JP5531629B2 - バックライトユニット及び表示装置 - Google Patents
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Description
導光板10は熱可塑性樹脂からなる透明な矩形板状の押出一体成形品である。
溝18は間隔をおいて互いに略平行に複数形成されている。即ち互いに隣り合う溝の間には略平面が存在する。
その結果、曲面で構成された溝18で屈折、反射された光は、光射出面の方々に散らばる。つまり、光射出面における輝度の均一化の面で利点がある。
これに対し、反光射出面側に溝18を隣り合う溝と間隔をおいて略平行に形成した場合、全ての溝間に略平面が存在し、最外面が略平面で構成されるため、耐擦傷性の面で有利である。
図4は、溝18の一つを溝18の延在方向に垂直な平面で切った場合の断面である。
図4に示すように、光入射面16に近い方の溝の淵部13aから始まり、淵部13aから溝の最深部13bまでの幅d1に対し70〜90%の幅を有する曲線13は、曲率半径R1を有している。そして、この曲線13の淵部13aにおける接線15と反光射出面14の略平面とがなす角度θは0°より大きく60°より小さい。
この場合、図5に示すように、溝の淵部から溝の半幅d1に対して70〜90%(全幅d1×2に対して35〜45%)の範囲を範囲α、最深部13bを中心に溝の全幅に対して10〜30%の範囲を範囲βとする(α×2+β=100%)と、範囲βにおける曲率が、範囲αにおける曲率よりも小さい、即ち溝の最深部13b(図面の上方)が尖り気味な形状とする。
図5においては、溝18の形状を表すために半径R1の曲率円17と半径R2の曲率円19を併せて描画している。
溝18の断面の最深部13bから反光射出面の略平面に下ろした垂線と光入射面16に近い側の曲面の淵部との距離をd1、光入射面16に遠い側の曲面の淵部との距離をd2としたとき、以下の理由により、4<d1/d2<10 の不等式で表されることとする。
d1とd2の比が4:1を超えてd2が広い、即ちd1/d2≦4の場合は溝に対してより遠くに設置された光源からの入射光の影響が大きくなり、ローカルディミングの効果が低減する点で不利であり、d1とd2の比が10:1を超えてd2が狭い、即ちd1/d2≧10の場合は、溝の最深部の形状が細くなり過ぎて、版の作製が困難になる点で不利となる。これに対し、規定の範囲内であれば、製造の安定性と導光板としての性能を両立することが可能となる点で有利である。
範囲α’を構成する曲面において、曲面淵部の接線と反光射出面14の略平面とがなす角度θが0°より大きく60°より小さく、かつ、曲率半径R1を有している。
そして、範囲β’を構成する曲面の曲率半径R2はR1よりも小さいことを特徴とする。
表1に評価を行った実施例の条件を示す。
正面輝度については、ディスプレイとして使用に堪える輝度が得られれば○、得られなければ×とした。また、輝度均一性については、面内で明暗ムラが見えなければ○、明暗ムラが見えたら×とした。また、耐擦傷性については、ハンドリング中に導光板表面に傷が生じなければ○、生じれば×とした。また、量産性については、安定した量産性が得られれば○、作製時間が掛かったり外観不良が生じたりするような量産阻害要因が見られれば×とした。
Claims (8)
- エッジライト型の表示装置に用いられる、光源の照射光を画像表示パネル側に射出するバックライトユニットであって、
導光板と光源を備え、
前記導光板は、熱可塑性樹脂からなる透明で厚さを有する矩形板状の押出一体成形品から構成されているとともに、前記画像表示パネルに対向する面を光が射出する光射出面とし、前記画像表示パネルと反対側の面を反光射出面とし、かつ前記光射出面と前記反光射出面の相対向する短辺同士間及び長辺同士間をそれぞれ接続してなる略垂直な4つの面のうち互いに対向する2つの面を第1及び第2の光入射面とし、
前記第1及び第2の光入射面に前記光源がそれぞれ対向して配置され、
前記反光射出面は、前記導光板が前記第1及び第2の光入射面の中間で二分割したときに左右に二分される面を有し、
前記二分された左側の前記反光射出面には、前記第1の光入射面と平行に延在しかつ該延在方向と直交する垂直な面での断面形状が曲面を呈する複数の溝が互いに離間して形成されているとともに当該溝の互いに隣り合う間の距離が前記第1の光入射面に対向配置された前記光源から遠ざかるに従い狭くなるように構成され、
前記二分された右側の前記反光射出面には、前記第1の光入射面と平行に延在しかつ該延在方向と直交する垂直な面での断面形状が曲面を呈する複数の溝が互いに離間して形成されているとともに当該溝の互いに隣り合う間の距離が前記第2の光入射面に対向配置された前記光源から遠ざかるに従い狭くなるように構成され、
前記左側及び右側の前記反光射出面に形成された前記各溝の曲面は、該溝の最深部から前記反光射出面に鉛直な垂線を中心にして左右非対称な曲面形状を呈しているとともに、これら左側の前記反光射出面の溝の曲面形状と右側の前記反光射出面の溝の曲面形状が互いに左右正反対の形状を呈しており、
さらに前記各溝において、該溝の前記光入射面に近い側の曲面の前記反光射出面と接続される淵部から前記最深部の垂線までの間の幅をd1とし、かつ該溝の前記光入射面に遠い側の曲面の前記反光射出面と接続される淵部から前記最深部の垂線までの間の幅をd2としたとき、これらd1とd2との比が4<d1/d2<10の関係を満たすように構成されている、
ことを特徴とするバックライトユニット。 - 前記溝の幅d1の範囲にある曲面において、幅d1に対し70〜90%の幅に相当する前記淵部側の範囲α’にある曲面の曲率と該範囲α’を除いた残りの範囲β’にある曲面の曲率とが異なっているとともに、前記範囲α’にある曲面に対する接線と前記反光射出面とのなす角度が0°より大きく60°未満であり、かつ前記範囲α’にある曲面の曲率半径R1が前記範囲β’にある曲面の曲率半径R2よりも大きく、前記曲率半径R1の変異点が滑らかな連続性を有していることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
- 前記隣り合う溝の間に、前記光射出面と略平行な略平面が存在することを特徴とする請求項1または2記載のバックライトユニット。
- 前記溝の深さが、前記光源から遠ざかるに従い深くなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかにバックライトユニット。
- 前記導光板の全光線透過率が90%以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバックライトユニット。
- 前記導光板を構成する熱可塑性樹脂がポリカーボネートであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバックライトユニット。
- 前記光源がLEDまたはCCFLのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載のバックライトユニットと、画像表示パネルとを有する、
ことを特徴とする表示装置。
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