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JP5607542B2 - 関節運動抑制装置 - Google Patents

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JP5607542B2
JP5607542B2 JP2010543303A JP2010543303A JP5607542B2 JP 5607542 B2 JP5607542 B2 JP 5607542B2 JP 2010543303 A JP2010543303 A JP 2010543303A JP 2010543303 A JP2010543303 A JP 2010543303A JP 5607542 B2 JP5607542 B2 JP 5607542B2
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Description

本開示は、一般に関節ジョイントに関し、より詳細には、関節ジョイントの角偏向を制限するためのシステム及び方法に関する。
等速ジョイント(CVJ)及びその他の回転ジョイントは、自走車両において一般的な構成部品である。通常、等速回転運動の伝達が必要な場合には等速ジョイントが使用される。一般的な種類の等速ジョイントには、プランジング・トリポード、固定トリポード、プランジング・ボール・ジョイント及び固定ボール・ジョイントがある。現在、これらの種類のジョイントは、前輪駆動車、後輪駆動車で、及び後輪駆動、全輪駆動、及び四輪駆動車で見られるプロペラ・シャフトで使用されている。一般に、等速ジョイントは、寿命のある間ずっとグリース潤滑され、ドライブシャフト又はハーフ・シャフトで使用されるときには密封ブーツにより密封される。従って、等速ジョイントは、ジョイント内にグリースを保持し、泥及び水などの汚染物がジョイント内に入らないようにするために密封される。この保護を実現するために、等速ジョイントは通常、ゴム、熱可塑性物質、又はシリコン型材料で作られた密封ブーツにより外輪の開放端部を密封される。一般に、ディスク型ジョイントの場合には、外輪の反対側はグリース・キャップとして知られるドーム又はキャップにより密封される。一体鋳造又は一体型ステム及び案内溝設計型ジョイントは、外輪の内部形状により密封される。ジョイントの内部チャンバが汚染されるとジョイントが損傷するので、等速ジョイントの密封及び保護が必要とされる。
等速ジョイントの主な機能は、回転力及びトルクの伝達である。プランジング・ジョイントは、ジョイント内で相対的軸方向変位を可能にしながら回転速度を伝達する。一般に、トリポード・ジョイントは、ある程度の軸方向関節運動を提供しながらプランジング等速ジョイントとして動作する。典型的なジョイント組立体では、様々なボルト・ジョイント設計を使用して、ジョイントを自送車両内のプロペラ・シャフト又はハーフ・シャフト(サイドシャフト)に取り付ける。通常、これらのプロペラ・シャフト及びハーフ・シャフト組立体は、車両の駆動系に装着される前に組み立てられる。
プロペラ・シャフトが車両内に装着されると、駆動系及び車両のその他の構成部品により、個々のジョイントの端部間の最大角が制限される。組み立てたプロペラ・シャフトを車両に挿入する前に、個々のジョイントを操作して、運転中に経験される最大角を超える角度がこれらの端部間に含まれる構成にすることができる。過剰に操作すると、個々のジョイントの構成がジョイント・ブーツなどの構成部品に損傷を与え得るようになる場合がある。心配なのはプロペラ・シャフト内のトリポード・ジョイントのブーツであり、トリポード・ジョイントの形状によっては、トリポード・ジョイントのシャフトが可撓性ブーツの一部を挟んでつぶし、場合によってはブーツに損傷を与えてブーツの予想耐用年数を減少させる可能性がある。従って、プロペラ・シャフト装着前及びその最中にブーツに損傷を与えないようにするために、トリポード・ジョイント又はその他のジョイントの関節運動(シャフトの非軸方向角回転)を制限するためのシステムが必要とされている。
本出願は、開放端部と、外側ジョイント軸と、内部ボールトを少なくとも部分的に定める外側ジョイント内面とを有する外側ジョイント部分を有するジョイント装置を開示する。このジョイント装置は、外側ジョイント部分に差し挟まれたスパイダと、シャフト軸を定め開放端部を通って延びるシャフトとを含む内側ジョイント部分も含む。スパイダはトラニオンを含む。トラニオンは、ボールト内に少なくとも部分的に差し挟まれる。内側ジョイント部分は、ジョイントの関節運動を選択的に制限する運動制限装置の角度範囲を含む。
ここで図面を参照すると、例示的な実施形態を詳細に示している。図面はいくつかの実施形態を示しているが、図面は必ずしも縮尺通りではなく、本発明をより良く図示し説明するためにある特徴を誇張し、除去し、又は部分的に切断していることがある。さらに、本明細書で説明する実施形態は排他的であることを意図するものではなく、むしろ特許請求の範囲を、図面に示し以下の詳細な説明で開示する正確な形及び構成に限定又は制限しないことを意図するものである。
駆動系システムの上面図である。 図1に示すプロペラ・シャフトの部分断面上面図である。 図2のプロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 図2のプロペラ・シャフトの一部の分解斜視図である。 図3の破線5−5に沿って切り取り、明瞭にするためにいくつかの断面図形を除去した断面図である。 先行技術のプロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 プロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 図7の線8−8に沿って切り取った部分断面図である。 プロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 プロペラ・シャフトの一部の断面図である。 プロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 プロペラ・シャフトの一部の部分断面図である。 第2の構成で示す図12のプロペラ・シャフトの一部の断面図である。 図12の線14−14に沿って切り取った断面図である。
図1は、車両(図示せず)の駆動系20を示す図である。駆動系20は、変速機24及び動力取出装置26に接続されたエンジン22を含む。フロント・ディファレンシャル32は、フロント右ハーフ・シャフト34及びフロント左ハーフ・シャフト36を有し、これらの各々が車輪38に接続されてこれらの車輪38に動力を供給する。動力取出装置26は、プロペラ・シャフト40及びここから延びる前輪プロペラ・シャフト42を有する。前輪プロペラ・シャフト42は、フロント・ディファレンシャル32を動力取出装置26に接続する。プロペラ・シャフト40は、動力取出装置26をリア・ディファレンシャル44に接続し、リア・ディファレンシャル44は、リア右サイド・シャフト46及びリア左サイド・シャフト48を含み、これらの各々は、この一端に存在する車輪38で終端する。
図2で最も良く分かるように、プロペラ・シャフト40は、フロント・プロペラ・シャフト52、リア・プロペラ・シャフト54、関節式トリポード・ジョイント50及び2つの高速等速ジョイント60を含む。フロント・プロペラ・シャフト52は軸A−Aにより定められ、リア・プロペラ・シャフト54は軸B−Bにより定められる。等速ジョイント60は、たとえステアリング及びサスペンションの動揺及び反発により車輪38又はシャフトの角度が変化しても動力を伝達する。等速ジョイント60はまた、車輪38及びリア・ディファレンシャル44に接続するハーフ・シャフト46、48の両端にも位置する。また、フロント右ハーフ・シャフト34及びフロント左ハーフ・シャフト36の両端も等速ジョイント60を含む。
等速ジョイント60は、プランジング・トリポード、クロス・グルーブ・ジョイント、固定ボール・ジョイント、固定トリポード・ジョイント、又はダブル・オフセット・ジョイントなどの公知の標準型のいずれであってもよく、これらは全て当技術分野では異なる様々な等速ジョイントを表す公知の用語である。等速ジョイント60は、自送車両のハーフ・シャフト(サイドシャフト)及びプロペラ・シャフトの両方における、これらの車両の毎日の運転で見られる角度での等速の伝達を可能にする。
駆動系20は全ての車輪駆動車両を示すものであるが、本発明の等速ジョイント60の実施形態を、後輪駆動車、前輪駆動車、全輪駆動車及び四輪駆動車に使用することもできる。
図3〜図5で最も良く分かるように、ジョイント50は、フロント・プロペラ・シャフト52に接続されたチューリップ、すなわち外側ジョイント部分70と、内側ジョイント部分72とを含む。内側ジョイント部分72は、リア・プロペラ・シャフト54に接続されたシャフト74を含む。内側ジョイント部分72はまた、シャフト74にスプライン結合されたトリポード、すなわちスパイダ76も含む。図2で最も良く分かるように、チューリップ70もまた、一般にフロント・プロペラ・シャフト52の軸A−Aにより定められ、シャフト74もまた、一般にリア・プロペラ・シャフト54の軸B−Bにより定められる。
チューリップ70には、円周上に均一に分布する3つのボールト86を有する内側凹部84が設けられる。ボールト86は、チューリップ70の開放端部94から環状壁96へ延びるボールトの大きい方の面90により接続された円周上で向かい合うトラック88の対を形成する。隣接するボールト86のトラック88は、チューリップの小さい方の面92により接続される。スパイダ76は、シャフト74を挿入するための開口部102を設けた環状ハブ部分100と、円周上に均一に分布する3つのトラニオンランド104とを含む。図示のように、スパイダ76は、シャフト74とスプライン結合されて共に回転する。(個々のトラニオンランド104の)ハブ部分100からは、遠位端にトラニオン冠108を有する軸T1、T2、及びT3を有する、円周上に均一に分布する3つのトラニオン106が延びる。個々のボールト86には1つのトラニオン106が差し挟まれる。トラニオン106が差し挟まれた個々のボールト86内にはローラ組立体110が差し挟まれる。個々のトラニオン106は、内部にトラニオン溝112を形成する。個々のローラ組立体110は、ベアリングニードル116及びローラ118を含む。
ベアリングニードル116を含む個々のローラ118は、保持ワッシャ120及び固定リング122により個々のトラニオン106上に軸方向に拘束される。固定リング122は、個々のトラニオン106の1つのトラニオン溝112内に保持される。固定リング122は、保持ワッシャ120と連動して個々のベアリングニードル116及びローラ118を個々のトラニオン106に拘束する。ローラ組立体110は、トラニオンランド104との接触部と固定リング120との間で軸T1、T2、T3に沿って軸方向に浮かぶことができる。一般的には、ボールトの大きい方の面90は第1のボールト直径DVにより定められ、チューリップの小さい方の面92は第2のボールト直径dv(図5)により定められる。個々のトラニオン106は、円筒形の外面124及びトラニオン端部126を含む。スパイダ76がチューリップ70と同心に位置決めされると、一般に個々のトラニオン端部126とボールトの大きい方の面90との間に間隙Cが生じる(図3及び図5)。
図5で最も良く分かるように、ジョイント50は、軸A−A及び軸B−Bで3つのほぼ等しい部分に3等分することができる。一般に、個々のトラニオンは、トラニオン端部126へ延びるトラニオン半径THにより定められる。ジョイント50がチューリップ70とともに動作し、シャフト74がほぼ軸方向に位置合わせされると、ジョイント50内の回転力が軸A−A及び軸B−Bを同軸になるように促し、ローラ組立体110内でトラニオンが浮き上がって、個々のトラニオン端部126とボールトの大きい方の面90との間にほぼ等しい間隙Cを形成する。すなわち、一般に、間隙Cに加えられるトラニオン半径THは、第1のボールト直径DVに等しくなる。
図3で最も良く分かるように、ジョイント50はブーツ組立体130も含む。ブーツ組立体130は、ブーツ缶132及び可撓性ブーツ134を含む。可撓性ブーツ134は、外側ビーズ端部140と、内側シャフト端部142と、これらの間に延びる可撓性部分144と、外側ブーツ面146と、内側ブーツ面148とを含む。ブーツ缶132は、ビーズ端部140上に折り返されたクリンプ端部150と、チューリップ70に接続されたチューリップ端部152と、これらの間に延びるほぼ円筒形の缶本体154と、外側缶表面156と、内側缶表面158とを含む。
図6は、図1〜図5のプロペラ・シャフトを先行技術の構成で示す図であり、同じ要素には同じ数字をつけている。先行技術の構成では、フロントチューリップ70の軸A−Aがシャフト74の軸B−Bと位置合わせされていない。図示の構成では、組み立てたジョイント50の関節運動は装着前には制限されないので、ジョイント50が駆動系20に装着された場合、先行技術の構成に対して回転することができず、駆動系20に完全に装着されていない場合には先行技術の構成に対して関節運動しかすることできない。駆動系20に完全に装着された場合、ジョイント50は、図3の軸方向位置合わせと図6の妨げられていない関節運動との間の中間位置に存在する第3の構成(図示せず)に対するシャフト52、54の位置によって制限されながら関節運動することができる。すなわち、駆動系20の動作には、シャフト74とフロントチューリップ70との間の接触のような駆動系構成部品の干渉を伴わないことが望ましく、一般にジョイント50などのジョイントは、通常車両に固定される駆動系20の構成部品によって制限されるように、駆動系20が許容する最大関節運動にこの接触が起きないような寸法にされる。
図3と図6を比較すると最も良く分かるように、個々のトラニオン端部126とボールトの大きい方の面90との間の間隙Cが、シャフト74をチューリップ70に対して関節運動できるようにする。しかしながら、図6は、シャフト74がチューリップ70に対して、ブーツ缶132のクリンプ端部150の外側缶表面156がブーツ134の外側ブーツ面146に接触するまで関節運動できることを示している。この接触により、ブーツ134が意図したように動作しなくなることを含む損傷がブーツ134に生じる可能性がある。経験したことのある損傷として、ブーツ134に望ましくない裂傷部分が生じることが挙げられる。
図3及び図6はまた、チューリップ70がシャフト74に対して軸方向に変位できることも示している。ジョイント50が完全に装着されていない場合、この相対的な軸方向の変位は、シャフトを完全に挿入した構成(図示せず)ではシャフト74及び/又はスパイダ76と壁96との間の接触により、及びシャフトを延ばした構成(図示せず)ではブーツ134の伸長により制限される。ブーツへの損傷は、シャフトを完全に挿入した構成とジョイント50が完全に装着されていないときのシャフトが延びた構成との間で、チューリップ70とシャフト74との間の様々な軸方向変位量で起きる可能性がある。完全に装着された(図1)場合、ジョイント50のプランジは、ジョイント50の構成部品間の接触又は干渉により制限されないシャフト74とチューリップ70との間の相対的軸方向変位を含む。すなわち、駆動系20内に完全に装着された場合、ジョイント50は駆動系20の他の構成部品により制限され、シャフトを完全に挿入した構成又はシャフトが延びた構成のいずれの状態にも陥ることができない。
図7はジョイント250を示す図である。ジョイント250は、フロント・プロペラ・シャフト52などのフロント・プロペラ・シャフトに接続されたチューリップすなわち外側ジョイント部分270、及び内側ジョイント部分272を含む。内側ジョイント部分272は、リア・プロペラ・シャフト54などのリア・プロペラ・シャフトに接続されたシャフト274を含む。内側ジョイント部分272はまた、シャフト274にスプライン結合されたトリポードすなわちスパイダ276を含む。チューリップ270は、一般に軸A1−A1により定められ、シャフト274は、一般に軸B1−B1により定められる。チューリップ270は、駆動系20の動作中、及びプロペラ・シャフト40などのプロペラ・シャフトの運搬及び組み立てを含むその他の時間に、シャフト274に対して軸方向に変位することができる。
チューリップ270には、円周上に均一に分布する3つのボールト286を有する内側凹部284が設けられる。ボールト286は、チューリップ270の開放端部294から環状壁296へ延びる第1の内面すなわちボールトの大きい方の面290により接続された、円周上で向かい合うトラック288の対を形成する。隣接するボールト286のトラック288は、第2の内面すなわちチューリップの小さい方の面292により接続される。スパイダ276は、シャフト274を挿入するための開口部302を設けた環状ハブ部分300と、円周上に均一に分布する3つのトラニオンランド304とを含む。図示のように、スパイダ276は、シャフト274とスプライン結合されて共に回転する。(個々のトラニオンランド304の)ハブ300からは、円周上に均一に分布する、遠位端にトラニオン冠308を有する3つのトラニオン306が延びる。
個々のボールト286には1つのトラニオン306が差し挟まれる。トラニオン306が差し挟まれた個々のボールト286内にはローラ組立体310が差し挟まれる。個々のローラ組立体310は、ベアリングニードル316及びローラ318を含む。ベアリングニードル316を含む個々のローラ318は、固定リング320により個々のトラニオン306上に軸方向に拘束される。ローラ組立体310は、トラニオンランド304との接触部と固定リング320との間で軸方向に浮かぶことができる。
一般的には、(図5に示すように)ボールトの大きい方の面290は第1のボールト直径DVにより定められ、チューリップの小さい方の面292は第2のボールト直径dvにより定められる。個々のトラニオン306は、ほぼ円筒形の外面324及びトラニオン端部326を含む。すなわち、個々のトラニオン306は、トラニオンランド304とトラニオン冠308との間に延びるほぼ円筒形の表面により定められ、トラニオン冠308はトラニオン端部326を含む。スパイダ276がチューリップ270と同心に位置決めされると、一般に個々のトラニオン端部326とボールトの大きい方の面290との間に間隙が生じる。この個々のトラニオン端部326とボールトの大きい方の面290との間の間隙が、シャフト274をチューリップ270に対して関節運動できるようにする。
図8は、明瞭にするためにスパイダ276を除去してシャフト274を中心にしたジョイント250を示す図である。図8で最も良く分かるように、ジョイント250は、軸A−A及び軸B−Bで3つのほぼ等しい部分に3等分することができる。ジョイント250がチューリップ270とともに動作し、シャフト274がほぼ軸方向に位置合わせされると、ジョイント250内の回転力が軸A1−A1及び軸B1−B1を同軸になるように促し、ローラ組立体310内でトラニオンが浮き上がって、個々のトラニオン端部326とボールトの大きい方の面290との間にほぼ等しい間隙Cを形成する。
再び図7を参照すると、ジョイント250はブーツ組立体330も含む。ブーツ組立体330は、ブーツ缶332及び可撓性ブーツ334を含む。可撓性ブーツ334は、外側ビーズ端部340と、内側シャフト端部342と、これらの間に延びる可撓性部分344と、外側ブーツ面346と、内側ブーツ面348とを含む。ブーツ缶332は、ビーズ端部340上に折り返されたクリンプ端部350と、チューリップ270に接続されたチューリップ端部352と、これらの間に延びるほぼ円筒形の缶本体354と、外側缶表面356と、内側缶表面358とを含む。
図7及び図8は、ジョイント250が制限装置すなわち制限部分360を含むこともできることを示している。図示の実施形態では、制限部分360は、一般にシャフト274に固定された(スプライン結合又は圧迫された)内側リング面364(図8)と、ほぼ円筒形の外側制限面368とを有するほぼ環状のリングである。図7では、フロントチューリップ270の軸A1−A1はシャフト274の軸B1−B1と位置合わせされず、制限部分360の外側制限面368はチューリップの小さい方の面292と接触する。図示の実施形態では、制限部分360の外側制限面368がチューリップの小さい方の面292に接触するので、図7に断面で示すトラニオン端部326は、ボールトの大きい方の面290に接触しなくなる。図8で最も良く分かるように、シャフト274が矢印D8の方向に関節運動した場合、制限部分360の外側制限面368は2つのチューリップの小さい方の面292と接触することができる。従って、制限部分360の外側制限面368が少なくとも1つのチューリップの小さい方の面292と接触すると、シャフト274とチューリップ270との間の関節運動が阻まれる。
従って、制限部分360とチューリップ270との間の接触により、シャフト274のチューリップ270に対する関節運動中に、ブーツ缶332のクリンプ端部350の外側缶表面356がブーツ334の外側ブーツ面346に接触しないようになる。このクリンプ端部350と外側ブーツ面346との間が接触しないことにより、ブーツ334に対する望ましくない損傷が防がれる。
プロペラ・シャフト40などのプロペラ・シャフトをジョイント250と組み立てる場合、駆動系20に完全に装着されていないときにプロペラ・シャフトを操作しても、ブーツ缶332によりブーツ334に損傷が与えられることはない。外側制限面368は、ほぼ円筒形として示しているが、湾曲していても、ほぼトロイダル状であっても、又は他のいずれの適当な形であってもよい。
図9はジョイント450を示す図である。ジョイント450は、フロント・プロペラ・シャフト52などのフロント・プロペラ・シャフトに接続されたチューリップすなわち外側ジョイント部分470、及び内側ジョイント部分472を含む。内側ジョイント部分472は、リア・プロペラ・シャフト54などのリア・プロペラ・シャフトに接続されたシャフト474を含む。内側ジョイント部分472はまた、シャフト474にスプライン結合されたトリポードすなわちスパイダ476を含む。チューリップ470は、一般に軸A1−A1により定められ、シャフト474は、一般に軸B1−B1により定められる。チューリップ470は、シャフト474に対して軸方向に変位することができる。
チューリップ470には、円周上に均一に分布する3つのボールト486を有する内側凹部484が設けられる。ボールト486は、チューリップ470の開放端部494から環状壁496へ延びるボールトの大きい方の面490により接続された円周上で向かい合うトラック488の対を形成する。隣接するボールト486のトラック488は、チューリップの小さい方の面492により接続される。スパイダ476は、シャフト474を挿入するための開口部502を設けた環状ハブ部分500と、円周上に均一に分布する3つのトラニオン・ランド504とを含む。ハブ500からは、円周上に均一に分布する3つのトラニオン506が延びる。個々のボールト486には1つのトラニオン506が差し挟まれる。トラニオン506が差し挟まれた個々のボールト486内にはローラ組立体510が差し挟まれる。個々のローラ組立体510は、ベアリング・ニードル516及びローラ518を含む。ベアリング・ニードル516を含む個々のローラ518は、固定リング520により個々のトラニオン506上に軸方向に拘束される。
個々のトラニオン506は、円筒形の外面524及びトラニオン端部526を含む。スパイダ476がチューリップ470と同心に位置決めされると、一般に個々のトラニオン端部526とボールトの大きい方の面490との間に間隙が生じる。この個々のトラニオン端部526とボールトの大きい方の面490との間の間隙が、シャフト474をチューリップ470に対して関節運動できるようにする。
ジョイント450はブーツ組立体530も含む。ブーツ組立体530は、ブーツ缶532及び可撓性ブーツ534を含む。可撓性ブーツ534は、外側ビーズ端部540と、内側シャフト端部542と、これらの間に延びる可撓性部分544と、外側ブーツ面546と、内側ブーツ面548とを含む。ブーツ缶532は、ビーズ端部540上に折り返されたクリンプ端部550と、チューリップ470に接続されたチューリップ端部552と、これらの間に延びるほぼ円筒形の缶本体554と、外側缶表面556とを含む。
ジョイント450は制限部分560も含む。図9に示すように、制限部分560は、シャフト474に取り付けられたほぼ円筒形の外側制限面568を含む環状リングである。制限部分560は、シャフト474からスパイダ476と壁496との間に延びるが、制限部分560をスパイダ476と開放端部494との間に位置決めすることもできる。図示のように、チューリップ470の軸A2−A2はシャフト474の軸B2−B2と位置合わせされず、制限部分560の外側制限面568はチューリップの小さい方の面492と接触する。制限部分560の外側制限面568がチューリップの小さい方の面492に接触するので、トラニオン端部526は、ボールトの大きい方の面490に接触しなくなる。制限部分560の外側制限面568がチューリップの小さい方の面492と接触するとともに1つのトラニオン端部526がボールトの大きい方の面490と接触できる場合、チューリップ470に対するシャフト474の関節運動が阻まれる。
従って、制限部分560とチューリップ470との間の接触により、シャフト474のチューリップ470に対する関節運動中に、ブーツ缶532のクリンプ端部550がブーツ534の外側ブーツ面546に接触しないようになる。このクリンプ端部550と外側ブーツ面546との間が接触しないことにより、ブーツ534に対する望ましくない損傷が防がれる。
プロペラ・シャフト40などのプロペラ・シャフトをジョイント450と組み立てる場合、駆動系20に完全に装着されていないときにプロペラ・シャフトを操作しても、ブーツ缶532によりブーツ534に損傷が与えられることはない。外側制限面568は、ほぼ円筒形として示しているが、湾曲していても、ほぼトロイダル状であっても、又は他のいずれの適当な形であってもよい。
図10は、明瞭にするためにスパイダ476を除去してシャフト474をチューリップ470の中心にした、ジョイント450内に位置する制限部分600としての制限部分560の代替例を示す図である。制限部分600は、各々が末端直径のローブ面612を有する、円周上でほぼ等しく間隔を空けた3つのローブ610と、一対の向かい合う面614とを含む。ローブ610は、3つの近位直径面616により分離される。ジョイント450のほぼ中心に示すように、ローブ610は、制限部分600からボールトの大きい方の面490へ向けて延び、ボールトの大きい方の面490と末端直径のローブ面612との間に間隙C4を含む。また、軸B2−B2に向けてほぼ半径方向に測定すると、チューリップの小さい方の面492と近位直径面616との間に間隙C5が生じる。一般に、(図10に示すように)ボールトの大きい方の面490は第1のボールト直径DVにより定められ、チューリップの小さい方の面492は第2のボールト直径dvにより定められる。また、末端直径のローブ面612は外側ローブ直径DLを定め、近位直径面616は近位直径DPを定める。図示のように、第1のボールト直径DVは外側ローブ直径DLよりも大きく、外側ローブ直径DLは第2のボールト直径dvよりも大きく、第2のボールト直径dvは近位直径DPよりも大きい。
動作時には、制限部分600が、チューリップ470のシャフト474に対する関節運動を制限する。チューリップ470のシャフト474に対する関節運動が制限装置をチューリップ470の少なくとも一部に対して方向D2に動かすと、ボールトの大きい方の面490が末端直径のローブ面612に接触することにより、さらなる関節運動が防がれるようになる。チューリップ470のシャフト474に対する関節運動が制限装置を方向D1に動かすと、チューリップの小さい方の面492が近位直径面616に接触することにより、さらなる関節運動が防がれるようになる。図7の例に示すように、チューリップ270のシャフト274に対する関節運動においてブーツ缶332とブーツ334との間の接触が制限部分360により防がれる場合、制限装置600をジョイント450に装着すると、これがブーツ534への損傷を防ぐ。
制限装置600は、スパイダ476と壁496との間(スパイダ476とフロント・プロペラ・シャフト52などのフロント・プロペラ・シャフトとの間)に位置するように示しているが、制限装置600は、スパイダ476と開放端部494との間(スパイダ476とリア・プロペラ・シャフト54などのリア・プロペラ・シャフトとの間)に位置することもできる。
図11は、ジョイント50の別の実施形態をジョイント650として示す図である。ジョイント650は、フロント・プロペラ・シャフト52などのフロント・プロペラ・シャフトに接続されたチューリップすなわち外側ジョイント部分670、及び内側ジョイント部分672を含む。内側ジョイント部分672は、リア・プロペラ・シャフト54などのリア・プロペラ・シャフトに接続されたシャフト674を含む。内側ジョイント部分672はまた、シャフト674にスプライン結合されたトリポードすなわちスパイダ676も含む。チューリップ670は、一般に軸A3−A3により定められ、シャフト674は、一般に軸B3−B3により定められる。チューリップ670は、シャフト674に対して軸方向に変位することができる。
チューリップ670には、円周上に均一に分布する3つのボールト686を有する内側凹部684が設けられる。ボールト686は、チューリップ670の開放端部694から環状壁696へ延びるボールトの大きい方の面690により接続された、円周上で向かい合うトラック688の対を形成する。隣接するボールト686のトラック688は、チューリップの小さい方の面692により接続される。スパイダ676は、シャフト674を挿入するための開口部702を設けた環状ハブ部分700と、円周上に均一に分布する3つのトラニオン・ランド704とを含む。ハブ700からは、円周上に均一に分布する3つのトラニオン706が延びる。個々のボールト686には1つのトラニオン706が差し挟まれる。トラニオン706が差し挟まれた個々のボールト686内にはローラ組立体710が差し挟まれる。個々のローラ組立体710は、ベアリング・ニードル716及びローラ718を含む。ベアリング・ニードル716を含む個々のローラ718は、固定リング720により個々のトラニオン706上に軸方向に拘束される。
個々のトラニオン706は、トラニオン端部726を含む。スパイダ676がチューリップ670と同心に位置決めされると、一般に個々のトラニオン端部726とボールトの大きい方の面690との間に間隙が生じる。この個々のトラニオン端部726とボールトの大きい方の面690との間の間隙が、シャフト674をチューリップ670に対して関節運動できるようにする。
ジョイント650はブーツ組立体730も含む。ブーツ組立体730は、ブーツ缶732及び可撓性ブーツ734を含む。可撓性ブーツ734は、外側ビーズ端部740と、内側シャフト端部742と、これらの間に延びる可撓性部分744と、外側ブーツ面746と、内側ブーツ面748とを含む。ブーツ缶732は、ビーズ端部740に折り返されたクリンプ端部750と、チューリップ670に接続されたチューリップ端部752と、これらの間に延びるほぼ円筒形の缶本体754と、外側缶表面756とを含む。
ジョイント650は1対の制限部分760、762も含む。図示の実施形態では、制限部分760、762は、シャフト670に取り付けられたそれぞれほぼ円筒形の外側制限面770、768を含む環状リングである。図示の実施形態では、チューリップ670の軸A3−A3は、シャフト674の軸B3−B3と位置合わせされず、制限部分760の外側制限面770はチューリップの小さい方の面692と接触する。
シャフト674がチューリップ670に対して非軸方向に回転するので、制限部分760の外側制限面770は、チューリップの小さい方の面692に対して回転する。制限部分762の外側制限面768、又は制限部分760の外側制限面770がチューリップの小さい方の面692に接触すると、トラニオン端部726もボールトの大きい方の面690に接触することができる。制限部分762、760の外側制限面768、770がチューリップの小さい方の面692と接触するとともに1つのトラニオン端部726がボールトの大きい方の面690と接触できる場合、シャフト674とチューリップ670との間の関節運動が阻まれる。
従って、制限部分760、762の一方とチューリップ670との間の接触がシャフト674のチューリップ670に対する関節運動を制限し、チューリップ670のシャフト674に対する関節運動中に、ブーツ缶732のクリンプ端部750がブーツ734の外側ブーツ面746に接触しないようにする。このクリンプ端部750と外側ブーツ面746との間が接触しないことにより、ブーツ734に対する望ましくない損傷が防がれる。
プロペラ・シャフト40などのプロペラ・シャフトをジョイント650と組み立てる場合、駆動系20に完全に装着されていないときにプロペラ・シャフトを操作しても、ブーツ缶732によりブーツ734に損傷が与えられることはない。この場合も、制限部分760、762は、ほぼ円筒形として示しているが、湾曲していても、ほぼトロイダル状であっても、又は他のいずれの適当な形であってもよい。
図12〜図14は、ジョイント50の別の実施形態をジョイント850として示す図である。ジョイント850は、フロント・プロペラ・シャフト52などのフロント・プロペラ・シャフトに接続されたチューリップすなわち外側ジョイント部分870、及び内側ジョイント部分872を含む。内側ジョイント部分872は、リア・プロペラ・シャフト54などのリア・プロペラ・シャフトに接続されたシャフト874を含む。内側ジョイント部分872はまた、シャフト874にスプライン結合されたトリポードすなわちスパイダ876も含む。チューリップ870は、一般に軸A4−A4により定められ、シャフト874は、一般に軸B4−B4により定められる。チューリップ870は、駆動系20の動作中、及びプロペラ・シャフト40のようなプロペラ・シャフトの運搬及び組み立てを含むその他の時間に、シャフト874に対して軸方向に変位することができる。
チューリップ870には、円周上に均一に分布する3つのボールト886を有する内側凹部884が設けられる。ボールト886は、チューリップ870の開放端部894から環状壁896へ延びる第1の内面すなわちボールトの大きい方の面890により接続された円周上で向かい合うトラック888の対を形成する。隣接するボールト886のトラック888は、第2の内面すなわちチューリップの小さい方の面892により接続される。スパイダ876は、シャフト874を挿入するための開口部902を設けた環状ハブ部分900と、円周上に均一に分布する3つのトラニオンランド904とを含む。図示のように、スパイダ876は、シャフト874とスプライン結合されて共に回転する。個々のトラニオンランド904のハブ900のからは、遠位端にトラニオン冠908を有する軸T1、T2、及びT3(図14参照)を有する、円周上に均一に分布する3つのトラニオン906が延びる。
個々のボールト886内には1つのトラニオン906が差し挟まれる。トラニオン906が差し挟まれた個々のボールト886内にはローラ組立体910が差し挟まれる。個々のローラ組立体910は、ベアリング・ニードル916及びローラ918を含む。ベアリング・ニードル916を含む個々のローラ918は、固定リング920により個々のトラニオン906上に軸方向に拘束される。ローラ組立体910は、トラニオン・ランド904との接触と固定リング920との間で軸T1、T2、T3に沿って軸方向に浮かぶことができる。図示のように、ローラ918はトラック888の係合湾曲面と嵌合する。
個々のトラニオン906は、ほぼ円筒形の外面924及びトラニオン端部926を含む。すなわち、個々のトラニオン906は、トラニオン・ランド904とトラニオン冠908との間に延びるほぼ円筒形の表面により定められ、トラニオン冠908はトラニオン端部926を含む。スパイダ876がチューリップ870に同心に位置決めされると、一般に個々のトラニオン端部926とボールトの大きい方の面890との間に間隙C8が生じる。この個々のトラニオン端部926とボールトの大きい方の面890との間の間隙C8が、シャフト874をチューリップ870に対して関節運動できるようにする。
図14に示すように、ジョイント850は、軸A4−A4及びB4−B4で3つのほぼ等しい部分に3等分することができる。ジョイント850がチューリップ870とともに動作し、シャフト874とほぼ軸方向に位置合わせされると、ジョイント850内の回転力が軸A4−A4及び軸B4−B4を同軸になるように促し、ローラ組立体910内でトラニオンが浮き上がって、個々のトラニオン冠908とボールトの大きい方の面890との間にほぼ等しい間隙C8を形成する。
一般に、(図14に示すように)ボールトの大きい方の面890は第1のボールト直径DVにより定められ、チューリップの小さい方の面892は第2のボールト直径dvにより定められる。ハブ900は外側ハブ直径DHを定める。
軸B4−B4とトラニオン端部926との間でトラニオン半径DSが測定される。すなわち、軸B4−B4に沿う回転点から延びるトラニオン906の最も外側部分が、軸B4−B4からの距離DSになる。従って、トラニオンの高さDSが、ジョイント850などのジョイントに対して増加した場合、(図13の軸A4−A4と軸B4−B4との間で測定した)関節運動の最大角度は減少する。一例として、トラニオン半径DSが31.011ミリメートル(mm)で第1のボールト直径DVが62.60mmである場合、関節運動の角度は約22度になる。この例では、ジョイントは、軸A4−A4と軸B4−B4との間の約22度の相対角度を超えて関節運動することはない。さらに、駆動系20などの駆動系におけるこのジョイントの動作は、22度を超える関節運動を必要としない。この例では、ボールト直径DVのトラニオン半径DSに対する比率は約2.02になる。本発明は、望ましいものとしてボールト直径DVのトラニオン半径DSに対する比率を約1.95〜約2.05に定める一方で、さらに望ましいものとしてボールト直径DVのトラニオン半径DSに対する比率を約1.98〜約2.02に定める。
ジョイント850はブーツ組立体930も含む。ブーツ組立体930は、ブーツ缶932及び可撓性ブーツ934を含む。可撓性ブーツ934は、外側ビーズ端部940と、内側シャフト端部942と、これらの間に延びる可撓性部分944と、外側ブーツ面946と、内側ブーツ面948とを含む。ブーツ缶932は、ビーズ端部940上に折り返されたクリンプ端部950と、チューリップ870に接続されたチューリップ端部952と、これらの間に延びるほぼ円筒形の缶本体954と、外側缶表面956と、内側缶表面958とを含む。
図12〜図14は、ジョイント850が制限部分960を含むこともできることを示している。図示の実施形態では、制限部分960は、トラニオン冠908及びトラニオン端部926により定められる3つの外側制限面968を含む。外側制限面968は、ほぼ円筒形として示しているが、湾曲していても、ほぼトロイダル状であっても、又は他のいずれの適当な形であってもよい。図12及び図14はジョイント850を第1の構成で示しており、この場合フロントチューリップ870の軸A4−A4がシャフト874の軸B4−B4とほぼ位置合わせされる。
図13は、ジョイント850を限定的な構成で示している。この限定的な構成では、フロントチューリップ870の軸A4−A4はシャフト874の軸B4−B4と位置合わせされず、制限部分960のトラニオン冠908がボールトの大きい方の面890と接触する。制限部分960の冠908の外側制限面968がボールトの大きい方の面890と接触すると、シャフト874とチューリップ870との間の関節運動が阻まれる。
従って、制限部分960とチューリップ870との間の接触により、チューリップ870のシャフト874に対する関節運動中に、ブーツ缶932のクリンプ端部950の外側缶表面956がブーツ934の外側ブーツ面946に接触しないようになる。このクリンプ端部950と外側ブーツ面946との間が接触しないことにより、ブーツ934に対する望ましくない損傷が防がれる。
図13に示す限定的な構成では、ハブ900はチューリップの小さい方の面892に接触しないが、他の実施形態では、ハブはチューリップの小さい方の面に接触することができる。図13の限定的な構成に示すように、及び図14を参照して分かるように、シャフト874がチューリップ870に対して方向D13に回転すると、スパイダ876がローラ918を回転させ、制限部分960が軸T1を定めるトラニオン906に差し挟まれたローラ918に接触したときに、軸T2及びT3を定めるトラニオン906に差し挟まれたローラ918がスパイダ876の径方向運動を制限し、軸T2及びT3を定めるトラニオン906に差し挟まれたローラ918がそれぞれのトラニオンランド904に接触し、ローラ918の湾曲面とトラック888との間の相互作用により、軸T2及びT3を定めるトラニオン906に差し挟まれたローラ918の軸T2及びT3に沿った動きが制限される。
プロペラ・シャフト40などのプロペラ・シャフトをジョイント850と組み立てた場合、駆動系20に完全に装着されてないときにプロペラ・シャフトを操作しても、ブーツ缶932はブーツ934に損傷が与えられることはない。
図6は、ブーツ缶132のクリンプ端部150の外側缶表面156がブーツ134の外側ブーツ面146に接触するまで、シャフト74がチューリップ70に対して関節運動できることを示しているが、ジョイントの関節運動を制限する制限部分360、560、760、762及び/又は960などの制限部分を使用した場合には、ブーツとの接触又はブーツへの損傷を懸念しなくてもよい。すなわち、本明細書に示す例示的な応用ではジョイントの関節運動の制限を示す必要はない。
部分360、560、760、762、960が装着されると、これらはブーツに損傷を与える可能性がある望ましくない角度の関節運動を防ぎながら、ジョイントの望ましい量の関節運動を可能にする。図示の実施形態では、制限部分360、560、760、762は金属合金であるが、高密度ポリエチレン(HDPE)などのその他の材料を使用することもできる。本明細書では、制限部分360、560、760、762はシャフトに固定されているように図示し説明しているが、制限装置は、シャフトに対して軸方向に回転することも、シャフトに対して軸方向に平行移動することも、或いは別様にシャフトに対して移動することもできる。また、ローラ118、318、518、718、918の外面は、円筒形、湾曲及び球形のような様々な形状で示しているもののいずれの適当な形であってもよく、本明細書で説明するようなスパイダ76、276、476、676、876の径方向の動きを制限して、本明細書で説明する制限装置と協働して働くことができる。
本明細書で使用する場合、ジョイントの関節運動には、ジョイントの一部のジョイントの別の部分に対する非軸方向回転が伴う。一般に、これは、例えば図12〜図13を比較して分かるような非軸方向回転を含む。
前述の説明は、本発明の方法及びシステムの例示的な実施形態を図示し説明するための目的のみで示している。この説明は、排他的であることを意図するものではなく、或いは開示したあらゆる正確な形に本発明を限定することを意図するものでもない。当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を行い、本発明の要素を同等物で置き換えることができることを理解するであろう。また、本質的な範囲から逸脱することなく多くの修正を行って、本発明の教示に特定の状況又は材料を適応させることもできる。従って、本発明は、本発明を実施するために企図される最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に含まれる全ての実施形態を含むことが意図される。本発明の思想又は範囲から逸脱することなく、具体的に説明し図示したものとは別用に本発明を実施することができる。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。
250 ジョイント; 270 チューリップ; 272 内側ジョイント部分;
274 シャフト; 276 スパイダ; 284 内側凹部; 286 ボールト;
288 トラック; 290 ボールトの大きい方の面;
292 チューリップの小さい方の面; 294 開放端部; 296 環状壁;
300 環状ハブ部分; 302 開口部; 304 トラニオン・ランド;
306 トラニオン; 308 トラニオン冠; 310 ローラ組立体;
316 ベアリング・ニードル; 318 ローラ; 320 固定リング;
324 ほぼ円筒形の外面; 326 トラニオン端部; 332 ブーツ缶;
330 ブーツ組立体; 334 ブーツ; 340 外側ビーズ端部;
342 内側シャフト端部; 344 可撓性部分; 346 外側ブーツ面;
348 内側ブーツ面; 350 クリンプ端部; 352 チューリップ端部;
354 缶本体; 356 外側缶表面; 358 内側缶表面;
360 制限装置; 368 ほぼ円筒形の外側制限面。

Claims (10)

  1. 等速ジョイントであって、
    開放端部、外側ジョイント軸、内部ボールトを少なくとも部分的に定める外側ジョイント内面を有する外側ジョイント部分と、
    前記外側ジョイント部分に差し挟まれたスパイダ、前記開放端部を通じて延びるシャフトを含む内側ジョイント部分と、
    を備え、前記スパイダが、前記ボールト内に少なくとも部分的に差し挟まれたトラニオンを含み、前記シャフトがシャフト軸を定め、前記内側ジョイント部分が、前記シャフトの前記外側ジョイント部分に対する関節運動を選択的に制限して前記シャフトが前記外側ジョイントに接触しないようにする運動制限装置の角度範囲を含み、
    ブーツ缶とブーツとを含むブーツ組立体をさらに含み、前記ブーツ缶が、前記外側ジョイント部分に接続されたチューリップ端部と前記ブーツに接続されたクリンプ端部とを有し、前記ブーツが、ブーツ外面と前記シャフトに接続されたシャフト端部とを有し、前記シャフトの前記外側ジョイント部分に対する関節運動によって前記制限装置が前記外側ジョイント部分に接触することにより、前記ブーツの外面と前記ブーツ缶の外面との間の接触が妨げられ、
    前記運動制限装置は、円筒形の外側制限面を有する環状のリングであって、前記シャフトに固定されている、
    ことを特徴とするジョイント。
  2. 前記制限装置が、前記シャフトが前記外側ジョイント内面に接触することを選択的に防ぐ、
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョイント。
  3. 前記制限装置が前記外側ジョイント部分に干渉して、前記ブーツが前記ブーツ缶と前記シャフトとの間で拘束的に係合されないようにする、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のジョイント。
  4. 関節ジョイントであって、
    開放端部、チューリップ軸、内部ボールトを少なくとも部分的に定めるチューリップ内面を有するチューリップと、
    前記チューリップ内に差し挟まれたスパイダ、該スパイダから延びて前記開放端部を通るシャフトを含む内側ジョイント部分と、
    を備え、前記スパイダが、前記ボールト内に少なくとも部分的に差し挟まれたトラニオンを含み、前記シャフトがシャフト軸を定め、前記内側ジョイント部分が、前記シャフトの前記チューリップに対する関節運動を選択的に制限して前記シャフトが前記チューリップに接触しないようにする制限装置を含み、
    ブーツ缶及びブーツを含むブーツ組立体をさらに備え、前記ブーツ缶が、前記チューリップに接続された第1のカバー端部と前記ブーツに接続された第2のカバー端部とを有し、前記ブーツが、ブーツ外面と前記シャフトに接続されたシャフト端部とを有し、前記シャフトの前記チューリップに対する選択的関節運動により前記制限装置が前記チューリップに干渉して、前記ブーツが前記ブーツ缶と前記シャフトとの間で拘束的に係合されないようにし、
    前記制限装置が、前記ブーツの外面と前記ブーツ缶の外面との間の接触を妨げ、
    前記運動制限装置は、円筒形の外側制限面を有する環状のリングであって、前記シャフトに固定されている、
    ことを特徴とするジョイント。
  5. 前記制限装置が、前記シャフトが前記チューリップ内面に接触することを選択的に防ぐ、
    ことを特徴とする請求項に記載のジョイント。
  6. 前記チューリップが3つのボールトを有し、前記スパイダが個々のボールト内に延びるほぼ円筒形のトラニオンを有し、個々のトラニオンが、前記3つのボールトの少なくとも1つの表面部分に接触するローラ組立体により囲まれる、
    ことを特徴とする請求項に記載のジョイント。
  7. 前記チューリップ内面が第1の内面及び第2の内面を含み、該第1の内面が第1のボールト直径を大まかに定め、該第2の内面が第2のボールト直径を大まかに定め、前記ボールトの大きい方の直径が該ボールトの小さい方の直径よりも大きく、前記制限装置が前記第1の内面及び前記第2の内面の一方に接触する、
    ことを特徴とする請求項に記載のジョイント。
  8. 第1のプロペラ・シャフトを第2のプロペラ・シャフトに相互接続する関節ジョイントを含むドライブシャフトであって、前記ジョイントが外側ジョイント部分及び内側ジョイント部分を含み、前記外側ジョイント部分が、開放端部と、外側ジョイント軸と、内部ボールトを少なくとも部分的に定める外側ジョイント内面とを有し、前記内側ジョイント部分が、前記外側ジョイント部分内に差し挟まれたスパイダと、前記開放端部を通じて延びるシャフトとを含み、前記スパイダがトラニオンを含み、前記トラニオンが前記ボールト内に少なくとも部分的に差し挟まれ、前記シャフトがシャフト軸を定め、前記内側ジョイント部分が、前記シャフトの前記外側ジョイント部分に対する前記関節運動を選択的に制限して、前記シャフトが前記外側ジョイントに接触しないようにする運動制限装置の角度範囲を含み、
    ブーツ缶とブーツとを含むブーツ組立体をさらに含み、前記ブーツ缶が、前記外側ジョイント部分に接続された第1のカバー端部と前記ブーツに接続された第2のカバー端部とを含み、前記ブーツがブーツ外面と前記シャフトに接続されたシャフト端部とを有し、前記シャフトの前記外側ジョイント部分に対する関節運動によって前記制限装置が前記外側ジョイント部分に接触することにより、前記ブーツの外面と前記ブーツ缶の外面との間の接触が妨げられ、
    前記運動制限装置は、円筒形の外側制限面を有する環状のリングであって、前記シャフトに固定されている、
    ことを特徴とするドライブシャフト。
  9. 前記制限装置が、前記スパイダと前記第1のプロペラ・シャフトとの間に選択的に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のドライブシャフト。
  10. 前記制限装置が、前記スパイダと前記第2のプロペラ・シャフトとの間に選択的に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のドライブシャフト。
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