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JP5590712B2 - 燃料供給管の給油口構造 - Google Patents

燃料供給管の給油口構造 Download PDF

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Description

本発明は、一端が燃料タンクに接続され、他端に給油口が形成される燃料供給管と、給油口の近傍にて燃料供給管を車体側に支持する支持部材と、を備えた燃料供給管の給油口構造に関する。
燃料供給管の給油口構造は、燃料タンクに燃料を補給する燃料供給管(フィラーパイプ)と、この燃料供給管の内部に且つ燃料供給管の給油口の近傍に設けられ、給油ガンのノズルを支持するパイプ部材とから構成される。
パイプ部材は、内径が給油ガンのノズルの外径に略同等に形成される。
この燃料供給管の給油口構造によれば、燃料供給管の給油口に挿入されるノズルの挿入長さがばらついても、パイプ部材によって支持されて燃料供給管に燃料を送り出すことが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−18755公報
ここで、特許文献1の燃料供給管の給油口構造は、燃料供給管(フィラーパイフ)の内周に、燃料供給管に隙間を開けてパイプ部材を設けたものである。
しかし、特許文献1の燃料供給管の給油口構造では、給油のときに給油ガンのノズルを挿入した状態で給油ガンのノズルを上下動させた場合には、隙間があることによって、パイプ部材や燃料給油管が変形する虞がある。パイプ部材が変形すると燃料供給管の流路をうまく確保することができない。また、パイプ部材の強度を保つために板厚を厚くすると燃料供給管の流路をうまく確保することができない。
本発明は、給油ガンのノズルで燃料供給管を変形させたり、燃料供給管に亀裂を生じさせることを防止できるとともに、給油ガンから作用する荷重を効率よく支持部材に逃がすことができる燃料供給管の給油口構造を提供することを課題とする。また、給油口近傍に支持部材を強固に取付けることができる燃料供給管の給油口構造を提供することを課題とする。さらに、燃料供給管の軽量化を図ることができる燃料供給管の給油口構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、一端が燃料タンクに接続され、他端に給油口が形成される燃料供給管と、給油口の近傍にて燃料供給管を車体側に支持する支持部材と、を備えた燃料供給管の給油口構造において、燃料供給管は、燃料タンクの接続される接続部から延ばされた管本体部と、管本体部から給油口に向かって拡径される管テーパ部と、管テーパ部から延ばされ給油口につながる管拡径部とを備え、燃料供給管には、給油ガンのノズルの姿勢を保ち、燃料供給管の内径と同一径に形成されたパイプ部材が、燃料供給管の内周の形状に沿わせて取付けられ、パイプ部材が少なくとも管本体部と管テーパ部の連結部分の内周側に位置していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、給油口に、フィラーキャップが取付けられるフィラーキャップ取付部が形成され、燃料供給管の内周にパイプ部材が設けられ、パイプ部材が、フィラーキャップ取付部の下端から支持部材で支持される燃料供給管の被支持部まで延設されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、パイプ部材の厚さが、燃料供給管の厚さより厚いことを特徴とする。
請求項に係る発明は、パイプ部材の内周に、給油ガンのノズルを支持するノズルブラケットを設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、パイプ部材が、燃料供給管にスポット溶接されたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、燃料供給管に、支持部材がスポット溶接されたことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、一端が燃料タンクに接続され、他端に給油口が形成される燃料供給管と、給油口の近傍にて燃料供給管を車体側に支持する支持部材と、を備える。
燃料供給管の内周にパイプ部材が設けられたので、燃料供給管の給油口に給油ガンのノズルが、直接燃料供給管に接触することを回避することができる。この結果、給油ガンのノズルで燃料供給管に亀裂を生じさせることを防止できる。
パイプ部材を、燃料供給管の内周形状に沿わせたので、パイプ部材と燃料供給管とで二重構造を形成することができる。これにより、給油ガンのノズルを給油口で上下動させた場合に、給油ガンから作用する荷重を、パイプ部材と燃料供給管との二重構造によって支えることができるとともに、その荷重を効率よく支持部材に逃がすことができる。
イプ部材を、燃料供給管の内周形状に沿わせた。すなわち、必要な部分のみの剛性を上げることできる。必要な部分のみの剛性を上げることで、燃料供給管を薄肉にすることができ、燃料供給管の軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、パイプ部材を、フィラーキャップ取付部の下端から支持部材で支持される燃料供給管の被支持部まで延設したので、例えば、給油口近傍に支持部材を取付けるときにも、給油口近傍が二重構造になっていることにより剛性を高くできる。すなわち、給油口近傍の変形が少ないので、給油口近傍に支持部材を強固に取付けることができる。
請求項に係る発明では、パイプ部材の厚さが、燃料供給管の厚さより厚く形成されたので、さらに、給油ガンのノズルで燃料供給管に亀裂を生じさせることを防止できる。
請求項に係る発明では、パイプ部材の内周に、給油ガンのノズルを支持するノズルブラケットを設けたので、ノズルブラケットにかかる荷重をパイプ部材を介して支持部材に逃がすことができる。
請求項に係る発明では、パイプ部材が、燃料供給管にスポット溶接されたので、パイプ部材と燃料供給管とで構成される二重構造を、さらに、剛性の高い構造にすることができる。
請求項に係る発明では、燃料供給管に、支持部材がスポット溶接されたので、燃料供給管を支持部材で締め付ける構造に比べて、燃料供給管が変形をすることを低減することができる。
本発明に係る燃料供給管の給油口構造を用いた車両の側面図である。 本発明に係る燃料供給管の給油口構造の斜視図である。 図2の3−3線断面図である。 図2に示された燃料供給管の給油口構造の比較検討図である。 図2に示された本発明に係る燃料供給管の給油口構造の作用説明図である。 本発明に係る実施例2の燃料供給管の給油口構造の斜視図である。 図6の7−7線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1及び図2に示されたように、車両10は、車体11の前方にエンジンルーム13が設けられ、車体11の中央から後部に車室12が設けられた2ボックスの車両である。車室12には、運転席及び助手席から構成される前列シート16と、前列シート16の後方に配置される後列シート17と、車体フロア18の下部且つ前列シート16の下部に配置される燃料タンク21と、車体11のリヤパネル19に設けられた燃料供給用凹部22と、この燃料供給用凹部22に開閉自在に設けられるフューエルリッド23と、燃料タンク21に一端を接続するとともに他端を燃料供給用凹部22に臨ませた燃料供給管(フィラーパイプ)25と、燃料タンク21に一端を接続するとともに、他端を燃料供給管25の給油口26近傍に接続するベントパイプ(ブリザー管)28と、燃料供給用凹部22の近傍にて燃料供給管25及びベントパイプ28を車体11側に取付ける支持部材(第1のステー部材)31と、燃料供給用凹部22の下方にて燃料供給管25及びベントパイプ28を車体11側に取付ける第2のステー部材32と、が配置されている。
燃料タンク21は、車幅方向の中央に且つ車体11の中央部分(前列シート16の下部)に配置されることからセンタタンクと呼ばれることもある。
燃料供給管25は、一端に燃料タンク21に接続する接続部27が設けられ、他端に燃料を補給する給油口26が設けられる。
給油口26の位置は、燃料を補給するときの注入性が考慮され、燃料タンク21の最高充填燃料液面に呈して適正な落差が設けられて設定される。給油口26に、給油ガン33のノズル34が挿入され燃料の補給が行われる。従って、燃料供給管25の給油口26は、給油ガン33のノズル34の形状及び燃料の吐出量等を配慮してその内部構造を決める必要がある。
給油口26には、雌ねじ(不図示)が形成され、フィラーキャップ36が取付けられる。フィラーキャップ36には、燃料タンク21内の大きな圧力変動から燃料タンク21を保護するために、リリース弁37が設けられている。なお、給油口26に、フィラーキャップ36を取付ける方式としてねじ方式の他に爪方式とした構造であってもよい。
ベントパイプ(ブリザー管)28は、燃料タンク21内の液面が、給油口26よりも高くなることを防ぎ、燃料供給管25から燃料タンク21に燃料を補給するときに、燃料の噴き返しを防ぐ働きをなす。
支持部材(第1のステー部材)31は、連続的な帯材で形成され、燃料供給管25及びベントパイプ28を挟み込んで車体11側に締結する。すなわち、支持部材31は、燃料供給管25を保持する燃料供給管保持部41と、ベントパイプ28を保持するベントパイプ保持部42と、車体11側にボルト44で締結するボルト締結部43とが、形成されている。
第2のステー部材32は、外ピース45と内ピース46とで燃料供給管25及びベントパイプ28を挟み、燃料供給管25及びベントパイプ28を止めねじ47,47及び角ナット48,48で予め第2のステー部材32に固定してから、車体11側にボルト49で締結する。
燃料供給管の給油口構造20は、燃料タンク21に燃料を供給するために、給油ガン33のノズル34が挿入される給油口の構造である。
図3に示されたように、燃料供給管の給油口構造20は、一端に燃料タンク21(図1参照)に接続される接続部27が形成され、他端に給油口26が形成される燃料供給管25と、給油口26を塞ぐフィラーキャップ36と、給油口26近傍を車体11側に支持する支持部材31と、燃料供給管25の内周25aに、燃料タンク21に燃料を補給する給油ガン33のノズル34の姿勢を保つパイプ部材51と、このパイプ部材51の内周51aに、給油ガン33のノズル34を支持するノズルブラケット52と、から構成される。
なお、パイプ部材51は、ノズル34から燃料供給管25を補強及び保護する役目もなす。
燃料供給管25は、燃料タンク21(図1参照)の接続される接続部27から所定の管寸法にて延ばされた管本体部54と、この管本体部54から徐々に拡径される管テーパ部55と、拡径された管テーパ部55の先端から直線的に延ばされる管拡径部56と、管拡径部56の先端に形成される補強のためのカーリング部57と、管拡径部56に且つカーリング部57から燃料タンク21(図1参照)に向かって所定の長さで形成され、フィラーキャップ36を取付けるフィラーキャップ取付部58と、から構成される。
管本体部54の管テーパ部55側に、近接させて支持部材31で支持される被支持部61が設けられる。
給油口26は、カーリング部57、フィラーキャップ取付部58、ノズルブラケット52及びパイプ部材51とから構成される。
パイプ部材51は、管本体部54の内径と略同一寸法に形成されたパイプ本体部64と、管テーパ部55に沿わせて形成されたパイプテーパ部65と、管拡径部56の内径と略同一寸法に形成されたパイプ拡径部66と、から構成される。
すなわち、パイプ部材51は、フィラーキャップ取付部58の下端58aから支持部材31で支持される燃料供給管25の被支持部61まで延設されるとともに、燃料供給管25の内周25aの形状に沿わせたものである。さらに、パイプ部材51の厚さは、燃料供給管25の厚さより厚いものが用いられる。
ノズルブラケット52は、パイプ部材51のパイプ拡径部66に沿わせて形成されるストレート部67と、このストレート部67の先端に先細りに形成され、ノズル34の挿入を許容する先細り部68と、からなる。ノズルブラケット52の厚さは、パイプ部材51の厚さと同等のものが用いられる。
図4(a)に示される比較例1の燃料供給管の給油口構造210は、燃料供給管211が給油口212から燃料タンク(不図示)まで、同一の厚みで肉厚に形成されている。燃料供給管211の強度の向上は図れるものの、燃料供給管211の重量の増加を招く。
図4(b)に示される比較例2の燃料供給管の給油口構造220は、燃料供給管221が給油口222から燃料タンク(不図示)まで、同一の厚みで薄肉に形成されている。燃料供給管221の管テーパ部223と管本体部224との接続部225に、給油ガンのノズル229が当たったときに燃料供給管221を変形させる虞れがある。
図4(c)に示される比較例3の燃料供給管の給油口構造230は、燃料供給管231が給油口232が形成される先端部236を厚肉で形成し、燃料供給管231の本体部237を薄肉で形成し、これらの先端部236と本体部237とを接合したものである。
一般的には、先端部236と本体部237との接合部238は、ロウ付けにより結合されるので、接合部238では耐食性が低下する。また、本体部237の管テーパ部233と管本体部234との接続部235に、給油ガンのノズル239が当たったときに燃料供給管231を変形させる虞れがある。
図4(d)に示される比較例4の燃料供給管の給油口構造240は、燃料供給管241が給油口242を折り返して給油口242周りの強度を増加させたものである。この場合にも、燃料供給管241の管テーパ部243と管本体部244との接続部245に、給油ガンのノズルが当たったときに燃料供給管241を変形させる虞れがある。
図5(a)〜(c)に実施例の燃料供給管の給油口構造20の作用が示される。図5(a)に示されたように、燃料供給管25の給油口26の給油ガン33のノズル34を臨ませ、給油口26に矢印a1の如く挿入する。
図5(b)に示されたように、給油ガン33のノズル34がノズルブラケット52に矢印a2の如く当たったときに、ノズル34の方向がノズルブラケット52で燃料供給管25に沿わせるように、矢印a3の如く修正される。
図5(c)に示されたように、給油ガン33のノズル34を矢印a4の如くノズルブラケット52を通過させ、ノズル34がパイプ部材51のパイプテーパ部65とパイプ本体部64とのパイプ接続部71に当たる。
パイプ部材51の厚さは、燃料供給管25の厚さより厚いものが用いられるとともに、パイプ部材51と燃料供給管25との二重構造により剛性が高められているので、燃料供給管25が変形を受けることを回避することができる。
燃料供給管の給油口構造20では、一端が燃料タンク21に接続され、他端に給油口26が形成される燃料供給管25と、給油口26の近傍にて燃料供給管25を車体11側に支持する支持部材31と、給油口26を塞ぐフィラーキャップ36と、を備える。
燃料供給管25の内周25aに、燃料タンク21に燃料を補給する給油ガン33のノズル34の姿勢を保つパイプ部材51が設けられたので、燃料供給管25の給油口26に給油ガン33のノズル34が、直接燃料供給管25に接触することを回避することができる。この結果、給油ガン33のノズル34で燃料供給管25に亀裂を生じさせることを防止できる。
なお、パイプ部材51は、ノズル34から燃料供給管25を補強及び保護する役目もなす。
パイプ部材51が、フィラーキャップ取付部58の下端58aから支持部材31で支持される燃料供給管25の被支持部61まで延設されるとともに、燃料供給管25の内周25aの形状に沿わせたので、パイプ部材51と燃料供給管25とで二重構造を形成することができる。これにより、給油ガン33のノズル34を給油口26で上下動させた場合に、給油ガン33から作用する荷重を、パイプ部材51と燃料供給管25との二重構造によって支えることができるとともに、その荷重を効率よく支持部材31に逃がすことができる。
さらに、パイプ部材51を、フィラーキャップ取付部58の下端58aから支持部材31で支持される燃料供給管25の被支持部61まで延設したので、例えば、給油口26近傍に支持部材31を取付けるときにも、給油口26近傍が二重構造になっていることにより剛性を高くできる。すなわち、給油口26近傍の変形が少ないので、給油口26近傍に支持部材31を強固に取付けることができる。
パイプ部材51が、フィラーキャップ取付部58の下端58aから支持部材31で支持される燃料供給管25の被支持部61まで延設されるとともに、燃料供給管25の内周25aの形状に沿わせた。すなわち、必要な部分のみの剛性を上げることできる。必要な部分のみの剛性を上げることで、燃料供給管25を薄肉にすることができ、燃料供給管25の軽量化を図ることができる。
燃料供給管の給油口構造20では、パイプ部材51の厚さが、燃料供給管25の厚さより厚く形成されたので、さらに、給油ガン33のノズル34で燃料供給管25に亀裂を生じさせることを防止できる。
燃料供給管の給油口構造20では、パイプ部材51の内周51aに、給油ガン33のノズル34を支持するノズルブラケット52を設けたので、ノズルブラケット52にかかる荷重をパイプ部材51を介して支持部材31に逃がすことができる。
図6及び図7に示されるように、燃料供給管の給油口構造100は、一端が燃料タンク(不図示)に接続され、他端に給油口106が形成される燃料供給管105と、給油口106を塞ぐフィラーキャップ(不図示)と、給油口106近傍の外周部位106aを車体側に支持する支持部材(ステー部材)111と、燃料供給管105の内周105aに、燃料タンクに燃料を補給する給油ガンのノズル姿勢を保つパイプ部材121と、このパイプ部材121の内周121aに、給油ガンのノズルを支持するノズルブラケット122と、から構成される。
なお、パイプ部材121は、ノズルから燃料供給管を補強及び保護する役目もなす。
パイプ部材121は、燃料供給管105にスポット溶接されるとともに、燃料供給管105は、外周部位106aに支持部材111がスポット溶接される。図中、黒丸印はスポット溶接を示す。
燃料供給管の給油口構造100では、パイプ部材121が、燃料供給管105にスポット溶接されたので、パイプ部材121と燃料供給管105とで構成される二重構造を、さらに、剛性の高い構造にすることができる。
燃料供給管の給油口構造100では、燃料供給管105に、支持部材111がスポット溶接されたので、燃料供給管105を支持部材111で締め付ける構造に比べて、燃料供給管105が変形をすることを低減することができる。
尚、本発明に係る燃料供給管の給油口構造は、図3に示すように、燃料供給管25の管テーパ部55側に、近接させて支持部材31で支持される被支持部61が設けられたが、被支持部を管テーパ部55から離間させるものであってもよい。この場合に、パイプ部材は、管テーパ部から離間させた被支持部まで延ばしたものであればよい。
本発明に係る燃料供給管の給油口構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
20,100…燃料供給管の給油口構造、21…燃料タンク、25,105…燃料供給管、25a…内周、26,106…給油口、31,111…支持部材、36…フィラーキャップ、51,121…パイプ部材、51a…内周、52…ノズルブラケット、58…フィラーキャップ取付部、58a…下端、61…被支持部、106a…外周部位。

Claims (6)

  1. 一端が燃料タンクに接続され、他端に給油口が形成される燃料供給管と、前記給油口の近傍にて燃料供給管を車体側に支持する支持部材と、を備えた燃料供給管の給油口構造において、
    前記燃料供給管は、前記燃料タンクの接続される接続部から延ばされた管本体部と、前記管本体部から前記給油口に向かって拡径される管テーパ部と、前記管テーパ部から延ばされ前記給油口につながる管拡径部とを備え、
    前記燃料供給管には、給油ガンのノズルの姿勢を保ち、前記燃料供給管の内径と同一径に形成されたパイプ部材が、前記燃料供給管の内周の形状に沿わせて取付けられ、
    前記パイプ部材が少なくとも前記管本体部と前記管テーパ部の連結部分の内周側に位置していることを特徴とする燃料供給管の給油口構造。
  2. 前記給油口は、フィラーキャップが取付けられるフィラーキャップ取付部が形成され、前記燃料供給管の内周にパイプ部材が設けられ、
    前記パイプ部材は、前記フィラーキャップ取付部の下端から前記支持部材で支持される前記燃料供給管の被支持部まで延設されることを特徴とする請求項1記載の燃料供給管の給油口構造。
  3. 前記パイプ部材の厚さは、前記燃料供給管の厚さより厚いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料供給管の給油口構造。
  4. 前記パイプ部材の内周に、前記給油ガンのノズルを支持するノズルブラケットを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料供給管の給油口構造。
  5. 前記パイプ部材は、前記燃料供給管にスポット溶接されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の燃料供給管の給油口構造。
  6. 前記燃料供給管に、前記支持部材がスポット溶接されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の燃料供給管の給油口構造。
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