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JP5705908B2 - 移動体通信端末試験装置及び移動体通信端末試験方法 - Google Patents

移動体通信端末試験装置及び移動体通信端末試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信端末の性能評価等の試験を行うため、移動体通信端末との間で通信を行う際に、移動体通信端末の送信電力を制御可能な移動体通信端末試験装置に関する。
例えば携帯電話機に代表される移動体通信端末を開発するにあたり、開発中の移動体通信端末が設計通りに機能するか否か、及び通信規格に従って正常に動作するか否かを試験するために、移動体通信端末試験装置が用いられる。このような移動体通信端末試験装置は、移動体通信端末試験装置の動作シーケンス及び通信シーケンスが記述された試験シナリオを予め作成して記憶しておき、この試験シナリオに従って基地局を模擬した擬似基地局装置として動作する。移動体通信端末試験装置の例として、例えば特許文献1、2に開示されているものがある。
特開2009−147640号公報 特開2004−88457号公報
移動体通信端末の試験においては、移動体通信端末の送信電力の最大値を測定する試験、或いは移動体通信端末の送信電力を最大にした状態で通信を行う試験がある。この場合、試験対象の移動体通信端末の送信電力が最大となるように制御する必要がある。特許文献2の試験装置では、移動端末装置のMACレイヤ(Media Access Control Layer:媒体アクセス制御層)の処理を試験装置から制御し、移動端末装置の送信電力を最大にして試験を行う構成が提案されている。
しかしながら、特許文献2の構成では、試験装置と移動端末装置との両方に、MACレイヤの制御のための特殊な機能が実装されている必要があり、汎用の移動体通信端末試験装置又は移動体通信端末に適用することができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、特殊な機能を用いることなく、汎用の移動体通信端末が備えている機能を利用して、移動体通信端末の送信電力を最大にして試験を行うことができる移動体通信端末試験装置及び移動体通信端末試験方法を提供することを目的としている。
すなわち、汎用の移動体通信端末は、通信先の基地局からの信号の受信電力を監視し、この受信電力が低下した場合に自己と基地局との距離が離れたと判断し、自発的に自己の送信電力を増加させる機能を備えている。本発明は、この機能を利用して、移動体通信端末の送信電力を最大にして試験を行うことを可能とする。
第1の発明に係る移動体通信端末試験装置は、試験対象の移動体通信端末との間で通信を行う通信部と、前記通信部が前記移動体通信端末へ送信する信号の送信電力を設定する送信電力設定部と、前記通信部及び前記送信電力設定部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部により前記移動体通信端末に対して直後に応答メッセージを要する要求メッセージを繰り返し送信し、前記要求メッセージの送信毎に前記送信電力を所定値ずつ低下させ、前記移動体通信端末からの前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記通信部にて受信しない場合、前記移動体通信端末からの直前の応答メッセージが、前記移動体通信端末が最大送信電力で送信したものとみなし、前記移動体通信端末を最大送信電力状態とする制御を行う。
上記構成により、特殊な機能を用いることなく、移動体通信端末の送信電力を最大にして試験を行うことができる。移動体通信端末を最大送信電力にする制御を、上位レイヤの制御によって実現可能である。
第2の発明に係る移動体通信端末試験装置は、上記第1の発明の移動体通信端末試験装置において、前記制御部は、前記応答メッセージを受信しない場合の直前の要求メッセージを送信した時の送信電力によって、前記通信部より前記移動体通信端末へ送信することにより、前記移動体通信端末を最大送信電力にて送信させ、前記移動体通信端末の試験を行う。
上記構成により、特殊な機能を用いることなく、移動体通信端末を最大送信電力にて送信を行わせ、最大送信電力状態での試験を実行できる。
第3の発明に係る移動体通信端末試験装置は、上記第1の発明の移動体通信端末試験装置において、前記移動体通信端末から受信した信号の受信電力を測定する受信電力測定部を備え、前記制御部は、前記移動体通信端末からの応答メッセージを受信する毎に受信電力を測定し、前記応答メッセージを受信しない場合の直前の応答メッセージの受信電力測定値によって前記移動体通信端末の最大送信電力値を決定して出力する。
上記構成により、特殊な機能を用いることなく、移動体通信端末の最大送信電力を測定可能となる。
第4の発明に係る移動体通信端末試験装置は、上記第3の発明の移動体通信端末試験装置において、前記制御部は、前記受信電力測定部までの損失を補正する測定電力補正値を用いて、前記受信電力測定値の補正を行い、補正された受信電力測定値によって前記移動体通信端末の最大送信電力値を決定する。
上記構成により、受信電力測定値の補正を行うことにより、精度良く移動体通信端末の最大送信電力の測定が可能となる。
第5の発明に係る移動体通信端末試験装置は、上記第1から第3のいずれかの発明の移動体通信端末試験装置において、前記要求メッセージは、移動体通信端末の能力を照合するための端末能力照合メッセージであり、前記応答メッセージは、移動体通信端末の能力を通知するための端末能力情報メッセージである。
上記構成により、移動体通信端末に対して直後に応答メッセージを要する要求メッセージとして、端末能力照合メッセージ(例えばUE Capability Enquiry)を用い、要求メッセージに対する応答メッセージとして、端末能力情報メッセージ(例えばUE Capability Information)を用いて、特殊な機能を用いることなく、上位レイヤの制御によって移動体通信端末を最大送信電力に制御することができる。
第6の発明に係る移動体通信端末試験装置は、上記第1から第5のいずれかの発明の移動体通信端末試験装置において、前記制御部は、試験シナリオに従って、前記要求メッセージの送信、前記応答メッセージの受信、前記送信電力の設定、前記移動体通信端末の最大送信電力の決定を行う。
上記構成により、移動体通信端末試験装置の設定及び試験手順などを記述した試験シナリオを用いて最大送信電力状態での試験を実行できる。
第7の発明に係る移動体通信端末試験方法は、試験対象の移動体通信端末に対して直後に応答メッセージを要する要求メッセージを繰り返し送信するメッセージ送信ステップと、前記要求メッセージの送信毎に前記移動体通信端末へ送信する信号の送信電力を所定値ずつ低下させる送信電力低下ステップと、前記要求メッセージに対する応答メッセージを受信するメッセージ受信ステップと、前記移動体通信端末からの前記要求メッセージに対する応答メッセージを受信しない場合、前記移動体通信端末からの直前の応答メッセージが、前記移動体通信端末が最大送信電力で送信したものとみなし、前記移動体通信端末を最大送信電力状態とする制御を行う最大送信電力制御ステップと、を有する。
上記手順により、特殊な機能を用いることなく、移動体通信端末の送信電力を最大にして試験を行うことができる。
本発明によれば、特殊な機能を用いることなく、移動体通信端末の送信電力を最大にして試験を行うことができる。
本発明の実施形態に係る移動体通信端末試験装置の構成を示すブロック図 本実施形態における基地局及び移動体通信端末の送信電力の制御動作のシーケンスの一例を示す図 本実施形態における基地局及び移動体通信端末の送信電力の制御動作の具体例を示す図 移動体通信端末の送信電力を最大にする制御に関する処理手順を示すフローチャート 移動体通信端末の最大送信電力値の測定に関する処理手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る移動体通信端末試験装置は、実網に成り代わる擬似基地局装置として機能し、移動体通信端末の動作状態確認、性能評価等の試験を行うものである。移動体通信端末試験装置は、試験対象の移動体通信端末との間で通信を行う。移動体通信端末としては、例えば、携帯電話機、スマートフォン、データ通信端末、各種携帯通信端末等、所定の通信規格に対応した通信を行う端末が用いられる。本実施形態では、試験対象の移動体通信端末として、3GPP(Third Generation Partnership Project)にて規定されている移動体通信規格であるLTE(Long Term Evolution)による通信が可能な移動体通信端末を用いる場合を例示する。
(本実施形態の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る移動体通信端末試験装置の構成を示すブロック図である。
移動体通信端末試験装置10は、移動体通信端末50と接続され、移動体通信端末50との間で通信を行う。移動体通信端末試験装置10と移動体通信端末50とは、例えば、同軸ケーブル等の有線の伝送路によって接続される。
移動体通信端末試験装置10は、方向性結合器11、送信部12、受信部13、通信処理部14、制御部15、試験シナリオ記憶部16、送信電力設定部17、受信電力測定部18、端末最大送信電力決定部19、補正値記憶部20、測定結果出力部21、及び操作部22を備える。
方向性結合器11は、送信部12にて出力されるRF(Radio Frequency)信号の送信信号を移動体通信端末50へ向けて送出し、移動体通信端末50より入力されるRF信号の受信信号を受信部13に送出する。
送信部12は、通信処理部14から送信データを受け、符号化、DA変換、直交変調、RF帯域への周波数変換、電力増幅等の処理を行い、送信信号として移動体通信端末50に対して出力する。送信部12が出力するRF信号の信号レベル(送信電力に相当する)は、送信電力設定部17によって制御される。
受信部13は、受信信号として入力される移動体通信端末50からのRF信号を受信し、ベースバンド帯域への周波数変換、直交復調、AD変換、復号等の処理を行い、受信データとして通信処理部14へ出力する。
通信処理部14は、制御部15からの制御に基づき、送信メッセージを生成し、通信規格に従ってレイヤ処理し、処理された通信データを送信部12に出力する。レイヤ処理とは、通信規格に従う所定の通信プロトコルに基づく信号処理であり、複数の階層(レイヤ)を持つレイヤ構成の通信プロトコル群の処理を実行することをいう。レイヤとしては、PHY(Physical Layer:物理層)、MAC(Media Access Control Layer:媒体アクセス制御層)、RLC(Radio Link Control Layer:無線リンク制御層)、PDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer:パケット・データ収斂プロトコル層)、RRC(Radio Resource Control Layer:無線リソース制御層)などがある。
また、通信処理部14は、受信部13からの通信データを受けて、通信規格に従ってレイヤ処理し、受信メッセージとして取得し、受信メッセージの内容を制御部15に報告する。
ここで、送信部12、受信部13、及び通信処理部14が移動体通信端末50と通信を行う通信部としての機能を実現する。
送信電力設定部17は、制御部15からの制御に基づき、送信電力を設定し、送信電力制御信号を送信部12に出力して、送信部12の出力信号レベルを制御する。
受信電力測定部18は、例えば、スペクトラムアナライザ、パワーメータ等における電力測定機能により実現される。受信電力測定部18は、受信部13にて受信した移動体通信端末50からの受信信号のアナログ信号の信号電力(受信電力に相当する)を測定し、受信電力測定値をデジタル値に変換して端末最大送信電力決定部19に出力する。
端末最大送信電力決定部19は、受信電力測定値を受信電力測定部18から取得して記憶し、制御部15からの制御に基づき、移動体通信端末50の最大送信電力を決定する。端末最大送信電力決定部19は、制御部15からの通知により、送信した要求メッセージに対する移動体通信端末50からの応答メッセージを受信しない場合に、直前の応答メッセージの受信時の受信電力測定値を、移動体通信端末50の最大送信電力として決定する。このとき、端末最大送信電力決定部19は、補正値記憶部20に記憶された測定電力補正値を用いて、受信電力測定部18における電力損失を補償するべく受信電力測定値の補正を行う。
補正値記憶部20は、移動体通信端末50から受信電力測定部18までの経路における電力損失を補償するための測定電力補正値を予め記憶する。
測定結果出力部21は、例えば液晶ディスプレイ等を有する表示部などを含むものであり、移動体通信端末50の最大送信電力値を表示、又はデータとして外部に出力する。
制御部15は、予め準備された試験シナリオに従って、所定の試験の各手順を実行するべく移動体通信端末試験装置10の各部を制御する。
試験シナリオ記憶部16は、移動体通信端末試験装置10の設定、並びに、動作シーケンス及び通信シーケンスを含む試験手順が記述された試験シナリオを記憶する。試験シナリオは、試験の種別毎に予め作成されている。
操作部22は、ボタン、スイッチ、タッチパネル等の各種操作入力デバイスの少なくともいずれか一つを有し、試験者の操作に対応する操作指示の入力を制御部15等の該当する処理部へ通知する。
図1において、通信処理部14、制御部15、シナリオ記憶部16、送信電力設定部17、受信電力測定部18、端末最大送信電力決定部19、及び補正値記憶部20は、プロセッサ及びメモリを有する情報処理回路又はコンピュータによって構成され、各部の機能を実現する。
(本実施形態における動作)
次に、本実施形態における動作として、移動体通信端末の最大送信電力制御について説明する。
まず、図2を用いて移動体通信端末試験装置が模擬する基地局の送信電力の変化に伴う移動体通信端末の送信電力の変化について説明する。図2は、本実施形態における基地局及び移動体通信端末の送信電力の制御動作のシーケンスの一例を示す図である。
移動体通信端末試験装置10は、基地局を模擬して移動体通信端末50と通信を行い、移動体通信端末50の送信電力を最大送信電力まで変化させるよう制御する。このとき、移動体通信端末試験装置10は、自装置の基地局の送信電力制御を行って送信電力を所定値ずつ下げる(弱くする)ことにより、移動体通信端末50における受信電力を低下させ、移動体通信端末50による自端末の送信電力制御によって移動体通信端末50の送信電力を上昇させる。
移動体通信端末50は、基地局から送られる通信信号の受信電力が下がると、基地局から遠ざかって基地局との距離が離れたと判断し、基地局まで送信信号が届くように、自端末から送出する通信信号の送信電力を上げる(強くする)よう送信電力制御を行う。
移動体通信端末試験装置10は、模擬動作させる基地局において、移動体通信端末50へ繰り返し送信する要求メッセージとして、例えば移動体通信端末の能力を照合するためのUE Capability Enquiry(端末能力照合メッセージ)を用いて移動体通信端末50に要求メッセージを送信する。そして、移動体通信端末試験装置10は、移動体通信端末50からの応答メッセージとして、例えば移動体通信端末の能力を通知するためのUE Capability Information(端末能力情報メッセージ)を受信し、応答メッセージの受信によって移動体通信端末50に自装置からの要求メッセージが届いたことを判断する。
UE Capability EnquiryとUE Capability Informationの送受信は、移動体通信端末50が基地局に対して位置登録完了状態であり、基地局と移動体通信端末50とのコネクションが確立する前に、基地局が移動体通信端末のステータスを確認するために行う通信手順である。このUE Capability Enquiry及びUE Capability Informationは、RRC等の上位レイヤにおいて実行される。
なお、要求メッセージ及び応答メッセージは、上記例に限定されず、基地局と移動体通信端末との間のコネクション確立前のメッセージ、或いはコネクションの確立を確認するためのメッセージなど、繰り返し送信可能で、移動体通信端末の動作に影響を与えることなく、要求メッセージに対して応答メッセージが直後に返信されるものであれば、適宜用いることができる。
図2に示した各手順について具体的に説明する。図2において、左側が移動体通信端末試験装置10による基地局(以下、基地局10Aと記載する)の送信電力、右側が移動体通信端末50の送信電力を示している。
(1)移動体通信端末試験装置10の基地局10Aは、第1回目の要求メッセージとして、所定の初期値の送信電力によって、移動体通信端末50へUE Capability Enquiryを送信し、移動体通信端末50がこれを受信する。
(2)移動体通信端末50は、UE Capability Enquiryに対する応答メッセージとして、UE Capability Informationを、基地局10AからのUE Capability Enquiryの受信電力に対応する送信電力によって基地局10Aへ送信し、移動体通信端末試験装置10の基地局10Aがこれを受信する。
(3)移動体通信端末試験装置10の基地局10Aは、第2回目の要求メッセージとして、第1回目より所定値(例えば−5dBm)下げた送信電力によって、移動体通信端末50へUE Capability Enquiryを送信し、移動体通信端末50がこれを受信する。
(4)移動体通信端末50は、UE Capability Enquiryに対する応答メッセージとして、UE Capability Informationを、基地局10AからのUE Capability Enquiryの受信電力に対応する送信電力によって基地局10Aへ送信し、移動体通信端末試験装置10の基地局10Aがこれを受信する。このとき、基地局10Aの送信電力の低下に応じて、移動体通信端末50の送信電力が上昇する。
(5)移動体通信端末試験装置10の基地局10Aは、第3回目の要求メッセージとして、第2回目よりさらに所定値(例えば−5dBm)下げた送信電力によって、移動体通信端末50へUE Capability Enquiryを送信し、移動体通信端末50がこれを受信する。
(6)移動体通信端末50は、UE Capability Enquiryに対する応答メッセージとして、UE Capability Informationを、基地局10AからのUE Capability Enquiryの受信電力に対応する送信電力によって基地局10Aへ送信し、移動体通信端末試験装置10の基地局10Aがこれを受信する。このとき、基地局10Aの送信電力の低下に応じて、移動体通信端末50の送信電力がさらに上昇する。
(7)移動体通信端末試験装置10の基地局10Aは、第4回目の要求メッセージとして、第3回目よりさらに所定値(例えば−5dBm)下げた送信電力によって、移動体通信端末50へUE Capability Enquiryを送信し、移動体通信端末50がこれを受信する。この場合、移動体通信端末50における受信電力が通信エリアの圏外との境界付近に相当する値であり、正常に受信処理ができなかったものとする。
(8)移動体通信端末50において基地局10AからのUE Capability Enquiryの要求メッセージが正常に受信できなかったため、移動体通信端末50から基地局10AへはUE Capability Informationの応答メッセージが送信されない。この場合、移動体通信端末試験装置10は、移動体通信端末50からの応答メッセージが受信できない場合、基地局10Aにおける要求メッセージの送信時の送信電力が弱く、今回の要求メッセージが移動体通信端末50へ正常に届いていないと判断する。そして、移動体通信端末試験装置10は、この直前(1回前)の移動体通信端末50とのメッセージの送受信が、移動体通信端末50において送信電力を最大まで上昇させた状態での通信であると判断する。すなわち、移動体通信端末試験装置10は、直前の移動体通信端末50からの応答メッセージが、移動体通信端末50が最大送信電力で送信したものとみなすことができ、このときの送信電力を移動体通信端末50の最大送信電力として決定する。
図2の例では、(5)の第3回目の要求メッセージが、基地局10Aから移動体通信端末50へ通信可能な最小送信電力(最小値)による要求メッセージ送信であり、(6)の(5)に対応する応答メッセージが、移動体通信端末50から基地局10Aへ送信する最大送信電力(最大値)による応答メッセージ送信である、と判定する。このときの基地局10Aの最小送信電力が、移動体通信端末50を最大送信電力で送信させる送信電力となる。
なお、基地局10Aにおいて送信電力を制御する際の所定値は、例えば1回の制御ステップ毎に低下させる電力制御単位となる固定制御値(−AdBm)を設定し、1制御ステップに−AdBmずつ下げるようにすればよい。或いは、所定値として制御ステップcn(n回目の制御ステップ)によって異なる可変制御値(−B(n)dBm)を設定し、制御ステップcnのときに−B(n)dBm下げるようにしてもよい。例えば、通信エリアの圏外との境界付近に相当する、移動体通信端末50の送信電力が最大になる近傍において、基地局10Aから移動体通信端末への送信電力を細かく制御することによって、より精度良く最大送信電力を決定できる。このような制御は、制御ステップの回数が多くなるにしたがって、低下させる送信電力の制御値を小さくすることによって実現できる。
次に、図3を用いて移動体通信端末試験装置が模擬する基地局と通信先の移動体通信端末のそれぞれの送信電力の変動の具体例を説明する。図3は、本実施形態における基地局及び移動体通信端末の送信電力の制御動作の具体例を示す図である。
移動体通信端末試験装置10の基地局10Aは、図2に示したように、1制御ステップ毎に所定値ずつ送信電力を下げて移動体通信端末50に対して要求メッセージを送信する。移動体通信端末50は、基地局10Aから送信される要求メッセージの受信電力に応じて、自端末の送信電力を制御し、応答メッセージを基地局10Aに対して送信する。図3のように1制御ステップ毎に基地局10Aの送信電力が低下した場合(制御ステップc1〜c7)、移動体通信端末50は1制御ステップ毎に所定値ずつ送信電力を上げて応答メッセージを送信する。
図示例では、制御ステップc7の時点で移動体通信端末50の送信電力値が飽和し最大送信電力PUEmaxとなっている。次の制御ステップc8において、基地局10Aが1段階送信電力を下げて要求メッセージを送信し、移動体通信端末50が最大送信電力PUEmaxにて応答メッセージを送信する。さらに次の制御ステップc9において、基地局10Aが1段階送信電力を下げて要求メッセージを送信すると、移動体通信端末50では基地局10Aからの要求メッセージを正常に受信できず、移動体通信端末50から基地局10Aへ応答メッセージが送信されない。
移動体通信端末試験装置10は、基地局10Aにおいて移動体通信端末50からの応答メッセージが無い場合、直前の移動体通信端末50からの応答メッセージの送信が最大送信電力であるとみなし、このときの受信電力から移動体通信端末50の最大送信電力PUEmaxを決定する。なお、移動体通信端末50の最大送信電力を決定した時の基地局10Aの送信電力が、移動体通信端末50の送信電力を最大にさせる基地局送信電力PBTSuemaxである。
移動体通信端末試験装置10は、移動体通信端末50の送信電力を最大送信電力にした状態で、最大送信電力状態にて行う各種試験を実行する。最大送信電力状態における試験としては、エラーレートを測定するBER(Bit Error Rate)試験、最大送信電力値測定試験、試験用の妨害波を送出して信号波のエラーレート等を測定する妨害波試験、基地局と移動体通信端末との間の同期信号ずれを測定する送信タイミング試験などがある。
(本実施形態における処理手順)
次に、本実施形態における移動体通信端末試験装置の処理手順について説明する。以下の図4及び図5は、本実施形態の移動体通信端末試験装置10における通信処理部14、制御部15、送信電力設定部17、受信電力測定部18、端末最大送信電力決定部19を中心とした各部の処理手順を示すものである。本実施形態における各処理手順は、試験シナリオに記述され、試験シナリオに従って実行される。
図4は、移動体通信端末の送信電力を最大にする制御に関する処理手順を示すフローチャートである。
制御部15は、送信電力設定部17によって、移動体通信端末試験装置(図において「試験装置」と略記)10の基地局10Aの送信電力を、初期値に設定する(ステップST11)。
そして、制御部15は、通信処理部14によって通信開始前のメッセージの送受信を行い、移動体通信端末試験装置10と移動体通信端末50との間で通信接続を確立する(ステップST12)。
次に、制御部15は、通信処理部14によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aから移動体通信端末50に要求メッセージ(例えばUE Capability Enquiry)を送信する(ステップST13)。そして、制御部15は、通信処理部14によって移動体通信端末50からの応答メッセージ(例えばUE Capability Information)を受信したか否かを判断する(ステップST14)。
ここで、移動体通信端末50からの応答メッセージを受信した場合(ステップST14:Yes)、制御部15は、送信電力設定部17によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aの送信電力を所定値だけ低下させる(ステップS15)。そして、制御部15は、ステップST13の処理を再度実行し、通信処理部14によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aから移動体通信端末50に所定値下げた送信電力にて要求メッセージを送信する。以降、移動体通信端末50からの応答メッセージが受信される場合はステップST13〜ST15の処理を繰り返し実行し、基地局10Aの送信電力を所定値ずつ下げて要求メッセージの送信を行う。
一方、移動体通信端末50からの応答メッセージを受信しない場合(ステップST14:No)、制御部15は、直前の応答メッセージが最大送信電力で送信されたものとみなし、この応答メッセージ受信時の移動体通信端末50の送信電力を、最大送信電力に決定する(ステップST16)。そして、制御部15は、送信電力設定部17によって、移動体通信端末50が最大送信電力となる自装置の送信電力を設定する(ステップST17)。
そして、制御部15は、設定された送信電力によって、移動体通信端末50の最大送信電力状態での所定の試験を実行する(ステップST18)。
上記手順により、基地局10Aと移動体通信端末50との間でコネクションが確立する前に、移動体通信端末50を最大送信電力の状態にすることができる。すなわち、移動体通信端末50が最大送信電力の状態で基地局10Aとのコネクションを確立できる。これによって、移動体通信端末50を事前に最大送信電力としてから、或いは最大送信電力の状態になってから、試験を実行可能であり、移動体通信端末50を最大送信電力にて送信させる状態で、必要とされる各種試験を実行することができる。
図5は、移動体通信端末の最大送信電力値の測定に関する処理手順を示すフローチャートである。
制御部15は、送信電力設定部17によって、移動体通信端末試験装置(図において「試験装置」と略記)10の基地局10Aの送信電力を、初期値に設定する(ステップST21)。
そして、制御部15は、通信処理部14によって通信開始前のメッセージの送受信を行い、移動体通信端末試験装置10と移動体通信端末50との間で通信接続を確立する(ステップST22)。
次に、制御部15は、通信処理部14によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aから移動体通信端末50に要求メッセージ(例えばUE Capability Enquiry)を送信する(ステップST23)。そして、制御部15は、通信処理部14によって移動体通信端末50からの応答メッセージ(例えばUE Capability Information)を受信したか否かを判断する(ステップST24)。
ここで、移動体通信端末50からの応答メッセージを受信した場合(ステップST24:Yes)、制御部15は、受信電力測定部18及び端末最大送信電力決定部19によって応答メッセージ受信時の受信電力を測定して記憶する(ステップST25)。そして、制御部15は、送信電力設定部17によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aの送信電力を所定値だけ低下させる(ステップS26)。
次いで、制御部15は、ステップST23の処理を再度実行し、通信処理部14によって移動体通信端末試験装置10の基地局10Aから移動体通信端末50に所定値下げた送信電力にて要求メッセージを送信する。以降、移動体通信端末50からの応答メッセージが受信される場合はステップST23〜ST26の処理を繰り返し実行し、基地局10Aの送信電力を所定値ずつ下げて要求メッセージの送信を行い、応答メッセージの受信電力を測定する。
一方、移動体通信端末50からの応答メッセージを受信しない場合(ステップST24:No)、制御部15は、補正値記憶部20より測定電力補正値を読み出し、端末最大送信電力決定部19において、直前の応答メッセージの受信時の受信電力測定値を用いて、移動体通信端末50から受信電力測定部18までの電力損失を補償するための測定値の補正を行う(ステップST27)。
次に、制御部15は、端末最大送信電力決定部19により、補正された受信電力測定値を、移動体通信端末50の最大送信電力での送信時の受信電力であると判断し、移動体通信端末50の最大送信電力を決定する(ステップST28)。そして、制御部15は、測定結果出力部21により、移動体通信端末50の最大送信電力の測定結果の情報を出力する(ステップST29)。測定結果出力部21では、最大送信電力の値を、表示部に表示する、記憶部に記憶する、外部装置に出力する、等の各種出力処理を行う。
上記手順により、移動体通信端末50の最大送信電力を測定し、試験者等が確認するなど、最大送信電力の情報を各種利用することができる。
以上説明した本発明に係る実施形態によれば、移動体通信端末の試験を行う場合に、特殊な機能を用いることなく、汎用の移動体通信端末が備えている機能を利用して、移動体通信端末を最大送信電力の状態で送信させることができる。これにより、最大送信電力状態における必要な各種試験を実行でき、移動体通信端末の最大送信電力の測定も可能である。本実施形態の移動体通信端末を最大送信電力にする制御は、通信プロトコルの上位レイヤの制御によって実現可能である。すなわち、この制御は、汎用の移動体通信端末を試験するための試験シナリオに記述可能な制御であるので、試験シナリオの作成時にこの制御を記述するのみでよく、移動体通信端末に特殊な機能を実装する必要がない。
なお、上述した実施形態では、図1の移動体通信端末試験装置10は、一体の装置として示しているが、装置構成はこれに限定されない。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理装置を用いて、表示及び動作制御と、通信信号処理とを、別体の装置にて実行する構成としてもよい。この場合、図1において、破線にて分割した制御部15、試験シナリオ記憶部16、送信電力設定部17、端末最大送信電力決定部19、補正値記憶部20、測定結果出力部21、及び操作部22は、PCを用いて実現できる。
なお、上述した実施形態では、LTE通信規格による通信が可能な移動体通信端末の移動体通信端末試験装置について説明したが、これに限定されない。試験シナリオに従って試験を実行可能であれば、各種通信方式の通信システムであっても適用可能である。
なお、本発明は、装置としての移動体通信端末試験装置、又は移動体通信端末試験装置をコンピュータとして動作させるためのプログラムとして表現することも可能である。更に、本発明は、移動体通信端末試験装置により実行される各動作(ステップ)を含む移動体通信端末試験方法として表現することも可能である。即ち、本発明は、装置、方法及びプログラムのうちいずれのカテゴリーにおいても表現可能である。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
10 移動体通信端末試験装置
10A 基地局
11 方向性結合器
12 送信部
13 受信部
14 通信処理部
15 制御部
16 試験シナリオ記憶部
17 送信電力設定部
18 受信電力測定部
19 端末最大送信電力決定部
20 補正値記憶部
21 測定結果出力部
22 操作部
50 移動体通信端末

Claims (7)

  1. 試験対象の移動体通信端末(50)との間で通信を行う通信部(12、13、14)と、
    前記通信部が前記移動体通信端末へ送信する信号の送信電力を設定する送信電力設定部(17)と、
    前記通信部及び前記送信電力設定部を制御する制御部(15)と、を備え、
    前記制御部は、前記通信部により前記移動体通信端末に対して直後に応答メッセージを要する要求メッセージを繰り返し送信し、前記要求メッセージの送信毎に前記送信電力設定部を介して前記送信電力を所定値ずつ低下させ、前記移動体通信端末からの前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記通信部にて受信しない場合、前記移動体通信端末からの直前の応答メッセージが、前記移動体通信端末が最大送信電力で送信したものとみなし、前記移動体通信端末を最大送信電力状態とする制御を行う、移動体通信端末試験装置。
  2. 請求項1に記載の移動体通信端末試験装置であって、
    前記制御部は、前記応答メッセージを受信しない場合の直前の要求メッセージを送信した時の送信電力によって、前記通信部より前記移動体通信端末へ送信することにより、前記移動体通信端末を最大送信電力にて送信させ、前記移動体通信端末の試験を行う、移動体通信端末試験装置。
  3. 請求項1に記載の移動体通信端末試験装置であって、
    前記移動体通信端末から受信した信号の受信電力を測定する受信電力測定部(18)を備え、
    前記制御部は、前記移動体通信端末からの応答メッセージを受信する毎に受信電力を測定し、前記応答メッセージを受信しない場合の直前の応答メッセージの受信電力測定値によって前記移動体通信端末の最大送信電力値を決定して出力する、移動体通信端末試験装置。
  4. 請求項3に記載の移動体通信端末試験装置であって、
    前記制御部は、前記受信電力測定部までの損失を補正する測定電力補正値を用いて、前記受信電力測定値の補正を行い、補正された受信電力測定値によって前記移動体通信端末の最大送信電力値を決定する、移動体通信端末試験装置。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の移動体通信端末試験装置であって、
    前記要求メッセージは、移動体通信端末の能力を照合するための端末能力照合メッセージであり、前記応答メッセージは、移動体通信端末の能力を通知するための端末能力情報メッセージである、移動体通信端末試験装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の移動体通信端末試験装置であって、
    前記制御部は、試験シナリオに従って、前記要求メッセージの送信、前記応答メッセージの受信、前記送信電力の設定、前記移動体通信端末の最大送信電力の決定を行う、移動体通信端末試験装置。
  7. 試験対象の移動体通信端末に対して直後に応答メッセージを要する要求メッセージを繰り返し送信するメッセージ送信ステップと、
    前記要求メッセージの送信毎に前記移動体通信端末へ送信する信号の送信電力を所定値ずつ低下させる送信電力低下ステップと、
    前記要求メッセージに対する応答メッセージを受信するメッセージ受信ステップと、
    前記移動体通信端末からの前記要求メッセージに対する応答メッセージを受信しない場合、前記移動体通信端末からの直前の応答メッセージが、前記移動体通信端末が最大送信電力で送信したものとみなし、前記移動体通信端末を最大送信電力状態とする制御を行う最大送信電力制御ステップと、
    を有する移動体通信端末試験方法。
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