JP5570437B2 - エントロピー符号化装置、エントロピー復号装置、エントロピー符号化方法及びエントロピー復号方法 - Google Patents
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図7はPIPE手法によって多値シンボル系列を符号化するPIPE符号化装置を示す構成図である。
また、2値化部101は、多値シンボルの2値化テーブルを参照して、各2値化シンボルが上記多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を確率状態出力部102に出力する。
また、確率状態出力部102は、その優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を切替スイッチ104に出力する。
即ち、符号化bin出力部103は、2値化部101から出力された2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部102から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を符号化2値化シンボルとして切替スイッチ104に出力する。
ここで、図8は優勢シンボルの生起確率に対応する符号化テーブル(V2Vテーブル)の一例を示す説明図である。
また、優勢シンボルの生起確率が0.7794未満で0.6369以上であれば、V2Vテーブル3を実装しているV2V符号化器1063を選択し、優勢シンボルの生起確率が0.6369未満で0.5000以上であれば、V2Vテーブル4を実装しているV2V符号化器1064を選択する。
優勢シンボルの生起確率に基づいて、V2V符号化器106により入力される符号化2値化シンボル系列の平均符号長と、V2V符号化器106から出力される可変長符号の平均符号長とができる限り等しくなるように、各々のV2Vテーブルが設計されていれば、それぞれの優勢シンボルの生起確率に適するエントロピー符号化がなされるため、効率よくエントロピー符号化が行われる。
符号化データ出力部107は、V2V符号化器1061〜106Nから出力された可変長符号を多重化し、その多重化結果を符号化データとして出力する。
PIPE復号装置の符号化データ入力部201は、図8のPIPE符号化装置により生成された符号化データを入力すると、その符号化データから多重化されている可変長符号を抽出して、その可変長符号をV2V復号器203に出力する。
即ち、符号化データ入力部201は、V2V符号化器1061により生成された可変長符号についてはV2V復号器2031に出力し、V2V符号化器106N−1により生成された可変長符号についてはV2V復号器203N−1に出力し、V2V符号化器106Nにより生成された可変長符号についてはV2V復号器203Nに出力する。
また、符号化データ入力部201は、多値シンボルの2値化テーブルを参照して、その可変長符号に対応する各2値化シンボルが多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を確率状態出力部202に出力する。
また、確率状態出力部202は、その優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を切替スイッチ205に出力する。
即ち、bin出力部206は、切替スイッチ205から出力された復号2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部202から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を2値化シンボルとして多値化部207に出力する。
多値化部207は、bin出力部206から2値化シンボルの系列を受けると、その2値化シンボルの系列を多値化して、多値シンボル系列を出力する。
また、この発明は、処理負荷が少ない復号処理で、符号化データから2値化シンボル系列を復号することができるエントロピー復号装置及びエントロピー復号方法を得ることを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1によるエントロピー符号化装置を示す構成図である。
図1において、2値化部1は多値シンボルの2値化テーブルを参照して、その多値シンボル系列内の多値シンボルを2値化し、長さが1以上の2値化シンボルの系列を符号化bin出力部3に出力する処理を実施する。
また、2値化部1は多値シンボルの2値化テーブルを参照して、各2値化シンボルが上記多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を確率状態出力部2に出力する処理を実施する。
なお、2値化部1はシンボル2値化手段を構成している。
なお、確率状態出力部2は確率情報出力手段を構成している。
即ち、符号化bin出力部3は、2値化部1から出力された2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部2から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を符号化2値化シンボルとして固定長符号化部4の切替スイッチ5に出力する処理を実施する。
なお、符号化bin出力部3は符号化2値化シンボル出力手段を構成している。
binバッファ61〜6Nは符号化bin出力部3から出力された符号化2値化シンボル系列を一時的に格納するメモリである。
なお、V2F符号化器71〜7Nから出力される全ての固定長符号は同一の符号長である。
符号化データ出力部8は固定長符号化部4から出力された固定長符号を多重化し、その多重化結果を符号化データとして出力する処理を実施する。なお、符号化データ出力部8は多重化手段を構成している。
図2はこの発明の実施の形態1によるエントロピー符号化装置の処理内容を示すフローチャートである。
2値化部1は、多値シンボル系列を入力すると、予め多値シンボルの種類に応じて決められた規則にしたがって、その多値シンボル系列内の多値シンボルを2値化し、1以上の2値化シンボルの系列を符号化bin出力部3に出力する(ステップST1)。
ここで、図3は多値シンボルの2値化テーブルの一例を示す説明図である。
2値化部1に入力される多値シンボルの種類(例えば、画像符号化におけるマクロブロックタイプ、DCT係数など)はシンタックスで決められているため、2値化部1は入力される多値シンボルの種類を認識することができる。
また、多値シンボルの種類が多値シンボルCであれば、(c)の2値化テーブルを参照して、多値シンボル系列内の多値シンボルを2値化する。
例えば、多値シンボルの種類が多値シンボルAであり、その多値シンボルの値が“2”であれば、2値化部1から2値化シンボルとして、“1”、“0”、“1”の系列が出力される。
例えば、“2”の多値シンボルに対応する2値化シンボルとして、“1”、“0”、“1”の系列を出力する場合、“1”、“0”、“1”の系列に対応するbin番号として、“0”、“1”、“2”、を出力する。
また、“7”の多値シンボルに対応する2値化シンボルとして、“1”、“1”、“1”、“0”、“0”の系列を出力する場合、“1”、“1”、“1” 、“0”、“0”の系列に対応するbin番号として、“0”、“1”、“2”、“3”、“4”を出力する。
例えば、図3(a)の2値化テーブルの場合、“0”〜“9”の値をとる多値シンボルにおいて、“0”の多値シンボルが発生する確率が約70%であるような場合には、“0”のbin番号に対応する2値化シンボルにおいて、“0”のシンボルが生起される確率が約70%となるので、当該2値化シンボルにおける優勢シンボルは“0”のシンボルとなる。また、この優勢シンボルの生起確率は約70%となる。
確率状態出力部2は、2値化部1からbin番号を受けると、そのbin番号に対応する優勢シンボルを示す優勢シンボル情報を符号化bin出力部3に出力するとともに、その優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を固定長符号化部4の切替スイッチ5に出力する(ステップST2)。
即ち、符号化bin出力部3は、2値化部1から出力された2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部2から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を符号化2値化シンボル(例えば、一致=1、不一致=0)として固定長符号化部4の切替スイッチ5に出力する。
以下、固定長符号化部4の処理内容を具体的に説明する。
ここで、図4は優勢シンボルの生起確率に対応するV2Fテーブルの一例を示す説明図である。
また、優勢シンボルの生起確率が0.7794未満で0.6369以上であれば、V2Fテーブル3を実装しているV2F符号化器73を選択し、優勢シンボルの生起確率が0.6369未満で0.5000以上であれば、V2Fテーブル4を実装しているV2F符号化器74を選択する。
このように、V2F符号化器71〜7Nが、優勢シンボルの生起確率に対応するV2Fテーブルを参照して、符号化2値化シンボルの系列を固定長符号化することにより、それぞれの優勢シンボルの生起確率に適するエントロピー符号化がなされるため、効率よくエントロピー符号化を行うことができる。
即ち、V2Fテーブルの入力側である符号化2値化シンボルの系列(可変長binコード)の平均符号長が、V2Fテーブルの固定長符号の符号長にできるだけ近い値となるように、優勢シンボルの生起確率に応じてV2Fテーブルを切り替えることにより、エントロピー限界に近い符号化効率での符号化が実現される。
また、V2F符号化器71〜7Nから出力される全ての固定長符号が同一の符号長であるため、後述する符号化データ出力部8における符号化データの多重化処理の簡易化を図ることができ、従来の手法と比べて、処理量を低減することが可能となる。
例えば、多値化シンボル系列の全体を符号化し、V2F符号化器7の番号順にまとめて符号化データを多重化するようにしてもよいし、図5のエントロピー復号装置において、復号処理を実施する際に、binバッファ151〜15Nが空になる順序にしたがって符号化データを順次出力するようにしてもよい。
なお、V2F符号化器7の番号順にまとめて符号化データを多重化するように構成する場合には、V2F符号化器7の番号ごとの符号化データの終端を示す特殊コードを多重化することにより、エントロピー復号装置において固定長符号に対応するV2F符号化器7の番号を特定することができる。特殊コードとしては、例えば“0”が12個連続したコードとし、“0”が8個連続で続く場合には、必ず直後に“1”が4個連続したコードを多重化することにより、実現することができる。当然、その他のいかなる方法であっても特殊コードとして認識できる手法であれば適用することができる。
ステップST1〜ST7の処理は、全ての多値シンボル系列の処理が終了するまで繰り返し実施される(ステップST8)。
なお、この実施の形態1では、V2F符号化器71〜7Nから出力される全ての固定長符号が同一の符号長であるように構成したが、それぞれ異なる長さの固定長符号を出力するように構成しても、程度は少ないが、従来に比べてエントロピー復号装置側での復号処理の処理負荷を軽減する効果は得られる。
図5はこの発明の実施の形態2によるエントロピー復号装置を示す構成図である。
図5において、符号化データ入力部11は図1のエントロピー符号化装置により生成された符号化データを入力すると、その符号化データから多重化されている固定長符号を抽出して、その固定長符号を固定長復号部13のF2V復号器14に出力する処理を実施する。
即ち、符号化データ入力部11はV2F符号化器71により生成された固定長符号についてはF2V復号器141に出力し、V2F符号化器7N−1により生成された固定長符号についてはF2V復号器14N−1に出力し、V2F符号化器7Nにより生成された固定長符号についてはF2V復号器14Nに出力する処理を実施する。
また、符号化データ入力部11は多値シンボルの2値化テーブルを参照して、その固定長符号に対応する1以上の2値化シンボルが多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を確率状態出力部12及び多値化部18に出力する処理を実施する。
なお、符号化データ入力部11は固定長符号抽出手段を構成している。
なお、F2V復号器141〜14Nにより復号される全ての固定長符号は同一の符号長である。
切替スイッチ16はbinバッファ151〜15Nの中から、確率状態出力部12から出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応するF2Vテーブルを実装しているF2V復号器14の復号結果を格納しているbinバッファ15を選択し、そのbinバッファ15に格納されている復号結果である復号2値化シンボル系列をbin出力部17に出力する処理を実施する。
即ち、bin出力部17は切替スイッチ16から出力された復号2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部12から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を2値化シンボルとして多値化部18に出力する処理を実施する。
なお、bin出力部17は2値化シンボル出力手段を構成している。
図6はこの発明の実施の形態2によるエントロピー復号装置の処理内容を示すフローチャートである。
符号化データ入力部11は、図1のエントロピー符号化装置により生成された符号化データを入力すると、その符号化データから多重化されている固定長符号を抽出して、その固定長符号を固定長復号部13のF2V復号器14に出力する(ステップST11)。
符号化データを与えるF2V復号器14の順番は、図1のエントロピー符号化装置との間で予め決められており、図1のエントロピー符号化装置の符号化データ出力部8において、多値化シンボル系列の全体を符号化し、V2F符号化器7の番号順にまとめて符号化データを多重化しているような場合には、F2V復号器14の番号順に符号化データを与えるようにする。
また、符号化データ出力部8において、binバッファ151〜15Nが空になる順序にしたがって符号化データを順次出力しているような場合には、空になっているbinバッファ15の前段のF2V復号器14に符号化データを与えるようにする。
なお、符号化データ出力部8において、V2F符号化器7の番号順にまとめて符号化データを多重化するように構成する場合には、V2F符号化器7の番号ごとの符号化データの終端を示す特殊コードが多重化されているため、エントロピー復号装置において、固定長符号に対応するV2F符号化器7の番号を特定することができ、V2F符号化器7の番号に対応する2値化テーブルを参照する。
特殊コードとしては、例えば“0”が12個連続したコードとし、“0”が8個連続で続く場合には、必ず直後に“1”が4個連続したコードを多重化するように構成していれば、符号化データ入力部11では、“0”が8個連続で続くとき、その直後に4個の連続した“1”が続く場合には4個連続した“1”のコードを復号せずにスキップし、“0”が8個連続で続き、その直後に4個の連続した“0”が続く場合には特殊コードと認識することができる。当然、その他のいかなる方法であっても特殊コードとして認識できる手法であれば適用することができる。
また、符号化データ出力部8において、復号処理を実施する際にbinバッファ151〜15Nが空になる順序にしたがって符号化データを順次出力するように構成する場合には、多値化部18から出力される多値シンボルの種類(例えば、マクロブロックタイプ、DCT係数など)はシンタックスで決められているため、binバッファ151〜15Nが空になった場合に、次に復号すべき多値シンボルの種類およびbin番号を特定することができ、そのbin番号の優勢シンボルの生起確率に対応するF2V復号器に次の固定長符号を出力し、対応する2値化テーブルを参照する。
例えば、図4(a)のV2Fテーブル1と逆処理になるF2Vテーブル1を実装しているV2F符号化器71に対して符号化データを出力する場合において、例えば、多値シンボルの種類が多値シンボルAであり、固定長符号が“1111”であれば、2値化シンボルの系列が“1111”となり(図4(a)のV2Fテーブル1を参照)、その2値化シンボルの系列に対応するbin番号が“0”、“1”、“2”、“3”となる(図3(a)の2値化テーブルを参照)。
確率状態出力部12は、符号化データ入力部11からbin番号を受けると、そのbin番号に対応する優勢シンボルを示す優勢シンボル情報をbin出力部17に出力するとともに、その優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を固定長復号部13の切替スイッチ16に出力する(ステップST12)。
以下、固定長復号部13の処理内容を具体的に説明する。
このように、F2V復号器141〜14Nが、優勢シンボルの生起確率に対応するF2Vテーブルを参照して、固定長符号を固定長復号することにより、好適に復号2値化シンボル系列を得ることができる。
また、F2V復号器141〜14Nにより復号される全ての固定長符号が同一の符号長であるため、符号化データの復号処理を簡易に構成できるようになり、従来の手法と比べて処理量を低減することが可能となる。
また、優勢シンボルの生起確率が0.7794未満で0.6369以上であれば、F2Vテーブル3を実装しているF2V復号器143を選択し、優勢シンボルの生起確率が0.6369未満で0.5000以上であれば、F2Vテーブル4を実装しているF2V復号器144を選択する。
即ち、bin出力部17は、切替スイッチ16から出力された復号2値化シンボル系列内の2値化シンボル毎に、当該2値化シンボルが確率状態出力部12から出力された優勢シンボル情報が示す優勢シンボルと一致するか否かを判定し、その判定結果を2値化シンボルとして多値化部18に出力する。
例えば、多値シンボルの種類が多値シンボルAであるとき、2値化シンボルの系列が“1111”であり、その2値化シンボルの系列に対応するbin番号が“0”、“1”、“2”、“3”であれば、多値シンボルの値が“9”になる(図3(a)の2値化テーブルを参照)。
ステップST11〜ST17の処理は全ての符号化データの処理が終了するまで繰り返し実施される(ステップST18)。
Claims (4)
- 多値シンボル系列内の多値シンボルを2値化して、長さが1以上の2値化シンボルの系列を出力するとともに、上記2値化シンボルが上記多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を出力するシンボル2値化手段と、
上記シンボル2値化手段から出力されたbin番号に対応する2値化シンボルにおいて生起する確率が高い優勢シンボルを示す優勢シンボル情報を出力するとともに、上記優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を出力する確率情報出力手段と、
上記確率情報出力手段から出力された優勢シンボル情報を参照して、上記シンボル2値化手段から出力された2値化シンボル系列内の各2値化シンボルが優勢シンボルであるか否かを示すフラグを符号化2値化シンボルとして出力する符号化2値化シンボル出力手段と、
上記確率情報出力手段から出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する符号化テーブルを参照して、上記符号化2値化シンボル出力手段から出力された符号化2値化シンボルの系列を固定長符号化し、その符号化結果である固定長符号を出力する固定長符号化手段と、
上記固定長符号化手段から出力された固定長符号を多重化し、その多重化結果を符号化データとして出力する多重化手段とを備え、
上記固定長符号化手段は、相互に異なる符号化テーブルを実装している複数の固定長符号化器と、上記複数の固定長符号化器の中から、上記確率情報出力手段から出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する符号化テーブルを実装している固定長符号化器を選択して、上記符号化2値化シンボル出力手段から出力された符号化2値化シンボルの系列を上記固定長符号化器に与える切替スイッチとを備え、
上記固定長符号化器が上記符号化テーブルを参照して、上記符号化2値化シンボル出力手段から出力された符号化2値化シンボルの系列を固定長符号化し、その符号化結果である固定長符号を出力し、
上記複数の固定長符号化器は、出力される全ての固定長符号が同一の符号長となるように構成されている
ことを特徴とするエントロピー符号化装置。 - 符号化データから多重化されている固定長符号を抽出して、上記固定長符号を出力するとともに、上記固定長符号に対応する1以上の2値化シンボルが多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を出力する固定長符号抽出手段と、
上記固定長符号抽出手段から出力されたbin番号に対応する2値化シンボルにおいて生起する確率が高い優勢シンボルを示す優勢シンボル情報を出力するとともに、上記優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を出力する確率情報出力手段と、
上記優勢シンボルの生起確率に対応する復号テーブルを参照して、上記固定長符号抽出手段から出力された固定長符号を固定長復号し、その復号結果である復号2値化シンボル系列を出力する固定長復号手段と、
上記確率情報出力手段から出力された優勢シンボル情報を参照して、上記固定長復号手段から出力された復号2値化シンボル系列内の各復号2値化シンボルが優勢シンボルであるか否かを示すフラグを2値化シンボルとして出力する2値化シンボル出力手段と、
上記2値化シンボル出力手段から出力された2値化シンボルの系列を多値化して、多値シンボルの系列を出力するシンボル多値化手段とを備え、
上記固定長復号手段は、
相互に異なる復号テーブルを実装している複数の固定長復号器と、上記複数の固定長復号器の中から、上記確率情報出力手段から出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する復号テーブルを実装している固定長復号器を選択して、上記固定長復号器の復号結果である復号2値化シンボルの系列を出力する切替スイッチとから構成され、
上記複数の固定長復号器により復号される全ての固定長符号が同一の符号長であることを特徴とするエントロピー復号装置。 - シンボル2値化手段が多値シンボル系列内の多値シンボルを2値化して、長さが1以上の2値化シンボルの系列を出力するとともに、上記2値化シンボルが上記多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を出力するシンボル2値化処理ステップと、
確率情報出力手段が上記シンボル2値化処理ステップで出力されたbin番号に対応する2値化シンボルにおいて生起する確率が高い優勢シンボルを示す優勢シンボル情報を出力するとともに、上記優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を出力する確率情報出力処理ステップと、
符号化2値化シンボル出力手段が上記確率情報出力処理ステップで出力された優勢シンボル情報を参照して、上記シンボル2値化処理ステップで出力された2値化シンボル系列内の各2値化シンボルが優勢シンボルであるか否かを示すフラグを符号化2値化シンボルとして出力する符号化2値化シンボル出力処理ステップと、
固定長符号化手段が上記確率情報出力処理ステップで出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する符号化テーブルを参照して、上記符号化2値化シンボル出力処理ステップで出力された符号化2値化シンボルの系列を固定長符号化し、その符号化結果である固定長符号を出力する固定長符号化処理ステップと、
多重化手段が上記固定長符号化処理ステップで出力された固定長符号を多重化し、その多重化結果を符号化データとして出力する多重化処理ステップとを備え、
上記固定長符号化処理ステップでは、
複数の固定長符号化器が、相互に異なる符号化テーブルを参照し、
切替スイッチが、上記複数の固定長符号化器の中から、上記確率情報出力処理ステップで出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する符号化テーブルを実装している固定長符号化器を選択して、上記符号化2値化シンボル出力処理ステップで出力された符号化2値化シンボルの系列を上記固定長符号化器に与え、
上記固定長符号化器が上記符号化テーブルを参照して、上記符号化2値化シンボル出力処理ステップで出力された符号化2値化シンボルの系列を固定長符号化し、その符号化結果である固定長符号を出力し、
上記複数の固定長符号化器が出力する全ての固定長符号は同一の符号長であることを特徴とするエントロピー符号化方法。 - 固定長符号抽出手段が符号化データから多重化されている固定長符号を抽出して、上記固定長符号を出力するとともに、上記固定長符号に対応する1以上の2値化シンボルが多値シンボルに係る何番目の2値化シンボルであるかを示すbin番号を出力する固定長符号抽出処理ステップと、
確率情報出力手段が上記固定長符号抽出処理ステップで出力されたbin番号に対応する2値化シンボルにおいて生起する確率が高い優勢シンボルを示す優勢シンボル情報を出力するとともに、上記優勢シンボルの生起確率を示す確率情報を出力する確率情報出力処理ステップと、
固定長復号手段が上記優勢シンボルの生起確率に対応する復号テーブルを参照して、上記固定長符号抽出処理ステップで出力された固定長符号を固定長復号し、その復号結果である復号2値化シンボル系列を出力する固定長復号処理ステップと、
2値化シンボル出力手段が上記確率情報出力処理ステップで出力された優勢シンボル情報を参照して、上記固定長復号処理ステップで出力された復号2値化シンボル系列内の各復号2値化シンボルが優勢シンボルであるか否かを示すフラグを2値化シンボルとして出力する2値化シンボル出力処理ステップと、
シンボル多値化手段が上記2値化シンボル出力処理ステップで出力された2値化シンボルの系列を多値化して、多値シンボルの系列を出力するシンボル多値化処理ステップとを備え、
上記固定長復号処理ステップでは、
複数の固定長復号器が、相互に異なる復号テーブルを実装し、
切替スイッチが、上記複数の固定長復号器の中から、上記確率情報出力処理ステップで出力された確率情報が示す優勢シンボルの生起確率に対応する復号テーブルを実装している固定長復号器を選択して、上記固定長復号器の復号結果である復号2値化シンボルの系列を出力し、
上記複数の固定長復号器により復号される全ての固定長符号が同一の符号長であることを特徴とするエントロピー復号方法。
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