[go: up one dir, main page]

JP5645857B2 - 操作性を改良した手術器具 - Google Patents

操作性を改良した手術器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5645857B2
JP5645857B2 JP2012039386A JP2012039386A JP5645857B2 JP 5645857 B2 JP5645857 B2 JP 5645857B2 JP 2012039386 A JP2012039386 A JP 2012039386A JP 2012039386 A JP2012039386 A JP 2012039386A JP 5645857 B2 JP5645857 B2 JP 5645857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
tool
grip
surgical instrument
instrument according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012039386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012176241A (ja
Inventor
アマン トビアス
アマン トビアス
ハイム マルティナ
ハイム マルティナ
キューナー ラルフ
キューナー ラルフ
シュミット シュテッファニー
シュミット シュテッファニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Erbe Elecktromedizin GmbH
Original Assignee
Erbe Elecktromedizin GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Erbe Elecktromedizin GmbH filed Critical Erbe Elecktromedizin GmbH
Publication of JP2012176241A publication Critical patent/JP2012176241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5645857B2 publication Critical patent/JP5645857B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1442Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1442Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
    • A61B18/1445Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps at the distal end of a shaft, e.g. forceps or scissors at the end of a rigid rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B2017/0046Surgical instruments, devices or methods with a releasable handle; with handle and operating part separable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/291Handles the position of the handle being adjustable with respect to the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/2912Handles transmission of forces to actuating rod or piston
    • A61B2017/2919Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/2912Handles transmission of forces to actuating rod or piston
    • A61B2017/2919Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points
    • A61B2017/292Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points connection of actuating rod to handle, e.g. ball end in recess
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B17/2909Handles
    • A61B2017/2912Handles transmission of forces to actuating rod or piston
    • A61B2017/2919Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points
    • A61B2017/2922Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points toggle linkages

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は手術器具に関する。
手術器具は、開腹手術または腹腔鏡や内視鏡処置において所望の手術を行うために、外科医により、例えば前処理、凝結、熱溶融、及び/又は切開などに利用される。そのような器具は、例えば、特許文献1で周知である。この器具は内視鏡手術用のもので、シャフト状の長いツール部を備え、その端部にツールとして、可動部品を有するハサミまたは把持鉗子が配設されている。シャフトの近位端は、下側に非可動のグリップ部を有するハウジングに保持されている。非可動のグリップ部は可動のグリップ部に結合されている。グリップ部は両方ともハサミのように持つことができ、ハサミと同様に相互に枢支されてシャフトの遠位端にあるツールを作動させることができる。
この器具は片手で使用できるように設計されており、外科医は必要に応じて非常に広範囲な方向に器具を回転させる。その際、外科医は不自然な手の位置を取ることがあり、それが早期疲労や繊細な運動技能の低下やその他の弊害をもたらす可能性がある。
独国特許出願公開第10156917号 独国実用新案第29804860号 米国特許第5984939号
このことに鑑みて、本発明は、そのような不利な点を改善した上記の種類の手術器具を提供することを目的とする。
この目的は、請求項1に記載の器具で達成される。
本発明による器具は、ツール部とグリップ部とに分けられる。ツール部は、好ましくは長手シャフトを持ち、これが長手軸を規定し、このシャフトの遠位端には外科ツールがある。この外科ツールは、少なくとも1つの作動可能なツール部材を備えている。例えばツール部材がクランプや鉗子などとして作用する場合には、ツール部材の作動とは、そのツール部材の例えば枢動などのような動きであってよい。また、例えばツール部材がナイフとして作用するような場合には、前後動などのような他の動きで作動が掛けられてもよい。作動の掛け方は、熱や電流などを供給することや、前述の方法の組合せなどのそのほかの方法であってもよい。
グリップ部は把持グリップと作動部材とを備えている。後者は、作動を掛けられるツール部材と動作的に接触している。作動を掛けられるツール部材が可動ツール部材である場合には、動作的な接触は、例えば、伝動装置型の接続で代表され、可動ツール部材を作動部材によって動かすことができる。
ツール部とグリップ部とは、少なくとも2軸の継手で相互に接続されている。その際、継手の2つの軸は、シャフトが規定する長手方向の軸に対してそれを横断する方向に向いている。したがって必要があれば外科医は、ツール部とグリップ部とを相対的に回転させて人間工学的な(ergonomic)手の配置にすることができる。この結果、長時間にわたる繊細な手術を疲労なく行うことが可能となる。
好ましくは、グリップ部と同様にツール部はハウジングを形成するように設計されている。伝動手段や、スイッチ、回路基板などの他の部品が、このハウジングの中に収納されてもよい。ツール部とグリップ部は、例えばプラスチック材料でできていてもよい。それらは単一部品であっても複数部品であってもよい。
好ましくは、グリップ部はピストルのグリップのようにツール部から延びている。好ましくは第1のヒンジの軸がグリップ部内部にあって、外科医の手を貫通するように延びている。第2のヒンジの軸は好ましくは、グリップ部を横断し、シャフトの長手軸をも横断するように配設される。そのために、継手軸と長手軸はともに鋭角、直角、または鈍角を成すことができる。
少なくともグリップ部に対して横方向に延び、かつシャフトに対しても横方向に延びる継手軸は、回転範囲が自ずと制限される。シャフトに関して言えば、グリップ部はシャフトに近づく方向またはシャフトから離れる方向に枢動することができ、そのピボット角は好ましくは少なくとも10°、好ましくはそれより大きい。
シャフトに対して横方向に延び、かつグリップ部の中に位置するヒンジ軸は、原則的に回転範囲の制限なしで構成することができる。そこで、外科医は、グリップ部をツール部に対して同一方向に好きなだけ回転させることを選択できる。しかし、360度を超える回転に制限範囲を設けること、または回転範囲を360°以下とすることも現実的であろう。回転範囲を制限すれば、グリップ部の作動部材とツール部との間の、伝動接続または電気接続の提供が容易になる。そして、例えば電気的なスリップリング(slip ring)、誘導レギュレータ、機械的な回転カップリングなどのような、接触してオンまたはオフする信号伝達をなくすことが可能となる。これにより、例えば、単純な配線だけによる信号伝達が可能となる。
もっとも単純な場合には、少なくとも2軸を有する継手を玉継手で構成できる。これは継手用のボールと継手用のソケットとで構成される。例として、継手ボールがグリップ部に接続され、継手ソケットがツール部に接続されていてもよい。この逆の構成も可能である。玉継手は、互いに直交する3つの継手軸を規定し、そのうちの1つは長手軸に平行である。この軸は、別の手段、例えばグリップ部とツール部との間の、長手軸に対して固定された伝動接続によって回転が阻止される。
好ましくは、継手ボールと継手ソケットとは相互に摩擦接触していて、継手にある種の自己抑制を与える。この自己抑制を補助するためにクランプ装置が設けられてもよい。クランプ装置は連続的に作用するクランプ部材であってよい。例えば、継手ソケット及び/又は継手ヘッドは弾性材料で構成されるか、またはばね手段で互に半径方向に付勢されていてもよい。これは継手ボールと継手ソケットとの間の摩擦を増大し、一度調節された相対位置を、高い信頼性で維持することが可能になる。必要に応じてクランプ動作を強化するために、偏心レバーなどのような追加的な固定装置が設けられてもよい。
またはその代わりに、戻り止めによって自己抑制が補助されてもよい。戻り止めは、突起と凹みで構成されてもよい。突起は、継手ボール上に配設されてもよいし、継手ソケット上に配設されてもよい。そうしてそれぞれの反対側に凹みが配設される。突起と凹みが十分小さくて互いに近接して配置される場合には、それによって段階的な調節ができることで人間工学的な要求をさらに満たすことができる。凹み及び/又は突起は、半径方向に弾性的に配置、もしくは設けることができる。例えば、それらを継手ボールまたは継手ソケットと一体で作ることも可能である。継手ボールまたは継手ソケットに設けられたスリットは、突起及び/又は凹みを有する台を位置決めタブ内に保持することができ、これによって半径方向に延びた弾性的な戻り止め部材が形成される。
継手ボールはツール部の内部からグリップ部の内部に通じる管路を有していてもよい。この管路は、作動されるツール部材へ作動部材の動きを伝動する1つまたは複数の力伝動部材を収納可能である。伝動装置はレバーアセンブリまたは牽引駆動装置であってよい。レバーアセンブリは、ヒンジで結合された1つまたは複数のレバーを含んでもよい。一体ヒンジが関節接続として作用してもよい。
有利な一実施形態において、グリップ部にある作動部材の作動運動をツール部材の直線作動運動に変換するために、単一の伝動部材のみが設けられる。こうすることにより、単純でロバストな設計となる。伝動部材は、例えば一体化されたヒンジのような、可撓性部分を有する複数部材からなるレバーであってもよいし、または自由に引っ張ることができるか1つまたは複数の偏向ポイントを経て運動する可撓性牽引手段であってもよいし、または、作動部材によって動かされる圧力面上のただ1つの前面で支持されている剛体レバーであってもよい。
前述したように、伝動部材が使用されている場合に、ツール部に対してグリップ部を回転可能とするためには、ボールベアリングがその候補として挙げられる。このボールベアリングはグリップ部、またはツール部に配設することができ、その場合には、継手ボールは伝動部材上に配設され、かつ継手ソケットはツール部またはグリップ部に配設されてよい。あるいはまた、継手ソケットを伝動部に配設して、継手ボールをツール部またはグリップ部上に配設してもよい。
有利な実施形態のさらなる詳細は、従属クレームまたは説明、および図面から推定することが可能である。
手術器具の模式的な斜視図である。 図1に示す手術器具のグリップ部とツール部を分離して示した模式的な斜視図である。 手術器具の第1の実施形態の細部の断面図であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の中央にある。 手術器具の第1の実施形態の細部の断面図であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の中央にある。 図3と同様の手術器具であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の内の前方に枢動されている。 図3と同様の手術器具であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の内の前方に枢動されている。 図3、図4と同様の手術器具であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の内の後方に枢動されている。 図3、図4と同様の手術器具であり、グリップ部が2つの異なる作動位置の内の後方に枢動されている。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の別の実施形態の細部の模式的断面図である。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の別の実施形態の細部の模式的断面図である。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の第3の実施形態の細部の断面図である。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の第3の実施形態の細部の断面図である。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の第4の実施形態の細部の断面図である。 2つの異なる作動位置にある、手術器具の第4の実施形態の細部の断面図である。 改良されたクランプ動作を持つ玉継手の模式図である。 戻り止め手段を有する玉継手の部分断面図を含む展開図である。
図1は、開腹手術並びに内視鏡手術に好適な手術器具10を示す。一例としてこれは多機能器具であって、例えば前処理、把持、熱溶融、組織、特に血管の凝結及び/又は切開などに使用される。
この器具10はツール部11とグリップ部12からなる。ツール部11は、長手軸13に沿って配設された、細長くて、好ましくはチューブの様なシャフト14を備え、そのシャフトは遠位端にツール16を持っている。少なくともこの例において、このツールは図に示すように、少なくとも1つの可動ツール部材17と、シャフト14に対して可動的または固定的に配置されてよいもう1つのツール部材18とを備えている。シャフト14は、ツール部11の他の部分に、取り外せないように接続されているか、または図に示すように、回転接続器19によって選択的に交換可能に接続されているかであってよい。シャフト14の回転により、ツール部材17、18で形成される鉗子またはハサミは長手軸13を中心に回転することが可能である。
ツール部11はさらにハウジング20を備える。例えば差し込みプラグのある電気コード21が、ハウジングから延びており、この場合、手術器具10を操作する装置へこのコードを接続することができる。ただし、コードはグリップ部12に配置されてもよい。
ハウジング20は、少なくとも1つの2軸継手22によってグリップ部12に接続される。この継手は、グリップ部12内部にある第1の継手軸23を規定する。継手軸23は長手軸13を横切る方向に向いていて、長手軸とは直角または他の鋭角または鈍角をなす。
次に、継手22は第2の継手軸24を規定し、継手軸24は、長手軸13を横切るとともに、第1の継手軸23も横切る方向に向いている。継手軸23、24の間の角度は、直角、鋭角、または鈍角であってよい。継手軸24と長手軸13との間の角度についても同様のことが言える。
グリップ部12は、グリップ部12に固定して取り付けられている把持グリップ25を備え、この把持グリップ25を作動部材26に対して枢支することが可能である。把持グリップ25は大きなグリップ開口27を持っていて、片方の手の(人差し指から小指までの全部の)指が入る大きさになっていてもよい。好ましくは、作動部材26には開口28が備えられ、そこに外科医の親指が入る。ただし、構成は逆、すなわち可動性とグリップ部の開口に関して逆の関係になっていてもよい。
図2を参照すると、再び、互いに分離されたツール部11とグリップ部12と、その間に位置する継手22とが示されている。ハウジング20は、継手ソケット29に結合されている。グリップ部12は、継手ボール30に結合されている。両者は簡単にはまり込むような寸法になっていて、普通の力で相対的に動かすことができて、かつ一旦回転位置を決めるとそれを保持することができる。継手ボール30は、継手ソケット29内で第1の軸23および第2の軸24を中心に回転することができる。継手ボール30は、例えば円筒形の管路31を含んでいて、例えば作動部材26の動きを伝動装置を介してツール部材17に伝動するための少なくとも1つの力伝動部材32を収容するようになっている。
図3は、器具10の垂直断面を示し、ツール部11とグリップ部12の内部構造を開示している。明らかなように、作動部材26は、例えばピン33によって把持グリップ25上に枢支されている。ピボット軸は第2の継手軸24に略平行であってよい。
作動部材26の枢動運動は、伝動装置34を介して、ハウジング20内に移動自在に支持されて、ここで特に図示していないロッドアセンブリを通してツール16を作動させるスライド35の並進運動に変換される。力伝動部材32はこの伝動装置34に結合されている。この力伝動部材は管路31を通って延び、その下端に継手ボール36を有している。この継手ボールは、作動部材26のピン33から近距離にある、対応する継手ソケット37の中に着座する。このボール36は、第1の継手軸23またはそれに平行な軸を中心に、継手ソケット37の内部で回転することができる。好ましくは、ボール36の中心は、継手軸23の上、もしくはそれに近接した位置にある。
好ましくは、力伝動部材32は直線的なプル・ピン(pull pin)であって、ヒンジ継手38の中でアングルレバー40のアーム39に接続されている。このアングルレバーはツール部11のハウジング内で枢動可能に接続されている。そのもう一方のアーム41はフォーク状になっていて、スライド35の溝と係合している。アングルレバー40が枢動すると、スライド35を長手軸13に沿ってツール16方向へ、あるいはそのツールから離れる方向に押し出す。
力伝動部材32とアーム39との間のヒンジ継手38は、ツール部11が軸11に平行な軸を中心としてグリップ部12の方向へ枢動することを防ぐ。そのような(第3の)軸が望ましくない場合には、そのピボット軸を固定するために追加的な手段が講じられてもよい。しかし、そのような第3の枢動の選択肢が実際に所望される場合には、2つの方向に対して曲折可能な玉継手または中間部品をヒンジ継手38の代わりに設けてもよい。
器具10はここに記述されていないそのほかの部品を備えていてもよく、例えば、ツール16を作動させるための1つまたは複数の電気スイッチ61(図2)や、例えば、スライド35の移動を止めてツール16の作動を完全または部分的に防止する電極、またはロック42(図1)や、それに類似したものなどである。
以上説明した手術器具10は、以下のように作用する。
器具10を使うために外科医は器具を取り上げ、グリップ部12を所望の位置へ回転させる。そのために、外科医は図3に示すように、ツール部11とグリップ部12を回転軸23を中心として相対的に回転すなわち枢動させることができる。図3において、このことが円形の矢印で示されている。ツール部11がグリップ部12の方へ回転される場合には、ボール36が継手ソケット37の中で、スライド35を全く移動させないで回転する。このようにして、外科医はシャフト14を最も広範囲な方向に回転させることができ、例えば自分の腕の長手方向へ、または腕に対して横方向へ、自分の手首を不自然に動かすことなく回転できる。
さらに、外科医はツール部11を第2の継手軸24を中心にグリップ部12の方向へ回転させることができる。継手軸24は図3〜8においては(紙面に)垂直である。外科医はグリップ部12を、図5に示すようにシャフト14側に近づく前方向、または図7に示すようにシャフト14から離れる後方向に枢動させることができる。好ましくは、この枢動によってスライド35は全く移動しない。特に、ツール16が作動しておらず、継手38が推奨される継手ボール30のほぼ中心に配置されているときには移動が起こらない。これは、グリップ部12のさまざまなピボット角度における非作動状態を示す、図3、5、7に図示されている。
ツール部11に対するグリップ部12のそれぞれのピボット位置において、作動部材26の枢動により、ツール16をうまく制御して、ねらい目通りに動かすことが可能である。図4は、枢動されていなくてツール部11に対して直角になっているグリップ部12の位置に関して、このことを示している。把持グリップ25と作動部材26が、円弧状の矢印で示されているように、例えば手動で互いに近づく方向に動かされると、力伝動部材32はその結果として上方向に押し上げられる。アングルレバー40は時計方向に回転して、その結果アーム41がスライドを右方向へ枢動させる。この時、特に図示されていない牽引棒がツール16を作動させる。
グリップ部13が図5に示すように、例えばそれぞれシャフト14とツール16の方向に第2の継手軸24を中心に枢動されている場合でも、ツール16を同じ様に作動させることが可能である。作動部材26が把持グリップ25の方向へ押され、ピン33を中心に枢動すると、継手ソケット37が力伝動部材32を再び押し上げてアングルレバー40を枢動させる。その結果スライド35が右方向へ移動する。
図7に示すように、継手軸24を中心にシャフト14またはツール16から離れる方向にグリップ部12を枢動させる場合も、器具10は同じように作用する。非作動状態では、把持グリップ25と作動部材26が図7に示すように相互に最大距離だけ離れているときに、スライド35はツールに近い位置、すなわち図3〜8に示すように左の位置にある。図8に示すように作動部材26が把持グリップ25の方向へ枢動されると、力伝動部材38は再びツール部11の方向へ押し上げられてアングルレバー40を枢動させ、スライド35が作動方向、すなわち図8の右方向へ移動させられる。
提示された、ツール部11とグリップ部12の間の玉継手と、継手22中に延在する伝動装置34とが、一方ではグリップ部12とツール部11との間のほとんど任意の角度調整を可能として、他方ではその調整された任意の角度位置におけるツール16の制限のない作動を可能とする。
これまでに説明した器具10には多くの変更が可能である。これ以降、その例として特に伝動装置34に対する変更を記述する。これ以降説明する伝動装置34の変更並びに以下の説明から暗示される詳細は、前述の実施形態に対しても適用可能である。以下の記述は前述の実施形態の変更に限られる。それ以外は、上記の説明およびすでに使用された符号を参照するものとする。
図9及び図10の実施形態において、ヒンジ継手38は可撓性部分43で表され、これにより、プランジャ(plunger)のような力伝動部材32がアングルレバー40のアーム39と継ぎ目なしに一体接続されている。言い換えれば、アングルレバー40と力伝動部材32は、一体部品となっており、すなわち、好ましくはプラスチック材料から成り、そこに短い薄肉部43があって、それが例えば1軸の一体型ヒンジ44を形成している。この一体型ヒンジ44は、好ましくは継手ボール30の中心に配置されている。グリップ部12のすべての回転位置および角度位置において、図10に示すように、制御部分すなわち作動部材26を把持グリップ25の方向に枢動させることにより作動が実行される。その際、前述したように力伝動部材32が持ち上げられ、その結果スライド35は、図9に示す左位置から、図10に示す右位置へ移動する。セクション34は2つの軸に対してフレキシブルになるように構成されて、継手22が3軸に関して完全に回転移動自在となることを妨げないようにもできる。
図11と図12は伝動装置34の別の変形例を示している。この場合には力伝動手段32として、例えば薄いフレキシブルなプラスチックの線やリボンやコード、薄いスチールのワイヤ、等のような牽引手段45が設けられる。この牽引手段45の一端46はスライド35に結び付けられ、反対側の端は作動部材26に結び付けられている。牽引手段45は継手ボール30の管路31を通って延びていて、この場合には牽引手段45は、例えばピンで形成された1つまたは複数の偏向ポイント48、49を経由して動いてもよい。牽引手段45には2つの偏向ポイント48、49に回転カップリングが与えられて、ツール部11に対するグリップ部12の回転が損なわれることがないようにしてもよい。あるいはまた、第1の軸23を中心とする回転の可能性が制限されてもよい。これに関しては、図11に回転制限手段50が示されている。そのようなものとして、継手ボール30には周辺溝51が設けられて、そこへ例えば継手ソケット29に差し込まれたピン52が入り込むようになっていてもよい。周辺溝は壁の一か所でさえぎられていて、そこにピン51が当たって、それ以上の回転を防止するようになっている。このようにして、回転角を360°より小さく規定することが可能である。さらに、溝の幅で、第2の継手軸24を中心とする枢動のピボット角が制限される。
図13及び図14は別の変形例を示している。前述の実施形態のように、スライド35は、例えば具体的には図示されていないばねによって、ツール16の方向へ付勢されている。この実施形態において、力伝動部材32はアングルレバー40の剛体部品であって、アーム39の下向きの部分として、管路31を通って球状圧力面53まで延びており、球状圧力面53は、作動部材26の一部として、管路31の側部のピン33から延びるように設けられている。力伝動部材32の丸い面は、この圧力面53上に位置する。作動部材26をハンドルすなわち把持グリップ25の方向へ枢動させることにより、圧力面53が図14に示すように上方向に移動し、その結果、アングルレバー40が枢動されてスライド35が左(図13)から右(図14)へ移動する。
この実施例を考えると、2つの継手軸23、24を中心としてグリップ部12をツール部に対して完全に回転および枢動させることも可能である。ツール16は、あらゆる枢動および回転位置において作動される、つまり操作することが可能である。
器具10の継手22は摩擦係合のクランプを備えてもよい。これに関係する1つの実施形態を図15に示す。継手ソケット29は、弾性を持ち個別に分離したいくつかの指55に分かれていて、それが半径方向内側に継手ボール30に向かって付勢されていてもよい。継手ボールにスリットがあり、継手ソケットにスリットのない、逆の構成も可能である。
さらに、図16に示すように、継手22に戻り止め56を備えることも可能である。戻り止め56は、凹み57と突起58とに関連していてもよい。凹み57が、所定の構成で、継手ソケット29の内表面上に設けられてもよい。この構成には数行および数列の凹み57が含まれていて、それによって所望の係合位置が決められてよい。少なくとも1つの突起58が継手ボール30のタブ60上に配置され、そのタブがスリット59で分離されていてもよい。継手ボール30と継手ソケット29が適切に配置されている場合には、突起58が凹み57にはまり込んで、選択された回転位置を係合して固定する。これに代わって、タブが継手ソケット上にあり、凹みが継手ボール上にあってもよい。
本発明による手術器具10は、玉継手または他の任意の2軸継手22で接続されたツール部11とグリップ部12とを備える。この継手22によって、外科医は、疲労を感じない、人間工学的で感度の優れたやり方で作業をすることができる。ツール部11上に保持されたツール16は、作動部材26によって例えば機械的に作動させることができる。例えば電気スイッチなどの追加的な作動要素をグリップ部12に配置して、電流を供給することなどによりツール16を作動させることができる。グリップ部12とツール部16との間の伝動接続は、剛体レバーと接続部品を介して、またはたとえば牽引コードなどの可撓性要素を介して、または一体ヒンジを有する剛体部品を介して、達成される。ツール部11方向へのグリップ部12の枢動運動をツール16の作動から切り離すために、継手22の中心に伝動装置34の少なくとも1つの継手38が配置される。
10 機器
11 ツール部
12 グリップ部
13 長手軸
14 シャフト
15 シャフト14の遠位端
16 ツール
17 可動ツール部材
18 追加ツール部材
19 回転カップリング
20 ハウジング
21 電気ケーブル
22 継手
23 第1の継手軸
24 第2の継手軸
25 把持グリップ
26 作動部材
27 開口
28 開口
29 継手ソケット
30 継手ボール
31 管路
32 力伝動部材
33 ピン
34 伝動装置
35 スライド
36 ボール
37 継手ソケット
38 ヒンジ継手
39 アーム
40 アングルレバー
41 アーム
42 ロック
43 可撓性部分
44 一体型ヒンジ
45 牽引手段
46 牽引手段の第1の端
47 牽引手段の第2の端
48 第1の偏向ポイント
49 第2の偏向ポイント
50 回転制限手段
51 溝
52 ピン
53 圧力面
54 スリット
55 指
56 戻り止め
57 凹み
58 突起
59 スリット
60 タブ
61 スイッチ

Claims (15)

  1. 長手軸(13)に沿って配置されたシャフト(14)を含み、該シャフトはその遠位端(15)に、少なくとも1つの作動可能なツール部材(17)を有するツール(16)を備えている、ツール部(11)と、
    把持グリップ(25)と、前記作動可能なツール部材(17)と作用接続している作動部材(26)とを備えるグリップ部(12)と、
    前記グリップ部(12)と前記ツール部(11)を相互に接続する、少なくとも1つの2軸継手(22)と、
    を有し、
    前記2軸継手(22)は第1の継手軸(23)と第2の継手軸(24)とを有し、
    前記第1の継手軸(23)は、前記グリップ部(12)内に位置するとともに、前記ツール部(11)に対して略垂直に位置するように配置され、
    前記第2の継手軸(24)は、前記グリップ部(12)を横断するとともに、前記第1の継手軸(23)に対して略垂直に位置するように配置されており、
    前記2軸継手(22)は、前記第1の継手軸(23)に沿った方向に前記長手軸(13)から離間された位置に設けられており、
    前記ツール部(11)及び前記グリップ部(12)は、前記2軸継手(22)において、前記第1の継手軸(23)または前記第2の継手軸(24)を中心として、互いに相対的に回転させられることができる、
    手術器具(10)。
  2. 前記作動可能なツール部材(17)は移動可能に配置され、伝動装置(34)を介して前記作動部材(26)と接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の手術器具。
  3. 前記第1および第2の継手軸(23、24)のそれぞれは、回転制限手段(50)を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の手術器具。
  4. 前記2軸継手(22)は継手ボール(30)と継手ソケット(29)とを有する玉継手であることを特徴とする、請求項1に記載の手術器具。
  5. 前記2軸継手(22)は継手ボール(30)と継手ソケット(29)とを有する玉継手であることを特徴とする、請求項2に記載の手術器具。
  6. 前記2軸継手(22)は、前記グリップ部(12)とツール部(11)とを任意の調整された相対位置に固定するための戻り止め(56)を有することを特徴とする、請求項5に記載の手術器具。
  7. 前記戻り止め(56)は、前記継手ボール(30)と前記継手ソケット(29)上に配置された、少なくとも1つの突起(58)と複数の凹み(57)を備えることを特徴とする、請求項6に記載の手術器具。
  8. 前記継手ボール(30)は前記グリップ部(12)に接続され、前記継手ソケット(29)は前記ツール部(11)に接続されていることを特徴とする、請求項4または5に記載の手術器具。
  9. 前記継手ボール(30)は、前記ツール部(11)の内部空間と前記グリップ部(12)の内部空間とを接続する管路(31)を有することを特徴とする、請求項4または5に記載の手術器具。
  10. 管路(31)内に力伝動部材(32)が配置され、該力伝動部材は前記伝動装置(34)に結合されていることを特徴とする、請求項2または5に記載の手術器具。
  11. 前記伝動装置(34)はレバーアセンブリであることを特徴とする、請求項2に記載の手術器具。
  12. 前記力伝動部材(32)は、可撓性部分(43)を有し、該可撓性部分が継手(38)として作用することを特徴とする、請求項10に記載の手術器具。
  13. 前記可撓性部分(43)は一体ヒンジ(44)であることを特徴とする、請求項12に記載の手術器具。
  14. 前記力伝動部材(32)は、可撓性の牽引手段(45)であることを特徴とする、請求項10に記載の手術器具。
  15. 前記グリップ部(12)は、前記ツール(16)の作動を可能とするためにスイッチ(61)を有することを特徴とする、請求項1に記載の手術器具。
JP2012039386A 2011-02-25 2012-02-24 操作性を改良した手術器具 Expired - Fee Related JP5645857B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11156053.8A EP2491874B1 (de) 2011-02-25 2011-02-25 Chirurgisches Instrument mit verbesserter Handhabbarkeit
EP11156053.8 2011-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012176241A JP2012176241A (ja) 2012-09-13
JP5645857B2 true JP5645857B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=44209962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012039386A Expired - Fee Related JP5645857B2 (ja) 2011-02-25 2012-02-24 操作性を改良した手術器具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8636725B2 (ja)
EP (1) EP2491874B1 (ja)
JP (1) JP5645857B2 (ja)
CN (1) CN102670280B (ja)
PL (1) PL2491874T3 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9717485B1 (en) 2013-10-09 2017-08-01 Daniel Glenn Doerr Ergonomic multi-functional handle for use with a medical instrument
US10058311B1 (en) 2013-10-09 2018-08-28 Rogelio A. Insignares Ergonomic multi-functional handle for use with a medical instrument
US9943325B2 (en) * 2013-11-26 2018-04-17 Ethicon Llc Handpiece and blade configurations for ultrasonic surgical instrument
DK180235B1 (en) * 2018-10-12 2020-08-28 Flexlogical Aps Ergonomic surgical instrument for minimally invasive surgery
BR112022015872A2 (pt) * 2020-02-11 2022-10-04 Classys Inc Cartucho de eletrodo de rf para tratamento de beleza da pele e peça de mão para tratamento de beleza da pele provido com o mesmo

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4950273A (en) * 1987-10-26 1990-08-21 Briggs Jeffrey M Cable action instrument
US5984939A (en) * 1989-12-05 1999-11-16 Yoon; Inbae Multifunctional grasping instrument with cutting member and operating channel for use in endoscopic and non-endoscopic procedures
US5100430A (en) * 1990-08-31 1992-03-31 Cordis Corporation Biopsy forceps device having a ball and socket flexible coupling
JPH05208014A (ja) * 1991-04-10 1993-08-20 Olympus Optical Co Ltd 処置具
BR9611993A (pt) * 1995-12-11 1999-12-28 Primordial L L C Sistema de construção
DE29804860U1 (de) * 1998-03-18 1999-07-29 Schad Griff- und Maulteil für ein chirurgisches Instrument
DE19912038C1 (de) * 1999-03-17 2001-01-25 Storz Karl Gmbh & Co Kg Handgriff für ein medizinisches Instrument
DE10156917B4 (de) 2001-11-21 2006-04-20 Günter Bissinger Medizintechnik GmbH Instrument für die endoskopische Chirurgie
US7842028B2 (en) * 2005-04-14 2010-11-30 Cambridge Endoscopic Devices, Inc. Surgical instrument guide device
CN100563584C (zh) * 2004-05-18 2009-12-02 爱尔伯电子医疗设备公司 用于手术器械的握持件和该手术器械
US7708758B2 (en) * 2006-08-16 2010-05-04 Cambridge Endoscopic Devices, Inc. Surgical instrument
US7588176B2 (en) 2007-06-18 2009-09-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical cutting instrument with improved closure system
EP2214575A2 (en) * 2007-11-29 2010-08-11 SurgiQuest, Incorporated Surgical instruments with improved dexterity for use in minimally invasive surgical procedures
BRPI0803011A2 (pt) * 2008-07-23 2010-03-30 Assis Marcel Tavares Quinteiro articulação para instrumentos de cirurgia laparoscópica
US8801752B2 (en) * 2008-08-04 2014-08-12 Covidien Lp Articulating surgical device
DE102010040667A1 (de) * 2009-09-11 2011-03-31 Günter Bissinger Medizintechnik GmbH Instrument für die endoskopische Chirurgie

Also Published As

Publication number Publication date
CN102670280A (zh) 2012-09-19
EP2491874A1 (de) 2012-08-29
CN102670280B (zh) 2015-09-16
PL2491874T3 (pl) 2020-05-18
US20120220987A1 (en) 2012-08-30
EP2491874B1 (de) 2019-12-25
JP2012176241A (ja) 2012-09-13
US8636725B2 (en) 2014-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5788029B2 (ja) 医療用マニピュレータ
US9700337B2 (en) Surgical instrument with disengageable handle
US10314638B2 (en) Articulating radio frequency (RF) tissue seal with articulating state sensing
EP3170462B1 (en) Articulating ultrasonic surgical instruments and systems
EP2198790B1 (en) Operating mechanism, medical manipulator, and surgical robot system
JP4912150B2 (ja) 外科用器具
JP5777212B2 (ja) 外科手術用デバイス
JP4680164B2 (ja) マニピュレータ
WO2013002063A1 (ja) 医療用マニピュレータ
JP5148335B2 (ja) 動作治具
JP2009201607A (ja) マニピュレータ
JP5645857B2 (ja) 操作性を改良した手術器具
WO1999030622A9 (en) Low profile endoscopic surgical instruments
KR101447266B1 (ko) 복강경 수술장치
JP5479970B2 (ja) 外科用処置具
JP2004154164A (ja) 多自由度型処置具
EP3841991B1 (en) Laparoscopic instrument
US20230064250A1 (en) Input handles for a surgeon console of a robotic surgical system
JP6126304B2 (ja) 連続ラッチ付き鉗子
JP4934027B2 (ja) 手術器具用グリップ要素
JP4747070B2 (ja) マニピュレータ
JP2013128667A (ja) 角度固定具
JP5587011B2 (ja) 外科用処置具
WO2014162523A1 (ja) 医療用マニピュレータ
JP2000287984A (ja) 処置具

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5645857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees