JP5608419B2 - 排水管継手 - Google Patents
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Description
すなわち、上記排水管継手は、上階から流下してきた排水を旋回羽根で受けて立管路の内壁面に沿う旋回流とし、常に立管路内に通気芯を設け、立管路内の閉塞による圧力変動なくして、圧力変動による各階の衛生機器等の封水の破封を防止できるようにしている。
例えば、特許文献1に記載の排水管継手は、排水が流下するための有効断面積を確保することが必ずしも十分とはいえず、また、枝管への流入を防止するために偏流ガイド側壁の形状を大きくする必要があるので、偏流ガイドの形状が複雑となり製造が困難になりやすいという問題がある。
また、投影された垂線L4と垂線L6のなす角度が、150°未満では、第2旋回羽根からの旋回流と第3旋回羽根の旋回流が干渉仕合い、流れが乱れ、通気芯を閉塞し、200°を超えると、第1旋回羽根と第3旋回羽根の重なりが大きくなり、それぞれの旋回羽根の効果が十分に発揮されないおそれがある。
なお、上記旋回羽根の外縁とは、旋回羽根を支持する継手本体の内壁面や支持脚の壁面に沿う縁を意味し、旋回羽根の形状によっては、外縁上端が旋回羽根の最高点、外縁下端が旋回羽根の最低点でない場合もある。
したがって、旋回羽根の外縁とは、円筒状部の内壁面に接する縁、円筒状部材の内周面に接する縁、あるいは、羽根支持脚部の円弧内壁面に接する縁をいい、外縁上端及び外縁下端は、必ずしも旋回羽根自体の上端あるいは下端でない場合がある。
すなわち、高低差が上記範囲から逸脱すると、第1旋回羽根から第2旋回羽根にうまく排水が載り移らず、旋回流を乱すおそれがある。
また、縦リブは、第1旋回羽根の下流側に設け、縦リブに当たった排水が第2旋回羽根に受けられるようにしてもよい。
第1〜第3旋回羽根の管軸に対する傾斜角度は、同じでも構わないが、第2旋回羽根の傾斜角度を、第1旋回羽根の傾斜角度及び第3旋回羽根の傾斜角度より小さくすることが好ましい。
すなわち、投影面積比率が小さすぎると、旋回羽根による効果を十分に得られなくなり、投影面積比率が大きすぎると、立管路内を流下してくる固形物やテストボールの通過の妨げとなるおそれがある。
すなわち、すべて合成樹脂で形成されているので、軽量である。
上記ポリ塩化ビニル系樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル単独重合体;塩化ビニルモノマーと、該塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとの共重合体;塩化ビニル以外の(共)重合体に塩化ビニルをグラフト共重合したグラフト共重合体等が挙げられ、これらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。又、必要に応じて上記ポリ塩化ビニル系樹脂を塩素化してもよい。
また、上記のように耐火膨張層がポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、熱膨張性黒鉛を1〜15重量部の割合で含む耐火熱膨張性樹脂組成物で形成された複層構造品の場合、耐火膨張層の内外面を熱膨張性耐火材料非含有のポリ塩化ビニル系樹脂組成物で被覆した3層構造とすることが好ましい。
すなわち、耐火膨張層の内面および外面を被覆する被覆層の厚みが0.2mm未満であると管としての機械的強度に劣るおそれがあり、2.0mmを超えると耐火性が低下するおそれがある。
すなわち、熱膨張性黒鉛のpHが1.5未満であると、酸性が強すぎて、成形装置の腐食などを引き起こしやすく、pHが4.0を超えると、ポリ塩化ビニル系樹脂の炭化促進効果が薄れ、十分な耐火性能が得られなくなるおそれがある。
なお、1.3倍膨張温度とは、加熱炉内を一定温度にして、熱膨張性黒鉛の試料を30分加熱した後の熱膨張性黒鉛の膨張倍率が、1.3以上になる温度を意味する。また、膨張倍率は、加熱後の試料の体積を加熱前の試料の体積で除することで求められる。
上記安定剤としては、特に限定されないが、鉛系安定剤、有機スズ安定剤、高級脂肪酸金属塩等が挙げられ、これらが単独であるいは複合して用いられる。
また、有機スズ系安定剤としては、例えば、ジブチル錫メルカプト、ジオクチル錫メルカプト、ジメチル錫メルカプトなどのメルカプチド類;ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレートポリマー、ジオクチル錫マレート、ジオクチル錫マレートポリマーなどのマレート類;ジブチル錫メルカプトジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ラウレートポリマーなどのカルボキシレート類が挙げられる。
すなわち、安定剤の配合割合が0.3重量部未満であると、成形時におけるポリ塩化ビニル系樹脂の熱安定性が確保されにくく、成形中に炭化物が出やすくなってしまうおそれがあり、5.0重量部を超えると、燃焼時におけるポリ塩化ビニル系樹脂の炭化促進を阻害して十分な耐火性能が得られなくなるおそれがある。
これらは、単独でも、2種以上を混合して用いてもよい。
内部滑剤は、成形加工時の溶融樹脂の流動粘度を下げ、摩擦発熱を防止する目的で使用される。上記内部滑剤としては特に限定されず、例えば、ブチルステアレート、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、エポキシ大豆油、グリセリンモノステアレート、ステアリン酸、ビスアミド等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
上記外部滑剤は、成形加工時の溶融樹脂と金属面との滑り効果を上げる目的で使用される。外部滑剤としては特に限定されず、例えば、パラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、エステルワックス、モンタン酸ワックスなどが挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
すなわち、非膨張性黒鉛が0.1重量部未満では、熱によって変形しやすくモルタルとのシール面が保持できず発煙してしまう、場合によっては、燃焼してしまうおそれがあり、1.0重量部を超えると、継手のJIS物性である偏平強度が確保できなくなってしまうおそれがある。
い。すなわち、300μm以上では、偏平強度が不足するおそれがある。
すなわち、市販の黒鉛には、揮発分が付着しており、この揮発分が成形時の温度上昇に
より揮発し、成形品外観が悪化する不具合が発生するおそれがあり、成形品の外観を良好に保つために熱乾燥処理によって揮発分を事前に除去することが好ましい。
さらに、第1旋回羽根及び第2旋回羽根によって旋回流となった排水と、第3旋回羽根によって旋回流となった排水とが、合流することがないので、排水音の発生も低減することが可能となる。
しかも、第2旋回羽根が、第1旋回羽根の下端より下方に設けられ、第3旋回羽根が第2旋回羽根より下方に設けられているので、各旋回羽根を水平方向に大きく張り出させても、各旋回羽根が他の旋回羽根と重なりあうことがない。したがって、各旋回羽根をテストボールの通過に妨げとならない範囲で大きくすれば、排水能力をより高めることが出来る。
図1〜図3は、本発明にかかる排水管継手の第1の実施の形態をあらわし、図4はその施工状態をあらわしている。
本体胴部11aは、内径が上下に接続される立管より大径(例えば、立管が100Aの場合、内径135〜145mm)になっている。
本体胴部11aの内壁面には、3つの縦リブ51a,51b,51cが一体に設けられている。
また、縦リブ51a,51b,51cの高さ(本体胴部11aの内壁面から本体胴部11aの中心軸方向の寸法)は、テストボールの通過の障害とならず、上記目的を達成することができれば、特に限定されないが、後述する第1旋回羽根14gの下流側で第1旋回羽根14gの直近に設けられる縦リブ51aが少し他より高くなっている。
また、第1旋回羽根14gは、その傾斜角度が管軸に対して15〜50°で、接続される立管の内断面積に対する投影面積比率が5〜30%となる大きさに形成されている。
また、第2旋回羽根12cは、第1旋回羽根14gの外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L1の中点C1から本体胴部11aの中心軸Cへの垂線L2と、第2旋回羽根12cの外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L3の中点C2から本体胴部11aの中心軸Cへの垂線L4とをそれぞれ本体胴部11aの中心軸方向に投影したときの投影された垂線L2と垂線L4とのなす角度αが70〜90°を満足するとともに、縦リブ51aを下方から受けるように配置されている。
第3旋回羽根52は、テーパー筒部13bに設けられ、その大きさが立管の内断面積に対する投影面積比率が5〜30%となる大きさに形成されている。
また、第3旋回羽根52は、第3旋回羽根52の外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L5の中点C3から本体胴部の中心軸への垂線L6と、上記垂線L4とを、それぞれ本体胴部11aの中心軸方向に投影したときの投影された垂線L6と垂線L4とのなす角度βが150〜200°を満足するとともに、第2旋回羽根12cによって旋回流となった排水が第3旋回羽根52上を流れないような位置に設けられている。
詳しく説明すると、第1継手構成部材10は、例えば、特開2008-180367号公報に開示されているポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、熱膨張性黒鉛を1〜15重量部の割合で含む耐火熱膨張性樹脂組成物で形成された耐火膨張層と、この耐火膨張層の内外面を覆う熱膨張性耐火材料非含有のポリ塩化ビニル系樹脂組成物で形成された被覆層で覆われた3層構造となった押出成形で得られるパイプ(例えば、積水化学工業社エスロン耐火VPパイプ)であって、後述する排水立管P1より大径になっている。
そして、第2継手構成部材11は、図1〜図3に示すように、縦方向の管路形成部としての本体胴部11aと、横枝管接続部21の一部を構成する3つの横枝管接続部形成用筒部11bと、を備えている。
また、本体胴部11aの内面には、上述の3本の縦リブ51a,51b,51cが上部嵌合部11cの下端から下部嵌合部12dの上端に達するように設けられている。
また、第2継手構成部材11は、射出成形の際のゲート位置が、その下端、すなわち、第1継手構成部材10との接続部に設けられている。
リング状嵌合部12aは、上記第2継手構成部材11の本体胴部11aの内径とほぼ同じ外径をしていて、縦リブ51の高さとほぼ同じ肉厚のリング状をしている。
羽根支持脚部12dは、リング状嵌合部12aの下端から延出していて、上下方向の寸法が第1継手構成部材10の上下方向(管軸方向)の寸法とほぼ同じになっているとともに、水平断面が円弧状をしている。
そして、第3継手構成部材12は、図3に示すように、第2旋回羽根12cが縦リブ51aを下方から臨む位置に設けられる。
上部受口13aは、第1継手構成部材10の下端が嵌り込むようになっていて、その内径が第1継手構成部材10の外径とほぼ同じになっている。
また、テーパー筒部13bは、図1及び図5に示すように、その壁面の一部を内側に凹ませることによって、その内側に突出するように、第3旋回羽根52が設けられている。
本体部14aは、上部筒部14cと、下部筒部14dとを備えている。
上部筒部14cは、その外径が第2継手構成部材11の本体胴部11aの内径より大きくなっていて、その上端部外周面に、後述する第6継手構成部材15が抜け止め状態で嵌合する嵌合突条14eがリング状に設けられている。
また、下部筒部14dは、その下端に内側に鍔状に張り出し、後述する第1パッキン31の立管受部31bを介して排水立管P1の荷重を受けるリブ14fをリング状に備えている。
旋回羽根形成部14bは、第1旋回羽根14gと、羽根支持脚部14hとを備えている。
旋回羽根支持脚部14hは、第1旋回羽根14g水平方向の幅と略同じ幅で下部筒部14dの下端から下方延出し、第1旋回羽根14gを下端縁から少し上側で支持している。
また、リップ部31aは、下端側に向かって徐々に小径となるように設けられ、上端側が排水立管P1の外径と略同じか少し大径になっていて、下端側が排水立管P1の外径より小径となって段状に立管受部31bを有している。そして、この立管受部31bが排水立管P1の管端部を受けて、排水立管P1の熱伸縮を吸収するようになっている。
そして、第5継手構成部材14、第1パッキン31及び第6継手構成部材15は、予め、組み立てた一体化したのち、第5継手構成部材14の下部筒部14dを第2継手構成部材11の本体胴部11aに設けられた上部嵌合部11cに嵌合接着される。
嵌着部16aは、第2継手構成部材11の横枝管接続部形成用筒部11bに嵌合接着される。
パッキン装着部16bは、嵌着部16aより外径が少し大径になっていて、後述する第2パッキン32が嵌着される。
嵌着部18aは、第2継手構成部材11の横枝管接続部形成用筒部11bに嵌合接着される。
パッキン装着部18bは、嵌着部18aより外径が少し大径になっていて、後述する第2パッキン32が嵌着される。
また、嵌着部18a及びパッキン装着部18bを貫通する後述する横枝管P3が挿通される孔18cは、第9継手構成部材1の横枝管接続部形成用筒部11bへの第9継手構成部材18の中心軸から下方に偏芯している。
すなわち、第1継手構成部材10及び第1継手構成部材10と第2継手構成部材11の嵌合接続部を含む部分を床スラブSの貫通孔S1に臨ませた状態で設置され、下側の階の排水立管P1(例えば、市販品である積水化学工業社製のエスロン耐火VPパイプが使用できる)を第4継手構成部材13の下部受口13cに嵌合させて接着する。
また、第6継手構成部材5を介して上側の階の排水立管P1の下端部を第5継手構成部材15に嵌合させる。
そして、第9継手構成部材19、第8継手構成部材18を介して横枝管P2の端部を第7継手構成部材17内に挿入して横枝管P2を接続する。
すなわち、この排水管継手Aは、上記第1旋回羽根14g及び上記第2旋回羽根12cによって旋回流となった排水と、第3旋回羽根によって旋回流となった排水とが、合流することなく下方へ流下する。したがって、通気芯が十分確保でき、排水性能が向上する。
さらに、上方の立管から流下してきた排水は、この排水管継手A内に入り、第1旋回羽根14gに受けられた排水は、第1旋回羽根14gによって旋回力が強められて下流側に向かうが、第1旋回羽根14gの下流直近に設けられた縦リブ51aの高さを他の縦リブ51b,51cより高くしたので、縦リブ51aを乗り越えることがない。
そして、縦リブ51aに当たった排水は、縦リブ51aの直下に設けられた第2旋回羽根12cに確実に受けられ、第2旋回羽根12cによって旋回力が強められて下流側に向かう。
また、第1継手構成部材10が耐火熱膨張性樹脂パイプであるので、下の階で火災が発生し、立管路部分が炎によって加熱されると、第1継手構成部材10中の熱膨張性黒鉛が膨張し、第1継手構成部材10が閉塞状態となる。したがって、上の階への類焼や煙の流入を防止できる。
したがって、その変形によりモルタルMとの間に隙間が発生し、シール面が保持されず発煙してしまうといったことがなくなる。
上記の実施の形態では、旋回羽根を上下方向に3つ設けられていたが、排水能力が確保できれは、2つ以下でも構わない。
上記の実施の形態では、第4継手構成部材が下部受口を備えていたが、第4継手構成部材の下部は差口形状になっていても構わない。
また、上記の実施の形態では、全て樹脂で形成されていたが、継手本体部を、膨張性黒鉛等を含まない合成樹脂で形成し、この継手本体の周囲に無機材料からなる耐火層を設けた2層構造としても構わない。
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:90°
角度β:157°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:41mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:90°
角度β:167°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:41mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:90°
角度β:157°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:200mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:51°
角度β:146°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:40mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:29°
角度β:147°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:41mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:29°
角度β:167°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:41mm
各部寸法に設けられた図1に示す排水管継手を作製した。
本体胴部11aの内径:140mm
第1継手構成部材10の内径:125mm
第1旋回羽根14gの傾斜角度:35°
第1旋回羽根14gの投影面積比率:14%
第2旋回羽根12cの傾斜角度:29°
第2旋回羽根12cの投影面積比率:20%
第3旋回羽根52の傾斜角度:34°
第3旋回羽根52の投影面積比率:21%
縦リブ51aの高さ:20mm
角度α:284°
角度β:223°
第1旋回羽根14gの下端と、第2旋回羽根12cの上端との高低差:41mm
また、第1旋回羽根14gで受けられた排水が、第2旋回羽根12cに受けられるか否か、第2旋回羽根12cに受けられた排水が第3旋回羽根52に受けられるか否かを調べた。
なお、表1中、排水が受けられたときは「のる」、受けられないときは「のらない」と記載した。
10 第1継手構成部材(耐火熱膨張性パイプ)
11 第2継手構成部材
11a 本体胴部
11b 横枝管接続部形成用筒部
12 第3継手構成部材
12c 第2旋回羽根
13 第4継手構成部材
13b テーパー筒部
14 第5継手構成部材
14g 第1旋回羽根
15 第6継手構成部材
16 第7継手構成部材
17 第8継手構成部材
18 第9継手構成部材
19 第10継手構成部材
20 第11継手構成部材
21 横枝管接続部
31 第1パッキン
32 第2パッキン
33 第3パッキン
51a,51b,51c 縦リブ
52 第3旋回羽根
P1 排水立管
P2,P3 横枝管
Claims (6)
- 内径が上下に接続される立管より大径の本体胴部と、この本体胴部の壁面から突出するように設けられた少なくとも1つの横枝管接続部と、本体胴部より下方に設けられ、下端側に向かって徐々に縮径するテーパー筒部とを備える排水管継手において、
前記本体胴部の内部に設けられる第1旋回羽根と、
この第1旋回羽根の下端より下方に設けられた第2旋回羽根と、
この第2旋回羽根の下端より下方、かつ、前記テーパー筒部内に設けられた第3旋回羽根とを有し、
前記第1〜第3旋回羽根は、第1旋回羽根で受けられた排水が、前記第2旋回羽根で受けられて、前記第3旋回羽根に受けられない旋回流となるとともに、第1旋回羽根及び第2旋回羽根によって受け止めらない排水が、第3旋回羽根に直接受け止められて、旋回流となるように配置され、
かつ、
第1〜第3旋回羽根が、立管の管軸に対して15〜50°の傾斜角度で傾斜することを特徴とする排水管継手。 - 第1旋回羽根の外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L1の中点C1から本体胴部の中心軸への垂線L2と、
第2旋回羽根の外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L3の中点C2から本体胴部の中心軸への垂線L4と、
第3旋回羽根の外縁上端と外縁下端とを結ぶ線分L5の中点C3から本体胴部の中心軸への垂線L6とが、
垂線L2、垂線L4、垂線L6を第1旋回羽根側から第3旋回羽根側に向かって前記中心軸方向に投影したとき、投影された垂線L2と垂線L4のなす角度が、70〜90°を満足し、投影された垂線L4と垂線L6のなす角度が、150〜200°を満足する請求項1に記載の排水管継手。 - 第1旋回羽根の下端と、第2旋回羽根の上端との高低差が0より大きく本体胴部の内径の2倍以下である請求項1または請求項2に記載の排水管継手。
- 横枝管接続部が、本体胴部内壁面に、横枝管合流部の本体胴部側開口へ上流から排水の入り込みを邪魔する縦リブを備えている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の排水管継手。
- 第2旋回羽根の傾斜角度が、第1旋回羽根及び第3旋回羽根の傾斜角度より小さい請求項1〜請求項4のいずれかに記載の排水管継手。
- 第1旋回羽根に受けられた排水が縦リブに当たって第2旋回羽根に受けられる位置に縦リブが設けられている請求項1〜請求項5のいずれかに記載の排水管継手。
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