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JP5560004B2 - 作業工具 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動機構を収容する収容空間の内部圧力を調整することが可能とされたハンマ、ハンマ等の作業工具に関する。
例えば、電動ハンマのハウジング内には、工具ビットに長軸方向の打撃動作及び周方向の回転動作を行わせるべく、モータによって駆動される駆動機構が収容されている。駆動機構を収容する収容空間内には駆動機構を潤滑するための潤滑剤(グリース)が充填され、そして収容空間は充填された潤滑剤が外側に漏出しないように密閉構造とされている。電動ハンマの場合、その駆動時において、駆動機構の動作に伴う発熱によってハウジング内の空気が膨張して圧力が高くなると、駆動機構による打撃不良が発生し、あるいは潤滑剤がハウジングから外へ漏出する可能性がある。
このような不具合を解消するべく、収容空間の圧力を調整できるようにした電動ハンマが特開2008−36754号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1に記載の電動ハンマでは、フィルター室、フィルター室をハウジングの収容空間に連通する内部通路、及びフィルター室を外部に連通する外部通路によって圧力調整用経路を構成するとともに、フィルター室には、当該フィルター室に開口される外部通路の開口周縁部から離間した状態でフィルターを配置し、これにより収容空間内の潤滑剤が外部に流出するのを抑えている。
特許文献1に開示された発明によれば、収容空間の内部圧力を調整しつつ当該収容空間内の潤滑剤の漏出を防止する技術が構成されるが、潤滑剤の漏出防止技術につき、更なる改良の余地がある。
特開2008−36754号公報
本発明は、作業工具において、駆動機構を収容する収容空間の内部圧力を調整しつつ潤滑剤漏出防止効果のより一層の向上を図る技術を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る作業工具の好ましい形態は、先端工具を駆動する駆動機構と、駆動機構を収容するとともに、駆動機構を潤滑する潤滑剤が封入された密閉状の駆動機構の収容空間と、収容空間の内部を外部に連通して当該収容空間の圧力を調整する経路とを有する。なお、本発明における「作業工具」としては、典型的には、工具ビットに長軸方向の打撃動作、周方向の回転動作あるいは打撃動作と回転動作とを行わせることで、加工材(例えば、コンクリート)にハンマ作業あるいはドリル作業を行う電動ハンマ、ハンマドリル等の衝撃式作業工具がこれに該当するが、このほか、被加工材の切断作業に用いられる切断作業工具、研削や研磨作業に用いられる研削・研磨作業工具、あるいはねじ締め作業に用いられる締付作業工具等、各種作業工具を広く包含する。また「潤滑剤」としては、典型的には、グリースが用いられる。また本発明における「外部」とは、作業工具における収容空間以外の内部空間あるいは作業工具の外部空間(大気)のいずれも包含する。
本発明によれば、経路途上には、所定の容積を有するフィルター室と、フィルター室を収容空間の内部に連通する内部通路と、フィルター室を外部に連通する外部通路が設けられる。そしてフィルター室には、当該フィルター室に流入した潤滑剤を吸着するフィルターが配置されている。なお、本発明における「フィルター」としては、典型的には、フェルト、スポンジ、あるいは布等を好適に用いることができるが、これらに限らず潤滑剤を吸着して捕捉することが可能なものであれば材質を問わない。
特に本発明では、フィルターは、フィルター室に開口される外部通路の開口周縁部から離間した状態で配置され、これによりフィルター室の開口周縁部側には空間が形成されており、そして当該空間にはフィルターを通って外部通路へと流出する空気の流れを絞る絞り部材が設けられた構成としている。
本発明によれば、作業工具による加工作業時において、収容空間の内部圧力が異常に上昇したとき、当該収容空間内の空気が経路を経て収容空間の外部へと流れ、これによって収容空間の内部圧力が調整される。すなわち、収容空間内の圧力逃がしが行われる。このため、作業工具が、例えば電動ハンマあるいはハンマドリルのような衝撃式作業工具の場合であれば、収容空間内の圧力が上昇することに起因する駆動機構による打撃不良を未然に防止できる。
本発明によれば、収容空間内の潤滑剤が空気と共に経路を経て外部へと流出しようとする際、フィルターによる吸着作用によって潤滑剤を捕捉し、外部への流出を防止することができる。しかしながら、フィルターを通過する空気の流速によっては潤滑剤がフィルターに吸着されずに通過する可能性がある。そこで、本発明では、フィルター室の外部通路側に空間を形成するとともに、当該空間にフィルター内部を通って外部通路へと流出する空気の流れを絞る絞り部材を設けている。絞り部材は、外部通路の開口周縁部に対して離間して配置され、これにより空間には、フィルターを通って当該空間に流出する空気の流れを絞る絞り流路と前記開口周縁部を連通するとともに経路の一部を構成する空き空間が形成されている。これによりフィルターの内部を通る空気の流速を低下させる構成としている。すなわち、本発明は収容空間の内部の空気が外部へと流出する際のフィルターの下流側に空気の流出絞りを設定したものであり、これにより、フィルターによる潤滑剤の吸着作用を高めることが可能となり、潤滑剤の外部通路への流出が抑えられる。すなわち、本発明によれば、収容空間の内部圧力を調整しつつ収容空間の内部から外部への潤滑剤の漏出防止を効果的に行うことができる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、絞り部材は、フィルターに重なるように配置されてフィルターと空間との間の流路を絞るシート状部材によって構成されている。シート状部材としては、通気性を有しない部材であれば、材質の如何を問わず用いることが可能であり、流路を絞る形態としては、例えばシート状部材に複数の孔あるいはスリット等の開口を用いることが可能であり、開口の大きさや数を増減する等によって空気流れの絞り量を適宜調整できる。
本発明に係る作業工具の更なる形態によれば、絞り部材としてシート状部材を用いる場合において、シート状部材は、円形の弾性材によって構成されている。そして、弾性材の外周と当該外周を囲む周壁とによってフィルターと空間とを連通する絞り通路が形成された構成とされる。通常であれば、フィルター内部を流れる空気は、外部通路に向って直進する。しかるに本発明によれば、弾性材の外径側に絞り通路を設けたことにより、弾性材はフィルター内部を外部通路に向って直進しようとする空気の流れを堰き止める妨害部材として機能する。このため、弾性材によって直進を妨げられた空気は、フィルターの中央部から絞り通路のある外径側へと流れることとなり、これによりフィルター内を流れる空気の流通距離を長くできる。このため、フィルターによる潤滑剤の捕捉領域(接触領域)が拡がることになり、フィルター全体を潤滑剤の吸着領域として有効に活用することができる。
本発明によれば、作業工具において、駆動機構を収容する収容空間の内部圧力を調整しつつ潤滑剤漏出防止効果のより一層の向上を図る技術が提供されることとなった。
本発明の実施形態に係る電動ハンマの全体構成を示す部分断面図である。 図1の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の主要部を更に拡大して示す断面図である。 キャップ部材を分解して示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、作業工具の一例として電動式ハンマを用いて説明する。図1に示すように、本実施の形態に係るハンマ101は、概括的に見て、ハンマ101の外郭を形成する本体部103、当該本体部103の先端領域(図示左側)にツールホルダ(便宜上図示を省略する)を介して着脱自在に取付けられたハンマビット119、本体部103の後端側(ハンマビット119の反対側)に連接された作業者が握るハンドグリップ109を主体として構成されている。ハンマビット119は、ツールホルダに対し軸方向に相対移動可能に装着される。ハンマビット119は、本発明における「先端工具」に対応する。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113及び打撃要素115を収容したギアハウジング107とを主体として構成されている。駆動モータ111は、回転軸線が本体部103の長軸方向(ハンマビット119の長軸方向)と概ね直交する縦方向(図1において上下方向)となるように配置される。
図2に示すように、駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。運動変換機構113及び打撃要素115は、本発明における「駆動機構」に対応する。なお、ギアハウジング107の内部空間107aは、接合面がシールされた隙間のない密閉空間として形成されており、当該内部空間107aには運動変換機構113の摺動部位を潤滑するための潤滑剤(グリース)が封入されている。ギアハウジング107の内部空間107aは、本発明における「収容空間」に対応する。
運動変換機構113は、駆動モータ111により複数のギアを介して減速して回転駆動されるクランク軸121、当該クランク軸121の回転中心からシフトした位置で偏心ピン123を介して連接されるクランクアーム125、及びクランクアーム125によって直線往復動される駆動子としてのピストン127等からなるクランク機構によって構成される。ピストン127は、シリンダ141内に摺動自在に配置されており、駆動モータ111が通電駆動されることに伴い当該シリンダ141に沿って直線動作を行う。
打撃要素115は、シリンダ141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダに摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の運動エネルギをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト(便宜上図示を省略する)とを主体として構成される。ストライカ143は、ピストン127の摺動動作に伴うシリンダ141の空気室141aの空気バネを介して駆動され、ツールホルダに摺動自在に配置されたインパクトボルトに衝突(打撃)し、当該インパクトボルトを介してハンマビット119に打撃力を伝達する。
図1に示すように、ハンドグリップ109はハンマビット119の長軸方向と交差する上下方向に延在されるとともに、延在方向の上下端部には前方に向って突出する連接部が形成されており、当該上下の連接部が本体部103の後部に連接されている。これにより、ハンドグリップ109は、本体部103に対し上下2箇所で連接された側面視で略D形に形成されている。ハンドグリップ109の上部領域には、作業者によってスライド操作される操作部材133が配置されており、当該操作部材133がスライド操作されることによって駆動モータ111を通電駆動する電源スイッチ(便宜上図示を省略する)がオン位置とオフ位置間で動作されるように構成されている。
上記のように構成されるハンマ101は、作業者が本体部103に前方への押圧力を加えてハンマビット119を被加工材に押し付けた状態で駆動モータ111を通電駆動すると、クランク機構を主体として構成される運動変換機構113を介してピストン127がシリンダ141に沿って直線状に摺動動作する。ピストン127が摺動動作すると、シリンダ141の空気室141aの空気バネの作用により、ストライカ143がシリンダ141内を前方へと移動し、インパクトボルトに衝突することで、その運動エネルギをハンマビット119に伝達する。かくして、ハンマビット119が被加工材(コンクリート)にハンマ作業を遂行する。
ところで、ハンマ101によるハンマ作業時において、運動変換機構113及び打撃要素115の駆動によりギアハウジング107の内部空間107aが発熱し、それに伴い密閉構造の内部空間107aの空気が膨張して圧力が高くなると、内部空間107aと連通するストライカ143とインパクトボルト間の空間も同様に高くなる。その結果、ピストン127の摺動動作によりシリンダ141の空気室141a内の空気バネの作用を介してストライカ143が直線動作される際、ストライカ143とインパクトボルト間の空間と、空気室141aとの圧力バランスが崩れて当該ストライカ143が正常に直線動作しない状態、すなわち打撃不良を起こす可能性がある。また、ギアハウジング107の内部空間107aの圧力が高くなると、当該内部空間107a内の潤滑剤がシール面からギアハウジング107の外部へ漏出する可能性がある。そこで、かかる不具合を解消するべく、ギアハウジング107には、内部空間107aの内部圧力が上昇したとき、当該内部空間107aの空気を内部空間107aの外部へ流出させることによって内部圧力を調整(下げる)する圧力調整通路151が設けられている。圧力調整通路151は、本発明における「経路」に対応する。
図3及び図4にはギアハウジング107の内部圧力を調整する圧力調整通路151の構成が拡大図として示される。圧力調整通路151は、ギアハウジング107の内部空間107aの内部を外部に連通するように設けられる。ギアハウジング107の上面側、すなわち、使用者がハンマビット119の長軸線が概ね水平となるようにハンマ101のハンドグリップ109を手で把持した状態で上面側となる位置には、ギアハウジング107の内部空間107aに潤滑剤を充填する開口部としての充填口が設けられており、本実施の形態では、この充填口に装着されるキャップ部材153を利用して圧力調整通路151を設けている。
キャップ部材153は、充填口を塞ぐためのクランクキャップ155、フィルター収容空間154内に収容される潤滑剤吸着用のフィルター157、及びクランクキャップ155に被せるフィルターキャップ159を主体として構成されている。フィルター収容空間154は、上方が開口された断面円形の略鉢形状のクランクキャップ155と、このクランクキャップ155の開口部に上方から嵌め込むように取付けられる下方が開口された略円形筒状のフィルターキャップ159とによって形成されている。すなわち、フィルター収容空間154は、クランクキャップ155の底壁155a、周壁155b、及びフィルターキャップ159の周壁159a、上壁159bによって囲まれた断面円形の空間であり、本発明における「フィルター室」に対応する。
クランクキャップ155は、周壁155bの外側に更に外筒部155dを有するとともに、当該外筒部155dが充填口の内周面に上方から着脱自在に嵌入固定され、当該嵌入状態では、Oリング156によって充填口とクランクキャップ155との嵌合面に関する隙間がシールされている。またクランクキャップ155の嵌入方向の先端側壁面である底壁155aの略中央部には、フィルター収容空間154をギアハウジング107の内部空間107aに連通する呼吸孔155cが貫通状に設けられている。クランクキャップ155の呼吸孔155cは、本発明における「内部通路」に対応する。
フィルターキャップ159は、クランクキャップ155の開口に上方から嵌入することによって当該クランクキャップ155に装着される。フィルターキャップ159の嵌入方向の後部側壁面である上壁159bの略中央部には、フィルター収容空間154をギアハウジング107の外部に連通する呼吸孔159cが貫通状に設けられている。フィルターキャップ159の呼吸孔159cは、本発明における「外部通路」に対応する。フィルターキャップ159の周壁159aの外周面には、周方向の環状溝159dが形成され、この環状溝159dにOリング158が配置されている。Oリング158は、フィルターキャップ159をクランクキャップ155内に嵌入する際、弾性変形することでフィルターキャップ159とクランクキャップ155との嵌合面に関する隙間をシールするとともに、クランクキャップ155の周壁155bの内周面と摩擦接触することでフィルターキャップ159を嵌入された状態(位置)に保持する。
フィルター収容空間154に収容された交換可能なフィルター157は、フェルトによって形成されており、呼吸孔155cを経てフィルター収容空間154へと流入した潤滑剤を吸着して捕捉する。フィルター157は、フィルター収容空間154の内径と概ね同一の外径を有し、クランクキャップ155の開口部に上方から挿入されて底壁155aに当接した状態でフィルター収容空間154内の下部領域に収容されている。これによりフィルター収容空間154の上部領域、すなわちフィルター157の上面とフィルターキャップ159の上壁159bの内面(下面)との間には、空き空間としての上方空間161が形成されている。この上方空間161は、本発明における「空間」に対応する。
上方空間161には、柔軟性を有する円形のゴムシート163がフィルター157の上面に重なるように配置されている。フィルターキャップ159の周壁159aは、ゴムシート163が配置される領域及びフィルターキャップ159が嵌入される領域の内径が、フィルター157が収容される領域の内径よりも大径に形成されている。そして、ゴムシート163の外径は、当該ゴムシート163の外周を囲む周壁155bの内径よりも小径に形成されている。これによりクランクキャップ155の周壁155bの内周面とゴムシート163の外周面との間には、フィルター157と上方空間161とを連通するリング状の絞り通路165が形成される。すなわち、ゴムシート163は、フィルター157から上方空間161へと流出する空気の流路の断面積を絞る部材として備えられる。絞り通路165は、本発明における「絞り流路」に対応し、ゴムシート163は、本発明における「絞り部材」、「シート状部材」及び「弾性材」に対応する。
フィルター157の上面に配置されたゴムシート163は、フィルターキャップ159がクランクキャップ155の開口に上方から嵌入されたとき、当該フィルターキャップ159の周壁159aの下端面によって外径側上面が押圧される。かくして、フィルター157及びゴムシート163は、クランクキャップ155の底壁155aとフィルターキャップ159の周壁159aの下端面とにより上下方向から挟持された状態で保持され、無用な動きが抑えられている。なお、ゴムシート163の外径側上面を押圧するフィルターキャップ159の周壁159aの下端面、又はゴムシート163の上面には、フィルター157から絞り通路165へと流れた空気を上方空間161へと導く通路が必要に応じて形成されている。
また、フィルターキャップ159の上壁159bの内面側において、呼吸孔159cの開口周辺部には、フィルター収容空間154内に向って所定長さで突出する円形断面のテーパー状の延長部159eが形成されている。延長部159eは、潤滑剤の方向転換領域を構成する。
上記のように、本実施の形態においては、ギアハウジング107に圧力調整通路151を設け、ギアハウジング107の内部空間107aを外部、すなわちギアハウジング107と当該ギアハウジング107を覆っているアウターカバー108間の空間部108aに連通する構成としている(図2及び図3参照)。空間部108aは、本発明における「外部」に対応する。このため、ハンマ101によるハンマ作業時において、運動変換機構113、及び打撃要素115の駆動による発熱に伴い密閉構造の内部空間107aの空気が膨張して内部圧力が上昇した場合、当該内部空間107a内の空気が圧力調整通路151を経てギアハウジング107の外部の空間部108aへと流出する。すなわち、ギアハウジング107の内部空間107aの圧力逃がしが行われる。これにより、ギアハウジング107の内部圧力は、その上昇が抑えられるように調整されることになり、ギアハウジング107内の圧力が高圧化することに起因する打撃不良を防止できる。なお、図3には圧力調整のための空気の流れが矢印で示される。
本実施の形態における圧力調整通路151は、フィルター収容空間154と、当該フィルター収容空間154をギアハウジング107の内部空間107aに連通する内部側の呼吸孔155cと、フィルター収容空間154をギアハウジング107の外部の空間部108aに連通する外部側の呼吸孔159cとを有している。そしてフィルター収容空間154には、当該フィルター収容空間154に流入した潤滑剤を吸着するフィルター157を収容する構成としている。したがって、上記の圧力逃がし作用に伴いギアハウジング107の内部空間107aの潤滑剤が内部側の呼吸孔155cからフィルター収容空間154に流入した場合、これをフィルター157により吸着して捕捉することにより、潤滑剤が空間部108aへ漏出することを防止することができる。
本実施の形態によれば、フィルター157の上面にゴムシート163を重ね、当該ゴムシート163の外周と周壁155bの内周との間にリング状の絞り通路165を形成したことにより、フィルター157を通って上方空間161側へと流出する空気の流れが絞られる。このため、絞り通路165の上流側であるフィルター157の内部を通る空気の流速が低下し、その結果としてフィルター157が潤滑剤を吸着し易くなり、潤滑剤の空間部108aへの流出が抑えられる。
また、ゴムシート163は、内部側の呼吸孔155cからフィルター157内へと流入し、外部側の呼吸孔159cに向って直進しようとする空気の流れを遮る直進妨害部材としても機能する。このため、内部側の呼吸孔155cからフィルター157の中央部へと流れた空気は、中央部から外径方向へと流れた後、ゴムシート163の外径側の絞り通路165へと流れることとなり、ゴムシート163を有しない場合に比べてフィルター157内を流れる空気の流通距離を長くできる。このため、フィルター157による潤滑剤の捕捉領域(接触領域)が拡がることになり、フィルター157の潤滑剤の吸着性能が高められる。
このように、本実施の形態によれば、内部空間107aの内部圧力を調整しつつ潤滑剤の内部空間107aから空間部108aへの漏出防止を効果的に行うことができる。
ところで、ハンマ101では、ハンマ作業時に本体部103に発生する振動を抑制する手段として、運動変換機構113の駆動(ピストン127の往復動作)に伴い変動するギアハウジング107内の圧力をウェイトの加振力として利用する強制加振式の動吸振器を本体部103に搭載する場合がある。強制加振式の動吸振器については、従来公知の技術ゆえ、詳細な説明を省略する。本実施の形態に係る圧力調整通路151によれば、上述したように、フィルター157の下流側に絞りを設けたことにより、絞りを有しない構成に比べて内部空間107aの密封性が高くなり、内部圧力が必要以上に低下しない。このため、当該内部空間107aの圧力を、動吸振器のウェイト加振力として有効に活用することが可能である。
なお、本実施の形態では、クランクキャップ155の周壁155bにつき、ゴムシート163が配置される領域の内径をフィルター157が配置される領域の内径よりも大径に形成した上で、ゴムシート163の外径を周壁155bの内径よりも小径に形成することにより、ゴムシート163と周壁155b間にリング状の絞り通路165を設定したが、ゴムシート163が配置される領域の内径とフィルター157が配置される領域の内径を同一径に形成した上で、ゴムシート163の外径をフィルター157の外径よりも小径に形成することにより、ゴムシート163と周壁155b間にリング状の絞り通路165を設定してもよい。
また、リング状の絞り通路165に変えて、例えばゴムシート163に複数の小孔あるいはスリット等の開口を形成することによって絞り通路を構成することも可能である。また、ゴムシート163は、樹脂シートあるいは金属シートに変更しても構わない。
次に本発明に係る他の実施形態につき、図5を参照しつつ説明する。この実施形態は、圧力調整通路151の構成部材のうちの絞り部材につき、前述した実施形態におけるゴムシート163に変えて第2フィルター167を利用したものであり、この点以外の構成については、前述した実施の形態と同様である。従って、前述した実施形態と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略あるいは簡略する。
第2フィルター167は、図示のようにフィルター157の上方に形成される上方空間161内に配置されている。第2フィルター167は、フェルトによって形成されており、フィルター157から離間した状態で外部側の呼吸孔159cの開口周縁部に被さるように取付けられ(固定され)ている。なお、フィルター157は外径側上面をフィルターキャップ159の周壁159aの下端面で押圧されている。
上記のように構成された本実施の形態によれば、ギアハウジング107の内部空間107aの空気が膨張して内部圧力が上昇した場合、内部空間107a内の空気が内部側の呼吸孔155cからフィルター157の内部を経て上方空間161へと流出した後、第2フィルター167の内部を通り外部側の呼吸孔159cから空間部108aへと流出する。これにより内部空間107a内の圧力が調整されて打撃不良等を防止できる。なお、図5には圧力調整のための空気の流れが矢印で示される。
内部空間107a内の空気が空間部108aに流出することに伴い当該内部空間107aの潤滑剤が空気と共に内部側の呼吸孔155cからフィルター収容空間154へと流入した場合、当該潤滑剤をフィルター157により吸着して捕捉することにより、潤滑剤が空間部108aへ漏出することを防止することができる。
本実施の形態では、外部側の呼吸孔159cの開口に第2フィルター167を被せるように配置し、これにより呼吸孔159cを通って空間部108aへと流出する空気流れを絞る構成としている。その結果としてフィルター157の内部を流れる空気の流速が低下することになり、前述した実施形態の場合と同様、フィルター157が潤滑剤を吸着し易くなり、潤滑剤の空間部108aへの流出が抑えられる。
また、本実施の形態に係る第2フィルター167は、呼吸孔159cから流出する空気の流れを絞る部材として機能するのみならず、それ自体が呼吸孔159cから空間部108aへ流出しようとする潤滑剤を捕捉する構成のため、潤滑剤の漏出防止効果をより一層向上できる。また、第2フィルター167がフィルター157から離間した状態で配置される構成としたことにより、当該フィルター157を通過した潤滑剤の流れを一旦遮断させることになり、この点でも漏出防止を図る上で有効とされる。
なお、上述した実施の形態は、駆動モータ111の回転出力を直線運動に変換してストライカ143を駆動する運動変換機構113につき、クランク機構を利用する形式のハンマの場合で説明したが、駆動モータ111の回転動作をハンマビット119の長軸方向に揺動運動に変換する揺動機構によってピストン127を直線状に駆動する形式のハンマに適用しても構わない。また、本実施の形態では、作業工具として電動式のハンマ101を例にとって説明しているが、ハンマ101に限るものではなく、駆動機構を収容するハウジング内に当該駆動機構を潤滑する潤滑剤が封入されている構成の作業工具であれば、種類の如何を問わず適用可能である。
101 ハンマ(作業工具)
103 本体部
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
107a 内部空間(収容空間)
108 アウターカバー
108a 空間部(外部)
109 ハンドグリップ
111 駆動モータ
113 運動変換機構(駆動機構)
115 打撃要素(駆動機構)
119 ハンマビット(先端工具)
121 クランク軸
123 偏心ピン
125 クランクアーム
127 ピストン
133 操作部材
141 シリンダ
141a 空気室
143 ストライカ
151 圧力調整通路(経路)
153 キャップ部材
154 フィルター収容空間(フィルター室)
155 クランクキャップ
155a 底壁
155b 周壁
155c 呼吸孔(内部通路)
155d 外筒部
156 Oリング
157 フィルター
158 Oリング
159 フィルターキャップ
159a 周壁
159b 上壁
159c 呼吸孔(外部通路)
159d 環状溝
159e 延長部
161 上方空間(空間)
163 ゴムシート(絞り部材)(シート状部材)(弾性材)
165 絞り通路(絞り流路)
167 第2フィルター(絞り部材)

Claims (3)

  1. 先端工具を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構を収容するとともに、前記駆動機構を潤滑する潤滑剤が封入された密閉状の駆動機構の収容空間と、
    前記収容空間の内部を外部に連通して当該収容空間の圧力を調整する経路と、を有する作業工具であって、
    前記経路途上には、所定の容積を有するフィルター室と、前記フィルター室を前記収容空間の内部に連通する内部通路と、前記フィルター室を前記外部に連通する外部通路が設けられ、
    前記フィルター室には、潤滑剤を吸着するためのフィルターが、当該フィルター室に開口される前記外部通路の開口周縁部から離間した状態で配置され、これにより前記フィルター室の前記開口周縁部側に空間が形成され、
    前記空間には、前記フィルターを通って前記外部通路へと流出する空気の流れを絞る絞り部材が設けられており、
    前記絞り部材は、前記外部通路の開口周縁部に対して離間して配置され、これにより前記空間には、前記フィルターを通って当該空間に流出する空気の流れを絞る絞り流路と前記開口周縁部を連通するとともに前記経路の一部を構成する空き空間が形成されていることを特徴とする作業工具。
  2. 請求項1に記載の作業工具であって、
    前記絞り部材は、前記フィルターに重なるように配置されて当該フィルターと前記空間との間の流路を絞るシート状部材であることを特徴とする作業工具。
  3. 請求項2に記載の作業工具であって、
    前記シート状部材は、円形の弾性材によって構成されており、当該弾性材の外周と当該外周を囲む周壁とによって前記フィルターと前記空間とを連通する絞り流路が形成されていることを特徴とする作業工具。
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