JP5550932B2 - 汚染土壌の加熱処理方法 - Google Patents
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Description
このような汚染土壌が放置されたままになると、有害物質が地下水に滲出してしまったり、空気中に放出されてしまう等の問題が生じてしまう。
前記有害物質には様々なものがあるが、一例として油類及びシアン化合物等が含まれた汚染土壌の処理方法として、回転式加熱炉を用いて、油類を除去する場合は250℃以上の温度で5分以上の加熱処理をし、またシアン化合物を除去する場合は300℃以上の温度で5分以上の加熱処理をし、更にまた油類とシアン化合物との双方を除去する場合は300℃以上の温度で5分以上の加熱処理をするという手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
その結果、低沸点揮発性有機化合物と高沸点化合物との除去メカニズムの相違に着目することにより、双方の除去を効率的に行うことができる手法を想到するに至った。
更に広大な土地が汚染されていた場合には、汚染現場に処理装置を設置し、現場において汚染土壌の浄化処理を行い、その後、処理済みの土壌を埋め戻すといった手法が、移送コスト等を削減することができる点で好ましい。
このため本出願人は、汚染現場に処理装置を設置した場合に、一連の浄化処理を合理的に行うことのできる手法についても開発を試みた。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
また、特に高沸点化合物としてシアン化合物を扱う場合に、被処理物に対して水を過不足なく供給することができるため、シアン化合物の加水分解を確実且つ高効率で行いつつ、高沸点化合物の分解・気化を妨げることなく熱効率良く行ことができる。
図中、符号Mで示すものが汚染土壌処理装置であり、このものは被処理物の流れる順に、分級機1、供給ホッパ2、第一加熱炉3、コンベヤ装置4、加水装置5、第二加熱炉6、冷却装置7及び給水装置8を具えて成るものである。
また前記第一加熱炉3の排気からダストDを除去するための集塵機9が具えられる。
そしてこのような汚染土壌処理装置Mは、例えばベンゼン等の低沸点揮発性有機化合物並びにシアン化合物やタール等の高沸点化合物によって汚染された土地あるいはその付近に設置され、前記土地から掘り出された汚染土壌S0を加熱処理することにより、有機化合物や無機化合物が除去された処理済土壌S3とし、この処理済土壌S3を、処理前の汚染土壌S0と同じ水分値に戻した改質土壌S4が埋め戻されることによって土地の改質を行う際に用いられる装置である。
なお本明細書中において低沸点揮発性有機化合物とは、沸点温度が水と同等かそれ以下の揮発性有機化合物を意味するものであり、例えばトリクロロエチレン、ベンゼン等が挙げられる。
また高沸点化合物とは、沸点温度が水より高い化合物を意味するものであり、重油中または軽油中に含まれる成分あるいはタールや、水分の存在下において加水分解を生ずるシアン化カリウムなどのシアン化合物が挙げられる。
まず前記分級機1について説明すると、このものは被処理物たる汚染土壌S0を篩い分けして、所定の粒径以下の汚染土壌S0を次工程に送るための装置である。なお所定の粒径以上の土壌塊は適宜の粉砕機10に送られ、細かく粉砕された後、再び分級機1に供給される。
前記燃焼炉30は適宜の耐火材で内張りされており、バーナ31によって燃料を燃焼させることにより、ブロワ32によって吸引した第二加熱炉6の排気ガスを加熱して、所望の温度の熱風を生成する装置である。
また前記回転胴35は一例として、四基の支持ローラ35a上に載置され、可変速モータによって回転駆動されるものであり、この回転胴35の両端は適宜蓋部材によって境界部がシールされた状態で塞がれている。
なおこの実施例では、前記回転胴35の中心付近を貫通するように、可変速モータにより回転駆動される回転軸36が具えられており、この回転軸36には攪拌翼37が具えられている。
そして回転胴35の両端を塞ぐ蓋体には、投入口33並びに排気口38及び排出口39が形成され、更に前記投入口33に臨むようにしてホッパ34が具えられている。
また排気口38の近傍には温度センサ38aが具えられ、この温度センサ38aの検出値に応じて適宜バーナ31の燃焼度が調節される。
そして前記スクリューコンベヤ51には給水口52が形成されており、ここからスクリューコンベヤ51内に位置する汚染土壌S1に適宜加水を行うことができるように構成されている。
なおスクリューコンベヤ51には水分計53(赤外線水分計等)が具えられ、この水分計53によって検出された汚染土壌S1の水分値に応じて加水装置5による加水が行われる。
また詳しくは後述するが、加水装置5にはスクリューコンベヤ51が二基独立して具
えられており、それぞれに対して給水口52が形成され、水分計53が具えられている。
なお被処理物の性状によっては、サイクロン91またはバグフィルタ92のいずれか一方だけであっても良いし、更には他の集塵装置を適用するようにしてもよい。
またバグフィルタ91を通過したガスは、図示しない適宜の排気ガス処理装置により無害化される。
具体的には、回転胴61内に加水装置5から排出された汚染土壌S2を供給するとともに、この回転胴61を囲繞するジャケット体62内に、バーナ67bにより発生させた熱風を供給することによって間接的に汚染土壌S2を加熱することができるように構成された装置である。なお前記回転胴61は四基の支持ローラ61a上に載置され、可変速モータによって回転駆動されるものであり、この回転胴61の両端は適宜蓋部材によって境界部がシールされた状態で塞がれている。
またこの実施例では、前記回転胴61の内周面にはリフタが具えられ、回転胴61の回転に伴って汚染土壌S2の攪拌と送りが行われるようにした。
そして回転胴61の両端を塞ぐ蓋体には、投入口63並びに排気口64及び排出口65が形成される。
更に前記ジャケット体62内は、仕切板66によって複数の空間に区画されており、それぞれの空間毎に給気口67及び排気口68が形成されており、給気口67の内側にはバーナ67bが具えられている。
そして前記給気口67にはバーナファン67aが接続されている。
更に前記排気口68には適宜の管路によって循環ブロワ69が接続されており、排気口68から排気された熱風は循環ブロワ69によって投入口63から回転胴61内に供給されるように構成されている。
そしてこのような構成が採られることにより、循環ブロワ69により回転胴61内に送り込まれた熱風は、回転胴61内の汚染土壌S2を直接加熱すると共に、加熱により分解して気化した気化物質を同伴し、排気口64を出て、ブロワ32に送られる。
まず前記ドラム式冷却装置70は、回転胴71内に処理済土壌S3が供給されるものであり、回転胴71を囲繞するジャケット体72内に給水口72aから供給される水等の冷却媒体によって間接的に被処理物を冷却することができるように構成された装置である。
なお前記回転胴71は、四基の支持ローラ71a上に載置され、可変速モータによって回転駆動されるものであり、この回転胴71の両端は適宜蓋部材によって境界部がシールされた状態で塞がれており、これらの蓋体には、投入口73並びに排出口74が形成される。
また前記ジャケット体72は回転胴71の長手方向に沿って一例として二分割されており、それぞれの分割部に給水口72aと排水口72bが形成されている。
またこの実施例では、前記回転胴71の内周面にはリフタが具えられ、回転胴71の回転に伴って処理済土壌S3の攪拌と送りが行われるようにした。
なお前記投入口82に投入される処理済土壌S3の水分値を測定するための水分計85が投入口82付近の適宜の個所に具えられる。
具体的には第二加熱炉6及び冷却装置7を二基ずつ併設するものであり(第二加熱炉6B、冷却装置7B(ドラム式冷却装置70B、スクリュー式冷却装置75B))、このため前記加水装置5におけるスクリューコンベヤ51を二基具えるとともに、それぞれの出力先を第二加熱炉6と第二加熱炉6Bとに振り分けるようにした。また前記給水装置8におけるスクリューコンベヤ80には、スクリュー式冷却装置75及びスクリュー式冷却装置75Bの双方から処理済土壌S3が供給されるようにした。
〔分級工程〕
まず分級機1により、被処理物である汚染土壌S0の篩い分けが行われ、所定の粒径以下の汚染土壌S0が供給ホッパ2に送られる。なお所定の粒径以上の土壌塊は適宜粉砕機10に送られ、粉砕された後、再び分級機1に供給される。
なおこの実施例における汚染土壌S0の水分値は25%W.B.である。
次いで汚染土壌S0は供給ホッパ2から第一加熱炉3に供給され、回転胴35内において燃焼炉30から供給される約800℃の熱風と接触し、更に回転胴35の回転と攪拌翼37の作用とにより破砕、攪拌されながら加熱処理がなされる。
このとき、ベンゼン等の低沸点揮発性有機化合物及び水分は揮発(気化)して土壌成分から除去されることとなる。
その後、水分値が一例として5%W.B.以下とされた汚染土壌S1は、排出口39から排出され、コンベヤ42に送られる。
なおこのときの汚染土壌S1の水分値は、後述する高沸点化合物除去工程における処理に適した値に近づけられるものであり、この適した値(一例として5%W.B.)を超えないように、第一加熱炉3による汚染土壌S0の乾燥が行われるようにする。
一方、排気口38から排出される排気ガス(約200℃)はサイクロン91に送られてダストDが分離されるものであり、分離されたダストDはコンベヤ41に送られる。
また前記排気ガスはサイクロン91からバグフィルタ92に送られて更に細かなダストDが分離され、分離されたダストDはコンベヤ41に送られる。
そしてバグフィルタ92から排出される排気ガスは、図示しない適宜の装置によって脱臭処理及び有害成分の燃焼処理が施された後、大気中に排気される。
次いでダストDと汚染土壌S1とはコンベヤ42において混合され、加水装置5のホッパ50に投入される。ホッパ50内の汚染土壌S1はスクリューコンベヤ51で送られながら水分計53により水分値が測定される。
そして計測された水分値が、高沸点化合物除去工程における処理に適した値(一例として5%W.B.)よりも低かった場合には、給水口52に水Wを供給して汚染土壌S1の水分値が、高沸点化合物除去工程における処理に適した値に調節される。
そして所望の水分値となった汚染土壌S2は第二加熱炉6に送られる。
なお第一加熱炉3から排出される汚染土壌S1とダストDとを加水装置5のホッパ50に一時的に貯留してから、スクリューコンベヤ51により定量的に切り出し(搬送)しながら加水を行うことにより、一定した水分値の汚染土壌S2を得ることができる。また、これにより安定的、効率的に第二加熱炉6での処理が可能となる。
第二加熱炉6には、バーナ67bにより一例として450℃の熱風が供給され、回転胴61内に投入された汚染土壌S2の温度が400℃に昇温される。
このため汚染土壌S2に含まれる高沸点化合物の一例であるシアン化合物は、水分値5%W.B.の状態で400℃の熱が加えられ、加水分解を起こして分解され、更に気化されることとなる。
また汚染土壌S2にタール等の高沸点化合物が含まれていた場合には、このものは熱分解され、更に気化されることとなる。
またこの際、排気口64から排気される熱風は第一加熱炉3におけるブロワ32に送られ、この排気がバーナ31における燃料の燃焼によって昇温されることとなり、外気を昇温して利用する場合に比べて燃料の消費を大幅に抑えることができる。
更に排気口68から排気される熱風は、循環ブロワ69によって投入口63に供給され、汚染土壌S2を直接加熱すると共にキャリヤガスとして機能した後、排気口64から第一加熱炉3におけるブロワ32に送られる。
このように第二加熱炉6において高沸点化合物が除去された被処理物は、処理済土壌S3となって排出口65から排出され、冷却装置7に送られる(このときの処理済土壌S3の温度は一例として350℃)。
前記処理済土壌S3は、初めにドラム式冷却装置70に投入されるものであり、この装置には給水口72aに対して水Wが供給されており、回転胴71内に投入された処理済土壌S3は冷却され、最終的に一例として80℃となった状態で排出口74から排出される。
次いで処理済土壌S3はスクリュー式冷却装置75に投入されるものであり、この装置には給水口79aに対して水Wが供給されており、処理済土壌S3は冷却されて最終的に常温(30℃前後)となった状態で排出口78から排出される。
このように、高沸点化合物除去工程(第二加熱炉6)から排出された被処理物を間接冷却することにより、水Wを加えた際に発生するような水分蒸発を防ぎ、被処理物としての処理済土壌S3を所望の水分値とすることができる。このため冷却工程における水分の蒸発を抑えることができるので、蒸発した水分の排気処理が不要となる。
また間接冷却に用いた冷却水を他の工程で利用することができるとともに、冷却後に昇温した冷却水は、その熱を有効利用することもできる。
次いで処理済土壌S3は給水装置8に送られ、ここで水分計85によって水分値が測定され、この値に応じて給水が行われるものであり、前記第一加熱炉3による処理が行われる前の汚染土壌S0の水分値25%W.B.と同じ値となるように、適量の水Wが給水口81に供給される。
なお、汚染土壌処理装置Mに供給される汚染土壌S0の水分値が変化する場合は、適宜の方法でこの汚染土壌S0の水分値を測定し、汚染土壌S0が分級機1を経て冷却装置7から排出されるまでの通過時間後に、処理済土壌S3への給水装置8による加水量に反映させることで、供給した時点での水分値と同じ水分値の改質土壌を得ることができる。
1 分級機
10 粉砕機
2 供給ホッパ
20 ホッパ
21 スクリューコンベヤ
3 第一加熱炉
30 燃焼炉
31 バーナ
32 ブロワ
33 投入口
34 ホッパ
35 回転胴
35a 支持ローラ
36 回転軸
37 攪拌翼
38 排気口
38a 温度センサ
39 排出口
4 コンベヤ装置
41 コンベヤ
42 コンベヤ
5 加水装置
50 ホッパ
51 スクリューコンベヤ
52 給水口
53 水分計
6 第二加熱炉
6B 第二加熱炉
61 回転胴
61a 支持ローラ
62 ジャケット体
63 投入口
64 排気口
65 排出口
66 仕切板
67 給気口
67a バーナファン
67b バーナ
68 排気口
69 循環ブロワ
7 冷却装置
7B 冷却装置
70 ドラム式冷却装置
70B ドラム式冷却装置
71 回転胴
71a 支持ローラ
72 ジャケット体
72a 給水口
72b 排水口
73 投入口
74 排出口
75 スクリュー式冷却装置
75B スクリュー式冷却装置
76 スクリューコンベヤ
77 投入口
78 排出口
79 ジャケット体
79a 給水口
79b 排水口
8 給水装置
80 スクリューコンベヤ
81 給水口
82 投入口
83 排出口
85 水分計
9 集塵機
91 サイクロン
92 バグフィルタ
D ダスト
S0 汚染土壌
S1 汚染土壌
S2 汚染土壌
S3 処理済土壌
S4 改質土壌
W 水
Claims (4)
- 汚染土壌を加熱処理することにより、このものに含まれる有害物質の除去を行う方法において、前記加熱処理を行うための工程は、第一の加熱炉によって汚染土壌を乾燥して低沸点揮発性有機化合物を気化させるための低沸点揮発性有機化合物除去工程と、その後、前記第一の加熱炉とは異なる第二の加熱炉によって高沸点化合物を分解および/または気化させるための高沸点化合物除去工程とを具えて成るものであり、前記低沸点揮発性有機化合物除去工程での処理が済んだ被処理物を高沸点化合物除去工程に供給する際には、被処理物の水分値を計測し、この水分値に応じて加水することにより、被処理物の水分値を、高沸点化合物除去工程において行われるシアン化合物の加水分解に適したものとするための加水工程を有することを特徴とする汚染土壌の加熱処理方法。
- 前記低沸点揮発性有機化合物除去工程の排気中に含まれるダストを回収するとともに、このダストを低沸点揮発性有機化合物除去工程での処理が済んだ被処理物と混合する混合工程を有することを特徴とする請求項1記載の汚染土壌の加熱処理方法。
- 前記高沸点化合物除去工程から排出された被処理物を、冷却するための冷却工程と、被処理物の水分値を、前記低沸点揮発性有機化合物除去工程に投入される前の状態と同じ値にするための給水工程とを具えて成ることを特徴とする請求項1または2記載の汚染土壌の加熱処理方法。
- 前記高沸点化合物除去工程からの排熱を、前記低沸点揮発性有機化合物除去工程における熱源として利用することを特徴とする請求項1、2または3記載の汚染土壌の加熱処理方法。
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