JP5696430B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、低いクラッチ伝達トルク容量の推定精度を高くすることができる車両の制御装置を提供することである。
〔駆動系構成〕
まず、ハイブリッド車両の駆動系構成を説明する。図1は実施例1の後輪駆動によるハイブリッド車両を示す全体システム図である。
次に、ハイブリッド車両の制御系構成を説明する。実施例1におけるハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。尚、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、互いの情報交換が可能なCAN通信線11を介して接続されている。
図2は、実施例1の統合コントローラ10の制御ブロック図であり、統合コントローラ10は、目標駆動力演算部100と、走行モード選択部200と、目標充放電演算部300と、動作点指令部400と、変速制御部500と、路面勾配推定部600と、スタンバイ油圧設定部700とを有する。
次に、WSC走行モードの詳細について説明する。WSC走行モードとは、エンジンEが作動した状態を維持している点に特徴があり、要求駆動トルク変化に対する応答性が高い。具体的には、第1クラッチCL1を完全締結し、第2クラッチCL2を要求駆動トルクに応じた伝達トルク容量としてスリップ制御し、エンジンE及び/又はモータジェネレータMGの駆動トルクを用いて走行する。
次に、WSC走行モードにおける発進時について説明する。
例えば、図4の走行モードマップからも分かるように、通常発進時はEV走行モードである。しかしながら、前述のようにEV走行モードが選択されていたとしても、バッテリSOCが所定値以下であれば、強制的にHEV走行モードもしくはWSC走行モードを目標モードが選択される。
図8は、スタンバイ油圧設定部700において行われるスタンバイ状態油圧設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、WSC走行モードであるか否かを判定し、WSC走行モードであるときにはステップS2へ移行し、WSC走行モードではないときには処理を終了する。WSC走行モードであるとは、つまり、第1クラッチCL1は締結されており、第2クラッチCL2はスリップ制御またはスリップを開始する直前の状態に成されている。
ステップS5では、制御開始ディレイタイマtdを初期化して、ステップS8へ移行する。
ステップS7では、制御開始ディレイタイマtdが設定時間td1を経過したか否かを判定し、経過したときにはステップS7へ移行し、経過していないときにはステップS5へ移行する。
ステップS10では、応答遅れ待ち時間twをカウントアップして、ステップS11へ移行する。
ステップS11では、応答遅れ待ち時間twが設定時間tw1を経過したか否かを判定し、経過したときにはステップS12へ移行し、経過していないときにはステップS10へ移行する。設定時間tw1は、ATF油温が高いほど短い時間に設定されている。
ステップS13では、指令第2クラッチ油圧をさらに低下させ、ステップS14へ移行する。ステップS13では、ステップS12においてモータジェネレータトルクの変化量が設定値Tm1未満であることを受けて、フィードバック制御的に指令第2クラッチ油圧を低下させている。
ステップS15では、前回の指令第2クラッチ油圧低下処理(ステップS8)前の油圧をスタンバイ油圧としてステップS16へ移行する。ここでは、前回の指令第2クラッチ油圧低下処理(ステップS8)前の油圧に、安全オフセット油圧を加えた値をスタンバイ油圧として設定している。なお、安全オフセット油圧は加えなくとも良い。
図9は、要求駆動トルク、ブレーキストローク、車速、実モータジェネレータトルク、油圧低下相当モータジェネレータトルク、実第2クラッチ伝達トルク容量、指令第2クラッチ油圧を示すタイムチャートである。
時間t2において、制御開始ディレイタイマtdが設定時間td1を超え、ステップS8へ移行して指令第2クラッチ油圧を低下させる。
ここでは、モータジェネレータトルクの変化量が設定値Tm1以上であるため、ステップS5へ移行する。時間t4から時間t5では、ステップS5→ステップS6→ステップS7へと移行し、制御開始ディレイタイマtdが設定時間td1を超えるまでステップS6のカウントアップ処理を繰り返す。
時間t5から時間t6では、ステップS9→ステップS10→ステップS11と進み、実際に第2クラッチ油圧が低下して、第2クラッチ伝達トルク容量が下がるまでの応答遅れを待つために、応答遅れ待ち時間twが設定時間tw1を超えるまでステップS10のカウントアップ処理を繰り返す。
ここでは、モータジェネレータトルクの変化量が設定値Tm1未満であるため、ステップS13へ移行し、時間t7から時間t8では、指令第2クラッチ油圧をさらに低下させる。
第2クラッチ伝達トルク容量が高いときと低いときとでは、第2クラッチ油圧と伝達トルク容量との関係はバラツキが大きい。そのため、例えば高い伝達トルク容量のときの第2クラッチ油圧と伝達トルク容量との関係を用いて、低い伝達トルク容量のときの第2クラッチ油圧から伝達トルク容量を推定すると、推定精度が低くなるおそれがあった。特に、第2クラッチをスリップさせながら発進するハイブリッド車両においては、第2クラッチの耐久性と応答性を確保するために0[Nm]付近の伝達トルク容量に対しては高い推定精度を確保する必要があった。
これにより、スタンバイ油圧の検出精度を高めることができる。
これにより、第2クラッチ伝達トルク容量の急変を防ぐことができ、左右駆動輪側RL,RR側への伝達トルクの急変を抑制することができる。
(1)車両の駆動トルクを出力するモータジェネレータMGと、モータジェネレータMGと左右駆動輪RL,RR(駆動輪)との間に介装されモータジェネレータMGと左右駆動輪RL,RRとを断接する第2クラッチCL2(締結要素)と、第2クラッチCL2の伝達トルク容量を制御する第2クラッチ油圧ユニット8(締結要素油圧ユニット)と、車両発進前に第2クラッチCL2のスリップ直前の状態に保つスタンバイ状態から、車両発進時に第2クラッチCL2をスリップさせるように第2クラッチ油圧ユニット8に指令第2クラッチ油圧を出力する変速制御部500(締結要素油圧ユニット制御手段)と、第2クラッチCL2を締結した状態で、モータジェネレータMGを回転数制御しながら指令第2クラッチ油圧を一定値ごと低下させ、指令第2クラッチ油圧を低下させる前後でモータジェネレータトルクの変化量が設定値Tm1未満のときには、前回の指令第2クラッチ油圧をスタンバイ油圧(スタンバイ状態の指令第2クラッチ油圧)とするスタンバイ油圧設定部700(スタンバイ油圧設定手段)と、を設けた。
よって、スタンバイ油圧の検出精度を高めることができる。
よって、第2クラッチ伝達トルク容量の急変を防ぐことができ、左右駆動輪側RL,RR側への伝達トルクの急変を抑制することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
RL 左駆動輪(駆動輪)
RR 右駆動輪(駆動輪)
CL2 第2クラッチ(締結要素)
8 第2クラッチ油圧ユニット(締結要素油圧ユニット)
500 変速制御部(締結要素油圧ユニット制御手段)
700 スタンバイ油圧設定部(スタンバイ油圧設定手段)
Claims (3)
- エンジンと、
車両の駆動トルクを出力するモータジェネレータと、
前記エンジンと前記モータジェネレータとの間に介装され前記エンジンと前記モータジェネレータとを断接する第1締結要素と、
前記モータジェネレータと駆動輪との間に介装され前記モータジェネレータと前記駆動輪とを断接する第2締結要素と、
前記第2締結要素の伝達トルク容量を制御する第2締結要素油圧ユニットと、
車両発進前に前記第2締結要素のスリップ直前の状態に保つスタンバイ状態から、車両発進時に前記第2締結要素をスリップさせるように前記第2締結要素油圧ユニットに指令油圧を出力する締結要素油圧ユニット制御手段と、
エンジンが駆動状態であって、前記第1締結要素が締結状態であるとともに、前記第2締結要素がスタンバイ状態またはスリップ状態であるときに、前記モータジェネレータを回転数制御しながら前記指令油圧を一定値ごと低下させ、前記指令油圧を低下させる前後で前記モータジェネレータの出力トルクの変化量が設定値未満のときには、前回前記指令油圧を低下させる前の前記指令油圧を前記スタンバイ状態の前記指令油圧とするスタンバイ油圧設定手段と、
を設けたことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1に記載の車両の制御装置において、
前記スタンバイ状態油圧設定手段は、前記指令油圧を前記モータジェネレータの前記出力トルクの変化が検出できる最小の値ごと低下させることを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1に記載の車両の制御装置において、
前記スタンバイ状態油圧設定手段は、前記指令油圧に対する前記締結要素の伝達トルク容量の応答性が高いほど、前記指令油圧を低下させる一定値を小さな値にすることを特徴とする車両の制御装置。
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