JP5668288B2 - 熱可塑性セルロースエステル組成物およびそれからなる繊維 - Google Patents
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Description
一方、本発明のセルロースアセテートを含む熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維の場合、高温染色処理後も良好な機械的特性を有している。本発明の熱可塑性セルロースエステル組成物の主成分であるセルロース脂肪酸混合エステルの溶融粘度に比較して、セルロースアセテートの溶融粘度は大幅に高い値を示す。そのため、溶融紡糸による繊維化を行った場合、セルロースアセテートを含んでいない組成物の繊維糸条の細化変形挙動に比べて、セルロースアセテートを含む組成物の繊維糸条の細化変形挙動は、紡糸線上流側で細化変形が進行する。そのため、セルロース脂肪酸混合エステルが本来細化変形しない領域で、セルロースアセテートによりセルロース脂肪酸混合エステルの細化変形が強制的に進行することとなる。その結果、セルロースアセテートを含む熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維の紡糸応力は低減し、得られる繊維は、セルロース脂肪酸混合エステルの分子配向が抑制されたものとなる。なおアセテートを含む熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維では、セルロースアセテートが繊維内にnmオーダーで微分散している。この繊維を高温染色処理すると、セルロースアセテートが主成分であるセルロース脂肪酸混合エステルの繊維構造の秩序化を抑制するため、その結果、高温染色処理後も良好な機械的特性を保持できる。
本発明の熱可塑性セルロースエステル組成物は、セルロースアセテートを1〜10重量%の範囲で含有するものである。セルロースアセテートの含有量が1重量%未満では、繊維としたときの高温染色処理時の機械的特性を保持する効果が小さくなる。また、その含有量が10重量%を超えると、繊維化の際に製糸操業性が不十分となったり、溶融紡糸が困難となったり、機械的特性が低下してしまう。熱可塑性セルロースエステル組成物中のセルロースアセテートの含有量は、より好ましくは2〜9重量%であり、更に好ましくは3〜8重量%である。
また、本発明の熱可塑性セルロースエステル組成物は、安定した溶融紡糸を可能とするため、適度な熱流動性を有している必要がある。紡糸パック内での剪断速度は30sec−1以下と非常に低剪断速度であり、安定した溶融紡糸を可能とするためには、温度が260℃で剪断速度が24sec−1における溶融粘度が、50〜500Pa・secの範囲であることが好ましく、100〜450Pa・secの範囲であることがより好ましい態様である。温度が260℃で剪断速度が24sec−1における溶融粘度は、毛管形レオメーターで求められる値であり、実施例で詳細に説明する。
また、本発明の熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維から、セルロース脂肪酸混合エステルおよびセルロースアセテートは、両成分の溶剤溶解性の差異を利用して次のような方法により分離して評価することができる。すなわち溶剤として、塩化メチレンあるいはクロロホルムを用いると、該溶剤にはセルロース脂肪酸混合エステルは溶解し、一方、セルロースアセテートは溶解せず沈殿する。これを濾過で固液分離した後、溶剤を除去することで、セルロース脂肪酸混合エステルとセルロースアセテートを分離することができる。そして分離後のそれぞれの重量を測定することで、組成物中の両成分の含有量を定量することができる。
本発明の熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維の製造方法としては、例えば次のような方法を採用することができる。
単繊維繊度については、必要特性に応じて任意に設定することができる。また単糸断面形状に関しても、例えば円形、楕円形、三角および四角等の多角形、および扁平や中空等の異型断面形状などを採用することができる。また、繊維の形態についても、モノフィラメント、マルチフィラメントおよびステープル等のいずれの形態でも良い。
80℃の温度で8時間乾燥したセルロース脂肪酸混合エステル0.9gを秤量し、これにアセトン35mlとジメチルスルホキシド15mlを加え溶解した後、さらにアセトン50mlを加えた。これに、撹拌しながら0.5N−水酸化ナトリウム水溶液30mlを加え、2時間ケン化処理した。次にこれに熱水50mlを加え、フラスコ側面を洗浄した後、フェノールフタレインを指示薬として0.5N−硫酸で滴定した。別に上記の試料と同じ方法で、空試験を行った。滴定が終了した溶液の上澄み液を100倍に希釈し、イオンクロマトグラフを用いて、有機酸の組成を測定した。測定結果とイオンクロマトグラフによる酸組成分析結果から、下記式によりセルロース脂肪酸混合エステルの平均置換度を計算した。
・TA=(B−A)×F/(1000×W)
・DSace=(162.14×TA)/[{1−(Mwace−(16.00+1.01))×TA}+{1−(Mwacy−(16.00+1.01))×TA}×(Acy/Ace)]
DSacy=DSace×(Acy/Ace)
上記式中、
TA:全有機酸量(ml)
A:試料滴定量(ml)
B:空試験滴定量(ml)
F:硫酸の力価
W:試料重量(g)
DSace:アセチル基の平均置換度
DSacy:アシル基の平均置換度
Mwace:酢酸の分子量
Mwacy:他の有機酸の分子量
Acy/Ace:酢酸(Ace)と他の有機酸(Acy)とのモル比
162.14:セルロースの繰り返し単位の分子量
16.00:酸素の原子量
1.01:水素の原子量。
セルロースアセテートの平均置換度は、セルロースアセテートの酢化度を求めた後、下記式により算出した。
平均置換度=(酢化度×3.86)/(142.9−酢化度)
酢化度は、ASTM D−817−91(セルロースアセテートなどの試験方法)の酢化度の測定方法に準拠して測定できる。まず、乾燥したセルロースアセテート1.9gを精秤し、アセトンとジメチルスルホキシドとの混合溶媒(容量比4:1)150mlに溶解した後、1N−水酸化ナトリウム水溶液30mlを添加し、25℃で2時間ケン化した。次に、フェノールフタレイン溶液を指示薬として添加し、1N−硫酸で過剰の水酸化ナトリウムで滴定した後、下記式にしたがって酢化度を算出した。なお、同様の方法により、ブランクテストを行った。
酢化度(%)=[6.005×(B−A)×F]/W(式中、Aは試料の滴定に要した1N−硫酸のml数、Bはブランクテストの滴定に要した1N−硫酸のml数、Fは1N−硫酸の濃度ファクター、Wは試料重量を示す)。
C.セルロース脂肪酸混合エステルの重量平均分子量の測定
試料をテトラヒドロフランに完全溶解させ、これを用いてWaters社製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー2690を用い、ポリスチレン換算で重量平均分子量を算出した。
東洋精機社製キャピログラフ1Bを用い、L=40mm、D=1mmのダイを用いて、温度260℃、剪断速度24sec−1(ヘッドスピード2mm/min)で測定した値を溶融粘度[Pa・sec]とした。測定に供したペレットは、測定前に80℃の温度で8時間の真空乾燥を行い、測定時には組成物の熱分解の影響を避けるためペレットの充填開始後10分以内に測定を行った。
温度20℃、湿度65%の環境下において、島津製作所製オートグラフAG−50NISMS形を用いて、試料長20cm、引張速度20cm/minの条件で引張試験を行って、最大荷重を示す点の応力[cN]を初期繊度[dtex]で除した値を引張強度[cN/dtex]とした。また、そのときの伸度を伸度[%]とした。測定回数は5回とし、その平均値を強度と伸度とした。
紡糸して得られた繊維を英光産業株式会社製筒編機(MODEL No.NCR−BL、釜径3インチ半、針本数300本)を用いて筒編地を作成し、得られた筒編地(長さ15cm程度)を精練処理した。この処理の際、繊維に水溶性可塑剤が含まれている場合には、可塑剤を溶出させた。その後、ポリエステル繊維の染色条件を想定した120℃の温度で60分間の高温染色処理を行った。高温染色処理前(精練処理後)および高温染色処理後の強度および伸度の測定は、筒編地を分解し繊維を取り出し、上記D項と同様の測定方法で実施した。
U%測定(ハーフモード)は、ツェルベガーウースター社製ウースターテスター4−CXにより、下記条件にて測定して求めた。測定回数は5回であり、その平均値をU%とした。
測定速度 :200m/分
測定時間 :2.5分
測定繊維長:500m
撚り :S撚り、12000/m
H.製糸操業性評価
熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維を製糸する際、10kgの製糸評価を行い、下記の基準で評価した。◎および○を合格とした。
◎:糸切れ回数が0回(製糸操業性が極めて良好)
○:糸切れ回数が1〜2回(製糸操業性が良好)
×:糸切れ回数が3回以上(製糸操業性が不良)。
(製造例1)
セルロース(コットンリンター)100重量部に、酢酸240重量部とプロピオン酸67重量部を加え、50℃の温度で30分間混合した。得られた混合物を室温(20℃)まで冷却した後、氷浴中で冷却した無水酢酸172重量部と無水プロピオン酸168重量部をエステル化剤として、硫酸4重量部をエステル化触媒として加えて、150分間撹拌を行い、エステル化反応を行った。エステル化反応において、40℃の温度を超えるときは、水浴で冷却した。反応後、反応停止剤として酢酸100重量部と水33重量部の混合溶液を20分間かけて添加して、過剰の無水物を加水分解した。その後、酢酸333重量部と水100重量部を加えて、80℃の温度で1時間加熱撹拌した。反応終了後、炭酸ナトリウム6重量部を含む水溶液を加えて、析出したセルロースアセテートプロピオネートを濾別し、続いて水で洗浄した後、60℃の温度で4時間乾燥した。得られたセルロースアセテートプロピオネート(CAP)のアセチル基およびプロピオニル基の平均置換度は、各々1.9と0.7であり、重量平均分子量は17.2万であった。
製造例1で得られたCAP/PEG600/酸化防止剤組成物と、セルロースアセテート/ジエチルフタレート(63/37)組成物(ダイセルファインケム株式会社製「アセチ(グレード37%)」、セルロースアセテートの平均置換度2.4、平均重合度140)を、表1に示す重量比率で混合し、この混合物を紡糸組成物とした。この混合物を80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率450ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度260℃で紡糸口金(吐出孔直径0.23mm、孔長0.46mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を、風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度1500m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機で巻き取った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは0回であり、製糸操業性は極めて良好であった。
製造例1で得られたCAP/PEG600/酸化防止剤組成物とセルロースアセテート/ジエチルフタレート(63/37)組成物(ダイセルファインケム株式会社製「アセチ(グレード37%)」)を、表1に示す重量比率に変更したこと以外は、実施例1と同様にして紡糸を行った。
イーストマンケミカル社製セルロースアセテートプロピオネート(CAP482−20、置換度2.7(アセチル基平均置換度0.2、プロピオニル基平均置換度2.5)、重量平均分子量18.5万)とダイセル化学工業株式会社製セルロースアセテート(品種L−40、平均置換度2.4、平均重合度160)と平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイトを、表1に示す重量比率で二軸エクストルーダーを用いて230℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして、熱可塑性セルロースエステル組成物のペレットを得た。
セルロース脂肪酸混合エステル、セルロースアセテートおよび可塑剤の比率を、表1に示す比率に変更したこと以外は、実施例4と同様の方法で熱可塑性セルロースエステル組成物からなるペレットを得た。このペレットを80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率600ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度250℃で紡糸口金(吐出孔直径0.25mm、孔長0.5mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度2500m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機に巻き取った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは2回であり、製糸操業性は良好であった。
(製造例2)
製造例1においてエステル化剤の仕込み量を変更することにより、アセチル基およびプロピオニル基の平均置換度が各々1.7、0.8であるセルロースアセテートプロピオネート(CAP)を得た(重量平均分子量は17.2万)。
製造例2のセルロースアセテートプロピオネート、ダイセル化学工業株式会社製セルロースアセテート(品種L−40、平均置換度2.4、平均重合度160)、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)、リン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト(0.1重量%)、艶消し剤として二酸化チタン(0.3重量%)を、表1に示す重量比率で二軸エクストルーダーを用いて240℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして、熱可塑性セルロースエステル組成物のペレットを得た。
実施例1で紡糸して得られた繊維を、予熱温度140℃、セット温度160℃、延伸倍率1.10倍、および延伸速度200m/分の条件で延伸し延伸糸を得た。得られた延伸糸の強度は0.89cN/dtexで伸度は34.2%であり、良好な特性を有していた。次に、このようにして得られた延伸糸を用いて、実施例1と同様に筒編地を作成し、精練処理と高温熱水処理を行った。高温熱水処理後の繊維特性は、強度が1.15cN/dtexで伸度が15.3%であり、良好な特性を維持していた。
(実施例8)
製造例1で得られたセルロースアセテートプロピオネート77重量%と、ダイセル化学社製セルロースアセテート(品種L−70、平均置換度2.4、平均重合度180)5重量%、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)17.9重量%およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト0.1重量%を、二軸エクストルーダーを用いて250℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして熱可塑性セルロースエステル組成物ペレットを得た。
得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が1.06cN/dtexで伸度が31.5%であり、良好な特性を有していた。
(実施例9)
製造例1で得られたセルロースアセテートプロピオネート77重量%と、ダイセル化学社製セルロースアセテート(品種L−20、平均置換度2.4、平均重合度140)5重量%、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)17.9重量%およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト0.1重量%を、二軸エクストルーダーを用いて250℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして熱可塑性セルロースエステル組成物ペレットを得た。
得られた繊維(紡出糸品種200デシテックス−48フィラメント)は、強度が0.73cN/dtexで伸度が28.1%であり、良好な特性を有していた。
(実施例10)
製造例1で得られたセルロースアセテートプロピオネート77重量%と、ダイセル化学社製セルロースアセテート(品種L−30、平均置換度2.4、平均重合度150)5重量%、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)17.9重量%およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト0.1重量%を、二軸エクストルーダーを用いて250℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして熱可塑性セルロースエステル組成物ペレットを得た。
得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が0.99cN/dtexで伸度が33.8%であり、良好な特性を有していた。
(実施例11)
イーストマンケミカル社製セルロースアセテートブチレート(CAB171−15、アセチル基平均置換度2.0、ブチリル基平均置換度0.7)76重量%と、ダイセル化学社製セルロースアセテート(品種L−70、平均置換度2.4、平均重合度180)3重量%、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)20.8重量%およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト0.2重量%を、二軸エクストルーダーを用いて240℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして熱可塑性セルロースエステル組成物ペレットを得た。
この混合物のペレットを80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率300ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度260℃で紡糸口金(吐出孔直径0.23mm、孔長0.60mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を、風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度2000m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機に巻き取った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは0回であり、製糸操業性は極めて良好であった。
得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−36フィラメント)は、強度が0.91cN/dtexで伸度が35.8%であり、良好な特性を有していた。
(実施例12)
実施例8で用いた可塑剤をPEG600からPEG400/トリアセチン混合物(重量比1:1)に変更した以外は実施例8と同様に混練を行い、熱可塑性セルロースエステル組成物ペレットを得た。
得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が1.00cN/dtexで伸度が34.8%であり、良好な特性を有していた。
製造例1で得られたCAP/PEG600/酸化防止剤組成物を、80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率470ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度260℃の温度で紡糸口金(吐出孔直径0.23mm、孔長0.46mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度1500m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機にて巻き取った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは0回であり、製糸操業性は極めて良好であった。
製造例1で得られたCAP/PEG600/酸化防止剤組成物とセルロースアセテート/ジエチルフタレート(63/37)組成物(ダイセルファインケム株式会社製「アセチ(グレード37%)」)を、表2に示す重量比率に変更したこと以外は、実施例1と同様にして紡糸を行った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは0回であり製糸操業性は極めて良好であった。得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が1.20cN/dtexで伸度が25.4%であり、良好な特性を有していた。この繊維を用いて実施例1と同条件で筒編地を作成し、続いて精練および高温熱水処理を行った。高温熱水処理後の繊維特性は、強度が0.22cN/dtexで伸度が3.4%であり、紡出糸や処理前の繊維と比べ繊維特性は大きく低下していた。
製造例1で得られたCAP/PEG600/酸化防止剤組成物とセルロースアセテート/ジエチルフタレート(63/37)組成物(ダイセルファインケム株式会社製「アセチ(グレード37%)」)を、表2に示す重量比率に変更したこと以外は、実施例1と同様にして紡糸を行ったが、組成物中のセルロースアセテートの含有量が多いことに起因して、糸切れが多発し巻取糸を得ることができなかった。
製造例1のセルロースアセテートプロピオネートと、ダイセル化学工業株式会社製セルローストリアセテート(LT−105、平均置換度2.9、平均重合度360)と、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイを、表2に示す重量比率で二軸エクストルーダーを用いて260℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして、熱可塑性セルロースエステル組成物のペレットを得た。このペレットを80℃の温度で12時間真空乾燥した後、実施例1と同様にして紡糸を行ったが、溶融紡糸組成物の粘度が高いため、糸切れが多発し繊維の巻取を行うことができなかった。
製造例1においてエステル化剤の仕込み量を変更することにより、アセチル基およびプロピオニル基の平均置換度が各々2.0、0.9であるセルロースアセテートプロピオネート(CAP)を得た(重量平均分子量は18.7万)。
製造例3のセルロースアセテートプロピオネート(置換度2.9(アセチル基平均置換度2.0、プロピオニル基平均置換度0.9)、重量平均分子量18.7万)と、ダイセル化学工業株式会社製セルロースアセテート(品種L−40、平均置換度2.4、平均重合度160)と、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイトを、表2に示す重量比率で二軸エクストルーダーを用いて260℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして、熱可塑性セルロースエステル組成物の混合物からなるペレットを得た。このペレットを80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率605ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度270℃で紡糸口金(吐出孔直径0.23mm、孔長0.46mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度1500m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機にて巻き取った。製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは4回であり、製糸操業性は不良であった。得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が0.35cN/dtexで伸度が9.4%であり、繊維特性は不良であった。
製造例1においてエステル化剤の仕込み量を変更することにより、アセチル基およびプロピオニル基の平均置換度が各々1.8、0.4であるセルロースアセテートプロピオネート(CAP)を得た(重量平均分子量は14.3万)
(比較例6)
製造例4のセルロースアセテートプロピオネートを用い(平均置換度2.2(アセチル基平均置換度1.8、プロピオニル基平均置換度0.4)、重量平均分子量14.3万)と、ダイセル化学工業株式会社製セルロースアセテート(品種L−40、平均置換度2.4、平均重合度160)と、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)およびリン系酸化防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイトを、表2に示す重量比率で二軸エクストルーダーを用いて260℃の温度で混練し、得られたガットを5mm程度にカッティングして、熱可塑性セルロースエステル組成物のペレットを得た。このペレットを、80℃の温度で12時間真空乾燥した後(乾燥後の水分率490ppm)、二軸エクストルーダーに供給し溶融させ、紡糸温度260℃の温度で紡糸口金(吐出孔直径0.23mm、孔長0.46mm)から吐出させ紡出糸条を得た。この紡出糸条を、風温20℃、風速0.5m/秒の冷却風によって冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、第1ゴデットローラー(紡糸速度1500m/分)で引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して巻取機にて巻き取った。得られた繊維は、CAPとセルロースアセテートの混和性が悪く、製糸操業性評価を行ったところ、糸切れは3回であり製糸操業性は不良であった。得られた繊維(紡出糸品種100デシテックス−24フィラメント)は、強度が0.44cN/dtexで伸度が13.3%であり、繊維特性は不良であった。
Claims (6)
- 平均置換度が2.4〜2.8のセルロース脂肪酸混合エステル70〜95重量%と、可塑剤5〜25重量%と、平均置換度が2.3〜2.6のセルロースアセテート1〜10重量%とを少なくとも含んでなり、配合される前記各成分の総量は100重量%以下であることを特徴とする熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維。
- セルロース脂肪酸混合エステルがセルロースアセテートプロピオネートである請求項1記載の熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維。
- 請求項1または2に記載の熱可塑性セルロースエステル組成物からなる繊維を少なくとも一部に用いてなる繊維構造物。
- 平均置換度が2.4〜2.8のセルロース脂肪酸混合エステル70〜95重量%と、可塑剤5〜25重量%と、平均置換度が2.3〜2.6のセルロースアセテート1〜10重量%とを少なくとも含んでなり、配合される前記各成分の総量は100重量%以下であることを特徴とする繊維用熱可塑性セルロースエステル組成物。
- 可塑剤がポリアルキレングリコール系化合物であることを特徴とする請求項4記載の熱可塑性セルロースエステル組成物。
- セルロース脂肪酸混合エステルがセルロースアセテートプロピオネートである請求項4または5に記載の熱可塑性セルロースエステル組成物。
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