JP5596747B2 - 個人情報カード用カード素材提供方法及び個人情報カード交付方法 - Google Patents
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このようなカードには、氏名等の個人情報が記載されている(以下、このように個人情報が記載されたカードを個人情報カードと呼ぶ)。各種団体において、団体に所属する者に対して個人情報カードを発行することが盛んに行われている。例えば、地方公共団体では、国民健康保険の被保険者に対してカードタイプの健康保険証が発行されている。
したがって、図10(B)に示すように、ラミネートシート72をめくった状態で、情報記載欄73に手書きで氏名等の個人情報を記載した後、不図示の剥離紙を剥がす。ラミネートシート73の下面には接着材が塗布されており、不図示の剥離紙を剥がして情報記載欄72に押し付けると、ラミネートシート72が情報記載欄73に接着され、情報記載欄73が保護される。
即ち、一括提供の場合、図9に示すように、各個人の情報を記憶したコンピュータでオンデマンド印刷機を制御し、台紙51の一つ一つの領域に各個人情報を順次印刷した後、順次ラミネートシート52を貼り付けていけば良い。しかしながら、再発行の場合には、一つのカード用の台紙51をオンデマンド印刷機にかけることは現時的ではなく、パソコンを使用しプリンタで印刷することになる。この場合、ラミネートシート52が貼られている状態では印刷ができないから、ラミネートシート52が貼られていない状態の台紙を用意し、プリンタで個人情報を印刷した後、ラミネートシート52を貼り付けることになる。その後、ラミネートシート52に切り込みを設けながらカードを台紙51から切り離す。しかしながら、この作業は面倒であり、ラミネートシート52の貼り付けを誤ると見栄えが悪くなってしまう。
また、図10(B)に示す方法は、上記のような欠点はないが、情報記載欄72に対して手書きではなくプリンタによって印刷を行うのは実質的に不可能である。したがって、この方法は、大量にカードを発行したり、見栄えの良いカードを発行したり、公的機関が公的なカードを発行したりするのには向いていない。
一括用カード台紙を加工して一括用カード素材を各個人用にそれぞれ作製し、各個人に送付することで各一括用カード素材を各個人に提供する一括発行ステップと、個別用カード台紙を加工して個別用カード素材を作製し、特定の個人への個人情報カードの交付を行う交付場所に送付することで交付担当者に個別用カード素材を提供する個別発行ステップとを有しており、
一括用カード台紙及び個別用カード台紙には、カード形成片となる領域である形成片領域が設定されており、カード形成片は、中央の折り畳み線で折り畳んで貼り合わせることで個人情報カードとなるものであり、
各形成片領域には、折り畳んだ際に表側となる面に個人情報記載領域が設定されており、
一括発行ステップは、共通情報一括印刷工程と、個人情報一括印刷工程と、一括ラミネート工程とを含んでおり、
共通情報一括印刷工程は、各個人情報カードにおいて共通した情報を各一括用カード台紙に印刷する工程であり、
個人情報一括印刷工程は、一括発行の対象となっている多数の者の個人情報を記憶した記憶部を有する一括用コンピュータから当該個人情報を印刷機に送信し、当該印刷機によって各一括用カード台紙の個人情報記載領域に各個人情報を印刷する工程であり、
一括ラミネート工程は、個人情報一括印刷工程により個人情報が印刷された各一括用カード台紙について、折り畳んだ際に表側となる面及び裏側となる面の双方において形成片領域を覆った状態でラミネートシートを貼り付ける工程であり、
各一括用カード台紙には、送付用領域が設定されており、個人情報一括印刷工程は、個人情報記載領域への印刷に加え、各個人への送付用の氏名及び住所を送付用領域に印刷する工程であり、
個別発行ステップは、共通情報個別印刷工程と、個別ラミネート工程とを有しており、
共通情報個別印刷工程は、各個人情報カードにおいて共通した情報を各個別用カード台紙に印刷する工程であり、
個別ラミネート工程は、各個別用カード台紙における形成片領域のうち、折り畳んだ際に裏側となる面を覆い且つ表側となる面は覆わない状態で二層ラミネートシートを接着する工程であり、
二層ラミネートシートは、前記裏側となる面に対する接着を行っている第一の接着層と、接着層の上に設けられた第一のラミネートシートと、第一のラミネートシートの上に設けられた擬似接着層と、擬似接着層の上に設けられた第二のラミネートシートと、第二のラミネートシートの上に設けられた第二の接着層と、第二の接着層の上に設けられた剥離カバーとから成っているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記一括発行ステップは、前記一括用カード台紙に貼り合わせ用接着シートを貼り付ける貼り合わせ用接着シート貼付工程を有しており、
前記個別発行ステップは、前記個別用カード台紙に貼り合わせ用接着シートを貼り付ける貼り合わせ用接着シート貼付工程を有しており、
各貼り合わせ用接着シートは、擬似接着層によりカード台紙に貼り付けられるシート基材と、シート基材を覆った剥離カバーと、シート基材と剥離カバーとの間に設けられた主接着層とからなっており、擬似接着層がシート基材をカード台紙に貼り付ける接着力は、主接着層がシート基材をカード台紙に貼り付ける接着力よりも弱くなっており、
前記一括用カード台紙には、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、秘匿情報記載欄が設定されており、
前記個別用カード台紙には、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、秘匿情報記載欄が設定されており、
各秘匿情報記載欄は、折り畳み線の一方の側に設定されており、
各貼り合わせ用接着シート貼付工程は、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、折り畳み線を挟んで秘匿情報記載欄とは反対の部分に前記貼り合わせ用接着
シートを貼り付ける工程であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項2の構成において、前記個人情報カードは健康保険証であり、前記秘匿情報記載欄は臓器提供意思の記載欄であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1乃至3いずれかの方法により前記交付担当者に提供された前記個別用カード素材により特定の個人に個人情報カードを交付する個人情報カード交付方法であって、
交付担当者が行う個人情報個別印刷工程と、交付担当者が行う交付時ラミネート工程とを有しており、
個人情報個別印刷工程は、交付対象となっている特定の個人の個人情報を記憶した記憶部を有する個別用コンピュータを使用し、当該個人情報をプリンタに送信して前記個別用カード素材の個人情報記載領域に印刷する工程であり、
交付時ラミネート工程は、前記二層ラミネートシートの前記剥離カバーを剥がした上で、前記カード形成片をカード形成時とは逆向きに前記折り畳み線で折り畳んで貼り合わせ後、当該カード形成片を再び開いた状態とする工程であるという構成を有する。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、貼り合わされる内側の面に秘匿情報が記載されるので、個人情報カードに秘匿情報を保持した状態とすることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、貼り合わされる内側の面に臓器提供意思情報が記載されるので、個人情報カードに臓器提供意思情報を秘匿状態で保持することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、二層ラミネートシートを展開して表裏にラミネート加工をする工程が交付担当者において行われるので、特定の個人に個人情報カードを交付する際のラミネート加工のミスが生じにくくなる。
まず、個人情報カード用カード素材提供方法の発明の実施形態について説明する。図1は、本願発明の実施形態に係る個人情報カード用カード素材提供方法の主要な要素について示した概略図である。
カード素材は、このような個人情報カードを産み出す素材である。本実施形態では、カード素材は二種類の異なったものが提供される。一つは、一括発行用のカード素材(以下、一括用カード素材)であり、もう一つは、個別発行用のカード素材(以下、個別用カード素材)である。
個人情報カードは、このような一括発行とは別に、個別に発行される場合もある。住所が変わったり、婚姻等で名前が変わったりした場合、加入者の申請により新しい個人情報カードが発行される。例えば、国民健康保険証では、転居した際、転入先の自治体で新しい保険証が発行される。
本実施形態では、一括用カード素材と個別用カード素材は、提供される相手が異なっている。一括用カード素材は、各個人に直接提供され、各個人において一括用カード素材から個人情報カードが産み出される。一方、個別用カード素材は、個別の交付業務を行う交付担当者に提供され、交付担当者が個別用カード素材から個人情報カードを産み出して個人に交付する。
図2は、実施形態の方法における一括用カード素材の概略図であり、(1)は表側の斜視概略図、(2)は裏側の斜視概略図、(3)は断面概略図である。
図2に示すように、一括用カード素材1は、全体としては方形のシート状である。一括用カード素材1は、一辺の方向のちょうど真ん中の位置で二つに区分けするように中央にミシン目11が形成されている。ミシン目11で区分けされた一方の領域は、個人情報カードとなる部分を含む領域12である(以下、カード用領域と呼ぶ)。他方の領域13は、送付用に住所や氏名を印刷する箇所を含む領域である(以下、送付用領域と呼ぶ)。
本実施形態では、方形のカード形成片15を中央で折り畳んで貼り合わせることで最終的に個人情報カードとなる。したがって、カード形成片15を一辺の方向のちょうど真ん中の位置で二つに区分けするように折り畳み線151が形成されている。
尚、図2(1)は“表側”であり、(2)は“裏側”であるとしたが、ここでの表側及び裏側は、折り畳み線151で折り畳む前の状態での表現である。折り畳みは、裏側の面が閉じられるように行われるから、図2(2)の面は、最終的には個人情報カードの内部側の面(内側面)ということになる。
貼り合わせ用接着シート18は、折り畳み線151で折り畳んだ際の貼り合わせのための接着を行うシートである。図2(3)に拡大して示すように、貼り合わせ用接着シート18は、カード形成片15に対して擬似接着層182により接着されたシート基材181と、シート基材181を覆った剥離カバー183と、シート基材181と剥離カバー183との間に設けられた主接着層184とから成っている。剥離カバー183は、剥離紙と呼ぶべきものであるが、紙に限定されるものではないので、「剥離カバー」と呼んでいる。
個別用カード素材2も、最終的な個人情報カードの様式やデザインは一括用カード素材1と同じであるから、図3(1)に示すように、個別用カード素材2も、表側の面のうち、左半面部に個人情報記載領域24が設定されている。
尚、個別用カード素材2では、ミシン目22によりカード形成片21が区画されているので、一括用カード素材1のように保持シートは設けられていない。
また、個別用カード素材2は、後述するようにパソコンのプリンタで印刷が行われることを想定しているので、全体の寸法形状としては例えばA5版とされる。
まず、一括用カード素材1を作製して提供する各工程について説明する。図4は、一括用カード素材1を作製して提供する各工程について示した斜視概略図である。
一括用カード素材1は、一括用カード台紙10に対して印刷や加工を行うことで作製される。一括用カード台紙10は、図4(1)に示すように、全体としては方形のシート状であるが、印刷や加工の都合上、多数の一括用カード台紙が帯状に連なったものが使用される。各一括用カード台紙10の境界部分にはミシン目101が形成されており、最終的には切り離されて個々の一括用カード素材1となる。
このような一括用カード台紙10に対しては、まず、図4(1)に示すように、共通情報一括印刷工程が行われる。一括用カード台紙10のカード用領域12内には、カード形成片となる領域(以下、形成片領域)が予め設定される。共通情報一括印刷工程は、形成片領域の表側の面及び裏側の面に共通情報を印刷機30により印刷する工程である。共通情報には、健康保険の名称や、発行年度等が含まれる。下地のカラー印刷が行われる場合、最初に下地の印刷(これも共通情報の一種である)が行われ、その後、保険名称等の文字の印刷が行われる。
また、図4(2)に示すように、個人情報一括印刷工程では、送付用領域13への個人情報の印刷も行われる。即ち、一括用カード台紙10の送付用領域13に対し、氏名や住所が印刷される。
その後、切り込み14の形成工程が行われる。これにより、図4(4)に示すように、カード形成片15が作られたことになる。尚、ラミネートシート17及び保持シート19はいずれも透明なので、表側では、切り込み線14やカード形成片15が視認される。
図5(1)に示すように、個別用カード台紙20も方形のシート状あり、帯状に多数連なったものが使用される。各個別用カード台紙20の境界部分には同様にミシン目201が形成されており、両側にマージン部202が形成されてはいるものの、送付用領域の設定はないので、送付用領域とカード用領域の区画はなく、区画するミシン目も形成されていない。
次に、図5(2)に示すように、個別ラミネート工程が行われる。即ち、個別用カード台紙20の表側の面のうち、カード形成片の右半面部となる領域に二層ラミネートシート25が貼り付けられる。
そして、図5(4)に示すように、ミシン目22の形成工程が行われる。ミシン目22は、カード形成片となる領域の輪郭に沿って形成される。尚、いずれかのタイミングで、折り込み線23を形成する工程が行われる。
その後、帯状に連なった各個別用カード台紙20を切り離し、マージン部202も切り離す。これにより、枚葉状の個別用カード素材2が作製されたことになる。各個別用カード素材2は、多数積み重ねられ、段ボール等に入れられて輸送工程で交付場所に輸送される。これにより、個別用カード素材2の提供が完了したことになる。
図6は、実施形態の方法で提供された一括用カード素材1から個人情報カードを得る方法について示した斜視概略図である。
一括用カード素材1の送付を受けた個人は、封筒から一括用カード素材1を取り出し、図6(1)に示すように、一括用カード素材1を裏返し、カード形成片15を裏側から取り外す。そして、図6(2)に示すように、貼り合わせ用接着シート18の剥離カバー183を剥がした上、折り畳み線151で折り畳んで貼り合わせる。これにより、図6(3)に示すように、最終的に個人情報カード100が提供されたことになる。
個別用カード素材2から個人情報カードを得る場合、交付場所で個人情報個別印刷工程と交付時ラミネート工程とが行われる。交付場所とは、本実施形態では、個人情報カードを手渡しで交付する窓口付近の場所であり、交付事務が行われる場所である。
新規発行の場合、個別用コンピュータ41では、個人の申請に基づいて当該個人の個人情報が入力され、データサーバへの登録が行われる。そして、入力された個人情報を個別用カード台紙20に設定された個人情報記載領域24にプリンタ42により印刷する。同一自治体内での転居や婚姻等による指名変更の場合、修正発行が行われるが、この場合は、申請に基づき、個別用コンピュータ41からデータサーバにアクセスし、登録データを呼び出してそれを修正する入力が行われる。そして、修正された個人情報を個別用カード台紙20に設定された個人情報記載領域24にプリンタ42により印刷する。
これにより、個人情報を印刷した個人情報記載領域24のある表側の面の左半面部に対して右半面部が合わせられる。交付担当者は、左半面部に対して第二の接着層255により右半面部が接着されるよう強く押し付ける。
上述したように、一括発行の場合、個人情報カードは一括用カード素材1の形で各個人に提供され、各個人がカード形成片15を折り畳んで貼り合わせることで最終的に個人情報カードが提供される。個別発行の場合も同様で、交付担当者は、カード形成片15を個人に提供するのみであり、交付を受けた個人がカード形成片21を折り畳んで貼り合わせることで最終的に個人情報カードが提供される。
例えば、健康保険証では、臓器移植法の改正に伴い、臓器提供意思の有無を記載する欄が設けられるようになっている。この際、臓器提供意思に関する情報は、必要になった場合にのみ確認されるべき情報であって、平時には秘匿されるべき情報であるから、秘匿された状態で健康保険証に記載されるべきである。
しかしながら、健康保険証の裏面は、保険についての注意事項等を記載する箇所として確保しなければならない場合が多く、ここに秘匿情報の記載箇所として十分な領域を確保するのは難しい場合が多い。この問題を解決するものとして、健康保険証を中央の折り畳み線で折り畳んで貼り合わせる構造とし、貼り合わされて見えなくなる内側の面に秘匿情報を記載する構造とすることが考えられる。本実施形態の方法も、このような構造の個人情報カードを提供するための方法となっている。
図8に示すように、裏側の面のうち、折り畳み線151,23を挟んで一方の側には、秘匿情報記載欄(ここでは臓器提供意思記載欄)150,230を示す印刷がされている。他方の側には、前述したように貼り合わせ用接着シート18,26が貼り付けられている。そして、貼り合わせ用接着シート18の剥離カバー183,263には、秘匿情報記載欄150,230についての説明(ここでは、臓器提供意思の記載についての説明)が印刷されている。
交付時ラミネート工程は、交付を受けた個人が行うようにすることも可能である。この場合、交付担当者は、個別用カード素材2に個人情報を印刷し、その個別用カード素材2を交付するか、カード形成片21を個別用カード素材2から切り離して交付する。交付を受けた個人は、二層ラミネートシート25の剥離カバー256を自分で剥がし、交付時ラミネート工程を行う。このようにしても良いのであるが、交付時ラミネート工程は、カード形成片21をいったん逆向きに折り畳んで貼り合わせるというややこしい作業となるので、慣れていないとミスが発生し易い。交付担当者は、個別発行の業務を日常的に行っており、何回も交付時ラミネート工程をしているので、ミスは少ない。但し、交付を受ける個人に対して交付時ラミネート工程の仕方を十分に説明し、個人にやってもらうようにしても良いことは勿論である。
尚、一括発行ステップにおいて、カード用領域12と送付用領域13とは一枚の台紙10に作り込まれたが、別々の台紙で作っても良い。また、共通情報一括印刷工程と個人情報一括印刷工程は順序が逆であっても良い。
また、個別用カード素材2によるカード形成片21の交付において、個人情報個別印刷工程や交付時ラミネート工程は、一人の交付担当者で行われる場合もあるが、別々の担当者により行われる場合もある。
上記説明では、個人情報カードとして健康保険証を例にしたが、本願発明は、健康保険証以外の各種個人情報カードに適用が可能である。
10 一括用カード台紙
11 ミシン目
12 カード用領域
13 送付用領域
14 切り込み線
15 カード形成片
151 折り畳み線
16 個人情報記載領域
17 ラミネートシート
18 貼り合わせ用接着シート
100 個人情報カード
2 個別用カード素材
20 個別用カード台紙
21 カード形成片
22 ミシン目
23 折り畳み線
24 個人情報記載領域
25 二層ラミネートシート
26 貼り合わせ用接着シート
200 個人情報カード
31 一括用コンピュータ
32 印刷機
41 個別用コンピュータ
42 プリンタ
Claims (4)
- 表面に個人情報が記載され、表面及び裏面がラミネートシートで覆われている個人情報カードを個人に発行するために行われる個人情報カード用カード素材提供方法であって、
一括用カード台紙を加工して一括用カード素材を各個人用にそれぞれ作製し、各個人に送付することで各一括用カード素材を各個人に提供する一括発行ステップと、個別用カード台紙を加工して個別用カード素材を作製し、特定の個人への個人情報カードの交付を行う交付場所に送付することで交付担当者に個別用カード素材を提供する個別発行ステップとを有しており、
一括用カード台紙及び個別用カード台紙には、カード形成片となる領域である形成片領域が設定されており、カード形成片は、中央の折り畳み線で折り畳んで貼り合わせることで個人情報カードとなるものであり、
各形成片領域には、折り畳んだ際に表側となる面に個人情報記載領域が設定されており、
一括発行ステップは、共通情報一括印刷工程と、個人情報一括印刷工程と、一括ラミネート工程とを含んでおり、
共通情報一括印刷工程は、各個人情報カードにおいて共通した情報を各一括用カード台紙に印刷する工程であり、
個人情報一括印刷工程は、一括発行の対象となっている多数の者の個人情報を記憶した記憶部を有する一括用コンピュータから当該個人情報を印刷機に送信し、当該印刷機によって各一括用カード台紙の個人情報記載領域に各個人情報を印刷する工程であり、
一括ラミネート工程は、個人情報一括印刷工程により個人情報が印刷された各一括用カード台紙について、折り畳んだ際に表側となる面及び裏側となる面の双方において形成片領域を覆った状態でラミネートシートを貼り付ける工程であり、
各一括用カード台紙には、送付用領域が設定されており、個人情報一括印刷工程は、個人情報記載領域への印刷に加え、各個人への送付用の氏名及び住所を送付用領域に印刷する工程であり、
個別発行ステップは、共通情報個別印刷工程と、個別ラミネート工程とを有しており、
共通情報個別印刷工程は、各個人情報カードにおいて共通した情報を各個別用カード台紙に印刷する工程であり、
個別ラミネート工程は、各個別用カード台紙における形成片領域のうち、折り畳んだ際に裏側となる面を覆い且つ表側となる面は覆わない状態で二層ラミネートシートを接着する工程であり、
二層ラミネートシートは、前記裏側となる面に対する接着を行っている第一の接着層と、接着層の上に設けられた第一のラミネートシートと、第一のラミネートシートの上に設けられた擬似接着層と、擬似接着層の上に設けられた第二のラミネートシートと、第二のラミネートシートの上に設けられた第二の接着層と、第二の接着層の上に設けられた剥離カバーとから成っていることを特徴とする個人情報カード用カード素材提供方法。 - 前記一括発行ステップは、前記一括用カード台紙に貼り合わせ用接着シートを貼り付ける貼り合わせ用接着シート貼付工程を有しており、
前記個別発行ステップは、前記個別用カード台紙に貼り合わせ用接着シートを貼り付ける貼り合わせ用接着シート貼付工程を有しており、
各貼り合わせ用接着シートは、擬似接着層によりカード台紙に貼り付けられるシート基材と、シート基材を覆った剥離カバーと、シート基材と剥離カバーとの間に設けられた主接着層とからなっており、擬似接着層がシート基材をカード台紙に貼り付ける接着力は、主接着層がシート基材をカード台紙に貼り付ける接着力よりも弱くなっており、
前記一括用カード台紙には、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、秘匿情報記載欄が設定されており、
前記個別用カード台紙には、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、秘匿情報記載欄が設定されており、
各秘匿情報記載欄は、折り畳み線の一方の側に設定されており、
各貼り合わせ用接着シート貼付工程は、形成片領域のうちの折り畳んだ際に内側となる面において、折り畳み線を挟んで秘匿情報記載欄とは反対の部分に前記貼り合わせ用接着シートを貼り付ける工程であることを特徴とする請求項1記載の個人情報カード用カード素材提供方法。 - 前記個人情報カードは健康保険証であり、前記秘匿情報記載欄は臓器提供意思の記載欄であることを特徴とする請求項2記載の個人情報カード用カード素材提供方法。
- 請求項1乃至3いずれかの方法により前記交付担当者に提供された前記個別用カード素材により特定の個人に個人情報カードを交付する個人情報カード交付方法であって、
交付担当者が行う個人情報個別印刷工程と、交付担当者が行う交付時ラミネート工程とを有しており、
個人情報個別印刷工程は、交付対象となっている特定の個人の個人情報を記憶した記憶部を有する個別用コンピュータを使用し、当該個人情報をプリンタに送信して前記個別用カード素材の個人情報記載領域に印刷する工程であり、
交付時ラミネート工程は、前記二層ラミネートシートの前記剥離カバーを剥がした上で、前記カード形成片をカード形成時とは逆向きに前記折り畳み線で折り畳んで貼り合わせ後、当該カード形成片を再び開いた状態とする工程であることを特徴とする個人情報カード交付方法。
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JP2012116787A JP5596747B2 (ja) | 2012-05-22 | 2012-05-22 | 個人情報カード用カード素材提供方法及び個人情報カード交付方法 |
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