JP5592966B2 - 情報処理装置、受信機および情報処理方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、チャネル推定系列とデータ系列とを含む入力フレームの周波数応答を推定する情報処理装置、受信機および情報処理方法に関する。
無線通信では、マルチパスによる符号間干渉を除去するために受信機側で等化処理が行われる。等化処理の具体的な手法として、時間領域での等化と周波数領域での等化があるが、周波数領域での等化の方が優れていることが知られている。
周波数領域での等化を行うには、推定した伝搬路のチャネルインパルス応答を周波数変換するFFTと、時間領域のデータを周波数領域のデータに変換するFFTとを別個に設けて、各FFTの出力信号に基づいて等化処理を行う必要がある。
このため、受信機内に2種類のFFT用の演算回路を設けなければならず、回路規模が増大するという問題がある。
仮に、一つのFFTで、チャネルインパルス応答の周波数変換とデータの周波数変換を行おうとすると、チャネルインパルス応答とデータでは、FFTへの入力ビット数が異なるため、FFTでの周波数変換精度が劣化するおそれがある。例えば、FFTの入力ビット幅を、データの周波数変換用に最適化した場合には、チャネルインパルス応答の有効な長さによっては、FFTの入力ビット幅が不十分になり、チャネルインパルス応答の周波数応答の計算精度が劣化するという問題がある。
本実施形態は、計算精度を劣化させることなくチャネル推定系列とデータ系列とでFFTを共有できる情報処理装置、受信機および情報処理方法を提供するものである。
本発明の一態様では、チャネル推定系列とデータ系列とを含む入力信号のうち、前記チャネル推定系列に基づいて、チャネルインパルス応答を推定するCIR推定部と、前記CIR推定部で推定した前記チャネルインパルス応答をゼロパディングした拡張CIR要素を複数回繰り返した拡張チャネルインパルス応答を計算する拡張CIR計算部と、前記入力信号のうち、前記データ系列を周波数領域信号に変換するとともに、前記拡張チャネルインパルス応答に基づいて周波数応答を計算するフーリエ変換部と、前記周波数領域信号および前記周波数応答に基づいて、伝搬路の歪みを除去するための等化処理を行う等化部と、を備える情報処理装置が提供される。前記フーリエ変換部は、高速フーリエ変換の計算を段階的に行う、縦続接続された複数段の計算ステージ部を有する。前記フーリエ変換部は、前記拡張CIR計算部で計算された前記拡張チャネルインパルス応答を、初段の前記計算ステージ部の出力ノード以降に入力して、前記周波数応答を計算する。
以下、図面を参照しながら、本実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係る情報処理装置1を備えた受信機2の概略構成を示すブロック図である。図1の受信機2は、アンテナ3に接続された無線部4と、A/D変換器5と、プリアンブル処理部6と、本実施形態に係る情報処理装置1と、データ復号部7とを備えている。この受信機2は、SC−FDE(Single-carrier modulation with Frequency Domain Equalization)やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に準拠しているものである。
無線部4は、アンテナ3で受信した高周波信号の増幅と周波数変換等を行って、ベースバンド周波数のベースバンド信号を生成する。A/D変換器5は、無線部4から出力されたベースバンド信号をデジタル受信信号に変換する。プリアンブル処理部6は、デジタル受信信号をフレームごとに処理して、フレーム内のプリアンプル部に基づいて、周波数のチューニングや利得調整等を行う。後述する情報処理装置1は、フレームごとに等化処理を行う。データ復号部7は、所定の復号化処理を行って、符号化前の信号を生成する。
図2はデジタル受信信号に含まれる各フレーム10の構造を示す図である。図示のように、各フレーム10は、プリアンブル部11と、チャネル推定系列12と、データ系列13とを有する。データ系列13はさらに、ガード区間14とNシンボルのデータブロック15との繰り返しで構成されている。ガード区間14には、既知のデータ系列やデータブロックを周期的に拡張した系列が主に用いられる。ただし、ガード区間14がない(すなわちガード区間が0シンボルの)フレーム構成も可能である。
図3は図1に示した情報処理装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。図3の情報処理装置1は、CIR推定部21と、CIR拡張部22と、ガード除去部23と、FFT部24と、周波数応答保持部25と、等化部26とを有する。
CIR推定部21は、フレームに含まれるチャネル推定系列から、無線伝搬路におけるチャネルインパルス応答(CIR:Channel Impulse Response)を計算する。より具体的には、CIR推定部21は、受信したチャネル推定系列と既知の送信チャネル推定系列との相関処理により、送信チャネル系列に畳み込まれたCIRを推定する。チャネル推定系列としては、Complementary Golay系列、M系列、Chu系列などの、自己相関特性が良く、すなわち自己相関特性がインパルスの、またはインパルスに近い系列が用いられる。
図4は、推定したCIRの一例を示す図である。図示のように、CIRは時間軸上に離散的に存在しており、以下の(1)式に示す長さPのベクトルで表現することができる。
CIRのベクトルh=[h(0),h(1),h(2),…,h(P-1)] …(1)
CIRのベクトルh=[h(0),h(1),h(2),…,h(P-1)] …(1)
CIRの長さは、情報処理装置1の設計段階で、信号帯域幅、予想される伝搬路、通信距離などを考慮して、通常は最大長が想定される。ここでは、CIRの長さは、最大Pシンボルであると仮定し、この長さはFFTサイズ(データブロック長)であるNシンボルと比べて、少なくとも1/2以下であるとする。この仮定は、ほとんどの無線通信システムで妥当であり、図2に示したガード区間の長さはPに対応していることが多い。
CIR拡張部22は、CIR推定部21が推定したCIRベクトルhとゼロからなる長さNの拡張CIRを計算する。拡張CIRは、hをゼロパディングした長さN/Qのベクトル要素[h,0,0,…,0]をQ回(Qは2以上の整数)繰り返した構成である。拡張CIRは以下の(2)式に示すベクトルgで表現することができる。本明細書では、ベクトル要素[h,0,0,…,0]を拡張CIR要素と呼ぶ。
拡張CIRとFFTとの関係は後で詳しく説明するが、拡張CIRは、FFT部24の計算ステージ部の途中に入力したときに所望の周波数応答が計算されるように、入力する計算ステージ部に合わせた適切なQとデータの並び順を用いて計算される。また、(2)式から明らかなように、FFTのポイント数N、CIRの長さP、およびQは、Q≦N/Pの関係を満たす必要がある。これは、CIRの長さPがN/Q以下であることから導かれる。Qは2以上であることから、Qは、2≦Q≦N/Pの関係を満たす必要がある。
CIR拡張部22で計算した拡張CIRは、FFT部24に供給される。FFT部24は、拡張CIRを用いて高速フーリエ変換(FFT:First Fourier Transform)を行って、周波数応答を計算する。計算された周波数応答は、周波数応答保持部25で保持される。等化部26は、周波数応答保持部25で保持された周波数応答を用いて、FFT部24で周波数変換したデータの等化処理を行う。
本実施形態は、データ系列を周波数変換するのに最適化されたFFT部24を流用して、拡張CIRの周波数応答を計算することに特徴がある。より詳細には、本実施形態では、FFT部24の計算途中に拡張CIRを入力して、所望の周波数応答を計算できるようにしている。
図5はFFT部24の内部構成の第1例を示すブロック図である。図5のFFT部24は、高速フーリエ変換の計算を段階的に行う、縦続接続された複数段の計算ステージ部31を有する。これら計算ステージ部31のそれぞれは、並び替え部32と、バタフライ計算部33と、セレクタ34と、乗算器35とを有する。
並び替え部32は、各計算ステージ部31の入力データを適切な順序に並び替える処理を行う。バタフライ計算部33は、バタフライ計算を行う。セレクタ34は、バタフライ計算部33の出力信号と拡張CIRのいずれか一方を選択する。乗算器35は、セレクタ34の出力信号に回転因子36を乗算して、次段の計算ステージ部31に入力する。
複数段の計算ステージ部31のそれぞれが有するセレクタ34のうち、拡張CIRを選択するのは一つだけである。他のすべてのセレクタ34は、バタフライ計算部33の出力信号を選択する。
計算ステージ部31内の各部の処理順序は入れ替えることが可能であり、例えば、以下の図6や図7の構成が考えられる。
図6はFFT部24の内部構成の第2例を示すブロック図である。図6のFFT部24は、計算ステージ部31の内部構成が図5のFFT部24と異なっている。すなわち、図6の各計算ステージ部31は、バタフライ計算部33、並び替え部32、セレクタ34および乗算器35の順に配置している。
図6における初段の計算ステージ部31には、並び替え部32が二つ設けられているが、先頭側の並び替え部32は、時系列に入力されてくるデータブロックを並び替える処理を行う。その後段側の並び替え部32は、他の計算ステージ部31内の並び替え部32と同様に、バタフライ計算部33の計算の後に並び替えの処理を行う。
図7はFFT部24の内部構成の第3例を示すブロック図である。図7のFFT部24は、計算ステージ部31の内部構成が図5および図6のFFT部24と異なっている。すなわち、図7の各計算ステージ部31は、バタフライ計算部33、並び替え部32、乗算器35およびセレクタ34の順に配置している。
このように、図5〜図7は、計算ステージ部31の内部構成が多少異なるものの、計算ステージ部31の処理内容は基本的に同じであり、いずれのFFT部24でも、拡張CIRを初段の計算ステージ部31の出力ノード以降に入力して、周波数応答を計算する。
なお、図7のFFT部24は、計算ステージ部31内の乗算器35の出力信号をセレクタ34で切り替えるため、最終段の計算ステージ部31にセレクタ34を設けることはできない。よって、図7のFFT部24は、n段の計算ステージ部31がある場合は、セレクタ34を設けることが可能な計算ステージ部31は1段〜(n−1)段であり、図5または図6のFFT部24よりも、セレクタ34を設けることが可能な計算ステージ部31が一つ少なくなる。
ここで、図4〜図6のFFT部24がS段の計算ステージ部31を有する場合には、FFT部24で計算されるFFTのポイント数Nと、各計算ステージ部31内のバタフライ計算部33の基数R(n)(n=1,2,…,S)との間には、以下の(3)式の関係が成り立つ。
N=R(1)×R(2)×…×R(S) …(3)
N=R(1)×R(2)×…×R(S) …(3)
以下に、本実施形態に係る情報処理装置1において、拡張CIRとFFTにより、CIRの周波数応答を正しく計算するための条件を説明する。正しく周波数応答を計算するには、(2)式に示した拡張CIRと、拡張CIRを入力する計算ステージ部31とが特定の条件を満たす必要がある。
各計算ステージ部31内のバタフライ計算部33が計算に使用するバタフライの基数は2、4、8が最も広く用いられ、S個全て、あるいは、S−1個が同じ基数のバタフライで構成されるのが一般的である。
J段目の計算ステージ部31に拡張CIRを入力して周波数応答を計算するための条件は、(2)式のQと第1〜第J段の計算ステージ部31におけるバタフライの基数R(n) (n=1,2,…,J)とが以下の(4)式を満たす場合である。
Q=R(1)×R(2)×…×R(J) …(4)
Q=R(1)×R(2)×…×R(J) …(4)
以下に、本実施形態に係るFFT部24の動作を、より具体的な実装例を用いて説明する。図5〜図7に示したFFT部24の具体的な実装としては、バタフライ計算部33が計算に用いるバタフライの基数や、並び替え部32の具体的構成、各計算ステージ部31で処理するデータの並列数すなわち各計算ステージ部31内のバタフライ計算部33の回路数などによって、種々の構成が考えられる。そこで、以下では、代表的な例を説明する。
図8はFFT部24のより具体的な内部構成の第1例を示すブロック図である。この構成は、R2SDF(Radix-2 Single Delay Feedback)と呼ばれ、図5〜図7の並び替え部32に相当する処理は、各計算ステージ部31内のバッファ(FIFO)37によって実現されている。図8のFFT部24は、初段から3段目までの計算ステージ部31内にセレクタ34を設けている。
なお、セレクタ34は、少なくとも一つの計算ステージ部31内に設ければよく、セレクタ34を設ける計算ステージ部31の種類は特に限定されない。
図8の1〜3段目の計算ステージ部31は、バタフライ計算部33と乗算器35の間にセレクタ34を配置しており、図5をより具体化したものである。
ここでは、CIRの長さP=8である場合を例に取って説明する。この場合、(2)式において最大のQは、N/P=64/8=8である。
また、(4)式の関係から、取り得るQの値は、2、4、8のいずれかであり、これは、拡張CIRを第1段、第2段、第3段の計算ステージ部31にそれぞれ入力する場合に対応する。
以下に、各段の計算ステージ部31に拡張CIRを入力して得られる結果が所望の周波数応答であることを示す。従来例のように、CIRを長さNにゼロパディングした拡張CIR、すなわち(2)式でQ=1の場合のgがFFTに入力される場合を考える。つまり、図8におけるFFTに入力されるデータブロックが、以下の(5)式で表される場合を考える。
第1段の計算ステージ部31における1以外の回転因子36は、Y(48)〜Y(63)に対してのみ適用されるため、第1段の出力は(7)式そのままである。
ただし、(8)式において、n=aN/2+b、(a=0,1で、b=0,1,…,N/4−1)である。上述した(7)式における0の位置を考慮すると、(8)式のY(n+N/4)の項は全て0になるため、Zは以下の(9)式のようになる。
第2段の計算ステージ部31における1以外の回転因子36は、Z(24)〜Z(31)、Z(40)〜Z(47)、Z(56)〜Z(63)に対してのみ適用されるため、第2段のバタフライ計算部33の出力は(9)式そのままである。
ただし、(10)式において、n=aN/4+b、(a=0,1,2,3で、b=0,1,…,N/8−1)である。これまでと同様に、(9)式における0の位置を考慮すると、(10)式におけるZ(n+N/8)の項は全て0であるため、Wは以下の(11)式のようになる。
これ以降の計算では、これまでのように単純にCIR(h)と0のみでは表現できなくなる。計算ステージ数の限界は、(4)式に示した通りである。
(7)式、(9)式および(11)式で示した第1〜第3段の計算ステージ部31内のバタフライ計算部33の出力データY、Z、Wは、それぞれ(2)式で示した拡張CIRのQ=2、3、4に等しいことが判る。つまり、図7のような構成にして、拡張CIRをFFT部24の途中の計算ステージ部31に入力することで、CIRの周波数応答を計算できることが判る。この例では、64ポイントのR2SDFによるFFTを例に説明したが、図5や図6のような他の構成でも、CIRの周波数応答を計算できることは明らかである。
一方、図9はFFT部24のより具体的な内部構成の第2例を示すブロック図である。図9のFFT部24は、計算ステージ部31内の各部の処理順序が図8のFFT部24と異なるものの、基本的な動作は同じである。
図8の1〜3段目の計算ステージ部31では、バタフライ計算部33と乗算器35の間にセレクタ34を配置しているのに対し、図9の1〜3段目の計算ステージ部31では、乗算器35と次段のバタフライ計算部33との間にセレクタ34を配置している。図8のFFT部24は図5をより具体化したものであり、図9のFFT部24は図6をより具体化したものである。
図9のFFT部24では、上述した図8の例と同様の条件では、第3段のバタフライ計算部33の動作は(11)式と同様に表される。ただし、第3段の計算ステージ部31において拡張CIRを入力するのは、第3段の乗算器35で回転因子36を乗算した後である。第3段の回転因子36には、1以外の値が含まれているので、(11)式に対して回転因子36を乗算したものは、もはやCIR(h)と0のみでは表現できなくなる。つまり、この例では拡張CIRを入力可能なのは、第1〜第2ステージであることが判る。
上述した説明では、データ系列に最適化されたFFT部24を用いて、周波数応答を計算できることを示した。ただし、正確には、量子化誤差がない場合の周波数応答は、本実施形態と従来例とで同様であるが、各データがあるビット幅で実装されている場合には、本実施形態により周波数応答を計算することで、量子化誤差を削減することができる。したがって、特に低消費電力化のために、FFTのビット幅を最小限に抑えたい場合などに、本実施形態は効果的である。
FFTへの入力データの各サンプルのビット幅がAビットであるとする。つまり、従来例では、hはAビットで表記されることになる。図7の第1段のRadix2バタフライ計算部33の出力Yは、一度の加減算を実行したものであり、そのビット数はA+1ビットになる。しかしながら、(6)式から明らかなように、0が加算されるだけであるので、YにおけるMSB値は意味を持たず、hの有効ビット数はAビットのままである。
図8に示した例では、第1段においてビット幅がA+1ビットの場所に、直接、拡張CIRを入力することが可能になるため、hの有効ビット数はA+1ビットであり、量子化誤差を削減することができる。もし、本実施形態において、従来例と全く同じように計算したい場合には、hをAビットで表し、拡張CIRをLSB側Aビットに入力すれば良い。第2ステージ以降に拡張CIRを入力する場合でも、同様の効果を得られる。また、図9で示した例の場合でも同様に、従来例と比べて拡張CIRを入力する際のビット幅を大きくできることは明らかである。
一般的なFFTの実装では、FFT内部の加算や乗算によって増加するビット幅はある段階において丸め処理やオーバーフロー処理によってビット幅を削減するが、そのビット幅がFFTの入力ビット幅を下回ることはない。従って、一般的なFFTの実装方法であれば、本実施形態によって、より高精度なCIRの周波数応答を計算することができる。
すなわち、本実施形態によれば、任意の計算ステージ部31内でのバタフライ計算部33の計算によってビット幅が拡張しても、その拡張されたビット幅分の拡張CIRをFFT部24に入力できるため、ビット精度を落とさずに周波数応答を計算できる。
(2)式で示した拡張CIRの各要素の順序は、図5〜図7に示した並び替え部32に対応する任意の順番に入れ替えることが可能である。順序については、(5)式で示したように、CIRをゼロパディングしたベクトルを、FFT部24のデータブロックの経路に入力した場合に、各セレクタ34の手前で得られる、任意のFFT部24の構成に関して(2)式の拡張CIRを要素の順序を変更することができる。
拡張CIRを入力する計算ステージ部31の決定方法について以下に説明する。上述した(2)〜(4)式に示すように、本実施形態では拡張CIRを計算し、それに対応した計算ステージ部31に拡張CIRを挿入することで、Q≦N/Pの条件を満たす範囲で、FFT部により所望の周波数応答を計算することができる。
ただし、通常のFFT部の回路構成では、入出力および内部ビット幅は固定であり、量子化誤差が全く増加しないようにビット幅を単調増加させることはないため、拡張CIRを挿入する計算ステージ部31に依存して、FFT部の出力の量子化誤差が異なったものになる。つまり、拡張CIRを挿入する際には、拡張CIRにより計算される周波数応答の量子化誤差や信号のクリッピングによる歪ができるだけ小さくなるように、拡張CIRを入力する計算ステージ部31を決定する必要がある。
通常の無線通信システムでは、受信されるフレームの電力はVGA(Variable Gain Amplifier)等の利得制御機能によって一定レベルになるような制御が施される。その際、フレームのデータブロックに含まれる各要素の2乗和も概ね一定になり、データブロックをFFT処理した際の出力での量子化誤差や信号のクリッピングによる歪が小さくなるような利得制御が実行される。
データブロックをFFT処理した際の第j段のセレクタ34の入力値をD(j)= [d(j,0),d(j,1),d(j,2), …, d(j,N−1)]とし、その2乗和の平均値あるいは期待値をPd(j)とする。
ただし、E[x]はxの平均値もしくは期待値を表し、D(j)の各要素は量子化された符号付の整数とする。Pd(j)の値は、利得制御が行われている場合には、FFT部の回路構成と利得制御の目標値によって決まる定数と考えることができる。
一方、拡張CIRを第j段の計算ステージ部31に入力する場合、つまり、先に述べたD(j)の位置に入力すると仮定する。その場合の拡張CIRの計算値をg(j)=[g(j,0), g(j,1), g(j,2),…,g(j,N−1)]、g(j)の2乗和の平均値あるいは期待値Pg(j)として以下のように定義する。
ただし、式(12)と同様に、g(j)の各要素は量子化された符号付の整数とする。このような場合には、Pg(j)とPd(j)が近い値であるとFFT出力での周波数応答の歪も小さく計算される。1ビットの増加に対して(12)〜(13)式の値は4倍になるので、Pg(j)とPd(j)が近い値である条件は、以下の(14)式で表すことができる。
0.5Pd(j)≦Pg(j)≦2Pd(j) …(14)
0.5Pd(j)≦Pg(j)≦2Pd(j) …(14)
もしくは、(14)式の代わりに、以下の(15)式のような緩和した条件で考えることもできる。
0.25Pd(j)≦Pg(j)≦4Pd(j) …(15)
0.25Pd(j)≦Pg(j)≦4Pd(j) …(15)
つまり、式(14)もしくは(15)を満たし、かつ(2)〜(4)式とQ≦N/Pの条件を満たす中で最大のj段の計算ステージ部31に拡張CIRを入力すると、高精度な周波数応答の計算が可能となる。
ただし、g(j)のビット幅は、D(j)のビット幅と同じである必要があるため、D(j)のビット幅が式(1)のhのビット幅より大きい場合にはLSB側に0を挿入することで適当なスケーリングを行うことができる。逆に、hのビット幅が、D(j)のビット幅より小さい場合にはLSB側を四捨五入してビット幅を調整する必要がある。
また、本実施形態では、周波数応答を計算する際に、複数の計算ステージ部31の途中から拡張CIRを入力し、その前段側の計算ステージ部31の動作を停止させて、周波数応答を計算することができる。これにより、周波数応答の計算時の消費電力を低減できる。例えば、第j段の計算ステージ部31に拡張CIRを入力する場合には、FFT部24の第1〜第J−1ステージの計算ステージ部31へのクロックの供給を停止して、これら計算ステージ部31の動作を強制的に停止させることができる。
また、本実施形態のように、複数の計算ステージ部31の途中から拡張CIRを入力すれば、周波数応答を計算するために必要な処理レイテンシを削減することもできる。
以上の手法で計算されたCIRの周波数応答は、図3に示した周波数応答保持部25において保持される。
一方、入力されたフレームに含まれるデータ系列は、ガード除去部23にてガード区間が除去されて、データブロックがFFT部24に入力される。FFT部24は、Nシンボルのデータブロックに対してフーリエ変換処理を行って、周波数データを計算する。FFT部24におけるデータブロックの処理は、拡張CIRの処理の場合とは異なり、通常のFFT処理であり、Nシンボルのデータブロックは、そのままFFT部24に入力される。
Nシンボルのデータブロックは、シングルキャリア方式のN個のデータシンボルでもよいし、シングルキャリア方式においてシンボルレートより早い速度でサンプルされたNサンプルのデータでもよいし、OFDM方式の1OFDMシンボルに相当するNサンプルのデータでもよい。
等化部26は、FFT部24で計算された周波数データと、周波数応答保持部25に保持されたCIRの周波数応答とを用いて、伝搬路の歪みを除去するための等化処理を行う。等化部26は、例えば、ZF(Zero Forcing)やMMSE(Minimum Mean Square Error)などの原理に基づいた等化処理を行う。
ただし、σ2は受信フレームの信号対雑音電力比から定義される雑音の分散を意味する。上式において、σ2が0の場合がZFに相当する。等化後の処理は、本実施形態の特徴部分ではないため、説明を省略するが、例えばシングルキャリア方式であれば、等化後のデータを逆フーリエ変換処理によって時間軸のデータに戻した後にデータ復調処理・復号処理によって送信データ復元する。また、OFDM方式であれば、等化後のデータに対してデータ復調処理・復号処理が行われ送信データが復元される。
以上のように、本実施の形態では、データブロックを処理するFFTと、チャネルインパルス応答(CIR)から周波数応答を計算するFFTとを共通化するために1種類のFFT部24を設けてCIRの拡張処理を行い、FFT部24における計算ステージ部31の途中に拡張CIRの入力することで高品質な周波数応答を生成し、その周波数応答を用いて等化処理を実現することができる。
上述したように、本実施形態では、拡張チャネルインパルス応答を、FFT部24内の最適な計算ステージ部31に入力して周波数応答を計算するようにしたため、データブロックに最適化されたFFT部24を流用して、高精度に周波数応答を計算することができる。これにより、2種類のFFTを設けなくて済み、回路面積を縮小できる。
また、本実施形態によれば、拡張チャネルインパルス応答から周波数応答を計算する際に、FFT部24の一部の動作を停止させることができ、消費電力の低減が図れる。
さらに、本実施形態によれば、拡張チャネルインパルス応答から周波数応答を計算するのに必要な処理遅延を削減することもできる。
上述した実施形態で説明した情報処理装置の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 情報処理装置、2 受信機、3 アンテナ、4 無線部、5 A/D変換器、6 プリアンブル処理部、7 データ復号部、10 フレーム、11 プリアンブル部、12 チャネル推定系列、13 データ系列、21 CIR推定部、22 CIR各頂部、23 ガード除去部、24 FFT部、25 周波数応答保持部、26 等化部
Claims (11)
- チャネル推定系列とデータ系列とを含む入力信号のうち、前記チャネル推定系列に基づいて、チャネルインパルス応答を推定するCIR推定部と、
前記CIR推定部で推定した前記チャネルインパルス応答をゼロパディングした拡張CIR要素を複数回繰り返した拡張チャネルインパルス応答を計算する拡張CIR計算部と、
前記入力信号のうち、前記データ系列を周波数領域信号に変換するとともに、前記拡張チャネルインパルス応答に基づいて周波数応答を計算するフーリエ変換部と、
前記周波数領域信号および前記周波数応答に基づいて、伝搬路の歪みを除去するための等化処理を行う等化部と、を備え、
前記フーリエ変換部は、高速フーリエ変換の計算を段階的に行う、縦続接続された複数段の計算ステージ部を有し、
前記フーリエ変換部は、前記拡張CIR計算部で計算された前記拡張チャネルインパルス応答を、初段の前記計算ステージ部の出力ノード以降に入力して、前記周波数応答を計算する情報処理装置。 - 前記フーリエ変換部は、前記データ系列を周波数変換するのに最適化されたビット幅の前記計算ステージ部を有する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記複数の計算ステージ部のそれぞれは、バタフライ計算部を有し、
前記計算ステージ部がn段(nは2以上の整数)あり、k段目(kは1以上n以下の整数)の前記バタフライ計算部の基数をR(k)とすると、
前記フーリエ変換部は、j段目(jは1以上n以下の整数)の前記バタフライ計算部の出力ノード以降で、(j+1)段目の前記バタフライ計算部の入力ノード以前に前記拡張インパルス応答を入力して前記周波数応答を計算し、
前記拡張CIR計算部の繰り返し数Qは、
Q=R(1)×R(2)×…×R(j)
で表される請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記拡張CIR計算部の繰り返し数Qは、前記フーリエ変換部における高速フーリエ変換のポイント数がNで、前記チャネルインパルス応答の長さがPの場合、2以上かつN/P以下の整数である請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記フーリエ変換部は、前記周波数応答を計算する際には、初段から(j−1)段までの前記計算ステージ部の動作を停止させるとともに、j段目以降の前記計算ステージ部を動作させて前記周波数応答を計算する請求項3または4に記載の情報処理装置。
- 前記拡張インパルス応答のビット幅は、前記フーリエ変換部の入力ノードのビット幅よりも大きい請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
- j段目(jは1以上n以下の整数)の前記計算ステージ部に前記データ系列の値を入力する場合の該値の2乗和の平均値または期待値をPd(j)として、前記j段目の計算ステージ部に前記拡張チャネルインパルス応答を入力する場合の前記拡張チャネルインパルス応答の2乗和の平均値または期待値をPg(j)としたときに、
0.25Pd(j)≦Pg(j)≦4Pd(j)
の条件を満たすように、jの値を決定する請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記複数の計算ステージ部のそれぞれは、バタフライ計算部を有し、
前記複数段の計算ステージ部のうち、少なくとも1以上の計算ステージ部のそれぞれは、対応する前記バタフライ計算部が計算した後の値を選択するか、または前記拡張チャネルインパルス応答を選択するかを選択するセレクタを有する請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記フーリエ変換部が複数の前記セレクタを有する場合には、そのうちのいずれか一つの前記セレクタのみが前記拡張チャネルインパルス応答を選択可能である請求項8に記載の情報処理装置。
- アンテナで受信された高周波信号をベースバンド信号に変換する無線部と、
前記ベースバンド信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
前記デジタル信号の各フレームのプリアンブル部に基づいて、同期処理および利得調整を行うプリアンブル処理部と、
前記デジタル信号の各フレームを前記入力信号として用いて、前記等化処理を行う請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置と、
前記等化処理後の信号を復号する復号部と、を備える受信機。 - チャネル推定系列とデータ系列とを含む入力信号のうち、前記チャネル推定系列に基づいて、チャネルインパルス応答を推定するステップと、
前記推定したチャネルインパルス応答をゼロパディングした拡張CIR要素を複数回繰り返した拡張チャネルインパルス応答を計算するステップと、
前記入力信号のうち、前記データ系列を周波数領域信号に変換するとともに、前記拡張チャネルインパルス応答に基づいて周波数応答を計算するステップと、
前記周波数領域信号および前記周波数応答に基づいて、伝搬路の歪みを除去するための等化処理を行うステップと、を備え、
前記データ系列を周波数領域信号に変換するとともに、前記拡張チャネルインパルス応答に基づいて周波数応答を計算するステップは、高速フーリエ変換の計算を段階的に行う、縦続接続された複数段の計算ステージ部を用いて行われ、前記計算された拡張チャネルインパルス応答を、初段の前記計算ステージ部の出力ノード以降に入力して、前記周波数応答を計算する情報処理方法。
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