JP5716708B2 - バネ荷重調整装置 - Google Patents
バネ荷重調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5716708B2 JP5716708B2 JP2012138700A JP2012138700A JP5716708B2 JP 5716708 B2 JP5716708 B2 JP 5716708B2 JP 2012138700 A JP2012138700 A JP 2012138700A JP 2012138700 A JP2012138700 A JP 2012138700A JP 5716708 B2 JP5716708 B2 JP 5716708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- spring load
- inclination
- female screw
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 45
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 25
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/32—Details
- F16K1/52—Means for additional adjustment of the rate of flow
- F16K1/523—Means for additional adjustment of the rate of flow for limiting the maximum flow rate, using a stop
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J5/00—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K25/00—Uniting components to form integral members, e.g. turbine wheels and shafts, caulks with inserts, with or without shaping of the components
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
- F16K11/02—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
- F16K11/06—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
- F16K11/065—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with linearly sliding closure members
- F16K11/07—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with linearly sliding closure members with cylindrical slides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49908—Joining by deforming
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Springs (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
雌ネジ部材とアジャストスクリュとの間にシール性が求められるバネ荷重調整装置の具体例として、特許文献1に開示される技術が知られている。
特許文献1の技術を、図10を参照して説明する。なお、後述する[発明を実施するための形態]および[実施例]と同一機能物に対して同一符号を付すものである。
特許文献1の技術は、スリーブ2に対してアジャストスクリュ4をネジ回し可能に設ける必要があるため、円筒穴J1と円筒部J2の間に環状クリアランスCを設ける必要がある。
一方、特許文献1の技術は、円筒穴J1と円筒部J2の間によってシール性を確保するものであるため、円筒穴J1と円筒部J2の間の環状クリアランスCの隙間距離を極めて小さく設ける必要がある。
このため、スリーブ2とアジャストスクリュ4の双方に高い加工精度が要求されることになり、コストアップの要因になってしまう。
このため、バネ荷重調整装置の軸方向寸法が長くなってしまい、結果的にスプール弁7が大型化する不具合がある。
バネ荷重調整装置は、雌ネジ部材の一部を塑性変形させた雌ネジ部材と一体のカシメ片によって、アジャストスクリュを軸方向へ加圧するものである。
カシメ片によってアジャストスクリュが軸方向へ押されることで、「雄ネジのネジ山」と「雌ネジのネジ山」とが軸方向へ押し付けられ、螺旋状のネジ溝方向に沿って連続して当接するため、雌ネジ部材とアジャストスクリュの間のシール性を確保できる。
このように、カシメ片によってアジャストスクリュを軸方向へ加圧することでシール性を確保するため、高い加工精度を必要とせず、コストを抑えることができる。
また、雄ネジと雌ネジとの螺合箇所を利用してシール性を確保するため、従来技術(特許文献1参照)で用いていた円筒穴と円筒部を必要とせず、軸方向寸法を短縮できる。
カシメ片を複数箇所に設ける。
これにより、スリーブの一部を塑性変形させる際に用いられるカシメ力を抑えることができる。
このため、カシメ力によってスリーブに与えられる歪みを小さく抑えることができ、カシメ力によるスリーブの歪みが油圧制御部に影響を与える不具合を回避できる。また、カシメ力を抑えることができることで、カシメ片の形成コストも抑えることができる。
カシメ片が第1傾斜(カシメ片から加圧力が加えられることでアジャストスクリュに締め方向の回転力を付与する傾斜)を加圧するとともに、他のカシメ片が第2傾斜(カシメ片から加圧力が加えられることでアジャストスクリュに緩め方向の回転力を付与する傾斜)を加圧する。
これにより、アジャストスクリュは、「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の双方に規制される。その結果、アジャストスクリュの調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
アジャストスクリュの軸方向の端面の周囲に、角度範囲θ毎に第1傾斜と第2傾斜とを交互に連続して設ける。そして、アジャストスクリュの軸芯に対して対称な箇所に、2個(180°間隔)のカシメ片を設ける場合、
角度範囲θは、
θ=360°/2N{ただし、Nは3以上の奇数}
で表される。
これにより、アジャストスクリュの軸芯に対して対称な位置(180°間隔)に「第1傾斜と第2傾斜の両方」が存在するため、軸芯に対して対称な位置に設けられる2個のカシメ片のそれぞれが、第1傾斜と第2傾斜とを確実に加圧する。このため、上記請求項3の手段の効果を得ることができる。
アジャストスクリュの軸方向の端面の周囲に、角度範囲θ毎に第1傾斜と第2傾斜とを交互に連続して設ける。そして、アジャストスクリュの軸芯に対して対称な箇所に、3個(120°間隔)のカシメ片を設ける場合、
角度範囲θは、
θ=360°/(3N+1){ただし、Nは1以上の奇数}
で表される。
カシメ片が120°間隔で存在するため、3個のうちの2個のカシメ片が、第1傾斜と第2傾斜とを確実に加圧する。このため、上記請求項3の手段の効果を得ることができる。
それぞれのカシメ片の周方向長(周方向の長さ)Wは、角度範囲θの2倍より長く設けられる。
即ち、W>2θの関係に設けられる。
これにより、アジャストスクリュの回転位置に関わらず、アジャストスクリュがどの回転位置であっても、それぞれのカシメ片(即ち、全てのカシメ片)が第1傾斜と第2傾斜の頂部を含んでカシメられる。
このため、各カシメ箇所においてカシメ荷重の偏りが発生せず、アジャストスクリュに偏荷重が生じる不具合がなく、シール性をより確実に保つことができる。
アジャストスクリュの軸方向の端面に凹部を設けて、カシメ片を凹部に嵌め入れる。
アジャストスクリュの凹部とカシメ片が嵌まり合うことにより、アジャストスクリュが「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の両方に回動できなくなる。
その結果、アジャストスクリュの調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
アジャストスクリュの軸方向の端面に、雄ネジのネジ込み角に対して平行な第2傾斜を設け、カシメ片によって第2傾斜部のみを加圧する。
これにより、カシメ片による加圧力が、雄ネジのネジ込み角に対して垂直方向に作用する。このため、カシメ片による加圧力が「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」のどちらにも作用せず、カシメ片の加圧力が「雄ネジのネジ山」と「雌ネジのネジ山」を押し付ける力のみに作用する。その結果、雌ネジ部材に対するアジャストスクリュの摩擦力を大きくすることができ、アジャストスクリュの調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
アジャストスクリュにおけるスプリングの受け座は、スプリングの内径側をガイドしてスプリングの調芯を行う調芯凸部を備えるものであり、スプリングの内側に侵入する調芯凸部の軸方向の肉厚を利用して工具係合穴が設けられる。
このように、スプリングの内側に侵入する調芯凸部の肉厚を利用して工具係合穴が設けられるため、バネ荷重調整装置の軸方向寸法を短くできる。
アジャストスクリュにおけるスプリングの受け座は、スプリングの外径側をガイドしてアジャストスクリュに対するスプリングの調芯を行う調芯凹部を備える。
そして、この調芯凹部の内径は、調芯凹部の底からスプリングの挿入口まで徐々に拡径して設けられる。さらに、アジャストスクリュは、調芯凹部の軸方向を長くする延長筒部を備える。
これにより、傾斜し易いスプリング(例えば、アジャストスクリュのネジサイズに比較してスプリング外径が小さく、細くて倒れ易いスプリング等)を組付ける場合であっても、「挿入口に向かって拡径し、軸方向に長い調芯凹部」により、スプリングを起こしながら確実に組付けることができる。
バネ荷重調整装置を車両用自動変速機の油圧制御を行うスプール弁に適用する。
これにより、自動変速機の制御に用いられるスプール弁において、上記請求項1〜請求項10のいずれかの効果を得ることができる。
バネ荷重調整装置は、内周に雌ネジ1が形成された雌ネジ部材2(後述する実施例ではスリーブ)と、雌ネジ1に螺合する雄ネジ3が形成されたアジャストスクリュ4とを具備するものであり、雌ネジ部材2に対してアジャストスクリュ4の螺合量を調整することで、アジャストスクリュ4により押圧されるスプリング5のバネ荷重の調整を行なうものである。
カシメ片6によってアジャストスクリュ4を軸方向へ押することで、「雄ネジ3のネジ山」と「雌ネジ1のネジ山」が螺旋方向(ネジ溝の形成方向)に沿って連続して当接するため、雌ネジ部材2とアジャストスクリュ4の間のシール性を確保することができる。
なお、以下の実施例において上記[発明を実施するための形態]と同一符号は、同一機能物を示すものである。
図1〜図3を参照して実施例1を説明する。
この実施例は、車両用自動変速機の油圧制御装置に用いられるスプール弁7のバネ荷重調整装置に本発明を適用したものである。なお、以下では、スプール弁7の駆動手段の具体的な一例としてリニアソレノイド(電磁アクチュエータ)を用いるが、限定されるものでなない。
・略円筒形状を呈する金属製のスリーブ2と、
・このスリーブ2の内部で軸方向に摺動自在に支持されるスプール8と、
・このスプール8を軸方向の一方(リニアソレノイドが配置される方向)へ付勢するスプリング5と、
を備えて構成される。
電子制御装置は、デューティ比制御等によってリニアソレノイドへ与える駆動電流を制御するものであり、リニアソレノイドに付与する通電量を制御することによって、スプール8の軸方向位置をコントロールして、各ポートの開閉や連通度合の調整を行ない、出力ポートに所望の出力油圧を発生させる。
リニアソレノイドに与えられた駆動電流に対応した出力油圧を発生させるには、スプリング5のバネ荷重(スプリング5がスプール8を押す力)を調整しておく必要がある。
このバネ荷重調整装置は、スリーブ2(雌ネジ部材2の一例)と、このスリーブ2に螺合するアジャストスクリュ4とで構成される。
一方、アジャストスクリュ4の外周には、スリーブ2の雌ネジ1に螺合する雄ネジ3が形成されている。また、アジャストスクリュ4の外側端面(図1右端に向く面)には、ドライバー工具が嵌まり合う工具係合穴9が設けられている。なお、図2には、工具係合穴9の一例としてマイナス穴を示すが、限定されるものではなく、例えば後述する実施例の六角穴など適宜変更可能なものである。
スプール弁7は、用途等に応じて、スリーブ2とアジャストスクリュ4との間にシール性が求められる場合がある。
具体的な一例として、
(i)スプリング5が配置されるバネ室10が、ダンパ室、フィードバック室、パイロット油室等の油圧室として用いられる場合、
(ii)アジャストスクリュ4の外部空間(反バネ室10側)に高い油圧が印加される場合、
などがある。
次に、アジャストスクリュ4の調整を行った後に、カシメ片6を設ける工程を説明する。
先ず、ドライバー工具を用いて、スリーブ2に対してアジャストスクリュ4を所定量螺合させた後、スリーブ2に対するアジャストスクリュ4の螺合量を微調整してスプリング5のバネ荷重を目標のバネ荷重に調整する。
ここで、雌ネジ1と雄ネジ3は、例えばJIS等のネジ規格を用いて製造されたものであり、雌ネジ1と雄ネジ3の間には、螺合に適した螺合隙間が形成されている。この螺合隙間の存在により、スリーブ2に対してアジャストスクリュ4を容易に回転させることができ、調整をスムーズに行うことができる。
アジャストスクリュ4の調整が終了したスプール弁7を、図1(a)に示すカシメ治具11に装着し、油圧等で駆動されるカシメプレス12によりスリーブ2の一部を塑性変形させてカシメ片6を形成し、そのカシメ片6によってアジャストスクリュ4を軸方向へ加圧する。
なお、カシメプレス12には、
(i)スリーブ2の一部を塑性変形させてカシメ片6を形成するカシメ片形成部12aの他に、
(ii)工具係合穴9に嵌め入れられて、カシメ工程中にアジャストスクリュ4が回転するのを防ぐ係合穴挿入部12bが設けられている。
この実施例のバネ荷重調整装置は、上述したように、スリーブ2の一部を塑性変形させたカシメ片6によって、アジャストスクリュ4を軸方向へ押し付けるものである。
カシメ片6がアジャストスクリュ4を軸方向へ押し付けることで、「雄ネジ3のネジ山」と「雌ネジ1のネジ山」が軸方向へ押し付けられて、結果的に「雄ネジ3のネジ山」と「雌ネジ1のネジ山」が螺旋状のネジ溝に沿って連続して当接する。このため、スリーブ2とアジャストスクリュ4の間のシール性を確保することができる。
また、雄ネジ3と雌ネジ1との螺合箇所を利用してシール性を確保するため、従来技術(特許文献1参照)で用いていた円筒穴J1と円筒部J2を必要とせず(符合、図10参照)、スプール弁7の軸方向の短縮化を図ることができる。
しかるに、この螺旋隙間(螺旋状に形成される隙間)は、雌ネジ1と雄ネジ3の「螺合開始点」と「螺合終了点」の2点のみで開口するシール長が大変長くて細い隙間であるため、螺旋隙間によるシール漏れは極めて小さく抑えられる。
この実施例は、スリーブ2とアジャストスクリュ4との間のシール性を確保する手段として、上述したように、スリーブ2の一部を塑性変形させたカシメ片6を用いて、アジャストスクリュ4を軸方向へ加圧する。
このカシメ片6は、周方向に連続するリングカシメであっても良いが、この実施例では具体的な一例としてカシメ片6を複数箇所(この実施例1では、図3に示すように3箇所)に分けて設けている。
このようにカシメ片6を部分的に設けることにより、スリーブ2の一部を塑性変形させる際のカシメ力を抑えることができる。
このため、カシメ力によってスリーブ2に与えられる歪みを小さく抑えることができ、結果的に「カシメ力によるスリーブ2の歪み」が「スプール弁7における油圧制御部」に影響を与える不具合を回避できる。また、カシメ力を抑えることができることで、カシメ片6の形成コストも抑えることができる。
アジャストスクリュ4の軸方向の端面には、図2(a)に示すように、
(i)カシメ片6から加圧力が加えられることでアジャストスクリュ4に「締め方向の回転力」を付与する第1傾斜αと、
(ii)カシメ片6から加圧力が加えられることでアジャストスクリュ4に「緩め方向の回転力」を付与する第2傾斜βと、
が設けられている。
これにより、アジャストスクリュ4は、「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の双方に規制される。その結果、アジャストスクリュ4の調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
この特徴技術4では、上記の特徴技術3の具体例を説明する。
この実施例のアジャストスクリュ4の軸方向の端面の周囲には、図2(a)に示すように、周方向の角度範囲θ(軸芯を中心とした円周方向の角度範囲)毎に、第1傾斜αと第2傾斜βとが交互に連続して設けられる。
一方、この実施例のカシメ片6は、図3(a)に示すように、アジャストスクリュ4の軸芯に対して対称な箇所に、3個(120°間隔)設けられる。
具体的に、角度範囲θが、
θ=360°/(3N+1){ただし、Nは1以上の奇数}
で表されるように、第1傾斜αと第2傾斜βとが設けられる。
さらに具体的に説明すると、この実施例のNは3(N=3)であり、図3に示すように、アジャストスクリュ4の軸方向の端面は、周方向に10分割されて、5つの第1傾斜αと、5つの第2傾斜βとが設けられている。
その結果、アジャストスクリュ4が「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の双方に規制されるため、アジャストスクリュ4の調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
図4を参照して実施例2を説明する。なお、以下の実施例において上記実施例1と同一符合は同一機能物を示すものである。
上記の実施例1では、Nを3(N=3)に設ける例を示したが、この実施例2はNを1(N=1)に設けるものであり、図4に示すように、アジャストスクリュ4の軸方向の端面は、周方向に4分割されて、2つの第1傾斜αと、2つの第2傾斜βとが設けられている。
一方、この実施例2のカシメ片6は、実施例1と同様、アジャストスクリュ4の軸芯に対して対称な箇所に、3個(120°間隔)設けられる。
これによって、アジャストスクリュ4は、「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の双方に規制されるため、アジャストスクリュ4の調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
図5を参照して実施例3を説明する。
この実施例3は、アジャストスクリュ4の軸方向の端面に、カシメ片6と合致する凹部γを設けたものであり、カシメ片6が形成される際に、カシメ片6が凹部γに嵌め入れられるものである。
カシメ片6の周方向範囲と、凹部γの周方向範囲とは、合致するように設けられる。カシメ片6が凹部γに嵌まり合うことにより、アジャストスクリュ4が「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」の両方に回動できなくなる。
その結果、アジャストスクリュ4の調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
図6を参照して実施例4を説明する。
この実施例4は、アジャストスクリュ4の軸方向の端面に、雄ネジ3のネジ込み角に対して平行な第2傾斜βを設け、カシメ片6が第2傾斜β部のみを加圧するものである。
このように設けることにより、カシメ片6による加圧力が、雄ネジ3のネジ込み角に対して垂直方向に作用する。このため、カシメ片6による加圧力が「ネジが締まる方向」と「ネジが緩む方向」のどちらにも作用せず、カシメ片6の加圧力が「雄ネジ3のネジ山」と「雌ネジ1のネジ山」を押し付ける力のみに作用する。
その結果、スリーブ2に対するアジャストスクリュ4の摩擦力を大きくすることができ、アジャストスクリュ4の調整位置が、振動や衝撃によって変化する不具合を回避することができる。
図7を参照して実施例5を説明する。
この実施例5は、上述した実施例1をさらに良くしたものである。
上記実施例1では、アジャストスクリュ4の回転位置によって、それぞれのカシメ片6の軸方向位置が揃わない場合が考えられる。
すると、それぞれのカシメ片6からアジャストスクリュ4に与えられるカシメ荷重に偏りが生じて、アジャストスクリュ4に偏荷重が加わる可能性があり、スリーブ2とアジャストスクリュ4のシール性が損なわれる懸念がある。
即ち、W>2θの関係に設けるものである。
このため、アジャストスクリュ4は、3箇所とも第1傾斜αと第2傾斜βの頂部で軸方向のカシメ荷重を受ける。
その結果、3箇所のカシメ荷重に偏りが発生せず、アジャストスクリュ4に偏荷重が加わる可能性を無くすことができ、スリーブ2とアジャストスクリュ4のシール性をより確実に保つことができる。
図8を参照して実施例6を説明する。
この実施例6は、スプリング5の内径寸法が比較的大きい場合に好適な技術である。
この実施例6のアジャストスクリュ4は、スプリング5の受け座に、スプリング5の内径側に挿入されてアジャストスクリュ4に対するスプリング5の調芯を行う調芯凸部21を備える。この調芯凸部21は、軸方向の肉厚が厚く設けられる。
このように、スプリング5の内側に侵入する調芯凸部21の肉厚を利用して工具係合穴9を設けているため、バネ荷重調整装置の軸方向寸法を短くでき、スプール弁7の軸方向長を短縮できる。
図9を参照して実施例7を説明する。
この実施例7は、スプリング5の外径寸法が比較的小さい場合に好適な技術である。
この実施例7のアジャストスクリュ4は、スプリング5の受け座に、スプリング5の外径側を覆うことでアジャストスクリュ4に対するスプリング5の調芯を行う調芯凹部22を備える。
また、アジャストスクリュ4は、調芯凹部22の軸方向を長くする延長筒部23を備える。
2 スリーブ(雌ネジ部材)
3 雄ネジ
4 アジャストスクリュ
5 スプリング
6 カシメ片
7 スプール弁
α 第1傾斜
β 第2傾斜
γ 凹部
Claims (11)
- 内周に雌ネジ(1)が形成された雌ネジ部材(2)と、前記雌ネジ(1)に螺合する雄ネジ(3)が外周に形成されたアジャストスクリュ(4)とを具備し、
前記雌ネジ部材(2)と前記アジャストスクリュ(4)との間にシール性が求められるバネ荷重調整装置において、
前記雌ネジ部材(2)の一部を塑性変形させた前記雌ネジ部材(2)と一体のカシメ片(6)によって、前記アジャストスクリュ(4)を軸方向へ加圧してなるものであって、
前記カシメ片(6)が、バネ荷重調整後において、前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面にカシメられることによって、前記アジャストスクリュ(4)を軸方向へ加圧することにより、前記雄ネジ(3)のネジ山と前記雌ネジ(1)のネジ山とが軸方向へ押し付けられることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項1に記載のバネ荷重調整装置において、
前記カシメ片(6)は、複数箇所に設けられることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 内周に雌ネジ(1)が形成された雌ネジ部材(2)と、前記雌ネジ(1)に螺合する雄ネジ(3)が外周に形成されたアジャストスクリュ(4)とを具備し、
前記雌ネジ部材(2)と前記アジャストスクリュ(4)との間にシール性が求められるバネ荷重調整装置において、
前記雌ネジ部材(2)の一部を塑性変形させた前記雌ネジ部材(2)と一体のカシメ片(6)によって、前記アジャストスクリュ(4)を軸方向へ加圧してなるものであって、
前記カシメ片(6)は、複数箇所に設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面には、前記カシメ片(6)から加圧力が加えられることで前記アジャストスクリュ(4)に締め方向の回転力を付与する第1傾斜(α)と、前記カシメ片(6)から加圧力が加えられることで前記アジャストスクリュ(4)に緩め方向の回転力を付与する第2傾斜(β)とが設けられ、
複数箇所のカシメ片(6)のうち、少なくとも1個は前記第1傾斜(α)を加圧し、少なくとも1個は前記第2傾斜(β)を加圧することを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項3に記載のバネ荷重調整装置において、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面の周囲には、周方向の角度範囲θ毎に、前記第1傾斜(α)と前記第2傾斜(β)とが交互に連続して設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)の軸芯に対して対称な箇所に、2個の前記カシメ片(6)が設けられる場合、
角度範囲θは、
θ=360°/2N{ただし、Nは3以上の奇数}
で表されることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項3に記載のバネ荷重調整装置において、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面の周囲には、周方向の角度範囲θ毎に、前記第1傾斜(α)と前記第2傾斜(β)とが交互に連続して設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)の軸芯に対して対称な箇所に、3個の前記カシメ片(6)が設けられる場合、
角度範囲θは、
θ=360°/(3N+1){ただし、Nは1以上の奇数}
で表されることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載のバネ荷重調整装置において、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面の周囲には、周方向の角度範囲θ毎に、前記第1傾斜(α)と前記第2傾斜(β)とが交互に連続して設けられ、
それぞれの前記カシメ片(6)の周方向長Wは、角度範囲θの2倍より長く設けられることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 内周に雌ネジ(1)が形成された雌ネジ部材(2)と、前記雌ネジ(1)に螺合する雄ネジ(3)が外周に形成されたアジャストスクリュ(4)とを具備し、
前記雌ネジ部材(2)と前記アジャストスクリュ(4)との間にシール性が求められるバネ荷重調整装置において、
前記雌ネジ部材(2)の一部を塑性変形させた前記雌ネジ部材(2)と一体のカシメ片(6)によって、前記アジャストスクリュ(4)を軸方向へ加圧してなるものであって、
前記カシメ片(6)は、複数箇所に設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面に、前記カシメ片(6)が嵌め入れられる凹部(γ)を設けたことを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 内周に雌ネジ(1)が形成された雌ネジ部材(2)と、前記雌ネジ(1)に螺合する雄ネジ(3)が外周に形成されたアジャストスクリュ(4)とを具備し、
前記雌ネジ部材(2)と前記アジャストスクリュ(4)との間にシール性が求められるバネ荷重調整装置において、
前記雌ネジ部材(2)の一部を塑性変形させた前記雌ネジ部材(2)と一体のカシメ片(6)によって、前記アジャストスクリュ(4)を軸方向へ加圧してなるものであって、
前記カシメ片(6)は、複数箇所に設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)の軸方向の端面に、前記雄ネジ(3)のネジ込み角に対して平行な第2傾斜(β)を設け、前記カシメ片(6)が前記第2傾斜(β)部のみを加圧することを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のバネ荷重調整装置において、
前記アジャストスクリュ(4)におけるスプリング(5)の受け座は、コイル形状を呈する前記スプリング(5)の内径側をガイドして前記アジャストスクリュ(4)に対する前記スプリング(5)の調芯を行う調芯凸部(21)を備え、
前記スプリング(5)の内側に侵入する前記調芯凸部(21)の軸方向の肉厚を利用して工具係合穴(9)が設けられることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のバネ荷重調整装置において、
前記アジャストスクリュ(4)におけるスプリング(5)の受け座は、コイル形状を呈する前記スプリング(5)の外径側をガイドして前記アジャストスクリュ(4)に対する前記スプリング(5)の調芯を行う調芯凹部(22)を備え、
この調芯凹部(22)の内径は、当該調芯凹部(22)の底から前記スプリング(5)の挿入口まで徐々に拡径して設けられ、
前記アジャストスクリュ(4)は、前記調芯凹部(22)の軸方向を長くする延長筒部(23)を備えることを特徴とするバネ荷重調整装置。 - 請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載のバネ荷重調整装置において、
このバネ荷重調整装置は、車両用自動変速機の油圧制御を行うスプール弁(7)に適用され、
前記雌ネジ部材(2)は、前記スプール弁(7)におけるスリーブであることを特徴とするバネ荷重調整装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012138700A JP5716708B2 (ja) | 2011-12-27 | 2012-06-20 | バネ荷重調整装置 |
US13/728,085 US9863541B2 (en) | 2011-12-27 | 2012-12-27 | Spring load adjusting apparatus and manufacturing method thereof |
CN201210579592.8A CN103185149B (zh) | 2011-12-27 | 2012-12-27 | 弹簧负荷调节装置及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011285695 | 2011-12-27 | ||
JP2011285695 | 2011-12-27 | ||
JP2012138700A JP5716708B2 (ja) | 2011-12-27 | 2012-06-20 | バネ荷重調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013152015A JP2013152015A (ja) | 2013-08-08 |
JP5716708B2 true JP5716708B2 (ja) | 2015-05-13 |
Family
ID=48653602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012138700A Active JP5716708B2 (ja) | 2011-12-27 | 2012-06-20 | バネ荷重調整装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9863541B2 (ja) |
JP (1) | JP5716708B2 (ja) |
CN (1) | CN103185149B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5920325B2 (ja) * | 2013-11-11 | 2016-05-18 | 株式会社デンソー | 付勢力調整装置、これを用いた油圧制御弁、及び、付勢力調整装置の製造方法 |
CN110259597B (zh) * | 2019-06-21 | 2020-07-28 | 浙江博弈科技股份有限公司 | 一种气缸盖罩与气缸盖之间的连接结构 |
JP7140095B2 (ja) * | 2019-12-20 | 2022-09-21 | 株式会社デンソー | 油圧制御弁の製造方法 |
JP7412206B2 (ja) * | 2020-02-13 | 2024-01-12 | 日立Astemo株式会社 | ステアリング装置の製造方法 |
CN115298466B (zh) | 2020-04-02 | 2024-12-06 | 爱三工业株式会社 | 流量控制阀 |
WO2023090375A1 (ja) * | 2021-11-17 | 2023-05-25 | イーグル工業株式会社 | 弁 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529701Y2 (ja) * | 1975-10-16 | 1980-07-15 | ||
JPS5253258A (en) | 1975-10-27 | 1977-04-28 | Nichicon Capacitor Ltd | Capacitor |
FR2598480A1 (fr) * | 1986-05-12 | 1987-11-13 | Anjou Const Ind | Clapet a double effet pour la regulation d'un debit de fluide hydraulique, en particulier dans un amortisseur ou un element de suspension a fluide pour vehicule automobile. |
JPS63298416A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 | Aisin Warner Ltd | 圧力調整弁 |
JPH02129483A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Aisin Aw Co Ltd | 圧力調整弁 |
US5000222A (en) * | 1990-03-30 | 1991-03-19 | Honeywell Inc. | Tamper resistant adjustment range control for the adjustment screw of a control device |
DE4211176C2 (de) * | 1992-04-03 | 1998-07-23 | Porsche Ag | Lagerung für ein Federbein eines Kraftfahrzeuges |
JPH09166238A (ja) * | 1995-12-14 | 1997-06-24 | Denso Corp | 電磁弁 |
JP3693080B2 (ja) * | 1997-02-21 | 2005-09-07 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
JP2000252721A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Yokowo Co Ltd | 自動車用アンテナ |
JP2001280516A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Denso Corp | 調圧弁 |
US6457704B1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-10-01 | Meritor Light Vehicle Technology, Llc. | Coil spring noiseguard for a vehicle suspension |
WO2003010014A2 (en) * | 2001-07-25 | 2003-02-06 | Richard Pare | Load centering spring perch |
JP2005076687A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Showa Corp | 油圧緩衝器のばね荷重調整装置 |
JP2007032689A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Denso Corp | スプール弁装置 |
JP5093169B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2012-12-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電磁弁装置 |
JP5453918B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2014-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | 流量制御弁 |
-
2012
- 2012-06-20 JP JP2012138700A patent/JP5716708B2/ja active Active
- 2012-12-27 CN CN201210579592.8A patent/CN103185149B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-12-27 US US13/728,085 patent/US9863541B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103185149A (zh) | 2013-07-03 |
CN103185149B (zh) | 2015-05-13 |
JP2013152015A (ja) | 2013-08-08 |
US20130161550A1 (en) | 2013-06-27 |
US9863541B2 (en) | 2018-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5716708B2 (ja) | バネ荷重調整装置 | |
CN108361265B (zh) | 公差补偿装置 | |
US5266258A (en) | Method of sealingly seating a metal insert in a thermoplastic component | |
JP5617753B2 (ja) | バネ荷重調整装置 | |
CN101243260A (zh) | 公差补偿连接件 | |
US20080054626A1 (en) | Fitting for fluid conduits | |
CN108291582A (zh) | 联轴器 | |
US20100242881A1 (en) | Hydraulic camshaft adjuster having an axial screw plug | |
US11162525B2 (en) | External thread member | |
US20090217493A1 (en) | Hoop retaining ring | |
US8176629B2 (en) | Method for screwing skirt and crown parts of a metal piston together | |
US20150247585A1 (en) | Solenoid valve and manufacturing method of the same | |
EP1886031B1 (en) | Fastener and method for reducing stress failure in an engine component | |
WO2020026941A1 (ja) | ブラインドボルト | |
US10309561B2 (en) | Flow passage sealing structure | |
US9523433B2 (en) | Pressure control valve | |
JP6891081B2 (ja) | カシメナット、カシメナット用カシメ工具及びカシメナットの取付方法 | |
CN114630967B (zh) | 盲铆钉插入件、装有盲铆钉插入件的部件及其设置方法 | |
JP2013117304A (ja) | 締結方法およびシリンダ装置 | |
JP2005530972A (ja) | ロックドセンターアイドラの張力機構 | |
JP2020060274A (ja) | バネ荷重調整方法 | |
US20200080653A1 (en) | Spring load adjusting device | |
KR102550952B1 (ko) | 1축 편심 나사 펌프 | |
US10100686B2 (en) | Hydraulic camshaft adjuster, use, and method for assembling an at least two-part rotor of a hydraulic camshaft adjuster | |
KR20210031982A (ko) | 작은 축방향 힘의 밀봉 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150302 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5716708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |