JP5643206B2 - 台タイヤ製造方法及び加硫装置並びに台タイヤ - Google Patents
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Description
この台タイヤBは、普通タイヤと同様に、カーカス2や複数のベルト3a〜3dやカバーゴム4などが設けられた薄肉部B1を有しており、タイヤとして使用する場合には、この台タイヤBの薄肉部B1にタイヤ接地部としてのトレッドゴムAを接着貼り付け又は溶着により一体化して使用するものである。
この台タイヤBを用いたタイヤによれば、台タイヤBのクッション性能と、トレッドゴムAの路面への摩擦性能との両方をユーザーの好みに応じて選択できるメリットがある。
このように台タイヤBを用いて製造したタイヤは、トレッドゴムAが摩耗すると、トレッドゴムAの表面の摩耗面にバフがけを行って、再度新たなトレッドゴムAを一体化して更生される。
上記台タイヤBを成型する場合には、トレッド部Wを薄肉部B1とした台タイヤBとしての生タイヤ(グリーンタイヤ)を加硫,成型する方法が用いられ、必要に応じて加硫,成型後の台タイヤBをバフがけして薄肉部B1を後成型する方法が採用されている。
この台タイヤBの加硫,成型は、例えば、特許文献2に示すような従来の普通タイヤの製造に用いられる加硫装置が採用されている。
第1加熱手段としての上,下プラテン53,54と第2加熱手段としてのアウターリング57にはそれぞれ加熱媒体としての蒸気通路58A,59A,60が形成されて、蒸気通路58A,59A,60は、共通の熱源供給手段80と耐圧断熱ホースやパイプなどによりそれぞれ接続される。すなわち、蒸気通路58A,59A,60に加熱媒体としての高温の蒸気を還流させて、上,下プラテン53,54を加熱して上,下金型51,52それぞれを介して生タイヤB′の両サイド部Ba,Bbを外側から加熱し、アウターリング57を加熱してトレッドセグメント56,トレッド金型55を介して生タイヤB′のトレッド部Wを外側から加熱して、加硫,成型が行われる。上記構成の上,下プラテン53,54とアウターリング57等は、普通タイヤを成型するときの加硫装置が流用され、ゴム厚の厚いビード部B3近傍とトレッドゴムAやトレッドゴム端部付近のショルダー部B4近傍の厚さを考慮して最適化された設定となっている。なお、この場合、トレッド金型55は、台タイヤBの薄肉部B1の成型のために厚肉となっているが、普通タイヤ成型時のようなトレッドパターンは形成されていない。
さらに、生タイヤB′の内側にブラダー9を配置して、ブラダー9に加熱媒体を注入して膨張させて生タイヤB′を内側から金型方向に押圧させつつ加熱させ、さらに上記アウターリング57と上,下プラテン53,54に形成されている蒸気通路58A,59A,60Aに加熱媒体としての、例えば蒸気を循環させて生タイヤB′を内外から加熱する。このように加熱することで加硫が行われ、新品の台タイヤBとして成型されている。
本方法によれば、台タイヤの加硫成型において、トレッド部側を加熱する第2加熱手段の熱量をサイド部側を加熱する第1加熱手段の熱量よりも少なくすることで、台タイヤのサイド部側が先に加熱されるので、同じ加硫時間においてトレッド部側の加熱量が少なくなり、台タイヤの薄肉に成型されたトレッド部の過加硫を抑制するとともに台タイヤのサイド部の加硫不足を抑制することができる。また、本方法によれば、台タイヤを加硫するときには、中央加熱手段の熱量を調整することでトレッド部側の薄肉部の過加硫を防止することができ、普通タイヤを加硫するときには、中央加熱手段の加熱量をショルダー部の加熱量と同じに調整することで、トレッド部を加硫することができるので、加硫する種々のタイヤ(台タイヤ又は普通タイヤ等)に対応して中央加熱手段の加熱量を調整することで過加硫や加硫不足を容易に防ぐことができる。
また、前記課題を解決するための他の方法として、加硫金型により台タイヤを外側から包囲し、前記台タイヤのサイド部側を第1加熱手段により加熱し、前記台タイヤのトレッド部側を第2加熱手段により加熱する台タイヤ製造方法であって、前記第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に加熱手段を設けるとともに、トレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設けて、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段のショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とし、前記第2加熱手段によってトレッド部側に与えられる熱量が、前記第1加熱手段によってサイド部側に与えられる熱量よりも少なくなるように加硫成型するようにした。
本方法によれば、台タイヤを加硫するときには、中央加熱手段の熱量を調整することでトレッド部側の薄肉部の過加硫を防止することができ、普通タイヤを加硫するときには、中央加熱手段の加熱量をショルダー部の加熱量と同じに調整することで、トレッド部を加硫することができるので、加硫する種々のタイヤ(台タイヤ又は普通タイヤ等)に対応して中央加熱手段の加熱量を調整することで過加硫や加硫不足を容易に防ぐことができる。
また、他の方法として、第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して配置するようにした。
本方法によれば、複数に分割された第2加熱手段をトレッド部の幅方向に互いに離間させてトレッド部を加熱することで、トレッド部の両方の端部側から加熱されたのちに、薄肉のトレッド部が加熱されるので、トレッド部が加熱されすぎて過加硫となることを抑制できる。
また、他の方法として、分割された第2加熱手段を台タイヤのショルダー部に対応する位置に設けるようにした。
本方法によれば、ショルダー部に対応するように分割して設けられた第2加熱手段がトレッド部を加熱することで、肉厚のショルダー部が加熱されたのちに、薄肉のトレッド部が加熱されるので、ショルダー部の加硫不足を防いでトレッド部の過加硫を防止することができる。
また、他の方法として、第2加熱手段の加熱する温度を第1加熱手段の加熱する温度よりも低く設定するようにした。
本方法によれば、同じ時間で加硫成型したときに、第2加熱手段の加熱するトレッド部側の温度が、第1加熱手段の加熱するサイド部側の温度よりも低いので、同じ時間で加硫成型しても、トレッド部の過加硫を防止し、サイド部の加硫不足を防止することができる。
また、他の方法として、第2加熱手段の位置を台タイヤの幅方向に調整する位置制御手段を設けるようにした。
本方法によれば、加硫する台タイヤのショルダー位置に対応するように第2加熱手段を位置させることができるので、異なる形状やサイズの台タイヤの加硫を適切に行うことができる。
また、他の方法として、第1加熱手段と第2加熱手段に共通の加熱媒体が供給されるようにした。
本方法によれば、共通の熱源から共通の加熱媒体が供給されるので既存の加硫装置に少ない変更を加えるだけで薄肉部の過加硫を防止することができる。
また、他の方法として、第2加熱手段とトレッド部との間に低熱伝導部材を設けるようにした。
本方法によれば、第2加熱手段の加熱する熱量が、低熱伝導部材を介して台タイヤに伝導し、第2加熱手段の加熱する熱量が第1加熱手段の加熱する熱量に比べて時間差をおいて伝導するので、トレッド部側の加硫時間がサイド部側の加硫時間に対して短くなり、サイド部側の加硫不足を防ぎながら、トレッド部側の過加硫を防止できる。
また、他の方法として、第2加熱手段が与える熱量をゼロとするようにした。
本方法によれば、第2加熱手段が与える熱量をゼロにして、トレッド部を直接的に加熱しないことにより、第1加熱手段の熱量のみで台タイヤが加硫されるため、トレッド部の過加硫を防止することができる。
また、他の方法として、台タイヤのビード部を加熱する第3加熱手段を設けるようにした。
本方法によれば、ビード部を構成するビードフィラーが未加硫のゴムによって構成されたときに、台タイヤのうち加硫されるべき肉厚がビード部において最厚となるため、ビード部を加熱する第3加熱手段を設け、ビード部に直接熱量を供給することによりビード部の加硫不足を防ぎつつ、台タイヤ全体を均一に加硫することができる。
また、他の方法として、台タイヤに与える熱量をビード部、サイド部、トレッド部の順に低くするようにした。
本方法によれば、台タイヤに与える熱量をビード部、サイド部、トレッド部の順に低くすることで、台タイヤの加硫度が均一となるように加硫成型することができる。
また、他の方法として、第1加熱手段及び第2加熱手段が与える熱量をゼロとして、台タイヤに与える熱量をビード部、サイド部、トレッド部の順に低くするようにした。
本方法によれば、第3加熱手段の与える熱量が、ビード部、サイド部、トレッド部の順に伝導することにより台タイヤが加硫されるので、厚肉のビード部、サイド部、薄肉のトレッド部の順に加硫が進行することでビード部の加硫不足やトレッド部の過加硫が防止され、台タイヤの加硫度を均一にすることができる。
前記課題を解決するための構成として、台タイヤを外側から包囲する加硫金型と、前記台タイヤのサイド部側を加熱する第1加熱手段と、前記台タイヤのトレッド部側を加熱する第2加熱手段とを備え、前記第2加熱手段にトレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設け、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段における前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とした加硫装置であって、前記第2加熱手段の加熱する温度を前記第1加熱手段の加熱する温度よりも低く設定して前記第2加熱手段がトレッド部側に与える熱量を前記第1加熱手段がサイド部側に与える熱量よりも少なくするようにした。
本構成によれば、台タイヤの加硫成型において、トレッド部側を加熱する第2加熱手段の熱量が、サイド部側を加熱する第1加熱手段の熱量よりも少ないことで、台タイヤの加硫成型において、台タイヤのサイド部側が先に加熱されるので、同じ加硫時間においてトレッド部側の加熱量が少なくなり、台タイヤの薄肉に成型されたトレッド部の過加硫を抑制することができる。
また、前記課題を解決するための他の構成として、台タイヤを外側から包囲する加硫金型と、前記台タイヤのサイド部側を加熱する第1加熱手段と、前記台タイヤのトレッド部側を加熱する第2加熱手段とを備え、前記第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に加熱手段を設けるとともに、前記台タイヤのトレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設け、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段のショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とした加硫装置であって、前記第2加熱手段がトレッド部側に与える熱量を前記第1加熱手段がサイド部側に与える熱量よりも少なくするようにした。
本構成によれば、複数に分割された第2加熱手段をトレッド部の幅方向に互いに離間させてトレッド部を加熱することで、トレッド部の両方の端部側から加熱されたのちに、薄肉のトレッド部が加熱されるので、トレッド部が加熱されすぎて過加硫となることを抑制できる。
前記課題を解決するために、請求項13又は請求項14に記載の加硫装置により台タイヤを加硫成型するようにした。
本発明によれば、均一な加硫度で台タイヤが加硫されることにより硬さが均一な台タイヤを得ることができるので、台タイヤにトレッドを配設してタイヤとして形成したときに、回転抵抗の少ないタイヤを製造することができる。
図1は、本発明による台タイヤの加硫装置を示す一実施形態である。なお、同図において、従来の加硫装置と同等の部分には、同じ番号を付し、重複する部分については省略する。
図1において、51,52はリング盤状に形成された上金型,下金型で、下金型52に対して上金型が上下に移動可能であり、加硫する生タイヤB′の側面であるサイド部Ba,Bbと接触して、サイド部Ba,Bbを加硫するとともに台タイヤの側面にタイヤサイズや製造番号などを型押しする。上金型51,下金型52は、第1加熱手段としての上プラテン53,下プラテン54に取り付けられる。第1加熱手段としての上プラテン53,下プラテン54には、蒸気通路58A,59Aが内部に形成されており、この蒸気通路58A,59Aに後述の熱源供給手段80から加熱媒体としての、例えば蒸気が供給されて還流することにより生タイヤB′のサイド部側を加熱し、加硫に必要な所定の温度まで上金型51,下金型52の内面温度を上昇させるように構成される。
このトレッド金型55は、環状に配置されたときに内周面側が、加硫する生タイヤB′の外周面、すなわちトレッド部Wに接触されるものであって、その外周面側にはトレッドセグメント(以下セグメントという)56がそれぞれ取り付けられる。
このように、台タイヤBを構成する生タイヤB′は上金型51,下金型52,トレッド金型55によりトレッド部W及びサイド部Ba,Bbが外側から包囲されて、加硫成型可能となっている。
上記セグメント56は、第1加熱手段としての下プラテン54の上面側に放射状に形成された溝に沿って移動可能であり、各セグメント56が溝に沿って移動することで複数のトレッド金型55によって形成される成型空間が拡縮される。このセグメント56の外周面側には、傾斜面56sが形成され、セグメント56同士が環状に配置されたときに上記傾斜面56sが連続してテーパー曲面を形成する。
このセグメント56群のテーパー曲面に対応する逆の曲面を有し、複数に分割され、本例においては2つに分割された第2加熱手段としての第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bがセグメント56の外側にトレッド部の幅方向に互いに離間して配置される。
すなわち、セグメント56の外周の傾斜面56sに対応する逆傾斜面57s,57tが、それぞれ第1アウターリング57Aと第2アウターリング57Bの内周面に形成され、上記セグメント56が形成するテーパー曲面に対応する逆テーパー曲面を有する。
第2加熱手段としての第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bの内部には、それぞれ内周面と平行、かつリング状に形成された蒸気通路60A,60Bが設けられており、第1アウターリング57Aは、リング状に形成された蒸気通路60Aを備え、トレッド金型55の一方のショルダー部B4側に対応し、この部分を加熱する。第2加熱手段としての第2アウターリング57Bは、リング状に形成された蒸気通路60Bを備え、トレッド金型55の他方のショルダー部B4側に対応し、この部分を加熱する。
本実施形態では、第1加熱手段としての上プラテン53,下プラテン54は、生タイヤB′の上,下の両サイド部側を加熱する上,下加熱部を構成し、第2加熱手段としての第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bは、トレッド金型55のトレッド部側の両側のショルダー部B4,B4を加熱するショルダー加熱部を構成し、これ等各加熱部(上プラテン53,下プラテン54,第1アウターリング57A,第2アウターリング57B)により第1,第2加熱手段が構成される。
矢印K1,K2,K3で示すように、熱源供給手段80より吐出した蒸気は、上プラテン53,下プラテン54,第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bを経て吐出され、矢印K4に示すように、熱源供給手段80に還流して循環する。
このようにして、熱源供給手段80から同一の熱量を持つ蒸気が、第1加熱手段としての上,下プラテン53,54及び第2加熱手段としての第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bに供給されても、第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bがトレッド部側に与える熱量を上,下プラテン53,54がサイド部側に与える熱量よりも少なくすることができるので、サイド部の加硫不足と、トレッド部の過加硫の両方を防止することができる。
前工程で成型された生タイヤB′を加硫装置の下金型52にサイド部Bbが接触するように所定位置に設けたのちに、第2加熱手段としての第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bをリング固定盤71とともに下降させて、複数のトレッド金型55を縮径させて生タイヤB′のトレッド部Wに接触させるとともに、上金型51を下降させて、上,下金型51,52とサイド部Ba,Bbを接触させて生タイヤB′が加硫,成型される成型空間を形成する。このとき、第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bの蒸気通路60A,60Bは、それぞれ生タイヤB′のショルダー部B4,B4に対応する位置に配置される。
つまり、トレッド部側を加熱する第2加熱手段を台タイヤの一対のショルダー部B4,B4に対応するように第1,第2アウターリング57A,57Bのように分割したことにより、台タイヤをサイド部Ba,Bb側から加熱する熱量よりもトレッド部W側を加熱する熱量を少なくすることが可能となった。
すなわち、温度分布T2はトレッド部Wの中央位置(ショルダー部B4,B4の間)側では、第1アウターリング57A,第2アウターリング57Bがセグメント56に対して小面積で接するように幅狭でかつショルダー部B4,B4に対応した部位に位置されているので、この両アウターリング57A,57Bから供給される熱量の熱伝導により温度TmよりTfだけ低くなった状態となっている。
すなわち、第1,第2アウターリング57A,57Bの中央の区間においては、直接加熱されないように加熱される部分が間引きされた構成のため、この部分から供給される熱量は伝導されにくいので、トレッド部Wでは、温度TmよりTfだけやや低い温度で加熱されるように設定されて、薄肉部B1を加硫するのに好ましい温度に設定されている。
なお、上,下プラテン53,54は従来タイプと同様に、タイヤ両サイド部Ba,Bbに対応しているので、供給される熱量が同じため、温度分布T2において温度が低下することがないので、サイド部Ba,Bbに加硫不足が生じない。
すなわち、生タイヤB′を成型するときにトレッド部Wの両ショルダー部B4,B4から供給される熱量の熱伝導によりトレッド部Wの中央位置付近が加熱されるので、薄肉のトレッド部Wの中央位置において過加硫になることを防ぐとともに、ベルト端部B6近傍で最も薄肉となるベルト3cの端部の過加硫も防止することができる。
また、肉厚の厚い両ビード部B3,B3は、従来のように上,下プラテン53,54から加熱されるので、両ビード部B3,B3の加硫不足を防止することができる。すなわち、トレッド部Wを加熱する第2加熱手段としての第1,第2アウターリング57A,57Bが両ショルダー部B4,B4に対応するように設けられたことにより、既存の加硫装置のアウターリングを交換するだけで普通タイヤの成型から台タイヤBの成型に切り替えることができるので、少ない設備投資で済ませることができる。
なお、上記例において第2加熱手段を2つに分割した第1アウターリング57A,57Bに限らず、さらに複数に分割してトレッド部を加熱する熱量を制御するようにしても良い。
実施形態1では、第2加熱手段としてのアウターリング57A,57Bを複数(2つ)に分割して、各アウターリング57A,57Bの内部に独立した蒸気通路60A,60Bを形成するとして説明したが、蒸気通路60A,60Bを1つのアウターリング57内に分離してトレッド部の幅方向に互いに離間して形成しても良い。
例えば、図3に示すように、蒸気通路60Aを上金型51側のショルダー部B4に対応するように設け、蒸気通路60Bを下金型52側のショルダー部B4に対応するように第2加熱手段としてのアウターリング57の内部に形成すれば良い。
つまり、上プラテン53,下プラテン54は、生タイヤB′の上,下を加熱する第1加熱手段としての上,下加熱部として構成し、アウターリング57は、トレッド金型55の両側のショルダー部B4,B4を加熱する第2加熱手段としてショルダー加熱部を構成し、これ等各加熱部(上プラテン53,下プラテン54,アウターリング57)により第1,第2加熱手段が構成される。このように構成してもトレッド部のショルダー位置に対応する第2加熱手段の加熱温度よりも、上記トレッド部の中央位置の加熱温度を低く設定できるので実施形態1と同様の効果を得ることができる。
実施形態2では、第2加熱手段としての1つのアウターリング57の内部に2つの独立した蒸気通路60A,60Bをトレッド部の幅方向に互いに離間して形成するとして説明したが、図4に示すように、蒸気通路60A,60Bの間に中央加熱部としての蒸気通路60Cを形成して3つの独立した加熱部を形成しても良い。
本構成の場合、加熱媒体である蒸気を供給する熱源供給手段80と、サイド部Ba,Bbの第1加熱手段である上,下プラテン53,54の蒸気通路58A,59Aと第2加熱手段としてのアウターリング57の蒸気通路60A,60B,60Cとを個別に接続して蒸気を供給するように構成し、中央加熱部としての蒸気通路60Cと熱源供給手段80との間に加熱量を調整可能にする操作部としてのバルブ61を設けてトレッド部Wの中央位置の加熱量を調整する形態である。
つまり、上プラテン53,下プラテン54は、生タイヤB′の上,下サイド部側を加熱する第1加熱手段としての上,下加熱部を構成し、アウターリング57は、トレッド金型55の両側のショルダー部B4,B4を加熱する第2加熱手段としてのショルダー加熱部と中央加熱部を構成し、これ等各加熱部(上プラテン53,下プラテン54,アウターリング57)により加熱手段が構成される。
この場合、加熱量を調整するバルブ61を全閉状態にすれば、実施形態2のようにショルダー加熱部の蒸気通路60A,60Bのみに蒸気を還流させることで台タイヤの生タイヤB′を最適に加硫することができ、また、バルブ61を全開状態にすれば、普通タイヤを最適に加硫することができる。また、バルブ61を適度に調整して加熱量を調整すれば、サイズの異なる普通タイヤや台タイヤなどに対しても最適な加硫を行うことができるようになる。
なお、蒸気通路60A,60Bにも、蒸気流量調整用の弁(バルブ)を設けて温度調整可能としても良い。
実施形態1乃至実施形態3では、第2加熱手段としてのアウターリングの内部に蒸気通路を形成するように説明したが、図5に示すように、アウターリング57の外部に蒸気通路60A,60Bを設けるようにしても良い。
つまり、加硫装置は実施形態1乃至実施形態3とほぼ同一構成であり、異なる点は第2加熱手段としてのアウターリング57の外周面に蒸気通路60A,60Bが形成されるとともに、蒸気通路60A,60Bがトレッド部の幅方向に互いに離間するように位置を制御する位置制御手段85が設けられる点である。
本例では、アウターリング57は中実に形成され、トレッド金型55の拡縮を制御し、成型時にトレッド金型55が拡径しようとする力を支える役割と、外周面に設けられた蒸気通路60A,60Bからの熱を伝導する役割を担う。
具体的には、図5に示すように、例えば、蒸気通路60A,60Bは、アウターリング57の外周面に設けられて、その外周面上をタイヤの幅方向(加硫装置としては上下方向)に摺動して位置の調整が可能な第1加熱リング62Aと第2加熱リング62Bの内部に形成される。
第1加熱リング62A及び第2加熱リング62Bは、例えば、銅などの高熱伝導材で形成され、アウターリング57の外周面に密着するように伝熱面が形成される。この第1加熱リング62A,第2加熱リング62Bの外側には、個別に位置を調整できる位置制御手段85が設けられる。
位置制御手段85は、アウターリング57を固定するリング固定盤71の上面側から外側に延長するステー86を放射状に均等に複数箇所設けて、このステー86に位置合わせボルト87A,87Bをそれぞれ貫通させて第1加熱リング62A,第2加熱リング62Bの外周面に固定されたナット88A,88Bに位置合わせボルト87A,87Bを螺合させることで構成される。
つまり、本実施形態では、上プラテン53,下プラテン54は、生タイヤB′の上,下の両サイド部を加熱する第1加熱手段を構成し、アウターリング57とアウターリング57の外周面に設けられた第1加熱リング62Aと第2加熱リング62Bとによりトレッド金型55の両側のショルダー部B4,B4を加熱する第2加熱手段を構成する。
上記構成によれば、位置合わせボルト87A,87Bを回転させることで第1加熱リング62A,第2加熱リング62Bが加硫する生タイヤB′のショルダー部B4の位置に対応するようにアウターリング57の外周面上を上下に移動できるので、サイズが異なる台タイヤを加硫する場合においても、台タイヤ毎のショルダー部B4,B4に対して、常に最適な位置で加熱できるのでトレッド部Wの薄肉部B1において加硫不良などを生じさせることを抑制できる。
上記実施形態1乃至実施形態3では、第2加熱手段としてのアウターリングの内部に蒸気通路を形成するとして説明し、実施形態4では、第2加熱手段としてのアウターリングの外周面に、蒸気通路を設けるとして説明したが、本形態では、これら蒸気通路によりトレッド部Wのショルダー部B4,B4と中央部との間の加熱に差を生じさせるだけでなく、さらに、トレッド部Wの中央部の加熱温度が、トレッド部Wのショルダー部B4,B4の位置に対応する加熱温度より低く設定されるようにする形態である。
具体的には、実施形態1乃至実施形態4で示したトレッド金型55を例えば、鋳鉄等からなる上,下金型51,52よりも低熱伝導部材のステンレス等の素材により作製して、生タイヤB′を加硫するときの加熱経路に差を生じさせるようにすれば良い。
すなわち、上,下プラテン53,54により加熱される熱伝導の良い鋳鉄などで作製された上,下金型51,52が、生タイヤB′のトレッド部Wよりも先にサイド部Ba,Bbを加熱する。このとき、トレッド金型55は、セグメント56により外側から加熱されるとともに、上下面側から上,下金型51,52の熱が伝導して加熱されるが、鋳鉄に比べて熱伝導率の低いステンレスからなるため温度上昇が小さい。
つまり、生タイヤB′は、サイド部Ba,Bbから加硫が進行し、この加硫の進行によりショルダー部B4,B4がサイド部Ba,Bb側から徐々に加熱されるとともに、トレッド金型55からもゆっくりと加熱されるようになるので、トレッド部Wの薄肉部B1の中央部の過加硫を防止することができる。
本例では、トレッド金型55を低熱伝導部材としてのステンレスで形成するとしたが、トレッド金型55において、例えば、図6に示すように、鋳鉄部55Bとステンレス部55Aのように部分的に熱伝導の異なる部材により構成して、トレッド部Wのショルダー部B4の位置に対応する加熱手段の加熱温度より、トレッド部Wの中央部の加熱温度を低く設定するようにしても良い。
また、図7に示すように、トレッド金型55の生タイヤB′のトレッド部Wと接触する面に、トレッド金型55よりも熱伝導が低いステンレスなどからなる部材55Cを設けても良い。部材55Cは例えば、ベルトの幅で形成して、生タイヤB′のトレッド部Wを周方向に被うようにすれば、トレッド金型55と接触する両ショルダー部B4,B4から加熱が進行するので、トレッド部Wの薄肉部B1の中央位置の過加硫を防止することができる。
第2加熱手段が台タイヤB′に与える熱量をゼロとしても、上,下プラテン53,54によって加熱されるサイド部Ba,Bbの熱量が、トレッド部Wに伝導し、加硫することができる。トレッド部Wは、熱伝導の良いベルト3a〜3dを備えているので、サイド部Ba,Bbの熱量がベルト3a〜3dを介して容易に伝導するとともに、ベルト3a〜3dの余熱によって加硫される。
図8は、実施形態6における加硫装置の概略構成図を示す。
上記実施形態1乃至実施形態4では、第2加熱手段としての蒸気通路をトレッド部Wのショルダー部B4,B4に対応する位置に配置して、ショルダー部B4,B4とショルダー部B4,B4の間の中央部との間を加熱する熱量に差を生じさせるように構成し、実施形態5では、実施形態1乃至実施形態4の構成に加え、トレッド部Wの中央部を加熱する熱量がトレッド部Wのショルダー部B4,B4の位置を加熱する熱量よりも低く設定されるように、例えば、トレッド金型55を鋳鉄部55Bとステンレス部55Aとにより構成し、ショルダー部B4,B4に対応する位置に鋳鉄部55B、中央部に対応する位置にステンレス部55Aを配置し、部分的に熱伝導の異なる部材を配置することによって、ショルダー部B4,B4を加熱する温度より中央部を加熱する温度が低くなるように構成したが、実施形態6では、実施形態1にビード部B3,B3を加熱する第3加熱手段を設けた点で異なる。なお、実施形態1と同一構成については説明を省略する。
本形態では、台タイヤとなる生タイヤB′は次のように加硫される。熱源供給手段80から供給される蒸気が、第1加熱手段としての上,下プラテン53,54の蒸気通路58A,59A、第2加熱手段としての第1,第2アウターリング57A,57Bの蒸気通路60A,60B、第3加熱手段としてのビードリング81の蒸気通路82を還流することにより、生タイヤB′のうちビード部B3,B3が、ビードリング81によって最初に加熱される。次に、上,下プラテン53,54によって加熱された上,下金型51,52の熱が、サイド部Ba,Bbを加熱し、第1,第2アウターリング57A,57Bの熱が、セグメント56を介してトレッド金型55のショルダー部B4,B4に対応する位置からトレッド部Wを加熱する。
つまり、生タイヤB′は、トレッド部W,サイド部Ba,Bb,ビード部B3,B3の順番に加熱される時間が長くなることにより、ビード部B3,B3,サイド部Ba,Bb,トレッド部Wに与えられる熱量が、ビード部B3,B3,サイド部Ba,Bb,トレッド部Wの順番に小さくなる。これは、トレッドとともに生タイヤB′を加硫成型するときの熱量の大きさの順番と逆である。
よって、生タイヤB′は、ビードリング81によってビード部B3,B3から加熱され、上,下金型51,52及びトレッド金型55が加熱されるまでの間、ビード部B3,B3のみが加熱される。上,下金型51,52は、上,下プラテン53,54の熱がサイド部Ba,Bbの表面に伝導するまでの間、隣接するビードリング81によって加熱され、上,下金型51,52と接触するサイド部Ba,Bbは、サイド部Ba,Bbのうちビード部B3,B3側から加熱される。そして、上,下プラテン53,54の熱が、上,下金型51,52のサイド部Ba,Bbと接触する表面まで伝導するとサイド部Ba,Bb全体が加熱される。トレッド金型55は、第1,第2アウターリング57A,57Bの熱がトレッド部Wの表面に伝導するまでの間、隣接する上,下金型51,52の熱によって加熱され、トレッド金型55と接触するトレッド部Wは、トレッド部Wのうち両端側から加熱される。そして、第1,第2アウターリング57A,57Bの熱が、トレッド部Wと接触する表面まで伝導すると、トレッド部Wの両端側から優先的に加熱される。
また、上記金型51,52,55の加熱とともに生タイヤB′の内側に配置されたブラダー9を加熱媒体などにより膨張させて内側から加熱,加圧することにより生タイヤB′が加硫成型され、新品の台タイヤとして製造される。
また、ビード部B3,B3を加熱加硫する第3加熱手段を設けたことにより、生タイヤB′のビード部B3,B3にビードコア83とともに未加硫ゴムからなるビードフィラー84が配設されても、ビード部B3,B3の加硫不足を防止するとともに、トレッド部Wの過加硫を防止することができる。
また、第3加熱手段としての蒸気通路82をビードリング81に設けたが、上,下金型51,52内のビード部B3,B3近傍に設けるようにしても良い。
なお、実施形態6では、実施形態1の加硫装置の構成に、第3加熱手段を設けるように構成したが、実施形態2乃至実施形態5と組み合わせても上記効果が得られる。
また、第1加熱手段及び第2加熱手段の与える熱量をゼロとして、生タイヤB′に与える熱量をビード部B3,B3、サイド部Ba,Bb、トレッド部Wの順に低くなるように加硫しても良い。
即ち、第1加熱手段及び第2加熱手段によって生タイヤB′に与える熱量をゼロとし、生タイヤB′に対して第3加熱手段のみによって加熱することで、第3加熱手段によって与えられた熱量をビード部B3,B3、サイド部Ba,Bb、トレッド部Wの順に伝導させ、生タイヤB′に与えられる熱量がビード部B3,B3、サイド部Ba,Bb、トレッド部Wの順に低くなるように設定して生タイヤB′を加硫するようにしても良い。
生タイヤB′に与える熱量をビード部B3,B3、サイド部Ba,Bb、トレッド部Wの順に低くなるようにして加硫することにより厚肉のビード部B3,B3、ビード部B3,B3よりも薄肉のサイド部Ba,Bb、サイド部Ba,Bbよりも薄肉のトレッド部Wの順に加硫が進行し、加硫が終了した台タイヤは、加硫度が均一となる。第1加熱手段及び第2加熱手段の与える熱量をゼロとしても、サイド部Ba,Bbは、第3加熱手段の熱量によって加熱されるビード部B3,B3の熱が伝導することにより加硫される。また、トレッド部Wは、サイド部Ba,Bbの熱が熱伝導の良いベルトを介して伝導し、当該ベルトの余熱によって加硫される。つまり、第3加熱手段の熱量によって生タイヤB′を加硫することで、ビード部B3,B3の加硫不足やトレッド部Wの過加硫を防止し、加硫度を均一にすることができる。特に、生タイヤB′のビード部B3,B3に適用されるビードフィラーが未加硫であるときに好適な加硫方法である。
また、生タイヤの両ショルダー部B4,B4に対応するように周方向に連続する流路としての蒸気通路60A,60Bを設けるとして説明したが、蒸気通路は周方向に複数に分割されていても良く、要は、トレッド部の中央位置の加熱温度がトレッド部のショルダー部B4,B4に対応する加熱手段の加熱温度よりも低くなるように加熱されれば良い。
また、実施形態1乃至実施形態6において、生タイヤB′のビード部B3,B3に適用されるビードフィラーが加硫済みの場合には、熱源供給手段80から上,下プラテン53,54のみに蒸気を供給することにより上,下金型51,52のみに熱量を供給し、上,下金型51,52の熱量をトレッド金型55とビードリング81に伝導させることにより、生タイヤB′のサイド部Ba,Bbからトレッド部W及び加硫すべき肉厚が薄肉となったビード部B3,B3を加硫することで均一の加硫度となるように生タイヤB′を加硫することができる。
また、低熱伝導部材としてステンレスを例示したが上,下金型51,52に比べて低熱伝導の素材によって構成されれば良く、その素材を配置する位置もトレッド金型55に限らず、セグメント56やアウターリング57などに用いても良い。
51 上金型、52 下金型、53 上プラテン、54 下プラテン、
55 トレッド金型、56 トレッドセグメント、
57;57A;57B アウターリング、
58A;59A;60;60A;60B;60C 蒸気通路、
A トレッドゴム、B 台タイヤ、Ba;Bb サイド部、
B1 薄肉部、W トレッド部。
Claims (15)
- 加硫金型により台タイヤを外側から包囲し、
前記台タイヤのサイド部側を第1加熱手段により加熱し、
前記台タイヤのトレッド部側を第2加熱手段により加熱する台タイヤ製造方法であって、
前記第2加熱手段にトレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設け、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段における前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とし、
前記第2加熱手段の加熱する温度を前記第1加熱手段の加熱する温度よりも低く設定して前記第2加熱手段によってトレッド部側に与えられる熱量が、前記第1加熱手段によってサイド部側に与えられる熱量よりも少なくなるように加硫成型することを特徴とする台タイヤ製造方法。 - 加硫金型により台タイヤを外側から包囲し、
前記台タイヤのサイド部側を第1加熱手段により加熱し、
前記台タイヤのトレッド部側を第2加熱手段により加熱する台タイヤ製造方法であって、
前記第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に加熱手段を設けるとともに、トレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設けて、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段のショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とし、
前記第2加熱手段によってトレッド部側に与えられる熱量が、前記第1加熱手段によってサイド部側に与えられる熱量よりも少なくなるように加硫成型することを特徴とする台タイヤ製造方法。 - 前記第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して配置することを特徴とする請求項1に記載の台タイヤ製造方法。
- 分割された前記第2加熱手段を前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に設けることを特徴とする請求項3に記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第2加熱手段の加熱する温度を前記第1加熱手段の加熱する温度よりも低く設定することを特徴とする請求項2に記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第2加熱手段の位置を前記台タイヤの幅方向に調整する位置制御手段を設けることを特徴とする請求項2乃至請求項5いずれかに記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第1加熱手段と前記第2加熱手段に共通の加熱媒体が供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第2加熱手段とトレッド部との間に低熱伝導部材を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれかに記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第2加熱手段が与える熱量をゼロとすることを特徴とする請求項1乃至請求項8いずれかに記載の台タイヤ製造方法。
- 前記台タイヤのビード部を加熱する第3加熱手段を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項9いずれかに記載の台タイヤ製造方法。
- 前記台タイヤに与える熱量をビード部、サイド部、トレッド部の順に低くすることを特徴とする請求項10に記載の台タイヤ製造方法。
- 前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段が与える熱量をゼロとして、前記台タイヤに与える熱量をビード部、サイド部、トレッド部の順に低くすることを特徴とする請求項10に記載の台タイヤ製造方法。
- 台タイヤを外側から包囲する加硫金型と、
前記台タイヤのサイド部側を加熱する第1加熱手段と、
前記台タイヤのトレッド部側を加熱する第2加熱手段とを備え、
前記第2加熱手段にトレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設け、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段における前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とした加硫装置であって、
前記第2加熱手段の加熱する温度を前記第1加熱手段の加熱する温度よりも低く設定して、
前記第2加熱手段がトレッド部側に与える熱量を前記第1加熱手段がサイド部側に与える熱量よりも少なくすることを特徴とする加硫装置。 - 台タイヤを外側から包囲する加硫金型と、
前記台タイヤのサイド部側を加熱する第1加熱手段と、
前記台タイヤのトレッド部側を加熱する第2加熱手段とを備え、
前記第2加熱手段を複数に分割し、トレッド部の幅方向に互いに離間して前記台タイヤのショルダー部に対応する位置に加熱手段を設けるとともに、前記台タイヤのトレッド部の中央を加熱する中央加熱手段を設け、当該中央加熱手段と前記第2加熱手段のショルダー部に対応する位置に設けられた加熱手段との加熱する熱量を調整可能とした加硫装置であって、
前記第2加熱手段がトレッド部側に与える熱量を前記第1加熱手段がサイド部側に与える熱量よりも少なくすることを特徴とする加硫装置。 - 請求項13又は請求項14に記載の加硫装置により加硫成型される台タイヤ。
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