JP5685673B1 - 不織布製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、織物の場合は、縦糸と横糸を交差させて織込む際に、縦糸を密に配置することにより縦糸の目ずれを防ぐと共に、オサ打ちによって横糸を密にして横糸の目ずれを防いでいるため、一般的には糸と糸の間に隙間を作ることができず、デザインの自在性に欠けるという問題点を有していた。
もじり織を用いれば従来の織物でも隙間のある透かし模様を形成することができるが、縦糸に横糸を絡ませるための複雑な装置が必要となり、省スペース性、省力性に欠けると共に、不規則な隙間を形成することはできず、デザインが限られるため、デザインの多様性に欠けるという問題点を有していた。
これらの問題点を解決するために本願出願人が発明して出願した(特許文献1)の織物の製造方法は、基材Aの表面に糸を略一定方向に又はランダムに載置する糸載置工程と、糸載置工程で載置された糸の上面に基材Bを載置する基材載置工程と、基材載置工程で載置された基材Bと、基材Aと、基材Aと基材Bの間に挟持された糸とを縫合させる縫合工程と、縫合工程で縫合された基材A及び基材Bを糸から脱離させる脱離工程と、を備えている。
(2)この製造方法では、最終の脱離工程において、前工程の縫合工程で縫合された基材A及び基材Bを糸から脱離させる必要があり、そのために紙製の基材A及び基材Bを手等で破断したり、水等の液体に浸漬し繊維をほぐして離解させたりしていた。
(3)しかし、基材A及び基材Bが糸と共に縫合されているため、基材A及び基材Bの脱離には手間がかかり、特に、縫い目の中に入り込んだ基材A及び基材Bを取除くには細かい作業と労力が必要になるという課題を有していた。
(4)また、縫合工程を行う前は、基材Aと基材Bの間に糸が挟持されているだけであるため、糸が位置ずれしないように慎重に取り扱わなければならず、取扱い性、作業性に欠けるという課題を有していた。
(5)さらに、糸の位置ずれを防止するために、基材Bと基材Aとをその周縁部で固定した後、基材A及び基材Bを長手方向の先端部から順次折り曲げながら巻き付ける折曲工程を行い、縫合工程において、折曲工程で折り曲げられた折り曲げ部を解きながら縫合するという方法も行っているが、工程が増え、量産性が低下するだけでなく、折曲工程で基材A及び基材Bを折り曲げながら巻き付ける際や折り曲げられた折り曲げ部を解きながら縫合する際にも、基材Aと基材Bの間に挟持された糸が位置ずれする可能性があり、作業の信頼性、確実性に欠けるという課題を有していた。
(6)以上のことから、基材の除去作業の手間を省いて工程を簡素化することができ、作業工数を増やすことなく糸の位置ずれを確実に防止して品質の向上を図ることができる作業性、量産性に優れた不織布製造方法の開発が強く望まれていた。
本発明の請求項1に記載の不織布製造方法は、複数の開口部又は切れ目部を有する基材の上に材質、太さ、色、風合いが異なる糸を自由に配置して柄又は模様を描く糸載置工程と、前記糸載置工程で前記基材の上に載置された前記糸を糊で固めて1枚のシート状に成形する仮固定工程と、前記仮固定工程で仮固定された前記糸の集合体を前記基材から剥離する剥離工程と、前記剥離工程で剥離した1枚のシート状の前記糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定する固定化工程と、前記固定化工程で固定された糸の集合体を水洗いして糊を溶かす溶解工程と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)糸載置工程により、基材の上に色や太さ等が異なる糸を自由に配置して様々な柄や模様を手軽に表現することができ、織機や編機を用いる織物のように縦糸と横糸を交差させて織り込む作業が不要となり、織機等の大型設備の準備や織物作製に必要な熟練した技能や経験を必要とせず、誰でも極めて簡単に短時間で趣向に富んだ風合いの不織布を製造することができ、作業性、量産性に優れる。
(2)縦糸と横糸を交差させて織る織物は、織り方が限定され、曲線等の複雑な表現に制約を受けるが、糸載置工程では基材の上にランダムに糸を載置して自在に曲線を表現することができ、糸が踊っているような個性的で斬新なデザインを実現することが可能で、デザインの幅を無限大に拡げることができ、デザインの自在性に優れ、芸術性を高めることができる。
(3)糸載置工程では所望の色や太さの糸を自由に並べたり、重ねたりすることができるので、織物のような縦糸や横糸の取り替え作業が不要で、極めて容易に短時間で色調に富んだ不織布を手軽に製造でき、省力性、量産性に優れる。
(4)糸載置工程で選択的に糸を重ねることにより、模様に凹凸をつけることができ、立体感のある表現が可能で、デザインの多様性、自在性に優れる。
(5)糸載置工程で載置される糸はそれぞれが独立しており、一部の糸が途中で切断されても、その他の糸が連続してほつれることがないので、形状の安定性に優れるだけでなく、必要に応じて所望の位置で切断して使用することができ、使用性に優れる。
(6)糸載置工程では、織機や編機のように綜絖や編み針等の道具を使用せず、基材の上に糸を並べたり、重ねたりするだけで、糸同士が擦れたり、糸と道具が擦れたりすることがなく、糸が毛羽立つ(ぼやける)ことがないので、糸本来の風合い、ツヤ、光沢等を生かすことができると共に、撚りのない糸も使用することができ、素材の選択の幅が広く、高品質性、デザイン性に優れる。
(7)糸載置工程で基材の上に載置された糸を糊で固める仮固定工程を有するので、最終工程が終了するまでの間に、糸の位置ずれや脱落によって模様や色調が崩れることがなく、取扱い性、品質の信頼性に優れる。
(8)糸載置工程で用いる基材が複数の開口部又は切れ目部を有するので、仮固定工程において基材の上に載置された糸を糊で固める際に、余分な糊が基材の表面に溜まることを防止することができ、糸が基材に貼り付き難く、糊で固めた1枚のシート状の糸の集合体を後工程の剥離工程で容易に基材から剥離することができ、剥離時の糸の形状安定性、剥離の作業性に優れる。
(9)剥離工程では、仮固定工程で仮固定された糸の集合体を基材から剥離するので、糸がバラバラになることなく簡単に基材から剥離することができ、作業性に優れる。
(10)剥離工程で剥離した1枚のシート状の糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定する固定化工程を有するので、糸同士を強固に固定することができ、糸を仮固定していた糊を後工程の溶解工程で溶かしても、糸がずれたり、ほつれたりすることがなく、丈夫で形状安定性に優れる。
(11)固定化工程において糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定することにより、織物よりも糸同士の密着性が高く、目ずれが発生し難いため、糸と糸の間に隙間があっても形状を維持することができるので、透かしを入れることができ、デザインの多様性に優れる。
(12)固定化工程で固定された糸の集合体を水洗いして糊を溶かす溶解工程を有するので、糸と固定用糸のみで構成され柔軟性に富んだ不織布を製造することができ、不織布の用途を広げることができる。
基材は、基材と同程度の大きさで平板状やバットのような容器状に形成された支持体の上に敷設或いは張設して使用することが好ましい。基材の複数の開口部又は切れ目部を通過した糊を支持体で受け止め、作業場所やその周辺に糊が付着することを防止することができ、作業性に優れるためである。尚、基材の周縁部を支持体に固定することにより、糸載置工程で基材の上に糸を載置する際に、基材が傾いたり、移動したりすることを防止して、糸を所望の位置に載置することができ、作業性に優れる。
基材に形成する開口部の大きさや切れ目部の幅等は適宜、選択することができるが、基材を網状(メッシュ状)に形成する場合の開口部の一辺の長さは3mm〜10mmが好ましい。開口部の一辺の長さが3mmより短くなるにつれ、開口部に糊が溜まり易くなる傾向があり、10mmより長くなるにつれ、基材上に載置した糸が凸凹になり、平面性が低下し易くなる傾向があり、いずれも好ましくない。
尚、基材の底面側に突起等の脚部を設け、基材の底面と支持体の表面(載置面)との間に隙間を形成してもよい。これにより、基材を支持体から浮かせた状態で支持することができ、仮固定工程で用いる糊が基材の開口部又は切れ目部に留まることなく、確実に開口部又は切れ目部を通過するので、糊で固めた糸が基材の表面に貼り付き難くなり、後工程の剥離工程での剥離作業性を向上することができる。
また、糸は、植物性繊維や動物性繊維等の天然繊維、化学繊維のいずれを用いてもよく、フィラメント糸、紡績糸のどちらでも構わない。
さらに、糸の撚りは、強撚、甘撚り、左撚り(Z撚り)、右撚り(S撚り)、双糸、三子糸、壁糸、交撚糸等、いずれであってもよい。また、製造工程において糸同士が擦れたり、糸と道具が擦れたりして毛羽立つ(ぼやける)ことがないので、撚りのない糸を使用してもよい。
尚、糸の材質、太さ、色、風合い等は、不織布の用途やデザイン等に応じて適宜、選択することができ、任意に組合せて使用することができる。
作製者は、上記の様々な糸を用いて基材の上に絵を描くように糸を載置して、所望の模様や柄を表現することができる。よって、糸の載置間隔や積層数は均一である必要はなく、場所によって適宜、選択することができる。これにより、糸を選択的に重ねて模様に凹凸をつけ、立体感を出すこともできる。また、全体の厚さを均一にせず、表面に凹凸の変化をつけることによって、デザインに面白みを与えることもできる。
液状の糊は、隣接する糸と糸の隙間や基材の開口部又は切れ目部を通過して糸の裏側にも回り込むので、糊が乾燥した後の糸の集合体は、1枚の硬いシート状に成形されている。これにより、剥離工程では、仮固定された糸の集合体を基材から容易に剥離することができる。
固定化工程では、剥離工程で剥離した糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定する。これは、後工程の溶解工程において、糸の集合体を水洗いして糊を溶かした際に、糸がばらばらになることを防止するためである。よって、固定化工程において糸の集合体を縫う方法は、特に限定されるものではなく、手縫いによる方法でも、ミシン等の機械による方法でもよい。尚、糸の集合体の縦横を固定用糸で格子状に縫うことにより、糸同士を強固に固定することができ、糸がほつれ難く、形状の安定性、耐久性に優れる。
固定用糸で糸の集合体を縫う間隔は、集合体を構成する糸同士の間隔、密度、重なり方などに応じて、適宜、選択することができるが、5mm〜50mm程度が好ましい。固定用糸の間隔が5mmよりも狭くなるにつれ、作業が煩雑になり、製造に要する時間と手間がかかって、量産性が低下し易くなると共に、固定用糸が目立ち、デザイン性、柔軟性が低下し易くなる傾向があり、50mmよりも広くなるにつれ、糸の固定が不十分になり、糸がほつれ易くなって、耐久性、取扱い性が低下し易くなる傾向があり、いずれも好ましくない。
尚、固定化工程において用いられる固定用糸の種類、撚り、太さ、色等は特に限定されるものではなく、糸で描かれた模様や柄などに応じて、適宜、選択することができる。
この構成により、請求項1の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)仮固定工程が、糸載置工程で基材の上に載置された糸に液状の糊を噴霧する糊噴霧工程と、糊噴霧工程で噴霧された糊を乾燥する乾燥工程を有することにより、糸に位置ずれを発生させることなく、初期位置を維持したまま短時間で糸全体に糊を満遍なく噴霧し、糊を固めて糸同士を仮固定することができ、所望の柄や模様を正確に表現することが可能で、仮固定作業の効率性、省力性、確実性に優れる。
尚、乾燥工程は自然乾燥でもよいし、温風等による強制乾燥でもよい。
この構成により、請求項1又は2の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)糸載置工程が、基材の周縁部に配設される複数の係止部材の間に糸を掛渡す掛渡し工程を有することにより、所望の糸を正確に直線状に配置することや複数の糸を所望の間隔や角度で並べることができ、縞模様や格子柄等の規則的な模様も短時間で正確かつ容易に形成することが可能で、模様の自在性、糸載置工程における作業の効率性、省力性に優れる。
(2)掛渡し工程において複数の係止部材の間に糸を掛渡すことにより、糸を係止部材で保持することができ、後工程の仮固定工程までの間に、糸が位置ずれしたり、ばらばらになって基材から脱落したりすることがなく、取扱い性に優れる。
係止部材の数や配置間隔は適宜、選択することができる。作製者は、複数の係止部材の中から任意の係止部材を選んで糸を掛渡すことにより、糸を所望の間隔や角度で容易に配置することができる。
この構成により、請求項3の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)剥離工程が、糸の集合体から係止部材を引抜く引抜き工程又は係止部材の間に掛渡された糸を係止部材側で切断する切断工程を有することにより、仮固定された糸の集合体を基材から容易に剥離することができ、作業性に優れる。
(実施の形態1)
図1(a)は実施の形態1の不織布製造方法に用いる支持体及び基材を示す平面模式図であり、図1(a)は実施の形態1の不織布製造方法に用いる支持体及び基材を示す側面模式図である。
図1中、1は木、ポリエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂板等で平板状に形成された支持体、2はポリアミドやポリエステル等の合成樹脂、ステンレス等の金属等で複数の開口部を有する網状(メッシュ状)に形成され支持体1の上に敷設或いは張設された基材である。
まず、実施の形態1の不織布製造方法の糸載置工程について説明する。
図2は実施の形態1の不織布製造方法の糸載置工程を示す平面模式図である。
図2中、3は基材2の上に規則的又は不規則に載置された糸である。
糸載置工程では、図2に示すように、基材2の上に材質、太さ、色、風合い等が異なる糸3を自由に配置して様々な柄や模様を表現する。
尚、基材2の開口部の一辺の長さは3mm〜10mmに形成した。開口部の一辺の長さが3mmより短くなるにつれ、開口部に糊が溜まり易くなる傾向があり、10mmより長くなるにつれ、基材上に載置した糸が凸凹になり、平面性が低下し易くなる傾向があることがわかったためである。
また、糸3の種類は特に限定されることはなく、木綿縫糸(ガス糸)、絹縫糸、毛糸、刺繍糸等から適宜、選択することができる。尚、糸3の太さは10μm程度〜2mm程度が好ましいが、特に限定されるものではない。
作製者は、不織布の用途やデザイン等に応じて、糸3の材質、太さ、色、風合い等を適宜、選択し、任意に組合せて使用することができる。糸3の載置間隔や積層数は均一である必要はなく、場所によって疎密を設けたり、糸3を選択的(部分的)に重ねて凹凸をつけたりして、立体感を出すこともできる。
図3は実施の形態1の不織布製造方法の仮固定工程を示す側面模式図である。
図3中、10は洗濯糊、襖糊、障子糊等を水に溶かした液状の糊を噴霧するためのスプレーである。
仮固定工程の糊噴霧工程では、前工程の糸載置工程で基材2の上に載置された糸3に対して、図3に示すように、スプレー10を用いて液状の糊を噴霧する。
その後、噴霧された糊を乾燥工程で乾燥することにより、基材2の上に載置された糸3を糊で固めて仮固定工程が完了する。
糊噴霧工程で噴霧された糊は糸3と糸3の隙間や基材2の開口部を通過して糸3の裏側にも回り込むので、糊が乾燥した後の糸3の集合体は、1枚の硬いシート状に成形される。尚、糊噴霧工程で噴霧された余分な糊は、基材2の開口部を通過して支持体1まで落下し、基材2の表面に溜まることがないので、糸3が基材2に貼り付くことを効果的に防止できる。
図4は実施の形態1の不織布製造方法の剥離工程を示す側面模式図である。
図4中、3aは前工程の仮固定工程により糊で固められて仮固定された糸の集合体である。
剥離工程では、前工程の仮固定工程で仮固定された糸の集合体3aを図4に示すように、基材2から剥離する。このとき、前述のように糸の集合体3aは糊によって1枚の硬いシート状に固められているので、各々の糸3がばらばらになることはなく、容易に基材2から剥離することができる。
図5(a)は実施の形態1の不織布製造方法の固定化工程を示す側面模式図であり、図5(b)は実施の形態1の不織布製造方法の固定化工程で固定された糸の集合体を示す平面模式図である。尚、説明の都合上、図5(b)では糸の集合体3aの外形線のみを示し、各々の糸3は省略した。
図5中、4は糸の集合体3aの縦横を格子状に縫って糸3を固定する固定用糸、11は糸の集合体3aを固定用糸4で縫う縫い針である。
固定化工程では、剥離工程で剥離した糸の集合体3aを図5(a)に示すように固定用糸4で縫って固定する。糸の集合体3aを縫う方法は、特に限定されるものではなく、手縫いによる方法でも、ミシン等の機械による方法でもよい。ミシンで縫った場合、下糸と上糸が絡んで縫い合わされることにより、各々の糸3をより強固に固定することができるため、ほつれが生じ難く、耐久性に優れる。
尚、図5(b)に示すように、糸の集合体3aの縦横を固定用糸4で格子状に縫うことにより、糸3同士を強固に固定することができ、糸3がほつれ難く、形状の安定性、耐久性に優れる。
固定用糸4で糸の集合体3aを縫う間隔は、糸の集合体3aを構成する糸3同士の間隔、密度、重なり方などに応じて、適宜、選択することができるが、本実施の形態では5mm〜50mm程度とした。固定用糸4の間隔が5mmよりも狭くなるにつれ、作業が煩雑になり、製造に要する時間と手間がかかって、量産性が低下し易くなると共に、固定用糸4が目立ち、デザイン性、柔軟性が低下し易くなる傾向があり、50mmよりも広くなるにつれ、糸3の固定が不十分になり、糸3がほつれ易くなって、耐久性、取扱い性が低下し易くなる傾向があることがわかったためである。
尚、固定化工程において用いられる固定用糸4の種類、撚り、太さ、色等は特に限定されるものではなく、糸3で描かれた模様や柄などに応じて、適宜、選択することができる。糸の集合体3aの厚さは適宜、選択することができるが、工業用ミシンを用いれば最大6mm程度の厚さでも縫うことができる。
溶解工程では、前固定の固定化工程により固定用糸4で固定された糸の集合体3aを水洗いし、糸3同士を仮固定していた糊を溶かす。各々の糸3が固定用糸4で固定されているので、糊が溶けても糸3がばらばらになることはなく、初期の形状や模様を維持することができる。これにより、糸3と固定用糸4のみで構成された柔軟性に富む不織布が完成する。
図6は実施の形態1の不織布製造方法で製造された不織布の一例を示す平面図であり、図7は実施の形態1の不織布製造方法で製造された不織布の他の例を示す平面図である。
図6の不織布5には模様として桜の木が描かれている。不織布5の外形は長方形状に形成されており、ショールやマフラー等として使用することができる。また、大きなものはテーブルクロス、タペストリ、カーテン等として使用することができ、小さなものはナプキンやコースター等の敷物等として使用することができる。
尚、不織布5を構成する糸3が固定化工程により固定用糸4で強固に固定されているため、不織布5を任意の位置で切断しても切断位置から糸3がほつれることがない。よって、必要に応じて不織布5を切り分けたり、所望の形状に切り抜いたりして使用することができ、形状安定性、汎用性に優れ、不織布5の用途の幅を拡げることができる。
図7の不織布5aは山の紅葉を表現している。実施の形態1の不織布製造方法では糸3を自由に配置することができるので、不織布5aのように、初めから任意の外形形状に形成することもでき、形状自在性に優れる。
(1)糸載置工程により、基材の上に色や太さ等が異なる糸を自由に配置して様々な柄や模様を手軽に表現することができ、織機や編機を用いる織物のように縦糸と横糸を交差させて織り込む作業が不要となり、織機等の大型設備の準備や織物作製に必要な熟練した技能や経験を必要とせず、誰でも極めて簡単に短時間で趣向に富んだ風合いの不織布を製造することができ、作業性、量産性に優れる。
(2)縦糸と横糸を交差させて織る織物は、織り方が限定され、曲線等の複雑な表現に制約を受けるが、糸載置工程では基材の上にランダムに糸を載置して自在に曲線を描くことができ、糸が踊っているような個性的で斬新なデザインを実現することが可能で、デザインの幅を無限大に拡げることができ、デザインの自在性に優れる。
(3)糸載置工程では所望の色や太さの糸を自由に並べたり、重ねたりすることができるので、織物のような縦糸や横糸の取り替え作業が不要で、極めて容易に短時間で色調に富んだ不織布を手軽に製造でき、省力性、量産性に優れる。
(4)糸載置工程で選択的に糸を重ねることにより、模様に凹凸をつけることができ、立体感のある表現が可能で、デザインの多様性、自在性に優れる。
(5)糸載置工程で載置される糸はそれぞれが独立しており、一部の糸が途中で切断されても、その他の糸が連続してほつれることがないので、形状の安定性に優れるだけでなく、必要に応じて所望の位置で切断して使用することができ、使用性に優れる。
(6)糸載置工程では、織機や編機のように綜絖や編み針等の道具を使用せず、基材の上に糸を並べたり、重ねたりするだけで、糸同士が擦れたり、糸と道具が擦れたりすることがなく、糸が毛羽立つ(ぼやける)ことがないので、糸本来の風合い、ツヤ、光沢等を生かすことができると共に、撚りのない糸も使用することができ、素材の選択の幅が広く、高品質性、デザイン性に優れる。
(7)糸載置工程で基材の上に載置された糸を糊で固める仮固定工程を有するので、最終工程が終了するまでの間に、糸の位置ずれや脱落によって模様や色調が崩れることがなく、取扱い性、品質の信頼性に優れる。
(8)糸載置工程で用いる基材が複数の開口部又は切れ目部を有するので、仮固定工程において基材の上に載置された糸を糊で固める際に、余分な糊が基材の表面に溜まることを防止することができ、糸が基材に貼り付き難く、糊で固めた1枚のシート状の糸の集合体を後工程の剥離工程で容易に基材から剥離することができ、剥離時の糸の形状安定性、剥離の作業性に優れる。
(9)剥離工程では、仮固定工程で仮固定された糸の集合体を基材から剥離するので、糸がバラバラになることなく簡単に基材から剥離することができ、作業性に優れる。
(10)剥離工程で剥離した1枚のシート状の糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定する固定化工程を有するので、糸同士を強固に固定することができ、糸を仮固定していた糊を後工程の溶解工程で溶かしても、糸がずれたり、ほつれたりすることがなく、丈夫で形状安定性に優れる。
(11)固定化工程において糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定することにより、織物よりも糸同士の密着性が高く、目ずれが発生し難いため、糸と糸の間に隙間があっても形状を維持することができるので、透かしを入れることができ、デザインの多様性に優れる。
(12)固定化工程で固定された糸の集合体を水洗いして糊を溶かす溶解工程を有するので、糸と固定用糸のみで構成され柔軟性に富んだ不織布を製造することができ、不織布の用途を広げることができる。
(13)仮固定工程が、糸載置工程で基材の上に載置された糸に液状の糊を噴霧する糊噴霧工程と、糊噴霧工程で噴霧された糊を乾燥する乾燥工程を有することにより、糸に位置ずれを発生させることなく、初期位置を維持したまま短時間で糸全体に糊を満遍なく噴霧し、糊を固めて糸同士を仮固定することができ、所望の柄や模様を正確に表現することが可能で、仮固定作業の効率性、省力性、確実性に優れる。
図8(a)は実施の形態2の不織布製造方法に用いる支持体及び基材を示す平面模式図であり、図8(b)は実施の形態2の不織布製造方法に用いる支持体及び基材を示す側面模式図である。尚、実施の形態1と同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図8において、実施の形態2の不織布製造方法に用いる支持体1aが実施の形態1と異なるのは、木製の支持体1aの外周に沿って等間隔で釘を打つことにより、基材2の周縁部に複数の係止部材6が配設されている点である。
図9は実施の形態2の不織布製造方法の糸載置工程における掛渡し工程を示す平面模式図である。
図9において、実施の形態2の不織布製造方法における糸載置工程が実施の形態1と異なるのは、基材2の周縁部に配設される複数の係止部材6の間に糸3を掛渡す掛渡し工程を有する点である。
作製者は、複数の係止部材6の中から任意の係止部材6を選んで糸3を掛渡すだけで、糸3を所望の間隔や角度で容易に配置することができる。これにより、格子柄、市松模様、ストライプ等の規則的な柄や模様を短時間で効率的に作製することができる。尚、これらの規則的な糸3の配置と、実施の形態1と同様の不規則な糸3の配置は、適宜、組合せることができ、デザインの自在性、多様性に優れる。
次に、剥離工程が実施の形態1と異なるのは、糸3を糊で固めて仮固定した糸の集合体から係止部材6を引抜く引抜き工程を有する点である。
各々の糸3は前工程の仮固定工程により仮固定されているので、係止部材6を引抜いても所定の位置を保持したまま基材2から剥離することができる。
本実施の形態では係止部材6として釘を用いたが、これに限定されるものではなく、糸3を掛渡すことができる突起状に形成され、基材2から引抜くことができるものであればよい。また、係止部材6の数や配置間隔は適宜、選択することができる。
尚、引抜き工程の代わりに、係止部材6の間に掛渡された糸3を係止部材6側で切断する切断工程を備えてもよい。その場合、係止部材6を支持体1aに取付けたまま繰返し使用することができ、係止部材6を挿抜する工程が不要で作業の省力性、効率性に優れる。
以上説明した実施の形態2の不織布製造方法で製造される不織布は、柄や模様の一部又は全体が規則的に形成されるだけで、その他の点については実施の形態1の不織布製造方法で製造される不織布と同様である。
(1)糸載置工程が、基材の周縁部に配設される複数の係止部材の間に糸を掛渡す掛渡し工程を有することにより、所望の糸を正確に直線状に配置することや複数の糸を所望の間隔や角度で並べることができ、縞模様や格子柄等の規則的な模様も短時間で正確かつ容易に形成することが可能で、模様の自在性、糸載置工程における作業の効率性、省力性に優れる。
(2)掛渡し工程において複数の係止部材の間に糸を掛渡すことにより、糸を係止部材で保持することができ、後工程の仮固定工程までの間に、糸が位置ずれしたり、ばらばらになって基材から脱落したりすることがなく、取扱い性に優れる。
(3)剥離工程が、糸の集合体から係止部材を引抜く引抜き工程を有することにより、仮固定された糸の集合体を基材から容易に剥離することができ、作業性に優れる。
2 基材
3 糸
3a 糸の集合体
4 固定用糸
5,5a 不織布
6 係止部材
10 スプレー
11 縫い針
Claims (4)
- 複数の開口部又は切れ目部を有する基材の上に材質、太さ、色、風合いが異なる糸を自由に配置して柄又は模様を描く糸載置工程と、前記糸載置工程で前記基材の上に載置された前記糸を糊で固めて1枚のシート状に成形する仮固定工程と、前記仮固定工程で仮固定された前記糸の集合体を前記基材から剥離する剥離工程と、前記剥離工程で剥離した1枚のシート状の前記糸の集合体を固定用糸で縫って糸同士を固定する固定化工程と、前記固定化工程で固定された糸の集合体を水洗いして糊を溶かす溶解工程と、を備えることを特徴とする不織布製造方法。
- 前記仮固定工程が、前記糸載置工程で前記基材の上に載置された前記糸に液状の糊を噴霧する糊噴霧工程と、前記糊噴霧工程で噴霧された糊を乾燥する乾燥工程と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の不織布製造方法。
- 前記糸載置工程が、前記基材の周縁部に配設される複数の係止部材の間に前記糸を掛渡す掛渡し工程を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の不織布製造方法。
- 前記剥離工程が、前記糸の集合体から前記係止部材を引抜く引抜き工程又は前記係止部材の間に掛渡された前記糸を前記係止部材側で切断する切断工程を備えることを特徴とする請求項3に記載の不織布製造方法。
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