JP5570529B2 - 重合開始剤 - Google Patents
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Description
R100およびR101は、それぞれ互いに独立して、C1−C20アルキルまたはC6−C10アリールであるか;あるいはR100およびR101は、一緒になって単環式もしくは多環式の複素環を形成し、前記複素環は、場合により、さらなるヘテロ原子O、S、N、およびPを含有し、
R102およびR103は、独立して、C1−C19アルキル、C5−C12シクロアルキル、C6−C10アリール、C7−C10アラルキル、(CH3)3Si−であり、前記C1−C19アルキル基、C5−C12シクロアルキル基、C6−C10アリール基、C7−C10アラルキル基は、場合により、O原子もしくはN原子で中断されるか、またはC1−C19アルキル基で置換されるか、またはC1−C19アルキルアミノ、ビス(C1−C19アルキル)アミノ、またはトリス(C1−C19アルキル)アンモニウムから選択されるN含有基で置換されており、
R104は、H、C1−C19アルキル、C5−C12シクロアルキル、C7−C10アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルである]の新しいO−ジアルキルアミノ−イソ尿素化合物である。
R1〜R4は、それぞれC1−C6アルキルであるか、あるいはR1およびR2または/およびR3およびR4は、それらが結合しているC原子と一緒になって、C5−C8シクロアルキル環を形成してもよく、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、またはC6−C10アリールであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって酸素であり、
Qは、直接結合、または2価の基−(CR7R8)−もしくは−(CR7R8−CR9R10)−であり、このときR7、R8、R9、およびR10は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C6アルキルであり、
Z1は、酸素または2価の基−NR11−であり、このときR11は、水素、C1−C6アルキル、C6−C10アリール、または、
−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C2−C4アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択されるアシル基であるか、あるいは、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C6アルキルであり、他方は、−OH、−NH2、COOH、−CN、C1−C6アルキル、C1−C19アルコキシ、C6−C10アリールオキシ、または
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択されるモノアシルオキシ、または
−O−C(=O)−(CH2)q−C(=O)−O−(q=0〜12)、オルト−、メタ−、もしくはパラ−C6H4(COO−)2から選択されるジアシルオキシ、または
式1,3,5−C6H3(COO−)3のトリアシルオキシ、または
C1−C19アルキルアミノ、ジ−C1−C19アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、−NH−C(=O)−H、−NH−C(=O)−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル、−NH−C(=O)−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−O−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−NH−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるアシルアミノ、−N[−C(=O)−C1−C19アルキル]2および−N[−C(=O)−C6−C10アリール]2からなる群から選択されるジアシルアミノ、または
N−アシル−N−C1−C19アルキルアミノ、または
−NH−C(=O)−(CH2)q−C(=O)−NH−(q=0〜12)、オルト−、メタ−、もしくはパラ−C6H4(CONH−)2から選択されるビス(アシルアミノ)、または
式1,3,5−C6H3(CONH−)3のトリス(アシルアミノ)であるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、一緒になってオキソであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、それらが結合しているC原子と一緒になって、最大2個の酸素原子、または1個の酸素原子および基−NR11−を含有する5員環もしくは6員環を形成し、
前記5員環もしくは6員環は、場合により、
C1−C19アルキル、−CH2OH、または以下のアシルオキシル:
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択される−CH2−アシルオキシからなる基のうちの1つまたは互いに独立して2つで置換されており、
さらに、この5員環もしくは6員環は、第2の5〜8員炭素環と連結していてもよい]の基であり、
R102およびR103aは、独立して、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C7アリール、C7−C10アラルキルであり、
R104は、H、C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C7−アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキル、−C(=O)−C2−C3アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C8アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルである、式Iの化合物を提供する。
nは、1もしくは2であり、R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
G3は、n=1の場合には、C2−C8アルキレン、C2−C8ヒドロキシアルキレン、またはC4−C22アシルオキシアルキレンであり、あるいはn=2の場合には、基(−CH2)2C(CH2)2である]のような構造体、または
nは、1もしくは2であり、R1〜R6およびR11ならびにQは、式Aで定義したとおりであり、
G3は、C2−C8アルキレン、C2−C8ヒドロキシアルキレン、またはC4−C22アシルオキシアルキレン、またはC2−C8ジヒドロキシアルキレン、またはC4−C22ビスアシルオキシアルキレンである]のような構造体、または
R1〜R6およびR11ならびにQは、式Aで定義したとおりである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
G4は、水素、C1−C19アルキル、アリル、ベンジル、グリシジル、またはC2−C6アルコキシアルキルであり、
G5は、
n=1の場合には、
水素、C1−C19アルキル、C3−C5アルケニル、C7−C9アラルキル、C5−C7シクロアルキル、C2−C4ヒドロキシアルキル、C2−C6アルコキシアルキル、C6−C10アリール、グリシジル、または基−(CH2)P−COO−Qもしくは−(CH2)P−O−CO−Q(式中、pは、1もしくは2であり、Qは、C1−C19アルキルまたはフェニルである)であり、あるいは、
n=2の場合には、
C2−C12アルキレン、C4−C12アルケニレン、C6−C12アリーレン、基−CH2−CH(OH)−CH2−O−D−O−CH2−CH(OH)−CH2−(式中、Dは、C2−C10−アルキレン、C6−C15アリーレン、またはC6−C12−シクロアルキレンである)、または基−CH2CH(OZ’)CH2−(OCH2−CH(OZ’)CH2)2−(式中、Z’は、水素、C1−C18アルキル、アリル、ベンジル、C2−C12−アルカノイル、またはベンゾイルである)である]のような構造体、または
nは、1もしくは2であり、R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
G5は、
n=1の場合には、
水素、C1−C19アルキル、C3−C5アルケニル、C7−C9アラルキル、C5−C7シクロアルキル、C2−C4ヒドロキシアルキル、C2−C6アルコキシアルキル、C6−C10アリール、グリシジル、または基−(CH2)P−COO−Qもしくは−(CH2)P−O−CO−Q(式中、pは、1もしくは2であり、Qは、C1−C19アルキルまたはフェニルである)であり、あるいは、
n=2の場合には、
C2−C12アルキレン、C4−C12アルケニレン、C6−C12アリーレン、基−CH2−CH(OH)−CH2−O−D−O−CH2−CH(OH)−CH2−(式中、Dは、C2−C10−アルキレン、C6−C15アリーレン、またはC6−C12−シクロアルキレンである)、または基−CH2CH(OZ’)CH2−(OCH2−CH(OZ’)CH2)2−(式中、Z’は、水素、C1−C18アルキル、アリル、ベンジル、C2−C12−アルカノイル、またはベンゾイルである)であり、
T1およびT2は、それぞれ互いに独立して、水素、C1−C19アルキル、C6−C10アリール、またはC7−C9アラルキルであり、これらはそれぞれハロゲンまたはC1−C4−アルキルで置換されていてもよく、あるいは、
T1およびT2は、それらを連結する炭素原子と一緒になって、C5−C14シクロアルカン環を形成する]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
Q1は、−NH、または−N−C1−C18アルキル、または−O−であり、
Eは、C1−C3、基−CH2CH(R8)−O−(式中、R8は、水素、メチル、またはフェニルである)、基−(CH2)3−NH−であるか、またはEは、直接結合であり、
R60は、C1−C18アルキル、C5−C7−シクロアルキル、C7−C12アラルキル、シアノエチル、C6−C10−アリール、基−CH2CH(R8)−OH(式中、R8は、水素、メチル、またはフェニルである)、基−(CH2)3−NH−であるか、あるいは、
R60は、
R60は、
Eは、C1−C3、基−CH2CH(R8)−O−(式中、R8は、水素、メチル、またはフェニルである)、基−(CH2)3−NH−であるか、またはEは、直接結合であり、
Gは、C2−C6もしくはC6−C12アリーレンであり、Rは、水素、中断されていないC1−C18アルキル、または1つ以上の酸素原子で中断されたC2−C18アルキル、シアノエチル、ベンゾイル、グリシジル、2〜18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸の1価の基、7〜15個の炭素原子を有する脂環式カルボン酸の1価の基、3〜5個の炭素原子を有するαβ−不飽和カルボン酸の1価の基、または7〜15個の炭素原子を有する芳香族カルボン酸の1価の基であり、このときそれぞれのカルボン酸は、脂肪族部分、脂環式部分、または芳香族部分において、1〜3個の−COOZ12基(式中、Z12は、H、C1−C20アルキル、C3−C12アルケニル、C5−C7シクロアルキル、フェニル、またはベンジルである)で置換されていてもよく、あるいはRは、カルバミン酸もしくはリン含有酸の1価の基、または1価のシリル基であるか、あるいは、
R60は、基−E−CO−NH−CH2−Ohまたは基−E−CO−NH−CH2−O−C1−C18アルキルであり、このときEは、−CH2CH(R8)−O−(式中、R8は、水素、メチル、またはフェニルである)、基−(CH2)3−NH−、またはEは、直接結合である]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
kは、2〜100であり、
Tは、エチレンまたは1,2−プロピレンであるか、あるいはアルキルアクリレートもしくはアルキルメタクリレートとのα−オレフィンコポリマーから誘導された反復構造単位であり、
Q1は、−NH、または−N−C1−C18アルキル、または−O−である]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
T2は、nが1の場合には、水素、C1−C12アルキル、C3−C5アルケニル、C7−C9アラルキル、C5−C7シクロアルキル、C2−C4ヒドロキシアルキル、C2−C6アルコキシアルキル、C6−C10アリール、グリシジル、式−(CH2)m−COO−Qもしくは式−(CH2)m−O−CO−Q(式中、mは、1もしくは2であり、Qは、C1−C4アルキルまたはフェニルである)の基であり、あるいは、
T2は、nが2の場合には、C2−C12、C6−C12アリーレン、基−CH2CH(OH)CH2−O−D−O−CH2CH(OH)CH2−(式中、Dは、C2−C10、C6−C15アリーレン、またはC6−C12シクロである)、あるいは基−CH2CH(OZ1)CH2−(OCH2CH(OZ1)CH2)2−(式中、Z1は、水素、C1−C18アルキル、アリル、ベンジル、C2−C12アルカノイル、またはベンゾイルである)である]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
kは、2〜100であり、
T3およびT4は、互いに独立してC2−C12アルキレンであるか、あるいはT4は、基
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
eは、3もしくは4であり、
T6は、
R10は、水素、C1−C12アルキル、C5−C7シクロアルキル、C7−C8アラルキル、C2−C18アルカノイル、C3−C5アルケノイル、またはベンゾイルであり、好ましくは水素またはC1−C12アルキルである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
E1およびE2は異なり、それぞれ−CO−または−N(E5)−(式中、E5は、水素、C1−C12アルキル、またはC4−C22アルコキシカルボニルアルキルである)であり、
E3およびE4は、互いに独立して、水素、C1−C30アルキル、非置換のフェニルもしくはナフチル、または塩素もしくはC1−C4アルキルで置換されたフェニルもしくはナフチルであり、
E3およびE4は、一緒になって、場合により最大4個のC1−C4アルキル基で置換された4〜17個の炭素原子を有するポリメチレンである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
R101は、C1−C12アルキル、C5−C7シクロアルキル、C7−C8アラルキル、C2−C18アルカノイル、C3−C5アルケノイル、またはベンゾイルである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
E6は、脂肪族もしくは芳香族の4価の基であり、
4価の基は、例えば、ブタン−1,2,3,4−テトラカルボン酸またはピロメリット酸の4価の基である]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりである]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
T5は、C2−C22、C5−C7シクロ、C1−C4ジ(C5−C7シクロ)、フェニレン、またはフェニレンジ(C1−C4)である]のような構造体、または
R1〜R6およびQは、式Aで定義したとおりであり、
R10は、水素、C1−C12アルキル、またはC1−C12アルコキシである]のような構造体をもたらす。
R100およびR101は、それぞれ互いに独立してC1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって式A
R1〜R4は、それぞれC1−C6アルキルであるか、あるいはR1およびR2または/およびR3およびR4は、それらが結合しているC原子と一緒になって、C5−C8シクロアルキル環を形成し、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、またはC6−C10アリールであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって酸素であり、
Qは、直接結合、または2価の基−(CR7R8)−もしくは−(CR7R8−CR9R10)−であり、このときR7、R8、R9、およびR10は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C6アルキルであり、
Z1は、酸素、または2価の基−NR11−であり、このときR11は、水素、C1−C6アルキル、C6−C10アリール、または−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C2−C4アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるアシル基であるか、あるいは、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C6アルキルであり、他方は、−OH、−NH2、COOH、−CN、C1−C6アルキル、C1−C19アルコキシ、C6−C10アリールオキシ、または
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるモノアシルオキシ、または
−O−C(=O)−(CH2)q−C(=O)−O−(q=0〜12)、オルト−、メタ−、もしくはパラ−C6H4(COO−)2から選択されるジアシルオキシ、または
式1,3,5−C6H3(COO−)3のトリアシルオキシ、または
C1−C19アルキルアミノ、ジ−C1−C19アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、−NH−C(=O)−H、−NH−C(=O)−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル、−NH−C(=O)−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−O−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−NH−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されアシルアミノ、−N[−C(=O)−C1−C19アルキル]2および−N[−C(=O)−C6−C10アリール]2からなる群から選択されるジアシルアミノ、または
N−アシル−N−C1−C19アルキルアミノ、または
−NH−C(=O)−(CH2)q−C(=O)−NH−(q=0〜12)、オルト−、メタ−、もしくはパラ−C6H4(CONH−)2から選択される、ビス(アシルアミノ)、または
式1,3,5−C6H3(CONH−)3のトリス(アシルアミノ)であるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、一緒になってオキソであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、それらが結合しているC原子と一緒になって、最大2個の酸素原子、または1個の酸素原子および基−NR11−を含有する5員環もしくは6員環を形成し、
前記5員環もしくは6員環は、場合により、
C1−C19アルキル、−CH2OH、または以下のアシルオキシル:
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択される−CH2−アシルオキシからなる基のうちの1つまたは互いに独立して2つで置換されており、
さらに、この5員環もしくは6員環は、第2の5〜8員炭素環と連結していてもよい]の基を形成し、
R102およびR103aは、独立して、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C7アリール、C7−C10アラルキルであり、
R104は、H、C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C7−アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキル、−C(=O)−C2−C3アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C8アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルである、式Iの化合物を提供する。
R100およびR101が、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって、式A
R1〜R4は、それぞれC1−C2アルキルであり、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素またはメチルであり、
Qは、2価の基−(CH2)−であり、
Z1は、2価の基−(CR12R13)−であり、このとき基R12およびR13のうちの一方は水素であり、他方は、H、OH、NH2、−O−C(=O)−C1−C17アルキル、−O−C(=O)−N(C1−C6アルキル)2からなる群から選択されるアシルオキシ、ベンゾイル、またはC1−C6アルキルアミノ、ジ−C1−C6アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、−NH−C(=O)−C1−C17アルキル、−NH−C(=O)−フェニル、−NH−C(=O)−N(C1−C6アルキル)2からなる群から選択されるアシルアミノである]の基を形成し、
R102およびR103は、独立して、C1−C3アルキル、シクロヘキシル、フェニル、p−トリル、2,6−ジイソプロピルフェニルであり、
R104は、H、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、ベンジル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキルおよび−C(=O)−フェニル、
からなる群から選択されるアシルである、式Iの化合物も興味深い。
R102およびR103が、独立して、C1−C3アルキル、シクロヘキシル、フェニル、p−トリル、2,6−ジイソプロピルフェニルである、式Iの化合物である。
R104が、H、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、ベンジル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキルおよび−C(=O)−フェニル、
からなる群から選択されるアシルである、式Iの化合物である。
R100およびR101が、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって、式A
R1〜R4は、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであり、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C4アルキルであり、
Qは、2価の基−(CR7R8)−であり、このときR7およびR8は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C4アルキルであり、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C4アルキルであり、他方は−OH、C1−C6アルキル、または−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C4アルキル、および−O−C(=O)−C6−C10アリールからなる群から選択されるモノアシルオキシ、または−O−C(=O)−(CH2)q−C(=O)−O−(q=0〜12)、およびオルト−、メタ−、もしくはパラ−C6H4(COO−)2から選択されるジアシルオキシである]の基を形成し、
R102およびR103は、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキル、シクロヘキシル、非置換フェニル、またはC1−C4アルキル置換フェニルであり、
R104は、水素、−C(=O)−C1−C17アルキル、または−C(=O)−C6−C10アリールである、
式Iの化合物である。
式Iの化合物中のC1−C20アルキルは、例えば、C1−C6アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、もしくはイソプロピル、またはn−、sec−、もしくはtert−ブチル、または直鎖状もしくは分岐状のペンチルもしくはヘキシル、あるいはC7−C19アルキル、例えば直鎖状もしくは分岐状のヘプチル、オクチル、イソオクチル、ノニル、tert−ノニル、デシル、もしくはウンデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ヘキサデシル、またはn−オクタデシルである。
mは、1〜4であり、
Rは、mが1の場合には、水素、中断されていないC1−C18アルキルまたは1つ以上の酸素原子で中断されたC2−C18アルキル、シアノエチル、ベンゾイル、グリシジル、2〜18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸の1価の基、7〜15個の炭素原子を有する脂環式カルボン酸の1価の基、3〜5個の炭素原子を有するα,β−不飽和カルボン酸の1価の基、または7〜15個の炭素原子を有する芳香族カルボン酸の1価の基(それぞれのカルボン酸は、脂肪族部分、脂環式部分、もしくは芳香族部分において、1〜3個の−COOZ12基で置換されていてもよく、このときZ12は、H、C1−C20アルキル、C3−C12アルケニル、C5−C7シクロアルキル、フェニル、またはベンジルである)、あるいはRは、カルバミン酸もしくはリン含有酸の1価の基、または1価のシリル基であり、
Rは、mが2の場合には、C2−C12、C4−C12、キシリレン、2〜36個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の2価の基、8〜14個の炭素原子を有する脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸の2価の基、または8〜14個の炭素原子を有する脂肪族、脂環式、もしくは芳香族ジカルバミン酸の2価の基(それぞれのジカルボン酸は、脂肪族部分、脂環式部分、もしくは芳香族部分において、1個または2個の−COOZ12基で置換されていてもよい)、あるいはRは、リン含有酸の2価の基、または2価のシリル基であり、
Rは、mが3の場合には、脂肪族、脂環式、もしくは芳香族部分において−COOZ12で置換されていてもよい脂肪族、脂環式、もしくは芳香族のトリカルボン酸の3価の基、芳香族トリカルバミン酸の3価の基、またはリン含有酸の3価の基、あるいは3価のシリル基であり、
Rは、mが4の場合には、脂肪族、脂環式、もしくは芳香族のテトラカルボン酸の4価の基であり、
G1、G2、G3、およびG4は、互いに独立してC1−C4アルキルであるか、あるいはG1とG2およびG3とG4が一緒になって、またはG1とG2もしくはG3とG4が一緒になって、ペンタメチレンであり、
G5およびG6は、互いに独立して、水素またはC1−C4アルキルである]をもたらしてもよい。
XおよびG1〜G6は、上記に定義したとおりであり、
pは、1、2、もしくは3であり、
R111は、C1−C12アルキル、C5−C7シクロアルキル、C7−C8アラルキル、C2−C18アルカノイル、C3−C5アルケノイル、またはベンゾイルであり、
R112は、pが1の場合には、C1−C18アルキル、C5−C7シクロアルキル、C2−C8アルケニル(非置換またはシアノ基、カルボニル基、もしくはカルバミド基で置換されている)、またはグリシジル、式−CH2CH(OH)−Zまたは式−CO−Z−もしくは−CONH−Zの基(式中、Zは、水素、メチル、またはフェニルである)であるか、あるいはpが1の場合に、R101およびR102は一緒になって、脂肪族もしくは芳香族の1,2−もしくは1,3−ジカルボン酸の環状アシル基であってもよく、
R112は、pが2の場合には、C2−C12、C6−C12アリーレン、キシリレン、−CH2CH(OH)CH2−O−B−O−CH2CH(OH)CH2−基(式中、Bは、C2−C10、C6−C15アリーレン、またはC6−C12シクロである)であり、あるいはR101がアルカノイル、アルケノイル、またはベンゾイルでない場合には、R102は、脂肪族、脂環式、もしくは芳香族のジカルボン酸もしくはジカルバミン酸の二価のアシル基であってもよく、または基−CO−であってもよく、
R112は、基
R112は、pが3の場合には、2,4,6−トリアジニルである]をもたらしてもよい。
a)化合物II
b)場合により、R104−Xを添加することによってアルキル化またはアシル化する工程であって、R104−Xは、C1−C19アルキル−、C5−C12シクロアルキル−、C7−C10アラルキル−ハライド、−スルホネート、−トリフルオロメタンスルホネート、もしくは−トリアルキルオキソニウム塩を含むアルキル化剤であるか、あるいはR104−Xは、アシルハライドまたはアシル無水物を含むアシル化剤である工程と、
を含む方法に関する。
a)化合物II
b)場合により、R104−Xを添加することによってアルキル化またはアシル化する工程であって、R104−Xは、C1−C19アルキル−、C5−C12シクロアルキル−、C7−C10アラルキル−ハライド、−スルホネート、−トリフルオロメタンスルホネート、もしくは−トリアルキルオキソニウム塩を含むアルキル化剤であるか、あるいはR104−Xは、アシルハライドまたはアシル無水物を含むアシル化剤である工程と、
によって得られる重合開始剤に関する。
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
1,3−ジイソプロピルカルボジイミド
ビス−(o−トリル)−カルボジイミド
ビス−(p−トリル)−カルボジイミド
ビス−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−カルボジイミド
ビス−(トリメチルシリル)−カルボジイミド
1−sec−ブチル−3−エチルカルボジイミド
N−シクロヘキシル−N’−[4−(ジメチルアミノ)−α−ナフチル]−カルボジイミド
1−シクロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)−カルボジイミド
1,3−ジ−tert−ブチルカルボジイミド
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミドメチオジド
ポリ−(1,3,5−トリイソプロピルベンゼン)−ポリカルボジイミド。
A)少なくとも1つの重合可能なエチレン性不飽和モノマーもしくはオリゴマーと、
B)少なくとも1つの式Iの化合物と、
を含む組成物をさらに提供する。
一般的なラジカル重合可能な化合物は、少なくとも1つのエチレン性不飽和二重結合を有する既知のラジカル重合可能な化合物から選択される。これには、モノマー、プレポリマー、オリゴマー、それらの混合物、またはそれらのコポリマーが含まれる。
ジアクリレートエステル、例えば1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(HDDA)、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレート、およびビスフェノールAジアクリレート、ジビニルスクシネート、ジアリルフタレート、トリアリルホスフェート、トリアリルイソシアヌレート、およびトリス(2−アクリロイルエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、テトラメチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ペンタエリトリトールジアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、ジペンタエリトリトールジアクリレート、ジペンタエリトリトールトリアクリレート、ジペンタエリトリトールテトラアクリレート、ジペンタエリトリトールペンタアクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサアクリレート、トリペンタエリトリトールオクタアクリレート、ペンタエリトリトールジメタクリレート、ペンタエリトリトールトリメタクリレート、ジペンタエリトリトールジメタクリレート、ジペンタエリトリトールテトラメタクリレート、トリペンタエリトリトールオクタメタクリレート、ペンタエリトリトールジイタコネート、ジペンタエリトリトールトリスイタコネート、ジペンタエリトリトールペンタイタコネート、ジペンタエリトリトールヘキサイタコネート、エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジイタコネート、ソルビトールトリアクリレート、ソルビトールテトラアクリレート、ペンタエリトリトール変性トリアクリレート、ソルビトールテトラメタクリレート、ソルビトールペンタアクリレート、ソルビトールヘキサアクリレート、オリゴエステルアクリレートおよびオリゴエステルメタクリレート、グリセロールジアクリレートおよびグリセロールトリアクリレート、1,4−シクロヘキサンジアクリレート、分子量200〜1500を有するポリエチレングリコールのビスアクリレートおよびビスメタクリレート、ならびにこれらの混合物である。以下のエステルも適している:ジプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセロールエトキシレートトリアクリレート、グリセロールプロポキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロパンエトキシレートトリアクリレート、トリメチロールプロパンプロポキシレートトリアクリレート、ペンタエリトリトールエトキシレートテトラアクリレート、ペンタエリトリトールプロポキシレートトリアクリレート、ペンタエリトリトールプロポキシレートテトラアクリレート、ネオペンチルグリコールエトキシレートジアクリレート、ネオペンチルグリコールプロポキシレートジアクリレート。
配合物の成分および場合によりさらなる添加剤は、既知のコーティング技法を用いて、例えばスピンコーティング、浸漬、ナイフコーティング、流し塗り、はけ塗り、または噴霧、特に静電噴霧、およびリバースロールコーティング、ならびに電気泳動堆積によって、基板に均一に塗布する。塗布量(被膜厚)および基板(層支持体)の性質は、所望の応用分野に依存する。被膜厚の範囲は、一般に0.1μmから300μm超の値を含む。
適切なものは、全ての種類の基板、例えば木材、織物、紙、セラミック、ガラス、ガラス繊維、プラスチック、例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、またはセルロースアセテートなど、特にフィルムの形態のもの、また、Al、Cu、Ni、Fe、Zn、Mg、またはCoなどの金属、およびGaAs、Si、またはSiO2であり、これに保護層または像様露光による画像が施される。
液体コーティングまたは粉体コーティングまたはゲルコート。コーティング剤は着色されていてもよい。また、印刷用インクにおける使用も可能である。
熱硬化は、混合物を基板に塗布したあとの、対流熱、またはIR光もしくはNIR光の適用を指す。粉体コーティング剤の場合、付着した粉体コーティング剤を好ましくは対流熱によってまず溶融し、表面層を形成する。
本発明による方法において使用するNIR光は、波長範囲約750nm〜約1500nm、好ましくは750nm〜1200nmの短波長赤外線である。NIR光の放射線源には、例えば従来のNIR発光体が含まれるが、これは(例えばAdphos社から)市販されている。
本発明による方法において使用するIR光は、約1500nm〜約3000nmの波長範囲の中波長光、および/または3000nm超の波長範囲の長波長赤外線である。
4−アセトキシ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの製造:
4−アセトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(214.3g、1mol)をメタノール(500ml)に溶解する。水性ヒドロキシルアミン(92.5gの50%水溶液、1.4mol)を10分間かけて添加したあと、その溶液をアルゴン下で1時間還流する。その無色の溶液を蒸発させ、固体残留物を65℃/0.1mbarで恒量まで乾燥させて、214.95gの標題化合物を無色の固体として得る。
4−アセトキシ−2,6−ジエチル−2,3,6−トリメチルピペリジン−N−オキシル(4.04g、15.76mmol、Fischer,Hanns;Kramer,Andreas;Marque,Sylvain R.A.;Nesvadba,Peter.:Macromolecules(2005),38(24),9974−9984により記載されているとおりに製造)をTHF(20ml)に溶解させ、0.38gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。濾過した反応溶液に、水素化ナトリウム触媒(35mg、鉱物油中の55%分散液)とジシクロヘキシルカルボジイミド(3.3g、16mmol)とを添加する。次に、この混合物をアルゴン下、60℃で17時間攪拌してから蒸発させ、CH2Cl2−EtOAc−MeOH(2:2:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理して、0.95gの標題化合物を無色の油として得る。
トルエン(25ml)中の化合物1(4.21g、10mmol)[実施例1に従って製造]の溶液に、トリエチルアミン(1.55ml、11mmol)と塩化アセチル(0.78ml、11mmol)とを添加する。この混合物を室温で7時間攪拌してから、水(2×10ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、蒸発させる。残留物をヘキサン−酢酸エチル(4:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理し、純粋画分をペンタンから再結晶化させて、1.05gの標題化合物を融点125〜130℃の白色固体として得る。
トルエン(25ml)中の化合物1(4.21g、10mmol)[実施例1に従って製造]の溶液に、トリエチルアミン(1.46ml、10.5mmol)と塩化ステアロイル(3.2g、10.5mmol)とを添加する。この混合物を室温で30分間攪拌してから、さらにトリエチルアミン(1.46ml、10.5mmol)と塩化ステアロイル(3.2g、10.5mmol)とを添加する。この懸濁液を室温で18時間攪拌してから蒸発させ、ヘキサン−酢酸エチル(9:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理して、4.03gの標題化合物を無色の油として得る。
トルエン(25ml)中の化合物1(4.21g、10mmol)[実施例1に従って製造]の溶液に、トリエチルアミン(1.55ml、11mmol)と塩化ベンゾイル(1.55g、11mmol)とを添加する。この混合物を室温で24時間攪拌してから、水(2×10ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、蒸発させる。この残留物をヘキサン−酢酸エチル(4:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理し、純粋画分をアセトニトリルから再結晶化させて、0.98gの標題化合物を融点147〜152℃の白色固体として得る。
4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(30.0g、109mmol)をTHF(100ml)に溶解させ、0.65gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。この反応溶液を濾過し、乾燥させて、31.65gの相当するヒドロキシルアミンを白色固体として得る。一定分量のこの物質(27.75g、100mmol)とジシクロヘキシルカルボジイミド(21.6g、105mmol)とをTHF(200ml)に溶解させ、この混合物をアルゴン下、50℃で22時間攪拌してから蒸発させ、ヘキサン−酢酸エチル(9:1)、次いで酢酸エチル−アセトン(1:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理する。純粋画分をアセトニトリルから再結晶化させて、24.4gの標題化合物を融点50〜57℃の無色の固体として得る。
1−ヒドロキシ−4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(5.75g、20.7mmol)[実施例6に記載されているとおりに製造]とジ−p−トリルカルボジイミド(4.8g、21.6mmol)とをTHF(40ml)に溶解させ、この溶液を室温で17時間攪拌する。溶媒を蒸発させ、残留物をヘキサン−酢酸エチル(9:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理する。純粋画分をアセトニトリルから再結晶化させて、6.55gの標題化合物を融点124〜128℃の無色の固体として得る。
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(17.25g、100mmol)をTHF(100ml)に溶解させ、0.35gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。次にこの反応混合物を濾過し、ジシクロヘキシルカルボジイミド(21.15g、102.5mmol)の溶液と混合する。次にこの溶液をアルゴン下、60℃で17時間加熱し、濃縮し、酢酸エチル(40ml)で希釈し、結晶化させる。結晶を濾別し、冷酢酸エチルで洗浄し、乾燥させて、34.03gの標題化合物を融点157〜161℃の無色の固体として得る。
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(17.25g、100mmol)をTHF(100ml)に溶解させ、0.35gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。次にこの反応混合物を濾過し、ジイソプロピルカルボジイミド(18.6ml、120mmol)の溶液と混合する。次にこの溶液をアルゴン下、55℃で6時間熱し、濃縮し、酢酸エチル(40ml)で希釈し、結晶化させる。結晶を濾別し、冷酢酸エチルで洗浄し、乾燥させて、25.8gの標題化合物を融点118〜123℃の無色の固体として得る。
テトラヒドロフラン(10ml)中の4−アセトキシ−1−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(2.63g、12.2mmol)[実施例1に記載されているとおりに製造]の溶液に、ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミド(4.52g、12.5mmol)を添加し、この溶液をアルゴン下、52℃で20時間加熱する。この反応混合物を蒸発させ、残留物をヘキサン−酢酸エチル(5:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理する。純粋画分をヘキサンから再結晶化させて、1.87gの化合物10を融点144〜147℃の無色の結晶として得る。
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(5.16g、30mmol)をTHF(40ml)に溶解させ、0.08gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。次にこの反応混合物を濾過し、THF(30ml)中のビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミド(3.8g、10.5mmol)の溶液と混合する。この溶液をアルゴン下、55℃で6時間加熱し、濃縮し、残留物をジクロロメタン(70ml)に溶解させ、水(2×20ml)で洗浄し、再び濃縮する。この残留物をジクロロメタン−酢酸エチルから再結晶化させて、3.28gの標題化合物を融点174〜176℃の無色の固体として得る。
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(1.9g、11mmol)をTHF(40ml)に溶解させ、0.035gのPt(炭素上5%)触媒の存在下、4バールの水素圧を用いて水素化する。水素の取り込みは、およそ1時間後に停止する。次にこの反応混合物を濾過し、THF(30ml)中のビス−p−トリル−カルボジイミド(2.45g、11mmol)の溶液と混合する。この溶液をアルゴン下、室温で16時間攪拌し、濃縮する。この残留物をヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフ処理し、純粋画分を酢酸エチルから結晶化させて、1.6gの標題化合物を融点124〜126℃の無色の固体として得る。
THF(30ml)中のジシクロヘキシルカルボジイミド(10.3g、50mmol)とN,N−ジエチルヒドロキシルアミン(6.7g、75mmol)との溶液に、微粉状のNaOH(0.2g)を添加し、この混合物を室温で50時間攪拌する。次にこの反応混合物を濾過し、45℃未満のロータリーエバポレータで濾液を蒸発させて、13.24gの標題化合物を淡黄色の油として得る。
THF(20ml)中のビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミド(4.35g、12mmol)とN,N−ジエチルヒドロキシルアミン(1.6g、18mmol)との溶液に、微粉状のNaOH(48mg)を添加し、この混合物を室温で22時間攪拌する。次にこの反応混合物を濾過し、45℃未満のロータリーエバポレータで濾液を蒸発させる。この残留物をアセトニトリルから2回再結晶化させて、1.75gの標題化合物を融点113〜116℃の白色固体として得る。
ピリジン(20ml)中の1,3−ジシクロヘキシル−2−(4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−1−イル)−イソ尿素[実施例8に従って製造した化合物8](8.35g、22mmol)と4−ジメチルアミノピリジン(160mg)との溶液に、セバコイルクロリド(2.5g、10.5mmol)を添加する。この混合物を室温で22時間攪拌してから、氷水(250ml)で希釈する。沈殿物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させて、9.75gの標題化合物をオフホワイトの固体として得る。
1.純粋なモノマーのバルク重合:材料および方法:
・全てのモノマーは、使用直前に、アルゴン下または減圧下でVigreuxカラムにより蒸留する。
・全ての反応混合物から、凍結/融解法を用いてアルゴンでパージすることによって酸素を除去し、続いて重合前にアルゴンガス下で維持する。
・反応物は、重合反応の開始前に、澄明な均一溶液の形態である。
・モノマー変換率は、1H−NMRにより、ポリマーおよび未反応のモノマーのシグナルを積分することによって決定する。
・ポリマーは、GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)によって特徴付けする。
・GPC:FLUX INSTRUMENTS社(Ercatech AG社(スイス国ベルン州)に所属)の2ピストン生産モデルポンプRHEOS 4000を使用する。ポンプ出力は、1ml/分である。
温度計、冷却器、および磁気攪拌機を備えた50mlの3口丸底フラスコに、421mg(1mmol)の化合物1(第1表)と12.82g(100mmol)のn−ブチルアクリレートとを入れ、この混合物を脱気する。この澄明溶液をアルゴン下、120℃で5時間加熱したあと、室温まで冷却して無色の粘性ポリマーを得る。モノマー変換率=91%、GPC:Mn=3243、Mw=135806。
温度計、冷却器、および磁気攪拌機を備えた50mlの3口丸底フラスコに、421mg(1mmol)の化合物1(第1表)と12.82g(100mmol)のtert−ブチルアクリレートとを入れ、この混合物を脱気する。この澄明溶液をアルゴン下、100℃で5時間加熱したあと、室温まで冷却して無色ガラス状ポリマーを得る。モノマー変換率=84%、GPC:Mn=16909、Mw=172366。
温度計、冷却器、および磁気攪拌機を備えた10mlの3口丸底フラスコに、150mg(0.324mmol)の化合物3(第1表)と4.15g(32.3mmol)のn−ブチルアクリレートとを入れ、この混合物を脱気する。この澄明溶液をアルゴン下、80℃で5時間加熱したあと、室温まで冷却して無色のガラス状ポリマーを得る。変換率=80%、GPC:Mn=330607、Mw=634265。
温度計、冷却器、および磁気攪拌機を備えた10mlの3口丸底フラスコに、148mg(0.5mmol)の化合物13(第1表)と6.43g(50mmol)のn−ブチルアクリレートとを入れ、この混合物を脱気する。この澄明溶液をアルゴン下、120℃で5時間加熱したあと、室温まで冷却して無色のガラス状ポリマーを得る。変換率=76%、GPC:Mn=6997、Mw=80251。
・以下の組成物を使用する(w/w%)
ウレタンアクリレート(Ebecryl 4858、UCB Chemicals社/Cytec社) 50%
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(UCB Chemicals社/Cytec社) 30%
トリプロピレングリコールジアクリレート(UCB Chemicals社/Cytec社) 20%
第1表の化合物1%をこの組成物に溶解させ、得られた混合物に示差走査熱量測定法(DSC)の測定を行なう。試験化合物の活性は、開始温度、ピーク温度、および終了温度、ならびに放熱量(発熱量)を特徴とする発熱硬化反応によって示される。
・以下のDSCパラメータを使用する:
装置:DSC 30(Mettler社)
温度勾配:5℃/分
温度範囲:30〜300℃
窒素下で測定、流速5ml/分
試料量:アルミニウム製カップ中およそ10mgの化合物
・第2表にまとめる結果は、ブランク配合物の場合には硬化が生じないが、本発明の化合物の実施例の場合には、明確な発熱硬化が認められることを示している。
Claims (12)
- 式I
R100およびR101は、それぞれ互いに独立して、C1−C20アルキルまたはC6−C10アリールであるか;あるいはR100およびR101は、一緒になって単環式もしくは多環式の複素環を形成し、前記複素環は、場合により、さらなるヘテロ原子O、S、N、およびPを含有し、
R102およびR103は、独立して、C1−C19アルキル、C5−C12シクロアルキル、C6−C10アリール、C7−C10アラルキル、(CH3)3Si−であり、前記C1−C19アルキル基、C5−C12シクロアルキル基、C6−C10アリール基、C7−C10アラルキル基は、場合により、O原子もしくはN原子で中断されるか、またはC1−C19アルキル基で置換されるか、またはC1−C19アルキルアミノ、ビス(C1−C19アルキル)アミノ、またはトリス(C1−C19アルキル)アンモニウムから選択されるN含有基で置換されており、
R104は、H、C1−C19アルキル、C5−C12シクロアルキル、C7−C10アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルである]の化合物。 - R100およびR101が、式A
R1〜R4は、それぞれC1−C6アルキルであるか、あるいはR1およびR2または/およびR3およびR4は、それらが結合しているC原子と一緒になって、C5−C8シクロアルキル環を形成してもよく、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、またはC6−C10アリールであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって酸素であり、
Qは、直接結合、または2価の基−(CR7R8)−もしくは−(CR7R8−CR9R10)−であり、このときR7、R8、R9、およびR10は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C6アルキルであり、
Z1は、酸素または2価の基−NR11−であり、このときR11は、水素、C1−C6アルキル、C6−C10アリール、または、
−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C2−C4アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択されるアシル基であるか、あるいは、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C6アルキルであり、他方は、−OH、−NH2、COOH、−CN、C1−C6アルキル、C1−C19アルコキシ、C6−C10アリールオキシ、または
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるモノアシルオキシ、または
C 1−C19アルキルアミノ、ジ−C1−C19アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、
−NH−C(=O)−H、−NH−C(=O)−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル、−NH−C(=O)−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−O−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−NH−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるアシルアミノ、
−N[−C(=O)−C1−C19アルキル]2および−N[−C(=O)−C6−C10アリール]2からなる群から選択されるジアシルアミノ、または
N−アシル−N−C1−C19アルキルアミノであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、一緒になってオキソであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、それらが結合しているC原子と一緒になって、最大2個の酸素原子、または1個の酸素原子および基−NR11−を含有する5員環もしくは6員環を形成し、
前記5員環もしくは6員環は、場合により、
C1−C19アルキル、−CH2OH、または以下のアシルオキシル:
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択される−CH2−アシルオキシからなる基のうちの1つまたは互いに独立して2つで置換されており、
さらに、この5員環もしくは6員環は、第2の5〜8員炭素環と連結していてもよい]の基であり、
R102およびR103は、独立して、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C7アリール、C7−C10アラルキルであり、
R104は、H、C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C7−アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキル、−C(=O)−C2−C3アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C8アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルであることを特徴とする、請求項1に記載の式Iの化合物。 - R100およびR101は、それぞれ互いに独立してC1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって式A
R1〜R4は、それぞれC1−C6アルキルであるか、あるいはR1およびR2または/およびR3およびR4は、それらが結合しているC原子と一緒になって、C5−C8シクロアルキル環を形成してもよく、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、またはC6−C10アリールであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって酸素であり、
Qは、直接結合、または2価の基−(CR7R8)−もしくは−(CR7R8−CR9R10)−であり、このときR7、R8、R9、およびR10は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C6アルキルであり、
Z1は、酸素、または2価の基−NR11−であり、このときR11は、水素、C1−C6アルキル、C6−C10アリール、または−C(=O)−H、−C(=O)−C1−C19アルキル、−C(=O)−C2−C19アルケニル、−C(=O)−C2−C4アルケニル−C6−C10アリール、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−C(=O)−O−C6−C10アリール、−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるアシル基であるか、あるいは、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C6アルキルであり、他方は、−OH、−NH2、COOH、−CN、C1−C6アルキル、C1−C19アルコキシ、C6−C10アリールオキシ、または
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるモノアシルオキシ、または
C 1−C19アルキルアミノ、ジ−C1−C19アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、−NH−C(=O)−H、−NH−C(=O)−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル、−NH−C(=O)−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−O−C6−C10アリール、−NH−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−NH−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−NH−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2からなる群から選択されるアシルアミノ、−N[−C(=O)−C1−C19アルキル]2および−N[−C(=O)−C6−C10アリール]2からなる群から選択されるジアシルアミノ、または
N−アシル−N−C1−C19アルキルアミノであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、一緒になってオキソであるか、
あるいは、2つの基R12およびR13は、それらが結合しているC原子と一緒になって、最大2個の酸素原子、または1個の酸素原子および基−NR11−を含有する5員環もしくは6員環を形成し、
前記5員環もしくは6員環は、場合により、
C1−C19アルキル、−CH2OH、または以下のアシルオキシル:
−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル、−O−C(=O)−C6−C10アリール、−O−C(=O)−C2−C19アルケニル−C6−C10アリール、−O−C(=O)−O−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−O−C6−C10アリール、−O−C(=O)−NH−C1−C19アルキル、−O−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−O−C(=O)−N(C1−C19アルキル)2、
からなる群から選択される−CH2−アシルオキシからなる基のうちの1つまたは互いに独立して2つで置換されており、
さらに、この5員環もしくは6員環は、第2の5〜8員炭素環と連結していてもよい]の基を形成し、
R102およびR103は、独立して、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、C6−C7アリール、C7−C10アラルキルであり、
R104は、H、C1−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C7−アラルキル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキル、−C(=O)−C2−C3アルケニル、−C(=O)−C6−C10アリール、−C(=O)−O−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C1−C8アルキル、−C(=O)−NH−C6−C10アリール、および−C(=O)−N(C1−C8アルキル)2、
からなる群から選択されるアシルであることを特徴とする、請求項1に記載の式Iの化合物。 - R100およびR101が、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって、式A
R1〜R4は、それぞれC1−C2アルキルであり、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素またはメチルであり、
Qは、2価の基−(CH2)−であり、
Z1は、2価の基−(CR12R13)−であり、このとき基R12およびR13のうちの一方は水素であり、他方は、H、OH、NH2、−O−C(=O)−C1−C17アルキル、−O−C(=O)−N(C1−C6アルキル)2からなる群から選択されるアシルオキシ、ベンゾイル、またはC1−C6アルキルアミノ、ジ−C1−C6アルキルアミノ、C6−C10アリールアミノ、−NH−C(=O)−C1−C17アルキル、−NH−C(=O)−フェニル、−NH−C(=O)−N(C1−C6アルキル)2からなる群から選択されるアシルアミノである]の基を形成し、
R102およびR103は、独立して、C1−C3アルキル、シクロヘキシル、フェニル、p−トリル、2,6−ジイソプロピルフェニルであり、
R104は、H、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、ベンジル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキルおよび−C(=O)−フェニル、
からなる群から選択されるアシルであることを特徴とする、請求項1または3に記載の式Iの化合物。 - R102およびR103が、独立して、C1−C3アルキル、シクロヘキシル、フェニル、p−トリル、2,6−ジイソプロピルフェニルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iの化合物。
- R104が、H、C1−C4アルキル、C5−C6シクロアルキル、ベンジル、または以下のアシル:
−C(=O)−C1−C17アルキルおよび−C(=O)−フェニル、
からなる群から選択されるアシルである、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物。 - R100およびR101が、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであるか、あるいは一緒になって、式A
R1〜R4は、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキルであり、
R5およびR6は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C4アルキルであり、
Qは、2価の基−(CR7R8)−であり、このときR7およびR8は、それぞれ互いに独立して、水素またはC1−C4アルキルであり、
Z1は、−(CR12R13)−であり、このとき互いに独立して、基R12およびR13のうちの一方は、水素またはC1−C4アルキルであり、他方は−OH、C1−C6アルキル、または−O−C(=O)−H、−O−C(=O)−C1−C4アルキル、および−O−C(=O)−C6−C10アリールからなる群から選択されるモノアシルオキシである]の基を形成し、
R102およびR103は、それぞれ互いに独立して、C1−C4アルキル、シクロヘキシル、非置換フェニル、またはC1−C4アルキル置換フェニルであり、
R104は、水素、−C(=O)−C1−C17アルキル、または−C(=O)−C6−C10アリールであることを特徴とする、請求項1または3に記載の式Iの化合物。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の式Iで示される化合物としてのイソ尿素断片を2以上有する化合物。
- 式I
a)化合物II
b)場合により、R104−Xを添加することによってアルキル化またはアシル化する工程であって、R104−Xは、C1−C19アルキル−、C5−C12シクロアルキル−、C7−C10アラルキル−ハライド、−スルホネート、−トリフルオロメタンスルホネート、もしくは−トリアルキルオキソニウム塩を含むアルキル化剤であるか、あるいはR104−Xは、アシルハライドまたはアシル無水物を含むアシル化剤である工程と、
を含む、方法。 - A)少なくとも1つの重合可能なエチレン性不飽和モノマーもしくはオリゴマーと、
B)少なくとも1つの請求項1から7までのいずれか1項において定義したとおりの式Iの化合物または少なくとも1つの請求項8において定義したとおりの化合物と、
を含む、組成物。 - 請求項10の組成物がラジカル重合の反応条件に置かれることを特徴とする、オリゴマー、コオリゴマー、ポリマー、またはコポリマーを製造するための方法。
- コーティング剤を製造するための、請求項1から8までのいずれか1項に記載の化合物の使用。
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