JP5581155B2 - 角芯の固定構造、並びに、ドアハンドル - Google Patents
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Description
従って、本発明によれば、ネジ等の接続手段を省くことができ、手間なく確実に角芯を錠ケースのハブに固定できると共に、ドアハンドルの取り付け手間も軽減することができる。
なお、以下の説明においては、上下左右の位置関係は、特に断りのない限り、通常の設置位置(図2)を基準に説明する。
ハンドル2の本体部2aは、図3に示すように、「L」字型であり、L字の折曲部を境に、把持部20と接続部21に分けられている。接続部21側は、端部が開放されており、その端部から保持部材12等が挿通される嵌入空間14(挿着部)が形成されている。嵌入空間14には、断面形状が円形で比較的小さな領域14aと、断面形状が円形で比較的大きな領域14bがあり、互いに連通した関係である。
また、接続部21の側壁には、外部と嵌入空間14とを連通する接続用貫通孔28が2つ設けられている(1つのみ図示)。2つの接続用貫通孔28は、同一の円周上に直列的に並べられており、互いに前記円の中心を基準として、90度離して配されている。なお、図10に示すように、接続用貫通孔28には、ロール状にされたピン等の接続手段69が挿通される。
下部側面には、後述する係止板11を操作する操作開口27が設けられている。操作開口27はほぼ四角形の開口であり、マイナスドライバー等を挿入可能である。
圧縮バネ10は、公知のそれと同様である。
また、係止板11は、1対の縁端部25、26のそれぞれに開口縁部23、24と同方向に傾斜した傾斜部29、30が形成されている。また、各縁端部25、26に形成された傾斜部29、30は、係止板11の中心を基準に互いに係止板11の厚み方向に反転させた位置関係である。
貫通孔31は、断面形状がほぼ正方形で、その断面積は角芯5の軸方向に直交する断面積とほぼ同じあるいは若干大きく設計されている。
溝部40は、保持部材12の外側面から外側に突出した突出壁42に囲まれて形成された部分である。即ち、溝部40の底面は、突出壁42を除いた保持部材12の外側面である。穴部41は、貫通孔31まで至らない程度の深さの穴である。
そして、溝部40と穴部41は、詳しく図示しないがL字状に連通した関係とされている。
なお、突出壁42は、保持部材12の一方の端部側から軸方向中間部まで延伸されている。
即ち、図1、10に示すように、係止板11と保持部材12は、係止板11の係止角孔22と保持部材12の貫通孔31がそれぞれ連通するように配されており、その状態でハンドル2の接続部21の嵌入空間14(挿着部)に挿着されている。具体的には、嵌入空間14の領域14bに各部材は位置しており、領域14a側から順に圧縮バネ10、係止板11、保持部材12が配されている。なお、圧縮バネ10の一端側は、領域14aと領域14bとの境界に形成された段部に当接しているため、領域14a側に押圧されても圧縮バネ10自体が移動することがない。
なお、係止板11は、接続部21の下部側面に位置する操作開口27に、係止板11の揺動側(保持部側に対向する側)が位置するように配されている。
ハンドル3の本体部3aは、図6に示すように、ハンドル2の本体部2aと同様、形状は「L」字型であり、L字の折曲部を境に、把持部63と接続部64に分けられている。接続部64側は、端部が開放されており、その端部から角芯5等が挿通される嵌入空間65が形成されている。嵌入空間65は、断面形状がほぼ四角形の領域である。
まず、角芯5の構成を説明する。
角芯5は、図7に示すように、断面形状がほぼ四角形の角柱状の部材で、一方の端部付近に形成された角切り欠き部60、61と、角芯5の軸線方向に交差した方向に貫通した接続用貫通孔62と、後述する弾性部材6が保持される保持溝59が設けられている。
角切り欠き部60、61は、角芯5の角を部分的に切り落とした部分で、角切り欠き部60は、前記一方の端部寄りに設けられ、角切り欠き部60は角切り欠き部61よりも中央寄りに設けられている。そして、各々の角切り欠き部60、61は、それぞれほぼ同一の円周上に直列的に並べられている。
弾性部材6は、外力が加えられると、いずれかの部位が変形又は変位する形状に形成された部材である。即ち、本実施形態の弾性部材6は、図7及び図9に示すように、側面視した形状がほぼ「S」字型であり、弓状の露出部70と、角芯5の保持溝59の底部と当接する溝当接部71、72と、保持部材12の貫通孔31又はハブ48のハブ角孔47を押圧する角孔押圧露出部73と、角芯5に対して弾性部材6が固定される固定部74とを有している。
固定部74は、露出部70と角孔押圧露出部73との間に位置する突起状の部分で、図8に示すように、角芯5の一部をかしめることで、弾性部材6を角芯5に対して相対的に移動しないように制限する移動制限部57を形成するものである。
ここで、以下の説明においては、ハブ48が内設される錠ケース50は、あらかじめ開き戸55に取り付けられているものとする。
その後、角芯5の他方の端部側を錠ケース50のハブ角孔47に挿通する。この際、図11(b)に示すように、ハブ角孔47によって角孔押圧露出部73が角芯5の保持溝59内に押し込まれ、保持溝59の底部から受ける反力等により、露出部70が保持溝59から露出する方向に変位する。
また、ハンドル2における接続部21の操作開口27には、係止板11の揺動側の縁端部が位置しており、操作開口27の範囲内で揺動する配置とされている。
2 ハンドル
3 ハンドル
5 角芯
6 弾性部材
14 嵌入空間(挿着部)
22 係止角孔
29 傾斜部
40 溝部
47 ハブ角孔
48 ハブ
50 錠ケース
70 露出部
70 溝当接部
71 溝当接部
73 角孔押出露出部
74 固定部
Claims (6)
- ドアを挟んだ位置に配される1対のドアハンドルに挿着される角芯を、錠ケースに具備されたハブの角孔に対して固定する角芯の固定構造であって、
薄板状の弾性部材を有し、
前記角芯は、前記弾性部材が配される溝部を有し、
前記溝部に配した弾性部材は、角芯の少なくとも一方の端部側の位置に溝部から露出した露出部が形成されるものであって、
さらに、溝部に配した弾性部材は、角芯の中間に角孔押圧露出部が形成されるものであり、
前記弾性部材は、前記露出部と前記角孔押圧露出の間に前記溝部の底部に当接する溝当接部が存在し、
前記角孔に前記角芯を挿通すると、前記角孔によって前記角孔押圧露出部が前記溝部内に押し込まれて、前記露出部が前記溝部から露出する方向に変位し、かつ、弾性部材の前記一方の端部が溝部の底部から離れた状態となり、
ドアハンドルに角芯を挿着すると、ドアハンドルの挿着部によって前記露出部が溝部内に入り込む方向に押圧されて、角芯の中間に位置する前記角孔押圧露出部が溝部に対して露出する方向に変形又は変位して角孔の内壁を押圧するものであり、
前記角芯は、角柱状であり、
前記溝部は、前記角芯の断面を基準にすると、1つの頂点から中心に向かって形成されており、
前記溝部に弾性部材を嵌め込み一体化していることを特徴とする角芯の固定構造。 - 前記溝部は、角芯の軸線方向中間部から他方の端部に向かって形成されており、
前記角芯の軸線方向中間部に位置する端部側に底部が緩やかに傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の角芯の固定構造。 - 前記弾性部材は、溝部の底部に当接する溝当接部が2箇所有り、当該2箇所の溝当接部の間に前記した露出部が存在するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の角芯の固定構造。
- 前記弾性部材には、前記露出部と角芯の中間側の溝当接部との間に、角芯に対して固定される固定部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の角芯の固定構造。
- 角芯の溝部の底部と当接する2つの溝当接部と、当該2つの溝当接部を繋ぐ弓状の露出部と、一方の溝当接部を基準に、前記露出部と対向する角孔押圧露出部と、前記露出部と前記角孔押圧露出部との間に位置する突起状の固定部とを有しており、
前記固定部は、角芯の一部をかしめることで、弾性部材を角芯に対する相対移動を制限する移動制限部を形成するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の角芯の固定構造。 - 戸枠に対してドアを開閉することが可能な1対のハンドルと、1対のハンドルに挿着される角芯と、角芯が挿通される角孔を有した錠ケースとを備え、請求項1乃至5のいずれかに記載の角芯の固定構造により構成されたものであることを特徴とするドアハンドル。
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