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JP5664291B2 - 音声品質観測装置、方法及びプログラム - Google Patents

音声品質観測装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は音声品質観測装置、方法及びプログラムに関し、例えば、IP電話端末(ソフトフォンを含む)に適用し得るものである。
近年では、VoIP技術を利用した音声通信であるIP電話通信が広く普及してきた。IP電話通信では、音声信号の情報をIPパケット化して、IPネットワークを介して伝送することにより相手端末に音声信号を伝えている。一般に、IPネットワークは伝送のリアルタイム性が保証されず、音声パケット伝送中(通話中)にパケットの時間揺らぎ(ジッタ)などが生じ、通話品質の低下を招く。このようなことから、音声品質の状態を観測する手法が望まれており、例えば、非特許文献1に記載のように、通話中に伝送されるパケットの統計的情報(パケットロス数やジッタの統計値など)を基に、音声品質を指標化する方法が提案されている。
ITU−T P.564
しかしながら、近年のIP電話通信では、ネットワーク上で生じたパケットの時間揺らぎ(ジッタ)などを、受信側で補償する技術が用いられており、ネットワーク上を流れるパケットの統計的情報が必ずしも通話品質の指標に直結しない。
そのため、受信側の聴取者へ出力される実際の音声品質を簡便に観測することができる音声品質観測装置、方法及びプログラムが望まれている。
第1の本発明は、音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測装置において、(1)非定期に到来する音声パケットを所定の形式(以下、音声情報と呼ぶ)で蓄積すると共に、定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力するパケットバッファ手段と、(2)単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出する音声情報監視手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測方法において、(1)パケットバッファ手段が、非定期に到来する音声パケットを音声情報として蓄積すると共に、定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力し、(2)音声情報監視手段が、単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出することを特徴とする。
第3の本発明は、到来する音声パケットを基に処理する音声復号手段を有する音声処理装置に搭載され、上記音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測プログラムであって、上記音声処理装置に搭載されているコンピュータを、(1)非定期に到来する音声パケットを音声情報として蓄積すると共に、蓄積を開始してからの蓄積音声情報数が所定数になったときから定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力するパケットバッファ手段と、(2)単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出する音声情報監視手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、受信側の聴取者へ出力される実際の音声品質を簡便に観測することができる音声品質観測装置、方法及びプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る音声品質観測装置の機能的構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る音声品質観測装置の機能的構成を示すブロック図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による音声品質観測装置、方法及びプログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の音声品質観測装置の機能的構成を示すブロック図である。第1の実施形態の音声品質観測装置は、例えば、IP電話端末(ソフトフォンを含む)に搭載され、IP電話端末の構成によっては、CPU及び当該CPUが実行するプログラム(音声品質観測プログラム)で実現されるものであるが、機能的には、図1で表すことができる。
図1において、パケットバッファ101及び音声情報監視回路102が、第1の実施形態の音声品質観測装置100の構成要素となっている。なお、音声信号の処理系列の中における音声品質観測装置100の位置を明らかにするため、図1では音声復号回路103も書き出している。
パケットバッファ101は、図示しないネットワーク(例えば、IPネットワーク)から到来した音声パケット(例えば、符号化音声データが収容されているIPパケット)若しくは当該音声パケットを音声復号回路の処理単位(音声フレーム)に分離したものを音声情報として一時的に蓄えるもの(FIFOメモリ)である。パケットバッファ101は、音声パケットの時間揺らぎを吸収するものである。音声パケットの到来周期は一定であるとは限らず、パケットバッファ101は、このような非定期的に到来する音声パケット若しくは分離した音声フレームを格納し、格納した音声情報を定期的に出力して音声復号回路103に与えるものである。なお、音声復号回路103は、定期的に入力される音声情報を処理するものとなっている。パケットバッファ101は、定期的な出力のタイミングにおいて出力する音声情報が存在しない枯渇状態になると、音声復号回路103がロス補償処理を起動するようなデータ(補償音声情報)を出力する。
音声復号回路103は、入力される音声情報に収容されている符号化音声データを復号し、音声信号を出力する。なお、音声復号回路103は、入力される音声情報列から、補償音声情報を認識したときには、当該部分の音声信号を補償するような処理部を内蔵している(補償方法は限定されないが、特開平6−61983号公報や特開平7−334191号公報の方法を適用できる)。
音声情報監視回路102は、パケットバッファ101から音声復号回路103に与えられる音声情報の連続性を監視し、音声品質指標Nを算出、出力するものである。
音声情報監視回路102は、補償音声情報判別部110、補償フレーム数累算部111及び指標算出部112を有する。
補償音声情報判別部110は、パケットバッファ101から補償音声情報が出力されたか否かを判別するものである。
補償フレーム数累算部111は、補償音声情報が出力されたと判別されたとき、その補償音声情報に含まれる音声フレーム数分だけ、自己の累算値Cに積算するものである。因みに、音声データの符号化は、1フレーム(所定時間)分の音声データ毎に実行されている。補償フレーム数累算部111の累算値Cは、新たな観測期間が始まったときにクリアされるようになされている。
指標算出部112は、ある観測期間(一定期間)が終了したときに、その観測期間において音声復号回路103が必要とするフレーム数M(一定値)に対する、補償フレーム数累算部111の累算値Cの比を、音声品質指標Nとして算出して出力するものである。すなわち、音声品質指標Nは(1)式で表され、値が0に近いほど音声品質の劣化が小さいことを表すものとなっている。
N=C/M …(1)
なお、音声品質が良いほど値が大きくなる音声品質指標Nにしたい場合であれば、例えば、(2)式に示すように、所定値A(例えば1)から(1)式に示す値C/Mを減算した値を、音声品質指標Nにするようにすれば良い。
N=A−C/M …(2)
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の音声品質観測装置100の動作(音声品質観測方法)を説明する。
ネットワークから到来する非定期的な音声パケットは、そのまま若しくは音声フレームに分離されてパケットバッファ101に音声情報として格納される。パケットバッファ101は、ネットワークから到来する非定期的なパケットの最大間隔が考慮され、その最大間隔内に必要となる定期的な音声情報数と同等の量を開始時に溜めてから出力を開始するように動作する。このようにすることにより、パケットバッファ101の枯渇が生じにくくなり、パケットバッファ101から出力される定期的な音声情報の連続性が確保され、音声復号回路103の処理後の復号音声信号の品質の劣化が抑えられる。
しかしながら、ネットワーク上で想定以上のパケット間隔が生じた場合には、パケットバッファ101内の音声情報が枯渇し、出力すべき音声情報が存在しなくなる。この場合、パケットバッファ101は、音声復号回路103においてロス補償処理を起動するようなデータ(補償音声情報)を出力する。音声復号回路103においてロス補償処理されて得られた復号音声信号は、本来の音声パケットの符号化音声データを復号して得たものとは異なるので、音声品質の劣化を招くものとなっている。
そこで、第1の実施形態においては、音声復号回路103に入力される音声情報の連続性を監視し、この連続性に基づいて復号音声信号の音声品質指標を算出することとした。具体的には、観測時間当たりに生じる復号音声補償処理(ロス補償処理)の割合を音声品質指標とすることとした。
音声情報監視回路102からは、予め定められている観測期間(一定期間)毎に音声品質指標Nが出力される。新たな観測期間になったときには、補償フレーム数累算部111における累算値Cは、0クリアされる。
音声情報監視回路102においては、補償音声情報判別部110によって、パケットバッファ101から補償音声情報が出力されることが監視される。パケットバッファ101から補償音声情報が出力され、そのことが補償音声情報判別部110から補償フレーム数累算部111に通知されると、累算値Cは、補償フレーム数累算部111によって、その補償音声情報に含まれる音声フレーム数分だけ積算される。
現在の観測期間が満了すると、指標算出部112によって、上述した(1)式に従う演算が実行され、この観測期間についての音声品質指標Nが得られて出力される。
なお、観測された音声品質指標Nの利用方法は任意であり、通知のために利用されても良く、また、他の回路の動作等を制御するために用いられても良い。例えば、ネットワーク監視装置等の上位装置に音声品質として通知するように利用されても良い。また例えば、パケットバッファ101が定期的な出力を開始するまでに蓄える音声情報数を、音声品質指標Nの値に応じて制御するようにしても良い。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、パケットバッファ101が枯渇した際に出力される補償音声情報を監視し、音声復号の際の補償処理の頻度を反映させた音声品質指標を得るようにしたので、より実際の音声品質に即した音声品質指標を簡便に得ることができる。
この第1の実施形態の場合、音声情報監視回路102の補償音声情報判別部110は、補償音声情報か否かだけを判別すれば音声品質指標を得ることができ、言い換えると、音声パケットのヘッダ等を監視してパケットのロスを判別することが不要であるので、上述したように、音声品質指標を簡便に得ることができる。
到来した音声パケットに時間揺らぎがあっても、パケットバッファ101が枯渇しなければ復号された音声信号の品質は十分であり、時間揺らぎは、パケットバッファ101が枯渇して始めて、音声信号の品質を劣化させるものである。そのため、パケットバッファ101が枯渇したか否かを音声品質指標に反映させる第1の実施形態は、上述のように、実際の音声品質に即した音声品質指標を得ているということができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による音声品質観測装置、方法及びプログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
図2は、第2の実施形態の音声品質観測装置の機能的構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
図2において、第2の実施形態の音声品質観測装置100Aも、パケットバッファ101及び音声情報監視回路102Aとからなる。第2の実施形態の場合、音声情報監視回路102Aの内部構成が第1の実施形態のものと異なっている。
第2の実施形態の音声情報監視回路102Aは、補償音声情報判別部110、補償フレーム数累算部111、指標算出部112Aに加え、補償音声情報連続数監視部113及び連続数/重み変換部114を有する。
補償音声情報連続数監視部113は、補償音声情報判別部110がパケットバッファ101から補償音声情報が出力されたと判別したときに、今回の補償音声情報を含めた補償音声情報の連続数を計数するものであり、補償音声情報の連続が途切れたときにその連続数を連続数/重み変換部114に与えるものである。例えば、本来同一速度であるべき、音声信号の送信側装置のシステムクロックより、音声信号の受信側装置(IP電話機)のシステムクロックが高速な場合に、補償音声情報が連続して生じることが起こり得る。また例えば、音声通信に介在している中継装置が、音声パケットをバースト的に送出するものであって、本装置にバースト的な音声パケットが到来する前の時間がかなり長くなると、補償音声情報が連続して生じることが起こり得る。
連続数/重み変換部114は、補償音声情報の連続数を、音声品質指標を算出する際の重みW(Wは1より小さい正数)に変換するものである。仮に、観測期間に3つの補償音声情報が生じたとする。同じ3つの補償音声情報でも、散発的に生じた場合と連続的に生じた場合とでは、音声品質は後者の方が劣化するということができる。1音声情報分の補償精度と、3音声情報分の補償精度とを比較した場合、3音声情報期間の終了側の補償精度はかなり低くなってしまう。重みWは、連続数が大きいほど、音声品質指標Nの値が小さくなるものである。ここで、連続数/重み変換部114が、重みWを出力する最小連続数は2に限定されるものではなく、最小連続数を適宜選定すれば良い。
第2の実施形態の指標算出部112Aは、連続数/重み変換部114から与えられた重みWをも適用して(3)式に示すように今回の観測期間の音声品質指標Nを算出する。
N=W・C/M …(3)
ここで、同一観測期間において、補償音声情報の連続が複数回生じた場合には、以下のいずれの対応例を採用しても良い。第1は、各回の重みの乗算値を(3)式の重みWとして適用する。第2は、各回の重みの加算値を(3)式の重みWとして適用する。第3は、複数回の連続の中で最も連続数が大きいものに対応する重みを(3)式の重みWとして適用する。
第2の実施形態によれば、パケットバッファ101が枯渇した際に出力される補償音声情報を監視し、音声復号の際の補償処理の頻度を反映させた、しかも、補償処理の連続をも反映させた音声品質指標を得るようにしたので、より実際の音声品質に即した音声品質指標を簡便に得ることができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態においては、パケットバッファ101が枯渇した際に出力される補償音声情報を監視して音声復号の際の補償処理を反映させた音声品質指標を得るようにしたが、これに加えて、補償処理が実行される他の場合をも、音声品質指標に反映させるようにしても良い。
例えば、ネットワーク上でのパケットロスはパケットバッファ101の蓄積量を減少させるように働くが、上記各実施形態の場合、パケットロスがパケットバッファ101の枯渇を引き起こさない限り、音声品質指標に反映されない。そのため、パケットバッファ101の枯渇を引き起こさないロスパケットに係る音声フレーム数(重み付け係数を掛けた音声フレーム数であっても良い)も累算値Cに積算して、音声品質指標Nを算出するようにしても良い。
ここで、補償音声情報判別部110に、音声フレームのシーケンス番号の監視機能を持たせてパケットロスを検出するようにしても良く、また、音声復号回路103に内蔵されているパケットロスの検出回路から、パケットロスの情報を取得するようにしても良い。
上記では、ネットワーク上でのパケットロスに言及したが、パケットバッファ101が満杯の状態で到来した音声パケットを破棄することで生じたパケットロスも同様に扱うようにしても良い。
上記各実施形態では、音声フレーム数から音声品質指標Nを算出するものを示したが、音声パケット数から音声品質指標Nを算出するようにしても良い。このような場合も、上述した(1)式右辺の単位が「パケット数」に変わるだけであり、同様な算出式を適用することができる。
上記各実施形態では、観測時間内の補償音声情報数に基づいて、音声品質指標Nを算出するものを示したが、補償音声情報数の計数値が一定の値になるまでの時間に基づいて、音声品質指標Nを算出するようにしても良い。
上記各実施形態では、パケットバッファ101が開始時に所定量を蓄積するものを示したが、初期蓄積をしないものを用いても良い。この場合、最初の揺らぎが生じた際にその揺らぎと同等の蓄積が生じ、以降は初期蓄積をするものと同様に音質の劣化が抑えられる。
本発明の音声品質観測装置等が搭載される音声処理装置は、IP電話端末(ソフトフォンを含む)に限定されず、他の装置であっても良い。例えば、レガシーな電話端末をIPネットワークに接続するためのルータに本発明の音声品質観測装置等を搭載しても良い。
100、100A…音声品質観測装置、101…パケットバッファ、102、102A…音声情報監視回路、103…音声復号回路、110…補償音声情報判別部、111…補償フレーム数累算部、112、112A…指標算出部、113…補償音声情報連続数監視部、114…連続数/重み変換部。

Claims (4)

  1. 音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測装置において、
    非定期に到来する音声パケットを音声情報として蓄積すると共に、定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力するパケットバッファ手段と、
    単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出する音声情報監視手段とを有する
    ことを特徴とする音声品質観測装置。
  2. 上記パケットバッファ手段は、定期的な出力タイミングで蓄積されている音声情報がない場合には、出力する音声情報がないことを表す補償処理要通知データをその出力タイミングで出力するものであり、
    上記音声情報監視手段は、上記補償処理要通知データに基づいて、単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合である指標を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音声品質観測装置。
  3. 音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測方法において、
    パケットバッファ手段が、非定期に到来する音声パケットを音声情報として蓄積すると共に、定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力し、
    音声情報監視手段が、単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出する
    ことを特徴とする音声品質観測方法。
  4. 到来する音声パケットを基に処理する音声復号手段を有する音声処理装置に搭載され、上記音声復号手段から出力される復号音声信号の音声品質を観測する音声品質観測プログラムであって、
    上記音声処理装置に搭載されているコンピュータを、
    非定期に到来する音声パケットを音声情報として蓄積すると共に、定期的に音声情報を上記音声復号手段に出力するパケットバッファ手段と、
    単位時間当たりに生じる、上記音声復号手段で実行される復号音声補償処理の割合を、復号音声信号の音声品質の指標として算出する音声情報監視手段と
    して機能させることを特徴とする音声品質観測プログラム。
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