JP5570876B2 - Disposable diapers - Google Patents
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Description
本発明は、パンツタイプの使い捨ておむつに関する。 The present invention relates to a pants-type disposable diaper.
従来より、着用者からの排泄物を受ける吸収性物品の1つとして、上端に胴部開口を有するとともに下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの使い捨ておむつが利用されている。このような使い捨ておむつでは、着用者の前側を覆う前方部と後側を覆う後方部とが中間部を介して連続する外装シートにおいて、前方部の両側端を後方部の両側端にそれぞれ接合することにより、胴部開口および一対の脚部開口が形成される。また、着用者からの排泄物を吸収する吸収体が、前方部から後方部に亘って外装シート上に取り付けられる。さらに、中間部の両側端の縁に沿って一対の脚周り弾性部材が外装シート上に接合され、脚周り弾性部材が収縮することにより脚周りギャザーが形成される。 Conventionally, a pants-type disposable diaper having a trunk opening at the upper end and a pair of leg openings at the lower part has been used as one of the absorbent articles that receive excrement from the wearer. In such a disposable diaper, in the exterior sheet in which the front part covering the front side of the wearer and the rear part covering the rear side are continuous via the intermediate part, both side ends of the front part are respectively joined to both side ends of the rear part. Thus, a trunk opening and a pair of leg openings are formed. Moreover, the absorber which absorbs excrement from a wearer is attached on an exterior sheet ranging from a front part to a back part. Furthermore, a pair of leg-holes elastic members are joined on the exterior sheet along the edges on both side edges of the intermediate portion, and the leg-hole elastic members contract to form a leg-hole gather.
特許文献1では、パンツタイプの使い捨ておむつの前身頃(前方部)において、両端部が前身頃の両側端に位置する弾性伸縮部材を、中央部が股下側に膨らみ、かつ、その中央部が吸収体の配設位置と交差するように配置することにより、吸収体を前身頃縁(胴部開口の縁)側に持ち上げて、腹側からの尿または便漏れを防止する手法が開示されている。また、特許文献2では、前身頃および後身頃のそれぞれにおいて、ウエスト開口部縁(胴部開口の縁)を始端とし、両側端の接合縁部を終端として配置された装着用第1弾性部材と、ウエスト開口部縁を始端とし、レッグ開口部縁(脚部開口の縁)を終端として配置された装着用第2弾性部材とを設けることにより、着用者がウエスト開口部を掴んで上方側におむつを引き上げる際に、装着用弾性部材の弾性力によっておむつを簡単に引き上げることが可能な使い捨ておむつが開示されている。
In
なお、特許文献3では、前方部と後方部とを腰回りで止着して装着するオープンタイプの使い捨ておむつにおいて、ウエスト部弾性部材と吸収体の端部との間に配置される胴部ギャザー形成用の複数の胴部弾性部材を、これらの長さ方向の略中央部において各胴部弾性部材間の間隔が最も狭くなるように、それぞれ湾曲して配置し、最も吸収体よりに設けられた胴部弾性部材の両端部を吸収体の側方に位置させたものが開示されている。
In
ところで、排泄物を吸収体にて適切に吸収するには、吸収体が着用者の股間部に密着していることが好ましく、吸収体に吸収されなかった排泄物が脚周りから外部に漏出するのを防止するには、脚周りギャザーが着用者の鼠径部に密着していることが好ましい。しかしながら、パンツタイプの使い捨ておむつの装着では、吸収体を着用者の股間部に密着させるとともに、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に密着させることは容易ではない。 By the way, in order to properly absorb excrement with the absorbent body, it is preferable that the absorbent body is in close contact with the wearer's crotch, and excrement that has not been absorbed by the absorbent body leaks out from around the legs. In order to prevent this, it is preferable that the leg gathers are in close contact with the wearer's groin. However, when the pants-type disposable diaper is worn, it is not easy to bring the absorbent body into close contact with the wearer's crotch and to make the leg-gather gathers into close contact with the wearer's groin.
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、装着時に吸収体を着用者の股間部に容易に密着させるとともに、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に容易に密着させることを目的としている。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and has an object to easily bring the absorbent body into close contact with the wearer's crotch portion and to make the leg-gather gathers into close contact with the wearer's groin at the time of wearing.
請求項1に記載の発明は、上端に胴部開口を有し、下部に一対の脚部開口を有するパンツタイプの使い捨ておむつであって、着用者の前側を覆う前方部および後側を覆う後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記前方部の両側端が、前記後方部の両側端にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の両側方に一対の脚部開口が形成される外装シートと、前記外装シート上に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体と、前記中間部の両側端の縁に沿って伸張状態にて前記外装シート上に接合され、収縮することにより脚周りギャザーを形成する一対の脚周り弾性部材と、前記前方部または前記後方部における前記吸収体の両側方の位置において、前記上端側に凸となるように湾曲して伸張状態にて前記外装シート上に接合される一対の凸状弾性部材とを備え、前記一対の凸状弾性部材の一端が、前記吸収体と重なる、または、前記吸収体の近傍に配置される。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の使い捨ておむつであって、前記前方部と前記後方部との接合位置において、前記一対の凸状弾性部材が、前記一対の脚周り弾性部材に近接または接する。
Invention of
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の使い捨ておむつであって、一端が前記吸収体近傍に位置し、他端が前記一端よりも前記上端側に位置し、伸張状態にて前記外装シート上に接合される一対の補助弾性部材をさらに備える。
Invention of
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、前記一対の凸状弾性部材と同様の他の一対の凸状弾性部材をさらに備え、前記一対の凸状弾性部材および前記他の一対の凸状弾性部材が、前記前方部および前記後方部にそれぞれ設けられる。
Invention of
本発明によれば、装着時に吸収体を着用者の股間部に容易に密着させるとともに、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に容易に密着させることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while attaching an absorber to a wearer's crotch part easily at the time of mounting | wearing, a leg circumference gather can be easily stuck to a wearer's groin part.
また、請求項2の発明では、凸状弾性部材により脚の動きが妨げられることを抑制することができ、請求項3および4の発明では、吸収体を着用者の股間部にさらに容易に密着させることができる。
Moreover, in invention of
図1は、本発明の一の実施の形態に係る使い捨ておむつ1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、使い捨ておむつ1は、図1中の上側の端部である上端に胴部開口11を有し、下部に一対の脚部開口12を有するパンツタイプであり、着用者からの排泄物を受ける。なお、図1の上下方向は重力方向であるとは限らない。
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a
図2は、使い捨ておむつ1を展開した状態で着用者側から見た平面図である。図2に示すように、使い捨ておむつ1は、外装シート4、外装シート4の内面(すなわち、着用者側の面)上に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する略シート状の吸収体20、および、吸収体20の長手方向(すなわち、図2中における上下方向)の両端部を覆うように外装シート4上に接合される2つのシート部材5(エンドシートまたはエンド押さえシートとも呼ばれる。)を備える。各シート部材5は、図2の横方向に関して外装シート4の幅のおよそ全体に亘って設けられる。以下、図2の横方向を「おむつの幅方向」と呼ぶ。
FIG. 2 is a plan view of the
使い捨ておむつ1では、図2中の上側の部位が着用者の前側(腹側の肌)を覆い、図2中の下側の部位が着用者の後側(背側の肌)を覆う。以下の説明では、着用者の前側および後側を覆う部位をそれぞれ、「前方部401」および「後方部403」と呼び、前方部401と後方部403との間で双方から連続するとともに着用者の股間部に対向する部位を「中間部402」と呼ぶ。
In the
使い捨ておむつ1が製造される際には、外装シート4が吸収体20と共に中間部402にて折り曲げられ、中間部402を下側に配置した際の前方部401の左右両側の端部と、後方部403の左右両側の端部とが、加熱および押圧による熱融着により接合される。このように、前方部401の両側端と後方部403の両側端とをそれぞれ接合することにより、図1に示すように、前方部401および後方部403の上端に胴部開口11が形成され、前方部401および後方部403の下側において中間部402の両側方に一対の脚部開口12が形成される。
When the
図3は、使い捨ておむつ1を図2中に示すA−Aの位置(すなわち、中間部402)で切断した断面図である。図3では、図示の都合上、使い捨ておむつ1の構成を互いに離して描いている。
FIG. 3 is a cross-sectional view of the
図2および図3に示すように、吸収体20は、略シート状の本体部2、および、本体部2の両側部上(すなわち、おむつの幅方向の両端部)に配置されて本体部2の長手方向のおよそ全長に亘る一対のサイドシート3を備える。本体部2は、図3に示すように、トップシート21、バックシート23、および、トップシート21とバックシート23との間に配置された吸収コア22を備える。図2では、図の理解を容易にするために、吸収コア22の輪郭を太い破線にて描いている。図2に示すように、吸収コア22の長手方向の両端部における幅は、吸収コア22の長手方向の中央部における幅よりも大きい。換言すれば、吸収コア22は、いわゆる砂時計型である。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3, the
また、図3のバックシート23はホットメルト接着剤等により外装シート4上に接合され、吸収体20が外装シート4に固定される。図2の使い捨ておむつ1では、吸収体20は前方部401から後方部403に亘って配置されており、吸収体20の各端部は、シート部材5と外装シート4との間に挟まれ、吸収体20が外装シート4上に強固に固定される。
3 is bonded onto the
図3に示すように、各サイドシート3は、長手方向の全長に亘って設けられた折り曲げ線39を境界として、本体部2側の部位である帯状の接合部33、および、他方の部位である側壁部34を備える。接合部33は、本体部2の側方エッジ近傍において長手方向のおよそ全長に亘って本体部2の上側(すなわち、着用者側)にホットメルト接着剤を用いて接合される。
As shown in FIG. 3, each
接合部33から折り曲げ線39を介して連続する側壁部34は、長手方向における両端部において接合部33上に重ねられ、熱融着接合または超音波接合により接合部33上に固定される。図2では、図の理解を容易にするために、接合部33上に固定される側壁部34の部位341に平行斜線を付している。また、側壁部34は、図2および図3に示すように、長手方向における中央において本体部2から上側へと起立する起立部342を備える。図3に示すように、側壁部34では、起立部342の自由端に弾性部材35が接合されており、弾性部材35が収縮することにより起立部342にギャザーが形成される。
The
トップシート21は、透液性のシート材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの排泄物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21として利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート21として、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)にて形成された透液性の不織布が利用されてもよい。
The
吸収コア22は、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維に粒状の高吸収性ポリマー(SAP(Super Absorbent Polymer))や高吸収性ファイバー等の高吸収性材料を混合したものをティッシュペーパーや透液性不織布等により包み込んで形成され、トップシート21を透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包むティッシュペーパーや透液性不織布等は、親水性繊維および吸水性材料とホットメルト接着剤により接合されて、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性材料の脱落(特に、吸水後における脱落)を防止する。本実施の形態では、吸収コア22はパルプ繊維およびSAPを含む。
The
バックシート23としては、疎水性繊維にて形成された撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布)や、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムが利用され、バックシート23に到達した排泄物の水分等が、本体部2の外側に染み出すのを防止する。バックシート23にプラスチックフィルムが利用される場合、使い捨ておむつ1のムレを防止して着用者の快適性を向上するという観点からは、透湿性(通気性)を有するプラスチックフィルムが利用されることが好ましい。
As the
サイドシート3のシート本体としては、疎水性繊維にて形成された撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)が利用される。弾性部材35としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が利用され、本実施の形態では、ポリウレタン糸が弾性部材35として利用される。また、シート部材5としては、トップシート21と同様の素材、または、撥水性もしくは親水処理された不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)が利用される。
As the sheet body of the
外装シート4は、内側シート41、および、内側シート41の下側(すなわち、着用者とは反対側)にて内側シート41に積層される外側シート42を備える。内側シート41と外側シート42との間には、図2に示すように、複数の脚周り弾性要素430、複数の胴周り弾性要素440、複数の凸状弾性要素450、および、複数の補助弾性要素460がホットメルト接着剤等により接合される。
The
詳細には、それぞれがおむつの幅方向に伸びる複数の胴周り弾性要素440が、前方部401および後方部403上にて、おむつの幅方向に垂直な方向に配列される。実際には、複数の胴周り弾性要素440は伸張状態にて外装シート4上に接合され、収縮することにより外装シート4が収縮されて胴部ギャザーが形成される。なお、複数の胴周り弾性要素440うち、胴部開口11(図1参照)の縁近傍に配置される一部の胴周り弾性要素440は密に並べられており、これらの胴周り弾性要素440により、使い捨ておむつ1が着用者の腰周りにて強くフィットする。
Specifically, a plurality of waistline
図2の中間部402の各側部における前方部401側の部位には、3本の脚周り弾性要素430が当該側部の縁に沿って伸張状態にて接合される。各脚周り弾性要素430の一端は吸収体20の長手方向の中央近傍にて吸収体20と重なり(正確には、外装シート4に垂直な方向から見た場合に重なり)、他端は前方部401の中間部402側の部位にてその側端に位置する。中間部402の当該側部における後方部403側の部位にも同様に、3本の脚周り弾性要素430が当該側部の縁に沿って伸張状態にて接合されており、各脚周り弾性要素430の一端は吸収体20と重なり、他端は後方部403の側端に位置する。使い捨ておむつ1では、中間部402の各側部にて前方部401側および後方部403側に設けられる6本の脚周り弾性要素430の集合が1つの脚周り弾性部材43となっており、脚周り弾性部材43が収縮することにより、当該側部における外装シート4が収縮する。このように、中間部402の両側端の縁に沿って一対の脚周り弾性部材43が設けられることにより、一対の脚周りギャザー(レッグギャザー)が形成される。使い捨ておむつ1の外装シート4では、中間部402の各側部において前方部401側の脚周り弾性要素430と後方部403側の脚周り弾性要素430との間に、弾性要素の不存在領域が設けられる。
Two leg
また、前方部401において吸収体20の各側方には、3本の凸状弾性要素450が、中間部402とは反対側(図2中の上側)に膨らんだ凸状に配置される。各凸状弾性要素450の一端は吸収体20の前方部401側の端部と重なり、他端は前方部401の側端(すなわち、図1の使い捨ておむつ1における前方部401と後方部403との接合位置)にて脚周り弾性要素430と近接または接する。後方部403においても同様に、吸収体20の各側方には、3本の凸状弾性要素450が、中間部402とは反対側(図2中の下側)に膨らんだ凸状に配置される。各凸状弾性要素450の一端は吸収体20の後方部403側の端部と重なり、他端は後方部403の側端にて脚周り弾性要素430と近接または接する。実際には、前方部401および後方部403における複数の(全ての)凸状弾性要素450は、伸張状態にて外装シート4上に接合されており、前方部401および後方部403のそれぞれにおいて、吸収体20の各側方に位置する3本の凸状弾性要素450の集合が1つの凸状弾性部材45として収縮する。
In addition, on each side of the
このように、使い捨ておむつ1の前方部401および後方部403のそれぞれでは、吸収体20の両側方の位置において、一対の凸状弾性部材45が伸張状態にて外装シート4に接合され、一対の凸状弾性部材45の収縮により外装シート4の対応する部位が収縮する。これにより、前方部401の両側端を後方部403の両側端にそれぞれ接合した状態の使い捨ておむつ1(図1参照)では、吸収体20の端部近傍から使い捨ておむつ1の上端側、かつ、おむつの幅方向外側(吸収体20から離れる方向)に向かって伸びる凸状弾性部材45の部位(図2中にて符号451を付す部位であり、以下、「第1傾斜部位451」という。)により、吸収体20の端部が上端側に引き上げられる。また、脚周りギャザーの近傍から上端側、かつ、おむつの幅方向内側(吸収体20に近づく方向)に向かって伸びる凸状弾性部材45の部位(図2中にて符号452を付す部位であり、以下、「第2傾斜部位452」という。)により、脚周りギャザー(の前方部401または後方部403近傍の部位)が、上端側に引き上げられる。
Thus, in each of the
さらに、外装シート4において、吸収体20の前方部401側の端部の各側方には、3本の補助弾性要素460が伸張状態にて接合される。各補助弾性要素460は、吸収体20の当該端部から図2の上側、かつ、おむつの幅方向外側に向かって伸びており、一端は吸収体20の当該端部と重なり、他端は前方部401の側端にて脚周り弾性要素430および凸状弾性要素450と近接または接する。外装シート4において、吸収体20の後方部403側の端部の各側方にも同様に、3本の補助弾性要素460が伸張状態にて接合される。各補助弾性要素460は、吸収体20の当該端部から図2の下側、かつ、おむつの幅方向外側に向かって伸びており、一端は吸収体20の当該端部と重なり、他端は後方部403の側端にて脚周り弾性要素430および凸状弾性要素450と近接または接する。
Further, in the
使い捨ておむつ1では、吸収体20の前方部401側の端部および後方部403側の端部のそれぞれにおいて、各側方に位置する3本の補助弾性要素460の集合が補助弾性部材46として機能する。したがって、前方部401の両側端を後方部403の両側端にそれぞれ接合した状態の使い捨ておむつ1(図1参照)において、吸収体20の前方部401側の端部および後方部403側の端部のそれぞれは、一対の補助弾性部材46の収縮によっても使い捨ておむつ1の上端側に引き上げられる。
In the
図3の外装シート4の内側シート41および外側シート42としては、バックシート23と同様に、疎水性繊維にて形成された撥水性または不透液性の不織布やプラスチックフィルムが利用され、あるいは、これらの不織布とプラスチックフィルムとが積層された積層シートが利用される。プラスチックフィルムとしては、透湿性(通気性)を有するものが好ましい。また、内側シート41および外側シート42として、トップシート21と同様に、親水性繊維により形成された不織布や親水処理した疎水性繊維にて形成された透液性の不織布が利用されてもよい。
As the
脚周り弾性要素430、胴周り弾性要素440、凸状弾性要素450、および、補助弾性要素460としては、サイドシート3の弾性部材35と同様に、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が利用され、本実施の形態では、ポリウレタン糸が脚周り弾性要素430、胴周り弾性要素440、凸状弾性要素450、および、補助弾性要素460として利用される。なお、脚周り弾性部材43、凸状弾性部材45、補助弾性部材46を構成する弾性要素の個数は任意に変更されてよく、1つの弾性要素により、各弾性部材が構成されてもよい。
The leg
図1に示す使い捨ておむつ1が着用される際には、着用者の両脚が胴部開口11を介して一対の脚部開口12に挿入された後、使い捨ておむつ1が着用者の腰周りまで引き上げられる。このとき、図2の凸状弾性部材45の第1傾斜部位451および補助弾性部材46により、吸収体20の各端部が上方(着用者の頭部側)に引き上げられ、吸収体20が着用者の股間部に密着する。また、凸状弾性部材45の第2傾斜部位452により、脚周りギャザーが上方に引き上げられ、脚周りギャザーが着用者の鼠径部に密着する。
When the
図4は、比較例の使い捨ておむつ9を示す図であり、図2に対応する図である。比較例の使い捨ておむつ9では、図2の使い捨ておむつ1における凸状弾性部材45および補助弾性部材46が省略される。比較例の使い捨ておむつ9の装着では、着用者の両脚が一対の脚部開口に挿入された後に、単に使い捨ておむつ9を着用者の腰周りまで引き上げても、吸収体91を着用者の股間部に密着させたり、脚周り弾性部材92により形成される脚周りギャザーを着用者の鼠径部に密着させることは容易ではない。吸収体91が着用者の股間部に密着していない状態では、排泄物が吸収体91に適切に吸収されない虞があり、また、脚周りギャザーが着用者の鼠径部に密着していない状態では、吸収体91に吸収されなかった排泄物が脚周りから外部に漏出する虞がある。
FIG. 4 is a view showing a disposable diaper 9 of a comparative example, and corresponds to FIG. In the disposable diaper 9 of the comparative example, the convex
これに対し、図2の使い捨ておむつ1では、前方部401および後方部403における吸収体20の各側方の位置において、凸状弾性部材45が、使い捨ておむつ1の上端側(すなわち、長手方向における外装シート4の両端部側)に凸となるように湾曲して伸張状態にて外装シート4上に接合される。これにより、装着時に凸状弾性部材45により吸収体20の両端部を上端側に引き上げて、吸収体20を着用者の股間部に容易に密着させるとともに、凸状弾性部材45により脚周りギャザーも上端側に引き上げて、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に容易に密着させることができる。また、前方部401および後方部403のそれぞれにおいて、一対の凸状弾性部材45により、吸収体20の端部および脚周りギャザーの引き上げが実現されるため、吸収体20の端部を上端側に引き上げる弾性部材と、脚周りギャザーを上端側に引き上げる弾性部材とを個別に設ける場合に比べて、使い捨ておむつの製造コストを削減することができる。
On the other hand, in the
また、使い捨ておむつ1では、一端が吸収体20の端部に位置し、他端が当該一端よりも使い捨ておむつ1の上端側に位置する一対の補助弾性部材46が伸張状態にて外装シート4上に接合される。これにより、補助弾性部材46と凸状弾性部材45とが協働して吸収体20の当該端部が上端側に引き上げられ、吸収体20を着用者の股間部にさらに容易に密着させることができる。
Moreover, in the
図5は使い捨ておむつの他の例を示す図であり、図2に対応する図である。図5の使い捨ておむつ1aでは、図2の使い捨ておむつ1と比較して、凸状弾性部材45aの形状が相違するとともに、補助弾性部材46が省略される。他の構成は図2と同様であり、同符号を付している。
FIG. 5 is a view showing another example of a disposable diaper, and corresponds to FIG. In the disposable diaper 1a of FIG. 5, the shape of the convex
前方部401および後方部403のそれぞれにおいて、凸状弾性部材45a(の各凸状弾性要素450a)は、中間部402とは反対側に膨らんだ凸状に配置され、一方の端部は吸収体20の長手方向の端部と重なり、他方の端部は中間部402の側端に位置する。また、凸状弾性部材45aは、中間部402の側端近傍にて脚周り弾性部材43(の脚周り弾性要素430)と交差している。
In each of the
前方部401の両側端を後方部403の両側端にそれぞれ接合した状態の使い捨ておむつ1a(図1参照)では、吸収体20の端部近傍から使い捨ておむつ1aの上端側、かつ、おむつの幅方向外側(吸収体20から離れる方向)に向かって伸びる凸状弾性部材45aの第1傾斜部位451aにより、吸収体20の端部が上端側に引き上げられる。また、中間部402の側端から上端側、かつ、おむつの幅方向内側(吸収体20に近づく方向)に向かって伸びる凸状弾性部材45aの第2傾斜部位452aにより、脚周りギャザーが、上端側に引き上げられる。さらに、吸収体20の各端部における両側方において、一対の凸状弾性部材45a、一対の脚周り弾性部材43および吸収体20により囲まれる外装シート4の内面の領域(図5中にて符号47を付す領域)には、一対の凸状弾性部材45aおよび一対の脚周り弾性部材43の収縮により、着用者とは反対側に窪む一対のポケット部が形成される。使い捨ておむつ1aでは、排泄物が吸収体20から漏れ出した場合でも、当該排泄物がポケット部にて捕捉される。
In the disposable diaper 1a (see FIG. 1) in which both side ends of the
以上に説明したように、使い捨ておむつ1aでは、凸状弾性部材45aが、上端側に凸となるように湾曲して伸張状態にて外装シート4上に接合される。これにより、装着時に凸状弾性部材45aにより吸収体20の両端部を上端側に引き上げて、吸収体20を着用者の股間部に容易に密着させるとともに、凸状弾性部材45aにより脚周りギャザーも上端側に引き上げて、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に容易に密着させることができる。
As explained above, in the disposable diaper 1a, the convex
ところで、図5の使い捨ておむつ1aでは、凸状弾性部材45aの端部が中間部402の側端に位置することにより、着用者によっては、歩行中の脚の上げ下ろしの際に脚の動きが妨げられているように感じられることがある。したがって、凸状弾性部材により脚の動きが妨げられることを抑制するには、図2に示すように、凸状弾性部材45(および補助弾性部材46)の端部が、前方部401と後方部403との接合位置において、脚周り弾性部材43に近接または接することが好ましい。
By the way, in the disposable diaper 1a of FIG. 5, since the edge part of the convex
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made.
使い捨ておむつ1,1aでは、前方部401および後方部403の一方のみに一対の凸状弾性部材45,45aが設けられてもよく、この場合でも、一対の凸状弾性部材45,45aにより、装着時に吸収体20の一方の端部を使い捨ておむつ1,1aの上端側に引き上げて、吸収体20を着用者の股間部に容易に密着させるとともに、脚周りギャザーも上端側に引き上げて、脚周りギャザーを着用者の鼠径部に容易に密着させることができる。なお、前方部401および後方部403の一方のみに一対の凸状弾性部材45,45aを設ける場合、排泄物を吸収体20にて適切に吸収するという観点では、一対の凸状弾性部材45,45aは前方部401に設けられることが好ましい。また、吸収体20を着用者の股間部にさらに容易に密着させるとともに、脚周りギャザーを着用者の鼠径部にさらに容易に密着させるには、図2のように、同様の二対の凸状弾性部材が、前方部401および後方部403にそれぞれ設けられることが好ましい。
In the
使い捨ておむつの一の製造手法では、連続するポリウレタン糸を外装シート上に接合した後、外装シートと共にポリウレタン糸が切断されて弾性要素が形成されるため、外装シートに微小な孔が形成されることがある。したがって、上記製造手法によって使い捨ておむつが製造される場合には、図2および図5に示すように、脚周り弾性部材43、凸状弾性部材45,45aおよび補助弾性部材46のそれぞれにおける弾性要素の一端(すなわち、切断位置)が吸収体20と重なって、外装シートの上記孔が吸収体20により覆われることが好ましい。他の製造手法により使い捨ておむつが製造される場合や、外装シートの上記孔が問題とはならない場合には、脚周り弾性部材43、凸状弾性部材45,45aおよび補助弾性部材46における弾性要素の一端は、吸収体20の近傍に配置されるのであるならば、必ずしも吸収体20と重なる必要はない。
In one manufacturing method of disposable diapers, after joining a continuous polyurethane yarn on the exterior sheet, the polyurethane thread is cut together with the exterior sheet to form an elastic element, so that a minute hole is formed in the exterior sheet. There is. Therefore, when a disposable diaper is manufactured by the above manufacturing method, as shown in FIGS. 2 and 5, the elastic elements in the leg-around
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせられてよい。 The configurations in the above-described embodiments and modifications may be combined as appropriate as long as they do not contradict each other.
1,1a 使い捨ておむつ
4 外装シート
11 胴部開口
12 脚部開口
20 吸収体
43 脚周り弾性部材
45,45a 凸状弾性部材
46 補助弾性部材
401 前方部
402 中間部
403 後方部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
着用者の前側を覆う前方部および後側を覆う後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記前方部の両側端が、前記後方部の両側端にそれぞれ接合されることにより、前記前方部および前記後方部の上端に胴部開口が形成され、前記前方部および前記後方部の下側において前記中間部の両側方に一対の脚部開口が形成される外装シートと、
前記外装シート上に取り付けられて着用者からの排泄物を吸収する吸収体と、
前記中間部の両側端の縁に沿って伸張状態にて前記外装シート上に接合され、収縮することにより脚周りギャザーを形成する一対の脚周り弾性部材と、
前記前方部または前記後方部における前記吸収体の両側方の位置において、前記上端側に凸となるように湾曲して伸張状態にて前記外装シート上に接合される一対の凸状弾性部材と、
を備え、
前記一対の凸状弾性部材の一端が、前記吸収体と重なる、または、前記吸収体の近傍に配置されることを特徴とする使い捨ておむつ。 A pants-type disposable diaper having a trunk opening at the top and a pair of leg openings at the bottom,
Bending at an intermediate portion between a front part covering the front side of the wearer and a rear part covering the rear side, both side ends of the front part are respectively joined to both side ends of the rear part, An exterior sheet in which a trunk opening is formed at the upper end of the rear part, and a pair of leg openings are formed on both sides of the intermediate part below the front part and the rear part,
An absorber attached on the exterior sheet to absorb excrement from the wearer;
A pair of leg-around elastic members that are joined on the exterior sheet in a stretched state along the edges of both side edges of the intermediate portion and contract to form a leg-around gather;
A pair of convex elastic members that are curved to be convex toward the upper end side and bonded onto the exterior sheet in a stretched state at positions on both sides of the absorber in the front part or the rear part;
Equipped with a,
Disposable diaper end of the pair of convex elastic member, overlaps the absorbent body, or, characterized by Rukoto disposed in the vicinity of the absorber.
前記前方部と前記後方部との接合位置において、前記一対の凸状弾性部材が、前記一対の脚周り弾性部材に近接または接することを特徴とする使い捨ておむつ。 The disposable diaper according to claim 1,
The disposable diaper characterized in that the pair of convex elastic members are close to or in contact with the pair of leg-around elastic members at a joint position between the front portion and the rear portion.
一端が前記吸収体近傍に位置し、他端が前記一端よりも前記上端側に位置し、伸張状態にて前記外装シート上に接合される一対の補助弾性部材をさらに備えることを特徴とする使い捨ておむつ。 The disposable diaper according to claim 1 or 2,
Disposable further comprising: a pair of auxiliary elastic members having one end positioned in the vicinity of the absorber and the other end positioned closer to the upper end than the one end and joined to the exterior sheet in an extended state Diapers.
前記一対の凸状弾性部材と同様の他の一対の凸状弾性部材をさらに備え、
前記一対の凸状弾性部材および前記他の一対の凸状弾性部材が、前記前方部および前記後方部にそれぞれ設けられることを特徴とする使い捨ておむつ。 The disposable diaper according to any one of claims 1 to 3 ,
Further comprising another pair of convex elastic members similar to the pair of convex elastic members,
The disposable diaper characterized in that the pair of convex elastic members and the other pair of convex elastic members are provided on the front part and the rear part, respectively.
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