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JP5603759B2 - エネルギー消費量収集装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明はエネルギー消費量収集装置及びその方法に関し、特に板金加工機械の板材別、製品別のエネルギー消費量収集装置及びその方法に関するものである。
従来のエネルギー消費量の計測は、特許文献1の特許請求の範囲(請求項2〜5)等に記載されているように時系列に収集した機械のエネルギー消費量等を、機械に取り付けたセンサ等の信号により把握した機器の稼働状況と対比させ、当該対比に基づきその間のエネルギー消費量等を収集および表示している。一方、当該特許文献1の実施形態の段落[0014]にも記載されているように、この対比は分析者(熟練者)、すなわち、人間が介在して行われているものである(特許文献1参照)。
特開2004−70424号公報
このような従来のエネルギー消費量の収集システムでは一つの被加工材から多種、多数の製品を加工する場合に、各製品毎のエネルギー消費量等を正確、且つ、容易に収集、表示することが出来ず、省エネルギー対策を迅速に実施できないという問題がある。加えて、近年の製品発注者からの製品毎のエネルギー消費量提示要求にも対応できないという問題がある。また、収集したエネルギー消費量を印刷し、製品に添付することも容易に出来ないという問題がある。
本願発明は、一の被加工材から多種、多数の製品を加工する場合に、各製品毎のエネルギー消費量等を正確、且つ、容易に収集、表示、印刷可能な装置を提供することにより、省エネルギー対策、製品発注者からの製品毎のエネルギー消費量提示要求への対応を正確、容易、迅速にすることを目的とする。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、エネルギー消費量の収集を行うエネルギー消費量収集装置において、プログラムに設定した制御指令に従い作動する機械に対し、前記プログラムを読み込み前記機械のエネルギー消費量を計測する計測部を備え、プログラムには、複数の指定範囲が設定されて、前記各指定範囲は、製品の積算開始指令と、製品の加工指令と、製品の積算終了命令とを含んでおり、前記計測部は前記プログラムに設定された、積算開始指令により前記計測を開始すると共に積算終了指令により前記計測を終了し前記積算開始指令と前記積算終了指令との間のエネルギー消費量を計測することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記計測部は、実行中の機械で加工中断または加工再開が発生した場合に、前記加工中断または前記加工再開に応じて前記エネルギー消費量の計測を中断または再開することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記計測部は計測した計測データをメモリ部へ転送する手段を備え、前記メモリ部は前記計測データを保存することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記計測部は前記プログラムに単一製品または複数種類製品の多数個取りが設定されている場合に、前記設定に応じて製品毎にエネルギー消費量を収集することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記計測部はエネルギー消費量の計測結果を受信する受信部を備え、前記受信部で受信した計測結果と計測結果を電力量、CO2量、原油量へ換算する係数を記憶することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記メモリ部はプログラム名を含む計測データと前記換算係数を一括して保存すると共に所定の検索キーで検索可能なことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、前記計測部で計測したエネルギー消費量と前記換算係数から電力量、CO2量、原油量へ換算し、その結果を表示または印刷するために計算する計算部を備えていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、コンピュータにより、エネルギー消費量の収集を行うエネルギー消費量収集方法において、計測部が、プログラムに設定した制御指令に従い作動する機械に対し、前記プログラムを読み込み前記機械のエネルギー消費量を計測する計測工程を実行し、前記プログラムには、複数の指定範囲が設定されて、前記各指定範囲は、製品の積算開始指令と、製品の加工指令と、製品の積算終了命令とを含んでおり、前記計側部が実行する計測工程は前記プログラムに設定された、積算開始指令により前記計測を開始すると共に積算終了指令により前記計測を終了し前記積算開始指令と前記積算終了指令との間のエネルギー消費量を計測することを特徴とする。
本発明によれば、プログラム上でエネルギー消費量等の測定開始と終了の指令ができるので、測定開始と終了指令を製品加工プログラム部分の直前、直後に配置することで製品単位のエネルギー消費量等を正確、容易、迅速に収集でき、さらに計量開始と終了指令を板材全体の加工プログラムの直前、直後に配置することで板材全体のエネルギー消費量等を正確、容易、迅速に収集できるという効果を奏する。
加工中断、加工再開により計測を中断、再開でき、加工中断の影響を受けず正確なエネルギー消費量等を収集できる。また、プログラム上で測定部データをメモリ部へ転送する指令ができ、自動でデータの保存、蓄積ができるという効果を奏する。
一方、多数個取りプログラムに対応でき、一つの板材から単一または複数製品の多数個取りを行う場合でも、製品毎のエネルギー消費量等を正確、容易、迅速に収集できる。
複数の入力部(受信部)を持ち、且つ、それらの電力量、CO2量、原油量への換算ができ合算できる。種類の異なるエネルギー源、同一種類で複数のエネルギー源が存在していても、それらの電力量、CO2量、原油量のいずれかに換算し合算できる。
プログラム名を含む測定データ及び、前記換算係数を一括してメモリ部に保存及び検索でき、過去の同一板材、製品のエネルギー消費量等を比較することができる。エネルギー消費量等を容易に表示、印刷でき、近年の製品発注者からの製品毎のエネルギー消費量等の提示要求にも容易に対応できるという効果を奏する。
エネルギー消費量収集装置の概略を示す概略図である。 エネルギー消費量収集装置の構成及び動作を説明する説明図である。 プログラム作成方法(基本形)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(基本形)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム実行中の動作を説明する説明図である。 プログラム実行中の動作を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 他のエネルギー消費量収集装置の概略を示す概略図である。 他のエネルギー消費量収集装置の構成及び動作を説明する説明図である。 他のエネルギー消費量収集装置の構成及び動作を説明する説明図である。 プログラム作成方法(基本形)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(基本形)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する説明図である。 プログラム実行中の動作を説明する説明図である。 プログラム実行中の動作を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。 表示及び操作部の画面を説明する説明図である。
図1を参照する。エネルギー消費量収集装置1を示す。このエネルギー消費量収集装置1はコンピュータにより構成されるものであり、制御部2と、入力部(受信部)3と、計測部4と、プログラム5と、メモリ部6と、計算部7と、表示/操作部8と、プリント部9と、機械10と、エネルギー源11と、エネルギー(電力、エアー等)消費量測定機器(11a、11b、11c)とを備えている。
前記制御部2は機械10及びエネルギー消費量収集装置1の全体を制御するものである。前記入力部(受信部)3は、エネルギー源11に対しエネルギー(電力、エアー等)消費量測定機器(11a、11b、11c)で測定した測定結果を受信する。受信した測定結果は計測部4に送られる。
前記計測部4は、プログラム5に設定した制御指令に従い作動する機械10に対し前記プログラム5を読み込み前記機械10のエネルギー消費量を計測する。また、実行中の機械10で加工中断または加工再開が発生した場合に、前記加工中断または前記加工再開に応じて前記エネルギー消費量の計測を中断または再開する。さらに、前記プログラム5に単一製品または複数種類製品の多数個取りが設定されている場合に、前記設定に応じて製品毎にエネルギー消費量を収集する。
さらに、前記計測部4はエネルギー消費量の計測結果を受信する入力部(受信部)3で受信した計測結果を記憶すると共に、表示/操作部8で設定された前記換算係数を記憶する。
前記プログラム5は機械10を制御するための制御命令を設定したプロクラムである(例えば、NCタレットパンチプレスにおけるNCプログラム、レーザ加工機におけるNCプログラム、パンチ・レーザー複合機におけるNCプログラム等)。そして、このプログラム5に設定した測定開始指令により計測を開始すると共に測定終了指令により計測を終了し測定開始指令と測定終了指令との間のエネルギー消費量を求めることができる。
前記メモリ部6は、計測部4で計測した計測データ及び、前記換算係数を保存する。また、前記メモリ部6はプログラム名を含む計測データを一括して保存すると共に検索可能である。
計算部7は、計測したエネルギー消費量を電力量、CO2量、原油量へ換算するとともに表示または印刷するための情報に計算および編集する。表示/操作部8、プリント部9は、前記計測部4で計測し計算部7で計算および編集されたエネルギー消費量を表示または印刷する。
機械10は、例えば、NCタレットパンチプレス、レーザ加工機、パンチ・レーザー複合機等である。
図2にエネルギー消費量収集装置1の動作を示す。初めに、計測部4について詳細な構成を説明する。計測部4には、プログラム名PGと、稼働時間OHと、プログラム開始時刻STと、プログラム終了時刻ETとが記憶される。
なお、本体電源と、発振器電源と、チラー電源と、エアー源のエネルギー(電力、エアー等)を消費量測定機器(11a、11b、11c)で測定し測定結果を受信部3で受信する。
記録部4Aは、本体電源の指定範囲E0のエネルギー消費量4A1と、指定範囲E1のエネルギー消費量4A2と、指定範囲E2のエネルギー消費量4A3等を記憶する。
前記記録部4Aは、エネルギー消費量から電力量への換算係数4A4を記憶する。また、エネルギー消費量からCO2への換算係数4A5を記憶する。さらに、エネルギー消費量から原油量への換算係数4A6を記憶する。なお、記録部4B、4C、4Dは発振器電源と、チラー電源と、エアー源のエネルギー(電力、エアー等)を消費量測定機器(11b、11c、11d)で測定し測定結果と前記換算係数を記録する。
初めに、ステップS201では、計測部4が表示/操作部8の操作に応じて換算計数を設定する。続いて、ステップS202では、制御部2がプログラム5の実行を開始する。そして、換算係数以外のデータをクリアし、プログラム名PG、プログラム開始時刻ST、プログラム終了時刻ETをメモリに記憶すると共に、稼働時間の積算を開始する。また、プログラム5の計測開始、終了指令(M***)に従ってエネルギー消費量の積算を開始・終了する。なお、表示/操作部8の設定によっては積算を実行しない。
ステップS203では、計測部4は機械10において加工の中断または再開が発生した場合は、積算を中断または再開する。
ステップS204では、プログラム5の実行が完了するとプログラム終了時刻ETをメモリに記録し、稼働時間の積算を終了して全て計測部データをメモリ部6に転送する。なお、ステップS205において、表示/操作部8の設定によってはメモリ部6にデータを転送しないように制御することもできる。
ステップS206では、表示/操作部8の検索画面からの指令により計算対象データを抽出、計算、及び表示する。ステップS207では、表示/操作部8の計算結果表示画面からの指令により計算結果をプリント出力する。
図3、図4を参照し、プログラム作成方法(基本形)を説明する。プログラム名PGaにおいては、図4に示すようにワークWaに、それぞれ異なる製品Pa1と製品Pa2と製品Pa3が配置されているものを対象とする。
図3を参照する。初めに、プログラム5の先頭には板材全体の積算開始指令(M***P0)が設定されている。
板金全体の加工プログラムPGa1においては、指定範囲Ea0が設定されている。指定範囲Ea0は、指定範囲Ea1、指定範囲Ea2、指定範囲Ea3を含んでいる。
前記指定範囲Ea1は、製品Pa1の積算開始指令(M***P1)と、製品Pa1の加工指令と、製品Pa1の積算終了命令(M***Q1)とを含んでいる。前記指定範囲Ea2は、製品Pa2の積算開始指令(M***P2)と、製品Pa2の加工指令と、製品Pa2の積算終了命令(M***Q2)とを含んでいる。前記指定範囲Ea3は、製品Pa3の製品Pa3の積算開始指令(M***P3)と、製品Pa3の加工指令と、製品Pa3の積算終了命令(M***Q3)とを含んでいる。
このように、計測部4はプログラム5に設定された、積算開始指令(測定開始指令)により前記計測を開始すると共に積算終了指令(測定終了指令)により計測を終了し積算開始指令(測定開始指令)と積算終了指令(測定終了指令)との間のエネルギー消費量を求める。
さらに、板材全体の積算終了指令(M***Q0)を含んでいる。このようなプログラム5が実行されることにより製品Pa1、Pa2、Pa3毎および加工準備動作等を含む板材全体のエネルギー消費量を収集することができる。
図5、図6を参照しプログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する。
プログラム名PGbにおいて、図5に示すように、例えばワークWbに6個の同一の製品Pb1がそれぞれの箇所に配置されている。
初めに、図5に示すようにプログラムの先頭に板材全体の積算開始指令(M***P0)が設定されている。板金全体の加工プログラムPGb1においては、、製品の多数個取り基準点と配列ピッチ設定指令(G98X_Y_I_J_P1K2)を設定する。
そして、製品Pb1の加工記憶指令を含んでいる。記憶の対象となる指定範囲Eb1は、製品Pb1の積算開始指令(M***P1)と、製品Pb1の加工指令と、製品Pb1の積算終了命令(M***Q1)とを含んでいる。
ここで、U○○、V○○、W○○の各コードによりマクロ機能を設定する。すなわち、U○○、V○○コード内に設定された製品Pb1の加工およびエネルギー消費量の収集をG75○○Q4の多数個取り加工実行命令で所定回数実行する。
さらに、板材全体の積算終了指令(M***Q0)を含んでいる。このようなプログラムが実行されることにより製品Pb1および加工準備動作等を含む板材全体のエネルギー消費量を収集することができる。
図7、図8を参照しプログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する。図7に示すプログラム名PGcは、図8に示すように、例えばワークWcに製品Pc1が6個とPc2が4個と製品Pc3が2個がそれぞれの箇所に配置されているものを加工するものである。
図7を参照する。初めに、プログラムの先頭に板材全体の積算開始指令(M***P0)が設定されている。板材全体の加工プログラムPGc4は、製品の多数個取り基準点と配列ピッチ設定指令(G98X_Y_I_J_P1K2)を設定する。板材全体の加工プログラムPGc4は、製品PGc1の加工プログラムと、製品PGc2の加工プログラムと、製品PGc3の加工プログラムとを含む。
U○○、V○○、W○○の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U○○、V○○コード内に設定された加工およびエネルギー消費量の収集をG75○○Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U○○、V○○内には、M***P1の製品Pc1の積算開始指令とM***Q1製品Pc1の積算終了指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec1におけるエネルギー消費量を求めることができる。
続いて、U□□、V□□、W□□の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U□□、V□□コード内に設定された加工およびエネルギー消費量の収集をG75□□Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U□□、V□□内には、M***P2の製品Pc2の積算開始指令とM***Q2の製品Pc2の積算終了指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec2におけるエネルギー消費量を求めることができる。
続いて、U△△、V△△、W△△の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U△△、V△△コード内に設定された加工およびエネルギー消費量の収集をG75△△Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U△△、V△△内には、M***P3の製品Pc3の積算開始指令とM***Q3の製品Pc3の積算終了指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec3におけるエネルギー消費量を求めることができる。
さらに、板材全体の積算終了指令(M***Q0)を含んでいる。これにより、製品Pc1、Pc2、Pc3毎および加工準備動作等を含む板材全体のエネルギー消費量を収集することができる。
図9、図10を参照し、プログラム実行中(基本形)の動作を説明する。プログラム名PGaにおいて、図10に示すようにワークWaに、それぞれ異なる製品Pa1と、製品Pa2と製品Pa3が配置されている。
図9を参照する。初めに、ステップS901では、計測部4が「換算係数」を除く計測部4のデータを全てクリアにする。そして「プログラム名PG」「プログラム開始時刻ST」をセットすると共に「稼働時間OH」の積算を開始する。
ステップS902では、計測部4が「指定範囲Ea0のエネルギー消費量」の積算を開始する。ステップS903では、「指定範囲Ea1のエネルギー消費量」積算を開始する(以下、同様)。
ステップS904では、計測部4が機械10において加工中断が発生した場合は積算を中断し、再開した場合は積算を再開する。
ステップS905では、計測部4が「指定範囲Ea1のエネルギー消費量」積算を終了する(以下、同様)。ステップS906では、「指定範囲Ea0のエネルギー消費量」積算を終了する。
ステップS907では、計測部4が「プログラム終了時刻ET」をセットする。「稼働時間OH」の積算を終了する。さらに、計測部4の全てのデータをメモリ部6へ転送する。但し、「計測」または「データ転送」無効が選択されている場合は実行しない。
図11を参照し表示及び操作部8の換算係数設定動作を説明する。ステップS1101では表示されている換算係数1101から所定のものを選択し入力する。続いて、ステップS1102では、設定ボタン1102を押下する。そして、ステップS1103では、計測部4の換算係数を設定する。
図12を参照し表示及び操作部8(計測の有効または無効、メモリ部6へのデータ転送の有効または無効、強制データ転送設定画面)の動作を説明する。
初めに、ステップS1201ではデータ転送の有効または無効のボタン1201の設定と押下を行う。続いて、ステップS1202では、計測の有効または無効を設定するボタン1202の設定および押下を行う。
ステップS1203では、「計測」有効が選択されている場合のみ計測を実行する。「計測」有効、且つ、「データ転送」が選択されている場合のみプログラム終了時に計測部データをメモリ部6に転送する。
ステップS1204では、「計測」有効、且つ、「データ転送」無効が選択されている場合で計測後に「強制データ転送1204」ボタンを押下すると計測部データがメモリ部6へ転送される。
図13を参照し、メモリ部6に蓄積されたデータを検索、選択、表示、印刷する場合の動作を示す(「発振器電源」の「電力量換算消費量」の場合)。
初めに、ステップS1301では、検索条件を入力する。続いて、ステップS1302では、検索ボタン1302を押下する。続いて、ステップS1303では、検索結果1303を表示及び操作部8の画面に表示する。ステップS1304では、検索結果1303の中から対象加工を選択する。
ステップS1305では、表示ボタン1305を押下する。続いて、ステップS1306では、メモリ部6から該当データを抽出する。ステップS1307では、計算部4で換算係数を掛けて電力量換算消費量を計算する。
ステップS1308では、計算結果を表示及び操作部8の画面に表示する。ステップS1309では、印刷ボタン1309を押下する。ステップS1310では、印刷が行われる。
図14を参照し、メモリ部6に蓄積したデータを検索、選択、表示、印刷する動作を説明する(「機械全体」の「CO2換算排出量」の場合)。
初めに、ステップS1401では検索条件を入力する。続いて、ステップS1402では、検索ボタン1402を押下する。
ステップS1403では、検索結果1403を表示及び操作部8の画面に表示する。ステップS1404では、検索結果1403の中から対象加工を選択する。
ステップS1405では、表示ボタン1405を押下する。ステップS1406では、メモリ部6から該当データを抽出する。ステップS1407では、計算部4で換算係数を掛けて各測定箇所毎のCO2換算排出量を計算する。
ステップS1408では、計算部4で集計して機械全体のCO2換算排出量を表示する。
ステップS1409では、印刷ボタン1409を押下する。ステップS1410では、印刷が行われる。
図15を参照する。第2エネルギー消費量収集装置21(測定開始指令および測定終了指令に計測フラグ設定指令を利用している点でエネルギー消費量収集装置1と特徴が異なる)を示す。この第2エネルギー消費量収集装置21はコンピュータにより構成されるものであり、制御部22と、入力部(受信部)23と、計測部24と、プログラム25と、メモリ部26と、計算部27と。表示及び操作部28と、プリント部29と、機械30と、エネルギー源31と、エネルギー(電力、エアー等)消費量測定機器(31a、31b、31c)とを備えている。
前記制御部22は機械30及び第2エネルギー消費量収集装置21の全体を制御するものである。前記入力部(受信部)23は、エネルギー源31に対しエネルギー(電力、エアー等)消費量測定機器(31a、31b、31c)で測定した測定結果を受信する。受信した測定結果は計測部24に送られる。
前記計測部24は、プログラム25に設定した制御指令に従い作動する機械30に対し前記プログラム25を読み込み前記機械30のエネルギー消費量を計測する。また、実行中の機械30で加工中断または加工再開が発生した場合に、前記加工中断または前記加工再開に応じて前記エネルギー消費量の計測を中断または再開する。前記プログラム25に単一製品または複数種類製品の多数個取りが設定されている場合に、前記設定に応じて製品毎にエネルギー消費量を収集する。
前記プログラム25は機械30を制御するための制御命令を設定したプロクラムである(例えば、NCタレットパンチプレスにおけるNCプログラム、レーザ加工機におけるNCプログラム、パンチ・レーザー複合機におけるNCプログラム等)。そして、このプログラム25に設定した測定開始指令(計測フラグ設定指令)により計測を開始すると共に測定終了指令(計測フラグ設定指令)により計測を終了し測定開始指令と測定終了指令との間のエネルギー消費量を求めることができる。
前記メモリ部26は、前記計測データ及び前記換算係数を保存する。また、前記メモリ部26はプログラム名を含む計測データを一括して保存すると共に検索可能である。
計算部27は、計測したエネルギー消費量を電力量、CO2量、原油量へ換算するとともに表示または印刷するための情報に計算および編集する。表示/操作部28、プリント部29は、前記計測部24で計測し計算部27で計算および編集されたエネルギー消費量を表示または印刷する。
機械30は、例えば、NCタレットパンチプレス、レーザ加工機、パンチ・レーザー複合機等である。
図16に第2エネルギー消費量収集装置21の動作を示す。初めに、計測部24について詳細な構成を説明する。計測部24には、プログラム名PGが記憶される。
本体電源と、発振器電源と、チラー電源と、エアー源のエネルギー(電力、エアー等)を消費量測定機器(31a、31b、31c)で測定した測定結果を受信部23で受信する。
記録部24Aに含まれるエネルギー消費量記録部24A1は、プログラム25の実行開始から終了まで、単位時間毎に時刻、当該単位時間中のエネルギー消費量/M***の実行フラグ/加工中断フラグを記録する。
前記記録部24Aは、エネルギー消費量から電力量への換算係数24A2を記憶する。エネルギー消費量からCO2への換算係数24A3を記憶する。エネルギー消費量から原油量への換算係数24A4を記憶する。
なお、記録部4B、4C、4Dは発振器電源と、チラー電源と、エアー源のエネルギー(電力、エアー等)を消費量測定機器(11a、11b、11c)で測定し測定結果と前記換算係数を記録する。
初めに、ステップS1601では、計測部24が表示及び操作部28の操作に応じて換算計数を設定する。続いて、ステップS1602では、制御部22がプログラム25の実行を開始する。そして、換算係数以外のデータをクリアし、プログラム名PGをメモリに記憶する。また、単位時間毎に時刻、当該単位時間中のエネルギー消費量E、計測フラグFA及び加工フラグFBを記録する。なお、表示及び操作部28の設定によっては計測を実行しない。
ステップS1603では、プログラム25の実行が完了すると計測部データをメモリ部26に転送する。なお、ステップS1604において、表示及び操作部28の設定によってはメモリ部26にデータを転送しないように制御することもできる。
ステップS1605では、表示及び操作部28の検索画面からの指令により計算対象データを抽出、計算、及び表示する。ステップS1606では、表示及び操作部28の計算結果表示画面からの指令により計算結果をプリント出力する。
図17にエネルギー消費量のデータ構造とプログラム指令によるフラグ変化の一例を示す。このデータ構造は、時刻Tと、当該単位時間中のエネルギー消費量Eと、計測フラグFAと、加工中断フラグFBを記憶する領域を1つのレコード中に有する。そして、このようなレコードを時刻毎に複数作成する。
ステップS1701では、板金全体の計測開始指令「M***P0」の実行を行う。これにより、計測フラグに「00000001」が設定される(実行前の計測フラグの値は「00000000」)。続いて、ステップS1702では製品の計測フラグ設定指令(1つの製品の計測開始指令)「M***P1」の実行を行う。これにより、計測フラグに「00000011」が設定される。
ステップ1703では、加工中断指令が実行される。これにより、加工中断フラグに「1」が設定される。ステップS1704では、加工再開指令が実行される。これにより、加工中断フラグが「0」に戻る。
ステップS1705では、計測フラグ解除指令(1つの製品の計測フラグ解除指令)「M***Q1」が実行される。これにより、計測フラグに「00000001」が設定される。ステップS1706では、板材全体の計測フラグ解除指令「M***Q0」が実行される。これにより、計測フラグの「00000000」が設定される。
上述のように構成されたレコードを所定の時刻毎に複数作成すると共に、作成された複数のレコードを処理することにより、割り込み加工の際の中断等を考慮したエネルギー消費量の算出が可能となる。
図18、図19を参照し、プログラム作成方法(基本形)を説明する。プログラム名PGa(図3のプログラムと計測フラグ設定命令および計測フラグ解除命令を含む点で内容は異なる)において、図19に示すようにワークWaにそれぞれ異なる製品Pa1と、製品Pa2と製品Pa3が配置されている。
図18を参照する。初めに、先頭には板材全体の計測フラグ設定指令(M***P0)が設定されている。
さらに、板金全体の加工プログラムPGa1において指定範囲Ea0が設定されている。指定範囲Ea0は、指定範囲Ea1、指定範囲Ea2、指定範囲Ea3を含んでいる。
前記指定範囲Ea1は、製品Pa1の計測フラグ設定指令(M***P1)と、製品Pa1の加工指令と、製品Pa1の計測フラグ解除指令(M***Q1)とを含んでいる。前記指定範囲Ea2は、製品Pa2の計測フラグ設定指令(M***P2)と、製品Pa2の加工指令と、製品Pa2の計測フラグ解除指令(M***Q2)とを含んでいる。前記指定範囲Ea3は、製品Pa3の計測フラグ設定指令(M***P3)と、製品Pa3の加工指令と、製品Pa3の計測フラグ解除指令(M***Q3)とを含んでいる。
計測部24はプログラム25に設定された、計測フラグ設定指令(測定開始指令)により計測を開始すると共に計測フラグ解除指令(測定終了指令)により計測を終了し測定開始指令と測定終了指令との間のエネルギー消費量を求める。
さらに、板材全体の設定フラグ解除指令(M***Q0)を含んでいる。このように、機械30の電力消費量が収集される。
図20、図21を参照しプログラム作成方法(単一製品の多数個取り)を説明する。
プログラム名PGb(図5のプログラムと計測フラグ設定命令および計測フラグ解除命令を含む点で内容は異なる)において、図21に示すように、例えばワークWbに6個の同一の製品Pb1がそれぞれの箇所に配置されている。
初めに、図20に示すようにプログラムの先頭に板材全体の計測フラグ設定指令(M***P0)が設定されている。板金全体の加工プログラムPGb1においては、製品の多数個取り基準点と配列ピッチ設定指令(G98X_Y_I_J_P1K2)を設定する。
さらに、指定範囲Eb1が設定されている。指定範囲Eb1は、製品Pb1の加工記憶指令を含んでいる。すなわち、指定範囲Eb1は、製品Pb1の計測フラグ設定指令(M***P1)と、製品Pb1の加工指令と、製品Pb1の計測フラグ解除命令(M***Q1)とを含んでいる。
ここで、U○○、V○○、W○○の各コードによりマクロ機能を設定する。すなわち、U○○、V○○コード内に設定された製品Pb1の加工およびエネルギー消費量の収集をG75○○Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。
さらに、板材全体の計測フラグ解除指令(M***Q0)を含んでいる。このようなプログラムが実行されることにより加工が実行されると共に製品Pb1及び加工準備動作等を含む板材全体のエネルギー消費量を収集することができる。
図22、図23を参照しプログラム作成方法(複数製品の多数個取り)を説明する。図23に示すプログラム名PGc(図7のプログラムとは計測フラグ設定命令および計測フラグ解除命令を含む点で内容が異なる)は、例えばワークWcに製品Pc1が6個とPc2が4個と製品Pc3が2個がそれぞれの箇所に配置されているものを加工するものである。
図22を参照する。初めに、プログラムの先頭に板材全体の計測フラグ設定指令(M***P0)が設定されている。板材全体の加工プログラムPGc4は、製品の多数個取り基準点と配列ピッチ設定指令(G98X_Y_I_J_P1K2)を設定する。また、板材全体の加工プログラムPGc4は、製品PGc1の加工プログラムと、製品PGc2の加工プログラムと、製品PGc3の加工プログラムとを含む。
U○○、V○○、W○○の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U○○、V○○コード内に設定された加工およびエネルギー消費量収集を記憶しG75○○Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U○○、V○○内には、M***P1の製品Pc1の計測フラグ設定指令と、M***Q1の製品Pc1の加工フラグ解除指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec1におけるエネルギー消費量を求めることができる。
続いて、U□□、V□□、W□□の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U□□、V□□コード内に設定された加工およびエネルギー消費量収集を記憶しG75□□Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U□□、V□□内には、M***P2の製品Pc2の加工フラグ設定指令と、M***Q2の製品Pc2の加工フラグ加除指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec2におけるエネルギー消費量を求めることができる。
続いて、U△△、V△△、W△△の各コードによりマクロ機能を設定する。そして、U△△、V△△コード内に設定された加工およびエネルギー消費量収集を記憶しG75△△Q4の多数個取り加工実行命令で実行する。ここで、U△△、V△△内には、M***P3の製品Pc3の計測フラグ設定指令と、M***Q3の製品Pc3の計測フラグ解除指令によりエネルギー消費量の開始と終了の指令を行う。これにより、指定範囲Ec3におけるエネルギー消費量を求めることができる。
さらに、板材全体の加工フラグ解除指令(M***Q0)を含んでいる。このようなプログラムが実行されることにより製品Pc1、Pc2、Pc3および加工準備動作を含む板材全体のエネルギー消費量を収集することができる。
図24、図25を参照し、プログラム実行中(基本形)の動作を説明する。プログラム名PGaにおいて、ワークWaに製品Pa1と、製品Pa2と製品Pa3が配置されている。
図24を参照する。初めに、ステップS2401では、計測部24が「換算係数」を除く計測部24のデータを全てクリアにする。そして「プログラム名」を記録する。
ステップS2402では、計測部24が「指定範囲Ea0のエネルギー消費量の計測フラグ」を設定する。ステップS2403では、「指定範囲Ea1のエネルギー消量の計測フラグ」を設定する(以下、同様)。
ステップS2404では、計測部24が機械30において加工中断が発生した場合は当該指定範囲の計測フラグを解除し、再開した場合は計測フラグを設定する。
ステップS2405では、計測部4が「指定範囲Ea1のエネルギー消費量の計測フラグ」を解除する(以下、同様)。ステップS2406では、「指定範囲Ea0のエネルギー消費量の計測フラグ」を解除する。
ステップS2407では、計測部24が全てのデータをメモリ部26へ転送する。但し、「計測」または「データ転送」無効が選択されている場合は実行しない。
図26を参照し表示及び操作部18(換算係数設定)の動作を説明する。ステップS2601では登録されている換算係数2601から所定のものを選択し入力する。続いて、ステップS2602では、設定ボタン2602を押下する。そして、ステップS2603では、計測部24の換算係数を設定する。
図27を参照し表示及び操作部28(計測の有効または無効、メモリ部26へのデータ転送の有効または無効、強制データ転送設定画面)の動作を説明する。
初めに、ステップS2701ではデータ転送の有効または無効のボタン2701の設定と押下を行う。続いて、ステップS2702では、計測の有効または無効を設定するボタン2702の設定を行う。
ステップS2703では、「計測」有効が選択されている場合のみ計測を実行する。「計測」有効、且つ、「データ転送」が選択されている場合のみプログラム終了時に計測部データをメモリ部26に転送する。
ステップS2704では、「計測」有効、且つ、「データ転送」無効が選択されている場合で計測後に「強制データ転送2704」ボタンを押下すると計測部データがメモリ部26へ転送される。
図28を参照し、メモリ部26に蓄積されたデータを検索、選択、表示、印刷する場合の動作を示す(グラフ化している点で図13の内容と異なる)。
初めに、ステップS2801では、検索条件を入力する。続いて、ステップS2802では、検索ボタン2802を押下する。続いて、ステップS2803では、検索結果2803を表示及び操作部28の画面に表示する。ステップS2804では、検索結果2803の中から対象加工を選択する。
ステップS2805では、表示ボタン2805を押下する。続いて、ステップS2806では、メモリ部26から該当データを抽出する。ステップS2807では、計算部24で換算係数を掛けて電力量換算消費量を計算すると共にグラフ化する。
ステップS2808では、計算結果およびグラフを表示及び操作部28の画面に表示する。ステップS2809では、印刷ボタン2809を押下する。ステップS2810では、印刷が行われる。
図29を参照し、メモリ部26に蓄積したデータを検索、選択、表示、印刷する動作を説明する(グラフ化している点で図14の内容と異なる)。
初めに、ステップS2901では検索条件を入力する。続いて、ステップS2902では、検索ボタン2902を押下する。
ステップS2903では、検索結果2903を表示及び操作部28の画面に表示する。ステップS2904では、検索結果2903の中から対象加工を選択する。
ステップS2905では、表示ボタン2905を押下する。ステップS2906では、メモリ部26から該当データを抽出する。ステップS2907では、計算部24で換算係数を掛けて各測定箇所毎のCO2換算排出量を計算すると共にグラフ化する。
ステップS2908では、計算部24で集計しグラフ化した機械全体のCO2換算排出量を表示する。ステップS2909では、印刷ボタン2909を押下する。ステップS2910では、印刷が行われる。
図30は、グラフ表示方法(基本形プログラムの場合)を示す。なお、「本体電源」の「電力量換算消費量」表示画面の場合である。計測フラグ設定範囲3001を表示及び操作部28に表示する。また、加工中断が発生した場合に当該範囲3002を表示及び操作部28表示する。
カーソル3005に挟まれた加工中断中の消費電力3003を表示及び操作部28表示する。さらに、カーソル3005に挟まれ、且つ、計測フラグが設定されている範囲の消費電力量3004を表示及び操作部28に表示する。
図31は、グラフ表示方法(単一製品の多数個取りプログラム、全加工の場合)を示す。なお、「本体電源」の「電力量換算消費量」表示画面の場合である。計測フラグ設定範囲3101を表示及び操作部28に表示する。さらに、カーソル3103に挟まれ、且つ、計測フラグが設定されている範囲の消費電力量3102を表示及び操作部28に表示する。
図32は、グラフ表示方法(複数製品の多数個取りプログラム、全加工の場合)を示す。なお、「本体電源」の「電力量換算消費量」表示画面の場合である。計測フラグ設定範囲3201を表示及び操作部28に表示する。さらに、カーソル3203に挟まれ、且つ、計測フラグが設定されている範囲の消費電力量3202を表示及び操作部28に表示する。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
例えば、ブロック図等に記載した機能は物理的に一つの機器上にあっても、複数の機器上にあっても可能である。また、プログラム上に記載する計測開始、終了信号はMコードに限らない。プログラム上で指令していればどのような方法でも可能である。さらに、エネルギー消費量等の信号は、計測が可能であればどのような方法でも良い(デジタルデータ、アナログデータ、パルスカウント等)。
画面は必要情報が設定及び表示できればどのような方法でも良い。また、「第2エネルギー消費量収集装置」により、詳細なデータ取得とグラフ化が可能になる。
1 エネルギー消費量収集装置
2 制御部
3 入力部(受信部)
4 計測部
5 プログラム
6 メモリ部
7 計算部
8 表示及び操作部
9 プリント部
10 機械
11 エネルギー源
11a 本体電源
11b 発信器電源
11c チラー電源
11d エアー源

Claims (8)

  1. エネルギー消費量の収集を行うエネルギー消費量収集装置において、
    プログラムに設定した制御指令に従い作動する機械に対し、前記プログラムを読み込み前記機械のエネルギー消費量を計測する計測部を備え、
    プログラムには、複数の指定範囲が設定されて、前記各指定範囲は、製品の積算開始指令と、製品の加工指令と、製品の積算終了命令とを含んでおり、
    前記計測部は前記プログラムに設定された、積算開始指令により前記計測を開始すると共に積算終了指令により前記計測を終了し前記積算開始指令と前記積算終了指令との間のエネルギー消費量を計測することを特徴とするエネルギー消費量収集装置。
  2. 前記計測部は、実行中の機械で加工中断または加工再開が発生した場合に、前記加工中断または前記加工再開に応じて前記エネルギー消費量の計測を中断または再開することを特徴とする請求項1に記載のエネルギー消費量収集装置。
  3. 前記計測部は計測した計測データをメモリ部へ転送する手段を備え、前記メモリ部は前
    記計測データを保存することを特徴とする請求項1または2に記載のエネルギー消費量収
    集装置。
  4. 前記計測部は前記プログラムに単一製品または複数種類製品の多数個取りが設定されて
    いる場合に、前記設定に応じて製品毎にエネルギー消費量を収集することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のエネルギー消費量収集装置。
  5. 前記計測部はエネルギー消費量の計測結果を受信する受信部を備え、前記受信部で受信した計測結果を電力量、CO2量、原油量へ換算する係数を記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエネルギー消費量収集装置。
  6. 前記メモリ部はプログラム名を含む計測データ及び前記換算係数を一括して保存すると
    共に所定の検索キーで検索可能なことを特徴とする請求項3に記載のエネルギー消費量収
    集装置。
  7. 前記計測部で計測したエネルギー消費量と前記換算係数から電力量、CO2量、原油量へ換算し、その結果を表示または印刷するために計算する計算部を備えていることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のエネルギー消費量収集装置。
  8. コンピュータにより、エネルギー消費量の収集を行うエネルギー消費量収集方法において、
    計測部が、プログラムに設定した制御指令に従い作動する機械に対し、前記プログラムを読み込み前記機械のエネルギー消費量を計測する計測工程を実行し、
    前記プログラムには、複数の指定範囲が設定されて、前記各指定範囲は、製品の積算開始指令と、製品の加工指令と、製品の積算終了命令とを含んでおり、
    前記計側部が実行する計測工程は前記プログラムに設定された、積算開始指令により前記計測を開始すると共に積算終了指令により前記計測を終了し前記積算開始指令と前記積算終了指令との間のエネルギー消費量を計測することを特徴とするエネルギー消費量収集方法。
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