JP5616677B2 - Stove - Google Patents
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Description
本発明はこんろに関する。 The present invention relates to a stove.
一般的なこんろの前面パネルには、バーナーの点火と消火を行う点消火ボタンと、バーナーの火力を調節する火力調節レバーが設けられている。例えば特許文献1には、前面パネルに点消火ボタンと火力調節レバーが上下に離れて設けられたこんろが開示されている。 On the front panel of a general stove, there are provided a point fire extinguishing button for igniting and extinguishing the burner, and a thermal power adjusting lever for adjusting the thermal power of the burner. For example, Patent Literature 1 discloses a stove in which a point-extinguishing button and a heating power adjustment lever are provided on the front panel so as to be separated from each other in the vertical direction.
ところで、特許文献1のように前面パネルに点消火ボタンと火力調節レバーを離間して設けるには、前面パネルに点消火ボタンを配置するための開口と火力調節レバーを配置するための開口を別々に形成する必要がある。しかし、前記両開口を近い位置に形成すると、前面パネルの両開口間の部位の強度が低下してしまう。逆に両開口を離れた位置に形成すると、前面パネルに点消火ボタンと火力調節レバーの両者を配置するために大きなエリアが必要となる。 By the way, as in Patent Document 1, in order to separately provide the point-extinguishing button and the heating power adjustment lever on the front panel, an opening for arranging the point-extinguishing button and an opening for arranging the heating power adjustment lever are separately provided on the front panel. Need to be formed. However, if the openings are formed at close positions, the strength of the portion between the openings of the front panel is reduced. On the other hand, if the openings are formed at positions apart from each other, a large area is required to arrange both the point-extinguishing button and the heating power adjusting lever on the front panel.
また、最近では、グリルバーナーの火力をマイクロコンピューター等で自動制御する機能(いわゆるオートグリル機能)を有するこんろの普及が進んでいる。このこんろには、前面パネルにグリルバーナー用の点消火ボタンと設定用の操作パネルが設けられ、グリルバーナー用の火力調節レバーを省略したものがある。この火力調節レバーを省略したこんろの製造コストを抑えるには、前面パネルとして、火力調節レバーを省略していないこんろの前面パネルを用いることが考えられる。しかし、このように異なる機種の前面パネルを兼用した場合、火力調節レバーを省略したこんろにあっては、前面パネルに形成された火力調節レバーを配置するための開口がブランクとして残り外観が損なわれる。 Recently, a stove having a function of automatically controlling the heating power of the grill burner with a microcomputer or the like (so-called auto grill function) has been spreading. Some of these stoves are provided with a point-extinguishing button for a grill burner and an operation panel for setting on the front panel, and omitting a heating power adjusting lever for the grill burner. In order to reduce the manufacturing cost of the stove without the heating power adjusting lever, it is conceivable to use a front panel of the stove without the heating power adjusting lever as the front panel. However, when the front panel of a different model is also used in this way, if the heating power adjustment lever is omitted, the opening for placing the heating power adjustment lever formed on the front panel remains as a blank and the appearance is impaired. It is.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、前面パネルの強度低下を抑えることができ、点消火ボタンと火力調節レバーの両者を狭いエリアに配置でき、しかも美観を保ちつつ前面パネルを、火力調節レバーを省略したこんろの前面パネルとして兼用できるこんろを提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and can suppress a reduction in the strength of the front panel. Both the fire extinguishing button and the thermal power adjustment lever can be arranged in a narrow area, and the front panel is maintained while maintaining its aesthetic appearance. It is an object of the present invention to provide a stove that can also be used as a front panel of a stove that omits the heating power adjustment lever.
上記課題を解決するために本発明のこんろは、前面パネル12,13に、操作部として、バーナー3a〜3cの点火と消火を行う点消火ボタン14a〜14cと、バーナー3a〜3cの火力を調節する火力調節レバー15a〜15cとが設けられたこんろにおいて、前面パネル12,13に操作部用開口36a〜36cが設けられ、該操作部用開口36a〜36cに前記点消火ボタン14a〜14cが配置されると共に、該操作部用開口36a〜36cの縁部と前記点消火ボタン14a〜14cとの間に前記縁部から前記点消火ボタン14a〜14cにまで亘るレバー用隙間47a〜47cが形成され、該レバー用隙間47a〜47cに火力調節レバー15a〜15cが配置されたことを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the stove according to the present invention has, on the
この構成により、点消火ボタン14a〜14cと火力調節レバー15a〜15cを一つの操作部用開口36a〜36cに配置できるため、前面パネル12,13の強度低下を抑えることができ、また、点消火ボタン14a〜14cと火力調節レバー15a〜15cを小さなエリアに配置することができる。また、前記操作部用開口36a〜36cが設けられる前面パネル12,13は、オートグリル機能を有し火力調節レバー15a〜15cを省略したこんろ等の前面パネルとしても用いることができる。この場合、操作部用開口36cには点消火ボタンのみが配置され、レバー用隙間47cには火力調節レバーが配置されないが、操作部用開口36cに点消火ボタンが配置されることでレバー用隙間47cは目立ち難い隙間となる。このため、美観を大きく損なうことがない。
With this configuration, the point-extinguishing
また、前記点消火ボタン14a〜14cは前後に回動自在に枢支されると共にこの枢支される部分41よりも前側且つ下側の位置に押し操作部43を有し、該押し操作部43を押し操作して点消火ボタン14a〜14cが下側後方に回動されることで前記バーナー3a〜3cの点火と消火の切り替えが行われるものであり、前記レバー用隙間47a〜47cが点消火ボタン14a〜14cと操作部用開口36a〜36cの上縁部との間に形成され、該レバー用隙間47a〜47cに前記火力調節レバー15a〜15cが配置されることが好ましい。このようにすると、点消火ボタン14a〜14c上に付着した汚れを掃除するにあたって、火力調節レバー15a〜15cを適宜移動すると共に点消火ボタン14a〜14cを押し操作することで、操作部用開口36a〜36cの上縁と点消火ボタン14a〜14cとの間に掃除用の布等を挿入するための比較的大きな隙間を形成することができ、これにより点消火ボタン14a〜14cを容易に掃除できる。また、点消火ボタン14a〜14cの上方に火力調節レバー15a〜15cを配置することで、手を下に伸ばして火力調節レバー15a〜15cを操作するときに点消火ボタン14a〜14cが邪魔になり難く、火力調節レバー15a〜15cを容易に操作することができる。また、これにより火力調節レバー15a〜15cの前方への突出量を短くし、外観を向上できる。
Further, the point-extinguishing
また、前記点消火ボタン14a〜14cは前後に回動自在に枢支されると共にこの枢支される部分41よりも前側且つ上側の位置に押し操作部43を有し、該押し操作部43を押し操作して点消火ボタン14a〜14cが上側後方に回動されることで前記バーナー3a〜3cの点火と消火の切り替えが行われるものであり、前記レバー用隙間47a〜47cが点消火ボタン14a〜14cと操作部用開口36a〜36cの下縁部との間に形成され、該レバー用隙間47a〜47cに前記火力調節レバー15a〜15cが配置されることが好ましい。このようにすると、点消火ボタン14a〜14cを押し操作することで、火力調節レバー15a〜15cの上方に掃除用の布等を挿入するための比較的大きな隙間を形成することができ、これにより火力調節レバー15a〜15cの上面を容易に掃除できる。また、点消火ボタン14a〜14cの下方に火力調節レバー15a〜15cが配置されるので、手を下に伸ばして点消火ボタン14a〜14cを押し操作するときに火力調節レバー15a〜15cが邪魔になり難く、容易にバーナー3a〜3cの点火と消火の切り替えを行なうことができる。
Further, the point-extinguishing
本発明のこんろは、前面パネルの強度低下を抑えることができ、点消火ボタンと火力調節レバーの両者を狭いエリアに配置でき、前面パネルの他の部分を有効に利用できる。また、美観を保ちつつ前面パネルを火力調節レバーを省略したこんろの前面パネルとして兼用できる。 The stove according to the present invention can suppress the strength reduction of the front panel, and both the point fire extinguishing button and the heating power adjusting lever can be arranged in a narrow area, and other parts of the front panel can be used effectively. In addition, the front panel can be used as a front panel of the stove without the fire power adjustment lever while maintaining the beauty.
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。図1乃至図6に示す本実施形態のこんろは、被加熱物を加熱する加熱部として、こんろ部2a,2bとグリル部2cを備えた卓状設置型のガステーブルこんろである。なお、本発明はテーブルこんろだけでなく、ドロップインコンロにも適用できる。
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The stove according to this embodiment shown in FIGS. 1 to 6 is a table-type gas table stove provided with
図2に示すようにこんろ本体1の天面部を構成するトッププレート5には、複数のこんろ部2a,2bが設けられている。各こんろ部2a,2bは、トッププレート5上に設置された五徳6と、五徳6の中心に配置されたバーナー3a,3bとで構成されている。
As shown in FIG. 2, the
グリル部2cは、こんろ本体1の左右方向の中央部に形成されたこんろ本体1の前方に開口するグリル庫7と、グリル庫7内に設けられたバーナー3c(図3参照)と、グリル庫7の前開口を開閉自在に閉塞するグリル扉8で構成されている。なお、以下では便宜上バーナー3a,3bを夫々こんろバーナー3a,3bと記載し、バーナー3cをグリルバーナー3cと記載する場合がある。
The
図3に示すように各こんろ部2a,2b及びグリル部2cには、バーナー3a〜3cを点火する点火装置10と、バーナー3a〜3cが点火状態にあることを検知する点火検知装置11が設けられている。点火装置10はイグナイターからなる。また、点火検知装置11は熱電対からなる。
As shown in FIG. 3, an
また、図4のように各こんろ部2a,2bには、五徳6上に調理容器が載置されたことを検知する容器検知手段9と、五徳6上に載置された調理容器の下面の温度を検知する温度センサー4が設けられている。
Further, as shown in FIG. 4, each of the
点火装置10、点火検知装置11、容器検知手段9、及び温度センサー4の夫々の検知情報はこんろ本体1に設けられたマイクロコンピューターからなる制御部にて認識される。なお、制御部は熱電対からなる点火検知装置11がバーナー3a〜3cの火炎により加熱されることでバーナー3a〜3cが点火状態にあるか否かを判断する。
Detection information of the
図2に示すようにこんろ本体1のグリル扉8の両側には、グリル扉8と共にこんろ本体1の前面部を構成する前面パネル12,13が設けられている。左の前面パネル12には、左のこんろ部2aの操作部として、点消火ボタン14a、火力調節レバー15a、及び操作パネル16aが設けられている。右の前面パネル13の左側には、右のこんろ部2bの操作部として、点消火ボタン14b、火力調節レバー15b、及び操作パネル16bが設けられている。さらに右の前面パネル13の右側には、グリル部2cの操作部として、点消火ボタン14c、火力調節レバー15c、及び操作パネル16cが設けられている。
As shown in FIG. 2, on both sides of the
操作パネル16a〜16cは、制御部によりバーナー3a〜3cの火力の調節や消火を自動制御して行う自動調理モードと手動でバーナー3a〜3cの火力の調節や消火を行う手動調理モードの切り替えや、自動調理モードにおいて対応するバーナー3a〜3cの火力や消火のタイミング等を変更するために用いられる。また、点消火ボタン14a〜14cは自動調理モード及び手動調理モードにおいて対応するバーナー3a〜3cの点火と消火を行うために用いられ、火力調節レバー15a〜15は手動調理モードにおいて対応するバーナー3a〜3cの火力を調節するために用いられる。
The
図3に示すようにバーナー3a〜3cには、都市ガス等の燃料ガスを供給するガス供給路18から分岐した分岐路19a〜19cが夫々接続され、各分岐路19a〜19cの途中には器具栓本体21a〜21cが設けられている。各器具栓本体21a〜21cは、対応する点消火ボタン14a〜14c及び火力調節レバー15a〜15cを加えて器具栓20a〜20cを構成する。
As shown in FIG. 3, to the
各器具栓20a〜20cは点消火ボタン14a〜14cや火力調節レバー15a〜15cを含めて同様の構成を有する。このため以下では器具栓20aについて詳細に説明し、器具栓20b,20cの詳細な説明は省略する。
The appliance plugs 20a to 20c have the same configuration including the
器具栓本体21aはこんろ本体1に内装され、図1のように点消火ボタン14aと火力調節レバー15aの後方に配置されている。器具栓本体21aにはガス流路22が形成され、ガス流路22の上流端にガス導入口23が形成され、ガス流路22の下流端にガス導出口24が形成されている。ガス流路22には、上流側より安全弁25用の弁孔26、メイン弁28用の弁孔29が形成されている。
The appliance plug
図1のようにガス流路22は弁孔29よりも下流側において流路30と流路31に分岐している。流路30には、ラッチ電磁弁32用の弁孔33が形成され、流路31にはラッチ電磁弁34用の弁孔35と、この下流側のオリフィス37が形成されている。流路30の弁孔33の下流側と流路31のオリフィス37の下流側は合流し、この合流点よりも下流側のガス流路22には流量制御弁38用の弁孔39が形成されている。
As shown in FIG. 1, the
ラッチ電磁弁32,34による弁孔33,35の開閉は前記自動調理モードにおいて制御部により自動で切り替えられ、この弁孔33,35の開閉の組み合わせに応じてバーナー3aの火力が調節される。なお、手動調理モードでの運転時には、通常、ラッチ電磁弁32,34用の弁孔33,35は開かれるようになっている。また、対応する容器検知手段9により調理容器が検知されていない状態では、ラッチ電磁弁32,34により弁孔33,35が閉じられ、点消火ボタン14aが操作されてもバーナー3aを点火できないようになっている。
The opening and closing of the valve holes 33 and 35 by the latch
点消火ボタン14aは正面視で略矩形状に形成されている。図1のように点消火ボタン14aの後部の上端部には被枢支部41が左右軸回りに回動自在に枢支されてこんろ本体1に取り付けられている。点消火ボタン14aには前方に突出する突出部42が形成され、突出部42の上面は前下がりで傾斜した押し操作部43となっている。押し操作部43は点消火ボタン14aにおいて被枢支部41よりも前側且つ下側に配置されている。従って、押し操作部43が指で押し操作されると点消火ボタン14aは被枢支部41を中心にして下側後方に回動する。
The point-extinguishing
器具栓本体21aの下部には前後方向にスライド自在となるスライダー44が設けられている。スライダー44は点消火ボタン14aの後方に配置され、前述のように点消火ボタン14aが押し操作されると、点消火ボタン14aによって後方に押圧され後退する。
A
器具栓本体21aにはスライダー44を前進位置と後退位置に切り替えて保持する切替機構45が設けられている。切替機構45は従来から知られているハート型カムを用いた機構であり、ばね46を有している。図1(a)のようにスライダー44が前進位置に配置された状態では、点消火ボタン14aが突出位置に配置されている。この状態で点消火ボタン14aの押し操作部43が押し操作されると、図1(c)のようにスライダー44がばね46に抗して後退位置よりも後方の最後退位置まで後退し、この後、押し操作部43への押圧力が解除されると、図1(b)のようにスライダー44はばね46の付勢力で後退位置まで前進し、このスライダー44と共に点消火ボタン14aも前方に移動して前記突出位置よりも後方に回動した押し込み位置に配置される。また、このように点消火ボタン14aが押し込み位置に配置された状態で押し操作部43が押し操作されると、図1(c)のようにスライダー44は最後退位置まで後退し、この後、押し操作部43への押圧力が解除されると、図1(a)のようにスライダー44はばね46の付勢力で前進位置まで前進し、このスライダー44と共に点消火ボタン14aが突出位置まで回動する。つまり、スライダー44は点消火ボタン14aが押し操作される度に後退位置に配置された状態と前進位置に配置された状態とに切り替えられる。
The
器具栓本体21aには、後側がガス流路22内に挿入されるバルブロッド48が設けられている。バルブロッド48はスライダー44に連結され、スライダー44の進退に伴って前後動する。バルブロッド48の途中には弁孔29を開閉するメイン弁28が設けられている。メイン弁28は、スライダー44が前進位置に配置されている時には弁孔29を閉じ、スライダー44が前進位置よりも後方に配置されている時には弁孔29を開く。
The
安全弁25は電磁弁からなり、通電状態ではソレノイド49により弁体50を吸引して弁孔26を開いた状態を維持し、非通電状態では図示しないばねの付勢力により弁体50を前方に移動し、弁体50にて弁孔26を閉じる。
The
器具栓本体21aには、スライダー44の前後位置に応じてON/OFFが切り替わる器具栓スイッチ(図示せず)が設けられている。器具栓スイッチは、スライダー44が後退位置及びこれよりも後方に配置された時にONになり、スライダー44が前進位置に配置された時にOFFになる。
The instrument plug
制御部は、器具栓スイッチがONになると安全弁25への通電を開始すると共にバーナー3aの点火装置10を駆動し、器具栓スイッチがOFFになると安全弁25への通電を停止して弁孔26を閉じる。
When the appliance plug switch is turned on, the control unit starts energizing the
また、制御部は、点火検知装置11により火炎が検知されている場合にのみ安全弁25への通電状態を維持し、火炎が検知されなくなると安全弁25への通電を遮断して弁孔26を閉じる。このため、煮こぼれや風により立ち消えが起こって点火検知装置11により火炎が検知されなくなった場合に、燃料ガスの流出が防止される。また、制御部は、温度センサー4により検知された調理容器の下面の温度が所定の温度(例えば250℃)に達した場合も、空焚きや焦げ付き等の異常が発生していると判定して、安全弁25への通電を遮断して弁孔26を閉じる。
Further, the control unit maintains the energized state of the
バーナー3aの点火を行うには突出位置に配置された点消火ボタン14aの押し操作部43を押し操作する。すると、スライダー44が前進位置から最後退位置を経て後退位置に移動し、メイン弁28用の弁孔29が開くと共に後退するバルブロッド48により弁体50が後方に移動させられて弁孔26が開き、これにより燃料ガスがガス供給路18から器具栓20aを介してバーナー3aに供給される。また、この際に器具栓スイッチがONになり、点火装置10が駆動してバーナー3aへの点火がなされると共に、安全弁25に通電がなされる。
In order to ignite the
バーナー3aの消火を行うには押し込み位置に配置された点消火ボタン14aの押し操作部43を押し操作する。すると、スライダー44が後退位置から最後退位置を経て前進位置に移動し、メイン弁28で弁孔29が閉じられる。また、器具栓スイッチがOFFになって、前記安全弁25への通電が遮断される。これによりバーナー3aへの燃料ガスの供給は遮断され、バーナー3aは消火される。
In order to extinguish the
火力調節レバー15aはその後端部が器具栓本体21aの上部に設けられた枢支部40に上下軸回りに回動自在に枢支されている。枢支部40は点消火ボタン14aよりも後方に配置されている。火力調節レバー15aの前端部には指で操作される摘み部52(図2等参照)が設けられ、火力調節レバー15aは摘み部52を左右に移動することで枢支部40を中心にして左右に回動する。なお、図1では摘み部52の図示を省略している。
The thermal
器具栓本体21aの上部には火力調節レバー15aと連動する流量制御弁38が設けられている。流量制御弁38は器具栓本体21aに対して前後方向にスライド自在となるニードルで構成されている。流量制御弁38はその前後位置により弁孔39との間に形成される隙間の大きさが変わり、流量制御弁38が前方に位置する程前記隙間の大きさは大きくなる。このため流量制御弁38が前方に位置する程下流側に供給される燃料ガスの流量が大きくなる。
A flow
流量制御弁38の前端部には上方に突出するピン53が設けられている。ピン53の上端部は火力調節レバー15aに形成された挿入孔54に挿入されている。挿入孔54は火力調節レバー15aの回動中心となる枢支部40よりも前方に位置し、平面視で右側に行く程枢支部40に近づく弧状に形成されている。このため、火力調節レバー15aが右側へ回動すると流量制御弁38は前進し、火力調節レバー15aが左側へ回動すると流量制御弁38は後退する。この際の流量制御弁38の前進量は火力調節レバー15aの右側への回動量が大きい程大きくなる。従って、火力調節レバー15aの回動量を調節することで、バーナー3aへの燃料ガス供給量、ひいてはバーナー3aの火力を調節することができる。
A
前記点消火ボタン14a〜14c及び火力調節レバー15a〜15cを設けるにあたって、左の前面パネル12にはこんろバーナ−3a用の操作部用開口36aが形成され、右の前面パネル13にはこんろバーナ−3b用の操作部用開口36b及びグリルバーナー3c用の操作部用開口36cが設けられている。
When the point-extinguishing
各操作部用開口36a〜36cは正面視矩形状の孔からなり、各操作部用開口36a〜36cには対応する点消火ボタン14a〜14cが配置されている。
Each
各点消火ボタン14a〜14cは、突出部42を前面パネル12又は13よりも前方に突出させた状態で、対応する操作部用開口36a〜36cの下寄りの位置に配置されている。各点消火ボタン14a〜14cと対応する操作部用開口36a〜36cの左右及び下の縁部との間には前記点消火ボタン14a〜14cの動作を許容する程度のわずかな隙間が形成されているだけだが、各点消火ボタン14a〜14cと操作部用開口36a〜36cの上縁部の間には、他部と比べてやや幅の広い左右に長い略矩形状のレバー用隙間47a〜47cが形成されている。
Each point fire-extinguishing
点消火ボタン14a〜14cから操作部用開口36a〜36cの上縁部にまで亘る幅を有する、各レバー用隙間47a〜47cには、対応する火力調節レバー15a〜15cが通され、各火力調節レバー15a〜15cの摘み部52は前面パネル12又は13よりも前方に配置されている。火力調節レバー15a〜15cを操作すると、その前端部はレバー用隙間47a〜47cにおいてレバー用隙間47a〜47cの長手方向と平行に移動するようになっている。
The corresponding thermal power adjusting levers 15a to 15c are passed through the
このように前面パネル12,13の操作部用開口36a〜36cに点消火ボタン14a〜14cが配置されると共に、この操作部用開口36a〜36cの縁部と点消火ボタン14a〜14cの間に形成されたレバー用隙間47a〜47cに火力調節レバー15a〜15cが配置されるため、従来のように前面パネル12,13に点消火ボタン14a〜14cを配置するための開口と、火力調節レバー15a〜15cを配置するための開口を別々に形成する必要がない。このため、前面パネル12,13の強度低下を抑えることができる。また、点消火ボタン14a〜14cと火力調節レバー15a〜15cの両者を狭いエリアに配置できる。
As described above, the point-extinguishing
また、本実施形態のこんろの前面パネル13を、いわゆるオートグリル機能を有し、火力調節レバーを省略したこんろの前面パネルとして用いることができる。この場合、操作部用開口36cにグリルバーナー用の点消火ボタンのみが配置されてレバー用隙間47cの部分には何も配置されないことになるが、この部分は操作部用開口36cに点消火ボタンが配置されることで目立ち難い隙間となる。従って、美観を大きく損なうことなく前面パネル13を、火力調節レバーを省略したこんろの前面パネルとして兼用できる。 Moreover, the stove front panel 13 of the present embodiment can be used as a stove front panel having a so-called auto grill function and omitting the heating power adjusting lever. In this case, only the fire extinguishing button for the grill burner is arranged in the operation portion opening 36c and nothing is arranged in the portion of the lever gap 47c, but this portion is in the operation portion opening 36c. It becomes a conspicuous gap by arranging. Therefore, the front panel 13 can be used as a front panel of the stove without the fire power adjusting lever without greatly deteriorating the beauty.
また、本実施形態のこんろは、点消火ボタン14a〜14cの押し操作部43が点消火ボタン14a〜14cの被枢支部41よりも前側且つ下側の位置に配置され、レバー用隙間47a〜47cが点消火ボタン14a〜14cと操作部用開口36a〜36cの上縁部との間に形成されるものである。このため、点消火ボタン14a〜14c上に付着した汚れを掃除するにあたって、火力調節レバー15a〜15cを適宜左右方向に移動すると共に点消火ボタン14a〜14cを押し操作することで、操作部用開口36a〜36cの上縁と点消火ボタン14a〜14cとの間に掃除用の布等を挿入するための比較的大きな隙間を形成することができ、点消火ボタン14a〜14cを容易に掃除できるという利点もある。
Further, in the stove according to the present embodiment, the
すなわち、図8の参考例に示すように前面パネル12′に点消火ボタン14a′用の開口60と火力調節レバー15a′用の開口61を別々に設けた場合において、図8(a)に示すように開口61の上縁と火力調節レバー15a′との間に形成される隙間の寸法をGa′、開口61の下縁と火力調節レバー15a′との間に形成される隙間の寸法をGb′、火力調節レバー15a′の厚みをT′、開口60の上縁と点消火ボタン14a′との間に形成される隙間の寸法をGc′とし、図8(b)のように点消火ボタン14a′を押し操作したときのGc′の増加分をΔGc′とし、押し込んだ点消火ボタン14a′の上方に形成される掃除用の布等を挿入するための隙間の寸法をG′とすると、G′=Gc′+ΔGc′となる。これに対して、本実施形態のこんろの場合、図6(a)の説明図に示すように、操作部用開口36aの上縁と火力調節レバー15aとの隙間の寸法をGa、火力調節レバー15aと点消火ボタン14aとの隙間の寸法をGd、火力調節レバー15aの厚みをTとし、図6(b)のように点消火ボタン14aの上面の汚れを掃除するために点消火ボタン14aを押し操作したときのGdの増加分をΔGdとし、点消火ボタン14aの掃除をする箇所の上方に火力調節レバー15a〜15cが位置しないよう火力調節レバー15a〜15cを適宜左右方向に移動した状態で点消火ボタン14aを押し込んだ場合に、点消火ボタン14aの上方に形成される掃除用の布等を挿入するための隙間の寸法、すなわち点消火ボタン14aから操作部用開口36aの上縁までの距離をGとすると、G=Ga+T+Gd+ΔGdとなる。Ga=Ga′,T=T′,Gd≒Gc′、ΔGd≒ΔGc′となるので、GはG′と比べて約Ga+T大きくなる。従って、点消火ボタン14a〜14c上に付着した汚れを容易に掃除できる。
That is, as shown in the reference example of FIG. 8, when the
また、上記のように点消火ボタン14a〜14cの上方に火力調節レバー15a〜15cを配置することで、手を下に伸ばして火力調節レバー15a〜15cを操作するときに点消火ボタン14a〜14cが邪魔になり難く、火力調節レバー15a〜15cを容易に操作することができる。また、これにより火力調節レバー15a〜15cの前方への突出量を短くできる。
Further, by arranging the fire power adjusting levers 15a to 15c above the
なお、上記実施形態では、操作部用開口36a〜36cにおいて点消火ボタン14a〜14cの上に火力調節レバー15a〜15cを配置したが、これに限定されるものではなく、操作部用開口36a〜36cにおいて点消火ボタン14a〜14cの下、左、又は右にレバー用隙間47a〜47cを形成し、このレバー用隙間47a〜47cに火力調節レバー15a〜15cを配置しても構わない。
In the above-described embodiment, the heating power adjusting levers 15a to 15c are arranged on the point-extinguishing
また、操作部用開口36a〜36cにおいて点消火ボタン14a〜14cの下に火力調節レバー15a〜15cを配置する場合、図7のように点消火ボタン14a〜14cの押し操作部43が点消火ボタン14a〜14cの被枢支部41よりも前側且つ上側の位置に配置され、点消火ボタン14a〜14cと操作部用開口36a〜36cの下縁部との間に形成されたレバー用隙間47a〜47cに火力調節レバー15a〜15cが配置されることも好ましい。この例では、点消火ボタン14a〜14cを押し操作することで、火力調節レバー15a〜15cの上方に掃除用の布等を挿入するための比較的大きな隙間を形成することができ、これにより火力調節レバー15a〜15cの上面を容易に掃除できる。また、点消火ボタン14a〜14cの下方に火力調節レバー15a〜15cが配置されるので、手を下に伸ばして点消火ボタン14a〜14cを下方に手を伸ばして押し操作するときに火力調節レバー15a〜15cが邪魔になり難くなる。なお、この例のこんろは上記実施形態と同様の構成を有するため詳細な説明は省略する。
Further, when the heating power adjusting levers 15a to 15c are arranged below the point-extinguishing
3a バーナー
3b バーナー
3c バーナー
12 前面パネル
13 前面パネル
14a 点消火ボタン
14b 点消火ボタン
14c 点消火ボタン
15a 火力調節レバー
15b 火力調節レバー
15c 火力調節レバー
36a 操作部用開口
36b 操作部用開口
36c 操作部用開口
41 被枢支部
43 押し操作部
47a レバー用隙間
47b レバー用隙間
47c レバー用隙間
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