JP5672034B2 - 制御装置、制御装置の音声切替え方法およびプログラム - Google Patents

Description

本発明は、制御装置、制御装置の音声切替え方法およびプログラムに関する。

テレビ、レコーダ等の被制御装置と、被制御装置を制御するためのコマンダ等の制御装置とからなる連携システムが知られている。このような連携システムでは、被制御装置と制御装置の間で互いに関連するコンテンツを再生する等の連携処理が行われることがある。

ところで、被制御装置は、２種類以上の音声を切替え可能な状態で動作する場合がある。これは、主音声と副音声のデータを有する１つのコンテンツを再生したり、主画面用と副画面用の２つのコンテンツを同時に再生したりする場合である。このような場合、通常、被制御装置は、主音声または副音声を出力したり、主画面用または副画面用コンテンツの音声を出力したりする。

もちろん、被制御装置では、主音声と副音声の同時出力や主画面用と副画面用コンテンツの音声の同時出力も可能であるが、２種類以上の音声が混在してしまい、所望の音声を聴取することが困難となってしまう。一方、例えば被制御装置により再生される１以上のコンテンツを複数のユーザが視聴するときに、それぞれのユーザが互いに異なる音声の聴取を所望する場合がある。

そこで、本発明は、被制御装置によるコンテンツの再生状態に応じて出力音声を所定の音声に切替え可能な、制御装置、制御装置の音声切替え方法およびプログラムを提供しようとするものである。

本発明のある観点によれば、被制御装置による１以上のコンテンツの再生状態を検出する状態検出部と、被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移または音声切替えを検出すると、制御装置の出力音声を所定の音声に切替える出力切替え部とを備える制御装置が提供される。

出力切替え部は、制御装置の出力音声を、被制御装置の出力音声とは異なる音声に切替えてもよい。

状態検出部は、被制御装置による多重音声コンテンツの再生開始を、音声切替え可能な状態への遷移として検出してもよい。

状態検出部は、被制御装置による２以上のコンテンツの同時再生開始を、音声切替え可能な状態への遷移として検出してもよい。

状態検出部は、被制御装置による音声切替え可能な状態での出力音声の消音を、音声切替えとして検出してもよい。

制御装置は、被制御装置の出力音声に対して制御装置の出力音声を予め設定する出力設定部をさらに備え、出力切替え部は、被制御装置の出力音声に応じて、制御装置の出力音声を予め設定された音声に切替えてもよい。

出力切替え部は、被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移、または音声切替えを検出すると、さらに制御装置の出力字幕を所定の字幕に切替えてもよい。

出力設定部は、被制御装置の出力音声に対して制御装置の出力字幕を予め設定し、出力切替え部は、被制御装置の出力音声に応じて、制御装置の出力字幕を予め設定された字幕に切替えてもよい。

本発明の他の観点によれば、被制御装置による１以上のコンテンツの再生状態を検出し、被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移または音声切替えを検出すると、制御装置の出力音声を所定の音声に切替えることを含む、制御装置の音声切替え方法が提供される。

本発明の他の観点によれば、上記制御装置の音声切替え方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。ここで、プログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体を用いて提供されてもよく、通信手段等を介して提供されてもよい。

本発明によれば、被制御装置によるコンテンツの再生状態に応じて出力音声を所定の音声に切替え可能な、制御装置、制御装置の音声切替え方法およびプログラムを提供することができる。

本発明の実施形態に係る連携システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係るコマンダの音声切替え方法を示すフロー図である。 本発明の第１実施形態に係る連携システムの機能構成を示すブロック図である。 第１実施形態に係るコマンダの動作を示すフロー図である。 音声切替え状況の一例を示す図である。 音声切替えに用いるＧＵＩメニューの一例を示す図である。 字幕切替え状況の一例を示す図である。 本発明の第２実施形態に係る連携システムの機能構成を示すブロック図である。 第２実施形態に係るコマンダの動作を示すフロー図である。 音声切替え状況の一例を示す図である。

以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。

［１．連携システムの概要］
まず、図１および図２を参照して、本発明の実施形態に係る連携システムの概要について説明する。図１は、本発明の実施形態に係る連携システムの概要を示す図であり、図２は、本発明の実施形態に係るコマンダ２０の音声切替え方法を示すフロー図である。

図１に示すように、連携システムは、被制御装置（テレビ１０）と、被制御装置を制御するための制御装置（コマンダ２０）とからなる。被制御装置と制御装置は、有線または無線の通信回線を通じて、場合によってはネットワークを通じて相互に通信可能である。被制御装置は、コンテンツを再生可能なテレビ、レコーダ、パーソナルコンピュータ等の装置であり、制御装置は、少なくともコンテンツの音声を出力（再生）可能なコマンダ、携帯電話、ＰＤＡ、パーソナルコンピュータ等の装置である。以下では、被制御装置がテレビ１０であり、制御装置がユーザＵにより操作されるコマンダ２０である場合について説明する。

テレビ１０は、コンテンツの再生を通じて、コンテンツの映像および音声を出力する。コマンダ２０は、コンテンツの再生を通じて、コンテンツの音声を出力し、場合によっては映像も出力する。テレビ１０では、コンテンツ切替えや音声切替えが行われ、コマンダ２０では、テレビ１０によるコンテンツの再生状態に応じて音声切替えが行われる。コマンダ２０は、テレビ１０からコンテンツデータを受信するとともに、テレビ１０によるコンテンツの再生状態を検出する。図１に示す例では、多重音声コンテンツの再生に際して、テレビ１０が主音声（例えば日本語）を出力し、コマンダ２０が副音声（例えば外国語）出力している。

なお、図１に示すテレビ１０とコマンダ２０は、後述する図３に示すテレビ１１０とコマンダ１２０、図８に示すテレビ２１０とコマンダ２２０にそれぞれ対応している。

図２に示すように、コマンダ２０では、テレビ１０によるコンテンツの再生状態が検出され（ステップＳ１１）、テレビ１０が音声切替え可能な状態にあるかが判定される（ステップＳ１３）。そして、条件に該当する場合に後続の処理が行われ、条件に該当しない場合に再生状態の検出および判定（ステップＳ１１、Ｓ１３）が繰返される。

テレビ１０が音声切替え可能な状態にある場合、テレビ１０が音声切替え可能な状態に遷移したか、つまり音声切替え可能な状態となった直後であるかが判定される（ステップＳ１５）。そして、条件に該当する場合にコマンダ２０の出力音声が所定の音声に切替えられる（ステップＳ１７）。

また、テレビ１０が音声切替え可能な状態にある場合、テレビ１０によるコンテンツの再生状態が検出され（ステップＳ１９）、テレビ１０が音声切替えしたかが判定される（ステップＳ２１）。そして、条件に該当する場合にコマンダ２０の出力音声が所定の音声に切替えられ（ステップＳ２３）、条件に該当しない場合に処理が最初から再開される（ステップＳ１１）。

これにより、テレビ１０が音声切替え可能な状態に遷移し、または音声切替えすると、コマンダ２０の出力音声が所定の音声に切替えられる。よって、コマンダ２０では、テレビ１０によるコンテンツの再生状態に応じて出力音声を所定の音声に切替えることができる。ここで、所定の音声は、例えば、テレビ１０の出力音声とは異なる出力音声として設定されてもよい。

［２−１．第１実施形態に係る連携システムの構成］
つぎに、図３を参照しながら、本発明の第１実施形態に係る連携システムの構成について説明する。図３は、本発明の第１実施形態に係る連携システムの機能構成を示すブロック図である。図３に示すように、連携システムは、有線または無線の通信回線を通じて相互に通信可能な、テレビ１１０とコマンダ１２０から構成されている。

テレビ１１０は、コンテンツ受信部１１１、操作入力部１１２、音声・字幕切替え部１１３、再生処理部１１４、スピーカ１１５、ディスプレイ１１６、コンテンツ提供部１１７、ステータス通知部１１８を含んでいる。

コンテンツ受信部１１１は、不図示のアンテナやネットワークを通じてコンテンツデータを受信して再生処理部１１４に供給する。コンテンツ受信部１１１は、コンテンツのタイムテーブルに従って自動的に、または後述するコンテンツ切替えコマンドに応じて、コンテンツデータの受信を切替える。

コンテンツデータは、少なくとも音声データを有している。コンテンツは、音声データとして主音声データのみを有する単一音声コンテンツ、または少なくとも主音声と副音声のデータを有する多重音声コンテンツとして受信される。コンテンツは、場合によっては、主音声および副音声の字幕データをさらに有する字幕音声コンテンツとしても受信される。

操作入力部１１２は、テレビ１１０本体の操作ボタン等、および／またはコマンダ１２０もしくはテレビ１１０用リモートコントローラから操作信号を受信する受信装置等として構成され、ユーザから操作コマンドを受ける。操作入力部１１２は、コンテンツ切替えコマンドに応じて、コンテンツ切替えをコンテンツ受信部１１１に指示し、音声・字幕切替えコマンドに応じて、音声・字幕切替えを音声・字幕切替え部１１３に指示する。音声・字幕切替えコマンドでは、出力音声として主音声、副音声、ミュートが指定されたり、出力字幕として主音声字幕、副音声字幕、字幕非表示が指定されたりする。

音声・字幕切替え部１１３は、テレビ１１０での出力音声・字幕の設定値を保持している。設定値は、音声・字幕切替えコマンドにより指定される。音声・字幕切替え部１１３は、設定値が変更されると、変更後の設定値をステータス通知部１１８に通知する。

再生処理部１１４は、コンテンツデータを再生処理し、処理結果をスピーカ１１５およびディスプレイ１１６に供給する。再生処理部１１４では、コンテンツデータの解析を通じてコンテンツの種類が判別され、コンテンツデータから映像データと音声データが抽出され、場合によっては字幕データも抽出される。ここで、音声データおよび字幕データは、出力音声・字幕の設定値に従って抽出される。コンテンツの種類が変更されると、コンテンツ切替えが音声・字幕切替え部１１３およびステータス通知部１１８に通知される。

スピーカ１１５は、抽出された音声データに対応する音声を出力し、ディスプレイ１１６は、抽出された映像データおよび字幕データに対応する映像および字幕を出力する。

コンテンツ提供部１１７は、コンテンツデータの少なくとも一部をコマンダ１２０に送信する。コンテンツ提供部１１７は、例えば、後述するコマンダ１２０での出力音声・字幕の設定値をコマンダ１２０から受信し、出力音声・字幕の設定値に対応する音声データ・字幕データを再生処理部１１４から取得してコマンダ１２０に送信する。あるいは、コンテンツ提供部１１７は、コンテンツ受信部１１１により受信したコンテンツデータ自体をコマンダ１２０に送信してもよい。

ステータス通知部１１８は、コンテンツまたは音声・字幕の切替えを示すステータス情報を生成し、コマンダ１２０に通知（送信）する。ステータス情報は、コマンダ１２０からのポーリングに応じて定期的に送信されてもよく、コンテンツまたは音声・字幕の切替えに応じて随時に送信されてもよい。

コマンダ１２０は、コンテンツ取得部１２１、操作入力部１２２、音声・字幕設定部（出力設定部）１２３、音声・字幕切替え部（出力切替え部）１２４、再生処理部１２５、スピーカ１２６、ディスプレイ１２７、ステータス検出部（状態検出部）１２８を含んでいる。

コンテンツ取得部１２１は、コンテンツデータの少なくとも一部をテレビ１１０から受信し、再生処理部１２５に供給する。コンテンツ取得部１２１は、例えばコマンダ１２０での出力音声・字幕の設定値をテレビ１１０に送信し、出力音声・字幕の設定値に対応する音声データ・字幕データをテレビ１１０から受信する。あるいは、コンテンツ取得部１２１は、コンテンツデータ自体をテレビ１１０から受信してもよい。なお、コンテンツデータまたは音声データ・字幕データは、テレビ１１０に代えて他の被制御機器や外部機器から取得されてもよい。

操作入力部１２２は、コマンダ１２０本体の操作ボタン、および／またはコマンダ１２０のディスプレイ１２７に表示されるＧＵＩボタン等として構成され、ユーザＵから操作コマンドを受ける。操作入力部１２２は、音声・字幕設定コマンドに応じて、出力音声・字幕の設定を音声・字幕設定部１２３に指示し、後述するＧＵＩメニュー等を通じて、出力音声・字幕を選択するための操作入力をユーザＵから受ける。なお、コマンダ１２０がタッチパネルを有する場合、タッチパネルを通じた操作入力を受けるために、操作入力部１２２の一部がディスプレイ１２７と一体的に設けられる。

音声・字幕設定部１２３は、コマンダ１２０での出力音声・字幕のデフォルト設定値を保持している。デフォルト値は、テレビ１１０によるコンテンツの再生状況に応じて切替えられるコマンダ１２０の出力音声・字幕を規定しており、音声・字幕設定コマンドにより設定可能である。

音声・字幕切替え部１２４は、コマンダ１２０での出力音声・字幕の現在設定値を保持している。現在値は、テレビ１１０から通知されたステータス情報を用いて、テレビ１１０でのコンテンツまたは音声・字幕の切替えに応じて変更される。現在値は、デフォルト値が設定されている場合にデフォルト値に変更され、デフォルト値が設定されていない場合にユーザＵの操作入力に応じて変更される。

再生処理部１２５は、コンテンツデータの少なくとも一部を再生処理し、処理結果をスピーカ１２６および／またはディスプレイ１２７に供給する。再生処理部１２５では、コマンダ１２０の出力音声・字幕の設定に対応する音声データ・字幕データに所定の処理が施される。あるいは、再生処理部１２５では、コンテンツデータから映像データと音声データ、場合によっては字幕データが抽出され、特に、音声データおよび字幕データが音声・字幕切替え部１２４により保持されている出力音声・字幕の現在設定値に従って抽出される。

スピーカ１２６は、出力音声・字幕の現在設定値により指定された音声データに対応する音声を出力し、ディスプレイ１２７は、映像データおよび出力音声・字幕の現在設定値により指定された字幕データに対応する映像および字幕を出力する。

ステータス検出部１２８は、テレビ１１０でのコンテンツまたは音声・字幕の切替えを示すステータス情報をテレビ１１０から受信し、音声・字幕切替え部１２４に通知する。

テレビ１１０とコマンダ１２０の各構成要素は、回路ロジック等のハードウェアおよび／またはプログラム等のソフトウェアとして構成される。ソフトウェアとして構成される構成要素は、例えば、不図示のＣＰＵ上でプログラムを実行することにより実現される。

［２−２．第１実施形態に係る連携システムの動作］
つぎに、図４から図７を参照して、第１実施形態に係るコマンダ１２０の動作について説明する。図４は、第１実施形態に係るコマンダ１２０の動作を示すフロー図である。図５は、音声切替え状況の一例を示す図であり、図６は、音声切替えに用いるＧＵＩメニューの一例を示す図であり、図７は、字幕切替え状況の一例を示す図である。

図４に示すように、ステータス検出部１２８は、テレビ１１０からステータス情報を取得する（ステップＳ１１１）。音声・字幕切替え部１２４は、ステータス情報を用いて、テレビ１１０が音声切替え可能な状態にあるか、例えば、多重音声コンテンツを再生しているかを判定する（ステップＳ１１３）。そして、コマンダ１２０では、条件に該当する場合に後続の処理が行われ、条件に該当しない場合に再生状態の検出および判定が繰返される（ステップＳ１１１、Ｓ１１３）。

テレビ１１０が音声切替え可能な状態にある場合、音声・字幕切替え部１２４は、テレビ１１０が音声切替え可能な状態に遷移した直後であるか、例えば、多重音声コンテンツの再生を開始した直後であるかを判定する（ステップＳ１１５）。そして、コマンダ１２０では、条件に該当する場合にコマンダ１２０の出力音声が所定の音声に切替えられ、場合によっては出力字幕が所定の字幕に切替えられる（ステップＳ１１７）。

また、テレビ１１０が音声切替え可能な状態にある場合、ステータス検出部１２８は、テレビ１１０からステータス情報を取得する（ステップＳ１１９）。音声・字幕切替え部１２４は、ステータス情報を用いて、テレビ１１０が音声切替えしたかを判定する（ステップＳ１２１）。そして、コマンダ１２０では、条件に該当する場合にコマンダ１２０の出力音声が所定の音声に切替えられ、場合によっては出力字幕が所定の字幕に切替えられる（ステップＳ１２３）。

図５には、テレビ１１０とともにテレビ１１０の出力音声が示され、コマンダ１２０とともにコマンダ１２０の出力音声が示されている。図５に示す例では、多重音声コンテンツについて、テレビ１１０では、出力設定値が「主音声」に設定されている。また、コマンダ１２０では、テレビ１１０の出力音声「主音声」、「副音声」、「ミュート」に対して、デフォルト値がそれぞれ「副音声」、「主音声」、「副音声」に設定されている。多重音声コンテンツの音声データは、例えば、日本語の主音声データと外国語の副音声データを含んでいる。

出力設定は、例えば図６の状態ＳＴ６１に示すようなＧＵＩメニューを用いて、テレビ１１０の出力音声毎にコマンダ１２０の出力音声を指定することで行われる。このメニューでは、テレビ１１０の出力音声毎に、リストボックスＭ１２１に表示される出力音声「主音声」、「副音声」、「ミュート」のいずれかが選択される。

状態ＳＴ５１では、テレビ１１０は、単一音声コンテンツを再生中であり、コンテンツの主音声を出力している。コマンダ１２０では、例えば、単一音声コンテンツのデフォルト値が「ミュート」に設定されているとする。このため、コマンダ１２０は、コンテンツの音声を出力していない。

状態ＳＴ５２では、テレビ１１０は、コンテンツを多重音声コンテンツに切替え、多重音声コンテンツの出力設定値に従って、コンテンツの主音声を出力している。コマンダ１２０は、テレビ１１０によるコンテンツ切替えを検出し、多重音声コンテンツのデフォルト値に従って、出力音声を副音声に切替え、コンテンツの副音声を出力している。

デフォルト値が設定されている場合の音声切替えは、例えば図６の状態ＳＴ６２に示すようなＧＵＩメニューを用いて、音声切替えをユーザＵに確認した上で行われてもよい。このＧＵＩでは、「はい」ボタンＭ１２２の押下により音声切替えが実行され、「いいえ」ボタンＭ１２３の押下により音声切替えがキャンセルされる。

状態ＳＴ５３では、テレビ１１０は、出力音声を副音声に切替え、コンテンツの副音声を出力している。コマンダ１２０は、テレビ１１０による音声切替えを検出し、デフォルト値に従って、出力音声を主音声に切替え、コンテンツの主音声を出力している。

状態ＳＴ５４では、テレビ１１０は、出力音声をミュートに切替え、コンテンツの音声を出力していない。コマンダ１２０は、テレビ１１０のミュート切替えを音声切替えとして検出し、デフォルト値に従って、出力音声を副音声に切替え、コンテンツの副音声を出力している。

なお、図５は、音声切替えの一形態を示すに過ぎず、音声切替えが他の形態で行われてもよい。例えば、図５に示す例では、デフォルト値に基づき音声切替えを行う場合について説明した。しかし、音声切替えは、デフォルト値を用いずに行われてもよく、テレビ１１０の特定の出力音声に対してのみデフォルト値を用いて行われてもよい。

ここで、デフォルト値が設定されていない場合の音声切替えは、例えば図６の状態ＳＴ６３に示すようなＧＵＩメニューを用いて、出力音声の種類をユーザＵに選択させることで行われる。このメニューでは、「主音声」、「副音声」、「ミュート」ボタンＭ１２４、Ｍ１２５、Ｍ１２６のいずれかが選択されると、選択された出力音声への音声切替えが実行される。

図７には、テレビ１１０とともにテレビ１１０の出力音声・字幕が示され、コマンダ１２０とともにコマンダ１２０の出力音声・字幕が示されている。図７に示す例では、字幕音声コンテンツについて、テレビ１１０では、出力設定値が「主音声」に設定されている。また、コマンダ１２０では、テレビ１１０の出力音声「主音声」、「副音声」、「ミュート」に対して、デフォルト値がそれぞれ「主音声・主音声字幕」、「副音声・副音声字幕」、「ミュート・字幕非表示」に設定されている。出力設定は、テレビ１１０の出力音声毎にコマンダ１２０の出力音声・字幕を指定することで行われる。なお、出力設定は、出力字幕のみを指定することで行われてもよい。

状態ＳＴ７１では、テレビ１１０は、単一音声コンテンツを再生中であり、コンテンツの主音声を出力している。コマンダ１２０では、例えば、単一音声コンテンツのデフォルト値が「ミュート」に設定されているとする。このため、コマンダ１２０は、コンテンツの音声を出力していない。

状態ＳＴ７２では、テレビ１１０は、コンテンツを字幕音声コンテンツに切替え、字幕音声コンテンツのデフォルト値に従って、コンテンツの主音声を出力している。コマンダ１２０は、テレビ１１０によるコンテンツ切替えを検出し、字幕音声コンテンツのデフォルト値に従って、出力音声を主音声、出力字幕を主音声字幕に切替え、コンテンツの主音声・主音声字幕を出力している。なお、デフォルト値が設定されている場合の字幕切替えも、第１実施形態と同様に、字幕切替えをユーザＵに確認した上で行われてもよい。

状態ＳＴ７３では、テレビ１１０は、出力音声を副音声に切替え、コンテンツの副音声を出力している。コマンダ１２０は、テレビ１１０による音声切替えを検出し、デフォルト値に従って、出力音声を副音声、出力字幕を副音声字幕に切替え、コンテンツの副音声・副音声字幕を出力している。

状態ＳＴ７４では、テレビ１１０は、出力音声をミュート、出力字幕を主音声字幕に切替え、コンテンツの主音声字幕を出力している。コマンダ１２０は、テレビ１１０のミュート切替えを音声切替えとして検出し、デフォルト値に従って、出力音声をミュート、出力字幕を非表示に切替え、コンテンツの音声・字幕を出力していない。

なお、図７は、字幕切替えの一形態を示すに過ぎず、字幕切替えが他の形態で行われてもよい。例えば、図７に示す例では、デフォルト値に基づき字幕切替えを行う場合について説明した。しかし、字幕切替えは、デフォルト値を用いずに行われてもよく、テレビ１１０の特定の出力音声に対してのみデフォルト値を用いて行われてもよい。デフォルト値が設定されていない場合の字幕切替えは、第１実施形態と同様に、ユーザＵに出力字幕の種類を選択させることで行われる。また、テレビ１１０の出力字幕が主音声字幕に切替えられると、コマンダ１２０の出力音声が副音声に切替えられ、出力字幕が副音声字幕に切替えられる等、テレビ１１０による出力字幕の切替えに応じて、コマンダ１２０の出力音声・字幕を切替えてもよい。

以上説明したように、第１実施形態に係るコマンダ１２０によれば、テレビ１１０による音声切替え可能な状態（多重音声コンテンツの再生）への遷移または音声切替えに応じて、コマンダ１２０の出力音声が所定の音声に切替えられ、場合によっては出力字幕が所定の字幕に切替えられる。これにより、コマンダ１２０では、テレビ１１０によるコンテンツの再生状態に応じて出力音声・字幕を所定の音声・字幕に切替えることができる。よって、例えばテレビ１１０により再生されるコンテンツを複数のユーザＵが視聴するときに、テレビ１１０により出力されていない音声・字幕の聴取を所望するユーザＵは、コマンダ１２０の出力音声・字幕を適宜に設定することで所望の音声・字幕でコンテンツを楽しむことができる。

［３−１．第２実施形態に係る連携システムの構成］
つぎに、図８を参照しながら、本発明の第２実施形態に係る連携システムの構成について説明する。図８は、本発明の第２実施形態に係る連携システムの機能構成を示すブロック図である。図８に示すように、連携システムは、テレビ２１０とコマンダ２２０から構成されている。テレビ２１０は、２以上のコンテンツの同時表示機能を有しており、コマンダ２２０は、テレビ２１０による２以上のコンテンツの再生状態に応じて出力音声を所定の音声に切替える。なお、以下では、第１実施形態と重複する説明を省略する。

テレビ２１０は、単一画面モードと複数画面モードで動作する。単一画面モードでは、１つのコンテンツが再生され、複数画面モードでは、例えば主画面用と副画面用の２つのコンテンツが同時再生される。テレビ２１０では、単一画面モードと複数画面モードとの切替え（画面モード切替え）が可能である。また、主画面用と副画面用のコンテンツの相互切替え（主副画面切替え）が可能である。もちろん、主画面用または副画面用コンテンツの独立した切替え（コンテンツ切替え）も可能である。

テレビ２１０は、コンテンツ受信部２１１、操作入力部２１２、音声切替え部２１３、再生処理部２１４、スピーカ２１５、ディスプレイ２１６、コンテンツ提供部２１７、ステータス通知部２１８を含んでいる。

コンテンツ受信部２１１は、単一画面モードでは主画面用コンテンツのコンテンツデータを受信し、複数画面モードでは主画面用と副画面用コンテンツのコンテンツデータを受信して再生処理部２１４に供給する。コンテンツデータは、少なくとも音声データを有している。コンテンツは、単一音声コンテンツ、多重音声コンテンツ、字幕音声コンテンツのいずれでもよいが、以下では、単一音声コンテンツの場合について説明する。

操作入力部２１２は、画面モード切替えコマンドに応じて、画面モード切替えをコンテンツ受信部２１１および再生処理部２１４に指示し、主副画面切替えコマンドに応じて、主副画面切替えを再生処理部２１４に指示する。操作入力部２１２は、コンテンツ切替えコマンドに応じて、コンテンツ切替えをコンテンツ受信部２１１に指示し、音声切替えコマンドに応じて、音声切替えを音声切替え部２１３に指示する。

音声切替え部２１３は、テレビ２１０での出力音声の設定値を保持している。設定値は、画面モード、主副画面、コンテンツ、音声の切替えに応じて変更され、音声切替えの場合は、設定値が音声切替えコマンドにより指定される。音声切替え部２１３は、設定値が変更されると、変更後の設定値をステータス通知部２１８に通知する。

再生処理部２１４では、単一画面モードでは、主画面用コンテンツの映像データおよび音声データがコンテンツデータから抽出される。複数画面モードでは、主画面用と副画面用コンテンツの映像データがコンテンツデータから抽出され、出力設定の現在値に従って主画面用または副画面用コンテンツの音声データが抽出される。画面モード、主副画面またはコンテンツが切替えられると、これらの切替えが音声切替え部２１３およびステータス通知部２１８に通知される。

ステータス通知部２１８は、画面モード、主副画面、コンテンツまたは音声の切替えを示すステータス情報を生成し、コマンダ２２０に通知（送信）する。ステータス情報は、コマンダ２２０からのポーリングに応じて定期的に送信されてもよく、これらの切替えに応じて随時に送信されてもよい。

コマンダ２２０は、コンテンツ取得部２２１、操作入力部２２２、音声設定部（出力設定部）２２３、音声切替え部（出力切替え部）２２４、再生処理部２２５、スピーカ２２６、ディスプレイ２２７、ステータス検出部（状態検出部）２２８を含んでいる。

音声設定部２２３は、コマンダ２２０での出力音声のデフォルト設定値を保持している。デフォルト値は、テレビ２１０によるコンテンツの再生状態に応じて切替えられるコマンダ２２０の出力音声を規定しており、音声設定コマンドにより設定可能である。

音声切替え部２２４は、コマンダ２２０での出力音声の現在設定値を保持している。現在値は、テレビ２１０から通知されたステータス情報を用いて、テレビ２１０での画面モード、主副画面、コンテンツまたは音声の切替えに応じて変更される。現在値は、デフォルト値が設定されている場合にデフォルト値に変更され、デフォルト値が設定されていない場合にユーザＵの操作入力に応じて変更される。

再生処理部２２５では、コマンダ２２０の出力音声の設定に対応する音声データに所定の処理が施される。あるいは、再生処理部２２５では、コンテンツデータから映像データと音声データが抽出され、特に、音声データが音声切替え部２２４により保持されている出力設定の現在値に従って抽出される。

ステータス検出部２２８は、テレビ２１０での画面モード、主副画面、コンテンツまたは音声の切替えを示すステータス情報をテレビ２１０から受信し、音声切替え部２２４に通知する。

［３−２．第２実施形態に係る連携システムの動作］
つぎに、図９および図１０を参照して、第２実施形態に係るコマンダ２２０について説明する。図９は、第２実施形態に係るコマンダ２２０の動作を示すフロー図であり、図１０は、音声切替え状況の一例を示す図である。

図９に示すように、ステータス検出部２２８は、テレビ２１０からステータス情報を取得する（ステップＳ２１１）。音声切替え部２２４は、ステータス情報を用いて、テレビ２１０が音声切替え可能な状態にあるか、例えば、複数画面モード複数画面モードで２以上のコンテンツを同時再生しているかを判定する（ステップＳ２１３）。そして、コマンダ２２０では、条件に該当する場合に後続の処理が行われ、条件に該当しない場合に再生状態の検出および判定が繰返される（ステップＳ２１１、Ｓ２１３）。

テレビ２１０が音声切替え可能な状態にある場合、音声切替え部２２４は、テレビ２１０が音声切替え可能な状態に遷移した直後であるか、例えば、複数画面モードで２以上のコンテンツの同時再生を開始した直後であるかを判定する（ステップＳ２１５）。そして、コマンダ２２０では、条件に該当する場合にコマンダ２２０の出力音声が所定の音声に切替えられる（ステップＳ２１７）。

また、テレビ２１０が音声切替え可能な状態にある場合、ステータス検出部２２８は、テレビ２１０からステータス情報を取得する（ステップＳ２１９）。音声切替え部２２４は、ステータス情報を用いて、テレビ２１０が音声切替えしたか（主副画面やコンテンツの切替えによる音声切替えも含む。）を判定する（ステップＳ２２１）。そして、コマンダ２２０では、条件に該当する場合にコマンダ２２０の出力音声が所定の音声に切替えられる（ステップＳ２２３）。

図１０には、音声切替え状況の一例が示されている。複数画面モードでは、例えば、表示領域の全体に設定された主画面に、天気予報コンテンツおよびニュースコンテンツのうちいずれか一方が表示され、表示領域の右上部に設定された副画面に、いずれか他方が表示される。なお、表示領域の設定、複数画面に表示されるコンテンツの種類は、図１０に示す例に限定されない。

図１０には、テレビ２１０とともにテレビ２１０の出力音声が示され、コマンダ２２０とともにコマンダ２２０の出力音声が示されている。図１０に示す例では、テレビ２１０では、複数画面モードの出力設定値が「主画面音声」に設定されている。また、コマンダ２２０では、テレビ２１０の出力音声「主画面音声」、「副画面音声」、「ミュート」に対して、デフォルト値がそれぞれ「副画面音声」、「主画面音声」、「副画面音声」に設定されている。なお、主画面音声とは、主画面用コンテンツの音声であり、副画面音声とは、副画面用コンテンツの音声である。また、出力設定は、テレビ２１０の出力音声毎にコマンダ２２０の出力音声を指定することで行われる。

状態ＳＴ１０１では、テレビ２１０は、単一画面モードにあり、主画面音声（天気予報コンテンツの音声）を出力している。コマンダ２２０では、例えば、単一画面モードのデフォルト値が「ミュート」に設定されているとする。このため、コマンダ２２０は、音声を出力していない。

状態ＳＴ１０２では、テレビ２１０は、画面モードを複数画面モードに切替え、複数画面モードのデフォルト値に従って、主画面音声（天気予報コンテンツの音声）を出力している。コマンダ２２０は、テレビ２１０による画面モード切替えを検出し、複数画面モードのデフォルト値に従って、出力音声を副画面音声に切替え、副画面音声（ニュースコンテンツの音声）を出力している。なお、デフォルト値が設定されている場合の音声切替えは、第１実施形態と同様に、音声切替えをユーザＵに確認した上で行われてもよい。

状態ＳＴ１０３では、テレビ２１０は、主副画面切替えにより主画面と副画面を切替え、デフォルト値に従って、画面切替え後の主画面音声（ニュースコンテンツの音声）を出力している。コマンダ２２０は、テレビ２１０による主副画面切替えによる音声切替えを検出し、デフォルト値に従って、主副画面切替え後の副画面音声に出力音声を切替え、副画面音声（天気予報コンテンツの音声）を出力している。

状態ＳＴ１０４では、テレビ２１０は、出力音声を副画面音声に切替え、副画面音声（天気予報コンテンツの音声）を出力している。コマンダ２２０は、テレビ２１０による音声切替えを検出し、デフォルト値に従って、出力音声を主画面音声に切替え、主画面音声（ニュースコンテンツの音声）を出力している。

状態ＳＴ１０５では、テレビ２１０は、出力音声をミュートに切替え、音声を出力していない。コマンダ２２０は、テレビ２１０のミュート切替えを音声切替えとして検出し、デフォルト値に従って、出力音声を副画面音声に切替え、副画面音声（天気予報コンテンツの音声）を出力している。

なお、図１０は、音声切替えの一形態を示すに過ぎず、音声切替えが他の形態で行われてもよい。例えば、図１０に示す例では、デフォルト値に基づき音声切替えを行う場合について説明した。しかし、音声切替えは、デフォルト値を用いずに行われてもよく、テレビ２１０の特定の出力音声に対してのみデフォルト値を用いて行われてもよい。なお、デフォルト値が設定されていない場合の音声切替えは、ユーザＵに出力音声の種類を選択させることで行われる。

以上説明したように、第２実施形態に係るコマンダ２２０によれば、テレビ２１０による音声切替え可能な状態（２以上のコンテンツの同時再生）への遷移または音声切替えに応じて、コマンダ２２０の出力音声が所定の音声に切替えられる。これにより、コマンダ２２０では、テレビ２１０によるコンテンツの再生状態に応じて出力音声を所定の音声に切替えることができる。よって、例えばテレビ２１０により再生される２以上のコンテンツを複数のユーザＵが視聴するときに、テレビ２１０により出力されていない音声の聴取を所望するユーザＵは、コマンダ２２０の出力音声を適宜に設定することで所望の音声でコンテンツを楽しむことができる。

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

例えば、上記実施形態では、連携システムがテレビ１１０、２１０と１つのコマンダ１２０、２２０からなる場合について説明したが、連携システムがテレビ１１０と２以上のコマンダからなる場合についても同様に説明される。この場合、２以上のコマンダでは、互いに異なる出力音声・字幕が設定されてもよい。

例えば、第２実施形態では、主画面用と副画面用コンテンツの２つのコンテンツの音声を切替える場合について説明したが、３以上のコンテンツの音声を切替えてもよい。第２実施形態では、映像データを伴わない、つまり複数画面のいずれにも映像の表示を伴わないコンテンツが再生されてもよい。また、複数画面モードで多重音声コンテンツや字幕音声コンテンツを再生する場合に、例えば、テレビ２１０で主画面用コンテンツの主音声を出力する一方で、コマンダ２２０では、副画面用コンテンツの副音声を出力したり、主画面用コンテンツの主音声字幕を出力したりしてもよい。

１０、１１０、２１０ テレビ
１１１、２１１ コンテンツ受信部
１１２、２１２ 操作入力部
１１３、２１２ 音声（字幕）切替え部
１１４、２１４ 再生処理部
１１５、２１５ スピーカ
１１６、２１６ ディスプレイ
１１７、２１７ コンテンツ提供部
１１８、２１８ ステータス通知部
２０、１２０、２２０ コマンダ
１２１、２２１ コンテンツ取得部
１２２、２２２ 操作入力部
１２３、２２２ 音声（字幕）設定部
１２４、２２４ 音声（字幕）切替え部
１２５、２２５ 再生処理部
１２６、２２６ スピーカ
１２７、２２７ ディスプレイ
１２８、２２８ ステータス検出部

Claims (9)

1. 被制御装置によるコンテンツの受信を切り替える制御装置において、
   前記被制御装置が再生する１以上のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
   前記被制御装置による前記１以上のコンテンツの再生状態を検出する状態検出部と、
   前記被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移または音声切替えが前記状態検出部により検出された場合に、前記制御装置の出力音声を所定の音声に切替える出力切替え部と、
   前記コンテンツ取得部により取得された前記１以上のコンテンツを再生する再生処理部と、
   を備え、
   前記状態検出部は、前記被制御装置による音声切替え可能な状態での出力音声の消音を、前記音声切替えとして検出する、
   制御装置。
2. 前記出力切替え部は、前記制御装置の出力音声を、前記被制御装置の出力音声とは異なる音声に切替える、請求項１に記載の制御装置。
3. 前記状態検出部は、前記被制御装置による多重音声コンテンツの再生開始を、前記音声切替え可能な状態への遷移として検出する、請求項１または２に記載の制御装置。
4. 前記状態検出部は、前記被制御装置による２以上のコンテンツの同時再生開始を、前記音声切替え可能な状態への遷移として検出する、請求項１から３のうちいずれか１項に記載の制御装置。
5. 前記被制御装置の出力音声に対して前記制御装置の出力音声を予め設定する出力設定部をさらに備え、
   前記出力切替え部は、前記被制御装置の出力音声に応じて、前記制御装置の出力音声を予め設定された音声に切替える、請求項１から４のうちいずれか１項に記載の制御装置。
6. 前記出力切替え部は、前記被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移、または音声切替えを検出すると、さらに前記制御装置の出力字幕を所定の字幕に切替える、請求項１から５のうちいずれか１項に記載の制御装置。
7. 前記被制御装置の出力音声に対して前記制御装置の出力字幕を予め設定する出力設定部をさらに備え、
   前記出力切替え部は、前記被制御装置の出力音声に応じて、前記制御装置の出力字幕を予め設定された字幕に切替える、請求項６に記載の制御装置。
8. 被制御装置が再生する１以上のコンテンツを制御装置により取得することと、
   前記被制御装置による前記１以上のコンテンツの再生状態を検出することと、
   前記被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移または音声切替えが前記制御装置により検出された場合に、前記制御装置の出力音声を所定の音声に切替えることと、
   取得された前記１以上のコンテンツを再生することと、
   を含み、
   前記制御装置は前記被制御装置によるコンテンツの受信を切り替え、
   前記制御装置は前記被制御装置による音声切替え可能な状態での出力音声の消音を、前記音声切替えとして検出する、
   制御装置の音声切替え方法。
9. 被制御装置が再生する１以上のコンテンツを制御装置により取得することと、
   前記被制御装置による前記１以上のコンテンツの再生状態を検出することと、
   前記被制御装置による音声切替え可能な状態への遷移または音声切替えが前記制御装置により検出された場合に、前記制御装置の出力音声を所定の音声に切替えることと、
   取得された前記１以上のコンテンツを再生することと、
   を含み、
   前記制御装置は前記被制御装置によるコンテンツの受信を切り替え、
   前記制御装置は前記被制御装置による音声切替え可能な状態での出力音声の消音を、前記音声切替えとして検出する、
   制御装置の音声切替え方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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