JP5729771B2 - エコー発生防止装置、その装置を備える電話装置、エコー発生防止方法及びエコー発生防止プログラム - Google Patents
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また、本発明の第2の観点によれば、集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置であって、前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止装置が提供される。
更に、本発明の第5の観点によれば、集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止方法であって、前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュートステップを有し、前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うと共に、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止方法が提供される。
更に、本発明の第7の観点によれば、集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置としてコンピュータを機能させるためのエコー発生防止プログラムであって、前記コンピュータを、前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了するエコー発生防止装置として機能させることを特徴とするエコー発生防止プログラムが提供される。
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするエコー発生防止装置。
前記制御手段は、前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止装置。
前記電話番号の入力は、ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により行われ、
前記ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により入力された前記電話番号を検出する手段を更に備えることを特徴とするエコー発生防止装置。
前記電話番号の入力は、前記集音部に対するDTMFトーンの入力により行われ、
前記集音部に対する前記DTMFトーンの入力により入力された前記電話番号を検出する手段を更に備えることを特徴とするエコー発生防止装置。
前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出したのならば前記所定の期間を開始し、前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止装置。
前記制御手段は、前記電話装置がハンズフリー状態に切り替わった時又は前記電話装置がオンフック状態となった時に前記所定の期間を開始することを特徴とするエコー発生防止装置。
前記ユーザから入力された電話番号に対応する発呼用の信号を生成する信号生成手段と、
前記信号生成手段により生成された発呼用の信号と、前記ミュート手段の出力信号とを加算する加算手段と、
を更に備え、
前記所定の期間では、前記ミュート手段から前記加算手段に与えられる信号はミュート状態の信号であり、前記加算手段は、前記集音部からの信号を含まず前記発呼用の信号を含む信号を前記電話用回線に出力することを特徴とするエコー発生防止装置。
前記音声出力部から出力された音を前記集音部が集音することにより生じるエコーを除去するためのエコーキャンセル手段と、
前記所定の期間に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を停止させ、前記所定の期間が終了した時に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を再開させる手段と、
を更に備えることを特徴とするエコー発生防止装置。
前記エコーキャンセル手段は、少なくともアコースティックエコーキャンセラーを含み、
前記制御手段は、前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を停止させる時に、該アコースティックエコーキャンセラーが推定しているエコー推定値を、次回に前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を再開させる時にエコー推定値の初期値として利用させることを特徴とするエコー発生防止装置。
集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置であって、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備えるエコー発生防止装置を更に備えることを特徴とする電話装置。
前記制御手段は、前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了することを特徴とする電話装置。
前記電話番号の入力は、ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により行われ、
前記ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により入力された前記電話番号を検出する手段を更に備えることを特徴とする電話装置。
前記電話番号の入力は、前記集音部に対するDTMFトーンの入力により行われ、
前記集音部に対する前記DTMFトーンの入力により入力された前記電話番号を検出する手段を前記エコー発生防止装置が更に備えることを特徴とする電話装置。
付記10に記載の電話装置であって、
前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出したのならば前記所定の期間を開始し、前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とする電話装置。
前記制御手段は、前記電話装置がハンズフリー状態に切り替わった時又は前記電話装置がオンフック状態となった時に前記所定の期間を開始することを特徴とする電話装置。
前記ユーザから入力された電話番号に対応する発呼用の信号を生成する信号生成手段と、
前記信号生成手段により生成された発呼用の信号と、前記ミュート手段の出力信号とを加算する加算手段と、
を前記エコー発生防止装置が更に備え、
前記所定の期間では、前記ミュート手段から前記加算手段に与えられる信号はミュート状態の信号であり、前記加算手段は、前記集音部からの信号を含まず前記発呼用の信号を含む信号を前記電話用回線に出力することを特徴とする電話装置。
前記音声出力部から出力された音を前記集音部が集音することにより生じるエコーを除去するためのエコーキャンセル手段と、
前記所定の期間に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を停止させ、前記所定の期間が終了した時に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を再開させる手段と、
を前記エコー発生防止装置が更に備えることを特徴とする電話装置。
前記エコーキャンセル手段は、少なくともアコースティックエコーキャンセラーを含み、
前記制御手段は、前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を停止させる時に、該アコースティックエコーキャンセラーが推定しているエコー推定値を、次回に前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を再開させる時にエコー推定値の初期値として利用させることを特徴とする電話装置。
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュートステップを有し、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うことを特徴とするエコー発生防止方法。
前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止方法。
前記電話番号の入力は、ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により行われ、
前記ダイヤルボタンに対する前記ユーザの操作により入力された前記電話番号を検出する手段を更に備えることを特徴とするエコー発生防止方法。
前記電話番号の入力は、前記集音部に対するDTMFトーンの入力により行われ、
前記集音部に対する前記DTMFトーンの入力により入力された前記電話番号を検出する手段を更に備えることを特徴とするエコー発生防止方法。
付記19に記載のエコー発生防止方法であって、
前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出したのならば前記所定の期間を開始し、前記ユーザが呼出先を特定する為の音声を前記集音部に対して喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止方法。
前記電話方法がハンズフリー状態に切り替わった時又は前記電話方法がオンフック状態となった時に前記所定の期間を開始することを特徴とするエコー発生防止方法。
前記ユーザから入力された電話番号に対応する発呼用の信号を生成する信号生成ステップと、
前記信号生成手段により生成された発呼用の信号と、前記ミュート手段の出力信号とを加算する加算ステップと、
を更に備え、
前記所定の期間では、前記ミュート手段から前記加算手段に与えられる信号はミュート状態の信号であり、前記加算手段は、前記集音部からの信号を含まず前記発呼用の信号を含む信号を前記電話用回線に出力することを特徴とするエコー発生防止方法。
前記音声出力部から出力された音を前記集音部が集音することにより生じるエコーを除去するためのエコーキャンセルステップと、
を更に備え、
前記所定の期間に前記エコーキャンセルステップによるエコー除去の機能を停止し、前記所定の期間が終了した時に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を再開する、
ことを特徴とするエコー発生防止方法。
前記電話機は、少なくともアコースティックエコーキャンセラーを含み、
前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を停止させる時に、該アコースティックエコーキャンセラーが推定しているエコー推定値を、次回に前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を再開させる時にエコー推定値の初期値として利用させることを特徴とするエコー発生防止方法。
101、201 ダイヤルボタン
102、202 ボタン検出部
103、203 マイク
104、204 スピーカ
105、205 送信信号
106、206 AEC
108、208 制御部
109、209 記憶部
110、210 カウント部
111、211 ミュートスイッチ
112、212 DTMF信号生成部
113、213 LEC
114、214 回線インタフェース部
115、215 受信信号
116、216 回線
117、217 音響エコー
118、218 回線エコー
119、120、121、219、220、221 加算部
207 DTMF信号検出部
1001 ダイヤルボタン
1002 スピーカ
1003 マイク
2000 ユーザの手
Claims (11)
- 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置であって、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止装置。 - 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置であって、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止装置。 - 請求項1又は2に記載のエコー発生防止装置であって、
前記制御手段は、前記電話装置がハンズフリー状態に切り替わった時又は前記電話装置が前記ハンズフリー状態におけるオンフック状態となった時に前記所定の期間を開始することを特徴とするエコー発生防止装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載のエコー発生防止装置であって、
前記ユーザから入力された電話番号に対応する発呼用の信号を生成する信号生成手段と、
前記信号生成手段により生成された発呼用の信号と、前記ミュート手段の出力信号とを加算する加算手段と、
を更に備え、
前記所定の期間では、前記ミュート手段から前記加算手段に与えられる信号はミュート状態の信号であり、前記加算手段は、前記集音部からの信号を含まず前記発呼用の信号を含む信号を前記電話用回線に出力することを特徴とするエコー発生防止装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載のエコー発生防止装置であって、
前記音声出力部から出力された音を前記集音部が集音することにより生じるエコーを除去するためのエコーキャンセル手段と、
前記所定の期間に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を停止させ、前記所定の期間が終了した時に前記エコーキャンセル手段によるエコー除去の機能を再開させる手段と、
を更に備えることを特徴とするエコー発生防止装置。 - 請求項5に記載のエコー発生防止装置であって、
前記エコーキャンセル手段は、少なくともアコースティックエコーキャンセラーを含み、
前記制御手段は、前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を停止させる時に、該アコースティックエコーキャンセラーが推定しているエコー推定値を、次回に前記アコースティックエコーキャンセラーの機能を再開させる時にエコー推定値の初期値として利用させることを特徴とするエコー発生防止装置。 - 集音部及び音声出力部を備える電話装置であって、
エコーの発生を防止する為に、請求項1乃至6の何れか1項に記載のエコー発生防止装置を更に備えることを特徴とする電話装置。 - 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止方法であって、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュートステップを有し、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うと共に、前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止方法。 - 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止方法であって、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュートステップを有し、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うと共に、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了することを特徴とするエコー発生防止方法。 - 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置としてコンピュータを機能させるためのエコー発生防止プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記電話番号の入力が開始されたならば、入力される前記電話番号の最初の所定数の桁を基に、前記電話番号の全桁を予測し、前記全桁の入力が終了した時に前記所定の期間を終了するエコー発生防止装置として機能させることを特徴とするエコー発生防止プログラム。 - 集音部と音声出力部を備える電話装置でのエコー発生を防止するエコー発生防止装置としてコンピュータを機能させるためのエコー発生防止プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記集音部にて集音された音であって、前記音声出力部から出力された音を少なくとも含む音を表す信号が前記電話装置に接続された電話用回線に送信されないようにミュートするミュート手段と、
前記集音部と前記音声出力部との間に、電話番号入力のためにこれらの部分に近接したユーザの人体により音響的な短絡伝送路が形成されている期間を少なくとも含む所定の期間に、前記ミュートを行うように前記ミュート手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記ユーザが呼出先を特定して、その呼出先に対して発呼する為の一連の音声を前記集音部に対して喋り始めたことを検出し、更に、前記ユーザが前記一連の音声を喋り終えたことを検出したのならば前記所定の期間を終了するエコー発生防止装置として機能させることを特徴とするエコー発生防止プログラム。
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