JP5567768B2 - 油性化粧料 - Google Patents
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(A)ワックス総量に対してキャンデリラロウ及び/又はカルナウバロウが9.5〜34重量%であり、
全ワックス量が油性化粧料全量に対して9〜20質量%であり、
(B)水添パーム油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリン/ベヘニル)、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、リンゴ酸ジイソステアリル、水添ポリイソブテン、ワセリン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル及びテトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチルの合計量(b−1)が油性化粧料の全量に対して30〜45質量%であり、
上記(b−1)に対して20〜40質量%の水添パーム油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリン/ベヘニル)、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリルからなる群より選択される1又は2以上の油剤を含有し、
(b−1)とワックス以外の油剤で(b−1)に該当しないものの合計量(b−2)との質量比が、(b−1):(b−2)=1:0.9〜1:1.5であり、
(b−2)に該当する油剤は、
流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソステアリル、トリオクタン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン、部分架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロース、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム及びジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトからなる群より選択される1又は2以上の油剤であり、
キャンデリラロウ,カルナウバロウ以外のワックスは、ミツロウ、サラシミツロウ、鯨ロウ、セラックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、セレシン、合成炭化水素ワックスからなる群より選択される1又は2以上であり、
(C)前記粒径10〜30μmの無水ケイ酸は、油性化粧料全量に対して1〜10質量%であることを特徴とする油性化粧料である。
本発明は、ワックス成分、ワックス以外の油剤成分、粒径10〜30μmの無水ケイ酸を含有し、特定の成分を特定の割合で含有する油性化粧料である。上記特定の成分を特定の割合で使用することによって、従来、そのすべてを満たすことが困難であった複数の性能のすべてをバランスよく満たすことができる。これによって、使用感、保湿性、経時でのにじみや強度の安定性において優れた性能を有し、油分の分離も生じにくい化粧料が得られることを見出すことによって完成されたものである。
等を挙げることができる。
<調製方法>
成分1〜14を均一に溶解混合した後、成分15〜19を加え混練し、半製品を得る。その半製品を脱気した後容器に充填して目的の口紅を得る。成分組成及び評価試験結果を表1に示す。
女性パネラー20名に、実施例、比較例の口紅を塗布してもらい、以下の項目について4点から1点までの4段階評価をしてもらい、点数が高いほうがより良い評価とした。
・塗布時の感触の滑らかさ
・塗布後の唇の保湿性
・3時間経過時のにじみのなさ
◎:4.0〜3.5以上
○:3.5未満〜2.5以上
△:2.5未満〜1.5以上
×:1.5未満
の基準によって判定した。
実施例及び比較例の口紅をそれぞれ45℃の恒温槽に静置し、3ヶ月後に観察を行い、3ヶ月前と全く相違の生じていなかったものを◎、問題のなかったものを○、若干の油の分離がみられたものを△、著しく油の分離がみられたものを×とした。
(3)強度の経時変化試験
2mmの針治具にて1cm/minの速度で荷重を加え、口紅の胴体へ4mm針入したときの最大荷重を読み取った。その値を、成型直後と1ヶ月経過後とで比較し、以下の基準に基づいて評価した。
◎:最大荷重の低下率が5%未満
○:最大荷重の低下率が5%以上10%未満
△:最大荷重の低下率が10%以上15%未満
×:最大荷重の低下率が15%以上
Claims (1)
- ワックス、ワックス以外の油剤及び粒径10〜30μmの無水ケイ酸を含有し、
(A)ワックス総量に対してキャンデリラロウ及び/又はカルナウバロウが9.5〜34重量%であり、
全ワックス量が油性化粧料全量に対して9〜20質量%であり、
(B)水添パーム油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリン/ベヘニル)、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、リンゴ酸ジイソステアリル、水添ポリイソブテン、ワセリン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル及びテトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチルの合計量(b−1)が油性化粧料の全量に対して30〜45質量%であり、
上記(b−1)に対して20〜40質量%の水添パーム油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリン/ベヘニル)、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリルからなる群より選択される1又は2以上の油剤を含有し、(b−1)とワックス以外の油剤で(b−1)に該当しないものの合計量(b−2)との質量比が、(b−1):(b−2)=1:0.9〜1:1.5であり、
(b−2)に該当する油剤は、
流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソステアリル、トリオクタン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン、部分架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロース、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム及びジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトからなる群より選択される1又は2以上の油剤であり、
キャンデリラロウ,カルナウバロウ以外のワックスは、ミツロウ、サラシミツロウ、鯨ロウ、セラックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、セレシン、合成炭化水素ワックスからなる群より選択される1又は2以上であり、
(C)前記粒径10〜30μmの無水ケイ酸は、油性化粧料全量に対して1〜10質量%である
ことを特徴とする油性化粧料。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008184546A JP5567768B2 (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 油性化粧料 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008184546A JP5567768B2 (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 油性化粧料 |
Publications (2)
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---|---|
JP2010024151A JP2010024151A (ja) | 2010-02-04 |
JP5567768B2 true JP5567768B2 (ja) | 2014-08-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008184546A Active JP5567768B2 (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 油性化粧料 |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4421831B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2010-02-24 | 株式会社コーセー | 油性化粧料 |
JP4812335B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-11-09 | 花王株式会社 | 水性皮膚洗浄料 |
JP2007269664A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Kose Corp | 水中油型乳化化粧料 |
-
2008
- 2008-07-16 JP JP2008184546A patent/JP5567768B2/ja active Active
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JP2010024151A (ja) | 2010-02-04 |
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