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JP5541679B2 - 画像処理装置及び方法、並びに、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影装置により撮影して得られた画像データを保存することに関する。より詳細には、投影装置によって画像が投影されている投影板(ホワイトボード)に手書き加筆されている状態においてカメラで撮影して得た画像データについて形状及び位置を補正して保存することに関する。
近年、ネットワークの普及により、文書が電子的に配布される機会が増え、会議を行う場合に、ホワイトボードを投影板として用いて電子データを資料として投影し、更にホワイトボード上に水性ペンなどで手書き記入することも多い。そこで、プロジェクターにより画像データを投影した状態の投影板(ホワイトボード)に手書き情報を加えた状態をデジタルカメラなどで撮影し、議事録として電子配布可能なデータとするための技術が考えられている。
また、投影板などの平面に正対しない状態で撮影した画像から既知の矩形枠を取得することで歪パラメータを発見し、正対した状態の画像に補正する技術があった(特許文献1)。この技術を用いれば、投影内容中の既知の矩形枠、例えば投影領域の外枠や投影板自体の枠などに対応する枠を検出し、当該検出した枠の歪みに基づいて、歪みパラメータを求めることができる。そして、算出した歪パラメータを用いた補正により、投影板に正対しない状態で撮影した画像から歪みのない画像が得られる。
また、外枠画像を投影して撮影することで投影画像の外枠を検出し、投影板に記入された筆記画像の位置とサイズを当該検出した外枠に合わせて補正し、補正後の筆記画像を、投影されていた元の画像データにずれなく合成する技術があった(特許文献2)。
特開平03−094383号公報 特開2007−017543号公報 特開2003−288588号公報 特許第3026592号明細書
実際に非固定の可搬プロジェクターを用いる際は、投影板とプロジェクターが正確に正対しない状態で運用する場合も多い。このような状態においてデジタルカメラなどで撮影された画像は投影板と撮影位置との位置関係による歪みを含む他、投影装置と投影板の位置関係による歪みも含む。すなわち、撮影画像において、投影装置により投影された画像の部分は、両方の歪みが複合したものとなる。一方、ユーザーは投影版(ホワイトボード)に正対して文字などの書き込みを行うので、書き込み部分(筆記画像)は、投影装置と投影版の位置関係による歪みは含まず、投影板と撮影位置との位置関係による歪みの影響だけを含む。したがって、投影領域の外枠を基準として撮影画像を補正すると手書き部分の形状に歪が生じる問題があった。
上記課題を解決するために案出された本発明に係る画像処理装置は、投影装置によって投影オブジェクトが投影され且つユーザーによって手書きオブジェクトが手書きされた板を撮影して得た画像データを入力する入力手段、前記入力された画像データから、前記板の四辺を構成する第1の枠と、前記投影装置によって投影される投影領域の四辺を構成する第2の枠を抽出する枠抽出手段、前記第1の枠に基づいて第1の歪み補正値を取得し、前記第2の枠に基づいて第2の歪み補正値を取得する補正値取得手段、前記入力された画像データから、前記投影オブジェクトと前記手書きオブジェクトとを抽出するオブジェクト抽出手段、前記抽出された手書きオブジェクトに対しては前記第1の歪み補正値を用いて歪み補正を行い、前記抽出された投影オブジェクトに対しては前記第2の歪み補正値を用いて歪み補正を行う歪み補正手段前記歪み補正された手書きオブジェクトと前記歪み補正された投影オブジェクトとを用いて歪み補正された画像データを生成する出力手段、を備える。
投影装置による投影データに傾きが在る状態で撮影装置により投影画像及び手書きによる画像を撮影した場合であっても、手書きの記入物の画像を本来の記述形状と同じ形状に補正した上で、投影データ上の適切な位置に重ね合わせた画像データを生成することができる。
実施形態1の入力画像取得環境の例を示す図である。 実施形態1における入力画像の例を示す図である。 実施形態1の構成例を示す図である。 実施形態1の動作を示すブロック図である。 実施形態1における画像処理のフローチャートである。 実施形態1における枠抽出処理の例を示す図である。 実施形態1におけるオブジェクト分割処理結果の例を示す図である。 実施形態1におけるオブジェクト補正処理結果の例を示す図である。 実施形態1における出力画像の例を示す図である。 実施形態2における画像処理のフローチャートである。 実施形態2における入力画像の例を示す図である。 実施形態2における手書き部分抽出の例を示す図である。 実施形態2における出力画像の例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の画像処理装置へと入力される画像が取得される環境を示す図である。
四辺形形状を有する白板(ホワイトボード)101は投影板と記入板を兼ねている。白板101へ記入を行うためにペン102が用いられる。投影装置(プロジェクター)103から白板101へ画像を投影する。該投影画像はPC104などのコンピューターから投影装置103へ入力される。白板101は、投影画像及び手書き画像の背景となる。投影領域を包含する白板101を撮影するために撮影装置(デジタルカメラ)105が用いられる。上記環境において、投影装置103より白板101上つまり背景上へ、撮影装置105で撮影した画像の投影データ110が投影される。投影画像が投影されている白板上に手書き加筆されることで、投影画像及び手書き画像は同時に存在し得る。
図2は本発明の画像処理装置に入力される入力画像の例を説明するための図である。
撮影装置105により撮影された入力画像200は、四辺からなる白板領域枠201と、四辺からなる投影領域枠202と、投影された画像のオブジェクト203、ペン102により記入された手書きオブジェクト204を含む。投影装置203が白板101の斜め方向から投影すると、投影領域は白板に対して歪みが生じる。また、撮影位置と対象物の位置関係から傾き、すなわち線形歪みが生じる。したがって、撮影した画像200において、特に、投影領域枠202、投影画像オブジェクト203は、投影装置103と白板101の位置関係によって、白板101の白板領域枠201の歪みとは別の歪みを持っている。
図3は本発明を実施する画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
画像処理装置300は、外部記憶媒体I/F301とCPU302とメモリ303とハードディスク304を含んで構成される。撮影した画像データの入力を外部記憶媒体I/F301から行ない、画像データに本発明の処理を施すための画像処理プログラムをCPU302が実行する。メモリ303は、該プログラムを実行する際のワークメモリやデータの一時保存などに用いられ、ハードディスク304は、該プログラムやデータを格納するために用いられる。
図3に示した画像処理装置300の構成は一例であり、本発明の画像処理をPC104により実行しても、或いは撮影装置105の電子回路またはASIC上で実行してもよい。
図4は本実施形態の画像処理を説明するブロックダイアグラムである。
撮影装置105で撮影された画像が、外部記憶媒体I/F301からの入力画像400として枠抽出処理部401およびオブジェクト分割処理部407に入力される。
枠抽出処理部401は、入力画像400から4つの直線で構成された枠を抽出し、白板領域の輪郭に相当する白板領域枠形状402および投影領域の輪郭に相当する投影領域枠形状403を、歪み補正値抽出処理部404へ提供する。歪み補正値抽出処理部404は、白板領域枠形状402、投影領域枠形状403からそれぞれの歪みを数値化する処理を行い、白板領域枠形状402から白板歪み補正値405を算出し、投影領域枠形状403から投影歪み補正値406を算出する。
一方、オブジェクト分割処理部407は、入力画像400から、活字や記号、手書き文字などのオブジェクトを分割して得た各オブジェクトデータ408を、オブジェクト補正処理部409へ提供する。オブジェクト補正処理部409は、該オブジェクトデータについて白板歪み補正値405および投影歪み補正値406をもとに補正をし、補正されたオブジェクトデータの集合により形成される出力画像410を出力する。
図5は、図4のブロックダイアグラムに従った本実施形態の処理手順を説明するための詳細フローチャートである。以下、図2の画像200を入力画像400として用いた場合に、幅w、高さhの出力画像410を生成する例を、同フローチャートにより説明する。
ステップS501では、枠抽出処理部401が入力画像400中から投影領域の枠に相当する四角形を抽出する。
枠に相当する四角形の抽出は、公知の手法を用いて次のように行うことができる。SobelやLaplacianフィルタなどを用いたエッジ強調手法により、入力画像中の白板領域の境界部分や投影領域の境界部分に該当する画素を極立たせる。この強調画像に対しハフ変換や最小近似法などの公知の直線抽出手法を用いることで、四角形を構成する十分に長い4辺を抽出する。
図2の入力画像200に対してエッジ強調を行った画像の例を図6に示す。四角形601が、投影領域の枠に相当する。なお、図6が示すように、エッジ強調された画像からは投影領域の枠601の外側に、後述する白板領域の枠602が抽出される。ステップS501では抽出された2つの枠のうち内側のものを投影領域の枠として選択することとする。
ステップS502では、枠抽出手段が入力画像中から白板領域の枠に相当する不等辺四角形を抽出する。本処理は、ステップS501の処理に付随して行い、入力画像をエッジ強調した画像から抽出される2つの枠のうち、外側の枠を白板領域の枠として選択すればよい。もし枠が1つしか見つからない場合は、2つの枠が検出されるようにエッジ強調のパラメータや直線検出方法を変更して再度ステップS501〜S502の処理を行うようにしてもよい。また、白板の種類によっては角が丸まっているものもあるが、そのような場合は、エッジ強調された画像から、白板の上辺・下辺・左辺・右辺を構成する各直線を検出し、当該直線の位置を基準にして四角形の位置を得るように構成してもよい。
ステップS503では、補正値取得手段が、入力画像中の歪みについて投影領域を基準にして補正するための投影歪み補正値を抽出し取得する。
ここで投影歪み補正値とは、矩形領域を3次元的な角度をもって2次元平面に投影した場合に生成される不等辺四角形領域を、元の矩形領域へと補正する演算、いわゆる逆透視変換演算で用いられる変換行列のパラメータである。例えば特許文献3に開示されているように、逆透視変換の演算式に変換前の4頂点の座標と変換後の4頂点の座標をそれぞれ代入し、得られる連立方程式を解くことにより変換行列のパラメータが抽出される。
ステップS503の処理の場合、上記変換前の4頂点の座標は、ステップS501で抽出された投影領域枠の4頂点の座標に相当する。変換後の4頂点の座標は、予めユーザーによって指定された、投影領域部分に対する出力サイズw×hの画像領域の4隅、すなわち(0,0),(w,0),(w,h),(0,h)の4点である。両座標を用いて作られた連立方程式を解いて得られた行列の各パラメータは、投影歪み補正値として記憶される。
ステップS504では、補正値取得手段が、入力画像中の歪みについて白板領域枠を基準にして補正するための白板歪み補正値405を抽出し取得する。
白板歪み補正値405を求める処理は、ステップS503と同様に行うことができる。ここで変換前の4頂点の座標として代入するのは、ステップS502で抽出された白板領域枠の4頂点である。変換後の4頂点の座標は、予めユーザーが指定した白板のアスペクト比a(横/縦)、投影領域部分に対する出力サイズw×h、および入力画像中の投影領域に対する白板領域の高さ比rから次のように求められる。
(0,0),(W,0),(W,H),(0,H) 但し、H=h×r、W=a×H
図6における白板領域枠602の上辺の中点Aと下辺の中点Bを結ぶ線分ABが投影領域枠601の上辺と交差する点をC、下辺と交差する点をDとする。このとき、上記のrは、線分ABの長さL1と線分CDの長さL2の比L1/L2で求められる。
ステップS505では、オブジェクト分割出手段により、入力画像中の白板に記入された記入物、および投影された投影物を個別のオブジェクトに分割し抽出する。分割された抽出オブジェクトは形状と位置を持ったデータとして記憶される。
オブジェクト分割の処理は次のように行う。まずオブジェクト画素が黒、背景画素が白となるように入力画像を二値画像に変換する。例えば多値画像の輝度ヒストグラムを取得し、それらのピークから適応的に求めた閾値を用いて二値化画像に変換する手法を用いることができる。次に公知の手法によりラベリング画像を生成する。例えば以下のような手法を用いることができる。二値画像を形成する各ラインの画素をスキャンし、黒画素が連続する区間について、スタート位置と終了位置をテーブルに格納する。全ラインについてこの処理を終えると、ライン間で接している区間に同じラベルを与え、黒画素領域を形成することでラベリング画像を生成する。生成したラベリング画像内で同一ラベルを持つ画素塊をそれぞれオブジェクトとみなす。
ステップS505では、オブジェクトデータに記憶される形状情報および位置情報の初期値を与える。形状情報とは、同オブジェクトが特定可能なラベリング画像を指し示す情報、および同画像上で対応する画素のラベル値である。位置情報とは、同ラベリング画像上で対応するラベル画素集合に外接する矩形の左下の座標である。
図7は入力画像200に対してオブジェクト分割処理を行った結果を表す。
連続する黒画素にラベリングした結果、入力画像200の投影画像203について、外接矩形で示した12個のオブジェクト7301〜7312に分割される。入力画像200の手書き記入物204について、外接矩形で示した13個のオブジェクト7401〜7413に分割される。
ステップS506は、ステップS505で抽出されたオブジェクトそれぞれに対し、以降繰り返し終端ステップS512までの繰り返し処理を制御するステップである。つまり本実施形態では、25個のオブジェクト7301〜7312および7401〜7413に対して処理を繰り返すように制御が行われる。
まずはオブジェクト7301を処理対象としてステップS507へ進み、オブジェクト選別手段が、対象となるオブジェクトが手書き記入物のオブジェクトか投影物のオブジェクトであるかの判定を行う。手書きオブジェクトであれば選別してステップS508に進み、その他のオブジェクトであればステップS509に進む。
手書きオブジェクトか投影物オブジェクトかの判定は、例えば、予め投影物と手書き記入物が異なる色になるように定めておき、入力画像から取得した各オブジェクトの色を用いて判断すればよい。或いは、線の揺れ度合の大きさや濃淡の不均一性などで手書き性を評価して判断することもできる。或いは、各オブジェクトについて投影歪みを用いて一度補正したうえで、オブジェクト内の線分が水平・垂直であるものを投影物と判断することもできる。或いは、近傍オブジェクトの判定結果を利用して、例えば位置、大きさの揃った投影物のオブジェクトが近くに存在する場合、対象を投影物と判断することもできる。或いは、予め手書き記入物の色を指定し、対象オブジェクトの色情報と手書き記入物の指定色情報とを比較して、別の色であると判断された場合は、投影オブジェクトと判断することができる。或いは、入力画像の撮影時に、手書き記入物判断のために投影装置による投影を停止して手書き記入物だけの状態を撮影して判断することもできる。このようにして得られた分類結果(判定結果)は各オブジェクトのデータに付随して保持される。
ここで、オブジェクト7301は手書きオブジェクト以外であると判断されるためステップS509へ進み、歪み補正手段が対象オブジェクト形状を投影歪み補正値で補正する。
この補正処理では、白板歪み補正値405を用いた逆透視変換により、ステップS505で生成されたラベリング画像の各画素を配置し直した、白板歪み補正済みラベリング画像を生成する。そして、対象オブジェクトデータの形状情報において、参照先となるラベリング画像がこの白板歪み補正済みラベリング画像になるように書き換える。
ステップS510では、歪み補正手段が対象オブジェクトの位置情報である左下の座標を投影歪み補正値で補正する。この補正処理は、変換行列に投影歪み補正値のパラメータを設定し、補正前の左下座標を逆透視変換演算することで行われる。
手書きオブジェクト以外と判断されるオブジェクト7301の様に、ステップS509において投影歪みで形状補正されたオブジェクトについては、位置についても同じ投影歪み値を用いれば良い。
ステップS511では、オブジェクトのデータに関連付けられた補正済ラベリング画像と、同画像内で対応する画素のラベル値情報から、補正済のオブジェクト画素形状を抽出し、オブジェクトの補正済み位置情報に従って出力画像上に配置する。これは単に、補正済ラベリング画像上での対象ラベル付き画素を出力画像内にコピーしてもよい。或いは出力画像内で独立したオブジェクトとして配置してもよい。例えば対象ラベル付き画素がオブジェクト色となり、それ以外が透明になるような部分画像データを生成し、出力画像内の指定位置に描画されるようなグラフィック記述データを構成してもよい。或いはこの部分画像の線部分の輪郭や芯線などを公知のベクトル変換技術によりベクトルパスデータに変換したデータを用いて構成してもよい。
例えば特許文献4が開示する技術では、画像をラスタ走査しながら注目画素とその近傍画素の状態に基づいて水平及び垂直方向の画素間ベクトルを検出する。次に、これら画素間ベクトル同士の接続状態を基に画像データの輪郭を抽出することで、アウトラインベクトルと呼ばれる連結画素データの周回を画素間ベクトルの集合で記述する情報を生成する。
ステップS512では、未処理オブジェクトがあればステップS506に戻って処理を繰り返し、未処理オブジェクトが無ければ繰り返さず終了する。ここでは未処理オブジェクトが24個残っているため、ステップS506に戻ってオブジェクト7302を処理対象として、処理を繰り返す。オブジェクト7302〜7312はオブジェクト7301と同様にステップ507で手書きオブジェクトではないと判断されるため、説明を省略する。
オブジェクト7312の処理に続いてオブジェクト7401が処理対象とされ、ステップS507ではオブジェクト7401が手書きオブジェクトであると判断されるので、ステップS508へ進む。
ステップS508では、手書きと判定されたオブジェクトに対し、歪み補正手段が対象オブジェクトの形状を白板歪補正値で補正する。この補正処理は、パラメータに投影歪み補正値ではなく白板歪み補正値405を用いる点でステップS509の補正処理と異なり、その他は同一である。続いてステップS510〜S512の処理を行う。
手書き部分の歪みをなくすために白板の枠を基準にして補正すると、手書き部分と投影画像部分の補正量が異なるので、補正後の手書き部分画像をそのまま投影画像データに合成すると位置ずれが生じる恐れがある。一方、本発明では、手書きオブジェクトに対して、形状補正をする際は白板歪み補正値で補正し、且つ、位置補正をする際は投影歪み補正値を用いることで、形状の歪みを補正しつつ、手書きオブジェクトと投影オブジェクトの位置ずれを極力減らすことができる。
オブジェクト7402〜7413についても、ステップS507で手書きオブジェクトと判断され、オブジェクト7401と同様に、ステップS508,S510〜S512の処理が行われ、未処理オブジェクトがなくなると本フローチャートの処理を終了する。
図8は図5のフローチャートの各処理の過程を説明する図である。
手書きオブジェクトではない投影オブジェクト7301〜7312についてステップS509の形状補正、ステップS510の位置補正を行った結果、つまり投影領域枠202の歪みで逆透視変換処理をした結果、補正後画像801が得られる(図8(A))。手書きオブジェクト7401〜7413についてステップS508の形状補正を行った結果、つまり白板領域枠201の歪みで逆透視変換処理をした結果、補正後画像802が得られる(図8(B))。両画像のサイズについては、ステップS504で求めた投影領域に対する白板領域の高さ比rに基づいて示してある。
オブジェクト7401〜7413の位置情報、つまり矩形左下座標について、ステップS510に従い投影領域枠位置補正をした結果、補正後の13個のオブジェクト左下座標の位置803が得られる(図8(C))。同座標位置803は、説明のためにドットで示してある。破線804は、投影オブジェクトの位置を参考のため示している。
図9は、本実施形態による出力画像を従来技術の例と比較して示す図である。
2つの歪み補正値を用いた本実施形態の出力画像901(図9(A))は、位置及び形状補正した投影オブジェクトを図8(A)の通りに、図8(B)に示した補正形状の手書きオブジェクトを同(C)に示した補正位置に配置している。
従来技術による出力画像902は、投影歪み補正値のみを用いて全オブジェクトを補正したため、記入者が手書きしたオブジェクトの形状が元と異なり歪んだ形状となっているが(図9(B))、出力画像901は手書きオブジェクトの形状が歪むことがない。
以上説明したように本実施形態によれば、画像を投影し手書きで情報を追記した白板を撮影した画像を、見易い形状に補正して合成した画像とすることができる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、単純に撮影画像から補正処理を行ったが、PC104から投影装置へ入力する画像データが特定・取得できる状態なら、該画像データに追記する形で補正してもよい。また、手書きオブジェクトの種類によって、適用する補正値の判断をしてもよい。
図10は、本実施形態の画像処理方法の処理手順を説明するためのフローチャートである。以下、入力画像400として図11の画像1100を用い、投影された画像データに追記し重ね合わせる形で出力画像410を生成する場合の処理を、同フローチャートに従って説明する。画像1100は、投影画像に手書きで下線が付されたものである。
ステップS1001では、データ特定手段が、撮影装置105が入力画像1100を撮影した際に投影装置103が投影していた電子データを特定する。このデータ特定は、PC104内に対象ファイルが保存されていることを前提にして、文字列を用いた全文検索などの検索技術により行える。検索の為のキー情報は、入力画像1100の投影領域枠内を投影歪で補正した画像やそのOCR結果の文字列から得られる。或いは、ユーザーに対応する電子データのファイル名を入力するように促し、入力された結果を用いて特定するようにしても良い。或いは、画像処理装置300と投影装置103へ画像を入力するPC104で通信することにより投影データを送信しても良い。
続いてステップS1002〜S1005では、ステップS501〜S504(図5)と同様の処理を行う。ステップS1004における逆透視変換による変換後の4頂点の座標値には、ステップS1001により特定された投影データの持つ幅wと高さhから求めた座標値(0,0),(w,0),(w,h),(0,h)を用いる。
上記各ステップの処理により投影領域枠と白板領域枠についてそれぞれ投影歪補正値と白板歪補正値を抽出するとステップS1006に進み、特定された投影データの内容を、出力画像内に配置する。例えば、投影データをレンダリングした画像を、出力画像の大きさにリサイズしたものを貼り付ければよい。或いは、投影データを背景および前景の各オブジェクトに分離し、オブジェクト毎に対応する位置に配置してもよい。
続いてステップS1007でステップS505(図5)と同様にオブジェクト分割をした後、ステップS1008では、分割すなわち抽出されたオブジェクト毎にステップS1009〜S1014を繰り返す処理を制御する。
ステップS1009では、投影データ内に対象オブジェクトと一致するオブジェクトが存在するか否かを判定する。一致、不一致の判断は、該当オブジェクトに対して投影歪み補正値を適用し補正した結果と、ステップS1005で特定した投影データの画素の重なりによって行える。或いは、投影データのオブジェクトの位置情報から推測するなどの方法を用いることもできる。
図12は投影データと一致するオブジェクトの検出例を示す。画像1201は入力画像1100を投影歪み補正値で補正したもの、画像1202は投影データの色を反転したものである。画像1203は画像1201と画像1202の色情報を加算したもの、つまり画像1201から投影データの色情報を減算することで、投影データとの差分をとったものである。
ステップS1009において一致すると判断した場合はステップS1006で出力画像上へ配置済みであるため繰り返し終端のステップS1015に進む。一方、一致しない場と判断した合は手書きのオブジェクトとみなしてステップS1010に進み、オブジェクトが投影画像に対して記入された下線や囲みなどのマークオブジェクトであるかどうかを判定する。マークオブジェクトであるか否かの判断は、例えば投影オブジェクトに近接しているオブジェクトで文字以外がマークオブジェクトであるとすればよい。具体的には大きさ一定以下で、縦横比が1に近い物を文字とし、或いは直線や、楕円状などといった形状のものをマークオブジェクトと判断するようにしてもよい。
マークオブジェクトと判定された場合はステップS1012に進み、それ以外の手書きの記号などの場合はステップS1011に進む。画像1101(図11)はマークオブジェクトであると判断される。
ステップS1011〜S1014ではステップS508〜S511と同様の処理を行ない、未処理オブジェクトがあればステップS1008に戻って処理を繰り返し、未処理オブジェクトが無ければ繰り返さずに終了する。
図13は、本実施形態による出力画像を従来技術の例と比較して示す図である。
本実施形態による出力画像1301(図13(A))は、投影データ部分に関して投影装置103へ入力した画像データを用いているため、投影データ部分に関し劣化の無い状態で再現することができる。
従来技術による出力画像1302(図13(B))は、マークオブジェクト1101に対しても文字部分同様に、白板歪み値で形状補正した結果の出力画像例である。出力画像1302では、手書きマークオブジェクト1101が投影データ部分に重なってしまう。
以上説明したように、本実施形態によれば、投影データが特定できる場面においては、投影データ部分の画質の劣化がない。また、手書きの下線、囲みに対する補正値の判定処理を加えることで、手書きで追記した下線、囲みを見易い形で付加することができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 投影装置によって投影オブジェクトが投影され且つユーザーによって手書きオブジェクトが手書きされた板を撮影して得た画像データを入力する入力手段
    前記入力された画像データから、前記板の四辺を構成する第1の枠と、前記投影装置によって投影される投影領域の四辺を構成する第2の枠を抽出する枠抽出手段
    前記第1の枠に基づいて第1の歪み補正値を取得し、前記第2の枠に基づいて第2の歪み補正値を取得する補正値取得手段
    前記入力された画像データから、前記投影オブジェクトと前記手書きオブジェクトとを抽出するオブジェクト抽出手段
    前記抽出された手書きオブジェクトに対しては前記第1の歪み補正値を用いて歪み補正を行い、前記抽出された投影オブジェクトに対しては前記第2の歪み補正値を用いて歪み補正を行う歪み補正手段
    前記歪み補正された手書きオブジェクトと前記歪み補正された投影オブジェクトとを用いて歪み補正された画像データを生成する出力手段
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記歪み補正手段は、更に、前記手書きオブジェクトが前記投影オブジェクトに付されたマークオブジェクトであるか否か判定し、当該手書きオブジェクトがマークオブジェクトであると判定した場合は前記第2の歪み補正値を用いて当該手書きオブジェクトの形状を補正し、一方、当該手書きオブジェクトがマークオブジェクトでないと判定した場合は前記第1の歪み補正値を用いて当該手書きオブジェクトの形状を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記歪み補正手段は、前記第2の歪み補正値を用いて、前記手書きオブジェクトと前記投影オブジェクトの位置の補正を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記オブジェクト抽出手段は、前記入力された画像データに含まれる各オブジェクトの色、各オブジェクトの線の揺れ、濃淡の不均一性の少なくともいずれかを用いて、前記手書きオブジェクトと前記投影オブジェクトとを選別して抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記オブジェクト抽出手段は、前記入力された画像データに含まれる各オブジェクトの近傍に存在するオブジェクトの位置と大きさとに基づいて、前記手書きオブジェクトと前記投影オブジェクトとを選別して抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記オブジェクト抽出手段は、前記投影装置によって投影された前記投影オブジェクトの電子データを特定し、
    該特定した電子データとの比較により、前記入力された画像データから前記電子データに存在しない手書きオブジェクトを抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力手段は、前記歪み補正手段により歪み補正された手書きオブジェクトと前記特定した電子データを合成した画像データを生成し出力することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 投影装置によって投影オブジェクトが投影され且つユーザーによって手書きオブジェクトが手書きされた板を撮影して得た画像データを入力する入力ステップ
    前記入力された画像データから、前記板の四辺を構成する第1の枠と、前記投影装置によって投影される投影領域の四辺を構成する第2の枠を抽出する枠抽出ステップ
    前記第1の枠に基づいて第1の歪み補正値を取得し、前記第2の枠に基づいて第2の歪み補正値を取得する補正値取得ステップ
    前記入力された画像データから、前記投影オブジェクトと前記手書きオブジェクトとを抽出するオブジェクト抽出ステップ
    前記抽出された手書きオブジェクトに対しては前記第1の歪み補正値を用いて歪み補正を行い、前記抽出された投影オブジェクトに対しては前記第2の歪み補正値を用いて歪み補正を行う歪み補正ステップ
    前記歪み補正された手書きオブジェクトと前記歪み補正された投影オブジェクトとを用いて歪み補正された画像データを生成する出力ステップ
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. コンピューターを、
    投影装置によって投影オブジェクトが投影され且つユーザーによって手書きオブジェク
    トが手書きされた板を撮影して得た画像データを入力する入力手段、
    前記入力された画像データから、前記板の四辺を構成する第1の枠と、前記投影装置によって投影される投影領域の四辺を構成する第2の枠を抽出する枠抽出手段、
    前記第1の枠に基づいて第1の歪み補正値を取得し、前記第2の枠に基づいて第2の歪み補正値を取得する補正値取得手段、
    前記入力された画像データから、前記投影オブジェクトと前記手書きオブジェクトとを抽出するオブジェクト抽出手段、
    前記抽出された手書きオブジェクトに対しては前記第1の歪み補正値を用いて歪み補正を行い、前記抽出された投影オブジェクトに対しては前記第2の歪み補正値を用いて歪み補正を行う歪み補正手段、
    前記歪み補正された手書きオブジェクトと前記歪み補正された投影オブジェクトとを用いて歪み補正された画像データを生成する出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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