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JP5609530B2 - コーマのデタッチングローラ動作設定装置 - Google Patents

コーマのデタッチングローラ動作設定装置 Download PDF

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Description

本発明は、コーマのデタッチングローラ動作設定装置に係り、詳しくはデタッチングローラをコーミングシリンダ駆動用のモータと別のモータで駆動する独立したコーマのデタッチングローラ動作設定装置に関する。
コーマは、供給されたラップをニッパ装置が後退した位置で把持し、該ラップの先端をコーミングシリンダにより梳ってラップから短繊維等を除去し、フリースとする。このフリースをニッパ装置の前進によってデタッチングローラへ向けて移動させる。このフリースの前進に対応してデタッチングローラを逆転させ、先に引き取ったフリース(先行フリース)を後退させ、該フリースの後端部と新たに梳られたフリース(後続フリース)の先端部とを重ね合わせる。その後、デタッチングローラが正転してニッパ装置からフリースを引き取るとともに、先行フリースに後続フリースを接合しつつ、この後続フリースの後端をトップコームにより梳る。
コーマにおけるデタッチングローラ動作は、繊維フリースの切断−コーミング−ピーシング(接合)のサイクルにおいて、スライバ品質(ムラ)や機械負荷に大きな影響を与える。従来は、コーミングシリンダの駆動シャフト(シリンダシャフト)の回転をカムやクランク等の機械機構によりデタッチングローラに伝達し、デタッチングローラの動作曲線を確保し、紡出条件にあったピーシングポイント調整を機械的に行うのが一般的である。そして、生産性向上(高速化)の時流の中、先行フリースの後退速度の低減や機械負荷の低減等を図るため、その動作曲線の形状も変化している。ところが、シリンダシャフトの回転を機械機構により伝達してデタッチングローラを駆動する構成では、機械構成上、動作曲線(出力曲線)には制約があると言われている。
そこで、デタッチングローラの駆動源をシリンダシャフトとせずに、独立した専用のモータで駆動するコーマが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、デタッチングローラ(デタッチングシリンダ)、シリンダシャフト(円形コーム軸)及びニッパシャフトをそれぞれ別の駆動装置で駆動するコーマが提案されている。そして、「デタッチングローラの駆動装置はサーボモータであるのが殊に有利であり、この場合は、デタッチング動作の開始点Aの位置又はデタッチング速度(t)又はデタッチング長a又は接合間隔lを変化させるために、調整信号はサーボモータ用のエネルギ供給装置を制御することができる。」と記載されている。なお、前記開始点A等は、シリンダシャフトの1回転中におけるデタッチングローラの外周上の1点の運動行程を示す図4に表わされている。
特開平8−260255公報
特許文献1からは、デタッチングローラをサーボモータで駆動すれば、デタッチングローラの動作の自由度が増すことは理解できる。しかし、特許文献1には紡出条件に対する適切な動作曲線をどのように設定するかに関しては記載されておらず、特許文献1に記載された条件だけでは、紡出条件に対する適切な動作曲線を設定するのは容易ではない。また、デタッチングローラをサーボモータで駆動する場合は、機械構成に制約されずに動作曲線を設定できるが、その動作曲線がサーボモータの動作性能を超える場合は、結果としてその動作曲線を使用することはできない。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は紡出条件に適したデタッチングローラの動作曲線を容易に作成することができるコーマのデタッチングローラ動作設定装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、デタッチングローラの原点からの動作量をコーミングシリンダの回転角度位置に対応させて表すデタッチングローラの動作曲線を設定するコーマのデタッチングローラ動作設定装置であって、前記動作曲線が、原点、先行フリース後退時の速度変化決定要素となる点であって、前記原点と前記デタッチングローラの逆転を終了させるまでの間の中間点を示す第1特徴点、先行フリース後退長さ決定要素となる点であって、前記デタッチングローラの逆転を終了させる点を示す第2特徴点、ピーシング速度決定要素となる点であって、前記第2特徴点と前記デタッチングローラの正転を終了させるまでの間の中間点を示す第3特徴点及び送り出し長さ/ドラフト量決定要素となる点であって、前記デタッチングローラの正転を終了させる点を示す第4特徴点、前記第1特徴点及び前記第2特徴点間の第1補助点、前記第2特徴点及び前記第3特徴点間の第2補助点、前記第3特徴点及び前記第4特徴点間の第3補助点の8つの点を通る滑らかな曲線となるように設定する演算手段と、少なくとも前記第1特徴点、第2特徴点、第3特徴点及び第4特徴点を入力する入力手段とを備えている。
この発明では、入力手段により少なくとも第1〜第4の4つの特徴点が入力される。第1〜第3の3つの補助点は入力手段により入力されても、入力された4つの特徴点のデータに基づいて演算手段により演算されてもよい。原点、4つの特徴点及び3つの補助点が確定すると、演算手段は、動作曲線が原点、4つの特徴点及び3つの補助点の8つの点を通る滑らかな曲線となるように動作曲線を設定する。したがって、紡出条件に適したデタッチングローラの動作曲線を容易に作成することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、設定された動作曲線が紡出条件に適している場合に、その動作曲線と紡出条件とを対応させて記憶するデータベースを備えている。したがって、この発明では、異なる紡出条件に対応した動作曲線のデータが次第にデータベースに蓄積される。そして、紡出条件が入力された際、その紡出条件に適した動作曲線がデータベースに存在するか否かを確認して、動作曲線が存在する場合には、動作曲線の設定処理を行なわずに、データベースに記憶されている動作曲線のデータを使用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、設定された動作曲線を微分して速度及び加速度を演算し、演算結果に基づいて速度及び加速度をグラフ表示する表示装置を備えている。この発明では、速度及び加速度を表示装置にグラフで表示することが可能なため、オペレータは、速度や加速度の変化を目視により容易に確認することができ、特徴点のデータを変更する際に、速度や加速度の変化を参考にしてデータを変更することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記設定された動作曲線を微分して速度及び加速度を演算し、演算された加速度とサーボモータの性能とに基づいてその速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する判断手段を備えている。ここで、「速度が不適切な値」とは、モータの性能としてその速度を出すことができない値を意味する。また、「加速度が不適切な値」とは、その加速度となるようにデタッチングローラを駆動すると、モータに過負荷が加わるような値を意味する。したがって、この発明では、設定された動作曲線が、速度や加速度として不適切な値を有するまま、試験運転(試紡)に使用されることを回避することが可能になる。
本発明によれば、紡出条件に適したデタッチングローラの動作曲線を容易に作成することができる。
コーミングヘッドの概略側面図。 デタッチングローラ駆動部及びデタッチングローラ動作設定装置の構成を示す模式図。 動作曲線の設定画面を示す模式図。 従来技術のデタッチングローラの往復回動運動を示す線図。
以下、本発明をコーマに装備されたデタッチングローラ動作設定装置として具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
一般に、コーマは、8個のコーミングヘッドを配設した作業部を備えている。図1に示すように、コーミングヘッド11は、一対のラップローラ12と、フィードローラ13を備えたニッパ装置14と、コーミングシリンダ15と、前後2対のデタッチングローラ16,17とを備えている。ニッパ装置14は、コーミングシリンダ15の上方で前後進揺動可能に配設されたニッパフレーム18を有し、ニッパフレーム18は、その底部にボトムニッパ19が設けられている。ニッパフレーム18には支軸18aを介してニッパアーム20が回動可能に設けられ、ニッパアーム20の先端にトップニッパ20aが固定されている。トップニッパ20aはニッパフレーム18の前後進揺動運動に同期して所定のタイミングで開閉して、ボトムニッパ19と協同してラップLを挟持するようになっている。ニッパフレーム18にはトップコーム21がボトムニッパ19の前方において、ニッパフレーム18と同期して所定の運動を行うように取り付けられている。
コーミングシリンダ15の後方、かつニッパフレーム18の下方には、ニッパシャフト22が往復回動可能に配設されている。ニッパシャフト22にはニッパフレーム駆動アーム23の第1端部が一体回動可能に固定され、その第2端部にニッパフレーム18の後端部が支軸23aを介して回動可能に支持されている。ニッパフレーム18は、ニッパシャフト22の往復回動(揺動運動)によって、ボトムニッパ19の先端部がデタッチングローラ16,17に対して接近・離間するように前後に揺動する構成になっている。コーミングシリンダ15及びニッパシャフト22には、図示しないメインモータにより駆動される駆動シャフトの回転が歯車装置やクランク等の機械機構を介して伝達され、ニッパ装置14はコーミングシリンダ15と同期して駆動されるようになっている。
一方、両デタッチングローラ16,17は、メインモータと独立したサーボモータで駆動されるようになっている。図2に示すように、機台の長手方向(図2の左右方向)の両側に設けられたギヤボックス24間には、デタッチングローラ16,17のシャフト25,26が平行に配設されている。シャフト25,26は、その両端部がギヤボックス24内に突出する状態で軸受(図示せず)を介して回転可能に支持されている。ギヤボックス24の外側には各シャフト25,26に対応してそれぞれ2個のサーボモータ27,28が、そのモータ軸27a,28aがギヤボックス24内に突出する状態で設けられている。シャフト25,26とモータ軸27a,28aとの間にはアイドルギヤ29aを有するギヤ列29がそれぞれ設けられ、各シャフト25,26はモータ軸27a,28aと同じ回転速度(1:1の回転数比)で回転される。各サーボモータ27,28は、制御装置30の指令に基づいて図示しないサーボアンプを介して正転方向及び逆転方向に同期駆動されるようになっている。
制御装置30は、メインモータ、サーボモータ27,28等のコーマの駆動に必要なモータの駆動制御を行う。制御装置30は、CPU31、メモリ32、入力装置33及び表示装置34を備えている。CPU31は、メモリ32に記憶されたプログラムデータに基づいて動作する。入力装置33は、繊維種(繊維長さ)、ゲレン、ニップ数等の紡出条件やその他のデータの入力に使用される。
制御装置30は、デタッチングローラ動作設定装置としても機能し、入力装置33はデタッチングローラの動作曲線(以下、単に動作曲線と記す。)の作成に必要なデータの入力にも使用され、デタッチングローラ動作設定装置の入力手段としても機能する。
次に制御装置30がコーマのデタッチングローラ動作設定装置として機能するための構成を説明する。CPU31は、デタッチングローラ16,17の原点からの動作量をコーミングシリンダ15の回転角度位置に対応させて表す動作曲線を設定する。この実施形態では、動作曲線の設定時には、図3に示すように、コーミングシリンダ15の回転角度位置を等分(この実施形態では40等分)したインデックスと呼ばれる値(INDEX値)を横軸とし、デタッチングローラの動作量としての揺動角を縦軸とした座標を示す設定画面36が、表示装置34の表示画面35に表示される。そして、その設定画面36に設定された動作曲線が表示される。
図3に示す動作曲線において、INDEX値の増加に伴って揺動角が減少する場合はデタッチングローラ16,17が逆転され、INDEX値の増加に伴って揺動角が増大する場合はデタッチングローラ16,17が正転される。
図3に示すように、動作曲線は、原点Po、第1特徴点S1、第2特徴点S2、第3特徴点S3、第4特徴点S4、第1補助点P1、第2補助点P2及び第3補助点P3の8つの点を通る滑らかな曲線で構成される。原点Poはニッパフレーム18が最後退位置にあるときの位置を表し、紡出条件に関係なく一定な固定点になる。第1特徴点S1は先行フリース後退時の速度変化決定要素となる位置、第2特徴点S2は先行フリース後退長さ決定要素となる位置、第3特徴点S3はピーシング速度決定要素となる位置、第4特徴点S4は送り出し長さ/ドラフト量決定要素となる位置をそれぞれ表す。また、第1補助点P1は第1特徴点S1及び第2特徴点S2の間、第2補助点は第2特徴点S2及び第3特徴点S3の間、第3補助点P3は第3特徴点S3及び第4特徴点S4の間にそれぞれ位置する。第1補助点P1は第1特徴点S1及び第2特徴点S2の中央点が好ましく、第2補助点は第2特徴点S2及び第3特徴点S3の中央点が好ましい。また、第3補助点P3は第3特徴点S3及び第4特徴点S4間の直線上より図3において上側が好ましい。
CPU31は、動作曲線が、原点Po、4つの特徴点S1,S2,S3,S4及び3つの補助点P1,P2,P3の8つの点を通る滑らかな曲線となるように設定する演算手段としても機能する。メモリ32には原点Poのデータ(揺動角及びINDEX値)が記憶されている。4つの特徴点S1,S2,S3,S4のデータ(揺動角及びINDEX値)は入力装置33により入力される。メモリ32には特徴点S1,S2,S3,S4の初期値(基準値)が記憶されている。
特徴点S1,S2,S3,S4を入力する際は、特徴点S1,S2,S3,S4の初期値が表示画面35の設定画面36に表示され、INDEX方向及び揺動角方向の微調整が可能になっている。例えば、揺動角調整用スイッチ及びINDEX調整用スイッチが設けられ、各スイッチの操作により揺動角あるいはINDEXの微調整が行うことにより、設定画面36上で特徴点S1,S2,S3,S4の位置が変更可能になっている。
CPU31は、動作曲線を設定する演算手段として機能するときは、入力装置33により入力された4つの特徴点S1,S2,S3,S4のデータ(揺動角及びINDEX値)に基づいて、第1補助点P1、第2補助点P2及び第3補助点P3のデータ(揺動角及びINDEX値)をそれぞれ演算する。次にCPU31は、原点Po、4つの特徴点S1,S2,S3,S4及び3つの補助点P1,P2,P3の8つの点を通る滑らかな曲線となるようにデタッチングローラの動作曲線を設定する。
CPU31は、動作曲線を設定した後、動作曲線からINDEXの所定間隔毎、例えば、0.1INDEX毎のINDEX値と揺動角との関係を演算し、0.1INDEX毎の揺動角テーブルとしてメモリ32に記憶する。CPU31は、揺動角テーブルのデータに基づいて0.1INDEX毎の速度を演算し、0.1INDEX毎の速度テーブルとしてメモリ32に記憶する。また、CPU31は、速度テーブルのデータに基づいて0.1INDEX毎の速度データを微分して0.1INDEX毎の加速度を演算し、0.1INDEX毎の加速度テーブルとしてメモリ32に記憶する。
CPU31は、メモリ32に記憶された揺動角テーブル、速度テーブル及び加速度テーブルに基づいて表示装置34の表示画面35に、各INDEXにおける揺動角、速度及び加速度の変化をそれぞれグラフで表示可能になっている。また、CPU31は、速度テーブルの速度及び加速度テーブルの加速度と、デタッチングローラ16,17を駆動するサーボモータ27,28の性能とに基づいて速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する。即ち、CPU31は、速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する判断手段としても機能する。警告信号が出力されると図示しない警告ランプ等の警告手段が作動される。なお、「速度が不適切な値」とは、モータの性能としてその速度を出すことができない値を意味する。「加速度が不適切な値」とは、その加速度となるようにデタッチングローラ16,17を駆動すると、サーボモータ27,28に過負荷が加わるような値を意味する。
CPU31により設定された動作曲線はそのままコーマの実動用の動作曲線として使用されるのではなく、その動作曲線を使用してコーマの試験運転(試紡)が行われ、試紡で良好な結果が得られた場合に、紡出条件と共に動作曲線のデータがメモリ32に設けられたデータベース用の領域に記憶される。
制御装置30は、コーマの運転を行う場合、入力装置33により入力された紡出条件に対応する動作曲線がメモリ32に記憶されているか否かを判断し、記憶されていれば、その動作曲線を使用して、デタッチングローラ16,17の駆動を制御する。一方、紡出条件に対応する動作曲線がメモリ32に記憶されていなければ、動作曲線の設定が必要なことを報知するようになっている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
コーマが工場で製造された状態においては、メモリ32には動作曲線が記憶されていないか、仮の動作曲線が記憶されているため、コーマを最初に運転する場合には先ず動作曲線の設定を行う必要がある。動作曲線の設定を行う場合は、制御装置30が動作曲線設定装置として機能する状態を選択した後、入力装置33により、繊維種(繊維長さ)、ゲレン、ニップ数等の紡出条件と、第1特徴点S1、第2特徴点S2、第3特徴点S3及び第4特徴点S4のデータを入力する。
CPU31は、紡出条件及び4つの特徴点S1,S2,S3,S4のデータが入力されると、3つの補助点P1,P2,P3を演算した後、原点Po、4つの特徴点S1,S2,S3,S4及び3つの補助点P1,P2,P3の8つの点を通る滑らかな曲線となるように動作曲線を設定する。CPU31は、動作曲線を設定した後、各INDEXにおける速度及び加速度を演算し、それらの速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する。オペレータは、警告手段により警告信号が出力されていることを確認すると、特徴点S1,S2,S3,S4のデータの少なくとも1つを変更する。そして、新たな動作曲線が設定された後に、警告信号が出力されなければ、その動作曲線をメモリ32に記憶させた後、試紡を行なう。試紡で良好な結果が得られた場合には、紡出条件とともにその動作曲線のデータがメモリ32に記憶される。なお、メモリ32には揺動角テーブル、速度テーブル及び加速度テーブルも記憶される。
メモリ32に紡出条件とともに動作曲線のデータが記憶されている場合でも、入力装置33により入力された紡出条件に対応する動作曲線のデータが記憶されていない場合は、その紡出条件に対応する動作曲線の設定が行なわれた後、コーマが運転される。
コーマの運転時、CPU31は、メインモータ等を制御するとともに、メモリ32に記憶された動作曲線を使用してサーボモータ27,28を制御する。CPU31は、動作曲線を用いて、具体的にはメモリ32に記憶された揺動角テーブルから制御時点におけるINDEXに対応した揺動角となるようにサーボモータ27,28を制御する。なお、CPU31は、コーマの運転時において、サーボモータ27,28の回転数変更時に動作曲線の加速度データが不適切な値の場合には、警告信号を出力するとともに運転を停止する。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)デタッチングローラ動作設定装置は、デタッチングローラ16,17の原点からの動作量をコーミングシリンダの回転角度位置に対応させて表す動作曲線を設定する。デタッチングローラ動作設定装置は、動作曲線が、原点Po、4つの特徴点S1,S2,S3,S4及び3つの補助点P1,P2,P3の8つの点を通る滑らかな曲線となるように設定する演算手段(CPU31)と、少なくとも第1特徴点、第2特徴点、第3特徴点及び第4特徴点を入力する入力手段(入力装置33)とを備えている。第1特徴点S1は先行フリース後退時の速度変化決定要素となる点であり、第2特徴点S2は先行フリース後退長さ決定要素となる点である。第3特徴点はピーシング速度決定要素となる点であり、第4特徴点は送り出し長さ/ドラフト量決定要素となる点である。第1補助点は第1特徴点S1及び第2特徴点S2間の点であり、第2補助点P2は第2特徴点S2及び第3特徴点S3間の点であり、第3補助点P3は第3特徴点S3及び第4特徴点S4間の点である。したがって、オペレータは、紡出条件に適した動作曲線を容易に作成することができる。
(2)CPU31は、入力装置33により入力された4つの特徴点S1,S2,S3,S4に基づいて3つの補助点P1,P2,P3を演算する。したがって、オペレータは、3つの補助点P1,P2,P3を入力せずに、紡出条件に適した動作曲線をより容易に作成することができる。
(3)デタッチングローラ動作設定装置は、設定された動作曲線が紡出条件に適している場合に、その動作曲線と紡出条件とを対応させて記憶するデータベースを備えている。したがって、紡出条件が入力された際、その紡出条件に適した動作曲線がデータベースに存在するか否かを確認して、動作曲線が存在する場合には、動作曲線の設定処理を行なわずに、データベースに記憶されている動作曲線を使用することができる。
(4)デタッチングローラ動作設定装置は、設定された動作曲線を微分して速度及び加速度を演算し、演算結果に基づいて速度及び加速度をグラフ表示する表示装置34を備えている。したがって、速度及び加速度を表示装置34の表示画面35にグラフで表示することにより、オペレータは、速度や加速度の変化を目視により容易に確認することができ、特徴点S1等のデータを変更する際に、速度や加速度の変化を参考にしてデータを変更することができる。
(5)デタッチングローラ動作設定装置は、設定された動作曲線を微分することにより速度(1回微分)及び加速度(2回微分)を演算し、演算された速度及び加速度とサーボモータ27,28の性能とに基づいてその速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する判断手段を備えている。したがって、設定された動作曲線が、速度及び加速度として不適切な値を有するまま、試験運転(試紡)に使用されることを回避することが可能になる。
(6)CPU31は、コーマの運転時に、動作曲線の加速度データが不適切な値の場合には、警告信号を出力するとともに運転を停止する。したがって、動作曲線の設定作業時に誤って加速度データが不適切な値を含む動作曲線がメモリ32に記憶された場合でも、運転可能かどうかを自動判定して、サーボモータ27,28が過負荷の状態で駆動されることを回避することができる。
(7)動作曲線を作成する際、INDEX値を横軸とし、デタッチングローラ16,17の動作量としての揺動角を縦軸とした座標を示す設定画面36が表示装置34の表示画面35に表示され、オペレータは、パネル上で動作曲線の形状調整やピーシングポイントの調整を確認することができる。
(8)特徴点S1,S2,S3,S4の入力は、オペレータがそれらのデータを全く新たなデータとして入力するのではなく、設定画面36に表示された初期値を微調整することで行われる。したがって、特徴点S1,S2,S3,S4の入力が容易になる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ デタッチングローラ動作設定装置はコーマと独立した装置としてもよい。例えば、専用のデタッチングローラ動作設定装置としたり、動作曲線設定用のプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータを用いて動作曲線を設定したりしてもよい。
○ メモリ32にデータベースとして記憶された動作曲線及び紡出条件のデータを、他のコーマの制御装置30に外部メモリや通信を使って転送するようにしてもよい。
○ 動作曲線として、紡出条件の繊維種が同じでも、品質重視で紡出する場合と、生産性重視で紡出する場合とで異なる動作曲線をデータベースに記憶するようしてもよい。この場合、目的に応じて最適なパターンを選択することができる。
○ コーマがスライバ品質モニタを備えている場合、スライバ品質モニタと連携して品質情報と動作曲線とを対応させるようにしてもよい。
○ 特徴点S1,S2,S3,S4の初期値を設けずに、特徴点S1,S2,S3,S4を入力装置33で直接入力する構成にしてもよい。
○ 設定された適切な動作曲線と紡出条件とを対応させて記憶するデータベースを設けなくてもよい。
○ 速度及び加速度のグラフ表示機能を設けなくてもよい。
○ 速度及び加速度が不適切な値のときに警告信号を出力する判断手段を設けなくてもよい。また、加速度が適切な値か否かを判断し、加速度が不適切な値のときにのみ警告信号を出力するようにしてもよい。
○ 動作曲線は、必ずしもINDEX値が0の状態からデタッチングローラ16,17が逆転されるように駆動される形状に限らず、デタッチングローラ16,17が正転された後に逆転されるように駆動される形状であってもよい。その場合は、第1特徴点S1の揺動角の値が正になり、先行フリースは、コーミングシリンダ15が原点から回動されると直ぐに後退が開始されるのではなく、前進した後に後退する。したがって、特徴点S1は、先行フリース後退時の速度変化決定要素としての機能の他に、先行フリース後退開始点決定要素としての機能も有する。
○ CPU31は、揺動角データ、速度データ及び加速度データを0.1INDEX値間隔より小さな間隔で演算したり、0.1INDEX値間隔より大きな間隔で演算したりしてもよい。
○ 動作曲線を示す座標の横軸としてINDEX値を用いずに、コーミングシリンダ15の原点からの回転角度を用いたり、縦軸として揺動角を用いずにデタッチングローラの表面上の特定の1点(基準点)の移動距離を用いたりしてもよい。
○ モータ軸27a,28aの回転をシャフト25,26に伝達するギヤ列29は、必ずしもアイドルギヤ29aを備えずに、モータ軸27a,28aに固定されたギヤが、シャフト25,26に固定されたギヤと直接噛合する構成でもよい。
○ 各シャフト25,26をその一端側からそれぞれ1個のサーボモータ27,28で駆動し、他端側はギヤ列を介して両シャフト25,26が一体に回転されるようにしてもよい。また、両シャフト25,26を1台のサーボモータで駆動する構成としてもよい。
○ モータ軸27a,28aとシャフト25,26とは回転速度比が1:1に限らず、モータ軸27a,28aの回転速度がシャフト25,26の回転速度より速くても、モータ軸27a,28aの回転速度がシャフト25,26の回転速度より遅くてもよい。
○ 原点Po、4つの特徴点S1,S2,S3,S4及び3つの補助点P1,P2,P3の8つの点を通る滑らかな曲線として作成された動作曲線をINDEX値の+又は−方向にシフト可能とし、ピーシングポイントを調整できるようにしてもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1に記載の発明において、前記入力手段は前記4つの特徴点のみを入力し、前記3つの補助点は入力された前記4つの特徴点のデータに基づいて前記演算手段により演算される。
(2)請求項1〜請求項4及び前記技術的思想(1)のいずれか1項に記載のコーマのデタッチングローラ動作設定装置を備えたコーマ。
S1…第1特徴点、S2…第2特徴点、S3…第3特徴点、S4…第4特徴点、P1…第1補助点、P2…第2補助点、P3…第3補助点、Po…原点、15…コーミングシリンダ、16,17…デタッチングローラ、27,28…サーボモータ、31…演算手段としてのCPU、33…入力手段としての入力装置、34…表示装置。

Claims (4)

  1. デタッチングローラの原点からの動作量をコーミングシリンダの回転角度位置に対応させて表すデタッチングローラの動作曲線を設定するコーマのデタッチングローラ動作設定装置であって、
    前記動作曲線が、原点、先行フリース後退時の速度変化決定要素となる点であって、前記原点と前記デタッチングローラの逆転を終了させるまでの間の中間点を示す第1特徴点、先行フリース後退長さ決定要素となる点であって、前記デタッチングローラの逆転を終了させる点を示す第2特徴点、ピーシング速度決定要素となる点であって、前記第2特徴点と前記デタッチングローラの正転を終了させるまでの間の中間点を示す第3特徴点及び送り出し長さ/ドラフト量決定要素となる点であって、前記デタッチングローラの正転を終了させる点を示す第4特徴点、前記第1特徴点及び前記第2特徴点間の第1補助点、前記第2特徴点及び前記第3特徴点間の第2補助点、前記第3特徴点及び前記第4特徴点間の第3補助点の8つの点を通る滑らかな曲線となるように設定する演算手段と、
    少なくとも前記第1特徴点、第2特徴点、第3特徴点及び第4特徴点を入力する入力手段とを備えているコーマのデタッチングローラ動作設定装置。
  2. 設定された動作曲線が紡出条件に適している場合に、その動作曲線と紡出条件とを対応させて記憶するデータベースを備えている請求項1に記載のコーマのデタッチングローラ動作設定装置。
  3. 設定された動作曲線を微分して速度及び加速度を演算し、演算結果に基づいて速度及び加速度をグラフ表示する表示装置を備えている請求項1又は請求項2に記載のコーマのデタッチングローラ動作設定装置。
  4. 設定された動作曲線を微分して速度及び加速度を演算し、演算された加速度とサーボモータの性能とに基づいてその速度及び加速度が適切な値か否かを判断し、不適切な値のときには警告信号を出力する判断手段を備えている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコーマのデタッチングローラ動作設定装置。
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