JP5682766B2 - 方向性結合器および無線通信装置 - Google Patents
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(2)結合の弱い上記第二結合部の結合強度を調整することにより使用周波数帯域内においてカップリング曲線を平坦化する。
(3)上記中間線路部の長さを使用周波数帯域内の所定周波数(設定周波数)に対応した波長λの四分の一以上の長さを有するものとすることにより、使用周波数帯の下端周波数より高く且つ使用周波数帯の上端周波数以下の周波数位置に共振による減衰極を形成する。
(b) 第二導体層が積層基板内で第一導体層より下層に位置し、中間線路部のうち第二導体層に配置した線路部分を覆うように第二導体層より下層の導体層にグランド電極(下部グランド)を備える。なお、当該下部グランドも、平面から見たときに主線路の結合部、第一副線路部の結合部および第二副線路部の結合部と重ならないように形成することが好ましい。
(c) 平面から見たときに、主線路の結合部、副線路の第一結合部、および、副線路の第二結合部を積層基板の一側縁部に沿って配置するとともに、前記層間接続導体を積層基板の中心部に配置し、中間線路部のうち第二導体層に配置した線路部分を、積層基板の中心部を中心として渦を巻くように形成する。
図1は、本出願人の先の提案(特願2012−083377)に基づいて構成したカプラ(以下単に「先のカプラ」と言うことがある)を示すものであるが、同図に示すようにこのカプラは、高周波電力を伝送する主線路12と、当該主線路12を伝送される高周波電力の一部を取り出す副線路13とを備え、これら主線路12と副線路13を近接して配置することにより両線路12,13を電磁界結合させたものである。主線路12は、一端に入力ポートP1を、他端に出力ポートP2をそれぞれ有し、副線路13は、一端に結合ポートP3を、他端にアイソレーションポートP4をそれぞれ有する。
先の提案に係る上記カプラによれば、前記図3に示すように、使用周波数帯域内(0.7GHz〜2.7GHz)における結合度の最小値は0.7GHzのときの−26.93dB、最大値は1.7GHzのときの−23.19dBで、結合度の変動幅Δは3.7dBとなり、従来から一般に求められてきた変動幅6dB以下を満たすことは可能である。しかしながら、更なる特性向上を目指した場合、例えば図3において符号S1で示すような変動幅3dB以下の要求を満たすことは出来ない。
図6に示すように本発明の第1の実施形態に係るカプラ11は、前記先の提案に基づくカプラ1と同様に、一端に入力ポートP1を、他端に出力ポートP2をそれぞれ有して高周波電力を伝送する主線路12と、一端に結合ポートP3を、他端にアイソレーションポートP4をそれぞれ有して主線路12を伝送される高周波電力の一部を取り出す副線路13とを備え、これら主線路12と副線路13を近接して配置することにより両線路12,13を電磁界結合させたものであるが、副線路13に含まれる2つの結合部23a,24aの結合強度を異なるものとした。
(2)結合の弱い第二結合部23aの結合強度を調整することにより使用周波数帯域(実施形態では700MHz〜2.7GHz)内におけるカップリング曲線の平坦化を図る。このとき、減衰極X3の深さ(結合度の値)が前記X1と略等しくなるように(実施形態では略−27dBとなるように)当該第二結合部23aの結合度の調整を行い、カップリング曲線を平坦化する。
図9に示すように本発明の第2の実施形態に係るカプラ21は、前記第1実施形態のカプラ11と同様に、主線路12、副線路13、入力ポートP1、出力ポートP2、結合ポートP3およびアイソレーションポートP4を備え、副線路13に主線路12との結合強度が異なる2つの結合部(第一結合部24aと第二結合部23a)を設けたものであるが、結合の弱い第二結合部23aを主線路12と同一の導体層に配置して層内結合を行う。
図10Aに示すように、積層基板の第1層には、前記第1実施形態と同様に基板一側縁部に入力ポートP1と出力ポートP2を配置し、これらの間に延びる主線路12を備えるが、さらに、結合ポートP3と、第一副線路部13aと、上部グランドG2を配置する。
上記各実施形態によれば、結合度を広帯域に亘って平坦化することが出来るから、マルチバンド方式の無線通信装置におけるカプラの配設個数を減らすことが可能となる。
12 主線路
13 副線路
13a 第一副線路部
13b 第二副線路部
22 主線路の結合部
23a,24a 副線路の結合部
23b,24b 副線路の非結合部(中間線路部)
101 アンテナ
102 スイッチ
103,104 受信回路
201,301,401 送信回路
202,203,302,402 PA(電力増幅器)
204,303,403 APC回路(自動出力制御回路)
G1 中間グランド
G2 上部グランド
G3 下部グランド
P1 入力ポート
P2 出力ポート
P3 結合ポート
P4 アイソレーションポート
S1 要求仕様
T1,T2,T3,T4,TG 外部接続用端子
V,V1 ビアホール
X1,X2,X3,X4 カップリング曲線上の点
Claims (21)
- 高周波信号を伝送可能な主線路と、
前記主線路に前記高周波信号を入力する入力ポートと、
前記主線路から前記高周波信号を出力する出力ポートと、
前記主線路と電磁界結合して前記高周波信号の一部を取り出す副線路と、
前記副線路の一方の端部に備えられた結合ポートと、
前記副線路の他方の端部に備えられたアイソレーションポートと
を備えた方向性結合器であって、
前記主線路および前記副線路間で電磁界結合を行う線路部分を結合部、当該電磁界結合を行わない線路部分を非結合部とそれぞれ称した場合に、
前記副線路が、
電磁界結合が強い第一結合部と、
当該第一結合部より電磁界結合が弱い第二結合部と、
前記第一結合部と前記第二結合部との間に延在し且つ使用周波数帯内の周波数である設定周波数に対応した波長λの四分の一以上の長さを有する非結合部である中間線路部と
を有し、
前記設定周波数は、前記使用周波数帯の中心周波数より大きく、且つ、前記使用周波数帯の上端周波数より小さく、且つ、前記使用周波数帯内における結合度の極大値と前記上端周波数における結合度とが略等しくなる周波数であり、
前記主線路、前記副線路、前記入力ポート、前記出力ポート、前記結合ポート、および、前記アイソレーションポートを、絶縁層を介して積層した複数の導体層を有する積層基板に備え、
前記積層基板の第一導体層に、前記主線路を配置し、
前記第一導体層より上層の第二導体層に、前記副線路の一部である第一副線路部を配置し、
この第一副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの一方に接続し、
前記第一導体層より下層の第三導体層に、前記副線路の他の一部である第二副線路部を配置し、
この第二副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの他方に接続し、
前記第一副線路部の他端部と前記第二副線路部の他端部とを層間接続導体により電気的に接続し、
前記主線路の少なくとも一部と前記第一副線路部の少なくとも一部とが互いに近接するように配置することにより、前記第一結合部および前記第二結合部のうちの一方を形成し、
前記主線路の少なくとも一部と前記第二副線路部の少なくとも一部とが互いに近接するように配置することにより、前記第一結合部および前記第二結合部のうちの他方を形成し、
前記第一副線路部の結合部と前記層間接続導体との間に延在する副線路部分である第一中間線路部と、前記第二副線路部の結合部と前記層間接続導体との間に延在する副線路部分である第二中間線路部とにより、前記中間線路部を形成した
ことを特徴とする方向性結合器。 - 高周波信号を伝送可能な主線路と、
前記主線路に前記高周波信号を入力する入力ポートと、
前記主線路から前記高周波信号を出力する出力ポートと、
前記主線路と電磁界結合して前記高周波信号の一部を取り出す副線路と、
前記副線路の一方の端部に備えられた結合ポートと、
前記副線路の他方の端部に備えられたアイソレーションポートと
を備えた方向性結合器であって、
前記主線路および前記副線路間で電磁界結合を行う線路部分を結合部、当該電磁界結合を行わない線路部分を非結合部とそれぞれ称した場合に、
前記副線路が、
電磁界結合が強い第一結合部と、
当該第一結合部より電磁界結合が弱い第二結合部と、
前記第一結合部と前記第二結合部との間に延在し且つ使用周波数帯である700MHzから2.7GHzの範囲内の周波数である2.3GHzに対応した波長λの四分の一以上の長さを有する非結合部である中間線路部と
を有し、
絶縁層を介して積層した複数の導体層を有する積層基板に、前記主線路、前記副線路、前記入力ポート、前記出力ポート、前記結合ポート、および、前記アイソレーションポートを備え、
前記積層基板の第一導体層に、前記主線路を配置し、
前記第一導体層より上層の第二導体層に、前記副線路の一部である第一副線路部を配置し、
この第一副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの一方に接続し、
前記第一導体層より下層の第三導体層に、前記副線路の他の一部である第二副線路部を配置し、
この第二副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの他方に接続し、
前記第一副線路部の他端部と前記第二副線路部の他端部とを層間接続導体により電気的に接続し、
前記主線路の少なくとも一部と前記第一副線路部の少なくとも一部とが互いに近接するように配置することにより、前記第一結合部および前記第二結合部のうちの一方を形成し、
前記主線路の少なくとも一部と前記第二副線路部の少なくとも一部とが互いに近接するように配置することにより、前記第一結合部および前記第二結合部のうちの他方を形成し、
前記第一副線路部の結合部と前記層間接続導体との間に延在する副線路部分である第一中間線路部と、前記第二副線路部の結合部と前記層間接続導体との間に延在する副線路部分である第二中間線路部とにより、前記中間線路部を形成した
ことを特徴とする方向性結合器。 - 前記積層基板の積層方向について前記第一中間線路部と前記第二中間線路部との間に介在されるように配置したグランド電極である中間グランドを備えた
請求項1または2に記載の方向性結合器。 - 前記中間グランドを、前記第一導体層に配置した
請求項3に記載の方向性結合器。 - 前記第一中間線路部を覆うように前記第二導体層より上層に配置したグランド電極である上部グランドを備えた
請求項1から4のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記上部グランドは、前記積層基板の積層方向から見たときに前記主線路の結合部、第一副線路部の結合部および第二副線路部の結合部と重ならないように形成してある
請求項5に記載の方向性結合器。 - 前記第二中間線路部を覆うように前記第三導体層より下層に配置したグランド電極である下部グランドを備えた
請求項1から6のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記下部グランドは、前記積層基板の積層方向から見たときに前記主線路の結合部、第一副線路部の結合部および第二副線路部の結合部と重ならないように形成してある
請求項7に記載の方向性結合器。 - 前記第一中間線路部の長さと、前記第二中間線路部の長さとが略等しい
請求項1から8のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記第一中間線路部および前記第二中間線路部を、渦巻状にそれぞれ形成した
請求項1から9のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記積層基板の積層方向から見たときに、
前記主線路の結合部、前記第一副線路部の結合部、および、前記第二副線路部の結合部を前記積層基板の一側縁部に沿って配置するとともに、
前記層間接続導体を前記積層基板の中心部に配置し、
前記第一中間線路部を、前記積層基板の一側縁部から前記積層基板の中心部に向け渦を巻くように形成し、
前記第二中間線路部を、前記積層基板の中心部から前記積層基板の一側縁部に向って且つ前記第一中間線路部と同一の回転方向に渦を巻くように形成した
請求項10に記載の方向性結合器。 - 高周波信号を伝送可能な主線路と、
前記主線路に前記高周波信号を入力する入力ポートと、
前記主線路から前記高周波信号を出力する出力ポートと、
前記主線路と電磁界結合して前記高周波信号の一部を取り出す副線路と、
前記副線路の一方の端部に備えられた結合ポートと、
前記副線路の他方の端部に備えられたアイソレーションポートと
を備えた方向性結合器であって、
前記主線路および前記副線路間で電磁界結合を行う線路部分を結合部、当該電磁界結合を行わない線路部分を非結合部とそれぞれ称した場合に、
前記副線路が、
電磁界結合が強い第一結合部と、
当該第一結合部より電磁界結合が弱い第二結合部と、
前記第一結合部と前記第二結合部との間に延在し且つ使用周波数帯内の周波数である設定周波数に対応した波長λの四分の一以上の長さを有する非結合部である中間線路部と
を有し、
前記設定周波数は、前記使用周波数帯の中心周波数より大きく、且つ、前記使用周波数帯の上端周波数より小さく、且つ、前記使用周波数帯内における結合度の極大値と前記上端周波数における結合度とが略等しくなる周波数であり、
絶縁層を介して積層した複数の導体層を有する積層基板に、前記主線路、前記副線路、前記入力ポート、前記出力ポート、前記結合ポート、および、前記アイソレーションポートを備え、
前記積層基板の第一導体層に、前記主線路と、前記副線路の一部である第一副線路部とを配置するとともに、当該主線路の少なくとも一部と当該第一副線路部の少なくとも一部とを互いに近接して配置することにより前記第二結合部を形成し、
前記第一副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの一方に接続する一方、
前記第一導体層とは異なる前記積層基板内の導体層である第二導体層に、前記副線路の他の一部である第二副線路部を配置し、
この第二副線路部の少なくとも一部を、前記主線路の少なくとも一部に近接するように配置することにより前記第一結合部を形成し、
前記第二副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの他方に接続し、
前記第一副線路部の他端部と前記第二副線路部の他端部とを層間接続導体により電気的に接続することにより、前記第一結合部と前記第二結合部との間に、前記中間線路部を形成した
方向性結合器。 - 高周波信号を伝送可能な主線路と、
前記主線路に前記高周波信号を入力する入力ポートと、
前記主線路から前記高周波信号を出力する出力ポートと、
前記主線路と電磁界結合して前記高周波信号の一部を取り出す副線路と、
前記副線路の一方の端部に備えられた結合ポートと、
前記副線路の他方の端部に備えられたアイソレーションポートと
を備えた方向性結合器であって、
前記主線路および前記副線路間で電磁界結合を行う線路部分を結合部、当該電磁界結合を行わない線路部分を非結合部とそれぞれ称した場合に、
前記副線路が、
電磁界結合が強い第一結合部と、
当該第一結合部より電磁界結合が弱い第二結合部と、
前記第一結合部と前記第二結合部との間に延在し且つ使用周波数帯である700MHzから2.7GHzの範囲内の周波数である2.3GHzに対応した波長λの四分の一以上の長さを有する非結合部である中間線路部と
を有し、
絶縁層を介して積層した複数の導体層を有する積層基板に、前記主線路、前記副線路、前記入力ポート、前記出力ポート、前記結合ポート、および、前記アイソレーションポートを備え、
前記積層基板の第一導体層に、前記主線路と、前記副線路の一部である第一副線路部とを配置するとともに、当該主線路の少なくとも一部と当該第一副線路部の少なくとも一部とを互いに近接して配置することにより前記第二結合部を形成し、
前記第一副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの一方に接続する一方、
前記第一導体層とは異なる前記積層基板内の導体層である第二導体層に、前記副線路の他の一部である第二副線路部を配置し、
この第二副線路部の少なくとも一部を、前記主線路の少なくとも一部に近接するように配置することにより前記第一結合部を形成し、
前記第二副線路部の一端部を前記結合ポートおよび前記アイソレーションポートのうちの他方に接続し、
前記第一副線路部の他端部と前記第二副線路部の他端部とを層間接続導体により電気的に接続することにより、前記第一結合部と前記第二結合部との間に、前記中間線路部を形成した
方向性結合器。 - 前記第二導体層は、前記積層基板内で前記第一導体層より下層に位置し、
前記中間線路部のうち前記第二導体層に配置した線路部分を覆うように前記第一導体層または前記第一導体層より上層に形成したグランド電極である上部グランドを備えた
請求項12または13に記載の方向性結合器。 - 前記上部グランドは、前記積層基板内において前記第一導体層より上層に配置され、且つ、前記積層基板の積層方向から見たときに前記主線路の結合部、前記副線路の前記第一結合部および前記第二結合部と重ならないように形成してある
請求項14に記載の方向性結合器。 - 前記第二導体層は、前記積層基板内で前記第一導体層より下層に位置し、
前記中間線路部のうち前記第二導体層に配置した線路部分を覆うように前記第二導体層より下層の導体層に形成したグランド電極である下部グランドを備えた
請求項12から15のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記下部グランドは、前記積層基板の積層方向から見たときに前記主線路の結合部、第一副線路部の結合部および第二副線路部の結合部と重ならないように形成してある
請求項16に記載の方向性結合器。 - 前記中間線路部のうち、前記第二導体層に配置した線路部分は、前記第一導体層に配置した線路部分より長く且つ渦巻状に形成してある
請求項12から17のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 前記積層基板の積層方向から見たときに、
前記主線路の結合部、前記副線路の前記第一結合部、および、前記副線路の前記第二結合部を前記積層基板の一側縁部に沿って配置するとともに、
前記層間接続導体を前記積層基板の中心部に配置し、
前記中間線路部のうち前記第二導体層に配置した線路部分を、前記積層基板の中心部を中心として渦を巻くように形成した
請求項18に記載の方向性結合器。 - 前記中間線路部の線路幅が、前記第一結合部および前記第二結合部のいずれか一方または双方の線路幅より狭い
請求項1から19のいずれか一項に記載の方向性結合器。 - 2以上の周波数帯の送信信号を生成可能で、且つ、これらの送信信号を増幅する電力増幅器と当該電力増幅器の出力を制御する自動出力制御回路とを含む送信回路と、
前記2以上の周波数帯の受信信号を処理可能な受信回路と、
前記送信信号および受信信号の送受信を行うアンテナと、
当該アンテナと、前記送信回路および前記受信回路との間に接続され、前記アンテナを通じて受信された受信信号の前記受信回路への伝送および前記送信回路から出力された送信信号の前記アンテナへの伝送を行うスイッチと、
前記電力増幅器から出力される送信信号のレベルを検出してその検出信号を前記自動出力制御回路に出力する方向性結合器と
を備え、
前記方向性結合器から入力された前記検出信号に基づいて前記電力増幅器の出力を制御する無線通信装置であって、
前記方向性結合器は、前記アンテナと前記スイッチと間に接続され、且つ、前記請求項1から20のいずれか一項に記載の方向性結合器である
ことを特徴とする無線通信装置。
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