JP5681321B1 - 止水壁構成体の支柱、止水壁構成体及び構造物の出入口の止水構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、支柱の別な形態として本発明は、前記支柱が、平面視多角断面形状に設けられた周側部の内の一の側部に凹溝を設けて形成されているとともに、凹溝が設けられた側部を除いた周側部のうちの少なくとも一つの側部であって支柱が穴部に差し込まれたときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする。
弾性材は、支柱を穴部に差し込んだときに基礎上に露出する部分の下端から、少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に取付けてあれば、支柱の間に保持された壁面パネルで止水される水位の水が、支柱と構造物の間から止水壁の内側に入り込むことを確実に防止することができる。支柱の基礎上に露出する部分の下端から上端まで全体に弾性材が取付けられていてもよい。
これらの材料であれば、基礎上に支柱を立てたときに弾性材が構造物の外面にぴったりと密着して接合し、良好な水密性を得ることができる。弾性材を市販の材料を加工して形成する場合、エチレンプロピレンジエンゴムを主成分とした半独立半連続気泡の発泡成形品である「エプトシーラー」(登録商標;日東電工株式会社製)の利用が好適である。
支柱への弾性材の取付けは、両面粘着テープなどの固着手段を用いて行なうことができる。
支柱を穴部に差し込んだ状態で、支柱の下部領域の表面に固着したリング状弾性材が、自身の弾性により支柱の表面と穴部の内面との間に圧入するため、支柱の表面と穴部の内面とに密着するリング状弾性材によって、穴部上端における穴部内面と支柱表面との間の隙間が塞がれ、この隙間を通って水が漏れ出ることを効果的に防止することができる。
リング状弾性材は、穴部に支柱を差し込んだときに、穴部の内面と支柱の表面の間の隙間を塞ぐ大きさに設けることで、穴部を、支柱の差し込み操作に支障が生じない程度の大きさ、つまり、穴部の内形寸法を支柱の外形寸法に対して若干大きめに設定して形成することができ、これにより穴部への支柱の差し込み操作の容易性が担保され、支柱を設置する際の作業性を良好にすることができる。
鍔状弾性材は、自身の弾性により穴部上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部が開けられた基礎の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部の上端周辺に密着して接合し、また、支柱の穴部との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部内で支柱の位置が偏っても、支柱の偏りに追随して鍔状弾性材が変形して支柱の表面と穴部の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱と穴部の接続部位に隙間ができ、そこから水漏れが生じることはない。
また、前記鍔状弾性材は、支柱の側部に取付けられる前記弾性材と同様な材質のものを用いることができる。その他、不織布や心材を合成樹脂製のシート又は不織布、心材の表裏層を合成ゴムを主材とする発泡弾性ゴム材とした積層構造に形成したものを用いることができる。鍔状弾性材は、その内側が支柱の断面形状と略同じ形状で開口していて、この開口部分に支柱がすっぽりと嵌り、且つ嵌った状態で支柱の外周面から外方へ適宜な幅で突出した鍔部を備えたリング状に形成することができ、鍔部の幅は5mm〜20mm程度に設けることができる。鍔状弾性材の厚みは、その形成材料の圧縮及び伸縮性能により、例えば2mm〜10mm程度の適宜な寸法に設定することができる。鍔状弾性材を、エチレンプロピレンジエンゴムやブチルゴムなどを主成分とした発泡弾性材料で形成する場合、その厚みは5mm程度に設定することができる。
支柱に壁面パネルを装着支持させて止水壁を構成する場合、支柱の凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスをできる限り小さくすることが、止水性能を確保する上で望ましい。一方、クリアランスが全くないと、壁面パネルの凹溝への抜き差し操作がし難くなり、組み立て及び解体する際の作業性が悪くなる。
前記のように、壁面パネルのパネル面に圧接してパネル面を押圧する手段を支柱に設ければ、支柱の凹溝に壁面パネルを嵌め込むと、壁面パネルは押圧手段でパネル面が押されて、その側端部を凹溝内面に密着させて凹溝内の所定の装着位置に保持されるので、水位が低い場合でも、止水性能を維持して漏水の発生を防止することができ、また、凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスは壁面パネルの抜き差し操作に支障が生じない程度の大きさに設定することができる。
押圧手段は、例えば支柱の凹溝の両側に適宜な形状の弾性部材を、その一部が凹溝内に僅かに突出するように設けた構成とすることができる。円柱形状や円錐台形状のゴム材を、その周面の一部が凹溝内にはみ出るように配置して、凹溝の一方の側に配置し又は両側の支柱外面に対向設置した構成のものでもよい。
また、押圧手段は、支柱に壁面パネルを抜き差しする方向に沿ってパネル面に圧接しながら回転し得るように設けてもよい。押圧手段がパネルに圧接しながら回転することで、壁面パネルの抜き差し操作が容易となり、併せて壁面パネルを凹溝内の所定の装着位置に誘導して取付けることができる。
さらに、押圧手段は、支柱の凹溝に沿って、例えば支柱の下部、中間部及び上部の3カ所に設置するなど複数個を設置してもよい。この場合、支柱の下端部に近い下部側に少なくとも一の押圧手段を設置することが好ましい。このようにすることで、止水壁で堰き止められる水の水位が比較的低く、壁面パネルにかかる水圧が小さくても、支柱の下部側に設置された押圧手段により壁面パネルが押圧されることで、壁面パネルの側端部と支柱の凹溝内面との接合部分が密閉されて水密性が確保され、堰き止めた水の漏れを確実に防止することができる。
穴部に差し込まれる支柱の下側部分は、支柱を穴部に差し込んだ状態で穴部に浸入した水が支柱内部の空隙を通って漏れ出ることを防ぐため、内部に仕切り部材を設けたり合成樹脂材を充填したりして塞いでおくことが好ましい。充填する合成樹脂材としては、例えば発泡ポリエチレンなどの軽量な合成樹脂製の充填材を用いることができる。また、支柱は、壁面パネルを安定的に支持する剛性を備えるものであれば、強化プラスチックなどの合成樹脂材やコンクリートなどの鋼材以外の材料を用いて形成することができる。
かかる構成の止水壁構成体は、構造物の出入口に面した部分などを基礎とし、この基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより、前記出入口に面した基礎上に止水壁を形成することができる。
また、本発明の構造物の出入口の止水構造は、構造物の出入口の両側の基礎に形成された穴部に、前記構成の支柱をそれぞれ差し込んで設置し、両支柱の側部に取付けられた弾性材を構造物の表面に密接させるとともに、両支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで壁面パネルを取り付けることにより前記出入口に沿って止水壁を形成することを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態の止水壁構成体を示している。
図示されるように、この止水壁構成体1は、構造物2に面したコンクリート舗装やアスファルト舗装がされた平坦な基礎3上であって構造物2の出入口の両側の近傍に穴部4,4を形成しておき、側部に凹溝5aを有する一対の支柱5,5を互いに凹溝5aが向き合いように向けて両穴部4,4にそれぞれ差し込んで立て並べ、両支柱5,5の凹溝5aに壁面パネル6の両側端部を嵌め込んで支柱5,5の間に壁面パネル6を取り付けることにより、構造部2の出入口が面した基礎3上に緊急用の止水壁を形成する構成のものである。
また、壁面パネル6は、図3に示されるように、高剛性且つ軽量な鋼材や合成樹脂材などにより、支柱5,5の間に架け渡される横幅及びその側端部が支柱5の凹溝5aに嵌合する厚みに形成された板材であり、その正面の左右両縁部と下辺に沿って弾性を有する合成樹脂製の止水ゴム61を一体に固着して形成されている。
図8に示されるように、周面を凹溝5a内に突出させて取り付けられたゴム栓8,8の周縁間の幅D8は、壁面パネル6の厚みD6と略同じかそれよりも大きく設定されており、壁面パネル6の側端部を凹溝5a内にスムーズに嵌めることができるようになっている。また、一側のゴム栓8の周縁と凹溝5aの内面間の幅D81は、壁面パネル6の側縁の止水ゴム61も含めた厚みD61よりも小さく設定されており、同図(B)に示されるように、支柱5の凹溝5aに壁面パネル6の側端部を嵌め込むと、壁面パネル6の裏面側のパネル面にゴム栓8が圧接して壁面パネル6を外側に押圧し、これにより止水ゴム61が凹溝5aの内面に押さえ付けられて密接し、壁面パネル6が凹溝5a内の所定の装着位置に保持されるとともに、凹溝5a内の壁面パネル6の側端部の水密性が確保されるようになっている。
また、リング状弾性材11はストッパー片10の直下から下方へ適宜な幅だけ支柱5の外面に重ねて固着されており、図13に示されるように、支柱5を穴部4に差し込んだ状態で、リング状弾性材9が穴部4の上端に面して穴部4の内面に圧接し、これにより穴部4の内面と支柱5の表面との隙間が塞がれるように設けてある。
この鍔状弾性材12としては、合成樹脂或いは不織布からなるシート状又はフィルム状を心材層とし、その表裏両面に、合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成のものを用いることが好ましい。合成樹脂ゴム発泡材料は柔軟であるため、これ単体で鍔状弾性材12を形成した場合、施工の際に、鍔状弾性材12が捻れたり折れ重なったりすることがある。前記心材に合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成の鍔状弾性材12であれば、弾性とともに適度な剛性が付与されて、施工の際に鍔状弾性材12が捻れたり折れたりし難く、所定の位置にぴったりと取り付けることができて、捻れや折れによる隙間が生じることがない。
例えば厚み2.3mmの鋼製枠材51を組み合わせて穴部4に没入する下部を横幅90mm,奥行き75mmの外形寸法に支柱5を設けた場合、穴部4の開口部41aの内寸を95mm×80mm程度に設ければ支柱5の差し込み操作を容易且つ確実に行え、また、穴部4の深さを250mm程度として支柱5の下部が穴部4内に200mm程度没入する深さに設ければ、壁面パネル6に水圧が作用しても支柱5が倒れる虞はない。そして、前記外形寸法の支柱5の下部全周に、厚み2〜5mm程度のリング状弾性材11を固着しておけば、支柱5を穴部4に差し込んだときにリング状弾性材11が圧縮して没入するとともに穴部4の上端内面に圧接して、穴部4と支柱5との隙間が確実に塞がれることとなる。
また、支柱5が前記外形寸法に形成されている場合、鍔状弾性材12は、その開口部12aを支柱5の下部の外形寸法と同じ寸法に設けて形成することにより、鍔状弾性材12が支柱5の外側面に密着して嵌り込み、支柱5を穴部4に差し込んだ際に、穴部4の上端における穴部4の内面と支柱5の表面との隙間に鍔状弾性材12が嵌り込み、支柱5と穴部4の接続部位の隙間を確実に塞ぐことができる。
また、支柱5を穴部4に差し込んだときに、図12(A)に示されるように、支柱5の周側部に取付けた弾性材7が潰れて構造物2の外面に密着接合するため、支柱5と構造物2の間の隙間が弾性材7により完全に塞がれ、両部材の間から止水壁の内側に水が入り込むことはない。弾性材7は、伸縮及び圧縮性が良好なため、構造物2の外面が傾斜した面であったり凹凸があったりしても、同図(B)に示されるように、弾性材7が構造物2の外面に沿って形状に圧縮変形して接合し、支柱5と構造物2の間の隙間を確実に塞いで水密性を保つことができる。
鍔状弾性材12は、自身の弾性により穴部4の上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部4が開けられた基礎3の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部4の上端周辺に密着して接合し、また、支柱5の穴部4との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部4内で支柱5の位置が偏っても、支柱5の偏りに追随して鍔状弾性材12が変形して支柱5の表面と穴部4の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱5と穴部4の接続部位に隙間ができることはなく、接続部位からの水漏れの発生を効果的に防止することができる。
詳しくは、玄関の開閉扉に沿った基礎3上であって左右の枠部22,22の近傍と、その中間に位置の基礎3に前記穴部4を各々設けておき、豪雨などで玄関からビルの内部が浸水する危険がある場合に、左右の枠部22,22の近傍に設けられた穴部4,4に前記支柱5を差し込み、中間位置に設けられた穴部4には断面コ字形の一対の枠材51,51の背面同士を固着して左右両側を凹溝5aとした支柱5Aを差し込んで各々基礎3上に直立させ、左右の支柱5,5と中央の支柱5Aの間に壁面パネル6を取付けて支柱5,5Aで支持させることにより、開閉扉22の外側に止水壁を構成したものである。
そして、図15に示されるように、開閉扉21を囲う枠部22の外面に支柱5の弾性材7を圧縮状態で密接させることで、止水壁の内側に水が入り込むことを防ぎ、ビル内部が浸水する事態の発生を防止するようになっている。なお、図示されないが、穴部4に没入する支柱5Aの下部は支柱5と同様に形成してある。
Claims (7)
- 基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する止水壁構成体の前記支柱において、
凹溝が設けられた側部を除いた前記支柱の周側部であって穴部に差し込んだときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする止水壁構成体の支柱。 - 基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する止水壁構成体の前記支柱において、
前記支柱は平面視多角断面形状に設けられた周側部の内の一の側部に凹溝を設けて形成されているとともに、凹溝が設けられた側部を除いた周側部のうちの少なくとも一つの側部であって支柱が穴部に差し込まれたときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする止水壁構成体の支柱。 - 支柱の表面に取付けられる弾性材は、合成ゴムを主材とする発泡弾性ゴム材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の止水壁構成体の支柱。
- 穴部に差し込まれる支柱の下部領域であって支柱が穴部に差し込まれた状態で穴部の上端に面する支柱の表面に沿って、穴部内面と支柱表面との隙間を塞ぐためのリング状弾性材が取付けられ、
このリング状弾性材が取付けられた位置よりも上側の支柱の外側面に、穴部周辺の基礎上面に係合するストッパー片が設けられているとともに、支柱の外周に鍔状の弾性材が嵌め込まれ、当該鍔状弾性材が前記ストッパー片の下面に重ねて設けられた構成を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の止水壁構成体の支柱。 - 支柱の凹溝に嵌め込まれた壁面パネルのパネル面に圧接する押圧手段が支柱に設けられた構成を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の止水壁構成体の支柱。
- 基礎の上面に形成された穴部に着脱自在な請求項1〜5の何れかに記載の複数の支柱と、基礎上に立て並べた支柱の間で支持される壁面パネルとを具備した構成を有する止水壁構成体。
- 構造物の出入口の両側の基礎に形成された穴部に、請求項1〜5の何れかに記載の支柱をそれぞれ差し込んで設置し、両支柱の側部に取付けられた弾性材を構造物の表面に密接させるとともに、両支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで壁面パネルを取り付けることにより前記出入口に沿って止水壁を形成する構造物の出入口の止水構造。
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