JP5617480B2 - ボール計測装置およびボール計測方法 - Google Patents
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Description
速度計測装置としては、例えば、ドップラーセンサから出力されるドップラー信号を、例えば、FFT(高速フーリエ変換)を用いて解析することにより、一定期間における移動体の平均速度を求めるものが提案されている。これ以外にも、ドップラー法を用いたゴルフに関する計測装置が種々提案されている(特許文献1、2参照)。
送受信器は、連続波信号を送受信するものであり、クラブヘッドの速度は、連続波信号からドップラー信号を返送することによって捕捉することができる。連続波信号は、超音波信号、電磁波信号、又は各種連続波信号とすることができる。
特許文献1においては、最大スイング速度に対する値を記憶して、最長期待スイング時間より長い所定の時間で任意に検出された動きの速度を測定し続ける。この時間において、最大速度の記憶値は、先に記憶された速度よりも速い任意の測定速度によって置換えられる。
そこで、現在、ドップラーセンサから出力されるドップラー信号を解析することにより、打撃されたゴルフボールの移動速度に加えてスピン量をも計測する計測装置が提供されている(例えば、TrackMan(TrackMan A/S社の登録商標))。
また、上述の計測装置を用いて、ゴルフシミュレータ等のように室内で打撃したゴルフボールの挙動を計測するような場合、ゴルフボールの飛距離は、数m程度の短距離である。このため、上述の計測装置では、スピン量を計測するに必用なデータを得ることができず、正確なスピン量を求めることができないという問題がある。
この場合、前記移動速度算出部は、前記移動平均の波形データのうち、前記ボールの移動に由来する周波数領域での信号強度の最大値を算出し、前記最大値に基づいて前記ボールの移動速度を算出することが好ましい。
さらに、前記周波数の差は、前記信号強度の最大値をDmaxとし、閾値DtをDmax・n(ただし0<n<1)とした場合、前記信号強度が前記閾値Dtとなる部分における周波数の差であることが好ましい。
さらに、前記ボールの移動速度を算出する工程は、前記移動平均の波形データのうち、前記ボールの移動に由来する周波数領域での信号強度の最大値を算出し、前記最大値に基づいて前記ボールの移動速度を算出することが好ましい。
さらにまた、前記ボールの移動速度を算出する工程は、前記移動平均の波形データのうち、前記ボールの移動に由来する周波数領域において信号強度の最大値を含み山状に変化する部分を算出し、前記山状に変化する部分の周波数の差を算出し、前記周波数の差に基づいて前記ボールのスピン量を算出することが好ましい。
さらに、前記周波数の差は、前記信号強度の最大値をDmaxとし、閾値DtをDmax・n(ただし0<n<1)とした場合、前記信号強度が前記閾値Dtとなる部分における周波数の差であることが好ましい。
図1は、本発明の実施形態に係るボール計測装置を示す模式図である。
第1のアンテナ14a〜第4のアンテナ14dは、それぞれ第1のドップラーセンサ16a〜第4のドップラーセンサ16dに接続されている。
なお、以降、第1のアンテナ14a〜第4のアンテナ14dをアンテナ14a〜14dという。また、第1のドップラーセンサ16a〜第4のドップラーセンサ16dをドップラーセンサ16a〜16dという。
各ドップラーセンサ16a〜16dは、第1の信号処理部18a〜第4の信号処理部18dの各信号処理部に接続されている。
CPU22により、表示部24、検出部28、蓄積部30および挙動算出部32が制御されるとともに、表示部24の表示、各検出部28、蓄積部30および挙動算出部32の間のデータの移動も制御される。また、CPU22は、操作部26による指示入力に基づく表示部24の表示も制御される。
アンテナ14a〜14dは、指向性アンテナにより構成されるものであり、例えば、パラボラアンテナが用いられる。アンテナ14a〜14dは、指向性アンテナであれば、パラボラアンテナに限定されるものではなく、パラボラアンテナ以外の従来公知の様々な指向性アンテナを使用することができる。
4つのアンテナ14a〜14dは、例えば、ゴルフボールbから1m〜1.5m程度後方の位置に設置される。なお、ゴルフボールbは、例えば、ティー104に載置される。
図3(a)に示すように、第4のアンテナ14dは、指向方向を示す仮想軸LDが水平方向に延在するとともに、第2のアンテナ14bは、指向方向を示す仮想軸LBが仮想軸LDとの交点がティー104に載置されたゴルフボールbの中心Oを通る鉛直線Lと交差するように配置されている。このようにすることで、第2のアンテナ14b、第4のアンテナ14dからゴルフボールbに到達する送信波W1の電界強度の確保が図られている。
また、図3(b)に示すように、平面視の状態で仮想軸LA、LCは、ゴルフボールbを打撃する際の目標線L0、すなわち、ティー104からゴルフボールbを打撃する目標地点までを結ぶ仮想線と一致している。
平面視の状態で第1のアンテナ14a、第3のアンテナ14cの仮想軸LA、LCが、ティー104に載置されたゴルフボールbの中心Oを通る鉛直線と交差するように配置されている。
なお、仮想軸LA、LCの交差点と第1のアンテナ14aの距離と、交差点と第3のアンテナ14cの距離とは同一である。このようにすることで、第1のアンテナ14a、第3のアンテナ14cからゴルフボールbに到達する送信波W1の電界強度の確保が図られている。
なお、以降、第1のドップラー信号Sd1〜第4のドップラー信号Sd4をドップラー信号Sd1〜Sd4という。
なお、以降、第1のドップラー周波数Fd1〜第4のドップラー周波数Fd4をドップラー周波数Fd1〜Fd4という。
ドップラーセンサ16a〜16dとしては、例えば、市販されている種々のものが使用可能である。
なお、前述の送信信号としては、例えば、搬送波周波数が24GHzのマイクロ波が使用可能であり、ドップラー信号Sd1〜Sd4が得られるものであれば送信信号の周波数は、特に限定されない。
したがって、各ドップラー信号Sd1〜Sd4の周期は2値化信号の周期に対応することになり、言い換えると、各ドップラー信号Sd1〜Sd4の周波数は2値化信号の周波数に対応することになる。
なお、以降、第1の信号処理部18a〜第4の信号処理部18dを信号処理部18a〜18dという。
本実施形態では、検出部28は、2値化信号の周期をカウンタを用いて計数することにより2値化信号の周期を各中間データとして作成する。
言い換えると、検出部28は、ドップラー信号Sdの周期をカウントすることにより時系列データとしての周期データを得ることにより、この周期データをドップラー周波数Fdに対応付けられた各中間データとして作成する。したがって、各中間データの値とドップラー周波数Fd1〜Fd4は反比例することになる。
なお、本実施形態では、ドップラー周波数Fd1〜Fd4に対応付けられた各中間データが周期のデータである場合について説明するが、各中間データはドップラー周波数Fd1〜Fd4を表す周波数のデータであってもよい。
従来から知られているように、ドップラー周波数Fdは式(1)で表される。
Fd=F1−F2=V・F1/c (1)
ただし、V:ゴルフボールbの移動速度(m/s)、c:光速(3×108m/s)
したがって、(1)式をVについて解くと、(2)式となる。
V=c・Fd/F1 (2)
すなわち、ゴルフボールbの移動速度Vは、ドップラー周波数Fdに比例することになる。このため、ドップラー信号Sdからドップラー周波数Fdを検出し、このドップラー周波数Fdからゴルフボールbの移動速度Vを求めることができる。
ゴルフボールbの表面のうち、送信波W1の送信方向となす角度が90度に近い表面の部分である第1部分Aでは送信波W1が効率よく反射され、したがって、第1部分Aでは反射波W2の強度が高い。
一方、ゴルフボールの表面のうち、送信波W1の送信方向となす角度が0度に近い表面の部分である第2部分B、第3部分Cでは送信波W1が効率よく反射されず、したがって、第2部分B、第3部分Cでは反射波W2の強度が低い。
第2部分Bは、ゴルフボールbのスピンによって移動する方向rsとゴルフボールの移動方向とが反対向きとなる部分である。
第3部分Cは、ゴルフボールbのスピンによって移動する方向rsとゴルフボールの移動方向とが同じ向きとなる部分である。
すると、以下の式が成立する。
VA=V (3)
VB=VA−ωr (4)
VC=VA+ωr (5)
(ただし、Vはゴルフボールbの移動速度、ωは角速度(rad/s)、rはゴルフボールbの半径)
しかしながら、本実施形態では、上記の式に基づいて移動速度V、スピン量を算出するのではなく、以下に説明するように、ドップラー信号Sdを周波数解析することによって周波数ごとの信号強度の分布を示す信号強度分布データを作成し、この信号強度分布データから移動速度V、スピン量を求めるようにした。
図5(a)、図5(c)、図5(e)は第4のアンテナ14dの仮想軸LD(図3(a))に沿ってゴルフボールbを見た状態を示す模式図であり、図5(b)、図5(d)、図5(f)は第2のアンテナ14bの仮想軸LB(図3(a))に沿ってゴルフボールbを見た状態を示す模式図である。
図5(c)、(d)は、ゴルフボールbの回転軸Mが基準線L01と直交する鉛直面上で水平面に対して45°傾斜した状態を示している。この場合、ゴルフボールbにはバックスピンとサイドスピンとの中間のスピンがかかっている。
図5(e)、(f)は、ゴルフボールbの回転軸Mが基準線L01と直交する鉛直面上で水平面に対して直交した状態を示している。この場合、ゴルフボールにはサイドスピンがかかっている。
なお、基準線L01はゴルフボールbの中心Oを通り、目標線L0と平行する基準線を示すものである。
具体的には、図5(b)に示すバックスピンの状態では、図5(a)のスピン量と同様のスピン量であるが、図5(d)に示す中間のスピンの状態では、図5(c)のスピン量に比べて見かけ上のスピン量が少なくなる。
さらに、図5(f)に示すサイドスピンの状態では、図5(e)に比べて見かけ上のスピン量がより少なく見える。
言い換えると、第2のアンテナ14bを用いて計測した第2のスピン量SPBはゴルフボールbの回転軸Mの方向が水平方向から鉛直方向に近づくほど減少する。
本実施形態では、スピン量算出部38によって第1のスピン量SPAと第2のスピン量SPBが算出され、スピン量算出部38によって第1のスピン量SPAと第2のスピン量SPBの差分ΔSPに基づいて回転軸Mの向きが求められる。
また、図5(a)〜(d)に示すように、第4のアンテナ14dを用いて計測した第1のスピン量SPAはゴルフボールbの実際のスピン量を示すことになるため、この第1のスピン量SPAがゴルフボールbのスピン量の実測値として求められる。
例えば、図7に示す第2の信号強度分布データの一例のように、図6に示す第2の中間データに対応する第2のドップラー信号Sd2の時間波形αをFFTにより周波数解析することによって、周波数ごとの信号強度の分布を示す第2の信号強度分布データβを得る。図7において、横軸は周波数(Hz)であり、縦軸は信号強度(任意単位)である。信号強度分布データβにおいて、周波数の領域β1はゴルフクラブヘッドの移動に由来するものであり、周波数の領域β2はゴルフボールの移動に由来するものである。
ゴルフボールの初速を50m/sとした場合、fdは、約8000Hzとなる。このため、ゴルフボールの移動に由来する周波数の領域β2は約8000Hz付近となる。ここで、本実施形態において、他に移動するものはゴルフクラブヘッドであるため、約4000Hz付近の周波数の領域β1は、ゴルフクラブヘッドの移動に由来するものである。
なお、解析部34に用いられるFFTには、公知の種々のFFTの方法を用いることができる。
なお、以降、第1の信号強度分布データ〜第4の信号強度分布データを各信号強度分布データという。
信号強度分布データβは、実測値であるため、測定時に含まれるノイズの影響を受けて大きく変動している。このため、移動平均処理をすることによって、ノイズの影響を抑制した信号強度分布データ、すなわち、移動平均の波形データγが得られる。
以下、移動速度算出部36によるゴルフボールbの移動速度の算出方法について、図7に示す移動平均の波形データγを例にして説明する。なお、信号強度分布データにおいて、ゴルフボールbに由来する周波数の領域β2が分かっているため、ゴルフボールbに由来する周波数の領域β2について解析を行う。
ここで、信号強度分布データの山の高さ、すなわち、信号強度の最大値Dmaxは、上述の第1速度VA(図4参照)に対応している。したがって、周波数の領域β2において、信号強度の最大値Dmaxが高いほど、第1速度VA、すなわち、ゴルフボールbの移動速度が速いことになる。
ΔV=VC−VB=(VA+ωr)−(VA−ωr)=2ωr (6)
したがって、(6)式から明らかなように、信号強度分布データの山の幅に基づいてスピン量を算出することができる。
信号強度分布データの山の幅は、信号強度の閾値DtをDmax・n(ただし0<n<1)とした場合、周波数の領域β2において、信号強度が閾値Dtとなる部分の幅とする。すなわち、周波数の領域β2において信号強度が閾値Dtでの周波数の差である。
なお、閾値Dtは山の幅(周波数の差)、すなわち、第2速度VBと第3速度VCの差分ΔVを安定して計測できる値に設定すればよい。このように、図7、図8に示す信号強度分布データβについて解析することにより、移動速度V、スピン量を容易に求めることが可能となる。
ドップラー信号の時間波形において、インパクト前は、ゴルフヘッドの反射波が主であり、インパクト後はゴルフボールの反射が主である。また、ゴルフボールのスピン量は、ゴルフボールの移動に由来する領域β2における周波数の差(山の幅)に基づいて算出する。このため、解析部34では、インパクト前後で周波数分解を保持したまま、ゴルフボールの移動に由来する領域β2における時間変化を高い精度かつ短時間で行う必要がある。
このように、本発明の解析方法によれば、インパクト前後で、周波数分解能を保持したまま解析可能となるため、ゴルフヘッドとゴルフボールの反射波を容易に区別することができる。更には、FFT解析の際に、測定データの割合を小さくすることができるため、周波数分解能を保持したまま、短時間で信号強度分布データβを得ることができる。これにより、移動速度V、スピン量を短時間で算出することができる。
次に、FFT解析データ数Nfのうち、少なくとも20%について、実測データを用い、残りのデータを0として、FFT解析を行う。
E1=0.5・cos(2πf1・t)、f1=5,000Hz
E2=0.3・cos(2πf2・t)、f2=5,015Hz
FFT解析では、T1=TからT1=T/100まで順次、実データT1の時間を短くしてゆき、すなわち、FFT解析データ数Nfのうち、実測データの割合を小さくしていき、E1とE2の分解が可能かどうか検証する。すなわち、f1とf2の分離が可能かどうかを検証する。その結果を図9(b)に示す。なお、f1とf2はΔfで約5ライン離れている。
図9(b)に示すように、FFT解析データ数Nfに対して実測データが20%以上であれば、f1とf2の分離が可能であった。
E3=0.5・cos(2πf3・t)、f3=5,000Hz
E4=0.3・cos(2πf4・t)、f4=5,115Hz
以上のように、FFT解析を行う場合、FFT解析データ数Nfに対して20%のデータのみ実測データを用いて、残り80%は0をあてはめてもFFT解析結果に大きな差を生じないことが判った(ただし、FFT解析の元の時間データに対して1/mのデータのみを用いた場合、FFT解析結果の振幅スペクトルはm倍する必要がある)。
また、符号θyは側面視の状態でゴルフボールbの移動軌跡と基準線L01とを基準線L01を含む鉛直面に投影した場合にゴルフボールbの移動軌跡と基準線L01とがなす角度である。以下、角度θyを上下角度という。
そして、高速度カメラで撮影したゴルフボールbの画像データに基づいてゴルフボールbの左右角度θxおよび上下角度θyを計測し、左右角度θxおよび上下角度θyの実測データを取得する。このような高速度カメラによるゴルフボールbの挙動の計測は従来公知である。
そして、左右角度θxおよび上下角度θyの実測データと、ゴルフボールの速度とを関連付けた角度算出用マップ(角度算出用データテーブル)を作成する。この角度算出用マップ(角度算出用データテーブル)は、例えば、蓄積部30に記憶される。
角度算出用マップ(角度算出用データテーブル)を用いることにより、アンテナ14a〜14dにおけるゴルフボールの速度から左右角度θxおよび上下角度θyを求めることが可能となる。
なお、角度算出用マップ(角度算出用データテーブル)は、蓄積部30に記憶させることに限定されるものではない。
例えば、左右角度θxおよび上下角度θyの実測データと、アンテナ14a〜14dにおけるゴルフボールの速度とに基づいて、例えば、最小二乗法などの従来公知の手法を用いて回帰式を導出しておき、例えば、この回帰式を蓄積部30に記憶させる。移動速度算出部36においては、この回帰式を蓄積部30から呼び出し、回帰式に基づいてアンテナ14a〜14dにおけるゴルフボールの速度から左右角度θxおよび上下角度θyを算出するようにしてもよい。
具体的には、左右角度θxおよび上下角度θyによって特定されるゴルフボールbの3次元空間における軌道軌跡と基準線L01とがなす角度φを求めることにより、以下の式(9)によって移動速度Vが算出される。
具体的には、スピン量算出部38は、第4の信号強度分布データにおける周波数の領域β2での周波数の差に基づいてゴルフボールbの第1のスピン量SPAを算出し、第2の信号強度分布データにおける周波数の領域β2での周波数の差に基づいてゴルフボールbの第2のスピン量SPBを算出するものである。なお、上述のように、第1のスピン量SPAがゴルフボールbのスピン量の実測値である。
スピン量算出部38は、更には、ゴルフボールbの回転軸の向きを、第1のスピン量SPA、第2のスピン量SPBの差分ΔSPに基づいて算出するものである。
なお、表示部24にかえて、または表示部24に加えて、移動速度およびスピン量の数値、移動方向、ならびにスピンの向き(方向)等を印字出力するプリンタを出力部として設けてもよい。さらには、表示部24にかえて、または表示部24に加えて、移動速度およびスピン量の数値、移動方向、ならびにスピンの向き(方向)等をパーソナルコンピュータなどの外部装置に供給する通信回路を設けてもよい。
また、本実施形態において、サイドスピンの場合のスピン量SPは、例えば、平面視時計回り方向のスピン量は正の値で、反時計回り方向のスピン量は負の値で示す。
図13(a)は、本発明の実施形態のボール計測装置に用いられるゴルフボールの一例を示す模式図であり、(b)は、本発明の実施形態のボール計測装置に用いられるゴルフボールの他の例を示す模式図である。
図13(a)に示すように、ゴルフボールbは、球体202と、第1領域204と、第2領域206とを備えている。
球体202は、中実で球状のコア層と、このコア層を覆う合成樹脂からなるカバー層とで形成され、カバー層の表面に多数のディンプル(図示せず)が形成されている。
本実施形態では、第1領域204は球体202の表面に(前記カバー層の表面に)複数形成され導電性を有している。
また、各第1領域204は、同一の直径を有する正円状を呈しているが、各第1領域204の形状は三角形、四角形、あるいは正多角形などであってもよい。
また、各第1領域204が正多角形である場合、反射波の強度を確保する上でまた計測装置10における計測精度を確保する上でその内接円の直径が2mm以上15mm以下であることが好ましい。
また、図13(a)に示すように、前記の球面上において(本実施形態では球体202の表面上において)第1領域204の互いに対向する2箇所と、球体202の中心とを通る2つの直線がなす角度θは、十分な強度の反射波を得る上でまた反射波を精度よく受信する上で5度以上45度以下であることが好ましい。
例えば、図13(a)に示すものでは、第1領域204は頂点が球体202の表面に位置するように仮想された正六面体の6つの頂点に位置している。したがって、第1領域は6個形成されている。
この場合、第2領域206は直線状に延在する第1領域204によって矩形状に区画されることになる。
すなわち、電波反射率:Γ、表面抵抗:Rとしたとき、式(10)、式(11)が成立する。
R=(377(1−Γ))/(1+Γ) (11)
したがって、電波反射率Γとして十分な値をΓ=0.5(50%)以上とすると、表面抵抗Rは130Ω/sq.以下とすることが必要となる。
また、電波反射率Γが0.9(90%)以上であり、したがって、表面抵抗Rが20Ω/sq.以下であることが、反射波W2の強度を確保する上でより好ましい。
なお、電波反射率Γは、導波管法や自由空間法など従来公知方法によって測定することができるものである。
導電性を有する材料は、例えば、金属粉末を含む塗料である。このような塗料を球体202の表面に塗布または印刷することで、第1領域204が形成される。
このような塗料として、例えば、亜鉛を含むさび止め用の塗料を使用するなど、従来公知のさまざまな塗料が使用可能である。
このような金属箔としてアルミニウム箔など従来公知のさまざまな金属箔が使用可能である。
また、導電性を有する材料を蒸着することで形成された蒸着膜または不連続蒸着膜で第1領域204を形成してもよい。
なお、導電性を有する材料として、金属以外の導電物質、例えば、カーボンを含む材料など従来公知のさまざまな材料が使用可能である。
言い換えると、第2領域206は、第1領域204よりも低い電波反射特性を有するものである。
本実施形態では、第2領域206は、第1領域204を除く残りの表面の部分に(第1領域204を除く残りの前記カバー層の表面の部分に)形成され導電性を有さない。
なお、第1領域204の電波反射率と第2領域206の電波反射率との比(差)を大きく確保する上で第2領域206の電波反射率は1%以下、表面抵抗は400Ω/sq.以上であることが好ましい。
第1領域204の総面積が球体202の表面積の50%以下であると、第1領域204で反射される電波の反射強度と、第2領域206で反射される電波の反射強度との比(差)を大きく確保する上で有利となり、2%〜30%であると、上記の反射強度の比(差)を大きく確保する上でより有利となる。
このように第1領域204と第2領域206とで反射強度との比(差)を大きく確保すると、スピン量の計測を安定して行う上で有利となる。
しかしながら、第1、第2領域204、206が形成される面は、外表面に限定されるものではなく、球体202の内部であってもよく、この場合には、球面、正多面体をなす面、準正多面体をなす面であってもよく、要するに、球体202が回転することで第1、第2領域204、206が回転し、アンテナ14a〜14dに対して第1、第2領域204、206が交互に向けばよい。
このように、ゴルフボールbは、電波反射性を有する第1領域204と、電波反射率が第1領域204よりも低い第2領域206とを有するものであればよい。
まず、ゴルファがゴルフクラブ100を把持してスウィングし、ゴルフクラブヘッド102でゴルフボールbを打ち出すと、ボール計測装置10によるゴルフボールの挙動が測定される。
具体的には、各アンテナ14a〜14dから、それぞれ送信波W1がゴルフボールbに向けて送信され、ゴルフボールbからの反射波W2が各アンテナ14a〜14dで受信される。各アンテナ14a〜14dで反射波W2が受信されると、それぞれ受信信号が生成される。そして、各受信信号がドップラーセンサ16a〜16dに供給され、各ドップラーセンサ16a〜16dで、それぞれドップラー周波数Fd1〜Fd4が作成されて、ドップラー周波数Fd1〜Fd4が得られる(ステップS10)。
以下、第1の信号強度分布データの作成方法について、残りの第2の信号強度分布データ〜第4の信号強度分布データについては説明を省略するが、残りの第2の信号強度分布データ〜第4の信号強度分布データについても第1の信号強度分布データと同様にして作成することができる。
この時間波形αにおいて、40(msec)、データ数2000を1つの区画単位として、20(msec)間隔で(i)〜(ix)の9区画に分けてFFT解析を行う。すなわち、FFT解析データ数8129のうち、2000データに実測データを用い、残りのデータには0を当てはめて、実測データを割合が約25%の条件で、実測データの領域をずらしてFFT解析を行う。この結果、図16(a)〜(d)、図17(a)〜(e)に示す各信号強度分布データが得られる。
なお、図16(a)〜(d)、図17(a)〜(e)に示す各信号強度分布データは、図15に示す(i)〜(ix)の9区画に対応している。
次に、移動速度算出部36において、アンテナ14a〜14dにおけるゴルフボールの速度のいずれか1つの速度と、ゴルフボールbの移動方向Dbとに基づいてゴルフボールbの移動方向Dbにおける移動速度Vを算出する(ステップS18)。
表示部24の表示画面に表示する場合、例えば、ゴルフボールbの移動方向Dbは、左右角度θx、上下角度θyの単位は(度)、移動速度Vの単位は(m/s)、スピン量SPの単位は(rpm)として表示する。なお、移動方向Dbの表示方法は、特に限定されるものではない。
また、サイドスピンの場合のスピン量SPは、例えば、平面視時計回り方向のスピン量は正の値で、反時計回り方向のスピン量は負の値で示すことができる。なお、上述のように、図11、図12に示すように差分ΔSPとスピン量SPとは相関関係にある。
さらには、本実施形態においては、ゴルフボールを例にして説明したが、ゴルフボールに限定されるものではなく、野球のボール、サッカーボール、バレーボール等の球技用のボールについても、移動速度、移動方向、スピン量、回転軸の向き等について測定することができる。
14a〜14d 第1のアンテナ〜第4のアンテナ
16a〜16d 第1のドップラーセンサ〜第4のドップラーセンサ
18a〜18d 第1の信号処理部〜第4の信号処理部
20 演算処理ユニット
22 CPU
24 表示部
26 操作部
28 検出部
30 蓄積部
32 挙動算出部
34 解析部
36 移動速度算出部
38 スピン量算出部
b ゴルフボール
Claims (8)
- 電波反射性を有する第1領域と電波反射率が前記第1領域よりも低い第2領域とを有するボールに向けて、供給される送信信号に基づいて送信波を送信するとともに、前記ボールで反射された反射波を受信して受信信号を生成する第1のアンテナ〜第4のアンテナと、
前記第1のアンテナ〜前記第4のアンテナのそれぞれに前記送信信号を供給するとともに、前記第1のアンテナ〜前記第4のアンテナから供給される前記各受信信号に基づいて、ドップラー周波数を有するドップラー信号を作成する第1のドップラーセンサ〜第4のドップラーセンサと、
前記第1のドップラーセンサ〜前記第4のドップラーセンサで作成された第1のドップラー信号〜第4のドップラー信号を、それぞれ周波数解析することにより周波数ごとの信号強度の分布を示す第1の信号強度分布データ〜第4の信号強度分布データを作成する解析部と、
前記第1の信号強度分布データ〜前記第4の信号強度分布データに基づいて前記ボールの移動速度および移動方向を算出する移動速度算出部と、
前記第1の信号強度分布データ〜前記第4の信号強度分布データに基づいて前記ボールのスピン量を算出するスピン量算出部とを有し、
前記解析部は、前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号を周波数解析する際に、前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号のそれぞれについて、全解析データ数のうち、少なくとも20%のデータに前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号を用い、残りのデータを0とするものであり、
前記第1のアンテナ〜第4のアンテナは、指向性アンテナで構成されるものであり、前記ボールの移動方向とは反対側に設けられており、前記第1のアンテナ〜前記第3のアンテナが水平方向に所定の間隔をあけて第2のアンテナを中心にして並べられ、第4のアンテナが前記第2のアンテナの上方に垂直方向に所定の間隔をあけて配置されていることを特徴とするボール計測装置。 - 前記解析部は、更に前記第1の信号強度分布データ〜前記第4の信号強度分布データに移動平均処理をして、第1の移動平均の波形データ〜第4の移動平均の波形データを作成するものであり、
前記移動速度算出部は、前記第1の移動平均の波形データ〜前記第4の移動平均の波形データについて、それぞれ、前記ボールの移動に由来する周波数領域での信号強度の最大値を算出し、前記第1の移動平均の波形データ〜前記第4の移動平均の波形データの各前記最大値に基づいて前記ボールの移動速度および移動方向を算出する請求項1に記載のボール計測装置。 - 前記第2のアンテナは指向方向を示す第1の仮想軸が水平方向に延在し、前記第4のアンテナは指向性を示す第2の仮想軸が前記第1の仮想軸と交差するように配置されており、
前記解析部は、更に前記第2の信号強度分布データおよび前記第4の信号強度分布データに移動平均処理をして、第2の移動平均の波形データおよび第4の移動平均の波形データを作成するものであり、
前記スピン量算出部は、前記第2の移動平均の波形データおよび前記第4の移動平均の波形データについて、それぞれ前記ボールの移動に由来する周波数領域において信号強度の最大値を含み山状に変化する部分を算出し、前記山状に変化する部分の周波数の差を算出して、前記第4の移動平均の波形データの前記周波数の差に基づいて前記ボールのスピン量を算出するとともに、前記第2の移動平均の波形データの前記周波数の差と前記第4の移動平均の波形データの前記周波数の差との差分に基づいて、前記ボールの回転軸の向きを算出する請求項1に記載のボール計測装置。 - 前記周波数の差は、前記信号強度の最大値をDmaxとし、閾値DtをDmax・n(ただし0<n<1)とした場合、前記信号強度が前記閾値Dtとなる部分における周波数の差である請求項3に記載のボール計測装置。
- 電波反射性を有する第1領域と電波反射率が前記第1領域よりも低い第2領域とを有するボールに向けて、指向性アンテナで構成される第1のアンテナ〜第4のアンテナにより送信波を送信し、前記ボールで反射された反射波を各前記第1のアンテナ〜前記第4のアンテナで受信して受信信号を生成し、前記各受信信号に基づいて、ドップラー周波数を有する第1のドップラー信号〜第4のドップラー信号を作成する工程と、
前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号を、それぞれ周波数解析することにより周波数ごとの信号強度の分布を示す第1の信号強度分布データ〜第4の信号強度分布データを作成する工程と、
前記第1の信号強度分布データ〜前記第4の信号強度分布データに基づいて前記ボールの移動速度および移動方向を算出するとともに、前記ボールのスピン量を算出する工程とを有し、
前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号を周波数解析する際に、前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号のそれぞれについて、全解析データ数のうち、少なくとも20%のデータに前記第1のドップラー信号〜前記第4のドップラー信号を用い、残りのデータを0とするものであり、
前記第1のアンテナ〜第4のアンテナは、前記ボールの移動方向とは反対側に設けられており、前記第1のアンテナ〜前記第3のアンテナが水平方向に所定の間隔をあけて第2のアンテナを中心にして並べられ、第4のアンテナが前記第2のアンテナの上方に垂直方向に所定の間隔をあけて配置されていることを特徴とするボール計測方法。 - 前記ボールの移動速度および移動方向を算出する工程は、更に前記第1の信号強度分布データ〜前記第4の信号強度分布データに移動平均処理をして、第1の移動平均の波形データ〜第4の移動平均の波形データを作成し、
前記第1の移動平均の波形データ〜前記第4の移動平均の波形データについて、それぞれ、前記ボールの移動に由来する周波数領域での信号強度の最大値を算出し、前記第1の移動平均の波形データ〜前記第4の移動平均の波形データの各前記最大値に基づいて前記ボールの移動速度および移動方向を算出する請求項5に記載のボール計測方法。 - 前記第2のアンテナは指向方向を示す第1の仮想軸が水平方向に延在し、前記第4のアンテナは指向性を示す第2の仮想軸が前記第1の仮想軸と交差するように配置されており、
前記ボールのスピン量を算出する工程は、更に前記第2の信号強度分布データおよび前記第4の信号強度分布データに移動平均処理をして、第2の移動平均の波形データおよび第4の移動平均の波形データを作成し、
前記第2の移動平均の波形データおよび前記第4の移動平均の波形データについて、それぞれ前記ボールの移動に由来する周波数領域において信号強度の最大値を含み山状に変化する部分を算出し、前記山状に変化する部分の周波数の差を算出して、前記第4の移動平均の波形データの前記周波数の差に基づいて前記ボールのスピン量を算出するとともに、
さらに、前記第2の移動平均の波形データの前記周波数の差と前記第4の移動平均の波形データの前記周波数の差との差分に基づいて、前記ボールの回転軸の向きを算出する請求項5に記載のボール計測方法。 - 前記周波数の差は、前記信号強度の最大値をDmaxとし、閾値DtをDmax・n(ただし0<n<1)とした場合、前記信号強度が前記閾値Dtとなる部分における周波数の差である請求項7に記載のボール計測方法。
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