来技術では、使用者の体の一部などを検知することに基づいて後部開閉体の開動作を実行するかを判定していたが、本発明によれば、マーカー30の位置の画像内からマーカー30が抽出されないことに基づいてバックドア2の開動作を実行するかを判定しているので、誤検出になる可能性が極めて低く、使用者の意図に対して適切にバックドア2の開動作が実行される。
また、上述の特許文献2の従来技術では、ドップラーレーダの検出範囲が使用者にわかりにくいという問題があったが、本発明では、使用者がバックカメラ5とマーカー30との間を遮ってカメラに対してマーカー30を隠すだけでよいので、使用者に対してわかりやすく、誤検出になる可能性が極めて低い。また、マーカー30を隠す動作は、手をかざすだけでなく、両手が荷物でふさがっている場合には、腕などの体の一部や、荷物自体でも行うことができ、使用者はバックドア2の開動作を瞬時にかつ簡単に行うことができる。
さらに、本実施形態のカメラは、車両が後進する際に車両後方を撮像するバックカメラを流用することができるので、既存の装備を利用することによってコストも抑えることができる。
さらに、マーカー30が、四角形状などの簡易な形状で位置も固定されているので、画像処理が容易であり、制御装置10の演算負荷も小さい。
次に、ステップS7−1において制御装置10の判定部16は、マーカー30が遮蔽された後に一定時間経過させてから、ステップS7−2に進む。
ステップS7−2において、制御装置10の判定部16は、再度、画像内にマーカー30が存在するかどうかの判定を行う。マーカー30が検出された場合(Yes)、ステップS7−3に進む。ステップS7−3において、判定部16は一定時間が経過した際に、バックドア2の開動作を実行することを決定して、ステップS8に進む。一方、マーカー30が検出されない場合(No)、ステップS7−2を繰り返し行う。
2 バックドア
3 キーレスエントリシステム
4 ランセンスランプ
5 バックカメラ
6 バックドア錠
7 バックドア開閉部
10 制御装置
12 送受信部
13 認証部
14 バックドア制御部
15 カメラ制御部
16 判定部
17 ランセンスランプ制御部
20 携帯機
30 マーカー
Claims (4)
- 使用者の携帯機から送信される信号を受信して、車両の後部開閉体の開閉を制御する制御装置と、
前記後部開閉体に設けられ、前記車両の後方を撮像するカメラと
を備えている後部開閉体の開閉制御システムにおいて、
前記車両には、前記後部開閉体の閉状態で前記カメラによって視認可能な位置に被検知体が配置されており、
前記制御装置は、
前記携帯機から送信される前記信号を受信した際に前記カメラを制御するカメラ制御部と、
前記カメラによって撮像された前記被検知体の位置の画像に基づいて前記後部開閉体の開動作を実行するかを判定する判定部と、
前記判定部の結果に基づいて前記後部開閉体の開動作を制御する後部開閉体制御部と
を備えていることを特徴とする後部開閉体の開閉制御システム。 - 前記判定部は、前記被検知体の位置の画像内から前記被検知体が抽出されない場合に、前記後部開閉体の開動作を実行することを決定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の後部開閉体の開閉制御システム。
- 前記判定部は、前記被検知体の位置の画像内から前記被検知体が抽出されなかった後の一定時間後に再び前記被検知体が抽出された場合に、前記後部開閉体の開動作を実行することを決定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の後部開閉体の開閉制御システム。
- 前記被検知体が、視覚又は触覚で認識可能な認識部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の後部開閉体の開閉制御システム。
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JP2011265608A JP5742027B2 (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | 後部開閉体の開閉制御システム |
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JP2011265608A JP5742027B2 (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | 後部開閉体の開閉制御システム |
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