JP5636652B2 - 分級装置及び分級方法 - Google Patents
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Description
また、同じように粒径の違いによる重力沈降速度差を利用してマイクロ流路内の層流下で分級する微粒子の分級方法及び分級装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
<1> 分級路と、一端に粒子分散液を導入する開口部を有し、他端が前記分級路に接続部を介して接続された粒子分散液導入路と、一端に輸送液を導入する開口部を有し、他端が前記分級路に接続された輸送液導入路と、一端が開口部を有し、他端が前記分級路に接続され、分級路で分級された粒子を回収する少なくとも1つの回収路と、を備え、前記接続部の流路幅と、前記分級路の流路幅が略同一であり、かつ、少なくとも1つの回収路の底面の形状が、流路幅の中央部が凸の形状であることを特徴とする分級装置、
<2> 回収路を複数有する<1>に記載の分級装置、
<3> <1>又は<2>に記載の分級装置を使用して粒子分散液中の粒子を分級することを特徴とする分級方法。
上記<2>に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比して、より分級精度に優れる。
上記<3>に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比して、分級精度に優れる。
なお、以下の説明において、数値範囲を表す「A〜B」の記載は、特に断りのない限り「A以上B以下」を意味する。すなわち、端点であるA及びBを含む数値範囲を意味する。
以下、適宜図面を参照しながらさらに詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、同一の符号は同一の対象を表すものである。
図6に示すように、粒子が流路の側壁近傍に存在する場合、粒子の送液速度については、鉛直方向に対して同一の高さで比較すると(流路の進行方向に平行な断面における幅方向で比較すると)、平面ポアズイユ流となっており、図6の上部に示すように、流速は放物線分布となり、流路の水平方向中央において最も流速が速い。すなわち、流路の中心に比べ、側壁近傍での粒子の送液方向への移動が遅い。このため、流路の中心に比べ、側壁近傍での粒子は水平方向の距離に対して見かけ上速く沈降する。この結果、流路の断面における粒子分布は∩形状(逆U字形状)となる。
本実施形態では、図6に示すように、粒子が流路の側壁近傍に存在する場合には、流路の断面における粒子分布は∩形状(逆U字形状)となることに鑑み、粒子分散液を回収する回収部での流路形状を、粒子分布の形状と合わせることで、優れた分級効率を得るものである。
図1に示す分級装置100は、粒子分散液Aを上層、輸送液Bを下層とする層流下で粒子分散液及び輸送液を送液する分級路110を有する。
該分級路110の上流には、一端に粒子分散液を導入する開口部(粒子分散液導入口)121を有し、他端が分級路110に接続部を介して接続された粒子分散液導入路120と、一端に輸送液を導入する開口部(輸送液導入口)131を有し、他端が分級路110に接続された輸送液導入路130とが配置されている。
本実施形態において、粒子分散液導入路120は、分級路110の上方に接続され、輸送液導入路130は、分級路110の下方に接続され、分級路110は、粒子分散液を上層、輸送液を下層とする層流下で、粒子分散液及び輸送液が送液される。なお、本実施形態はこれに限定されず、粒子分散液と輸送液との間に、他の液体の層を有していてもよいが、粒子分散液導入路120と輸送液導入路130とは、粒子分散液が輸送液に対して相対的に上方となるように、分級路110に接続されていることが好ましい。
粒子分散液中の粒子は、分級路110を送液される間に、重力により沈降する。このとき、粒子分散液が含有する粒子の比重が同じであれば、ストークスの定義により、大きな粒子ほど先に沈降し、小さな粒子はゆっくりと沈降しながら、分級路110下流へと送液される。分級路110の下流には、一端に開口部を有し、他端が分級路に接続され、分級された粒子を回収する少なくとも1つの回収路140が設けられている。図1では、2つの回収路140、141が設けられているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、1つ以上の回収路が設けられていればよいが、2以上の回収路が設けられていることが好ましい。
また、本実施形態において、分級装置100は、粒子分散液導入路120と分級路110との接続部150を有する。
図2は、分級装置100の接続部150を含む拡大図である。図2中、接続部150の流路幅をa、分級路110の流路幅をbで表している。
図2(A)では、接続部150の流路幅aと、分級路110の流路幅bとが同一である。一方、図2(B)では、接続部150の流路幅aが分級路110の流路幅bよりも小さい。
ここで、接続部150の流路幅aと、分級路110の流路幅bとが略同一であるとは、0.8×a≦b≦1.2×aを満たすことを意味する。0.9×a≦b≦1.1×aを満たすことがより好ましく、0.95×a≦b≦1.05×aを満たすことがさらに好ましく、a=bであることが特に好ましい。
分級路110の流路幅bが接続部150の流路幅aの0.8倍未満であると、接続部150の流路幅aの方が分級路110の流路幅bよりも過度に大きく、分級路110との間に粒子の堆積が生じ、目詰まりを発生する。また、分級路110の流路幅bが接続部150の流路幅aの1.2倍を超えると、分級路の幅全体に渡って粒子分散液が導入されず、図7に示す粒子分布を示さないため、本実施形態の効果が得られない。
図5は従来の分級装置の一例を示す概念斜視図である。
図5に示すように、従来の分級装置では、分級路を水平方向に区切るように、回収路を設けている。図5では、水平方向の上方を送液される流体が回収路141から回収され、水平方向の下方を送液される流体が回収路140から回収される。しかし、図6に示すように、流路断面における粒子分布は∩形状(逆U字形状)となるため、流路の側壁近傍では下方の回収路に微小流路の混入が生じ、十分な分級効率が得られない。
図3は、図1に示す分級装置のx−x’断面であり、回収路の断面図を示している。
図1に示す分級装置100の回収路141の断面は、図3(A)に示すように、中央が凸の逆V字形状(∧形状)であるが、本実施形態において、回収路の流路断面の形状は、底面の形状が流路幅の中央部が凸の形状であれば特に限定されるものではない。
具体的には、図3(B)に示すように流路幅の全体に渡って、上に凸の台形(等脚台形)の形状であってもよく、図3(C)に示すように、流路幅の中央部が上に凸の台形(等脚台形)の形状であってもよい。また、図3(D)に示すように、回収路の底面が流路幅の全体に渡って上に凸の湾曲形状であってもよく、図3(E)に示すように、流路幅の中央部が上に凸の湾曲形状であってもよい。さらに、図3(F)に示すように、流路幅の中央部が上に凸の矩形の形状であってもよく、図3(G)に示すように、流路幅の中央が上に凸の逆V字形状であってもよい。
これらの中でも、分級効率の観点から、回収路の流路形状は図3(E)に示すように流路幅の中央部が上に凸の湾曲形状であることが特に好ましい。
図4に示す分級装置100には、3つの回収路が設けられている。図4において、回収路141及び回収路142の流路断面の形状は、いずれも流路幅の全体に渡って、上に凸の∧形状である。
本実施形態において、回収路の断面形状の少なくとも1つが、流路幅の中央部が凸の形状であればよいが、図4に示すように、全ての回収路の断面の形状が、流路幅の中央部が凸の形状であることがより好ましい。
マイクロスケールの流路は、寸法及び流速がいずれも小さい。本実施形態において、レイノルズ数は2,300以下である。したがって、本実施形態の分級装置は、通常の分級装置のような乱流支配ではなく、層流支配の装置である。
ここで、レイノルズ数(Re)は、下記式で表されるものであり、2,300以下のとき層流支配となる。
Re=uL/ν (u:流速、L:代表長さ、ν:動粘性係数)
一方、流路径が大きく、粒子分散液が乱流となる場合は、粒子の沈降位置が変化してしまうため、基本的に分級されない。
一般的には、媒体液体及び輸送液と、粒子との比重差が小さい場合、分級路の長さを長くすることが好ましい。
一方、分級路の底面が傾斜を有していると、分級路の底面に沈降した粒子は、重力に従って底面に沿って下方へと移動するので、粒子の堆積や、それによる流路の目詰まりが抑制されるので好ましい。
粒子分散液導入路における送液方向は、水平方向から傾きを有し、上方から下方へと下向きに送液されることが好ましく、特に、重力方向であることが好ましい。ここで、流路の送液方向の角度が水平である時を0°、重力方向下方である場合を90°とすると、粒子分散液導入路の送液方向は、0°より大きく、135°以下であることが好ましく、10〜120°であることがより好ましく、20〜110°であることがさらに好ましい。
粒子分散液導入路の送液方向を0°より大きくすることによって、粒子の目詰まりが抑制されるので好ましく、特に90°とすると、粒子の目詰まりが最も生じにくいので好ましい。
また、分級路の送液方向は、0°より大きく、90°未満であることが好ましく、10〜80°であることがより好ましく、20〜70°であることがさらに好ましく、30〜60°であることが特に好ましい。分級路の送液方向が0°より大きいと、上述のとおり、分級路底面に沈降した粒子が重力により流路下流へと送液されるので好ましい。また、分級路の送液方向が90°未満であると、分級精度が向上するので好ましい。
回収路の送液方向は、粒子分散液導入路の送液方向と同様に、0°より大きく、90°以下であることが好ましく、10〜90°であることがより好ましく、20〜90°であることがさらに好ましく、90°(重力方向)であることが特に好ましい。
回収路の送液方向を重力方向とすることにより、粒子の目詰まりが抑制されるので特に好ましい。
なお、本実施形態において、粒子を含まない輸送液が送液される、輸送液導入路での送液方向は特に限定されない。
また、輸送液の輸送液導入路での流速は、0.002〜5,000mL/hrであることが好ましく、0.1〜3,000mL/hrであることがより好ましい。
本実施形態の分級装置は、固体基板上に微細加工技術により作製してもよい。
固体基板として使用される材料の例としては、金属、シリコン、テフロン(登録商標)、ガラス、セラミックス及びプラスチックなどが挙げられる。中でも、金属、シリコン、テフロン(登録商標)、ガラス及びセラミックスが、耐熱、耐圧、耐溶剤性及び光透過性の観点から好ましく、特に好ましくはガラスである。
接合技術を用いた製造方法としては、
(i)第1の基板上に目的とする分級装置の各断面形状に対応した複数のパターン部材を形成する工程(ドナー基板作製工程)、及び、
(ii)前記複数のパターン部材が形成された前記第1の基板と第2の基板との接合及び離間を繰り返すことにより前記第1の基板上の前記複数のパターン部材を前記第2の基板上に転写する工程(接合工程)、
を含むことを特徴とする製造方法が例示され、例えば、特開2006−187684号公報に記載の製造方法が参照される。
粒子分散液は、体積平均粒子径が0.1μm〜1,000μmの粒子が媒体液体に分散し、該粒子の比重から媒体液体の比重を引いた差が0.01〜20であることが好ましい。
粒子の体積平均粒子径は、0.1〜1,000μmであることが好ましく、0.1〜500μmであることがより好ましく、0.1〜200μmであることがさらに好ましく、0.1〜50μmであることが特に好ましい。該粒子の体積平均粒子径が1,000μm以下であると、流路詰まりが生じにくいので好ましい。また、沈降速度が適当であり、流路底面への堆積、流路の閉塞が抑制されるので好ましい。粒子の体積平均粒子径が0.1μm以上であると、流路内壁面とのインタラクションが生じにくく、付着が生じにくいので好ましい。
また、金属あるいは金属化合物の微粒子(一般的に比重が2〜10程度である。)と組み合わされる媒体液体としては、金属などを酸化、還元などで侵さない水、アルコール類、キシレンなどの有機溶媒、あるいは油類が好ましく挙げられる。
好ましい粒子と媒体液体との組み合わせとしては、スチレン−アクリル樹脂系粒子と水系媒体、スチレン−メタクリル樹脂系粒子と水系媒体、ポリエステル樹脂系粒子と水系媒体が挙げられる。
特に本実施形態においては、従来分級が困難であった比較的粒子濃度の高い粒子分散液を使用した場合であっても、良好な分級精度が得られる。特に、従来のピンチドチャネルを使用した分級方法や、遠心力を使用した分級方法では分級が困難であった、1.0体積%以上の粒子含有率を有する粒子分散液であっても、分級精度に優れる。
また、前記粒子の比重は、気相置換法(ピクノメータ法)により、湯浅アイオニクス(株)製ウルトラピクノメータ1000を用いて測定される。
さらに、前記媒体液体の比重は、エーアンドディー社の比重測定キットAD−1653を用いて測定される。
また、輸送液は、前記媒体液体と異なる場合、該媒体液体の具体例として挙げられている液体であることが好ましい。
さらに、前記輸送液の前記粒子に対する比重の好ましい態様は、前記媒体液体の前記粒子に対する比重の好ましい態様と同様である。
カチオン系界面活性剤としては、四級アンモニウム塩、アルコキシル化ポリアミン、脂肪族アミンポリグリコールエーテル、脂肪族アミン、脂肪族アミンと脂肪族アルコールから誘導されるジアミン及びポリアミン、脂肪酸から誘導されるイミダゾリン及びこれらのカチオン性物質の塩が例示される。これらカチオン性分散剤は、単独であるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
アニオン系界面活性剤としては、N−アシル−N−メチルタウリン塩、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等が例示される。なかでも、N−アシル−N−メチルタウリン塩もしくはポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩が好ましい。また塩を形成するカチオンはアルカリ金属カチオンが好ましい。これらアニオン性分散剤は、単独であるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
非イオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステルなどが例示される。なかでも、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルが好ましい。これら非イオン系界面活性剤は、単独であるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
これらの中でも、粒子分散液として樹脂微粒子分散液を使用する場合には、アニオン系界面活性剤を使用することが好ましく、N−アシル−N−メチルタウリン塩、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等を使用することがさらに好ましい。
図1に示すアクリル樹脂製の分級装置を作製した。図7は、実施例で作製した分級装置の寸法図である。該分級装置の分級路は、流路幅(W)0.5mm、深さ(H1)2mm、分級路及び輸送液導入路の総長さ(L1)50mm、輸送液導入路の長さ(L3)10mm)、回収路に頂角θが48°の逆V字型の長さ(L2)5mmの流路を側壁の上部から深さ(H2)1mmの位置に設けたマイクロチャネル型装置を使用して、図8に示す平均粒径5.8μm、比重1.16g/cm3のポリエステル球形粒子を1.4%含んだ粒子分散液を粒子分散液導入口121より1mL/h、輸送液導入口131より水を50mL/hで供給し、回収路140と回収路141からそれぞれ回収した結果、図9のような部分分級効率曲線が得られた。
なお、粒子分散液導入路120は、幅が流路幅(W)と同じく0.5mmと流路深さ方向の幅(h1)0.04mm、回収路140は、幅が流路幅(W)と同じく0.5mmと流路深さ方向の幅(h2)を1.32mmとした。
図5のように実施例1のマイクロチャネル型装置において回収路に逆V字型の流路を設ける代わりに水平型の流路を側壁の上部から深さ(h2)0.8mmの位置に設けた以外は実施例1と同様の方法で実施結果、図9のような部分分級効率曲線が得られた。
なお、粒子分散液導入路は、幅が流路幅(W)と同じく0.5mmと流路深さ方向の幅(h1)0.04mm、回収路は、幅が流路幅(W)と同じく0.5mmと流路深さ方向の幅(h2)を1.24mmとした。
110 分級路
120 粒子分散液導入路
121 粒子分散液導入口
130 輸送液導入路
131 輸送液導入口
140 回収路
141 回収路
142 回収路
150 接続部
A 粒子分散液
B 輸送液
Claims (7)
- 分級路と、
一端に粒子分散液を導入する開口部を有し、他端が前記分級路に接続部を介して接続された粒子分散液導入路と、
一端に輸送液を導入する開口部を有し、他端が前記分級路に接続された輸送液導入路と、
一端が開口部を有し、他端が前記分級路に接続され、分級路で重力による沈降を利用して分級された粒子を回収する、分級路を区切るように重力方向に分割された少なくとも2つの回収路と、を備え、
前記接続部の流路幅と、前記分級路の流路幅が略同一であり、かつ、
少なくとも1つの回収路の底面の形状が、流路幅の中央部が内向きに凸の湾曲形状であり、
送液方向の角度が水平である場合を0°、重力方向下方である場合を90°としたとき、粒子分散液導入路における送液方向は、0°より大きく135°以下であり、分級路における送液方向は0°より大きく90°未満であり、回収路の送液方向は0°より大きく90°以下であることを特徴とする
分級装置。 - 分級路における送液方向が10°〜60°である、請求項1に記載の分級装置。
- 分級路における送液方向が30°〜60°である、請求項1又は請求項2に記載の分級装置。
- 粒子分散液導入路における送液方向が20°〜110°である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の分級装置。
- 粒子分散液導入路における送液方向が90°である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の分級装置。
- 少なくとも1つの回収路における送液方向が90°である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の分級装置。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の分級装置を使用して粒子分散液中の粒子を分級することを特徴とする分級方法。
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