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JP5569925B2 - 開閉装置の抜け防止機構並びにこの抜け防止機構を備えた事務機器 - Google Patents

開閉装置の抜け防止機構並びにこの抜け防止機構を備えた事務機器 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、印刷機、及びプリンターといったOA機器の原稿圧着板や複合機と称せられる複写機能の他に、プリンター、ファクシミリ、或はスキャナー等の各種機能を有するものの開閉体を装置本体に対して開閉可能に取り付ける際に用いて好適なリフト機能付の開閉装置の抜け防止機構並びにこの抜け防止機構を備えた事務機器に関する。
従来、複写機、印刷機、及びプリンターといった事務機器においては、本のような厚物の原稿に対処するため、原稿圧着板のリフト機能付きの開閉装置が下記特許文献1に記載されたように公知である。この開閉装置は、基本的には装置本体側へ取り付けられる取付部材と、この取付部材に対してヒンジピンを介して回動可能に取り付けた支持部材とを有し、この支持部材に原稿圧着板の後端部を取り付けて開閉するものである。
この開閉装置にリフト機能を付加する構成としては、原稿自動送り装置付きの原稿圧着板が普及している現在では、大きく分けて支持部材の自由端側にリフト部材をヒンジピンを介して取り付け、このリフト部材に原稿圧着板の後端部を取り付ける構成のものと、下記特許文献1に記載されているように、取付部材を1本足状に形成させ、この1本足状の取付部材を装置本体の後部上端に設けた挿入取付孔へ上下動可能に挿入させた所謂、1本足型と称せられるものとがあり、本発明は後者の1本足型の原稿圧着板の開閉装置の抜け防止機構に関するものである。以上、いずれの場合でも厚物原稿の場合には、原稿圧着板がリフトして当該厚物原稿の上面を略水平に覆うことができるようになっており、このような機能を有するものを原稿圧着板のリフト機能付きの開閉装置と称している。
上述したように、取付部材を1本足形状に構成した1本足型でリフト機能付の原稿圧着板の開閉装置は、本のような厚物原稿をコンタクトガラス上にセットして原稿圧着板を閉じると、当該原稿圧着板が厚物原稿の角に当って、ここを梃子の支点として原稿圧着板が反転し、当該厚物原稿の上面を略水平に覆って外光が露光部に入り込むのを極力防止する構成となっており、この際に、1本足形状の取付部材が挿入取付孔内を上方へスライドして原稿圧着板の反転を許容する構成となっている。
特開2006−39440号公報
上記特許文献1に記載された原稿圧着板のリフト機能付の開閉装置は、1本足形状の取付部材を兼ねる脚部が挿入取付孔より簡単に抜け出してしまうと、原稿圧着板自体が装置本体より外れてしまうため、取り扱いに不便であったり、自動原稿送り装置付きの原稿圧着板を落としてしまったりするという問題があり、改善を迫られていた。
このことはまた、複合機と称せられる事務機器についても当て嵌まり、例えば修理点検時に一方の事務機器(例えば複写機本体)に対して他方の事務機器(例えばスキャナーの部分)を開いた際に開閉装置の取付脚部の方が容易に挿入取付孔より外れてしまうと、落下してケガをする恐れや、機器を破損させてしまう恐れがあることから、この開閉装置にも同じような改善が求められている。
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で開閉装置が装置本体から抜け出ないように工夫した開閉装置の抜け防止機構並びにこの抜け防止機構を備えた事務機器を提供せんとするにある。
上記した目的を達成するために本発明は、開閉体を取り付ける支持部材をヒンジピンを介して回動可能に取り付けた1本足形状の取付部材を有する開閉装置と、この開閉装置の前記取付部材を挿脱可能に取り付けるために装置本体側に設けられた挿入取付孔とから成り、前記取付部材の下端部側に凹部とこの凹部より突設させた係止部を設け、前記挿入取付孔には前記係止部を収容させるガイド縦溝と前記係止部の係合部とを形成させ、前記凹部には前記係合部を収容できる構成とすると共に板バネを取り付け、前記開閉体を前記開閉装置と共に持ち上げて前記取付部材を前記挿入取付孔から取り外す際に、通常の持ち上げ操作では前記係止部と係合部が係合してその取り外しを防止するが、前記係合部で前記板バネを押して前記係止部を前記ガイド縦溝に嵌入させることにより、前記取付部材の前記挿入取付孔からの取り外しを許容するように成したことを特徴とする。
その際に本発明は、前記支持部材に、当該支持部材内に収装させて前記取付部材との間に前記開閉体を開成方向へ付勢する弾性手段を設けたことを特徴とする。
さらに本発明は、前記取付部材をケース状に構成し、内部に前記支持部材を前記開閉体の開成方向へ付勢する弾性手段を設けたことを特徴とする。
さらに本発明は、前記板バネを、前記凹部内へその一端部において取り付け、他端部側をフリーとしたことを特徴とする。
さらに本発明は、前記板バネを、断面凸形状を呈するように構成し、前記凹部内へその両端部において取り付けたことを特徴とする。
さらに本発明は、前記板バネを、前記凹部とクロスする方向に設けてその一端部を取付部材に取り付け、その自由端側を前記凹部に臨ませたことを特徴とする。
そして、本発明は、上記した各開閉装置の抜け防止手段を備えたことを特徴とする事務機器とすることができる。
本発明は以上のように構成したので、取付部材を兼ねる脚部に設けた係止部と、挿入取付孔に設けた係合部とが係合し、通常の状態では脚部が挿入取付孔より抜け出ないので、開閉装置を取り付けた例えば自動原稿送り装置つきの原稿圧着板のような重量のある開閉体が、落下して壊れてしまったり、使用者が怪我をしてしまったりするのを有効に防止することができるものである。
本発明を実施した複写機を概略的に示す平面図である。 本発明に係る1本足型でリフト機能付の原稿圧着板開閉装置の抜け防止機構の構成を概略的に示す、側断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置単体の側面図である。 図3に示した原稿圧着板開閉装置の背面図である。 図3に示した原稿圧着板開閉装置単体の側断面図である。 装置本体側に設ける挿入取付孔の斜視図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の板バネを示し、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の動作を説明する説明図であり、(a)はリフト動作前の状態を示し、(b)はリフト状態を示し、(c)は抜き取り時の状態を示し、(d)は抜き取り後の状態を示している。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の板バネの他の実施例を示し、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の他の実施例を示し、(a)はその背面図、(b)はその左側面図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の他の実施例を示し、(a)はその要部の部分の背面図、(b)はその左側面図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の他の実施例を示す側断面図である。 本発明に係る開閉装置の抜け防止機構の動作を説明する説明図である。
本発明を実施する最良の形態は、複写機の原稿圧着板を構成する開閉体を取り付ける支持部材をヒンジピンを介して回動可能に取り付けた1本足形状の取付部材を有する開閉装置と、この開閉装置の前記取付部材を挿脱可能に取り付けるために装置本体側に設けられた挿入取付孔とから成り、前記取付部材の下端部側に弾性手段を臨ませた凹部とこの凹部より突設させた係止部を設け、前記挿入取付孔には前記係止部を収容させるガイド縦溝を前記挿入取付孔の入口より若干下側より設けて前記係止部の係合部を形成させるものである。
以下に本発明を複写機単体のものに実施した場合について説明するが、本発明は、複写機以外のスキャナー、印刷機単体等にも実施でき、複写機とスキャナー、ファクシミリ、スキャナーの機能を併せ持つ複合機等の事務機器に広く実施できるものである。
図1乃至図2において、指示記号Aで模式的に示したものは、事務機器の1例としての複写機である。この複写機Aは、装置本体Bと、この装置本体Bの上面に開閉装置Cを介して開閉可能となるように取り付けられた開閉体の1例としての原稿圧着板Dと、で構成されている。
開閉装置Cは、図1に示したように、通常適宜間隔を空けて、同一構成のものが一対用いられる構成である。尚、この開閉装置は他の構成のものと組み合わせて一対用いられても良い。以下の説明では同一構成の一対のもののそのうちの一方のものについて、その構成を説明する。
とくに図2乃至図5において、指示記号1で示したものは取付部材を兼ねる1本足形状の脚部であり、この脚部1は、装置本体Bの後部上面に上下方向に設けた平面略矩形状の挿入取付孔2に対し、上下方向へ移動可能に挿入して固定されている。
脚部1は、横断面略矩形状を呈したケース状のもので、底板1aと、この底板1aの両側より立ち上げた両側板1b、1b及び前部板1e、後部板1fと、この両側板1b、1b及び前部板1e、後部板1fの上部に形成された固定カム部1cとで構成された、例えばPOMのような合成樹脂の成型品であるが、このものに限定されない。プレス加工品であっても良い。この脚部1の固定カム部1cのカム部両側板1d、1dには、ヒンジピン3を介して、支持部材4がその両側板4a、4aを回動可能に軸支させている。
この支持部材4は、両側板4a、4aをその両側部より垂下させた上板4bと、この上板4bの一端部より垂下させた閉塞板4cとから成る例えばSUSのような金属板をプレス加工して作ったケース状のもので、両側板4a、4aの下端側には、これを内側に折り曲げて抱持部4d、4dが設けられると共に、この抱持部4d、4dより若干上方に位置して、両側板4a、4aの一部を切り取って外側へ折り曲げることによって作った取付板4e、4eが設けられている。閉塞板4cは、両側板4a、4aの端部を内側へ折り曲げた補強部4f、4fにより内側から押圧力が加わっても外側へ開いてしまうのを防止されている。
支持部材4の両側板4a、4aと上板4bとで囲まれたケース状の部分に摺動可能に収装されているのは、一端閉塞の筒状を呈したカムスライダー5であり、このカムスライダー5は、その下部両側を抱持部4d、4dで抱えられることにより、支持部材4の下側へ落下してしまわないように工夫されている。
尚、この支持部材4は、これをPOMのような合成樹脂の成型品とすることもでき、この場合には、抱持部4d、4dの部分をつなげて、全体として、角筒状のものとすることができる。
カムスライダー5と支持部材4の閉塞板4cとの間には、例えばコンプレッションスプリングのような弾性手段6が弾設され、カムスライダー5のカム部5aを固定カム部1cのカム部1g側へ摺動付勢させている。カムスライダー5と固定カム部1cは、カム機構Eを構成し、弾性手段6により互いのカム部5aと1gを圧接させている。
尚、指示記号7で示されたものは、詳細には図示してないが支持部材4の回動防止手段を構成する揺動部材であり、支持ピン8を介して支持部材4の両側板4a、4aに揺動可能に取り付けられている。
支持ピン8は、固定カム部1cのカム部両側板1d、1dに設けた円弧状のガイド孔1h、1hに挿通されている。この揺動部材7と連係する他の部材やその機能の説明は省略する。この揺動部材7と支持ピン8は本願発明の構成とは必ずしも関連しない部分であり、揺動部材7と支持ピン8を省略すると、ガイド孔1h、1hをも省略できる。この場合、取付部材を兼ねる脚部1は中実状、或は中空のケース状のいずれに構成しても良い。
本願発明に係る開閉装置Cの抜け防止機構Fは、装置本体Bに形成させた平面矩形状を呈した挿入取付孔2と、この挿入取付孔2に対して挿脱可能に取り付けられる開閉装置Cの取付部材を兼ねる脚部1とで構成されている。挿入取付孔2には、とくに図6に示したように、その入口2aより少し下がった位置からガイド縦溝2bを設けることにより、係合部2cを形成させてあり、脚部1には、その下端部に当該脚部1と直交する方向に係止部1jが突設されている。
また、凹部1i内には、その中央部を外側へ湾曲させて板バネから成る弾性手段9がその一端部に設けた挿入取付孔9bを介して取付ビス10で取り付けられており、この弾性手段9の湾曲部9aは通常時は脚部1の外側へ突出して挿入取付孔2の内壁に圧接して脚部1を挿入取付孔2の片側へ押圧させている。
脚部1を挿入取付孔2内へ挿通させた状態、即ち開閉装置Cの装置本体Bへ装着時において、係止部1jとガイド縦溝2bとの間には、とくに図5に示したように間隙aが設けられ、挿入取付孔2の係合部2cを設けた側と脚部1との間にも若干の間隙bが設けられている。
したがって、図13に示したように、本のような厚物原稿11の場合に、この厚物原稿11をコンタクトガラス12上へ載置してその上面を覆うべく原稿圧着板Dを閉じると、当該原稿圧着板Dは厚物原稿11の端部に当って、そこを支点として梃子の原理で実線で示したように反転し、その際に脚部1が挿入取付孔2内を上方へスライドして原稿圧着板Dをリフトさせ、厚物原稿11の上面を水平に覆って外光がコンタクトガラスにより装置本体Bの図示してない露光部に浸入するのを可及的に防止するものである。この際に、上方へスライドする脚部1はその係止部1jが係合部2cと係合するので、厚物原稿11の厚さが脚部1の長さより厚い場合でも、脚部1が挿入取付孔2より直ちに外れてしまうことはない。
或は、複合機と称せられている複合機に用いたい場合で、複写機の部分に重ねて例えばスキャナーを設けたものの場合には、スキャナーを修理や点検の際に当該スキャナーの下部に重ねて配置した装置本体に対して開いた状態にしても、開閉装置の脚部が挿入取付孔より抜け出て複写機側の原稿圧着板が落下してしまうことを極めて有効に防止できるものである。
次に、開閉装置Cの支持部材4に取り付けた原稿圧着板Dを装置本体Bに対して取り外すときには、図8の(b)に示したように、脚部1に設けた係止部1jが挿入取付孔2に設けた係合部2cと係合した状態から、脚部1を係合部2c側へ押すと、弾性手段9の弾力に抗して脚部1の下端部が係合部2c側へ移動するので、図8の(c)に示したように、脚部を傾けることにより、当該脚部1が挿入取付孔2よりはずれ、図8の(d)に示したように上方へ抜き取ることができるものである。この際に、脚部1の下端部の係止部1jを設けた側とは反対側にアール部1kを設けると、この抜き取りがよりスムーズになされるものである。
次に、抜き取った脚部1を再び挿入取付孔2へ挿入させる場合には、先ほどとは逆に、脚部1を傾け、先ず係止部1jを設けた側から挿入取付孔2へ挿入させて、当該係止部1jをガイド縦溝2b内に入れ、脚部1を係合部2cの側へ押してやると、挿入取付孔2の係合部2cに当接する弾性手段9の弾力に抗して脚部1が移動するので、脚部1を元位置に戻すと、アール部1kの部分が挿入取付孔2内へ嵌入する。そこで、そのまま脚部1を下方へ押すことにより、当該脚部1が挿入取付孔2内を下降して装着が終了する。この状態を示したものが図5であり、図8の(a)である。
以上のようにして、脚部の挿入取付孔への装着、リフト動作、及び取り外しがなされるものである。
図9は、上述した実施例1の脚部1の凹部1i内に取り付ける弾性手段の他の実施例を示す。図面によれば、この実施例に係る弾性手段15は平面凸形状を呈し、両端部に挿入取付孔15a、15aが設けられている。したがって、図示はしてないが、脚部1に設けた凹部内に取付ネジで取り付けられ、凸部15bの部分が凹部より若干突出する構成となる。係止部の取付位置と形状は先の実施例1のものと同じである。
図10は、実施例1の脚部1の凹部1iに臨ませる弾性手段の他の実施例を示す。図面によれば脚部16に設けた凹部16aと直交する方向に弾性手段17がその一端部を取付ネジ18で取り付けられており、この弾性手段17の自由端側が凹部16aより若干外側へ突出するようになっている。
尚、以上いずれの実施例においても、抜け防止機構を構成する弾性手段を脚部へ取り付ける手段は、取付ネジの他にかしめその他の公知の取付手段によることができる。
この弾性手段17は、凹部16aの上部に設けた取付凹部19に取り付けられており、自由端側を除いては脚部1より外側へ突出していない。係止部16bの位置や大きさ形状等については、実施例1のものと同じである。また、開閉装置のその他の構成も実施例1のものと同じであるので、説明を省略する。
図11は、本発明に係る開閉装置の抜け防止手段の他の実施例を示し、図面によれば、脚部20に設けた凹部20a内には弾性手段が設けられていない。他の係止部20bの構成は実施例1のものと同じである。このように実施しても本願発明の目的は達成できる。
図12は、開閉装置のさらに他の実施例を示す。実施例1のものは支持部材4を原稿圧着板の開成方向へ付勢する弾性手段は、支持部材4の側に設けられていたが、図12による実施例5の開閉装置Gは、取付部材を兼ねる脚部21をケース状に構成して、内部に圧縮コイルスプリングから成る弾性手段22を収装させてあり、この弾性手段22の上端部にスライダー23を被せて、このスライダー23の上面と接触させて、支持部材24の側にカム部24aを設けられている。
このように構成した開閉装置Gにおいても本発明を実施でき、脚部21の下端部側に実施例1と同じ構造の凹部21aと係止部21bと弾性手段25を有している。したがって、抜け防止機構Fとしての作用効果は実施例1のものと同じである。
以上詳細に説明したように、本願発明は、リフト機能を持つ開閉装置の構成を簡単にした上で、取付部材を兼ねる1本足形状の脚部が装置本体の挿入取付孔より容易に抜け出さないように成したので、とくに複写機単体、或は複写機を含む複合機等の事務機器の原稿圧着板の開閉装置の抜け防止機構として好適に用いられるものである。
A 複写機
B 装置本体
C 開閉装置
D 原稿圧着板
E カム機構
F 抜け防止機構
G 開閉装置
a 間隙
b 間隙
1 脚部
1a 底板
1b 両側板
1c 固定カム部
1d カム部両側板
1e 前部板
1f 後部板
1g カム部
1h ガイド孔
1i 凹部
1j 係止部
1k アール部
2 挿入取付孔
2a 入口
2b ガイド縦溝
2c 係合部
3 ヒンジピン
4 支持部材
4a 両側板
4b 上板
4c 閉塞板
4d 抱持部
4e 取付板
4f 補強部
5 スライダー
5a カム部
6 弾性手段
7 揺動部材
8 支持ピン
9 弾性手段
10 取付ビス
11 厚物原稿
12 コンタクトガラス
15 弾性手段
15a 取付孔
16 脚部
16a 凹部
16b 係止部
17 弾性手段
18 取付ビス
19 取付凹部
20 脚部
20a 凹部
20b 係止部
21 脚部
21a 凹部
21b 係止部
22 弾性手段
23 スライダー
24支持部材
24a カム部
25 弾性手段

Claims (7)

  1. 開閉体を取り付ける支持部材をヒンジピンを介して回動可能に取り付けた1本足形状の取付部材を有する開閉装置と、この開閉装置の前記取付部材を挿脱可能に取り付けるために装置本体側に設けられた挿入取付孔とから成り、前記取付部材の下端部側に凹部とこの凹部より突設させた係止部を設け、前記挿入取付孔には前記係止部を収容させるガイド縦溝と前記係止部の係合部とを形成させ、前記凹部には前記係合部を収容できる構成とすると共に板バネを取り付け、前記開閉体を前記開閉装置と共に持ち上げて前記取付部材を前記挿入取付孔から取り外す際に、通常の持ち上げ操作では前記係止部と係合部が係合してその取り外しを防止するが、前記係合部で前記板バネを押して前記係止部を前記ガイド縦溝に嵌入させることにより、前記取付部材の前記挿入取付孔からの取り外しを許容するように成したことを特徴とする、開閉装置の抜け防止機構。
  2. 前記支持部材には、当該支持部材内に収装させて前記取付部材との間に前記開閉体を開成方向へ付勢する弾性手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置の抜け防止機構。
  3. 前記取付部材は、これをケース状に構成し、内部に前記支持部材を前記開閉体の開成方向へ付勢する弾性手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置の抜け防止機構。
  4. 前記板バネは、前記凹部内へその一端部において取り付け、他端部側をフリーとしたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置の抜け防止機構。
  5. 前記板バネは、断面凸形状を呈し前記凹部内へその両端部において取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置の抜け防止機構。
  6. 前記板バネは、前記凹部とクロスする方向に設けてその一端部を取付部材に取り付け、その自由端側を前記凹部に臨ませたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置の抜け防止機構。
  7. 請求項1〜に各記載の開閉装置の抜け防止手段を用いたことを特徴とする、事務機器。
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