JP5716470B2 - アンテナ内蔵式電子時計 - Google Patents
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Description
例えば、男性用および女性用のように、外装ケースの大きさが異なる時計でモジュールを兼用する場合、大型の時計用の中枠は、小型の時計用の中枠に比べて平面積が大きくなる。また、腕時計では、平面視で円形状のケースが多いため、モジュールも平面視で円形状であることが多い。この円形状のモジュールを、例えば平面視において角形状やバケット形状の外装ケースの時計に組み込んだ場合、たとえば、モジュールと外装ケースの四隅との間隔が大きくなり、中枠の平面積が大きくなる。
これらの場合には、中枠に設けられる集磁部材のサイズ(面積)を比較的に大きくできる。また、この中枠は、モジュールと外装ケースとの間にあるために、モジュール内の部品と干渉するおそれがない。そのため、中枠に集磁部材を設ける場合には、集磁部材のサイズの制約が少ない。従って、中枠に集磁部材を設ければ、その平面積を比較的大きくでき、集磁効果を高めることができてアンテナ特性も良好にできる。
なお、受信手段による受信処理時において、集磁部材とアンテナのリード部との距離が僅かにでも変化すると、アンテナの同調周波数が変動し、受信性能が低下する。これに対し、本発明のように、中枠に集磁部材を設ける場合には、集磁部材とアンテナのリード部との距離を固定することができるため、アンテナの同調周波数は変動しない。
また、本発明では、従前より時計の部品として用いられている中枠に集磁部材を設けている。そのため、時計の組み立て時において、集磁部材を外装ケースの内周面に貼り付けるような工程は必要なく、時計の組み立て性に優れている。また、新たな部品が不要で簡単に外装ケースとアンテナとの間に集磁部材を配置できるため、集磁部材を配置することで、時計が大型化したり、厚さ寸法が増大することを防止できる。
アモルファス箔材は、薄くしかも透磁率が高いため、このアモルファス箔材を集磁部材として用いることにより、時計の更なる小型化や薄型化を図ることができる。また、このようにアモルファス箔材を中枠に埋め込むことにより、本発明のアンテナ内蔵式電子時計が落下した場合のように衝撃などが加わった場合でも、アモルファス箔材を中枠で保護できて強度をアップでき、耐衝撃性能も向上できる。
本発明では、二つの集磁部材を、磁性体コアの両端のリード部にそれぞれ磁気結合される位置に設けている。このような場合、中枠に一つの集磁部材を設けて、集磁部材が磁性体コアのいずれか一方のリード部のみに磁気結合される位置に配置される場合と比較して、集磁効果を高めることができる。
このように、インサート成形により、集磁部材を中枠に設ける場合には、集磁部材を中枠に接着させる場合に比べて、時計の組み立て性を向上できる。また、本発明のアンテナ内蔵式電子時計が落下した場合のように衝撃などが加わった場合でも、集磁部材を中枠で保護できて強度をアップでき、耐衝撃性能も向上できる。
以下、本発明に係る第一実施形態について、図面に基づいて説明する。
〔電波修正時計の構成〕
図1において、電波修正時計1は、時針11、分針12、秒針13および文字板14を備えた指針式時計(アナログ時計)であり、時刻情報を有する外部無線情報としての長波標準電波を受信して、受信した時刻情報に基づいて時針11、分針12および秒針13の指示位置を補正可能な時計である。
この電波修正時計1は、時針11、分針12および秒針13と、文字板14と、ダイアルリング15(図5参照)と、標準電波を受信するアンテナ21、時針11、分針12および秒針13の駆動を制御する各種構成が組み込まれたモジュール10(図2参照)と、時針11、分針12、秒針13、文字板14、モジュール10などを内部に収納する外装ケース100と、モジュール10および外装ケース100の間に配置される中枠5(図2および図5参照)とを備えている。
先ず、電波修正時計1の外装ケース100の構成について説明する。
外装ケース100は、図2および図5に示すように、胴部としてのケーシング110と、ケーシング110の表面側に装着されたカバーガラス120と、ケーシング110の裏面(下端面)側に取り付けられた金属製の裏蓋130とを備えている。
次に、電波修正時計1のモジュール10の構成について説明する。
モジュール10には、図2に示すように、受信IC86、CPU87、基準振動子311(図3参照)などが取り付けられた図示略の回路基板、駆動手段4の一部を構成するモーター411,421や輪列、電力供給手段7を構成する高容量二次電源(二次電池)72などの各構成部材が組み込まれている。さらに、モジュール10には、外装ケース100に近接する位置に外部無線情報としての電波を受信するアンテナ21が組み込まれている。
モジュールに組み込まれる回路基板には、図3に示すように、アンテナ21で受信した電波を処理する受信手段2と、駆動制御回路部3と、時針11、分針12および秒針13を駆動する駆動手段4と、時刻をカウントするカウンター部6と、が各種回路構成として設けられている。
そして、駆動制御回路部3から出力される周波数切替え制御信号により、前記スイッチ22Cをオンまたはオフすることで、アンテナ21で受信する電波の周波数を切り替えるように構成されている。これにより、例えば、日本国内において、送信周波数40kHzのおおたかどや山(東日本)の標準電波出力局と、送信周波数60kHzのはがね山(西日本)の標準電波出力局とから出力されている2種類の周波数の長波標準電波を切り替えて受信することができるように構成されている。
受信回路部23で受信され信号処理された時刻データは、図3に示すように、時刻データ記憶回路部24に出力されて記憶される。
受信回路部23は、予め設定されたスケジュールや外部入力装置8による強制受信操作などによって、駆動制御回路部3から出力される受信制御信号に基づいて時刻情報の受信を開始する。
秒カウンター回路部61は、秒位置カウンター611と、秒時刻カウンター612と、一致検出回路613とを備えて構成されている。秒位置カウンター611および秒時刻カウンター612はともに60カウント、つまり1Hzの信号が入力された場合には60秒でループするカウンターである。秒位置カウンター611は、駆動制御回路部3から秒駆動回路41に供給される駆動パルス信号(秒駆動パルス信号PS1)をカウントしている。つまり、秒針を駆動させる駆動パルス信号をカウントすることによって、秒針13が示している針の位置をカウントしている。
秒時刻カウンター612は、通常は、駆動制御回路部3から出力される1Hzの基準パルス信号(クロックパルス)をカウントする。また、受信手段2で時刻データを受信した場合には、この時刻データのうちの秒データに合わせてカウンター値が修正される。
時分時刻カウンター622は、通常は、駆動制御回路部3から出力される1Hzのパルス(クロックパルス)をカウントする(正確には1Hzを60回計数したところで1カウントとする)。また、受信手段2で時刻データを受信した場合には、この時刻データのうちの時分データに合わせてカウンター値が修正される。
駆動制御回路部3は、一致検出回路613,623から不一致信号が入力されると、一致信号が入力されるまで駆動パルス信号PS1,PS2を出力し続ける。このため、通常運針時は、駆動制御回路部3から1Hzの基準信号によって時刻カウンター612,622のカウンター値が変化して位置カウンター611,621と不一致となると、駆動パルス信号PS1,PS2が出力されて時針11、分針12および秒針13が動くとともに、位置カウンター611,621が時刻カウンター612,622と一致することになり、この動作を繰り返すことで、通常の運針制御が行われる。
また、受信した時刻データで時刻カウンター612,622が修正されると、そのカウンター値に位置カウンター611,621のカウンター値が一致するまで、駆動パルス信号PS1,PS2が出力され続け、時針11、分針12および秒針13が早送りされて正しい時刻に修正される。
このアンテナ21は、磁性体コア211およびこの磁性体コア211に巻かれたコイル212により構成されている。
磁性体コア211は、図5に示すように、断面が略正方形に形成されている。また、この磁性体コア211は、図2に示すように、コイル212が巻装される直線状のコイル巻部211Cと、コイル巻部211Cの両端側から外装ケース100の胴部を構成するケーシング110に内周に沿う状態に突出するリード部211Dとを備えている。
次に、電波修正時計1における中枠5の構成について説明する。
中枠5は、外装ケース100およびモジュール10との間に配置され、合成樹脂からなる部品である。中枠5の外周形状は前記平面視において四角形状であり、中枠5の内周形状は前記平面視において円形状である。また、この中枠5は、中枠5の表面50Aが文字板14およびソーラーパネル74と対向し、中枠5の裏面50Bが外装ケース100の裏蓋130と対向する。
この中枠5は、外装ケース100の内周面に当接するように配置されているが、この中枠5の外周面50Dには、径方向に向かって外装ケース100の内周面に当接する複数の突出部(図示せず)が形成されていてもよい。このような場合、これらの突出部は、外装ケース100の内周面に沿って配置すればよい。
ここで、外装ケース100は前記平面視において四角形状であり、モジュール10は前記平面視において円形状であるために、図2に示すように、モジュール10と外装ケース100の四隅との間隔が大きくなり、中枠5の平面積が大きくなる。そのため、集磁部511の平面積も比較的に大きくできる。具体的には、集磁部511を、中枠5の四隅を頂点とし、中枠5の内周面50Cに沿って湾曲した辺を底辺とする略三角形状とすることができ、このようにすれば、中枠5の平面積の大きな四隅部を有効に利用できる。
ここで、磁気結合部512の配置は、中枠5内であれば自由に設定できるので、磁気結合部512をアンテナ21のリード部211Dに対し最適な距離に設定することができる。
このような本実施形態によれば、次の効果が得られる。
本実施形態においては、中枠5に集磁部材51を設けている。ここで、前記平面視において円形状のモジュール10を、前記平面視において四角形状の外装ケース100の時計に組み込んでいるので、モジュール10と外装ケース100の四隅との間隔が大きくなり、中枠5の平面積が大きくなる。そのため、中枠5に設けられる集磁部材51のサイズ(面積)を比較的に大きくできる。また、この中枠5は、モジュール10と外装ケース100との間にあるために、モジュール10内の部品と干渉するおそれがない。そのため、中枠5に集磁部材51を設ける場合には、集磁部材のサイズの制約が少ない。従って、中枠5に集磁部材51を設ければ、その平面積を比較的大きくでき、集磁効果を高めることができてアンテナ特性も良好にできる。
なお、受信手段による受信処理時において、集磁部材51とアンテナ21のリード部211Dとの距離が僅かにでも変化すると、アンテナ21の同調周波数が変動し、受信性能が低下する。これに対し、本実施形態のように、中枠5に集磁部材51を設ける場合には、集磁部材51とアンテナ21のリード部211Dとの距離を固定することができるため、アンテナ21の同調周波数は変動しない。
また、本実施形態では、時計の組み立て時において、集磁部材51を外装ケース100の内周面に貼り付けるような工程は必要なく、時計の組み立て性に優れている。また、新たな部品が不要で簡単に外装ケース100とアンテナ21との間に集磁部材51を配置できるため、集磁部材51を配置することで、時計が大型化したり、厚さ寸法が増大することを防止できる。
本発明の第二実施形態について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の第二実施形態の電波修正時計1Aを裏蓋側から見た概略平面図である。
第二実施形態は、(i)外装ケース100Aのケーシング110Aの内周形状が前記平面視においてバケット形状である点、および(ii)このため、中枠5Aの外周形状が、前記平面視においてバケット形状である点が前記第一実施形態と相違する。このため、前記実施形態と同一または同様の構成については説明を省略する。
また、図6に示すように、一方の集磁部材51Aの集磁部511Aは、リード部211Dに近接する位置(10時位置)からパルス合成回路31に近接する位置(1時位置)まで中枠5の表面50Aに沿って延出されており、他方の集磁部材51Aの集磁部511Aは、リード部211Dに近接する位置(8時位置)から時分モーター421に近接する位置(5時位置)まで中枠5の表面50Aに沿って延出されている。なお、集磁部材51Aの幅寸法が狭くなると集磁効果が低下する傾向にあるが、本実施形態においては、中枠5Aの外周形状は前記平面視においてバケット形状であるために、例えば6時位置や12時位置においても十分な幅寸法を有している。そのため、前記第一実施形態の場合と比較して、集磁部511Aをより長く延出することができる。
本実施形態においては、集磁部材51Aの集磁部511Aがそれぞれ1時位置や5時位置まで延出されているために、集磁部511Aの平面積も比較的に大きくなる。そして、集磁部材51Aは、集磁部511Aの平面積が大きいほど磁束線を集めることができるので、受信性能を向上できる。
本発明の第三実施形態について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の第三実施形態の電波修正時計1Bを裏蓋側から見た概略平面図である。
第三実施形態は、(i)外装ケース100Bのケーシング110Bの内周形状が前記平面視において円形状である点、および(ii)このため、中枠5Bの外周形状が、前記平面視において円形状である点が前記第一実施形態と相違する。このため、前記実施形態と同一または同様の構成については説明を省略する。
また、図7に示すように、一方の集磁部材51Bの集磁部511Bは、リード部211Dに近接する位置(10時位置)からパルス合成回路31に近接する位置(1時位置)まで中枠5Bの表面50Aに沿って延出されており、他方の集磁部材51Bの集磁部511Bは、リード部211Dに近接する位置(8時位置)から時分モーター421に近接する位置(5時位置)まで中枠5Bの表面50Aに沿って延出されている。なお、集磁部材51Bの幅寸法が狭くなると集磁効果が低下する傾向にあるが、本実施形態においては、中枠5Bの外周形状は前記平面視において比較的に大きな円形状であるために、例えば6時位置や12時位置においても十分な幅寸法を有している。そのため、前記第一実施形態の場合と比較して、集磁部511Bをより長く延出することができる。
本実施形態においては、集磁部材51Bの集磁部511Bがそれぞれ1時位置や5時位置まで延出されているために、集磁部材51Bの集磁部511Bの平面積も比較的に大きくなる。そして、集磁部材51Bは、集磁部511Bの平面積が大きいほど磁束線を集めることができるので、受信性能を向上できる。
ただし、前記第一実施形態と比較して、中枠5Bに四隅部分が存在しないために、その分だけ集磁部材51Bの集磁部511Bの平面積は小さくなる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、以上述べた実施の形態に対し、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができる。
従って、本発明のアンテナ内蔵式電子時計に内蔵されるアンテナ21としては、標準電波を受信する場合のような受信専用に用いるものでもよいし、非接触ICを用いたタグのように、情報を送受信するために用いてもよいし、さらには送信専用に用いてもよく、これらは本発明を適用する電子時計の種類に応じて適宜選択すればよい。
Claims (4)
- 金属製の外装ケースと、
外部無線情報を受信するアンテナと、
前記アンテナで受信された前記外部無線情報を処理する受信手段と、
前記アンテナおよび前記受信手段が内部に収納されるモジュールと、
前記外装ケースと前記モジュールの間に配置される中枠と、
前記中枠に設けられる、集磁部と磁気結合部を有する集磁部材とを備え、
前記アンテナは、磁性体コアと、この磁性体コアに巻回されるコイルとを備え、
前記磁性体コアは、前記コイルが巻回されたコイル巻部と、このコイル巻部の両端側から延出するリード部とを備え、
前記集磁部は前記中枠表面に沿って設けられるとともに前記磁気結合部は前記中枠の内周面に沿って設けられ、前記集磁部材は前記リード部と磁気結合する
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項1に記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記集磁部材は、前記中枠に埋め込まれているアモルファス箔材である
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記中枠には、二つの集磁部材が設けられており、
前記の二つの集磁部材は、前記磁性体コアの両端のリード部にそれぞれ磁気結合される位置に設けられている
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のアンテナ内蔵式電子時計において、
前記集磁部材は、インサート成形により、前記中枠に設けられる
ことを特徴とするアンテナ内蔵式電子時計。
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JP2012194095A (ja) | 2012-10-11 |
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