JP5545529B2 - 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物およびその硬化物 - Google Patents
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Description
カルボキシ基及び/又は酸無水物基を有する分岐ポリイミド樹脂(1)、エポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とのエステル化物に、2個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(2c)を反応させて得られたカルボキシ基を有する重合性樹脂(2)及び有機溶剤(3)を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を提供する。
本発明で用いる分岐ポリイミド樹脂(1)は、カルボキシ基及び/又は酸無水物基を有し、かつ分子中に分岐構造を有するものであればいずれのものでも良いが、好ましくは以下のものを挙げることができる。
本発明に用いる分岐ポリイミド樹脂(1)として、3個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物(1a)と、3個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(1b)とを有機溶剤中で反応させて得られる、カルボキシ基及び/又は酸無水物基を有する分岐ポリイミド樹脂(1α)が挙げられる。
前記ポリイソシアネート化合物(1a)としては、3個以上のイソシアネート基を有する公知慣用のポリイソシアネート化合物であればいずれのものでもよいが、例えば、環式脂肪族ジイソシアネート化合物を含有するジイソシアネート化合物を第4級アンモニウム塩等のイソシアヌレート化触媒の存在下あるいは非存在下においてイソシアヌレート化することにより得られる、イソシアヌレート環含有ポリイソシアネート化合物、例えば、環式脂肪族ジイソシアネート化合物の3量体からなるイソシアヌレート、5量体からなるイソシアヌレート、7量体からなるイソシアヌレート等や、それらのイソシアヌレート混合物が耐熱性、耐湿性に優れる点で好ましい。これらポリイソシアネート化合物のなかでも、環式脂肪族ジイソシアネート化合物の3量体からなるイソシアヌレート、即ち、イソシアヌレート環を1個含有するトリイソシアネート化合物が好ましい。環式脂肪族ジイソシアネート化合物としては、例えば、イソホロンジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、水添キシレンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート等が挙げられる。この中で、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートが好ましい。
前記ポリイソシアネート化合物のイソシアネート成分に占める割合は30重量%以上が耐熱性、耐湿性の点で好ましく、さらに、ポリイミド樹脂の製造が容易で、硬化物の耐熱性や高温高圧下での耐湿性に優れる点から50重量%以上、例えば50〜95重量%含有するものが特に好ましく、また、硬化物の耐熱性と共に、溶剤溶解性に優れる分岐ポリイミド樹脂を得る場合には100重量%のものを用いることが好ましい。
ポリイソシアネート化合物以外のイソシアネート成分としては公知慣用の芳香族ジイソシアネートや非環式脂肪族ジイソシアネートが挙げられる。
前記分岐ポリイミド樹脂の製造方法で用いるポリカルボン酸の酸無水物(1b)としては、3個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸由来の酸無水物であればよく、特に限定されないが、なかでもトリカルボン酸の酸無水物、テトラカルボン酸の酸無水物が好ましい。トリカルボン酸の酸無水物としては、例えば、無水トリメリット酸、ナフタレン−1,2,4−トリカルボン酸無水物等が挙げられる。テトラカルボン酸の酸無水物としては、例えば、ピロメリット酸二無水物;ベンゾフェノン−3,4,3′,4′−テトラカルボン酸二無水物、ジフェニルエーテル−3,4,3′,4′−テトラカルボン酸二無水物、ベンゼン−1,2,3,4−テトラカルボン酸二無水物、ビフェニル−3,4.3′,4′−テトラカルボン酸二無水物、ビフェニル−2,3,2′,3′−テトラカルボン酸二無水物、ナフタレン−2,3,6,7−テトラカルボン酸二無水物、ナフタレン−1,2,4,5−テトラカルボン酸二無水物、ナフタレン−1,8,4,5−テトラカルボン酸二無水物、デカヒドロナフタレン−1,8,4,5−テトラカルボン酸二無水物、4,8−ジメチル−1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロナフタレン−1,2,5,6−テトラカルボン酸二無水物;2,6−ジクロロナフタレン−1,8,4,5−テトラカルボン酸二無水物、2,7−ジクロロナフタレン−1,8,4,5−テトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−テトラクロロナフタレン−1,8,4,5−テトラカルボン酸二無水物、フェナントレン−1,2,9,10−テトラカルボン酸二無水物、ベリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,3−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物等の分子内に芳香族有機基を有するテトラカルボン酸の無水物が挙げられる。さらに、テトラカルボン酸の無水物としては、これら二無水物以外に、一無水物があり、単独もしくは二無水物とを併用して使用することができる。一無水物としては、例えば、二無水物の無水基の1個をアルコール等で開環させたものが挙げられる。また、上記の芳香族環を有する酸無水物に水素添加したものを単独または、上記の芳香族環を有する酸無水物と併用することができる。このような化合物としては、例えば、シクロヘキサントリカルボン酸およびその無水物が挙げられる。前記ポリカルボン酸の酸無水物(1b)は、1種又は2種以上を用いることができる。必要により、本発明の効果を発揮する範囲内であれば、さらに芳香族ジカルボン酸化合物及び/又はその無水物を併用してもよい。これらの中でも、無水トリメリット酸を用いることがより好ましい。
前記分岐ポリイミド樹脂(1α)の好ましい製造方法としては公知慣用の方法でよく、例えば、有機溶剤中で、前記ポリイソシアネート化合物(1a)と、前記酸無水物(1b)とを、温度50〜250℃で1〜30時間反応させてカルボキシ及び/又は酸無水基含有ポリイミド樹脂(Iα)を製造する方法等が挙げられる。
本発明に用いる分岐ポリイミド樹脂(1)として、前記したポリイソシアネート化合物(1a)とポリオール化合物(1c)とから得られる末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(1d)を含有するポリイソシアネート化合物(1e)と、前記した3個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(1b)とを有機溶剤中で反応させて得られる、カルボキシ基及び/又は酸無水物基を有する分岐ポリイミド樹脂(1β)が挙げられる。
本発明で用いることができるウレタンプレポリマー(1d)としては、前記ポリイソシアネート化合物(1a)と、ポリオール化合物(1c)とを、ポリイソシアネート化合物(1e)中のイソシアネート基が該ポリオール化合物(1c)中の水酸基に対して過剰となるモル比で反応させてから得られる末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー等が挙げられる。
本発明に用いる前記ポリオール化合物(1c)は、1分子中に水酸基を2個以上有するポリオール化合物であればよく、特に限定されないが、なかでも、水酸基を2〜6個有する化合物が好ましく、ジオール化合物であることが特に好ましい。かかるポリオール化合物(1c)としては、例えば、アルキルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ウレタンポリオール、シリコンポリオール、アクリルポリオール、エポキシポリオール等が挙げられる。
前記分岐ポリイミド樹脂(1β)の製造方法としては公知慣用の方法でよく、例えば、前記有機溶剤中で、前記ポリイソシアネート化合物(1a)と、前記ポリオール(1c)とを、温度50〜110℃で1〜20時間時間反応させて末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(1d)を含有するポリイソシアネート化合物(1e)を製造し、続いて、前記ポリイソシアネート化合物(1a)と前記酸無水物(1b)を有機溶媒中で反応させる場合と同様に、前記ポリイソシアネート化合物(1e)と前記酸無水物(1b)反応させてカルボキシ基及び/又は酸無水物基を含有するポリイミド樹脂(1β)を製造する方法が挙げられる。
前記ポリイミド樹脂(1)の末端に残存するカルボキシ基や酸無水基を、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と反応させて分子量を調整することができる。かかるエポキシ樹脂としては、後述するエポキシ化合物(1g−1)が使用できる。
前記分岐ポリイミド樹脂(1)においては、ポリイソシアネート化合物成分として、前記ポリイソシアネート化合物(1a)や、前記ポリイソシアネート化合物(1a)及びウレタンプレポリマー(1c)が用いられるが、必要に応じて、これら以外のポリイソシアネート化合物(1h)の1種又は2種以上を併用してもよい。
上記の範囲で有機溶剤溶解性や耐熱性が良好で、レジスト用として用いた場合に希アルカリ水溶液でのパターニングが容易にできる。
本発明で用いるカルボキシ基を有する重合性樹脂(2)は、エポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とのエステル化物に、2個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(2c)を反応させて得られる。
本発明で用いるエポキシ化合物(2a)としては、例えばフェノール、クレゾール、ハロゲン化フェノール又はアルキルフェノール類とホルムアルデヒド類とを酸性触媒下で反応させて得られるノボラック類とエピクロルヒドリンとを反応させて得られるノボラック型エポキシ化合物があり、東都化成社製YDCN−701、704、YDPN−638、602、ダウケミカル社製DEN−431、439、チバ・ガイギ社製EPN−1299、大日本インキ化学工業社製N−730、770、865、665、673、VH−4150、4240、日本化薬社製EOCN−120、BREN等が挙げられる。またノボラック型エポキシ化合物以外にも、例えばサリチルアルデヒドとフェノール又はクレゾールとの反応物にエピクロルヒドリンを反応させて得られるエポキシ化合物(日本化薬社製EPPN502H、FAE2500等)が好適に用いられる。また、例えば油化シェル社製エピコート828、1007、807、DIC製エピクロン840、860、3050、ダウ・ケミカル社製DER−330、337、361、ダイセル化学工業社製セロキサイド2021、三菱ガス化学社製TETRAD−X、C、日本曹達社製EPB−13、27、チバ・ガイギ社製GY−260、255、XB−2615等のビスフェノールA型、ビスフェノールF型、水添ビスフェノールA型、臭素化ビスフェノールA型、アミノ基含有型、脂環式のグリシジルエーテル型等のエポキシ化合物も用いられる。またゴム変性エポキシ化合物、例えばエポキシ化ポリブタジエンPB3600、PB4700(ダイセル化学工業社製)、エポキシ化ブタジエン−スチレン エポブレンドΑT014等(ダイセル化学工業社製)、あるいはポリジメチルシロキサンのエポキシ化合物 X22−163B、KF100T(信越シリコン社製)等が挙げられる。また、Α,Ω−ポリブタジエンジカルボン酸に上記のようなエポキシ化合物を反応させて得られるエポキシ化合物、両末端カルボン酸のアクリロニトリル−ブタジエンゴムに上述のビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールΑ型エポキシ樹脂の一部を反応させることにより得られるエポキシ化合物も用いられる。これらの中で屈曲性、ソリ等の機械的特性の点からゴム変性エポキシ樹脂又はビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
本発明で用いる不飽和モノカルボン酸(2b)としては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸が挙げられる。また飽和又は不飽和多塩基酸無水物と1分子中に1個の水酸基を有する(メタ)アクリレート類や、あるいは飽和又は不飽和二塩基酸と不飽和モノグリシジル化合物との半エステル化合物類との反応物、例えばフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸と、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレートとを常法により等モル比で反応させて得られる反応物が挙げられる。これらの不飽和モノカルボン酸は単独又は混合して用いることができる。これらの中でアクリル酸が好ましい。
エポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とのエステル化物は公知慣用の製造方法でよく、例えば、上掲のエポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とをエポキシ基とカルボキシ基のモル比が1:0.9〜1:1.1のほぼ当量近辺で触媒存在下、100℃〜160℃の温度で1時間から20時間程度反応させ目的とするエステル化合物(エポキシアクリレート)を得ることができる。このとき溶剤中で反応を行ってもよいし、重合禁止剤を併用してもよい。エポキシ基とカルボキシ基との反応触媒としては、公知慣用のものが使用でき、例えば3級アミン触媒、4級アンモニュウム塩触媒、イミダゾール類、トリフェニルフォスフィンなどのフォスフィン系触媒、有機金属塩など使用できる。
2個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(2c)としてはフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸、トリメリット酸等の無水物が用いられる。
エポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とのエステル化物に、2個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(2c)を反応させる。例えば、エポキシ化合物と不飽和カルボン酸の反応で生成した水酸基に対して、上記酸無水物(2c)を水酸基に1モルに対して0.1〜1の割合で反応させて得ることがきでる。 このときの反応温度としては50〜150℃が好ましく、反応時間は、1時間から10時間程度反応させ目的物を得ることができる。またこの時、エステル化触媒や重合禁止剤を併用してもよく、各種溶剤中で反応を行うこともできる。
上記のカルボキシ基を有する重合性樹脂(2)に更に、イソシアネートエチル(メタ)アクリレート、あるいはトリレンジイソシアネート又はイソホロンジイソシアネートと1分子中に水酸基を1個以上有する(メタ)アクリレート類、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとの等モル反応物を反応させてウレタン結合を介して不飽和結合を導入して得られる化合物もカルボキシ基を有する重合性樹脂(2)として用いることができる。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物中に含有される有機溶剤(II)としては、前記分岐ポリイミド樹脂の製造方法で用いる有機溶剤と同様のものを用いることができる。
■その他成分
・エポキシ樹脂
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、分岐ポリイミド樹脂(1)、重合性樹脂(2)および有機溶剤(3)の他に、上掲のエポキシ樹脂を配合して熱硬化性成分として使用することができる。該エポキシ樹脂を熱硬化性成分として使用する場合、塗装→プレ乾燥→UV露光→現像→熱硬化でこの最終工程の硬化剤として作用する。熱硬化反応は、前記重合性樹脂(2)のカルボキシ基と、当該エポキシ樹脂のエポキシ基が反応して、UV露光時の反応以外でさらに熱架橋をするもので、これにより、より信頼性の向上を行うことができる。また重合性樹脂(2)のカルボン酸が反応することで耐水性向上等の面で効果がある。使用することができるエポキシ樹脂は上掲列挙した各種エポキシ樹脂が使用できる。好ましくは、分子中に2個以上のエポキシ基を有する芳香族系エポキシ樹脂が耐熱性等の面で好ましい。
前記重合性樹脂(2)を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、硬化剤あるいは硬化促進剤を使用することができ、例えば、メラミン、ジシアンジアミド、グアナミン樹脂やその誘導体、アミン類、フェノール類、有機フォスフィン類、ホスホニュウム塩類、4級アンモニュウム塩類、多塩基酸無水物、光カチオン触媒、シアネート化合物、イソシアネート化合物、ブロックイソシアネート化合物等が挙げられる。
また、活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を光照射により硬化させるには、光開始剤を使用することができる。光開始剤としては、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン誘導体、ミヒラーズケトン、ベンジン、ベンジル誘導体、ベンゾイン誘導体、ベンゾインメチルエ−テル類、α−アシロキシムエステル、チオキサントン類、アンスラキノン類及びそれらの各種誘導体等が挙げられる。
さらに、反応性希釈剤を、活性エネルギー線による硬化性の調整を目的として使用でき、例えば、(メタ)アクリレート化合物、ビニル化合物、アクリルアミド化合物、マレイミド化合物等が挙げられる。なかでも、レジスト組成物の現像性を向上させる点から、(メタ)アクリロイル基と水酸基を有する化合物が好ましい。
また、前記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物には、必要に応じて、各種の無機充填材を添加することができ、例えば、硫酸バリウム、チタン酸バリウム、酸化けい素酸粉、微粒状酸化けい素、シリカ、タルク、クレー、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、水酸化アルムニウム、雲母等が挙げられる。
さらに、前記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物には、必要に応じて、無機顔料、有機顔料等を添加することができる。無機顔料としては、例えば、黄鉛、ジンククロメート、モリブデート・オレンジの如きクロム酸塩;紺青の如きフェロシアン化物、酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ、酸化鉄;炭化クロムグリーンの如き金属酸化物、カドミウムイエロー、カドミウムレッド;硫化水銀の如き金属硫化物、セレン化物;硫酸鉛の如き硫酸塩;群青の如き珪酸塩;炭酸塩、コバルト・バイオレッド;マンガン紫の如き燐酸塩;アルミニウム粉、亜鉛末、真鍮粉、マグネシウム粉、鉄粉、銅粉、ニッケル粉の如き金属粉;カーボンブラック等が挙げられる。
さらに、前記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物には、必要に応じて、更に、防錆剤、体質顔料等を添加することができる。これらは単独でも2種以上を併用してもよいが、紫外線を活性エネルギー線源として使用する場合は、硬化に必要な透明性を有する範囲で使用する必要がある。
・使用法
前記活性エネルギー線硬化型樹脂組成物はレジスト用組成物として好適に使用され、基板上に、スクリーン印刷方、スプレー法、静電スプレー法、エアレススプレー法、カーテンコータ法、ロールコート法などの従来公知の方法にて膜厚60〜160μmで塗布され、溶剤を60〜110℃で乾燥した後に、所望のネガパターンのマスクを透して紫外線等の活性エネルギー線の照射を行い、未露光部分を希アルカリ水溶液にて溶解除去(現像)することでパターンを形成し、更に、通常活性エネルギー線の照射及び/又は100〜200℃程度の加熱を0.5〜1時間程度行って、十分な硬化を行い、硬化塗膜を得ることができる。
(合成例1)
攪拌装置、温度計及びコンデンサーを備えた4口フラスコに、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート5958.0gと、イソホロンジイソシアネートから誘導されるイソシアヌレート環含有ポリイソシアネート化合物(以下、IPDI−Nと略記する。イソシアネート基含有率18.2%、イソシアヌレート環含有トリイソシアネート化合物の含有率95%)2772g(イソシアネート基のモル数12mol)と、無水トリメリット酸1728.0g(9mol)を仕込み、攪拌を行いながら160℃まで昇温した。60℃付近から激しく発泡しはじめ、フラスコ内容物は徐々に透明となった。160℃で4時間反応をさせた後、赤外線吸収スペクトル(以下、IRと略記する。)にて2270cm−1のイソシアネート基の吸収が消失していることを確認して、薄黄色透明の分岐ポリイミド樹脂溶液(1α)を得た。
攪拌装置、温度計及びコンデンサーを備えた4口フラスコに、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート4332.0gと、IPDI−N 1848g(イソシアネート基のモル数8mol)と、ジメチロールブタン酸(以下、DMBAと略記する。)148.0g(1mol)およびウレタン触媒を仕込み、攪拌を行いながら80℃で2時間反応を行った。系内のイソシアネート基含有率が39.2%になった時点で、無水トリメリット酸1536.0g(8mol)を仕込み、攪拌を行いながら160℃まで昇温した。160℃で4時間反応させた後、IRにて2270cm−1のイソシアネート基の吸収が消失していることを確認して、薄黄色透明の分岐ポリイミド樹脂溶液(1β)を得た。
温度計、攪拌器及びコンデンサーを備えたフラスコに、エチルカルビトールアセテート322.2gを仕込み、これにオルトクレゾールノボラック型エポキシ樹脂EPICLON N−680〔DIC株式会社製、エポキシ当量212g/eq〕954.0g(エポキシ基4.5モル)を溶解させた。次いで、ハイドロキノン1.3gを加えた後、攪拌を行いながらアクリル酸325.8g(カルボキシ基4.5モル)と、トリフェニルフォスフィン 2.1gを添加し、空気を吹き込みながら130℃でエステル化反応を行った。反応終点は、酸価が1mgKOH/g以下になった点とした。その後、エチルビカルビトールアセテート611.2gと、テトラヒドロ無水フタル酸444.6gを加え、90℃で5時間反応させて、酸価82.4で、アクリロイル基の濃度が2.61mmolの淡黄色の酸ペンダント型エポキシアクリレート樹脂溶液(2)を得た。
ポリイミド樹脂(1)成分として、合成例1、2で得られた分岐ポリイミド樹脂溶液を、重合性樹脂(2)成分として合成例3で得られた酸ペンダント型エポキシアクリレート樹脂溶液(2)を、その他、エポキシ樹脂としてオルトクレゾールノボラック型エポキシ樹脂 エポキシ当量212g/eq 軟化点80℃をEDGAで不揮発分60%に希釈したもの(但し、表中の数値は固形分値)、光開始剤(イルガキュア907(チバスペシャルティケミカル社製))、DPHA(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート)、熱硬化触媒(2−エチル−4−メチル−イミダゾール)を、表1、2に記載された配合比率(重量部)にて配合し、活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を得た。各硬化型樹脂組成物を後述する試験方法に従って、各種測定を行った。それらの結果も表1、2に記載した。
■現像速度
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物をガラス基板にアプリケーターを用いて乾燥後30μmの膜厚になるように塗布し、得られたテストピースを80℃の乾燥器中に30分間放置して溶剤を揮散させ重量を測定した(W0)。このテストピースを、30℃の1%炭酸ナトリウム水溶液を現像液として、30秒間浸漬振とうし、水道水で洗浄した後再度重量測定を行った(W1)。現像による重量減少量(W1−W0)、樹脂比重(1.2g/cm2)、塗布面積(S)をもちいた下記で示される式より現像速度(t)を算出した。
◇現像速度[μm/min]:〔{(W1−W0)/1.2}/(S)〕/0.5
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物をガラス基板にアプリケーターを用いて乾燥後30μmの膜厚になるように塗布し、得られたテストピースを80℃の乾燥器中に30分間放置して溶剤を揮散させた。このテストピースを、30℃の1%炭酸ナトリウム水溶液を現像液として、120秒間浸漬振とうし、水道水で洗浄した。現像跡を目視にて確認し現像残渣(現像できなかった樹脂組成物の残り)が確認されたテストピースは、残渣領域をトレーシングペーパーに転写し残渣分の形に切り取ったものの重量(W2)を、初期に塗布した面積(S)と同面積のトレーシングペーパーの重量(W3)と比較し、初期塗装面積に対する残渣面積として算出し評価を行った。
◇現像残渣[%]:W2/W3
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物をガラス基板にアプリケーターを用いて乾燥後50μmの膜厚になるように塗布し、得られたテストピースを80℃の乾燥器中に30分間放置して溶剤を揮散させた。室温(25±2℃)まで冷却した後、指で表面を押してタック性を以下で評価した。
○: まったくタック性なし、かつ指の跡が残らない。
△: べたつきはないが指の跡が残る。
×: べたつきがある。
〈測定用試験片の作製〉
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物を硬化後の膜厚が25μmになるように鏡面アルミ基板上に塗装し、50℃の乾燥機で30分間、さらに100℃に昇温し30分間乾燥させた後、乾燥機を170℃に昇温し60分間硬化させて硬化塗膜を作製した。室温まで冷却した後、硬化塗膜を所定の大きさに切り出し、基板から単離して測定用試料とした。
〈引張試験測定方法〉
測定用試料を4枚作成し、下記の条件で引張試験を行い、破断強度と破断伸度を求めた。破断強度と破断伸度の値が高いほど機械物性に優れる塗膜であることを表す。
測定機器 :A&D社製 テンシロン1210A
サンプル形状:10mm×100mm
チャック間 :20mm
引張速度 :10mm/min
測定雰囲気 :23℃、50%RH
〈測定用試験片の作製〉
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物を硬化後の膜厚が25μmになるように鏡面アルミ基板上に塗装し、50℃の乾燥機で30分間、さらに100℃に昇温し30分間乾燥させた後、乾燥機を170℃に昇温し60分間硬化させて硬化塗膜を作製した。室温まで冷却した後、硬化塗膜を所定の大きさに切り出し、基板から単離して測定用試料とした。
〈耐熱試験方法〉
TG−DTA示差熱熱量重量同時測定装置を用い測定を行った。深型のアルミパン容器に樹脂塗膜を秤量し、室温から500℃まで昇温し重量変化により耐熱性を評価した。重量減少が小さいほど耐熱性に優れる塗膜であることを表す。
測定装置:SIINT TG/DTA6200
測定温度:RT〜500℃
昇温速度:10℃/min
〈測定用試験片の作製〉
実施例、比較例、参考例で得られた硬化型樹脂組成物を硬化後の膜厚が25μmになるように鏡面アルミ基板上に塗装し、50℃の乾燥機で30分間、さらに100℃に昇温し30分間乾燥させた後、乾燥機を170℃に昇温し60分間硬化させて硬化塗膜を作製した。室温まで冷却した後、硬化塗膜を所定の大きさに切りだし、基板から単離して測定用試料片とした。
〈熱膨張試験方法〉
セイコー電子株式会社製熱分析システムTMA−SS6000を用いて、試験長10mm、昇温速度10℃/分、荷重6mNの条件でTMA(Thermal Mechanical Analysis)法により測定した。なお、線膨張係数に使用した温度領域は20〜100℃の試験長の変位より求めた。なお、線膨張係数はその値が小さいほど熱膨張係数が小さく、優れることを意味する。単位はppm/K。
Claims (8)
- 3個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物(1a)と、
下記一般式(1)に示される化合物
又は、前記一般式(1)で示される化合物とε−カプロラクトンとを反応させて得られるエステル化合物、前記一般式(1)で示される化合物とこれ以外のポリオール化合物(1c−2)又はジカルボン酸化合物(1c−3)とを反応させて得られるエステル化合物、前記一般式(1)で示される化合物とアルキルエステル化合物(1c−4)とをエステル交換反応させて得られるエステル化合物、及び前記一般式(1)で示される化合物とこれ以外のポリオール化合物(1c−2)とアルキルエステル化合物(1c−4)とをエステル交換反応させて得られるエステル化合物からなる群から選ばれる1種以上の1分子中に水酸基を2個以上有するポリオール化合物
とから得られる末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(1d)を含有するポリイソシアネート化合物(1e)と、3個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(1b)とを有機溶剤中で反応させて得られる、カルボキシ基及び/又は酸無水物基を有する分岐ポリイミド樹脂(1β)、
エポキシ化合物(2a)と不飽和モノカルボン酸(2b)とのエステル化物に、2個以上のカルボキシ基を有するポリカルボン酸の酸無水物(2c)を反応させて得られたカルボキシ基を有する重合性樹脂(2)及び有機溶剤(3)を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。 - 前記分岐ポリイミド樹脂(1β)と、前記重合性樹脂(2)との組成比が重量基準で樹脂(1)/樹脂(2)=2/98〜60/40の範囲である請求項1記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
- 前記酸無水物(1b)がカルボキシ基を有する酸無水物を含むものである請求項1又は2記載の活性化エネルギー線硬化型樹脂組成物。
- 前記ポリイソシアネート化合物(1a)が、環式脂肪族イソシアネート化合物をイソシアヌレート化して得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシアネート化合物である請求項1〜3の何れか1項記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
- 前記環式脂肪族イソシアネート化合物がイソホロンジイソシアネートまたはトリレンジイソシアネートである請求項4記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 前記酸無水物(1b)が、無水トリメリット酸又は水添トリメリット酸である請求項1〜5の何れか1項記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- エポキシ化合物(2a)が、ビスフェノール型エポキシ化合物またはノボラック型エポキシ化合物である請求項1〜6のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を硬化して得られる硬化物。
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