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JP5681321B1 - 止水壁構成体の支柱、止水壁構成体及び構造物の出入口の止水構造 - Google Patents

止水壁構成体の支柱、止水壁構成体及び構造物の出入口の止水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】構造物の出入口に面して止水壁を形成する際に、基礎上に支柱を着脱自在に設置可能とし、設置した支柱と構造物の外面の間を水密に塞いで、止水壁の内側に水が入り込まないようにする。【解決手段】基礎3に設けた穴部4に、壁面パネル6を支持する支柱5を着脱自在に構成するとともに、穴部4に差し込んだときに基礎3上に露出する支柱5の周側部の表面部分に、伸縮及び圧縮性に優れた弾性材7を一体に取付ける。支柱5を穴部4に差し込んだ状態で、構造物2の外面に弾性材7が潰れて密接するように、穴部4の位置を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、大雨に伴う河川の氾濫や下水道からの溢水が発生した際に、浸水の虞のある建物の玄関や地下道の出入通路などの構造物の出入口に設置して止水壁を構成する止水壁構成体に係り、止水性能を高める改良が施された止水壁構成体の支柱の構造に関する。
屋外から構造物内への水の進入防止のために使用される土嚢に代えて、予め構造物の出入口の両側に、それぞれ側面に溝部を有する1m程の長さの支柱を互いに溝部を向かい合わせにして取付けておき、豪雨などで構造物が浸水する虞が生じた際に、両支柱の溝部に止水板を嵌め入れて、構造物の出入口を塞ぐ止水壁を構成する防水装置が利用されている(例えば特許文献1参照)。
また、大雨により河川からの越水が予想されるときに、これを防ぐための可搬式堤防として、例えば図16に示されるように、河川敷などの平坦な基礎101の上面に所定の間隔を開けて複数の差込用の穴部102を設けておき、穴部102に支柱103を差し込んで立て並べ、壁面パネル104を支柱103,103の間に嵌め込んで支持させることにより、緊急用の止水壁を基礎101上に形成する構成のものが知られている(例えば特許文献2,3参照)。
特開2001−98792号公報 実用新案登録第3166822号公報 特許第4898973号公報
従来の防水装置は、構造物の出入口に沿って予め支柱を立てておくことで、緊急時に短時間で支柱間に止水板を嵌め入れて止水壁を構成することができるという利点がある。しかし、都市部の住宅や商店の出入口にこのような支柱が設置されていたのでは、外観上の見栄えが悪くなるとともに、支柱が設置されている分、出入口の幅が狭くなり、出入口を通る際に手や足が支柱にぶつかるなどして、建物への出入りに支障を来たす虞もある。
都市部の住宅や商店の出入口などの、人の行き来が頻繁にある場所に防水装置を設置する場合、前記図16に示された可搬式堤防100の支柱103のように、支柱が基礎に対して着脱自在に設置することができるように構成されていることが好ましいが、その場合に、道路側に面した構造物の外面と基礎に立てた支柱との間に僅かにでも隙間あると、その隙間から止水壁の内側に水が入り込んで構造物が浸水することは避けられない。支柱を着脱自在に構成する場合、基礎に支柱を設置した状態で、その支柱と構造物の外面との間を確実に隙間なく塞いで、水が入り込まないようにするための手段を講じる必要がある。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、構造物の出入口に面して設置される止水壁構成体において、前記出入口付近の基礎上に支柱を着脱自在に設置することができるようにするととともに、設置した支柱と構造物の外面の間を水密に塞いで、止水壁の内側に水が入り込まないように構成することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する止水壁構成体の前記支柱において、凹溝が設けられた側部を除いた前記支柱の周側部であって穴部に差し込んだときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする。
また、支柱の別な形態として本発明は、前記支柱が、平面視多角断面形状に設けられた周側部の内の一の側部に凹溝を設けて形成されているとともに、凹溝が設けられた側部を除いた周側部のうちの少なくとも一つの側部であって支柱が穴部に差し込まれたときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする。
これによれば、基礎に設ける穴部の位置を、支柱を穴部に差し込んだときに、支柱の周側部に取付けられた弾性材が構造物の外面に密着接合するように設定しておくことで、大雨などで構造物への浸水の危険が生じた際に、穴部を支柱に差し込めば、基礎上に立てた支柱の周側部の弾性材がそのまま構造物の外面に密着接合して支柱と構造物の間の隙間が塞がれ、両部材の間から止水壁の内側に水が入り込むことはない。支柱と構造物の間隙に沿ってカバー材を装着するなどの、両部材の隙間を塞ぐための他の部材や手段は不要である。
支柱への弾性材の取付けは、壁面パネルが装着される凹溝が設けられた側部を除いた支柱の周側部の内で、少なくとも支柱を基礎上に立てたときに構造物の表面に面する位置の側部を含む表面部分に取付ける必要がある。凹溝が設けられた側部を除く、支柱の周側部の全体に弾性材が取付けられていれば、支柱を設置する際に構造物に対する支柱の設置位置の方向性を考慮する必要がなく好ましい。
弾性材は、支柱を穴部に差し込んだときに基礎上に露出する部分の下端から、少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に取付けてあれば、支柱の間に保持された壁面パネルで止水される水位の水が、支柱と構造物の間から止水壁の内側に入り込むことを確実に防止することができる。支柱の基礎上に露出する部分の下端から上端まで全体に弾性材が取付けられていてもよい。
支柱の表面に取付ける弾性材の素材としては、耐候性が良好で、容易に圧縮及び伸縮して、構造物表面の偏平な部分や湾曲した部分、或いは傾斜した面や凹凸ある粗面に密着して高い水密性を発揮する材料のもの、例えばエチレンプロピレンジエンゴムやブチルゴムなどの合成樹脂製のゴムや、これらを主成分として独立気泡、半独立気泡から連続気泡で発泡させた発泡材を用いることができる。
これらの材料であれば、基礎上に支柱を立てたときに弾性材が構造物の外面にぴったりと密着して接合し、良好な水密性を得ることができる。弾性材を市販の材料を加工して形成する場合、エチレンプロピレンジエンゴムを主成分とした半独立半連続気泡の発泡成形品である「エプトシーラー」(登録商標;日東電工株式会社製)の利用が好適である。
支柱への弾性材の取付けは、両面粘着テープなどの固着手段を用いて行なうことができる。
弾性材と構造物の外面の接触部分の水密性を高めるため、弾性材は構造物に接する前の元の状態から適度に潰れて圧縮した状態で構造物に密接するように設けることが好ましい。例えば支柱の表面に30mm程度の厚みの弾性材を取付け、基礎上に支柱を立てたときに、弾性材が構造物表面に接触することで10mm〜20mm程度の厚みに圧縮するように設ければ、圧縮した弾性材が構造物表面にぴったり密着して両部材間の隙間を塞ぎ、支柱と構造物表面の空間が弾性材により確実にシールされる。この場合、基礎に設ける穴部の位置は、支柱を穴部に差し込んだときに、弾性材が構造物の外面に圧縮した状態で密着接合するように設定しておく必要がある。
前記構成の支柱は、穴部に差し込まれる支柱の下部領域であって支柱が穴部に差し込まれた状態で穴部の上端に面する支柱の表面に沿って、穴部内面と支柱表面との隙間を塞ぐためのリング状弾性材が取付けられ、このリング状弾性材が取付けられた位置よりも上側の支柱の外側面に、穴部周辺の基礎上面に係合するストッパー片が設けられているとともに、支柱の外周に鍔状の弾性材が嵌め込まれ、当該鍔状弾性材が前記ストッパー片の下面に重ねて設けられた構成とすることができる。
これによれば、支柱を穴部に差し込んで支柱の下部領域を穴部に差し込み、穴部の上端にストッパー片が係合することにより、基礎の上面に支柱を安定的に立たせることができる。
支柱を穴部に差し込んだ状態で、支柱の下部領域の表面に固着したリング状弾性材が、自身の弾性により支柱の表面と穴部の内面との間に圧入するため、支柱の表面と穴部の内面とに密着するリング状弾性材によって、穴部上端における穴部内面と支柱表面との間の隙間が塞がれ、この隙間を通って水が漏れ出ることを効果的に防止することができる。
リング状弾性材は、穴部に支柱を差し込んだときに、穴部の内面と支柱の表面の間の隙間を塞ぐ大きさに設けることで、穴部を、支柱の差し込み操作に支障が生じない程度の大きさ、つまり、穴部の内形寸法を支柱の外形寸法に対して若干大きめに設定して形成することができ、これにより穴部への支柱の差し込み操作の容易性が担保され、支柱を設置する際の作業性を良好にすることができる。
また、ストッパー片の下側に鍔状弾性材が支柱の外周面に嵌め込まれ、この鍔状弾性材をストッパー片の下面に重ねて設置してあるので、支柱を穴部に差し込むと、ストッパー片が穴部上端に係合するのに伴って鍔状弾性材が穴部の上端周辺に接合し、併せてストッパー片の下面と支柱間に架設される壁面パネルの下端部で鍔状弾性材が下方へ押圧されて圧縮し、穴部上端における支柱の表面と穴部の内面との隙間に密着して嵌り込むことで支柱と穴部の接続部位の隙間が密閉され、当該接続部位の止水性がより高まる。
鍔状弾性材は、自身の弾性により穴部上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部が開けられた基礎の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部の上端周辺に密着して接合し、また、支柱の穴部との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部内で支柱の位置が偏っても、支柱の偏りに追随して鍔状弾性材が変形して支柱の表面と穴部の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱と穴部の接続部位に隙間ができ、そこから水漏れが生じることはない。
前記リング状弾性材は、厚さ方向に収縮可能なゴム材や合成樹脂材などの弾性を有する適宜な材質のもの用い、支柱表面と穴部内面との隙間を確実に塞ぐために、適宜な厚み、幅及び長さに形成したものを用い、支柱の表面周方向に沿って帯状に固着して取付けることができる。
また、前記鍔状弾性材は、支柱の側部に取付けられる前記弾性材と同様な材質のものを用いることができる。その他、不織布や心材を合成樹脂製のシート又は不織布、心材の表裏層を合成ゴムを主材とする発泡弾性ゴム材とした積層構造に形成したものを用いることができる。鍔状弾性材は、その内側が支柱の断面形状と略同じ形状で開口していて、この開口部分に支柱がすっぽりと嵌り、且つ嵌った状態で支柱の外周面から外方へ適宜な幅で突出した鍔部を備えたリング状に形成することができ、鍔部の幅は5mm〜20mm程度に設けることができる。鍔状弾性材の厚みは、その形成材料の圧縮及び伸縮性能により、例えば2mm〜10mm程度の適宜な寸法に設定することができる。鍔状弾性材を、エチレンプロピレンジエンゴムやブチルゴムなどを主成分とした発泡弾性材料で形成する場合、その厚みは5mm程度に設定することができる。
また、前記構成の支柱は、支柱の凹溝に嵌め込まれる壁面パネルのパネル面に圧接する押圧手段を設けた構成とすることができる。
支柱に壁面パネルを装着支持させて止水壁を構成する場合、支柱の凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスをできる限り小さくすることが、止水性能を確保する上で望ましい。一方、クリアランスが全くないと、壁面パネルの凹溝への抜き差し操作がし難くなり、組み立て及び解体する際の作業性が悪くなる。
前記のように、壁面パネルのパネル面に圧接してパネル面を押圧する手段を支柱に設ければ、支柱の凹溝に壁面パネルを嵌め込むと、壁面パネルは押圧手段でパネル面が押されて、その側端部を凹溝内面に密着させて凹溝内の所定の装着位置に保持されるので、水位が低い場合でも、止水性能を維持して漏水の発生を防止することができ、また、凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスは壁面パネルの抜き差し操作に支障が生じない程度の大きさに設定することができる。
押圧手段は、例えば支柱の凹溝の両側に適宜な形状の弾性部材を、その一部が凹溝内に僅かに突出するように設けた構成とすることができる。円柱形状や円錐台形状のゴム材を、その周面の一部が凹溝内にはみ出るように配置して、凹溝の一方の側に配置し又は両側の支柱外面に対向設置した構成のものでもよい。
また、押圧手段は、支柱に壁面パネルを抜き差しする方向に沿ってパネル面に圧接しながら回転し得るように設けてもよい。押圧手段がパネルに圧接しながら回転することで、壁面パネルの抜き差し操作が容易となり、併せて壁面パネルを凹溝内の所定の装着位置に誘導して取付けることができる。
さらに、押圧手段は、支柱の凹溝に沿って、例えば支柱の下部、中間部及び上部の3カ所に設置するなど複数個を設置してもよい。この場合、支柱の下端部に近い下部側に少なくとも一の押圧手段を設置することが好ましい。このようにすることで、止水壁で堰き止められる水の水位が比較的低く、壁面パネルにかかる水圧が小さくても、支柱の下部側に設置された押圧手段により壁面パネルが押圧されることで、壁面パネルの側端部と支柱の凹溝内面との接合部分が密閉されて水密性が確保され、堰き止めた水の漏れを確実に防止することができる。
前記構成の支柱は、必要な剛性を備えつつ軽量で容易に持ち運びができるように、断面略コ字形の鋼製枠材を用いて形成されていることが好ましい。複数の断面略コ字形の鋼製枠材を組み合わせ、溶接により一体に固定して形成してもよい。
穴部に差し込まれる支柱の下側部分は、支柱を穴部に差し込んだ状態で穴部に浸入した水が支柱内部の空隙を通って漏れ出ることを防ぐため、内部に仕切り部材を設けたり合成樹脂材を充填したりして塞いでおくことが好ましい。充填する合成樹脂材としては、例えば発泡ポリエチレンなどの軽量な合成樹脂製の充填材を用いることができる。また、支柱は、壁面パネルを安定的に支持する剛性を備えるものであれば、強化プラスチックなどの合成樹脂材やコンクリートなどの鋼材以外の材料を用いて形成することができる。
また、本発明の止水壁構成体は、前記構成の支柱であって基礎の上面に形成された穴部に着脱自在に設けられた複数の支柱と、基礎上に立て並べた支柱の間で支持される壁面パネルとを具備した構成を有することを特徴とする。
かかる構成の止水壁構成体は、構造物の出入口に面した部分などを基礎とし、この基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより、前記出入口に面した基礎上に止水壁を形成することができる。
また、本発明の構造物の出入口の止水構造は、構造物の出入口の両側の基礎に形成された穴部に、前記構成の支柱をそれぞれ差し込んで設置し、両支柱の側部に取付けられた弾性材を構造物の表面に密接させるとともに、両支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで壁面パネルを取り付けることにより前記出入口に沿って止水壁を形成することを特徴とする。
本発明の一実施形態の止水壁構成体を構造物の出入口に設置した状態の平面図(A)と正面図(B)である。 基礎に設ける穴部の概略構成図である。 図1の壁面パネルの平面図(A)、正面図(B)及び正面図中のC−C線断面図(C)である。 図1の支柱の上部と下部を分離して示した構成を示した外観図である。 図1の支柱の側面図と正面図である。 図5中のA−A線切断拡大端面図(A)、B−B線切断拡大端面図及びC−C線切断拡大端面図(C)である。 押圧手段であるゴム栓の外観図(A)と横断面図(B)である。 支柱に取付けたゴム栓の配置と壁面パネルの厚みとの関係を示した図(A)と支柱に壁面パネルを装着した状態を示した図(B)である。 の鍔状弾性材の平面図(A)と横断面図(B)である。 支柱の側面における下部領域の半面を破断した要部拡大図である。 構造物と支柱を差し込む穴部の形成位置との関係を示した図である。 基礎上に支柱を立てたときの構造物の偏平な外面に弾性材が接触した状態を示した図(A)と、構造物の傾斜した外面に弾性材が接触した状態を示した図(B)である。 支柱を基礎に設けた穴部に差し込んで立てた状態を基礎と穴部のみを断面で示した要部拡大図である。 本発明の他の実施形態の止水壁構成体を構造物の出入口に設置した状態の正面図である。 図14における構造物の外面に支柱の弾性材が接触している状態を示した要部拡大切断端面図である。 従来の可搬式堤防の概略外観図である。
本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の止水壁構成体を示している。
図示されるように、この止水壁構成体1は、構造物2に面したコンクリート舗装やアスファルト舗装がされた平坦な基礎3上であって構造物2の出入口の両側の近傍に穴部4,4を形成しておき、側部に凹溝5aを有する一対の支柱5,5を互いに凹溝5aが向き合いように向けて両穴部4,4にそれぞれ差し込んで立て並べ、両支柱5,5の凹溝5aに壁面パネル6の両側端部を嵌め込んで支柱5,5の間に壁面パネル6を取り付けることにより、構造部2の出入口が面した基礎3上に緊急用の止水壁を形成する構成のものである。
穴部4は、図2に示されるように、支柱5の下部が略一杯に嵌る大きさの開口部41aを上部に有する有底箱形の鋼製の型枠41を、基礎3の上面と開口部41aの端面とが面一となるように基礎3内に埋め込んで形成されている。なお、降雨がないときに穴部4は、歩行者が穴部4で躓くなどの危険がないように、同図に示す蓋板42が取り付けられて開口部41aが塞がれた状態となっている。
また、壁面パネル6は、図3に示されるように、高剛性且つ軽量な鋼材や合成樹脂材などにより、支柱5,5の間に架け渡される横幅及びその側端部が支柱5の凹溝5aに嵌合する厚みに形成された板材であり、その正面の左右両縁部と下辺に沿って弾性を有する合成樹脂製の止水ゴム61を一体に固着して形成されている。
図4は図1に示された本形態の支柱5の外観、図5は支柱5の側面と正面をそれぞれ示しており、この支柱5はその周側部の内の一の側部に壁面パネル6の側端部が嵌合する凹溝5aを備えており、その下部領域を基礎3上に型枠41を埋め込んで設けられた穴部4に差し込んで、基礎3上に直立するように形成されている。
詳しくは、支柱5は、断面略コ字形の複数の鋼製の枠材51を組み合わせて形成されており、その下部が枠材51,51の背面側同士を接合して溶接により一体化され、この一体化された枠材51,51の上端部に適宜な長さの同形状の枠材51を載せ、且つ当該枠材51の下端部を下側の枠材51,51の上端部に溶接一体化して形成してある。一対の枠材51,51を溶接一体化した支柱5の下部は、基礎3上に支柱5を立てたときに穴部4内に没入する部分、その上の枠材51である支柱5の上部は基礎3上に露出する部分であり、上部の枠材51の一の側部で縦方向に沿った開口した部分が壁面パネル6が嵌る凹溝5aとなっている。
基礎3上に露出する支柱5の上部の枠材51の周側部の表面部分には、凹溝5aが配置された側部を除いて、当該枠材51の上下両端部間に亘り、圧縮及び伸縮性が良好な発泡弾性ゴム材からなる厚さ30mm程度の弾性材7を一体に貼り付けてある。
また、上部の枠材51の凹溝5aが配置された側部の下側には、図7に示されるように、円錐台形状のゴム栓8,8が凹溝5aを挟んだ両側に対向配置し、且つ互いに周面の一部を凹溝5a内にはみ出させた位置で、当該側部の外面に留めネジで固定してある。ゴム栓8,8は、その中央の凹んだ部分に留めネジを差し込んで取付けられており、留めネジを軸として回転し得るように枠材51に固定してある。
図8に示されるように、周面を凹溝5a内に突出させて取り付けられたゴム栓8,8の周縁間の幅D8は、壁面パネル6の厚みD6と略同じかそれよりも大きく設定されており、壁面パネル6の側端部を凹溝5a内にスムーズに嵌めることができるようになっている。また、一側のゴム栓8の周縁と凹溝5aの内面間の幅D81は、壁面パネル6の側縁の止水ゴム61も含めた厚みD61よりも小さく設定されており、同図(B)に示されるように、支柱5の凹溝5aに壁面パネル6の側端部を嵌め込むと、壁面パネル6の裏面側のパネル面にゴム栓8が圧接して壁面パネル6を外側に押圧し、これにより止水ゴム61が凹溝5aの内面に押さえ付けられて密接し、壁面パネル6が凹溝5a内の所定の装着位置に保持されるとともに、凹溝5a内の壁面パネル6の側端部の水密性が確保されるようになっている。
また、支柱5は、図5及び図6に示されるように、穴部4内に没入する領域である下部の枠材51,51の内部に発泡ポリエチレンからなる充填材9を充填して枠材内部空隙を閉塞させ、また、両枠材51,51の左右両側面にL字アングル材からなる外方へ突出したストッパー片10,10を固着してあるとともに、ストッパー片10の下側に沿った支柱5の外側面全周には適宜な幅及び厚みの帯状の弾性ゴムからなるリング状弾性材11を一体に固着してあり、さらに、支柱5の外周に矩形リング形状をなす鍔状弾性材12を嵌め込み、この鍔状弾性材12をストッパー片10,10の下面に重ねて形成してある。
図5、図6及び図10に示されるように、支柱5の外面に設けたストッパー片10,10は、支柱5を穴部4に差し込んだときに、穴部4の周辺の基礎3の上面に係合してストッパー片10,10よりも下側の支柱5の下部領域を穴部4内に没入させるように設けられており、充填材9は、前記ストッパー片10,10の係合により穴部4に没入する支柱5の下部領域の長さ分だけ、つまり両枠材51,51の下端部からストッパー片10の取り付け位置に至る高さまで充填してある。
また、リング状弾性材11はストッパー片10の直下から下方へ適宜な幅だけ支柱5の外面に重ねて固着されており、図13に示されるように、支柱5を穴部4に差し込んだ状態で、リング状弾性材9が穴部4の上端に面して穴部4の内面に圧接し、これにより穴部4の内面と支柱5の表面との隙間が塞がれるように設けてある。
鍔状弾性材12は、圧縮及び伸縮性が良好な発泡弾性ゴム材を用い、図9に示されるように、支柱5の外周面が一杯に嵌る方形の開口部12aを幅10mm程度の鍔部12bで囲った、厚さ5mm程度の矩形リング形状に形成されており、支柱5の下端部からその外周面に嵌め込んでストッパー片10,10の下面に重ねて設置してある。
この鍔状弾性材12としては、合成樹脂或いは不織布からなるシート状又はフィルム状を心材層とし、その表裏両面に、合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成のものを用いることが好ましい。合成樹脂ゴム発泡材料は柔軟であるため、これ単体で鍔状弾性材12を形成した場合、施工の際に、鍔状弾性材12が捻れたり折れ重なったりすることがある。前記心材に合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成の鍔状弾性材12であれば、弾性とともに適度な剛性が付与されて、施工の際に鍔状弾性材12が捻れたり折れたりし難く、所定の位置にぴったりと取り付けることができて、捻れや折れによる隙間が生じることがない。
支柱5は、豪雨による下水道からの溢水などにより止水壁に計画規模の水圧が作用した際に、壁面パネル6を凹溝5aから脱落させずに安定的に支持可能な剛性が付与される外形寸法に設けられ、また、穴部4は、その開口部41aに支柱5を容易に差し込むことが可能な内形寸法及び計画規模の水圧が壁面パネル6の表面に垂直方向に作用しても支柱5が倒れない程度の深さに設けられる。
例えば厚み2.3mmの鋼製枠材51を組み合わせて穴部4に没入する下部を横幅90mm,奥行き75mmの外形寸法に支柱5を設けた場合、穴部4の開口部41aの内寸を95mm×80mm程度に設ければ支柱5の差し込み操作を容易且つ確実に行え、また、穴部4の深さを250mm程度として支柱5の下部が穴部4内に200mm程度没入する深さに設ければ、壁面パネル6に水圧が作用しても支柱5が倒れる虞はない。そして、前記外形寸法の支柱5の下部全周に、厚み2〜5mm程度のリング状弾性材11を固着しておけば、支柱5を穴部4に差し込んだときにリング状弾性材11が圧縮して没入するとともに穴部4の上端内面に圧接して、穴部4と支柱5との隙間が確実に塞がれることとなる。
また、支柱5が前記外形寸法に形成されている場合、鍔状弾性材12は、その開口部12aを支柱5の下部の外形寸法と同じ寸法に設けて形成することにより、鍔状弾性材12が支柱5の外側面に密着して嵌り込み、支柱5を穴部4に差し込んだ際に、穴部4の上端における穴部4の内面と支柱5の表面との隙間に鍔状弾性材12が嵌り込み、支柱5と穴部4の接続部位の隙間を確実に塞ぐことができる。
構造物2の出入口の両側に設ける穴部4,4は、図11に示されるように、それぞれ構造物2の真横の基礎3にコア抜きを行い、穴の中に型枠41をそれぞれ設置して形成される。この際、型枠41は、構造物2との距離(L)が20mm程度離れるように設置し、穴部4に支柱5を差し込んだときに支柱5の周側部に取り付けた厚み30mmの弾性材7が、20mm程度の厚みに潰れて構造物2の外面に圧接するように設ける。
そして、構造物2の出入口の両側に設置された穴部4,4にそれぞれ支柱5を差し込み、支柱5のストッパー片10,10を穴部4の開口上端に係合させることにより基礎3上に支柱5を直立させ、両支柱5,5の凹溝5aに壁面パネル6の側端部を嵌め入れて支持させるとともに、複数の壁面パネル6を多段に重ねて取り付けることにより、構造部2の出入口が面した基礎3上に緊急用の止水壁を構成することができる。
支柱5と穴部4は、支柱5を穴部4に差し込んだときに支柱5の周囲に穴部4の内面との間で適度な隙間ができる程度の大きさに形成してあるので、穴部4に支柱5を容易な操作で差し込むことができる。
また、支柱5を穴部4に差し込んだときに、図12(A)に示されるように、支柱5の周側部に取付けた弾性材7が潰れて構造物2の外面に密着接合するため、支柱5と構造物2の間の隙間が弾性材7により完全に塞がれ、両部材の間から止水壁の内側に水が入り込むことはない。弾性材7は、伸縮及び圧縮性が良好なため、構造物2の外面が傾斜した面であったり凹凸があったりしても、同図(B)に示されるように、弾性材7が構造物2の外面に沿って形状に圧縮変形して接合し、支柱5と構造物2の間の隙間を確実に塞いで水密性を保つことができる。
また、図13に示されるように、支柱5を穴部4に差し込んだ状態で、支柱5の下部領域の外面に固着させたリング状弾性材11が、自身の弾性により支柱5の表面と穴部4の上端内面との間に収縮して圧入し、支柱5の外面と穴部4の内面とに密着するため、穴部4の上端における穴部4と支柱5との間の隙間Cはリング状弾性材11により完全に塞がれる。従って、止水壁を基礎3上に設置したときに、止水壁の外側に溜まった水が、穴部4と支柱5との隙間Cを通って止水壁の内側に漏れ出るようなことはなく、また、穴部4内に没入した支柱5の下部領域の内部は、充填材9を充填して枠材51,51内の空隙を閉塞してあるので、穴部4に浸入した水が支柱5の内部を通って漏れ出るようなこともない。
さらに、ストッパー片10,10の下側に重ねられた鍔状弾性材12が、ストッパー片10,10が穴部4の上端に係合するのに伴って穴部4の上端周辺に接合し、併せてストッパー片10,10の下面と支柱5,5間に架設される壁面パネル6の下端部で鍔状弾性材12が下方へ押圧されて圧縮し、穴部4の上端における支柱5の表面と穴部4の内面との隙間に密着して嵌り込むことで、支柱5と穴部4の接続部位の隙間が密閉され、この接続部位の止水性を高めることができる。
鍔状弾性材12は、自身の弾性により穴部4の上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部4が開けられた基礎3の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部4の上端周辺に密着して接合し、また、支柱5の穴部4との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部4内で支柱5の位置が偏っても、支柱5の偏りに追随して鍔状弾性材12が変形して支柱5の表面と穴部4の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱5と穴部4の接続部位に隙間ができることはなく、接続部位からの水漏れの発生を効果的に防止することができる。
図14及び図15は、前記支柱5を使用して、構造物2であるビルの玄関の開閉扉21に沿って止水壁を設置した形態を示している。
詳しくは、玄関の開閉扉に沿った基礎3上であって左右の枠部22,22の近傍と、その中間に位置の基礎3に前記穴部4を各々設けておき、豪雨などで玄関からビルの内部が浸水する危険がある場合に、左右の枠部22,22の近傍に設けられた穴部4,4に前記支柱5を差し込み、中間位置に設けられた穴部4には断面コ字形の一対の枠材51,51の背面同士を固着して左右両側を凹溝5aとした支柱5Aを差し込んで各々基礎3上に直立させ、左右の支柱5,5と中央の支柱5Aの間に壁面パネル6を取付けて支柱5,5Aで支持させることにより、開閉扉22の外側に止水壁を構成したものである。
そして、図15に示されるように、開閉扉21を囲う枠部22の外面に支柱5の弾性材7を圧縮状態で密接させることで、止水壁の内側に水が入り込むことを防ぎ、ビル内部が浸水する事態の発生を防止するようになっている。なお、図示されないが、穴部4に没入する支柱5Aの下部は支柱5と同様に形成してある。
なお、図示した止水壁構成体1、支柱5、5A及び壁面パネル6の形態は一例であり、本発明はこれに限定されず、他の適宜な形態で構成することが可能である。
1 止水壁構成体、2 構造物、3 基礎、4 穴部、5 支柱、6 壁面パネル、7 弾性材、8 ゴム栓、9 充填材、10 ストッパー片、11 リング状弾性材、12 鍔状弾性材

Claims (7)

  1. 基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する止水壁構成体の前記支柱において、
    凹溝が設けられた側部を除いた前記支柱の周側部であって穴部に差し込んだときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする止水壁構成体の支柱。
  2. 基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する止水壁構成体の前記支柱において、
    前記支柱は平面視多角断面形状に設けられた周側部の内の一の側部に凹溝を設けて形成されているとともに、凹溝が設けられた側部を除いた周側部のうちの少なくとも一つの側部であって支柱が穴部に差し込まれたときに基礎上に露出する部分の下端から少なくとも壁面パネルが取付けられる位置の高さに至る表面部分に、弾性材が取付けられた構成を有することを特徴とする止水壁構成体の支柱。
  3. 支柱の表面に取付けられる弾性材は、合成ゴムを主材とする発泡弾性ゴム材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の止水壁構成体の支柱。
  4. 穴部に差し込まれる支柱の下部領域であって支柱が穴部に差し込まれた状態で穴部の上端に面する支柱の表面に沿って、穴部内面と支柱表面との隙間を塞ぐためのリング状弾性材が取付けられ、
    このリング状弾性材が取付けられた位置よりも上側の支柱の外側面に、穴部周辺の基礎上面に係合するストッパー片が設けられているとともに、支柱の外周に鍔状の弾性材が嵌め込まれ、当該鍔状弾性材が前記ストッパー片の下面に重ねて設けられた構成を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の止水壁構成体の支柱。
  5. 支柱の凹溝に嵌め込まれた壁面パネルのパネル面に圧接する押圧手段が支柱に設けられた構成を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の止水壁構成体の支柱。
  6. 基礎の上面に形成された穴部に着脱自在な請求項1〜5の何れかに記載の複数の支柱と、基礎上に立て並べた支柱の間で支持される壁面パネルとを具備した構成を有する止水壁構成体。
  7. 構造物の出入口の両側の基礎に形成された穴部に、請求項1〜5の何れかに記載の支柱をそれぞれ差し込んで設置し、両支柱の側部に取付けられた弾性材を構造物の表面に密接させるとともに、両支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで壁面パネルを取り付けることにより前記出入口に沿って止水壁を形成する構造物の出入口の止水構造。

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