JP5603227B2 - 移動体通信端末試験装置及び移動体通信端末試験方法 - Google Patents
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また、請求項2に記載の発明は、前記受信部は、あらかじめ決められた試験の条件に基づき前記所定のタイミングを生成し、前記A/D変換部に送って前記所定のタイミングに同期した前記所定周期でサンプリングさせるタイミング生成部(3)と、当該所定のタイミングに基づき拡散コードを生成するコード生成部(4)と、前記A/D変換部からの前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号のそれぞれを前記拡散コードで逆拡散して、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号を出力する逆拡散部(152)と、を備え、前記第1の加算部は、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号それぞれを個別に、複数のチップ分加算し、前記パワー算出部は、前記第1の加算部で加算された、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号それぞれを基に、前記第1の電力値、前記第2の電力値、及び前記第3の電力値を算出することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記第1の加算部は、前記複数のチップのうち先頭に位置するシンボルのチップに対応する逆拡散された前記第2のサンプリング信号の電力値を基準電力値として、前記複数のチップのうち2番目以降のシンボルのチップに対応する前記第2のサンプリング信号ごとに、当該第2のサンプリング信号の電力値及び位相を反転させた当該第2のサンプリング信号の電力値それぞれに前記基準電力値を加算したうえで比較し、電力値の高いサンプリング信号に対応する位相を特定する比較部(1533)と、前記シンボルごとに、逆拡散された前記第1のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第1のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第1のサンプリング信号として出力する第1のセレクタ(1534a)と、前記シンボルごとに、逆拡散された前記第2のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第2のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第2のサンプリング信号として出力する第2のセレクタ(1534b)と、前記シンボルごとに、逆拡散された前記第3のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第3のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第3のサンプリング信号として出力する第3のセレクタ(1534c)と、を備え、前記第1のセレクタ、前記第2のセレクタ、及び前記第3のセレクタそれぞれから出力された、逆拡散された前記第1のサンプリング信号、第2のサンプリング信号、及び第3のサンプリング信号それぞれを個別に前記複数のチップ分加算することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、符号分割多重通信方式に基づいた未知のシンボルを含む複数のシンボルの複数のチップを含むフレームで構成された受信信号を、移動体通信端末から受信する受信部と、前記受信信号を解析する解析部と、を備えた移動体通信端末試験装置を用いた移動体通信端末試験方法であって、前記受信信号に含まれる1チップを所定周期でサンプリングし、サンプリングの順にサンプリングされた少なくとも第1のサンプリング信号、第2のサンプリング信号、及び第3のサンプリング信号を出力するサンプリング段階と、前記受信信号に含まれる複数のチップについてそれぞれ前記サンプリング段階を行い、当該複数のチップそれぞれの前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号を抽出する抽出段階と、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号のそれぞれのサンプリング信号について、前記複数のチップ分のサンプリング信号を、前記チップそれぞれに対応するサンプリング信号の位相を前記複数のチップのうち先頭のシンボルのチップに対応するサンプリング信号の位相にあわせたうえで加算する加算段階と、前記加算段階で加算された前記第1のサンプリング信号の第1の電力値と、前記加算段階で加算された前記第2のサンプリング信号の第2の電力値と、前記加算段階で加算された前記第3のサンプリング信号の第3の電力値とを算出する電力値算出段階と、前記第1の電力値と前記第3の電力値との差を、前記第1の電力値、前記第2の電力値、及び前記第3の電力値の和で除算することで補正係数を算出する補正係数算出段階と、前記補正係数に応じて、所定の同期タイミングに対する前記受信信号の時間軸に沿ったずれを補正するタイミング補正段階と、を備えたことを特徴とする移動体通信端末試験方法である。
まずフレームのデータ構造について図1を参照しながら説明する。図1に示す通り、1つのフレームFr1は、15個のスロットSt0〜St14を含んで構成される。また、DPCCH及びE−DPCCHの場合、1つのスロットは、10個のシンボルSb0〜Sb9を含んで構成される。また、1つのシンボルは、256個のチップ#0〜#255で構成されている。即ち、1スロットは2560チップで構成される。また詳細については後述するが、本実施形態に係る移動体通信端末試験装置U1は、移動体通信端末U2からの受信信号に対し、チップレートの5倍でオーバーサンプリングしサンプリング信号とする。即ち1チップから、5つのサンプリング信号Smp0〜Smp4が出力される。
次に図2〜図6を参照しながら本実施形態に係る移動体通信端末試験装置U1の構成について説明する。まず図2を参照する。図2は、本実施形態に係る移動体通信端末試験装置U1のブロック図である。
ここで図3を参照する。図3は、本実施形態に係る受信部U11のブロック図である。図3に示すように、受信部U11は、RF部2と、時間同期処理部1と、タイミング生成部3と、コード生成部4と、逆拡散部5と、位相同期処理部6とを含んで構成される。
次に図4を参照しながら時間同期処理部1の詳細な構成について説明する。図4は、時間同期処理部1のブロック図である。図4に示すように、時間同期処理部1は、A/D変換部11と、直交復調部12と、マッチドフィルタ13と、タイミング補正部14と、補正量算出部15と、間引き部16とで構成される。
次に図5を参照しながら補正量算出部15の詳細な構成について説明する。図5は、補正量算出部15のブロック図である。図5に示すように、補正量算出部15は、DPCCH処理部150aと、E−DPCCH処理部150bと、加算器155と、補正係数算出部156とを含んで構成される。またDPCCH処理部150a及びE−DPCCH処理部150bはそれぞれ、セレクタ151と、逆拡散部152と、シンボル加算部153と、パワー算出部154とを含んで構成される。
次に図6を参照しながらシンボル加算部153が10シンボル分のサンプリング信号を加算するときの詳細な動作について説明する。図6は、シンボル加算部153のブロック図である。図6に示すように、シンボル加算部153は、位相調整部1531a及び1531bと、加算器1532a及び1532bと、比較部1533と、セレクタ1534a〜1534cと、累積加算器1535とを含んで構成される。
次に図3を参照しながら位相同期処理部6の構成について説明する。図3に示すように、位相同期処理部6は、位相差検出部61と、位相補正部62とを含んで構成される。
次に図7を参照しながら位相差検出部61の詳細な構成について説明する。図7は、位相差検出部61のブロック図である。図7に示すように、位相差検出部61は、信号加算部611a及び611bと、パイロットデータ加算部612と、パイロットデータ定義部613と、DPCCH位相特定部614aと、E−DPCCH位相特定部614bと、位相補正係数特定部615とを含んで構成される。
次に図8を参照しながら信号加算部611a及び611bが10シンボル分の信号を加算するときの詳細な動作について説明する。図8は、信号加算部611a及び611bのブロック図である。図8に示すように、信号加算部611a及び611bは、位相調整部6111a及び6111bと、加算器6112a及び6112bと、比較部6113と、セレクタ6114と、累積加算器6115とを含んで構成される。
次に時間同期処理部1によるシンボルタイミングの補正に係る一連の処理について図9を参照しながら説明する。図9は、シンボルタイミングの補正に係る処理のフローチャートである。
被試験端末U2から送信された被試験信号は、RF部2で受信される。RF部2は、この被試験信号をベースバンド信号に変調してA/D変換部11に出力する。
A/D変換部11は、RF部2でベースバンド信号に変調された受信信号を、タイミング生成部3で生成されたタイミング信号に同期し、チップレートの5倍の周波数(1/5の周期)を有するサンプリングクロックでA/D変換する。このときA/D変換部11は、チップレートの受信信号を5倍でオーバーサンプリングする。A/D変換部11は、オーバーサンプリングされた受信信号を直交復調部12に出力する。
マッチドフィルタ13は、コード生成部4からスクランブルコードを受け、直交復調された受信信号とスクランブルコードとをパターン比較し、受信信号におけるフレームの先頭位置のずれ(時間軸に沿ったずれ)を検出する。マッチドフィルタ13は、検出されたフレームの先頭位置のずれを示す情報をタイミング補正部14に出力する。
タイミング補正部14は、マッチドフィルタ13から受信したフレームの先頭位置のずれを示す情報に基づき、直交復調部12から受信した直交復調された受信信号の時間軸に沿ったずれを補正する。タイミング補正部14は、フレームの先頭位置が補正された受信信号を一時的にバッファリングするとともに、この受信信号をDPCCH処理部150a及びE−DPCCH処理部150bそれぞれのセレクタ151に出力する。
DPCCH処理部150a及びE−DPCCH処理部150bそれぞれのセレクタ151は、この受信信号に対し、チップごとにサンプリング信号5n、5n−1、及び5n+1を取出し、それぞれ区別して逆拡散部152に出力する。
逆拡散部152は、サンプリング信号5n、5n−1、及び5n+1を個々に受け、それぞれをコード生成部4から受けた拡散コードで逆拡散する。このときDPCCH処理部150aの逆拡散部152は、DPCCHに対応する拡散コードに基づき受信信号を逆拡散する。またE−DPCCH処理部150bの逆拡散部152は、E−DPCCHに対応する拡散コードに基づき受信信号を逆拡散する。逆拡散部152は、逆拡散したサンプリング信号5n、5n−1、及び5n+1をシンボル加算部153に出力する。
タイミング補正部14は、補正量算出部15から、シンボルタイミングのずれを示す情報を受ける。タイミング補正部14は、このシンボルタイミングのずれを示す情報に基づき、バッファリングされた受信信号を時間軸に沿ってさらに補正する。タイミング補正部14は、シンボルタイミングのずれが補正された受信信号を間引き部16に出力する。
次に位相同期処理部6による位相の補正に係る一連の処理について図10を参照しながら説明する。図10は、位相の補正に係る処理のフローチャートである。
逆拡散部5で逆拡散された受信信号のうち、DPCCHに対応する信号は、位相差検出部61の信号加算部611aに入力される。信号加算部611aは、受信した信号を10シンボル分加算する。このとき信号加算部611aは、10シンボル分の信号の位相を、10シンボル中の先頭シンボルの位相にあわせて加算する。信号加算部611aは、10シンボル分加算されたDPCCHに対応する信号をDPCCH位相特定部614aに出力する。
また逆拡散部5で逆拡散された受信信号のうち、E−DPCCHに対応する信号は、位相差検出部61の信号加算部611bに入力される。信号加算部611bは、受信した信号を10シンボル分加算する。このとき信号加算部611bは、10シンボル分の信号の位相を、10シンボル中の先頭シンボルの位相にあわせて加算する。信号加算部611bは、10シンボル分加算されたE−DPCCHに対応する信号をE−DPCCH位相特定部614bに出力する。
また、逆拡散部5で逆拡散された受信信号のうち、DPCCHに対応する信号は、パイロットデータ加算部612にも入力される。パイロットデータ加算部612は、パイロットデータ定義部613から既知のシンボルに関する情報を読み出し、この情報に基づき、DPCCHに対応する信号に含まれる既知のシンボルの位相をそろえて加算する。この加算された既知のシンボルを信号F0とする。パイロットデータ加算部612は、加算された既知のシンボル、即ち信号F0を、DPCCH位相特定部614a及びE−DPCCH位相特定部614bに出力する。
DPCCH位相特定部614aは、このDPCCHに対応する信号を分波し、同相(0°)の信号F1と、位相を反転させた(180°)信号F1’とを生成しそれぞれをバッファリングする。DPCCH位相特定部614aは、信号F1及びF1’をそれぞれパイロットデータ加算部612から受信した信号F0と加算する。加算後の信号をそれぞれ信号F1+F0及びF1’+F0とする。DPCCH位相特定部614aは、信号F1+F0の電力値及び信号F1’+F0の電力値をそれぞれ算出して比較し、電力値の高い信号に対応する位相を特定する。DPCCH位相特定部614aは、バッファリングされた信号F1及びF1’のうち、特定された位相に対応する信号を読み出し、位相補正係数特定部615に出力する。その後、バッファリングされた信号F1及びF1’はクリアされる。
位相補正係数特定部615は、DPCCH位相特定部614aから10シンボル分加算されたDPCCHに対応する信号(信号F0と同相の信号)を受ける。また位相補正係数特定部615は、E−DPCCH位相特定部614bから10シンボル分加算されたE−DPCCHに対応する信号(信号F0と同相の信号)を受ける。位相補正係数特定部615は、DPCCHに対応する信号の電力値及びE−DPCCHに対応する信号の電力値をそれぞれ算出して比較し、電力値の高い信号を、位相のずれを示す情報として位相補正部62に出力する。
位相補正部62は、逆拡散部5から各チャネルに対応する信号(I、Qデータ)を受ける。位相補正部62は、これらの信号それぞれに、位相補正係数特定部615から受けた位相のずれを示す情報(I、Qデータ)を乗算することで、これらの信号の位相のずれを補正する。位相補正部62は、位相のずれを補正した各チャネルの信号を解析部U12に出力する。
U10 送信部
U11 受信部
U12 解析部
U2 被試験端末
1 時間同期処理部
11 A/D変換部
12 直交復調部
13 マッチドフィルタ
14 タイミング補正部
15 補正量算出部
150a DPCCH処理部
150b E−DPCCH処理部
151 セレクタ
152 逆拡散部
153 シンボル加算部
1531a、1531b 位相調整部
1532a、1532b 加算器
1533 比較部
1534a、1534b、1534c セレクタ
1535a、1535b、1535c 累積加算器
154 パワー算出部
155 加算器
156 補正係数算出部
16 間引き部
2 RF部
3 タイミング生成部
4 コード生成部
5 逆拡散部
6 位相同期処理部
61 位相差検出部
611a、611b 信号加算部
6111a、6111b 位相調整部
6112a、6112b 加算器
6113 比較部
6114 セレクタ
6115 累積加算器
612 パイロットデータ加算部
613 パイロットデータ定義部
614a DPCCH位相特定部
614b E−DPCCH位相特定部
615 位相補正係数特定部
62 位相補正部
Claims (4)
- 符号分割多重通信方式に基づいた未知のシンボルを含む複数のシンボルの複数のチップを含むフレームで構成された受信信号を、移動体通信端末(U2)から受信する受信部(U11)と、前記受信信号を解析する解析部(U12)と、を備えた移動体通信端末試験装置であって、
前記受信部は、
前記受信信号に含まれる1チップを所定周期でサンプリングし、サンプリングの順にサンプリングされた少なくとも第1のサンプリング信号、第2のサンプリング信号、及び第3のサンプリング信号を出力するA/D変換部(11)と、
前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号のそれぞれのサンプリング信号について、前記複数のチップ分のサンプリング信号を、前記複数のチップそれぞれに対応するサンプリング信号の位相を前記複数のチップのうち先頭のシンボルのチップに対応するサンプリング信号の位相にあわせたうえで加算する第1の加算部(153)と、
前記第1の加算部で加算された前記第1のサンプリング信号の第1の電力値と、前記第1の加算部で加算された前記第2のサンプリング信号の第2の電力値と、前記第1の加算部で加算された前記第3のサンプリング信号の第3の電力値とを算出するパワー算出部(154)と、
前記第1の電力値と前記第3の電力値との差を、前記第1の電力値、前記第2の電力値、及び前記第3の電力値の和で除算することで補正係数を算出する補正係数算出部(156)と、
前記補正係数に応じて、所定のタイミングに対する前記受信信号の時間軸に沿ったずれを補正するタイミング補正部(14)と、
を備えたことを特徴とする移動体通信端末試験装置。 - 前記受信部は、
あらかじめ決められた試験の条件に基づき前記所定のタイミングを生成し、前記A/D変換部に送って前記所定のタイミングに同期した前記所定周期でサンプリングさせるタイミング生成部(3)と、
当該所定のタイミングに基づき拡散コードを生成するコード生成部(4)と、
前記A/D変換部からの前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号のそれぞれを前記拡散コードで逆拡散して、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号を出力する逆拡散部(152)と、
を備え、
前記第1の加算部は、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号それぞれを個別に、複数のチップ分加算し、
前記パワー算出部は、前記第1の加算部で加算された、逆拡散された、前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号それぞれを基に、前記第1の電力値、前記第2の電力値、及び前記第3の電力値を算出することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末試験装置。 - 前記第1の加算部は、
前記複数のチップのうち先頭に位置するシンボルのチップに対応する逆拡散された前記第2のサンプリング信号の電力値を基準電力値として、前記複数のチップのうち2番目以降のシンボルのチップに対応する前記第2のサンプリング信号ごとに、当該第2のサンプリング信号の電力値及び位相を反転させた当該第2のサンプリング信号の電力値それぞれに前記基準電力値を加算したうえで比較し、電力値の高いサンプリング信号に対応する位相を特定する比較部(1533)と、
前記シンボルごとに、逆拡散された前記第1のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第1のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第1のサンプリング信号として出力する第1のセレクタ(1534a)と、
前記シンボルごとに、逆拡散された前記第2のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第2のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第2のサンプリング信号として出力する第2のセレクタ(1534b)と、
前記シンボルごとに、逆拡散された前記第3のサンプリング信号及び位相を反転させた当該第3のサンプリング信号のうち、前記特定された位相に対応するサンプリング信号を、逆拡散された前記第3のサンプリング信号として出力する第3のセレクタ(1534c)と、
を備え、
前記第1のセレクタ、前記第2のセレクタ、及び前記第3のセレクタそれぞれから出力された、逆拡散された前記第1のサンプリング信号、第2のサンプリング信号、及び第3のサンプリング信号それぞれを個別に前記複数のチップ分加算することを特徴とする請求項2に記載の移動体通信端末試験装置。 - 符号分割多重通信方式に基づいた未知のシンボルを含む複数のシンボルの複数のチップを含むフレームで構成された受信信号を、移動体通信端末から受信する受信部と、前記受信信号を解析する解析部と、を備えた移動体通信端末試験装置を用いた移動体通信端末試験方法であって、
前記受信信号に含まれる1チップを所定周期でサンプリングし、サンプリングの順にサンプリングされた少なくとも第1のサンプリング信号、第2のサンプリング信号、及び第3のサンプリング信号を出力するサンプリング段階と、
前記受信信号に含まれる複数のチップについてそれぞれ前記サンプリング段階を行い、当該複数のチップそれぞれの前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号を抽出する抽出段階と、
前記第1のサンプリング信号、前記第2のサンプリング信号、及び前記第3のサンプリング信号のそれぞれのサンプリング信号について、前記複数のチップ分のサンプリング信号を、前記チップそれぞれに対応するサンプリング信号の位相を前記複数のチップのうち先頭のシンボルのチップに対応するサンプリング信号の位相にあわせたうえで加算する加算段階と、
前記加算段階で加算された前記第1のサンプリング信号の第1の電力値と、前記加算段階で加算された前記第2のサンプリング信号の第2の電力値と、前記加算段階で加算された前記第3のサンプリング信号の第3の電力値とを算出する電力値算出段階と、
前記第1の電力値と前記第3の電力値との差を、前記第1の電力値、前記第2の電力値、及び前記第3の電力値の和で除算することで補正係数を算出する補正係数算出段階と、
前記補正係数に応じて、所定の同期タイミングに対する前記受信信号の時間軸に沿ったずれを補正するタイミング補正段階と、
を備えたことを特徴とする移動体通信端末試験方法。
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