JP5724204B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 - Google Patents
有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5724204B2 JP5724204B2 JP2010088506A JP2010088506A JP5724204B2 JP 5724204 B2 JP5724204 B2 JP 5724204B2 JP 2010088506 A JP2010088506 A JP 2010088506A JP 2010088506 A JP2010088506 A JP 2010088506A JP 5724204 B2 JP5724204 B2 JP 5724204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- organic
- ring
- general formula
- partial structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 0 CC[C@]1(C=IC1(C)c1cc(NC)c2)*(C=C(*C)*3)=C3c1c2C(C)=C(*=CC)N* Chemical compound CC[C@]1(C=IC1(C)c1cc(NC)c2)*(C=C(*C)*3)=C3c1c2C(C)=C(*=CC)N* 0.000 description 6
- TVICLSMQGTVWJF-SSYAZFEXSA-N CC1([C@@]2(C)C1)c1cccc-3c1N1[NH+]2[N-]C(Cc2c(C)ccc(C)c2)=C1c1c-3c(C)n[n]1C Chemical compound CC1([C@@]2(C)C1)c1cccc-3c1N1[NH+]2[N-]C(Cc2c(C)ccc(C)c2)=C1c1c-3c(C)n[n]1C TVICLSMQGTVWJF-SSYAZFEXSA-N 0.000 description 1
- MSCVVQDAYUNAID-AMVUTOCUSA-N CCCCCC(C)(C)Cc(c(C)n[n]1-2)c1N(C(C)=N)C1=N[C@]3(C)[F]C3(C)c3cccc-2c13 Chemical compound CCCCCC(C)(C)Cc(c(C)n[n]1-2)c1N(C(C)=N)C1=N[C@]3(C)[F]C3(C)c3cccc-2c13 MSCVVQDAYUNAID-AMVUTOCUSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
該発光層が、下記一般式(1)で表される部分構造を含む化合物を少なくとも1つ含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
2.前記一般式(1)で表される部分構造が、下記一般式(2)〜(6)で表される部分構造のいずれかであることを特徴とする前記1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
3.前記1に記載の前記一般式(1)のR1a〜R1hで表される置換基または前記2に記載の前記一般式(2)〜(6)のR2a〜R2hで表される置換基の少なくとも1つが、下記一般式(7)または一般式(8)で表される基であることを特徴とする前記1または2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
4.前記1に記載の前記一般式(1)のR1a〜R1eで表される置換基または前記2に記載の前記一般式(2)〜(6)のR2a〜R2eで表される置換基のいずれか1つが、前記3に記載の前記一般式(7)または(8)で表される置換基であることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
本発明に係る金属錯体(金属錯体化合物ともいう)について説明する。
また、所謂配位子としては、当該業者が周知の配位子(配位化合物ともいう)を必要に応じて配位子として併用することができる。
本発明に係る、一般式(1)で表される部分構造を含む化合物(遷移金属錯体、金属錯体、金属錯体化合物ともいう)の形成に用いられる金属としては、元素周期表の8〜10族の遷移金属元素(単に遷移金属ともいう)が用いられるが、中でも、イリジウム、白金が好ましい遷移金属元素として挙げられる。
本発明に係る一般式(1)で表される部分構造を含む遷移金属錯体化合物の含有層としては、電荷を輸送する層(電荷輸送層)であれば特に制限はないが、正孔輸送層または発光層、発光層または電子阻止層が好ましく、より好ましくは発光層または電子阻止層であり、特に好ましくは発光層である。
本発明に係る一般式(1)で表される部分構造について説明する。
一般式(1)で表される部分構造において、R1a〜R1hで各々表される置換基としては、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、2−ブテニル基、1,3−ブタジエニル基、2−ペンテニル基、イソプロペニル基等)、アルキニル基(例えば、エチニル基、プロパルギル基等)、芳香族炭化水素基(芳香族複素環基、アリール基ともいい、例えば、フェニル基、p−クロロフェニル基、メシチル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、アントリル基、アズレニル基、アセナフテニル基、フルオレニル基、フェナントリル基、インデニル基、ピレニル基、ビフェニリル基等)、芳香族複素環基(ヘテロアリール基ともいい、例えば、ピリジル基、ピリミジニル基、フリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ピラゾリル基、ピラジニル基、トリアゾリル基(例えば、1,2,4−トリアゾール−1−イル基、1,2,3−トリアゾール−1−イル基等)、オキサゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、チアゾリル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、フラザニル基、チエニル基、キノリル基、ベンゾフリル基、ジベンゾフリル基、ベンゾチエニル基、ジベンゾチエニル基、インドリル基、カルバゾリル基、カルボリニル基、ジアザカルバゾリル基(前カルボリニル基のカルボリン環を構成する炭素原子の一つが窒素原子で置き換わったものを示す)、キノキサリニル基、ピリダジニル基、トリアジニル基、キナゾリニル基、フタラジニル基等)、複素環基(例えば、ピロリジル基、イミダゾリジル基、モルホリル基、オキサゾリジル基等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、アルキルスルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基等)、アリールスルホニル基またはヘテロアリールスルホニル基(例えば、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等)、フッ化炭化水素基(例えば、フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ペンタフルオロフェニル基等)、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、シリル基(例えば、トリメチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、トリフェニルシリル基、フェニルジエチルシリル基等)、ホスホノ基等が挙げられる。これらの置換基は上記の置換基によって更に置換されていてもよい。
本発明に係る一般式(2)〜(6)のいずれかで表される部分構造について説明する。
本発明に係る一般式(2)〜(6)のいずれかで表される部分構造の好ましい態様である一般式(9)〜(25)のいずれかで表される部分構造について説明する。
本発明に係る一般式(7)または(8)で表される基について説明する。
本発明に係る一般式(7)または(8)で表される基の置換位置としては、一般式(1)のR1a〜R1eのいずれか、一般式(2)〜(6)または一般式(9)〜(25)のR2a〜R2eのいずれかであることが好ましく、更に好ましくは、R1c〜R1eのいずれかまたはR2c〜R2eのいずれかである。
また、本発明に係る一般式(1)で表される部分構造のR1a〜R1h、一般式(2)〜(6)のいずれかで表される部分構造のR2a〜R2hまたは一般式(9)〜(25)のいずれかで表される部分構造のR2a〜R2hで各々表される置換基としては、前述のアルケニル基以外にもスチリル基、エポキシ基、オキセタニル基、アクリロイル基、メタクリロイル基等の重合性基を有していても良い。
(1)重縮合、(2)ラジカル重合、(3)イオン重合、(4)重付加、付加縮合等が挙げられ、重合性基の種類によって使い分けることが可能である。
以下の工程1〜3を経て、化合物42を合成した。
窒素雰囲気下で配位子A 910mg(2.5ミリモル)を2−エトキシエタノール12mlに溶解した溶液に、塩化イリジウム3水和物、350mg(1.0ミリモル)及び4mlの水を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。
窒素雰囲気下で錯体A、630mg(0.33ミリモル)及び炭酸ナトリウム、2.0を2−エトキシエタノール30mlに懸濁させた。この懸濁液にアセチルアセトン0.5g(5.0ミリモル)を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。
窒素雰囲気下で錯体B、360mg(0.35ミリモル)及びで配位子A 440mg(1.2ミリモル)をエチレングリコール30mlに懸濁させた。窒素雰囲気下に反応温度180℃〜190℃の間で4時間反応させ、錯体Bの消失を確認したところで反応終了とした。
(ケミカルシフトδ,ピーク形状,プロトン数)
δ=0.91〜0.95(t,18H,CH3−)、
1.2〜2.0 (m,27H,CH2−)、
2.0〜2.3 (s,27H,CH3−)、
3.5〜4.0 (m, 6H,CH2−)、
7.45 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.55 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.75 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.82 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)
尚、ピーク形状のmは、マルチプレット、sはシングレットを表す。
以下の工程1〜3を経て、化合物107を合成した。
窒素雰囲気下で配位子B 760mg(2.5ミリモル)を2−エトキシエタノール12mlに溶解した溶液に、塩化イリジウム3水和物、350mg(1.0ミリモル)及び4mlの水を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。反応液を冷却し、メタノール15mlを加え、析出した結晶を濾取した。
窒素雰囲気下で錯体C、570mg(0.34ミリモル)及び炭酸ナトリウム、2.0を2−エトキシエタノール30mlに懸濁させた。この懸濁液にアセチルアセトン0.5g(5.0ミリモル)を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。
窒素雰囲気下で錯体D、370mg(0.41ミリモル)及びで配位子B 365mg(1.2ミリモル)をエチレングリコール30mlに懸濁させた。窒素雰囲気下に反応温度180℃〜190℃の間で4時間反応させ、錯体Dの消失を確認したところで反応終了とした。
(ケミカルシフトδ,ピーク形状,プロトン数)
δ=2.29 (s, 9H,CH3−)、
2.68 (s, 9H,CH3−)、
6.08 (s, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.63 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.68 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)、
7.72 (m, 3H,芳香族複素環の>CH)
日立製作所製F−4500を用いて測定した化合物107の溶液におけるPL(リン光)発光極大波長は、445nm(T=77K、2−メチルテトラヒドロフラン中)、452nm(室温、塩化メチレン中)であった。
以下の工程1〜3により化合物227を合成した。
窒素雰囲気下で配位子C 920mg(2.5ミリモル)を2−エトキシエタノール12mlに溶解した溶液に、塩化イリジウム3水和物、350mg(1.0ミリモル)及び4mlの水を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。
窒素雰囲気下で錯体E、680mg(0.35ミリモル)及び炭酸ナトリウム、2.0を2−エトキシエタノール30mlに懸濁させた。この懸濁液にアセチルアセトン0.5g(5.0ミリモル)を加え、窒素雰囲気下で5時間還流した。
窒素雰囲気下で錯体F、450mg(0.32ミリモル)及びで配位子C 440mg(1.2ミリモル)をエチレングリコール30mlに懸濁させた。窒素雰囲気下に反応温度180℃〜190℃の間で4時間反応させ、錯体Fの消失を確認したところで反応終了とした。反応液を冷却し、メタノール30mlを加え、析出した結晶を濾取した。
(ケミカルシフトδ,ピーク形状,プロトン数)
δ=2.27 (s, 9H,CH3−)、
2.33 (s, 9H,CH3−)、
2.35 (s,18H,CH3−)、
2.50 (s, 9H,CH3−)、
4.03 (s, 6H,ベンジル基のCH2−)、
6.82 (s, 9H,ベンジル基のベンゼン環の>CH)、
7.83 (s, 3H,芳香族複素環の>CH)、
8.07 (s, 3H,芳香族複素環の>CH)、
8.18 (s, 3H,芳香族複素環の>CH)
日立製作所製F−4500を用いて測定した化合物227の溶液におけるPL(リン光)発光極大波長は453nm(T=77K、2−メチルテトラヒドロフラン中)、462nm(室温、塩化メチレン中)であった。
本発明の有機EL素子の構成層について説明する。本発明において、有機EL素子の層構成の好ましい具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されない。
(ii)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(iii)陽極/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極
(iv)陽極/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
(v)陽極/陽極バッファー層/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
本発明の有機EL素子においては、青色発光層の発光極大波長は430nm〜480nmにあるものが好ましく、緑色発光層は発光極大波長が510nm〜550nm、赤色発光層は発光極大波長が600nm〜640nmの範囲にある単色発光層であることが好ましく、これらを用いた表示装置であることが好ましい。
本発明に係る発光層は、電極または電子輸送層、正孔輸送層から注入されてくる電子及び正孔が再結合して発光する層であり、発光する部分は発光層の層内であっても発光層と隣接層との界面であってもよい。
本発明に用いられるホスト化合物について説明する。
本発明に係る発光ドーパントについて説明する。
本発明に係るリン光ドーパントについて説明する。
蛍光ドーパント(蛍光性化合物)としては、クマリン系色素、ピラン系色素、シアニン系色素、クロコニウム系色素、スクアリウム系色素、オキソベンツアントラセン系色素、フルオレセイン系色素、ローダミン系色素、ピリリウム系色素、ペリレン系色素、スチルベン系色素、ポリチオフェン系色素、または希土類錯体系蛍光体等が挙げられる。
注入層は必要に応じて設け、電子注入層と正孔注入層があり、上記の如く陽極と発光層または正孔輸送層の間、及び陰極と発光層または電子輸送層との間に存在させてもよい。
阻止層は、上記の如く有機化合物薄膜の基本構成層の他に必要に応じて設けられるものである。例えば、特開平11−204258号公報、同11−204359号公報、及び「有機EL素子とその工業化最前線(1998年11月30日エヌ・ティー・エス社発行)」の237頁等に記載されている正孔阻止(ホールブロック)層がある。
正孔輸送層とは正孔を輸送する機能を有する正孔輸送材料からなり、広い意味で正孔注入層、電子阻止層も正孔輸送層に含まれる。正孔輸送層は単層または複数層設けることができる。
電子輸送層とは電子を輸送する機能を有する材料からなり、広い意味で電子注入層、正孔阻止層も電子輸送層に含まれる。電子輸送層は単層または複数層設けることができる。
有機EL素子における陽極としては、仕事関数の大きい(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好ましく用いられる。このような電極物質の具体例としては、Au等の金属、CuI、インジウムチンオキシド(ITO)、SnO2、ZnO等の導電性透明材料が挙げられる。
一方、陰極としては仕事関数の小さい(4eV以下)金属(電子注入性金属と称する)、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが用いられる。このような電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシウム/銅混合物、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、インジウム、リチウム/アルミニウム混合物、希土類金属等が挙げられる。
本発明の有機EL素子に用いることのできる支持基板(以下、基体、基板、基材、支持体等とも言う)としては、ガラス、プラスチック等の種類には特に限定はなく、また透明であっても不透明であってもよい。支持基板側から光を取り出す場合には、支持基板は透明であることが好ましい。好ましく用いられる透明な支持基板としては、ガラス、石英、透明樹脂フィルムを挙げることができる。特に好ましい支持基板は、有機EL素子にフレキシブル性を与えることが可能な樹脂フィルムである。
本発明に用いられる封止手段としては、例えば、封止部材と電極、支持基板とを接着剤で接着する方法を挙げることができる。
有機層を挟み支持基板と対向する側の前記封止膜、あるいは前記封止用フィルムの外側に、素子の機械的強度を高めるために保護膜、あるいは保護板を設けてもよい。特に封止が前記封止膜により行われている場合には、その機械的強度は必ずしも高くないため、このような保護膜、保護板を設けることが好ましい。これに使用することができる材料としては、前記封止に用いたのと同様なガラス板、ポリマー板・フィルム、金属板・フィルム等を用いることができるが、軽量且つ薄膜化ということからポリマーフィルムを用いることが好ましい。
有機EL素子は空気よりも屈折率の高い(屈折率が1.7〜2.1程度)層の内部で発光し、発光層で発生した光のうち15%から20%程度の光しか取り出せないことが一般的に言われている。これは、臨界角以上の角度θで界面(透明基板と空気との界面)に入射する光は、全反射を起こし素子外部に取り出すことができないことや、透明電極ないし発光層と透明基板との間で光が全反射を起こし、光が透明電極ないし発光層を導波し、結果として光が素子側面方向に逃げるためである。
本発明の有機EL素子は基板の光取り出し側に、例えば、マイクロレンズアレイ状の構造を設けるように加工したり、あるいは所謂集光シートと組み合わせることにより、特定方向、例えば、素子発光面に対し正面方向に集光することにより、特定方向上の輝度を高めることができる。
本発明の有機EL素子の作製方法の一例として、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極からなる有機EL素子の作製法を説明する。
本発明の有機EL素子は、表示デバイス、ディスプレイ、各種発光光源として用いることができる。発光光源として、例えば、照明装置(家庭用照明、車内照明)、時計や液晶用バックライト、看板広告、信号機、光記憶媒体の光源、電子写真複写機の光源、光通信処理機の光源、光センサーの光源等が挙げられるがこれに限定するものではないが、特に液晶表示装置のバックライト、照明用光源としての用途に有効に用いることができる。
《有機EL素子1−1の作製》
陽極として100mm×100mm×1.1mmのガラス基板上にITO(インジウムチンオキシド)を100nm成膜した基板(NHテクノグラス社製NA45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けた透明支持基板をイソプロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
有機EL素子1−1の作製において、発光層のホスト化合物であるH−1、ドーパント化合物であるFIrpic(Ir−12)を表1に示す化合物に置き換えた以外は同様にして、有機EL素子1−2〜1−36を作製した。
得られた有機EL素子1−1〜1−36を評価するに際しては、作製後の各有機EL素子の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材としてエポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、これを上記陰極上に重ねて前記透明支持基板と密着させ、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、封止して、図3、図4に示すような照明装置を形成して評価した。
有機EL素子を室温(約23℃〜25℃)、2.5mA/cm2の定電流条件下による点灯を行い、点灯開始直後の発光輝度(L)[cd/m2]を測定することにより、外部取り出し量子効率(η)を算出した。ここで、発光輝度の測定はCS−1000(コニカミノルタセンシング製)を用いた。
下記に示す測定法に従って、半減寿命の評価を行った。
下記に示す測定法に従って、初期劣化の評価を行った。前記半減寿命の測定時に、輝度が90%に到達する時間を測定し、これを初期劣化の尺度とした。
即ち、初期劣化の値は、小さいほど初期の劣化が小さいことを示す。
各有機EL素子を室温下、2.5mA/cm2の定電流条件下による連続点灯を行った際の発光面を目視で下記のようにランク評価した。
×:ダークスポットを確認した人数が5人以上の場合、
△:ダークスポットを確認した人数が1〜4人の場合、
○:ダークスポットを確認した人数が0人の場合
得られた結果を表1に示す。
《フルカラー表示装置の作製》
(青色発光素子の作製)
実施例1の有機EL素子有機EL素子1−6を青色発光素子として用いた。
実施例1の有機EL素子1−1において、FIrpic(Ir−12)をIr−1に変更した以外は同様にして、緑色発光素子を作製し、これを緑色発光素子として用いた。
実施例1の有機EL素子1−1において、FIrpic(Ir−12)をIr−9に変更した以外は同様にして、赤色発光素子を作製し、これを赤色発光素子として用いた。
《白色発光素子及び白色照明装置の作製−1》
実施例1の透明電極基板の電極を50mm×50mmにパターニングし、その上に実施例1と同様に正孔注入/輸送層としてα−NPDを25nmの厚さで成膜し、更に、H−4の入った前記加熱ボートと例示化合物42の入ったボート及びIr−9の入ったボートをそれぞれ独立に通電して、発光ホストであるH−4と発光ドーパントとして例示化合物42、及びIr−9の蒸着速度が100:5:0.6になるように調節し、膜厚30nmの厚さになるように蒸着し、発光層を設けた。
《白色発光素子及び白色照明装置の作製−2》
陽極として100mm×100mm×1.1mmのガラス基板上にITO(インジウムチンオキシド)を100nm製膜した基板(NHテクノグラス社製NA−45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けた透明支持基板をイソプロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
《有機EL素子5−1の作製》
陽極として100mm×100mm×1.1mmのガラス基板上にITO(インジウムチンオキシド)を100nm製膜した基板(NHテクノグラス社製NA−45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けた透明支持基板をイソプロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
有機EL素子5−1の作製において、発光層のホスト化合物である化合物E、ドーパント化合物であるFIrpic(Ir−12)を表2に示す化合物に置き換えた以外は同様にして、有機EL素子5−2〜5−11を作製した。
得られた有機EL素子5−1〜5−11を評価するに際しては、作製後の各有機EL素子の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材としてエポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、これを上記陰極上に重ねて前記透明支持基板と密着させ、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、封止して、図3、図4に示すような照明装置を形成して評価した。
有機EL素子を室温(約23〜25℃)、2.5mA/cm2の定電流条件下による点灯を行い、点灯開始直後の発光輝度(L)[cd/m2]を測定することにより、外部取り出し量子効率(η)を算出した。
下記に示す測定法に従って、半減寿命の評価を行った。
下記に示す測定法に従って、初期劣化の評価を行った。前記半減寿命の測定時に、初期輝度の90%になる時間を求め、これを初期劣化の尺度とした。
即ち、初期劣化の値は、小さいほど初期の劣化が小さいことを示す。
有機EL素子を室温下、2.5mA/cm2の定電流条件下による連続点灯を行った際の発光面を目視で下記のようにランク評価した。
×:ダークスポットを確認した人数が5人以上の場合、
△:ダークスポットを確認した人数が1〜4人の場合、
○:ダークスポットを確認した人数が0人の場合
とした。
3 画素
5 走査線
6 データ線
A 表示部
B 制御部
101 有機EL素子
107 透明電極付きガラス基板
106 有機EL層
105 陰極
102 ガラスカバー
108 窒素ガス
109 捕水剤
Claims (13)
- 陽極と陰極により挟まれた少なくとも1層の発光層を含有する有機エレクトロルミネッセンス素子において、
該発光層が、下記一般式(1)で表される部分構造を含む化合物を少なくとも1つ含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 前記一般式(1)で表される部分構造が、下記一般式(2)〜(6)で表される部分構造のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 前記一般式(7)のm1が1を表すか、または前記一般式(8)のm2が1を表すことを特徴とする請求項1または2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項1に記載の一般式(1)で表される部分構造のE1f〜E1kで構成される5員環または請求項2に記載の一般式(2)〜(6)のいずれかで表される部分構造の窒素原子とE2f〜E2kで構成される5員環が、ピロール環を表すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項1に記載の一般式(1)で表される部分構造のE1a〜E1eで構成される5員環または請求項2に記載の一般式(2)〜(6)のいずれからで表される部分構造の窒素原子とE2b〜E2eで構成される5員環が、ピラゾール環を表すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 前記Mが白金またはイリジウムを表すことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 前記発光層が、カルバゾール誘導体または該カルバゾール誘導体のカルバゾール環を構成する炭化水素環の炭素原子の少なくとも一つが窒素原子で置換されている環構造を有する誘導体を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 構成層として、前記一般式(1)で表される部分構造を含む化合物を少なくとも1種含有する有機層を有し、該有機層がウェットプロセスを用いて形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項1に記載の一般式(1)で表される部分構造のR1a〜R1hで表される置換基の少なくとも1つまたは請求項2に記載の一般式(2)〜(6)のいずれかで表される部分構造のR2a〜R2hで表される置換基の少なくとも1つが、重合性の置換基であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 前記一般式(1)で表される部分構造を含む化合物を部分構造とする重合体を少なくとも1種含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 白色発光することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を備えたことを特徴とする表示装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を備えたことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010088506A JP5724204B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010088506A JP5724204B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011222650A JP2011222650A (ja) | 2011-11-04 |
JP5724204B2 true JP5724204B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=45039269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010088506A Active JP5724204B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5724204B2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8754114B2 (en) | 2010-12-22 | 2014-06-17 | Incyte Corporation | Substituted imidazopyridazines and benzimidazoles as inhibitors of FGFR3 |
DK3176170T3 (en) | 2012-06-13 | 2019-01-28 | Incyte Holdings Corp | SUBSTITUTED TRICYCLIC RELATIONS AS FGFR INHIBITORS |
US9388185B2 (en) | 2012-08-10 | 2016-07-12 | Incyte Holdings Corporation | Substituted pyrrolo[2,3-b]pyrazines as FGFR inhibitors |
US9266892B2 (en) | 2012-12-19 | 2016-02-23 | Incyte Holdings Corporation | Fused pyrazoles as FGFR inhibitors |
CA3130452C (en) | 2013-04-19 | 2023-10-31 | Incyte Holdings Corporation | Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors |
WO2015046452A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-02 | コニカミノルタ株式会社 | イリジウム錯体、イリジウム錯体の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 |
US10851105B2 (en) | 2014-10-22 | 2020-12-01 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as FGFR4 inhibitors |
MA41551A (fr) | 2015-02-20 | 2017-12-26 | Incyte Corp | Hétérocycles bicycliques utilisés en tant qu'inhibiteurs de fgfr4 |
US9580423B2 (en) | 2015-02-20 | 2017-02-28 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as FGFR4 inhibitors |
MX373169B (es) | 2015-02-20 | 2020-04-24 | Incyte Holdings Corp | Heterociclos bicíclicos como inhibidores de receptores del factor de crecimiento fibroblástico (fgfr). |
US10608186B2 (en) * | 2016-09-14 | 2020-03-31 | Universal Display Corporation | Organic electroluminescent materials and devices |
AR111960A1 (es) | 2017-05-26 | 2019-09-04 | Incyte Corp | Formas cristalinas de un inhibidor de fgfr y procesos para su preparación |
KR102637103B1 (ko) * | 2018-01-23 | 2024-02-20 | 삼성전자주식회사 | 유기금속 화합물, 이를 포함한 유기 발광 소자 및 이를 포함한 진단용 조성물 |
CN112867716B (zh) | 2018-05-04 | 2024-09-13 | 因赛特公司 | Fgfr抑制剂的固体形式和其制备方法 |
AU2019262579B2 (en) | 2018-05-04 | 2024-09-12 | Incyte Corporation | Salts of an FGFR inhibitor |
US11628162B2 (en) | 2019-03-08 | 2023-04-18 | Incyte Corporation | Methods of treating cancer with an FGFR inhibitor |
EP3956338A1 (de) | 2019-04-15 | 2022-02-23 | Merck Patent GmbH | Metallkomplexe |
WO2021007269A1 (en) | 2019-07-09 | 2021-01-14 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors |
US12122767B2 (en) | 2019-10-01 | 2024-10-22 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as FGFR inhibitors |
PH12022550892A1 (en) | 2019-10-14 | 2023-05-03 | Incyte Corp | Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors |
US11566028B2 (en) | 2019-10-16 | 2023-01-31 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as FGFR inhibitors |
CA3162010A1 (en) | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Incyte Corporation | Derivatives of an fgfr inhibitor |
CA3163875A1 (en) | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Incyte Corporation | Tricyclic heterocycles as fgfr inhibitors |
WO2021146424A1 (en) | 2020-01-15 | 2021-07-22 | Incyte Corporation | Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors |
JP2024513575A (ja) | 2021-04-12 | 2024-03-26 | インサイト・コーポレイション | Fgfr阻害剤及びネクチン-4標的化剤を含む併用療法 |
AR126102A1 (es) | 2021-06-09 | 2023-09-13 | Incyte Corp | Heterociclos tricíclicos como inhibidores de fgfr |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE553111T1 (de) * | 2006-02-10 | 2012-04-15 | Universal Display Corp | Metallkomplexe aus imidazoä1,2-füphenanthridin- liganden und deren verwendung in oled vorrichtungen |
WO2008156879A1 (en) * | 2007-06-20 | 2008-12-24 | Universal Display Corporation | Blue phosphorescent imidazophenanthridine materials |
JP5359088B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2013-12-04 | コニカミノルタ株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 |
JP5272608B2 (ja) * | 2008-09-20 | 2013-08-28 | コニカミノルタ株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 |
-
2010
- 2010-04-07 JP JP2010088506A patent/JP5724204B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011222650A (ja) | 2011-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5724204B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 | |
JP5482201B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP5600891B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置および照明装置 | |
JP5653617B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP5629980B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP5304010B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP5531446B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置および照明装置 | |
JP5577650B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP5522046B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置及び有機エレクトロルミネッセンス素子材料 | |
JP2008311607A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP5278314B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置及び有機エレクトロルミネッセンス素子材料 | |
JP2010278114A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP2010040829A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置 | |
JP5652083B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JPWO2008140069A1 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP2012151266A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置及び有機エレクトロルミネッセンス素子材料 | |
JP5423363B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP5629970B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
WO2010004887A1 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置及び有機エレクトロルミネッセンス素子材料 | |
JP5482313B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 | |
JP5463897B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP5515283B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 | |
JP5600884B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子材料、表示装置及び照明装置 | |
JP5488053B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、照明装置及び有機エレクトロルミネッセンス素子材料 | |
JP5272608B2 (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120921 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131031 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20131118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140902 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5724204 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |