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JP5563702B1 - 自動封入装置 - Google Patents

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JP5563702B1
JP5563702B1 JP2013149015A JP2013149015A JP5563702B1 JP 5563702 B1 JP5563702 B1 JP 5563702B1 JP 2013149015 A JP2013149015 A JP 2013149015A JP 2013149015 A JP2013149015 A JP 2013149015A JP 5563702 B1 JP5563702 B1 JP 5563702B1
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Abstract

【課題】非常に薄いプラスチックフィルム製の袋を使用する場合であっても好適に対応することができ、汎用性の高い自動封入装置を提供する。
【解決手段】袋フィーダと、挿入装置と、挿入物フィーダとを有し、袋フィーダは、袋の束から袋3を一つずつ取り出して挿入装置へ供給するように構成され、挿入物フィーダは、挿入物7を一つずつ挿入装置4へ供給するように構成され、挿入装置4は、袋フィーダから袋3が供給される第一供給ラインと、挿入物フィーダから挿入物7が供給される第二供給ラインの各終端部側において双方に跨がるように配置され、まず第一供給ライン上の位置において挿入装置のガイドレール42の周りに袋3が装着され、次にガイドレール42が第二供給ライン上の位置へ移動し、挿入物7が袋3の中に挿入されるように構成した。
【選択図】図7

Description

本発明は、宣伝販促用の印刷物や店頭で小売販売される各種の製品等を、扁平な袋(封筒或いは包装材等)の中へ一つずつ自動連続的に封入(挿入)するための装置に関し、特に、ビニールやポリプロピレン等の非常に薄いプラスチックフィルム製の袋を適用する場合であっても、高速かつ正確に封入作業を実行することができる自動封入装置に関する。
大量の印刷物を多数の宛先に同時に発送しようとするような場合、それらの印刷物を封筒内へ封入する作業が必要となる。このような封入作業を手作業で行うことには限界があるため、従来より自動化(自動的、連続的に実行する自動封入装置の実現)が望まれており、今日では各種の自動封入装置が開発され、製造されている。
特開平06−183197号公報 特開平07−017523号公報 特開平07−017524号公報 特開平07−069303号公報 特開平09−099902号公報 特開2003−26120号公報
ところで、宣伝販促用の印刷物を多数の宛先に郵送するような場合、従来は、封筒として紙製のものが用いられていたが、近年では、紙製封筒に替わり、ビニールやポリプロピレン等のプラスチックフィルム製の封筒が使われれるようになってきている。プラスチックフィルム製の封筒は、破れにくく、また、雨天時においても水滴や湿気から内挿物を保護することができるという利点を有しており、需要と供給が年々増大している。
しかしながら、プラスチックフィルム製の封筒は、自動封入装置に適用することが難しいという問題がある。具体的に説明すると、従来の自動封入装置は主に紙製封筒を適用対象としており、厚さが30〜40μmの非常に薄いプラスチックフィルム製の封筒を使用する場合や、比較的厚みのあるものを挿入しようとする場合、挿入物が封筒の開口部に引っ掛かってしまったり、封筒の抽出・搬送時にエラーが頻出してしまうという問題がある。
また、店頭で小売販売される各種の製品(文房具、折り紙、その他のシート状の製品、及び、非シート状の製品)の包装材として、従来よりプラスチックフィルム製の袋が使用されており、このような袋内に各種製品を封入する作業についても、自動封入装置による自動化が望まれているが、従来の自動封入装置ではうまく対応できないことが多い。例えば、折り紙などの製品は、大きめの袋を用いて包装した場合、袋の中で折り紙の一部が束からずれることにより折れ曲がってしまうことがある(この場合、商品価値が著しく損なわれてしまう)ため、包装される折り紙に対して横幅寸法がほんの僅かに大きいだけの袋(製品を挿入可能な最小限幅の袋)が包装材として使用されているが、このような袋の中に製品を封入する作業を、従来の自動封入装置によって実行させることは極めて難しい。
また、従来の自動封入装置は、適用する袋の大きさや、封入される製品等の大きさ、形状等について、多数のバリエーションに対応できるものが殆どなく、汎用性に乏しいという問題がある。このため、多品種小ロットの製品を取り扱う事業者においては、自動封入装置の導入はコストの面で現実的ではなく、現状では殆どの場合、封入作業を手作業で行っている。
本発明は、このような従来技術の問題を解決しようとするものであって、非常に薄いプラスチックフィルム製の袋を使用する場合であっても好適に対応することができ、汎用性の高い自動封入装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動封入装置は、袋フィーダと、挿入装置と、挿入物フィーダとを有し、袋フィーダは、多数の袋の束から袋を一つずつ取り出して挿入装置へ供給するように構成され、挿入物フィーダは、挿入物を一つずつ挿入装置へ供給するように構成され、挿入装置は、袋フィーダから袋が供給される第一供給ラインと、挿入物フィーダから挿入物が供給される第二供給ラインの各終端部側において双方に跨がるように配置され、第一供給ライン上の位置において挿入装置の左右一対のガイドレールの周りに袋が装着され、当該袋が装着された状態のガイドレールが第二供給ライン上の位置へ移動し、挿入物フィーダから供給される挿入物が当該袋の中に挿入され、当該袋及びその中に挿入された挿入物が排出されるように構成したことを特徴としている。
尚、左右一対のガイドレールは、離間間隔を拡縮できるように構成され、第一供給ライン上の位置において袋が装着される際には、間隔が狭小となる内側中央寄りに位置し、袋が装着されると、ガイドレールがそれぞれ外側へ移動して間隔が拡がり、間に挿入物を差し込むことができる状態となるように構成されていることが好ましい。
また、袋が挿入装置へ向かって移送される際、裏側面が上向きとなる姿勢に維持され、開口吸着パッドが、移送途中の袋の裏側面上縁部に当接して吸着し、上昇することにより、挿入装置に到達する前に袋が開口するように構成されていることが好ましい。
更に、袋フィーダが、送りベルトと、後方側に上向き傾斜面を有する傾斜支持部と、フラップ吸着パッドと、フラップ咥え爪とを有し、傾斜支持部は、送りベルトの先端の上方において固定され、フラップが上側となり、表側面が傾斜支持部側となる向きで、送りベルト上の傾斜支持部の後方側の位置にセットされた袋の束のうち、先頭の袋のフラップに、フラップ吸着パッドが当接して吸着し、この状態からフラップ吸着パッドがフラップを吸着させた状態のまま、フラップがほぼ水平な状態となるまで前方へ回動し、当該フラップがフラップ咥え爪によって挟持され、当該フラップ咥え爪が挿入装置へ向かって移動することにより、送りベルト上にセットされた袋の束から先頭の袋が抽出され、移送されるように構成されていることをが好ましい。
また、送りベルトの上側が、いずれかのタイミングで前方へ移動し、送りベルト上に載置されている袋が傾斜支持部側へ送られ、送りベルト上の袋が、常に傾斜支持部の後方側の上向き傾斜面に沿った適正な姿勢に維持されるように構成されていることが好ましい。
更に、挿入物フィーダが、供給コンベアと、押し子が固定された挿入コンベアとを有し、挿入コンベアは、供給コンベアの上方であって、後方側の端部が供給コンベアの前方側の端部と上下に部分的に重なる位置に配置され、挿入コンベアに固定されている押し子が、下側を移動する際、供給コンベア上を移送される挿入物に当接して前方へ押し出すことができるように構成され、挿入物が供給コンベアの前方側の端部まで達した際、上方の挿入コンベアの押し子によって挿入物が前方へ押し出され、供給コンベアの前方に位置するガイドレールの間の領域に進入するように構成されていることが好ましい。
本発明の自動封入装置は、非常に薄いプラスチックフィルム製の袋や、製品の挿入が可能な最小限幅の袋を使用する場合であっても、また、比較的厚みのあるものを挿入しようとする場合であっても、封入作業を高速かつ正確に自動連続的に実行することができる。更に、本発明の自動封入装置は、袋及び挿入物の大きさ、形状等の様々なバリエーションに対しても幅広く対応することができ、非常に汎用性が高いという利点を有している。
図1は、本発明に係る自動封入装置1の主要部の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す袋フィーダ2の主要部の斜視図である。 図3は、図1に示す挿入装置4の主要部の斜視図及び断面図である。 図4は、図1に示す挿入物フィーダ6の主要部の斜視図である。 図5は、図1に示す袋フィーダ2の動作態様の説明図である。 図6は、図1に示す袋フィーダ2及び挿入装置4の動作態様の説明図である。 図7は、図1に示す挿入装置4及び挿入物フィーダ6の動作態様の説明図である。
以下、添付図面に沿って本発明「紙葉類の自動封入装置」の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る自動封入装置1の主要部の構成を示すブロック図であり、この自動封入装置1は、図示されているように、袋フィーダ2と、挿入装置4と、挿入物フィーダ6とを有している。
これらのうち、袋フィーダ2は、向きを揃えてセットされた多数の袋(紙製封筒、或いは、プラスチックフィルム封筒等)の束から、袋を一つずつ取り出して、所定の向きで挿入装置4へ(供給方向D1の前方へ)供給するように構成されている。挿入物フィーダ6は、挿入物(袋内に挿入されるべき冊子、或いは、その他の紙葉類等)を一つずつ(或いは一組ずつ)所定の向きで挿入装置4へ(供給方向D2の前方へ)供給するように構成されている。挿入装置4は、袋フィーダ2から一つずつ供給される袋の中に、挿入物フィーダ6から供給される挿入物を一つずつ挿入するように構成されている。
袋フィーダ2から袋が供給される第一供給ライン8と、挿入物フィーダ6から挿入物が供給される第二供給ライン10は、対象物の供給方向D1,D2が180°異なる向きであって、側方(供給方向D1,D2と直交する方向)へ僅かにずれた位置に設定されている。そして、挿入装置4は、これらの供給ライン8,10の各終端部側において双方に跨がるように配置され、挿入済袋(袋の中に挿入物を挿入したもの)を、第二供給ライン10の延長方向へ排出するように動作する。
図2は、袋フィーダ2の主要部の斜視図であり、この袋フィーダ2は、前後一対の送りローラー21A,21B、送りベルト22、傾斜支持部23、傾斜押圧部24、ガイドローラー25、左右一対のフラップ吸着パッド26(26A,26B)、フラップ咥え爪27、及び、開口吸着パッド28を有している。尚、図2において、右下側が図1に示す供給方向D1の前方であり、以下、図2における右下側を「前方」と、また、左上側を「後方」と表現する。
送りローラー21A,21Bは、所定の間隔を置いて平行に配置され、送りベルト22は、これら二つの送りローラー21A,21B間に張設されている。送りローラー21A,21Bはいずれも、必要に応じて所定方向(図2において時計回り方向)へ回転するようになっており、これらの送りローラー21A,21B間に張設されている送りベルト22も、同方向へ回転し、上面側が、前方へ移動し、下面側が後方へ移動するようになっている。
傾斜支持部23は、後方側に上向き傾斜面を有しており、送りベルト22の先端(前方端部)の上方において、送りベルト22の上面とは接触しない状態で固定されている。傾斜押圧部24は、前方側に下向き傾斜面を有しており、送りベルト22の後端(後方端部)側において送りベルト22上に載置されている。
ガイドローラー25は、傾斜支持部23の上端部近傍において水平に配置されている。フラップ吸着パッド26A,26Bは、ガイドローラー25の近傍において、ガイドローラー25の周りを所定角度範囲内で回動可能な状態で配置されている。フラップ咥え爪27は、上下の爪が開閉自在に構成され、ガイドローラー25の近傍位置から挿入装置4(図1参照)まで、第一供給ライン8(図1参照)に沿って水平方向へ往復移動可能なように構成されている。開口吸着パッド28は、吸着面が下向きの姿勢で保持され、ガイドローラー25の上方の位置から挿入装置4(図1参照)まで、第一供給ライン8(図1参照)に沿って水平方向へ往復移動可能なように、また、上下方向へ昇降可能なように構成されている。
この袋フィーダ2には、多数の袋3がセットされる。具体的には、図2に示すように、送りベルト22上における傾斜支持部23と傾斜押圧部24との間の位置に、袋3を向きを揃えて載置する。尚、袋3は、封緘するためのフラップ3aが上側となり、フラップ3aが形成されている袋3の表側面が傾斜支持部23側となり、裏側面(封緘時において折り返されたフラップ3aが接着される面)が傾斜押圧部24側となるように、向きを揃える。
図3は、挿入装置4の主要部の斜視図及び断面図である。図示されているように、挿入装置4は、ベース41、左右一対のガイドレール42(42A,42B)、及び、左右一対の架台43(43A,43B)を有している。各ガイドレール42A,42Bは、断面が「コ」の字状となるように形成された細長い材料(水平な底面、垂直な側面、及び、水平な上面からなる材)によって構成され、長手方向が図1に示す供給方向D1,D2と一致する向きで、かつ、溝がそれぞれ内側を向くように(垂直な側面がそれぞれ外側となるように)、所定間隔を置いて平行に配置されている。尚、図3(1)において、右下側が図1に示す供給方向D1の前方であり、図2に示す袋フィーダ2は、挿入装置4の左上側方向に配置される。
各ガイドレール42A,42Bは、長手方向の一端側(供給方向D1の前方の端部側)のみがそれぞれ架台43A,43Bの上に固定され、他端側(図2に示す袋フィーダ2側)は、下支えの無い状態でベース41の上方に支持された状態となっている。架台43A,43Bは、ベース41上において、ガイドレール42の長手方向と直交する方向へ所定範囲内(図3(2)において実線で示す「外側拡張位置」から、破線で示す「内側縮小位置」までの間)で移動自在なように構成されており、架台43A,43Bの上に固定されているガイドレール42A,42Bの離間間隔を拡縮できるようになっている。
尚、架台43及びガイドレール42が「外側拡張位置」にあるときのガイドレール42A,42B間の離間寸法は、挿入物の横幅寸法に対応しており、ガイドレール42A,42B間に挿入物を進入させると、挿入物の両側縁がガイドレール42A,42Bの各溝内で支持され、挿入物が円滑に案内されるような寸法となっている。
ベース41(及び、ガイドレール42、架台43)は、ガイドレール42の長手方向と直交する方向へ所定範囲内(図3(2)において実線で示す位置から、一点鎖線で示す位置までの間)で移動自在なように構成されている。尚、図3(2)において実線で示す位置は、図1に示す第一供給ライン8上の位置であり、一点鎖線で示す位置は、図1に示す第二供給ライン10上の位置である。
図4は、挿入物フィーダ6の主要部の斜視図である。挿入物フィーダ6は、左右一対の供給コンベア61A,61B、及び、挿入コンベア62を有している。これらのコンベア61A,61B,62はいずれも、前後一対のプーリ63A,63B、プーリ64A,64B、及び、プーリ65A,65Bの間に、図1に示す供給方向D2に沿ってそれぞれ張設されており、各コンベア61A,61B,62の外周側には、それぞれ押し子66が固定されている。尚、図4において、左上側が図1に示す供給方向D2の前方であり、以下、図4における左上側を「前方」と、また、右下側を「後方」と表現する。
供給コンベア61A,61Bは、側方(供給方向D2と直交する方向)へ所定間隔を置いて平行に配置されており、挿入コンベア62は、供給コンベア61A,61Bの中間位置の上方に配置されている。また、挿入コンベア62は、図7に示すように、後方側(図7において右側)の端部が、供給コンベア61A,61Bの前方側(図7において左側)の端部と上下に部分的に重なるような配置構成となっている。また、図3に示すベース41等が第二供給ライン10上(図3(2)において一点鎖線で示す位置)にあるとき、ベース41等は、図7に示すように、挿入コンベア62の下方、かつ、供給コンベア61の前方に位置するような構成となっている。
供給コンベア61A,61Bがそれぞれ張設されるプーリ63A,63B、プーリ64A,64Bは、図4において反時計回り方向へ回転し、供給コンベア61A,61Bは、上側が前方へ移動するように構成されている。挿入コンベア62が張設されるプーリ65A,65Bは、図4において時計回り方向へ回転し、挿入コンベア62は、下側が前方へ移動するように構成されている。
ここで、本実施形態に係る自動封入装置1の動作態様について説明する。まず、動作態様の概要について説明する。自動封入装置1を稼働させると、セットされた袋の束から先頭の袋が抽出され、フラップ咥え爪により、図1に示す供給方向D1に沿って挿入装置4へ移送される(1.袋の抽出及び移送)。袋は、開口吸着パッドにより移送途中で開口され、間隔が狭められた状態のガイドレールに対して装着される(2.袋の装着)。袋がガイドレールに装着されると、ガイドレールの間隔が拡がり、挿入装置4のベース、ガイドレール等が、図1に示す第一供給ライン8から第二供給ライン10に移動する(3.ガイドレールの拡張とベースの移動)。
第二供給ライン10に移動したガイドレールには、挿入物フィーダ6の供給コンベアにより、挿入物が、図1に示す供給方向D2に沿って移送、供給される。ガイドレールに供給された挿入物は、挿入コンベアによって更に供給方向D2へ押され、ガイドレールの間から袋内に挿入される。袋及び袋内に挿入された挿入物(挿入済袋)は、挿入コンベアにより、そこから更に供給方向D2の延長方向へ押し出され、ガイドレールから外れ、排出コンベアによって排出される(4.挿入物の挿入と挿入済袋の排出)。尚、袋を移送したフラップ咥え爪及び開口吸着パッド、並びに、ベース及びガイドレール等は、所定のタイミングで移動前の位置へ戻る(5.復帰)。
続いて、動作態様の詳細について説明する。
1.袋の抽出及び移送
図5(1)に示すように、フラップ吸着パッド26が、ガイドローラー25の前方側(図1に示す供給方向D1の前方側)の位置から上方へ回動し、吸着面が先頭の袋3のフラップ3aに当接して吸着する。この状態からフラップ吸着パッド26が、フラップ3aを吸着させた状態のまま反転し、図5(2)に示すように、ガイドローラー25の前方側においてフラップ3aがほぼ水平な状態となるまで回動する。
次に、フラップ咥え爪27が、二つのフラップ吸着パッド26(26A,26B)の中間位置(図2参照)まで移動し、拡開状態の上下の爪の間にフラップ3aが進入した時点で上下の爪が閉じられ、図5(3)に示すように、フラップ3aがフラップ咥え爪27によって挟持される。フラップ3aが挟持されると、フラップ吸着パッド26によるフラップ3aの吸着は解除される。そして、フラップ咥え爪27は、図5(4)に示すように、フラップ3aを挟持した状態で前方(図5において右側)へ移動し、袋3の本体が、ガイドローラー25の回転によって円滑に繰り出されていき、送りベルト22(図2参照)上の束から抽出され、図1に示す供給方向D1に沿って挿入装置4へ移送される。
尚、フラップ3aがフラップ咥え爪27によって挟持された袋3は、挿入装置4へ向かって移送される間、図6に示すように、裏側面(封緘時において折り返されたフラップ3aが接着される面)が上向きとなる姿勢で、図示しないガイドによってほぼ水平な状態に維持される。
送りベルト22上にセットされた袋3の束から、フラップ吸着パッド26によって先頭の袋3が抽出されると、図2に示す送りローラー21A,21B、及び、送りベルト22が僅かに回転し、送りベルト22の上側が前方へ僅かに移動する。そうすると、送りベルト22上に載置されている袋3、及び、傾斜押圧部24が前方へ(傾斜支持部23に向かって)送られ、傾斜支持部23と傾斜押圧部24の間に挟持されている袋3のすべてが、傾斜支持部23の後方側の上向き傾斜面に沿った適正な姿勢に維持される。
このような送りベルト22による送り動作を行わない場合、袋3の抽出が繰り返されていくうちに、先頭の袋3の下縁の位置が、傾斜支持部23の下端から次第に離れていき、先頭の袋3のフラップ3aの高さ位置がその分だけ低くなって、フラップ吸着パッド26によって先頭の袋3のフラップ3aを吸着できなくなってしまう可能性があるが、本実施形態においては、送りベルト22上のすべての袋3が常に前方へ送られ、袋3の抽出が繰り返されていっても、常に先頭の袋3が傾斜支持部23の上向き傾斜面に沿った適正な姿勢に維持される。その結果、束の一番後方の袋3まで、フラップ吸着パッド26によって確実に抽出することができる。
尚、本実施形態においては、送りベルト22による袋3の送り動作は、袋3の抽出が実行される度に実行される(抽出が1回実行される毎に、送り動作が1回実行される)ように設定されているが、袋3の抽出が複数回(例えば3回)実行される毎に、送り動作が1回実行されるように構成してもよく、また、袋3の抽出の進行度とは無関係に、連続的に実行されるようにしてもよい。
2.袋の装着
図6(1)に示すように、袋3がフラップ咥え爪27によって移送される際、開口吸着パッド28が、フラップ咥え爪27に伴走するように、袋3の上方を同方向へ移動する。そして、開口吸着パッド28は、袋3の移送途中に袋3へ向かって下降し、図6(2)に示すように、袋3の裏側面上縁部3b(封緘時において折り返されたフラップ3aが接着される部分)の中央に当接して吸着する。この状態から、開口吸着パッド28は、図6(3)に示すように、裏側面上縁部3bを吸着させたまま上昇し、これにより袋3は、挿入装置4に到達する前に開口する。
そして、フラップ咥え爪27、及び、開口吸着パッド28は、そのまま挿入装置4の二つのガイドレール42の間の領域(図3参照)を進行していき、これにより、図6(4)に示すように、開口した袋3の中に二つのガイドレール42を進入させて、ガイドレール42周りに袋3を装着する。
尚このとき、二つのガイドレール42(42A,42B)は、図3(2)において破線で示す「内側縮小位置」(間隔が狭小となる内側中央寄りの位置)にある。開口吸着パッド28によって裏側面上縁部3bが上昇した際、袋3は、開口吸着パッド28が吸着した中央部が最も大きく開口し、両側縁に近い位置ではそれほど大きく開口していないため、ガイドレール42を、袋3の両側縁に近い位置から袋3内に進入させようとしても、うまく進入させることができない可能性があるが、本実施形態においては、袋3内に進入するとき、ガイドレール42が「内側縮小位置」にあり、袋3が大きく開口する中央部に近い位置で袋3内に進入させることができるので、ガイドレール42に対する袋3の装着を、確実に、円滑に実行させることができる。
袋3が、ガイドレール42に装着されると、フラップ咥え爪27は、上下の爪を開いてフラップ3aの挟持状態を解除し、開口吸着パッド28は、裏側面上縁部3bに対する吸着を解除する。そして、フラップ咥え爪27と開口吸着パッド28は、図6(5)に示すように、ベース41の側方への移動(第一供給ライン8から第二供給ライン10への移動、図1及び図3(2)参照)に干渉しない位置へ退避する。
3.ガイドレールの拡張とベースの移動
次に、ガイドレール42が固定されている架台43が、それぞれ外側(図3(2)において実線で示す「外側拡張位置」)へ移動し、ガイドレール42の間隔が拡がり、間に挿入物を差し込むことができる状態となる。そして、このようなガイドレール42の拡張動作後に、ベース41が、側方へ、即ち、第一供給ライン8上の位置から第二供給ライン10上の位置へ(図3(2)において実線で示す位置から一点鎖線で示す位置へ)移動する。尚、ベース41の側方への移動は、ガイドレール42の間隔を拡張する動作の前に行われるようにしてもよく、また、同時に行われるようにしてもよい。
4.挿入物の挿入と挿入済袋の排出
袋フィーダ2から挿入装置4へ移送された袋3がガイドレール42に装着され、ベース41等が第二供給ライン10上の位置へ移動するのと並行して、挿入物フィーダ6によって挿入物が図1に示す供給方向D2の前方へ、即ち、挿入装置4に向かって移送される。具体的には、図7(1)に示すように、挿入物7は、供給コンベア61の後方側(図7において右側)の上に供給される。供給コンベア61は、上側が前方(図1に示す供給方向D2の前方、図7において左側)へ移動するように回転しているため、供給コンベア61上に供給された挿入物7は、同方向へ移送されることになる。
第二供給ライン10上へのベース41の移動が完了すると、ベース41、ガイドレール42等は、供給コンベア61の前方に位置することになり、供給コンベア61上に供給された挿入物7は、ガイドレール42等へ向かって移送される。
上述したように、挿入コンベア62は、後方側の端部が、供給コンベア61の前方側の端部と上下に部分的に重なるような配置構成となっているほか、下側が前方へ移動するように構成されており、また、挿入コンベア62に固定されている押し子66は、下側を移動する際、供給コンベア61上を移送される挿入物7に当接して前方へ押し出すことができるような構成となっている。従って、図7(2)に示すように、供給コンベア61によって、挿入物7が供給コンベア61の前方側の端部まで達すると、今度はその上方の挿入コンベア62(押し子66)によって挿入物7が前方へ押し出されることになり、図7(3)に示すように、供給コンベア61の前方に位置するガイドレール42の間の領域に進入する。
このとき挿入物7は、両側縁が二つのガイドレール42の各溝によって案内されながら進行し、図7(4)に示すように、ガイドレール42の前方側に装着されている袋3内に挿入される。そして、袋3内に挿入された挿入物7、及び、袋3(挿入済袋)は、挿入コンベア62によって更に前方へ押し出され、図7(5)に示すように、ガイドレール42の前方に配置されている排出コンベア67上に移送され、排出コンベア67によって排出される。
5.復帰
送りベルト22から挿入装置4まで袋3を移送したフラップ咥え爪27及び開口吸着パッド28は、ベース41等が第二供給ライン10へ移動した後に元の位置(送りベルト22近傍の位置)へ戻り、次の袋3を移送する。また、ベース41及びガイドレール42等は、挿入済袋がガイドレール42から外れて排出された後に第一供給ライン8上の位置へ戻り、架台43及びガイドレール42は、「外側拡張位置」から「内側縮小位置」へ移動する。そして、次の袋3がガイドレール42に装着される。
本実施形態の自動封入装置1は、以上に説明したような一連の動作を反復することにより、袋3内への挿入物7の挿入作業を、高速かつ正確に、自動連続的に実行することができる。
尚、本実施形態においては、挿入装置4のガイドレール42として、断面が「コ」の字状となるように形成された細長い材料(水平な底面、垂直な側面、及び、水平な上面からなる材)が用いられているが、底面、及び、側面とからなる、断面が「L」字状の材料を用いて構成してもよい。
また、本実施形態においては、袋フィーダ2から袋が供給される第一供給ライン8と、挿入物フィーダ6から挿入物が供給される第二供給ライン10が、対象物の供給方向D1,D2が180°異なる向きであって、側方(供給方向D1,D2と直交する方向)へ僅かにずれた位置に設定されているが、必ずしもこの形態には限定されず、第一供給ライン8と第二供給ライン10とが、上下方向へずれた位置に設定され、ベース41等が昇降することによって、第一供給ライン8上の位置から第二供給ライン10上の位置へ(及び、その反対に)移動するように構成してもよく、また、対象物の供給方向D1と供給方向D2の向きが、平行、或いは、1〜179°異なる向きとなるように構成し、ベース41等が、回転するとともに、第一供給ライン8上の位置から第二供給ライン10上の位置へ(及び、その反対に)移動するように構成してもよい。
1:自動封入装置、
2:袋フィーダ、
3:袋、
3a:フラップ、
3b:裏側面上縁部、
4:挿入装置、
6:挿入物フィーダ、
7:挿入物、
8:第一供給ライン、
10:第二供給ライン、
21A,21B:送りローラー、
22:送りベルト、
23:傾斜支持部、
24:傾斜押圧部、
25:ガイドローラー、
26,26A,26B:フラップ吸着パッド、
27:フラップ咥え爪、
28:開口吸着パッド、
41:ベース、
42,42A,42B:ガイドレール、
43,43A,43B:架台、
61,61A,61B:供給コンベア、
62:挿入コンベア、
63A,63B:プーリ、
64A,64B:プーリ、
65A,65B:プーリ、
66:押し子、
67:排出コンベア、
D1:袋の供給方向、
D2:挿入物の供給方向

Claims (6)

  1. 袋フィーダと、挿入装置と、挿入物フィーダとを有し、
    袋フィーダは、多数の袋の束から袋を一つずつ取り出して挿入装置へ供給するように構成され、
    挿入物フィーダは、挿入物を一つずつ挿入装置へ供給するように構成され、
    挿入装置は、袋フィーダから袋が供給される第一供給ラインと、挿入物フィーダから挿入物が供給される第二供給ラインの各終端部側において双方に跨がるように配置され、
    第一供給ライン上の位置において挿入装置の左右一対のガイドレールの周りに袋が装着され、当該袋が装着された状態のガイドレールが第二供給ライン上の位置へ移動し、挿入物フィーダから供給される挿入物が当該袋の中に挿入され、当該袋及びその中に挿入された挿入物が排出されるように構成したことを特徴とする自動封入装置。
  2. 左右一対のガイドレールは、離間間隔を拡縮できるように構成され、第一供給ライン上の位置において袋が装着される際には、間隔が狭小となる内側中央寄りに位置し、袋が装着されると、ガイドレールがそれぞれ外側へ移動して間隔が拡がり、間に挿入物を差し込むことができる状態となるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動封入装置。
  3. 袋が挿入装置へ向かって移送される際、裏側面が上向きとなる姿勢に維持され、開口吸着パッドが、移送途中の袋の裏側面上縁部に当接して吸着し、上昇することにより、挿入装置に到達する前に袋が開口するように構成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の自動封入装置。
  4. 袋フィーダが、送りベルトと、後方側に上向き傾斜面を有する傾斜支持部と、フラップ吸着パッドと、フラップ咥え爪とを有し、
    傾斜支持部は、送りベルトの先端の上方において固定され、
    フラップが上側となり、表側面が傾斜支持部側となる向きで、送りベルト上の傾斜支持部の後方側の位置にセットされた袋の束のうち、先頭の袋のフラップに、フラップ吸着パッドが当接して吸着し、この状態からフラップ吸着パッドがフラップを吸着させた状態のまま、フラップがほぼ水平な状態となるまで前方へ回動し、当該フラップがフラップ咥え爪によって挟持され、当該フラップ咥え爪が挿入装置へ向かって移動することにより、送りベルト上にセットされた袋の束から先頭の袋が抽出され、移送されるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の自動封入装置。
  5. 送りベルトの上側が、いずれかのタイミングで前方へ移動し、送りベルト上に載置されている袋が傾斜支持部側へ送られ、送りベルト上の袋が、常に傾斜支持部の後方側の上向き傾斜面に沿った適正な姿勢に維持されるように構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の自動封入装置。
  6. 挿入物フィーダが、供給コンベアと、押し子が固定された挿入コンベアとを有し、
    挿入コンベアは、供給コンベアの上方であって、後方側の端部が供給コンベアの前方側の端部と上下に部分的に重なる位置に配置され、
    挿入コンベアに固定されている押し子が、下側を移動する際、供給コンベア上を移送される挿入物に当接して前方へ押し出すことができるように構成され、
    挿入物が供給コンベアの前方側の端部まで達した際、上方の挿入コンベアの押し子によって挿入物が前方へ押し出され、供給コンベアの前方に位置するガイドレールの間の領域に進入するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の自動封入装置。
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