JP5711669B2 - スピロケタール誘導体の製造方法 - Google Patents
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Description
R1およびR2は、それぞれ独立に、1以上のRaにより置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のRaにより置換されていてもよいC3−10シクロアルキル、1以上のRaにより置換されていてもよいC2−10アルケニル、1以上のRaにより置換されていてもよいC3−10シクロアルケニル、1以上のRaにより置換されていてもよいC2−10アルキニル、1以上のRaにより置換されていてもよいアリール、1以上のRaにより置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のへテロシクリル、シアノ、ハロゲン原子、ニトロ、メルカプト、−OR3、−NR4R5、−S(O)pR6、−S(O)qNR7R8、−C(=O)R35、−CR36=NOR37、−C(=O)OR9、−C(=O)NR10R11、および−SiR12R13R14から選択され;nが2以上の場合、R1はそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく;mが2以上の場合、R2はそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく;または、隣接する炭素原子上に存在する2つのR1は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、ベンゼン環に縮合する炭素環またはヘテロ環を形成してもよく;隣接する炭素原子上に存在する2つのR2は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、ベンゼン環に縮合する炭素環またはヘテロ環を形成してもよく;
pは、0〜2から選択される整数であり;qは、1および2から選択される整数であり;
R3は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であり;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、および−C(=O)R15から選択され;
R6は、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、ただし、pが0の場合、R6はさらに−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であってもよく;
R7、R8、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、および−C(=O)R15から選択され;
R9は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または−SiR12R13R14であり;
Raは、それぞれ独立に、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロゲン原子、−NR21R22、−OR38、−SR26、−S(O)2R27、−SiR23R24R25、カルボキシ、−C(O)NR28R29、−C(=O)R30、−CR31=NOR32、シアノ、および−S(O)rNR33R34から選択され;
rは、1および2から選択される整数であり;
R12、R13、R14、R23、R24、およびR25は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
R15およびR30は、それぞれ独立に、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、C1−10アルキルアミノ、ジ(C1−10アルキル)アミノ、C1−10アルキルチオ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R21、R22、R28、R29、R33およびR34は、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、および−C(=O)R30から選択され;
R26は、水素原子、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、C3−10シクロアルキルオキシ、アリールオキシ、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−C(=O)R30、または−SiR23R24R25であり;
R27は、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30であり;
R31は、水素原子、C1−10アルキル、またはC3−10シクロアルキルであり;
R32は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30であり;
R35は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、C1−10アルキルチオ、アリール、またはヘテロアリールであり;
R36は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、またはC2−10アルキニルであり;
R37は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であり;
R38は、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、C1−10アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30である]
の化合物を製造する方法であって;
工程a)式(II):
R41は、R1として既に定義した基であり、ただし当該基は1以上の保護基を有していてもよく;nは既に定義したとおりである]
の化合物を、式(III):
R100は、独立に、−OR101、Cl、Br、I、Fから選択され、ここで、R101は水素原子およびC1−12アルキルから選択され、または、B(R100)2は、5または6員環の環状ボロン酸エステルを形成していてもよく、
R42は、R2として既に定義した基であり、ただし当該基は1以上の保護基を有していてもよく、mは既に定義したとおりである]
の化合物と反応させて、式(IV):
の化合物を得る工程;および
工程b)保護基を除去することにより、式(IV)の化合物を式(I)の化合物に変換する工程;
を含み、さらに、上記工程中、および/またはその前後の任意の段階において、保護基を導入する工程、および/または保護基を除去する工程を含んでいてもよい、前記製造方法が提供される。
ここで、R51は、それぞれ独立に、1以上のR56により置換されていてもよいアリール、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、C1−10アルキルチオ、およびアリールセレニルから選択され;
R52は、それぞれ独立に、C1−10アルコキシから選択され;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
R54は、水素原子、C1−10アルキル、1以上のC1−10アルコキシにより置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、1以上のR57により置換されていてもよいアミノ、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、または1以上のニトロにより置換されていてもよいアリールオキシであり;
R56は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R57は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択される。
P1およびP2は、それぞれ独立して、金属イオン、水素原子、またはヒドロキシ基の保護基から選択され;
R41およびnは既に定義したとおりである]
の化合物を有機金属試薬で処理し、その後、式(VII):
を反応させて、式(VIII):
Xは、金属イオン、または水素原子である]
の化合物を得る工程;および
式(VIII)の化合物を、上記式(V)の化合物に変換する工程;
をさらに含む製造方法が提供される。
P3、P4、P5、およびP6は、それぞれ独立に、1以上のR51により置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のR52により置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のヘテロシクリル、C2−10アルケニル、−Si(R53)3、−C(=O)R54、および−B(OR55)2から選択され;またはP3およびP4、P4およびP5、ならびにP5およびP6は一緒になって、それぞれ独立に、それぞれ2つのヒドロキシ基を保護して環を形成する2価のC1−10アルキレン基、またはカルボニル基であってもよく;
ここで、R51は、それぞれ独立に、1以上のR56により置換されていてもよいアリール、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、C1−10アルキルチオ、およびアリールセレニルから選択され;
R52は、それぞれ独立に、C1−10アルコキシから選択され;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
R54は、水素原子、C1−10アルキル、1以上のC1−10アルコキシにより置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、1以上のR57により置換されていてもよいアミノ、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、または1以上のニトロにより置換されていてもよいアリールオキシであり;
R56は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R57は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
Xは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である。
P3、P4、P5、およびP6は、それぞれ独立に、C1−6アルコキシC1−6アルキル、アリールメトキシC1−6アルキル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、基−Si(R53)3、アラルキル、基−B(OR55)2、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルコキシカルボニル、およびtert−ブチルから選択され;または、P3およびP4、P4およびP5、ならびにP5およびP6は一緒になって、−CH2−、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、および−CHPh−から選択される2つのヒドロキシ基を保護して環を形成する2価の基を表してもよく;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
Xは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である。
P3、P4、P5、およびP6が、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリル、メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−メトキシ−1−メチルエチル、テトラヒドロピラニル、およびテトラヒドロフラニルから選択される。
ブチルマグネシウムクロリドとブチルリチウム;
イソプロピルマグネシウムブロミドとブチルリチウム;
ジブチルマグネシウムとブチルリチウム;
ブチルマグネシウムブロミドとブチルリチウム;
イソプロピルマグネシウムブロミドとリチウムクロリド;
ジブチルマグネシウムとエトキシリチウム;
ジブチルマグネシウムとブトキシリチウム;
ジブチルマグネシウムとリチウムヘキサメチルジシラジド;
イソプロピルマグネシウムブロミドとブチルリチウムとリチウムクロリド;
ブチルマグネシウムクロリドとブチルリチウムとエトキシリチウム;
ブチルマグネシウムクロリドとブチルリチウムとリチウムヘキサメチルジシラジド;
イソプロピルマグネシウムブロミドとブチルリチウムとエトキシリチウム;
塩化亜鉛とブチルリチウム;および
ジエチル亜鉛とn−ブチルリチウム;
から選ばれる試薬の混合物または反応生成物である。
P1およびP2は、それぞれ独立に、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、水素原子、1以上のR51により置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のR52により置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のヘテロシクリル、C2−10アルケニル、−Si(R53)3、−C(=O)R54、および−B(OR55)2から選択され、
ここで、R51は、それぞれ独立に、1以上のR56により置換されていてもよいアリール、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、C1−10アルキルチオ、およびアリールセレニルから選択され;
R52は、それぞれ独立に、C1−10アルコキシから選択され;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキルおよびアリールから選択され;
R54は、水素原子、C1−10アルキル、1以上のC1−10アルコキシにより置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、1以上のR57により置換されていてもよいアミノ、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、または1以上のニトロにより置換されていてもよいアリールオキシであり;
R56は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R57は、それぞれ独立に、C1−10アルキルおよびアリールから選択される]
の化合物を有機金属試薬で処理し、その後、式(VII):
ここで、R51、R52、R53、R54、R55は既に述べたとおりである]
を反応させて、式(VIIIb):
Xはリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である]
の化合物を得る工程;および
式(VIIIb)の化合物を、式(Vb):
の化合物を得る工程;および
保護基を除去することにより、式(IVb)の化合物を式(Ib)の化合物に変換する工程;
を含む前記製造方法が提供される。式(I)の化合物の製造方法に関して本明細書で述べた態様は全て式(Ib)の化合物の製造方法に適用されうる。
Rxは、C1−6アルコキシである]
の化合物が提供される。上記式(II)および(IV)の化合物は、式(I)の化合物を効率的に製造する上での重要な合成中間体である。
工程1:(2−ブロモ−4−ヒドロキシメチルフェニル)メタノールの調製
MS(ESI+):362[M+2]+。
MS(ESI+):589[M+1]+、606[M+18]+。
MS(ESI+):619[M+1]+、636[M+18]+。
分析法:電量滴定法
KF分析装置:微量水分測定装置 三菱化学社製 型式KF−100
陽極液:アクアミクロンAX(三菱化学製)
陰極液:アクアミクロンCXU(三菱化学製)
MS(ESI+):387[M+1]+。
工程1:2−ブロモテレフタル酸ジメチルエステルの調製
HPLC保持時間:17.59分。
カラム:YMC−Pack ODS−A 6.0×150mm、5μm
移動相:10mM AcONH4/MeOH(5容積%)+10mM AcONH4/H2O(95容積%)から10mM AcONH4/MeOH(100容積%)まで20分間のグラジエントをかけ、その後同条件(10mM AcONH4/MeOH(100容積%))で5分間溶出
流速:1.5ml/分
カラム温度:室温
検出条件:230〜400nmの全波長の合計プロット。
HPLC保持時間:7.48分。
カラム:YMC−Pack ODS−A 6.0×150mm、5μm
移動相:0.1容積%TFA/MeCN(5容積%)+0.1容積%TFA/H2O(95容積%)から0.1容積%TFA/MeCN(100容積%)まで20分間のグラジエントをかけ、その後同条件(0.1容積%TFA/MeCN(100容積%))で5分間溶出
流速:1.5ml/分
カラム温度:室温
検出条件:230〜400nmの全波長の合計プロット。
MS(ESI+):299[M+1]+
HPLC保持時間:5.68分。
カラム:YMC−Pack ODS−A 6.0×150mm、5μm
移動相:10mM AcONH4/MeOH(5容積%)+10mM AcONH4/H2O(95容積%)から10mM AcONH4/MeOH(100容積%)まで20分間のグラジエントをかけ、その後同条件(10mM AcONH4/MeOH(100容積%))で5分間溶出
流速:1.5ml/分
カラム温度:室温
検出条件:230〜400nmの全波長の合計プロット。
Claims (23)
- 式(I):
R1およびR2は、それぞれ独立に、1以上のRaにより置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のRaにより置換されていてもよいC3−10シクロアルキル、1以上のRaにより置換されていてもよいC2−10アルケニル、1以上のRaにより置換されていてもよいC3−10シクロアルケニル、1以上のRaにより置換されていてもよいC2−10アルキニル、1以上のRaにより置換されていてもよいアリール、1以上のRaにより置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のへテロシクリル、シアノ、ハロゲン原子、ニトロ、メルカプト、−OR3、−NR4R5、−S(O)pR6、−S(O)qNR7R8、−C(=O)R35、−CR36=NOR37、−C(=O)OR9、−C(=O)NR10R11、および−SiR12R13R14から選択され;nが2以上の場合、R1はそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく;mが2以上の場合、R2はそれぞれ同一であっても、異なっていてもよく;または、隣接する炭素原子上に存在する2つのR1は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、ベンゼン環に縮合する炭素環またはヘテロ環を形成してもよく;隣接する炭素原子上に存在する2つのR2は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、ベンゼン環に縮合する炭素環またはヘテロ環を形成してもよく;
pは、0〜2から選択される整数であり;qは、1および2から選択される整数であり;
R3は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であり;
R4およびR5は、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、および−C(=O)R15から選択され;
R6は、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、ただし、pが0の場合、R6はさらに−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であってもよく;
R7、R8、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、および−C(=O)R15から選択され;
R9は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、または−SiR12R13R14であり;
Raは、それぞれ独立に、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、ハロゲン原子、−NR21R22、−OR38、−SR26、−S(O)2R27、−SiR23R24R25、カルボキシ、−C(O)NR28R29、−C(=O)R30、−CR31=NOR32、シアノ、および−S(O)rNR33R34から選択され;
rは、1および2から選択される整数であり;
R12、R13、R14、R23、R24、およびR25は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
R15およびR30は、それぞれ独立に、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、C1−10アルキルアミノ、ジ(C1−10アルキル)アミノ、C1−10アルキルチオ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R21、R22、R28、R29、R33およびR34は、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C1−10アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、および−C(=O)R30から選択され;
R26は、水素原子、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、C3−10シクロアルキルオキシ、アリールオキシ、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−C(=O)R30、または−SiR23R24R25であり;
R27は、ヒドロキシ、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30であり;
R31は、水素原子、C1−10アルキル、またはC3−10シクロアルキルであり;
R32は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30であり;
R35は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、C1−10アルキルチオ、アリール、またはヘテロアリールであり;
R36は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、またはC2−10アルキニルであり;
R37は、水素原子、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、−SiR12R13R14、または−C(=O)R15であり;
R38は、C1−10アルキル、C3−10シクロアルキル、C2−10アルケニル、C3−10シクロアルケニル、C2−10アルキニル、C1−10アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、−SiR23R24R25、または−C(=O)R30である]
の化合物を製造する方法であって;
工程a)式(II):
R41は、R1として既に定義した基であり、ただし当該基は1以上の保護基を有していてもよく;nは既に定義したとおりである]
の化合物を、式(III):
R100は、独立に、−OR101、Cl、Br、I、Fから選択され、ここで、R101は水素原子、およびC1−12アルキルから選択され、または、B(R100)2は、5また6員環の環状ボロン酸エステルを形成していてもよく、
R42は、R2として既に定義した基であり、ただし当該基は1以上の保護基を有していてもよく、mは既に定義したとおりである]
の化合物と反応させて、式(IV):
の化合物を得る工程;および
工程b)保護基を除去することにより、式(IV)の化合物を式(I)の化合物に変換する工程;
を含み、さらに、上記工程中、および/またはその前後の任意の段階において、保護基を導入する工程、および/または保護基を除去する工程を含んでいてもよい、前記製造方法。 - 式(II)および式(IV)におけるRxが同一の基を表す、請求項1に記載の製造方法。
- 式(II)および式(IV)におけるRxがt−ブチルまたはメトキシである、請求項2に記載の製造方法。
- 式(VI):
P1およびP2は、それぞれ独立して、金属イオン、水素原子、またはヒドロキシ基の保護基から選択され;
R41およびnは請求項1において定義したとおりである]
の化合物を有機金属試薬で処理し、その後、式(VII):
を反応させて、式(VIII):
Xは、金属イオン、または水素原子である]
の化合物を得る工程;および
式(VIII)の化合物を、請求項4に定義した式(V)の化合物に変換する工程;
をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。 - 式(VI)、式(VII)、および式(VIII)において、
P1およびP2は、それぞれ独立に、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、水素原子、1以上のR51により置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のR52により置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のヘテロシクリル、C2−10アルケニル、−Si(R53)3、−C(=O)R54、および−B(OR55)2から選択され;
P3、P4、P5、およびP6は、それぞれ独立に、1以上のR51により置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のR52により置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のヘテロシクリル、C2−10アルケニル、−Si(R53)3、−C(=O)R54、および−B(OR55)2から選択され;またはP3およびP4、P4およびP5、ならびにP5およびP6は一緒になって、それぞれ独立に、それぞれ2つのヒドロキシ基を保護して環を形成する2価のC1−10アルキレン基、またはカルボニル基であってもよく;
ここで、R51は、それぞれ独立に、1以上のR56により置換されていてもよいアリール、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、C1−10アルキルチオ、およびアリールセレニルから選択され;
R52は、それぞれ独立に、C1−10アルコキシから選択され;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
R54は、水素原子、C1−10アルキル、1以上のC1−10アルコキシにより置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、1以上のR57により置換されていてもよいアミノ、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、または1以上のニトロにより置換されていてもよいアリールオキシであり;
R56は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R57は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
Xは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である、請求項5に記載の製造方法。 - 式(VI)、式(VII)、式(VIII)において、
P1およびP2は、それぞれ独立に、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、水素原子、C1−6アルコキシC1−6アルキル、アリールメトキシC1−6アルキル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、基−Si(R53)3、アラルキル、および基−B(OR55)2から選択され;
P3、P4、P5、およびP6は、それぞれ独立に、C1−6アルコキシC1−6アルキル、アリールメトキシC1−6アルキル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、基−Si(R53)3、アラルキル、基−B(OR55)2、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルコキシカルボニル、およびtert−ブチルから選択され;または、P3およびP4、P4およびP5、ならびにP5およびP6は一緒になって、−CH2−、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、および−CHPh−から選択される2つのヒドロキシ基を保護して環を形成する2価の基を表してもよく;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択され;
Xは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である、請求項5に記載の製造方法。 - 式(VI)、式(VII)、式(VIII)において、
P1およびP2が、メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−メトキシ−1−メチルエチル、テトラヒドロピラニルピラニル、テトラヒドロフラニル、およびトリフェニルメチルから選択され;
P3、P4、P5、およびP6が、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリル、メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−メトキシ−1−メチルエチル、テトラヒドロピラニル、およびテトラヒドロフラニルから選択される、請求項5に記載の製造方法。 - 式(VIII)の化合物を、塩酸、硫酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、およびカンファースルホン酸から選択される酸の存在下で処理することにより、式(V)の化合物に変換する、請求項8に記載の製造方法。
- 式(VIII)の化合物を式(V)の化合物に変換する工程をワンポットで行う、請求項9に記載の製造方法。
- 式(VI)の化合物を有機リチウム試薬とハロゲン化マグネシウムにより処理し、式(VII)の化合物を反応させる、請求項5〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
- 式(VI)の化合物の有機金属試薬による処理において、有機リチウム試薬を添加した後にハロゲン化マグネシウムを加える、請求項11に記載の製造方法。
- 有機リチウム試薬がC1−10アルキルリチウムから選択され、ハロゲン化マグネシウムが塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、およびフッ化マグネシウムから選択される、請求項11または12に記載の製造方法。
- nが0である、請求項1〜13のいずれか1項に記載の製造方法。
- mが1であり、R2およびR42がC1−6アルキルである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の製造方法。
- 式(Ib):
の化合物を製造する方法であって;
式(VIb)
P1およびP2は、それぞれ独立に、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、水素原子、1以上のR51により置換されていてもよいC1−10アルキル、1以上のR52により置換されていてもよい飽和、部分不飽和、または不飽和のヘテロシクリル、C2−10アルケニル、−Si(R53)3、−C(=O)R54、および−B(OR55)2から選択され、
ここで、R51は、それぞれ独立に、1以上のR56により置換されていてもよいアリール、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、C1−10アルキルチオ、およびアリールセレニルから選択され;
R52は、それぞれ独立に、C1−10アルコキシから選択され;
R53およびR55は、それぞれ独立に、C1−10アルキルおよびアリールから選択され;
R54は、水素原子、C1−10アルキル、1以上のC1−10アルコキシにより置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、1以上のR57により置換されていてもよいアミノ、1以上のアリールにより置換されていてもよいC1−10アルコキシ、または1以上のニトロにより置換されていてもよいアリールオキシであり;
R56は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、C1−10アルコキシ、アリール、およびヘテロアリールから選択され;
R57は、それぞれ独立に、C1−10アルキル、およびアリールから選択される]
の化合物を有機金属試薬で処理し、その後、式(VII):
ここで、R51、R52、R53、R54、およびR55は既に定義したとおりである]
を反応させて、式(VIIIb):
Xはリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、または水素原子である]
の化合物を得る工程;
式(VIIIb)の化合物を、式(Vb):
式(Vb)の化合物を、式(IIb):
の化合物に変換する工程;
式(IIb)の化合物を式(IIIb):
の化合物と反応させて、式(IVb):
の化合物を得る工程;および
保護基を除去することにより、式(IVb)の化合物を式(Ib)の化合物に変換する工程;
を含む前記製造方法。 - P1およびP2が、メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−メトキシ−1−メチルエチル、テトラヒドロピラニルピラニル、テトラヒドロフラニル、およびトリフェニルメチルから選択され;P3、P4、P5、およびP6が、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリル、メトキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、1−メトキシ−1−メチルエチル、テトラヒドロピラニルピラニル、およびテトラヒドロフラニルから選択される、請求項17に記載の製造方法。
- 式(VIIIb)の化合物を、塩酸、硫酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、およびカンファースルホン酸から選択される酸の存在下で処理することにより、式(Vb)の化合物に変換する、請求項18に記載の製造方法。
- 式(VIIIb)の化合物を式(Vb)の化合物に変換する工程をワンポットで行う、請求項19に記載の製造方法。
- nが0であり、Rxが、t−ブチル、またはメトキシである請求項21に記載の式(II)の化合物。
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