JP5555543B2 - 生産システム及びその生産管理方法 - Google Patents
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Description
一方、近年は、回路基板の小型化の要請により、小型化された複数の回路を一枚の基板に同時に形成すると共に、部品実装作業後に回路ごとに分割して回路基板を生産するいわゆる多面取り基板が多用されるようになりつつある。
このような多面取り基板の場合、各々の回路ごとに識別子の管理を行うためには、基板上の全ての回路の識別子を電子部品実装装置で読み取る必要がある。
しかしながら、複数の電子部品実装装置でラインを構成し、各電子部品実装装置で実装を行う1枚の基板の全ての搭載点を分配して実装作業を行う場合に上記方法を採用すると、全ての電子部品実装装置が全ての回路の回路識別子の読み取りを行うこととなり、読み取り時間が増加し、作業効率が低下することが問題となる。
そしてこの従来の方法において、追跡を行う際には、回路識別子から基板識別子を抽出し、該基板識別子を用いて必要な生産管理情報を全て特定することを可能とした。
第一の課題は、基板の回路識別子に含まれる基板識別子以外の部分と、生産プログラムで指定された回路の回路番号との対応を記録しておく必要がある。また、場合によってはこの対応の記録を基板毎にとっておく必要があり、余分な管理工数がかかるという問題があった。
かかる分担により、各電子部品実装装置が全ての回路識別子を読み取る場合に比べて回路識別子の読み取り時間の短縮化を図り、実装作業の高効率化を図ることが可能となる。
一方、各電子部品実装装置による生産履歴情報は、分担により必ずしも全ての回路識別子の読み取り情報が記録されるとは限らない。しかしながら、各電子部品実装装置の読み取り対象とする回路のグループは必ず他のいずれかのグループと重複し、重複するもの同士を足し合わせてゆくと、一つのグループ、即ち、多面取り基板の全回路となるように重複させられている。これにより、各電子部品実装装置の生産履歴情報に含まれる一乃至複数の回路識別子のグループについて重複を生じる他の生産履歴情報の回路識別子のグループを読み出して足し合わせ、さらに足し合わせられたグループに重複を生じるさらに別の生産履歴情報の回路識別子のグループを読み出して足し合わせるという作業を繰り返すことにより、同じ多面取り基板について実装を行った電子部品実装装置の生産履歴情報を全て読み出すことが可能である。
従って、一つの電子部品実装装置の生産履歴情報の中には一部の回路識別子しか含まれていなくとも、同じ多面取り基板について実装を行った電子部品実装装置の生産履歴情報を全て読み出すことで全ての回路識別子を求めることが可能となる。
その結果、いずれかの回路について例えば欠陥或いは故障などが後に発生して、追跡調査の対象となった場合に、当該回路の回路識別子が判明すれば、それに基づく生産履歴情報を全て把握することが可能となる。
そして、生産管理装置が取得する生産履歴情報に含まれる全ての回路識別子は実際に多面取り基板に対する読み取りにより得られたものであるため、例えば、読み取り作業の時間短縮のために各回路ごとの回路識別子を、多面取り基板の基板識別子を一部に含む識別子とし、全回路識別子の実際の読み取り作業を省略して、基板識別子のみを読み取り、該基板識別子を履歴情報に含ませる従来の管理方法に比べて、情報としての高い信頼性を得ることが可能である。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は発明の実施形態である複数の電子部品実装装置10により構成されたラインにおける生産システム100のブロック図、図2はラインによる実装の対象となる多面取り基板Bの平面図である。
図示のように、生産システム100は、複数の回路からなる多面取り基板Bに電子部品の実装を行う複数の電子部品実装装置10で構成されたラインと、ラインの生産管理を行う生産管理装置20と、生産管理情報を蓄積する記憶装置21とを備えている。
多面取り基板Bは、図2に示すように、複数(例えば四つ)の回路K1〜K4が同一平面上に整列して形成されている。そして、各回路K1〜K4には、それぞれ、回路識別子ID1〜ID4が設けられている。また、図中の各回路K1〜K4内の点P1〜P4はそれぞれ電子部品の搭載点を示す。各回路K1〜K4は同一の回路を構成している。
なお、以下の説明において、回路K1〜K4について特に区別する必要がない場合には単に、回路Kというものとする。また、回路識別子ID1〜ID4についても同様とする。
一方、各回路識別子IDは回路Kに固有のユニークな数字或いは符号の組み合わせの数字列又は符号列からなり、当該数字列又は符号列を示すバーコード或いは2次元コードの表示により基板B上の各回路位置に付与されている。つまり、回路識別子IDは、同種の多面取り基板Bの同じ回路番号の回路であってもすべて異なるIDが付されるようになっており、同一のIDが付された回路は完全に存在しないように構成されている。
回路識別子IDを多面取り基板Bに付する手法としては、上記のように、IDを特定可能な2次元表示を付する場合に限らず、RFID等のようなデジタルデータを記憶可能且つ外部から読み取り可能な記憶手段に回路識別子を記憶して基板B上の各回路位置に付しても良い。
回路識別子としてバーコード或いは2次元コードの表示を用いる場合には、電子部品実装装置10にカメラのような撮像手段を搭載して読み取りを行い、RFID等のような記憶手段を用いる場合には、専用のタグリーダを電子部品実装装置10に搭載して読み取りが行われる。
また、図2に示す多面取り基板Bは、従来からある一般的な多面取り基板のように、基板に固有の基板識別子を設けることは可能だが、本願発明の固有の効果により基板識別子を不要とするので、ここに示す多面取り基板Bでは基板識別子を設けていない。
図3は電子部品実装装置10の斜視図、図4は生産システム100の制御系を示すブロック図である。なお、図4では電子部品実装装置10は簡略化して1台のみ図示している。
図示のように、電子部品実装装置10は、各構成部材がその上面に載置される基台2と、多面取り基板BをX軸方向に沿って前工程から後工程に搬送する基板搬送手段3と、電子部品Dを供給する部品供給部4と、部品供給部4により供給される電子部品Dを多面取り基板Bに搭載する搭載ヘッド6と、搭載ヘッド6をX、Y軸の各方向に移動するヘッド移動手段7と、上記各部の動作制御を行う制御部1等を有している。
部品供給部4は、部品リールを保持する複数の電子部品フィーダ4aがX軸方向に沿って並んで設けられ、部品リールには電子部品が並んで格納された部品テープが巻回されている。部品リールは電子部品フィーダ4aから着脱可能であり、電子部品の補充・交換を可能としている。
ヘッド移動手段7は、搭載ヘッド6をX軸方向とY軸方向とに移動可能なガイドレールを備え、各方向への移動動作の駆動源となる図示しないモータとを備えている。そして、これらにより、搭載ヘッド6を水平面の任意の位置に位置決めすることを可能としている。
搭載ヘッド6は、電子部品の吸着ノズル6aと、吸着ノズル6aを昇降させる図示しない昇降手段を備え、ヘッド移動手段7の搬送により、各電子部品フィーダ4aからの電子部品の受け取りと、多面取り基板Bに対する電子部品の実装とを可能としている。
また、搭載ヘッド6には、撮像手段としてのカメラ8が搭載されている。このカメラ8はヘッド移動手段7により、任意の撮像位置に位置決めされ、例えば、多面取り基板Bの回路識別子M1〜M4の読み取り、図示しない各回路の位置決めマークやバッドマークの読み取り等が行われる。
生産管理装置20は、例えば、PC(Personal Computer)からなる情報処理端末で構成され、通信回線を通じて各電子部品実装装置10の制御部1に接続されている。
図4に示すように、生産管理装置20は、後述する生産プログラムを管理するプログラムが記憶されたROM22と、ROM22内のプログラムを実行するCPU23と、CPU23の処理に関する各種データをワークエリアに格納するRAM24と、通信回線を介して各電子部品実装装置10との間で分割生産プログラムの送受信を行う通信部25とを備えている。また、この生産管理装置20は併設された記憶装置21に生産プログラム及びこれを分割した分割生産プログラムを格納する。
この生産管理装置20は、多面取り基板全体の電子部品の実装作業内容に関する設定が行われている生産プログラムをラインの各電子部品実装装置10の割り当てごとに分割して分割生産プログラムを作成する。なお、以下の説明では、ラインが二台の電子部品実装装置10で構成されていることを前提として説明を行う。
図5は作成された生産プログラムを表形式で図示した説明図である。図示のように、生産プログラムは、実装を行う電子部品実装装置10を特定する「実装装置識別子」、多面取り基板B内の実装対象となる回路を示した「回路番号」、各回路内の実装位置である搭載点を特定する「搭載ID」、実装すべき電子部品を特定する「部品ID」の設定項目を有している。そしてこれらの項目は、各電子部品実装装置10によって特定の多面取り基板Bに対する電子部品実装を行うために必要な設定情報であり、実装前に設定が行われる。かかる設定は生産管理装置20により行っても良いし、外部で作成されたものを生産管理装置20に入力しても良い。
そして、この設定内容に従って、ラインを構成する各電子部品実装装置10が制御され、多面取り基板Bに対して電子部品の実装が行われる。
なお、生産管理装置20は、回線を通じた配信に替えて、各分割生産プログラムを記録媒体等に記録して各電子部品実装装置10に設けられた読み取り装置で分割生産プログラムを読み込むようにしても良い。
上記分割生産プログラムを取得すると、各電子部品実装装置10は、電子部品の実装作業時に、前述した生産履歴情報としての「実装時刻」、「基本回路識別子」、「回路識別子」、「リールID」を記録する。
上記の「実装時刻」、「基本回路識別子」、「回路識別子」、「リールID」は、それぞれ各電子部品実装装置10が実装作業時に取得し記録する生産履歴情報である。
上記「実装時刻」は、電子部品実装装置10が備える時計により、電子部品の実装が行われる度にその時刻が記録されることで取得される。
「基本回路識別子」及び「回路識別子」は、実装作業時に多面取り基板Bの各回路K1〜K4における回路識別子ID1〜ID4の読み取りにより取得される。なお、この読み取りは、一つ一つの電子部品の実装動作の度に行うものではなく、ラインの各電子部品実装装置10に多面取り基板Bが搬送された時に実行される。
「リールID」は、リールをセット又は交換する際にリールに付されたバーコードをリーダによって読み込みを行うことで取得される。リーダは電子部品実装装置10に設けられている場合もあるが、ハンディスキャナ等を用いて作業者が読み取る場合もある。かかるリールIDも一つ一つの電子部品の実装動作の度に読み込みが実行されるものではなく、リールのセット時又は交換時にのみ読み込みが行われる。
そして、一枚の多面取り基板Bについて実装作業が完了すると、基板一枚分の生産履歴情報が生成され、生産管理装置20にフィードバックされるようになっている。
なお、後述する回路識別子読み取りスケジュールにより読み取りの対象とされない回路識別子については、生産履歴情報の蓄積において、空欄のまま記録が行われない状態で生産管理装置20にフィードバックされる(例えば、図6(A)における回路番号3,4の場合と図6(B)における回路番号2の場合)。
ここで、「基本回路識別子」及び「回路識別子」について詳細に説明する。「回路識別子」は前述したように多面取り基板B上の各回路Kには回路識別子IDが付与されており、その識別子の中身には唯一のユニークな数字や符号が使用されるので、回路の分割後もその回路識別子IDが分かれば当該回路の生産履歴情報や設定情報を読み出すことが可能である。
その結果、一つの回路についてラインを構成する複数の電子部品実装装置10ごとに分離した状態で生産履歴情報が取得され、各生産履歴情報には一部の回路識別子しか記録されていないとしても、基本回路識別子は共通して含まれているため、同一の多面取り基板Bにおける生産履歴情報を全て読み出すことが可能である。従って、ある一つの回路Kについて後に生産履歴情報が必要となったような場合でも、ライン全体の生産履歴情報を読み出すことが可能となる。
このように、全ての電子部品実装装置10が多面取り基板B上の全ての回路識別子IDの読み取りを行わなくとも、全てを読み取った場合と同様の生産履歴情報の管理を行うことが可能となっている。
上記のように回路識別子IDの読み取りを各電子部品実装装置10で分配する場合、多面取り基板B上のいずれの回路識別子を基本回路識別子とすべきか、また、各回路識別子の読み取りを各電子部品実装装置10により如何に分配するかを実装前に定めておくことが望ましい。
従って、生産管理装置20では、多面取り基板B上のいずれの回路識別子を基本回路識別子とすべきか、また、各回路識別子の読み取りを各電子部品実装装置10により如何に分配するかを予め定め、その内容をテーブル化した回路識別子読み取りスケジュールを分割生産プログラムと共に各電子部品実装装置10に配信する。
図7中で枠内の○は読み取りを行うこと、×は読み取りを行わないことを示すフラグである。
回路識別子読み取りスケジュールの作成時には、回路K1の回路識別子ID1を基本回路識別子とすると、図7に示すように、ライン上の全ての電子部品実装装置10が必ず基本回路識別子ID1を読み取るように設定される。多面取り基板Bの回路Kの数をnとすると、基本回路を除いた残りのn−1個の回路の回路識別子は、ライン上のそれぞれの電子部品実装装置で重複して読み取りすることなく、かつ読み取り個数に関して平均化して読み取るように設定する。例えば、図7の場合には、回路K2,K3,K4の回路識別子ID2,ID3,ID4の読み取りが二つの電子部品実装装置10で行われるが、個数に関して平均化するため、一つめの電子部品実装装置10では回路K2の回路識別子ID2の読み取りを行うように定め、二つめの電子部品実装装置10では回路K3,K4の回路識別子ID3,ID4の読み取りを行うよう定められる。この場合のように、多面取り基板Bの回路数と電子部品実装装置10の台数によっては必ずしも読み取りが均一化されない場合もあるが、その場合はラインの先頭または後方から順に残った回路の読み取りを行うようにする。
図8中で枠内の数値は読み取りの順番を示し、0だけは読み取りを行わないことを示している。この例では、一つ目の電子部品実装装置10は回路識別子ID2,ID1の順番でこれら二つの読み取りを行うことが設定され、二つ目の電子部品実装装置10は回路識別子ID1、ID4、ID3の順番でこれら三つの読み取りを行うことが設定されている。
また、生産管理装置20は、回路識別子読み取りスケジュールの作成において、回路識別子の読み取りの順番を、例えば巡回セールスマン問題の近似解法などを用いることにより、回路識別子の読み取りに要する時間を短くするように定義してもよい。
図9は第一の分配方法の概念を示す説明図である。
第一の分配方法としては、基本回路識別子を双方の読み取り対象として含ませることを前提として、極力、読み取りの回路識別子の数量又は読み取りに要する時間が均一化するように分配を行う。
この第一の分配方法は、図9(A),(B)のように、各電子部品実装装置10について、生産プログラムによって、一枚の多面取り基板Bにおける実装の所要時間がほぼ均等に設定されている場合に、特に有効である。
図10は第二の分配方法の概念を示す説明図である。即ち、基本回路識別子ID1を双方の読み取り対象として含ませることを前提として、各電子部品実装装置10において、実装の所要時間と回路識別子の読み取り時間との合計が、極力、均等となるように回路識別子IDの読み取り個体数を調整する。例えば、図10(A),(B)のように、一方の電子部品実装装置10の実装所要時間が短い場合には、回路識別子IDの読み取り個体数が多くなるように調整される。
これにより、各電子部品実装装置10によるラインバランスを良好とすることが可能となる。
生産管理装置20が、上記第一と第二の方法のいずれを選択するかは、各電子部品実装装置10の実装所要時間を生産プログラムから取得して自動的に選択するようにしても良いし、事前に第一と第二の方法のいずれとするかを設定しておいても良い。
前述したように、生産管理装置20には、各電子部品実装装置10から生産履歴情報が通信回線を通じてフィードバックされる。生産管理装置20は、各電子部品実装装置10から戻された生産履歴情報を記憶装置21に記憶すると共に、同一の多面取り基板Bを対象とする生産履歴情報を一つの生産履歴情報に統合する処理を行う。
即ち、ラインを構成する各電子部品実装装置10は1枚の多面取り基板Bの電子部品実装を終了すると、生産履歴情報を生産管理装置20に送信し、生産管理装置20は記憶装置21に記憶する。そして、生産管理装置20は、各電子部品実装装置10からの生産履歴情報の中に未確定の回路識別子が存在する場合は、当該生産履歴情報に記録された基本回路識別子と同じ基本回路識別子を含んでいる他の生産履歴情報を全て検索して統合する。
図11は生産履歴情報の統合により生成された生産履歴情報を表形式で図示した説明図である。
統合された生産履歴情報の基板一枚分の生産履歴情報を参照し、上記未確定(空欄)のままとした回路識別子を他の電子部品実装装置10で読み取った同一基板の同一回路の回路識別子に置き換えて、図12に示すように、基板全体の生産履歴情報を完成させる。
上記構成からなる生産システムの全体的な処理の流れを図13〜図16のフローチャートに基づいて説明する。
図13はラインでの実装作業が開始される前の段階での生産管理装置20における処理を示すフローチャートである。
図示のように、生産管理装置20は記憶装置21にライン全体の生産プログラムを保有した状態で、ラインの各電子部品実装装置10ごとに生産プログラムを分割して分割生産プログラムを生成する(ステップS1:図5参照)。
ついで、各電子部品実装装置10の回路識別子読み取りスケジュールを前述した回路識別子の分配方法に従って作成する(ステップS2:図7、8参照)。
そして、これら分割生産プログラム及び回路識別子読み取りスケジュールは、記憶装置21に記憶される。
まず、生産管理装置20により各電子部品実装装置10に対して分割生産プログラムの送信を行う(ステップS11)。これにより、各電子部品実装装置10は、分割生産プログラムを受信する(ステップT11)。
次に、生産管理装置20は各電子部品実装装置10に対して回路識別子読み取りスケジュールの送信を行う(ステップS12)。これにより、各電子部品実装装置10は、回路識別子読み取りスケジュールを受信する(ステップT12)
多面取り基板が到着すると、その電子部品実装装置10は、回路識別子読み取りスケジュールに従って基本回路識別子及び割り当てられた回路識別子の読み取りを行う。かかる読み取りは、ヘッド移動手段7を制御して搭載ヘッド6上のカメラ8を各回路識別子位置に搬送することにより行われる(ステップT14)。
まず、分割生産プログラムに定められた多面取り基板Bの最終の搭載点まで実装が行われたか判定を行い(ステップT15)、まだ、最終搭載点に達していなければ順番に目標搭載点に対して電子部品の実装を行う(ステップT16)。
電子部品の実装に際しては、その搭載点における生産履歴情報の取得を行い、生産履歴情報に記録する(ステップT17)。
図示のように、電子部品実装装置10は、搭載時における実装時刻やリールIDなどの基本的な生産履歴情報及び基本回路識別子を記録する(ステップT31)。実装時刻は装置内の時計を参照して取得し、リールIDはリールのセット時に読み込まれたデータの記録を参照する。
次に、電子部品実装装置は、搭載点の属する回路Kの回路識別子IDの記録を行う。このとき、搭載点の属する回路Kの回路識別子IDは実装作業時当初に配信された回路識別子読み取りスケジュールによる読み取りの対象であったか否かを判定する(ステップT32)。
そして、読み取りの対象であった場合には、読み取った回路識別子の記録を読み出して生産履歴情報に記録する(ステップT33)。
また、読み取りの対象外であった場合には、回路識別子の記録は未確定(空欄)とする(ステップT34)。
上記、ステップT31〜34の処理は、各搭載点に対する実装動作ごとに毎回実行される。
従って、生産管理装置20に対して、多面取り基板一枚分の生産履歴情報を送信する(ステップT18)。
そして、電子部品実装装置10は、多面取り基板Bが予定された最終の基板であるか判定を行い(ステップT19)、最終の多面取り基板Bではない場合には、ステップT13に処理を戻して次の多面取り基板Bに対してステップT13〜18の処理を新たに実行し、最終基板である場合には、当該電子部品実装装置10の作業は完了となる。
そして、最終の電子部品実装装置の生産履歴情報ではない場合には、次の生産履歴情報の受信待ち状態となり、最終の電子部品実装装置の生産履歴情報である場合には、実装が完了した多面取り基板Bについて生産履歴情報を一つに統合する処理を行う(ステップS15)。
生産管理装置20は、各電子部品実装装置10における生産履歴情報の中から基本回路識別子が一致するものを読み出して統合させる。
そして、統合された生産履歴情報において、いずれかの搭載点について回路識別子IDが未確定であるものが存在するか判定を行う(ステップS31)。
そして、未確定の回路識別子がある場合には、統合された生産履歴情報内で、回路番号が等しく且つ回路識別子IDが記録されている生産履歴情報を読み出して、未確定の回路識別子に同一の回路識別子を記録する(ステップS32)。
再び、回路識別子IDが未確定であるものが存在するか判定を行い、存在する場合には、同様に路識別子IDを探索して記録し、最終的に未確定の回路識別子がなくなるまでこれを繰り返す。
そして、全ての回路識別子IDの記録が完了すると、処理を終了する。
上記生産システム100では、ライン上の全ての電子部品実装装置10が基本回路K1の回路識別子ID1の読み取りを行い、基本回路K1以外の回路K2〜K4については各電子部品実装装置10が重複を生じないように読み取り作業を分配するので、実装時において、多面取り基板Bにおける全ての回路識別子IDをライン上の全ての電子部品実装装置10が読み取る場合に比べて、回路識別子IDの読み取り時間の短縮化を図り、実装作業の高効率化を図ることが可能となる。
また、各電子部品実装装置10の生産履歴情報は、一部の回路識別子について未確定の状態となるが、いずれも共通して基本回路の回路識別子の読み取り情報が含まれているので、これにより、同一の多面取り基板Bに対する生産履歴情報であることが分かる。従って、生産管理装置20では分割生産管理情報を同じ多面取り基板について統合する際に、他の電子部品実装装置10の分割生産管理情報から未確定の回路識別子の読み取り情報を取得することができ、全ての搭載点の実装について、回路識別子を特定することが可能となる。
そして、各電子部品実装装置10の生産履歴情報に含まれる回路識別子の読み取り情報は、いずれも実際に多面取り基板Bから読み取って取得したものであるため、例えば、読み取り作業の時間短縮のために各回路ごとの回路識別子を、多面取り基板の基板識別子を一部に含む識別子とし、全回路識別子の実際の読み取り作業を省略して、基板識別子のみを読み取り、該基板識別子を履歴情報に含ませる従来の履歴の管理方法に比べて、情報としての高い信頼性を得ることが可能である。
基本回路識別子は一つのみとする場合を例示したが、二以上を設定することも可能である。但し、基本回路識別子の数はより少ないほど各電子部品実装装置での回路識別子の読み取り個数を低減でき、読み取り時間を短縮できるので、一つにすることがより望ましい。
なお、上記生産システム100では、各電子部品実装装置10が基本回路の回路識別子を必ず読み取るように回路識別子読み取りスケジュールで設定していたが、このように、共通して読み取りを行う回路識別子を一つに定めなくとも良い。
上記生産システム100での各電子部品実装装置10における回路識別子の分担の方法を概念的に図17(A)に示す。ここでは符号Sを一つの回路識別子とし、符号G1〜G3で囲んだ領域を一台の電子部品実装装置10が読み込みを行う回路識別子のグループとする。なお、ここでは、説明の明確化のために、ラインを構成する電子部品実装装置の数を三つとした。
前述した生産システム100の分担方法は、一つの回路識別子Sが全てのグループGに含まれるように分担を行っていた。
しかしながら、図17(B)に示すように、その分担は、一部重複し、且つ、重複を生じるグループ同士を連結すると、最終的には一つのグループにまとまるような分担方法であっても良い。この場合、全ての電子部品実装装置10で読み取りが行われる唯一の回路識別子は存在しないが、一つ一つのグループで重複する回路識別子を探索し、共通する回路識別子が存在するグループ同士を足し合わせてゆくと、一枚の多面取り基板Bの全ての回路識別子を含むグループを形成することができる。その結果、唯一の基本回路識別子を
全ての電子部品実装装置10で読み取らせる場合と同様に、生産履歴情報の未確定の回路識別子を埋めることが可能である。つまり、図17(B)の分担方法を採っても図17(A)の分担方法と同じ効果を得ることができる。
従って、その場合、各電子部品実装装置10は、いずれの回路識別子の読み取りを行ったかを示す情報を下流の電子部品実装装置10に対して与えると共に、各電子部品実装装置10は自らよりも上流側で読み取りが行われた回路識別子の中から一つ(二以上でも良いが迅速化のためには一つが望ましい)の回路識別子を選択してそれを含むように回路識別子の読み取りを行うように制御部1が構成される。
さらに、上記構成に加えて、各電子部品実装装置10において、回路識別子を読み取るための時間が最小になるように構成しても良い。
また、下流側で自動的に選択する方式と、基本回路識別子を定めて読み取りを行う方式とで読み取り時間を比較して早い方を自動的に選択するよう構成しても良い。例えば、基本回路識別子を定めた読み取りの場合には、回路識別子ID1、ID2と回路識別子ID1,ID3,ID4とでグループ分けがなされ、下流側で自動的に選択する方式には、回路識別子ID1、ID2と回路識別子ID2,ID3,ID4とでグループ分けがなされる場合において、それぞれの所要時間を算出した結果、例えば後者が短時間で読み取り可能である場合には後者を選ぶ、というが如くである。
20 生産管理装置
100 生産管理システム
B 多面取り基板
G1〜G3 グループ
ID1〜ID4,S 回路識別子
K1〜K4 回路
Claims (14)
- 多面取り基板を分割して得られる個々の割り基板上の回路に電子部品の実装を行う複数の電子部品実装装置からなるラインと当該ライン全体の生産履歴情報を取得する生産管理装置とを備える生産システムにおいて、
前記ライン上の全ての電子部品実装装置が、前記多面取り基板上の複数の回路識別子の読み取りを一部重複が生じるように分担して行うと共に、
前記回路識別子の読み取り対象とする回路のグループを、重複を生じるもの同士で連結すると最終的に一つのグループとなるように前記分担がなされており、
前記複数の電子部品実装装置の各電子部品実装装置は、前記多面取り基板の実装時に生産履歴情報の取得を行うと共に当該生産履歴情報に前記読み取りを行った各回路識別子の情報を含め、
前記生産管理装置は、前記各電子部品実装装置が取得した生産履歴情報を収集して、前記多面取り基板の全回路の回路識別子の情報を含んだライン全体の生産管理情報を取得することを特徴とする生産システム。 - 前記多面取り基板のいずれかの回路を基本回路として前記ライン上の全ての電子部品実装装置が当該基本回路の回路識別子の読み取りを行うと共に、
前記基本回路以外の回路については、前記各電子部品実装装置が分担して回路識別子の読み取りを行うことを特徴とする請求項1記載の生産システム。 - 前記多面取り基板の基本回路をいずれの回路とし、前記多面取り基板の基本回路以外の各回路を前記各電子部品実装装置のいずれが読み取りを行うかを定めた回路識別子読み取りスケジュール情報に基づいて前記各電子部品実装装置が前記各回路識別子の読み取りを行うことを特徴とする請求項2記載の生産システム。
- 前記回路識別子読み取りスケジュール情報は、前記ライン上の各電子部品実装装置について前記多面取り基板の全回路識別子の読み取りの個体数又は所要時間の平均化を図ったことを特徴とする請求項3記載の生産システム。
- 前記多面取り基板に実装される電子部品がいずれの前記電子部品実装装置により実装されるかを定めた生産プログラムに基づいて前記各電子部品実装装置が実装作業を行うと共に、
前記生産プログラムと前記回路識別子読み取りスケジュール情報とにより、前記各電子部品実装装置について、実装作業と前記全回路識別子の読み取りとを合計した作業所要時間の平均化を図ったことを特徴とする請求項3記載の生産システム。 - 前記ラインの上流側の電子部品装置で読み取られた回路の回路識別子の中からいずれか一つの回路の回路識別子を含むように下流側の電子部品実装装置が回路識別子を読み取ることを特徴とする請求項1記載の生産システム。
- 前記回路識別子は、一次元又は二次元的な表示若しくはデータとして記憶する記憶素子を用いて前記多面回路基板に設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の生産システム。
- 多面取り基板を分割して得られる個々の割り基板上の回路に電子部品の実装を行う複数の電子部品実装装置からなるラインと当該ライン全体の生産履歴情報を取得する生産管理装置とを備える生産システムの生産管理方法において、
前記ライン上の全ての電子部品実装装置が、前記多面取り基板上の複数の回路識別子の読み取りを一部重複が生じるように分担して行うと共に、
前記回路識別子の読み取り対象とする回路のグループを、重複を生じるもの同士で連結すると最終的に一つのグループとなるように前記分担がなされており、
前記複数の電子部品実装装置の各電子部品実装装置により、前記多面取り基板の実装時に生産履歴情報の取得を行うと共に当該生産履歴情報に前記読み取りを行った各回路識別子の情報を含め、
前記生産管理装置により、前記各電子部品実装装置が取得した生産履歴情報を収集して、前記多面取り基板の全回路の回路識別子の情報を含んだライン全体の生産管理情報を取得することを特徴とする生産管理方法。 - 前記多面取り基板のいずれかの回路を基本回路として前記ライン上の全ての電子部品実装装置により当該基本回路の回路識別子の読み取りを行うと共に、
前記基本回路以外の回路については、前記各電子部品実装装置の分担により回路識別子の読み取りを行うことを特徴とする請求項8記載の生産管理方法。 - 前記多面取り基板の基本回路をいずれの回路とし、前記多面取り基板の基本回路以外の各回路を前記各電子部品実装装置のいずれが読み取りを行うかを定めた回路識別子読み取りスケジュール情報に基づいて前記各電子部品実装装置により前記各回路識別子の読み取りを行うことを特徴とする請求項9記載の生産管理方法。
- 前記回路識別子読み取りスケジュール情報により、前記ライン上の各電子部品実装装置について前記多面取り基板の全回路識別子の読み取りの所要時間の平均化を図ることを特徴とする請求項10記載の生産管理方法。
- 前記多面取り基板に実装される電子部品がいずれの前記電子部品実装装置により実装されるかを定めた生産プログラムに基づいて前記各電子部品実装装置が実装作業を行うと共に、
前記生産プログラムと前記回路識別子読み取りスケジュール情報とにより、前記各電子部品実装装置について、実装作業と前記全回路識別子の読み取りとを合計した作業所要時間の平均化を図ったことを特徴とする請求項10記載の生産管理方法。 - 前記ラインの上流側の電子部品装置で読み取られた回路の回路識別子の中からいずれか一つを基本回路としてその下流側の電子部品実装装置が回路識別子を読み取ることを特徴とする請求項8記載の生産管理方法。
- 前記回路識別子は、一次元又は二次元的な表示若しくはデータとして記憶する記憶素子を用いて前記多面回路基板に設けられていることを特徴とする請求項8から13のいずれか一項に記載の生産管理方法。
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