JP5643155B2 - ハードコート用分散体組成物、ハードコート用コーティング組成物およびハードコート被覆物 - Google Patents
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Description
本発明のハードコート用分散体組成物における分散質粒子である無機物由来粒子としては、鉄、アルミニウム、クロム、ニッケル、コバルト、亜鉛、タングステン、インジウム、スズ、パラジウム、ジルコニウム、チタン、銅、銀、金、白金など、及びそれらの合金、又はそれらの混合物が使用できる。その際、前述の金属粒子を媒体中から安定に取り出す為に、アルカン酸類や脂肪酸類、ヒドロキシカルボン酸類、脂環族、芳香族カルボン酸類、アルケニルコハク酸無水物類、チオール類、フェノール誘導体類、アミン類、両親媒性ポリマー、高分子界面活性剤、低分子界面活性剤などの保護剤で被覆されていてもよい。その他、カオリン、クレー、タルク、マイカ、ベントナイト、ドロマイト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、アスベスト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化鉄、ケイ酸アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、三酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化インジウムスズ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、チタン酸バリウム、珪藻土、カーボンブラック、黒鉛、ロックウール、グラスウール、ガラス繊維、炭素繊維、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ(シングルウォールナノチューブ 、ダブルウォールナノチューブ、マルチウォールナノチューブ )等がある。
本発明において分散剤により分散される前記分散質粒子は結晶状であってもアモルファス状であってもよい。また、本発明における分散剤により分散される前記分散質粒子は等方性粒子であっても異方性粒子であってもよく、繊維状であってもよい。
また、分散質粒子の平均粒径は1〜500nmの範囲内であることが好ましく、10〜100nmの範囲内であることがより好ましい。
本発明における分散剤の疎水基(R)は、炭素数が1ないし24であるアルキル基および/又はアルケニル基であり、かつ、炭素数が3ないし24の分岐鎖を有するアルキル基および/又はアルケニル基を含んでいるものである。炭素数が3ないし24の分岐鎖を有するアルキル基および/又はアルケニルの含有量は、Rの全体に対して70重量%以上であることが好ましい。
本発明において分散剤に好適に選択されるアルキレンオキシド種は、式(1)においてAOは炭素数1ないし4のオキシアルキレン基を示すものであり、具体的には炭素数2のアルキレンオキシドはエチレンオキシドである。炭素数3のアルキレンオキシドはプロピレンオキシドである。炭素数4のアルキレンオキシドは、テトラヒドロフラン或いはブチレンオキシドであるが、好ましくは、1,2−ブチレンオキシドまたは2,3−ブチレンオキシドである。分散剤においてオキシアルキレン鎖(−(AO)n−)は分散剤の分散媒親和性を調整する目的でアルキレンオキシドは単独重合鎖であっても、2種以上のアルキレンオキサイドのランダム重合鎖でもブロック重合鎖でもよく、また、その組み合わせであってもよい。式(1)のアルキレンオキシドの平均付加モル数を示すnは1ないし30の範囲であるが、3ないし20の範囲にあることが好ましい。
連結基(X)は炭素原子、水素原子、酸素原子からなる公知の構造から選択可能であるが、好ましくは飽和炭化水素基、不飽和炭化水素基、エーテル基、カルボニル基、エステル基からなり、脂環構造、芳香環構造を有していてもよく、また、繰り返し単位を有していてもよい。連結基Xに窒素原子及び/又は硫黄原子及び/又はリン原子などを含む場合は、カルボキシル基の分散質への親和効果を弱める作用があるために本発明における分散剤の構造因子としては適さない。
本発明においては、下記式(3)に記載の分散剤を使用することが一層好ましい。
本発明における分散剤の配合量は特に限定される物ではないが、分散質粒子に対して0.1〜300重量%であり、0.5〜20重量%が好ましく、1〜15重量%がより好ましく、2〜10重量%がさらに好ましい。
本発明における分散剤は公知の方法で製造することができる。例えば、アルコール、アミン、チオールに公知の方法でアルキレンオキシドを付加した一般的な非イオン界面活性剤化合物を原料として、モノハロゲン化低級カルボン酸またはその塩を用い、塩基存在下でアルキレンオキシド末端の水酸基と反応させる方法、または、酸無水物を用いてアルキレンオキシド末端の水酸基との開環反応による方法により製造することができるが、これらの方法に限定されるものではない。
本発明に於いて使用し得る重合性化合物は、塗膜形成後に硬化反応をすることができる重合性官能基を有するものであれば特に限定されるものではないが、カルボン酸基含有不飽和重合性モノマー、カルボン酸基含有不飽和重合性モノマーのアルキルエステル、ビニル化合物、ウレタンアクリレートおよびエポキシ化合物を好適に使用することができる。
重合開始剤の使用量は、通常、重合性化合物100重量部に対して、0.005〜10重量部が適当である。
本発明に用いる製膜助剤は、1気圧における沸点が100〜300℃の化合物である。
このような化合物としては、n−ブタノール(117℃)および3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(174℃)などのアルコール化合物、酪酸エチル(121℃)、酢酸オクチル(211℃)、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(247℃)およびプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(145℃)などのエステル化合物、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(230℃)およびプロピレングリコールモノメチルエーテル(120℃)などのエーテル化合物、メチルイソブチルケトン(116℃)およびジブチルケトン(186℃)などのケトン化合物が挙げられる。なお、カッコ内は、各化合物の1気圧における沸点を示す。
本発明のハードコート用分散体組成物又はハードコート用コーティング組成物には、上記各成分に加えて、通常の塗料用や粘接着用、成型用に利用されている各種樹脂類、オリゴマー類、単量体類も特に制限無く使用できる。具体的には、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコールなどを添加してもよい。また、1気圧における沸点が100℃未満の有機溶媒を添加してもよい。
本発明のハードコート用コーティング組成物を基材上に塗布し、溶剤を蒸発させた後、硬化させることにより、本発明のハードコート被覆物が得られる。塗工の対象となる基材としては、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂フィルム、ガラスコンポジット、セラミックス、金属、鋼板、などを挙げることができる。また、塗工方法としては、スピンコート、バーコート、スプレー、スクリーン、グラビア、オフセット、凸版、凹版、インクジェットなどを挙げることができるが、これらに限定されることなく、通常用いられる装置、器具等を用いて行うことが出来る。また、塗工した膜の硬化には、熱、紫外線、放射線などの公知のものを使用することができる。
[製造例1(分散剤Aの合成)]
トルエン溶媒中に、分岐C11〜14アルキルアルコール(製品名:EXXAL13、エクソン・モービル社製)エチレンオキシド10モル付加物640g(1モル)およびモノクロロ酢酸ナトリウム152g(1.3モル)を反応器にとり、均一になるよう撹拌した。その後、反応系の温度を60℃の条件で水酸化ナトリウム52gを添加した。次いで、反応系の温度を80℃に昇温させ、3時間熟成させた。熟成後、反応系が50℃の条件で98%硫酸117g(1.2モル)を滴下することにより、白色懸濁溶液を得た。次いで、この白色懸濁溶液を蒸留水で洗浄し、溶媒を減圧留去することにより、分散剤A(R:分岐C11〜14アルキル、AO:エチレンオキシド、n:10、X:CH 2 )を得た。
製造例1において、分岐C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド10モル付加物に代えて、イソデシルアルコールエチレンオキシド10モル付加物598g(1モル)とした以外は製造例1と同様の方法で行い、分散剤B(R:イソデシル、AO:エチレンオキシド、n:10、X:CH 2 )を得た。
製造例1において、C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド10モル付加物に代えて、C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド5モル付加物420g(1モル)とした以外は製造例1と同様の方法で行い、分散剤C(R:分岐C11〜14アルキル、AO:エチレンオキシド、n:5、X:CH 2 )を得た。
分岐C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド10モル付加物640g(1モル)およびコハク酸無水物100g(1モル)を120℃で2時間反応させることで、分散剤D(R:分岐C11〜14アルキル、AO:エチレンオキシド、n:10、X:COCH 2 CH 2 )を得た。
製造例1において、分岐C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド10モル付加物に代えて、2−エチルヘキシルアルコールエチレンオキシド10モル付加物570g(1モル)とした以外は製造例1と同様の方法で行い、分散剤E(R:2−エチルヘキシル、AO:エチレンオキシド、n:10、X:CH 2 )を得た。
製造例1において、分岐C11〜14アルキルアルコールエチレンオキシド10モル付加物に代えて、メタノールエチレンオキシド10モル付加物472g(1モル)とした以外は製造例1と同様の方法で行い、分散剤a(R:メチル、AO:エチレンオキシド、n:10、X:CH 2 )を得た。
ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)の3量体504g(1モル)と、ペンタエリスリトールトリアクリレート(商品名:PET−3、第一工業製薬社製)894g(3モル)と、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.8gを添加し、70℃〜80℃で残存イソシアネート濃度が0.1重量%以下になるまで反応させ、ウレタンアクリレートAを得た。
市販の酸化ジルコニウム分散体(堺化学社製の商品名SZR−M、一次粒子径3nm、30重量%の酸化ジルコニウムを含有するメタノール分散体)100部に、製造例1に記載の分散剤Aを1.5部と、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(商品名:KAYARAD DPHA、日本化薬社製)11部と、3−メトキシ−3−メチルブタノール21部とを添加して混合した後、ロータリーエバボレーターを用いてメタノールを減圧除去し、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを0.6部に、3−メトキシ−3−メチルブタノールを42部にそれぞれ変更した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを28.5部に、3−メトキシ−3−メチルブタノールを30部にそれぞれ変更した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを18.5部に、3−メトキシ−3−メチルブタノールを25部にそれぞれ変更した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート11部に代えて、ペンタエリスリトールトリアクリレート(商品名:PET−3、第一工業製薬社製)11部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート11部に代えて、トリメチロールプロパントリメタクリレート(商品名:EM311、長興化学工業社製)11部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート11部に代えて、トリメチロールプロパントリアクリレート(商品名:EM231、長興化学工業社製)11部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート11部に代えて、製造例7で合成したウレタンアクリレートA11部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、製造例2に記載の分散剤Bを1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、製造例2に記載の分散剤Cを1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、製造例2に記載の分散剤Dを1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、製造例2に記載の分散剤Eを1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
3−メトキシ−3−メチルブタノール21部に代えて、テルピネオール21部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
3−メトキシ−3−メチルブタノール21部に代えて、3−メトキシ−3−メチルブタノール10部およびジエチレングリコールモノブチルエーテルアセタート11部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
3−メトキシ−3−メチルブタノール21部に代えて、1−ブタノール21部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、テレフタル酸(ナカライテスク社製)1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(東京化成工業社製)1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、ヘキサン酸(ナカライテスク社製)1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル(プライサーフAL、第一工業製薬(株)製)1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
分散剤Aを1.5部に代えて、製造例6に記載の分散剤aを1.5部を使用した以外は実施例1と同様に行い、酸化ジルコニウムを含有するハードコート用分散体を得た。
上記実施例および比較例のハードコート用分散体について、分散性、粘度の評価を行い、その結果を表1に示した。評価方法は以下のとおりである。
目視により沈殿物の有無を確認し、沈殿物がない場合を○、沈殿物がある場合を×とした。
JIS K5600−2−3に準じて、E型粘度計(東機産業社製 RE80R)を使用し、25℃における分散体の粘度を測定した。
実施例1〜15および比較例1〜5で調整したハードコート用分散体5gにベンゾフェノン系重合開始剤であるイルガキュア184(商品名、BASFジャパン社製)を0.15g加えて溶解させた後、PET基板上にセレクトローラーにて塗布し、80℃で5分間乾燥させた後、積算400mJのUVを照射して硬化させることにより塗膜を作製した。この塗膜について、外観、屈折率、アッベ数、ヘーズおよび鉛筆硬度の評価を行い、その結果を表1に示した。評価方法は以下のとおりである。
目視により塗膜の外観を観察し、析出物が見られない場合を○、析出物が見られる場合を×とした。
プリズムカプラ(METRICON社製METRICONプリズムカプラ モデル2010)を使用し、波長589nmにおける屈折率を測定した。
JIS K0062に準じて、プリズムカプラ(商品名:METRICONプリズムカプラ モデル2010、METRICON社製)を使用し、波長405nm、532nmおよび633nmにおける分散体硬化塗膜の屈折率を測定し、得られた測定値からアッベ数を算出した。
JIS K 7136に準じて、ヘーズメーター(スガ製作所製 HGM型)を使用して塗膜のヘーズを測定した。
JIS K 5600−5−4に記載の方法に従って鉛筆硬度を測定した。
Claims (5)
- 無機物粒子からなる分散質粒子と、分散剤と、重合性化合物と、製膜助剤とを含有するハードコート用分散体組成物であって、
前記無機物粒子は、平均粒径が1〜500nmの範囲内であり、
前記分散剤は、下記式(1)で示される化合物からなり、
前記製膜助剤は、1気圧における沸点が100〜300℃である、アルコール化合物およびエステル化合物の少なくともいずれかであり、
前記製膜助剤の含有量は、前記ハードコート用分散体組成物の全体に対して5〜80重量%であることを特徴とするハードコート用分散体組成物。
(ただし、式(1)のRは、炭素数が8〜18である分岐型のアルキル基であり、
式(1)のAOは炭素数が1ないし4のオキシアルキレン基を示し、nはアルキレンオキシドの平均付加モル数を示す1ないし30の範囲の数値であり、
式(1)のXは炭素原子、水素原子及び/又は酸素原子からなる連結基である。) - 前記分散剤における前記式(1)のXは、炭素数が1ないし15のアルキレン基であることを特徴とする請求項1記載のハードコート用分散体組成物。
- 請求項1ないし3の何れか一項に記載のハードコート用分散体組成物を含有することを特徴とするハードコート用コーティング組成物。
- 請求項4に記載のハードコート用コーティング組成物を基材上に塗布し、前記成膜助剤を蒸発させた後、硬化させることにより得られることを特徴とするハードコート被覆物。
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