JP5527478B2 - 光干渉断層観察装置、画像間の相対位置決定方法および画像間の相対位置決定プログラム - Google Patents
光干渉断層観察装置、画像間の相対位置決定方法および画像間の相対位置決定プログラム Download PDFInfo
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Description
本願は、2011年3月24日に出願された日本国特願2011−066744号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
このような背景の下、細胞の三次元構造を観察する手法に対する期待が高まっている。
低コヒーレンス光を利用した光干渉断層撮影法(OCT:Optical Coherence tomography)はμmオーダーの深さ方向の分解能とmmオーダーの深さ方向の観察範囲という特長を備えており、細胞の三次元構造を観察する有望な技術である(非特許文献1)。
タイムドメイン方式のOCTは光ビームを信号光と参照光とに分割し、細胞から散乱された信号光と参照ミラーから反射された参照光とを干渉させて干渉光を生成する。この時、光源に用いられる光ビームのコヒーレンス性が低いため、細胞から散乱された特定の深さからの信号光のみが参照光と干渉する。したがって、参照光の光路長を変えることによって、干渉する細胞内の深さを変えることができ、細胞の三次元構造を観察することが出来る。
以上の関係より、横分解能を保ったまま深さ方向の観察範囲を広くしたい場合、深さ方向の観察範囲が狭い断層画像(以下、OCT画像と称する)を深さ方向に複数枚取得し、それらをつなぎ合わせるという手法が一般的に採用されている(非特許文献3)。
また、そもそもステージもしくは光学系の位置制御の精度が光学系の分解能に比べて不十分な場合、光干渉断層観察装置はステージもしくは光学系を正確に移動させることができないという問題がある。
図1は、第1の実施形態における光干渉断層観察装置1の機能ブロック図である。光干渉断層観察装置1は、広帯域光源(光源)5と、干渉光学系10と、対物レンズユニット16と、ステージ18と、分光器21と、光検出器(光検出部)22と、制御部30と、入力部41と、ステージ駆動部44と、リボルバー駆動部45(光制御手段、切替部、選択部)と、表示部47とを備える。
ここで、断層画像を取得する対象となる被観察物の一例として、生体試料が不図示のシャーレ中の培地で生育されており、前記シャーレがステージ18の上に固定されている。
生体試料は、x、y、z方向に広がっていて、光干渉断層観察装置1は、生体試料の深さ方向であるz方向の断層画像を撮影する。
干渉光学系10は、照明光で被観察物を照明する照明光学系としての機能と、前記照明光を照明したことで得られる被観察物からの光を観察して結像する観察光学系としての機能を有する。
対物レンズユニット16は、第1の対物レンズ16_1と、第2の対物レンズ16_2と、リボルバー16_3とを備える。第1の対物レンズ16_1と第2の対物レンズ16_2は、リボルバー16_3に取り付けられている。リボルバー16_3は回転可能であって、リボルバー16_3は回転することによって、第1の対物レンズ16_1と第2の対物レンズ16_2を切り替える。
光分離部としての機能として、ビームスプリッター12は、コリメートされた光を参照光と照明光に分割し、それぞれ参照ミラー13とガルバノミラー15に導く。すなわち、ビームスプリッター12は、広帯域光源5から出射された光を被観察物に照射する照明光と参照光とに分離する。
参照ミラー13は、ビームスプリッター12から入射された参照光を反射し、反射した参照光をビームスプリッター12に返すよう導く。
ミラー制御部37は、照明光を生体試料の深さ方向に垂直な方向である水平方向に走査するために、ガルバノミラー15の向きを制御する。
ガルバノミラー15は、ミラー制御部37の制御により、その向きを変更する。これにより、ガルバノミラー15は、水平方向(xy平面)に照明光をスキャンすることができる。また、ガルバノミラー15は生体試料から反射(散乱も含む)された照明光をデスキャンし、デスキャンすることにより得られた光をビームスプリッター12へ導く。
なお、本実施形態では、第1の対物レンズ16_1と第2の対物レンズ16_2との倍率を同じにしたが、これに限らず異なっていても良い。
リボルバー16_3は、リボルバー駆動部45から供給されたリボルバー駆動信号に基づいてリボルバー16_3自身を回転させて、第1の対物レンズ16_1と第2の対物レンズ16_2との間で、対物レンズを切り替える。
光検出器22は、そのスペクトル分解された干渉光を検出し、検出した干渉光の輝度を示す信号をA/D変換部31に供給する。光検出器22は、例えば、CCDイメージセンサである。
画像生成部32は、A/D変換部31から供給されたデジタル信号を逆フーリエ変換し、生体試料17を含むxy平面内の集光点であってz方向に焦点深度分の深さがある断層像の情報を得る。ミラー制御部37によりガルバノミラー15によって信号光が生体試料上で走査することにより、画像生成部32は3次元の断層画像(OCT画像)を取得する。すなわち、画像生成部32は、光検出器22により検出された光に基づいて、被観察物の断層を示す3次元画像を取得する。そして、画像生成部32は、OCT画像のデータを記憶部33に記憶する。
ここで、一般に、焦点深度はNAの2乗に反比例するので、対物レンズはNAが大きいほど観察範囲が狭い。これにより、画像生成部32は、第1の断層画像と、深さ方向の観察範囲が第1の断層画像より狭い第2の断層画像とを取得することができる。
一回の照明で観察可能なz方向の範囲を、焦点深度を示す強度分布51または強度分布52とする。その場合、第2の断層画像の取得をする毎に焦点深度だけステージが動かされ、図中の焦点深度を示す強度分布51と強度分布52とがz方向で重なる範囲が第2の断層画像同士の重なる領域となる。
この場合において、深さ方向に観察範囲が重なる距離は、焦点深度の半値である。第2の断層画像を取得する毎にこの焦点深度の半値だけステージが動かされる。
ステージ制御部43は、距離間隔変更部42から供給された距離間隔だけステージを動かすよう指令する制御信号をステージ駆動部44に供給する。
なお、本実施形態では、ステージ18を対物レンズユニット16に対して動かしたが、これに限らず、対物レンズユニット16を干渉光学系10に対して相対的な位置関係を保ったまま動かしてもよい。
すなわち、光学相対位置変更部(一例としては、ステージ駆動部44)は、被観察物である生体試料と干渉光学系10との相対位置を変更すればよい。
第2の対物レンズ16_2に変更された後に、制御部30は、ステージ制御部43の制御によりステージ18の位置が変更される毎に、画像生成部32が第2の断層画像を取得するよう制御する。すなわち制御部30は、被観察物と干渉光学系との光学相対位置が変更される毎に、画像生成部32が第2の断層画像を取得するよう制御する。
また、制御部30は、相関係数Rに限らず、テンプレートマッチングを用いてマッピングしてもよい。
なお、制御部30は、オートフォーカス(AF)を掛けて、温度によるステージのドリフト(温度ドリフト)をセンサにより検出し、温度ドリフトの値を用いて、第1の断層画像における第2の断層画像の相対位置を決定してもよい。
対象位置64から第1の中心点62までの位置間隔はDaであり、対象位置64から第2の中心点62bまでの位置間隔はDbである。
次に、ステージの移動距離の合計が第1の断層画像の観察範囲に等しいか否か判定する(ステップS105)。つまり、第2の断層画像が第1の断層画像の全てのz方向の画像を取得したかどうかを判断する。
そして、制御部30は、第1の対物レンズ16_1よりも高NAの第2の対物レンズ16_2を用いて、第2の断層画像同士の一部が重なるように第2の断層画像を取得する。そして、制御部30は、第2の断層画像取得後に、第2の断層画像と第1の断層画像との間で相関係数Rを算出し、相関係数Rに基づいて、第2の断層画像を第1の断層画像内のどの位置に割り当てるか決定する。
更に、照明光の焦点位置に近いほど横分解能が高い画像が得られるので、高精細モード時には、制御部30は、第2の断層画像同士が重なる領域を広く取ることで、更に高精細な断層画像を得ることができる。
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態の光干渉断層観察装置1は、低NAの第1の対物レンズで観察範囲の広い第1の断層画像を取得し、高NAの第2の対物レンズで観察範囲の狭い第2の断層画像を取得した。そして、光干渉断層観察装置1は、第2の断層画像を第1の断層画像内のどの位置に割り当てるか決定し、第2の断層画像を繋ぎ合わせて、深さ方向の観察範囲が広くかつ高精細な断層画像を取得した。
図7の光干渉断層観察装置1bの構成は、図1の光干渉断層観察装置1の構成に対して、干渉光学系10が干渉光学系10bに変更されて、干渉光学系10bに絞り部14が追加され、制御部30が制御部30bに変更されて、制御部30bに絞り制御部39(光制御手段、切替部、選択部)が追加されたものになっている。
絞り部14の位置は、対物レンズの瞳出瞳位置すなわちガルバノミラー15の位置に近いほうが好ましい。なお、本実施形態では、絞り部14は、ビームスプリッター12とガルバノミラー15との間に位置したが、これに限らず、ガルバノミラー15と被観察物である生体試料17との間に位置してもよい。
ステップS303からステップS311までの処理は、図5のステップS103からステップS111までの処理と同一であるので、その説明を省略する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
また、全ての実施形態において、制御部(30、30b)は、第1の断層画像を所定のフレーム間隔で取得し、フレーム間の輝度分布の変化が所定の範囲を超えた場合、前記輝度分布の変化が所定の範囲を超えた画像領域に対して前記第2の断層画像を取得するよう制御してもよい。
図9では、例えば、時刻t1と時刻t2ではフレーム間の輝度分布の変化が所定の範囲を超えていないので、制御部(30、30b)は、深さ方向の観察範囲が狭い第1の断層画像のみ取得する。
また、全ての実施形態において、光干渉断層観察装置(1、1b)は、相関係数Rが最も高い箇所が複数存在する場合は、参照用の第1の断層画像(OCT画像)におけるマッチング範囲を、第1の断層画像のうちの所定の範囲に絞ることにより、マッチング位置を抽出してもよい。
全ての実施形態において、撮影対象として生体試料を用いたが、これに限らず、撮影対象となる被観察物は透明な散乱体であればよい。
また、全ての実施形態において、第2の断層画像を取得する毎に第1の断層画像との相関を求め、相対位置を決定しても良い。
相関算出部34は、第1の断層画像から第1の代表領域を抽出し、前記第1の代表領域の画素の輝度値と第2の断層画像の輝度値との相関を取ってもよい。
具体的には、例えば、制御部(30、30b)は、第1の断層画像から所定の画素間隔毎に輝度変化を算出し、算出された輝度変化が所定の閾値を越える画像領域を抽出し、抽出された画像領域に対して第2の断層画像を取得するよう制御するようにしてもよい。
また、第1の断層画像は所定の時間間隔で生成されており、制御部(30、30b)は、複数の第1の断層画像から測定値が略一定の特定領域を抽出し、検出部40に、特定領域のみを相関を算出する対象とさせてもよい。
また、制御部(30、30b)は、第1の断層画像からエッジを抽出し、抽出されたエッジで囲まれた画像領域に対して第2の断層画像を取得するよう制御するようにしてもよい。
これにより、予め何かしらの変化が所定の時刻に起こることが分かっている場合に、制御部(30、30b)は、所定の時刻においてのみ解像度のより高い第2の断層画像を取得するので、全ての時刻で第2の断層画像を取得するよりも計算処理量を少なくできる。
また、制御部(30、30b)は、高解像度を必要としない時刻には、第2の断層画像を取得しないので、全ての時刻で第2の断層画像を取得するよりも、記憶部33に記憶される第2の断層画像データの量を少なくすることができる。
その場合に、距離間隔変更部42は、第1の断層画像と第2の断層画像とが重なるように、光学相対位置を変更する際の距離間隔を変更する。そして、制御部(30、30b)は、制御部(30、30b)の相関算出部34は、第1の断層画像と第2の断層画像とが重なる領域で相関をとり、制御部(30、30b)はその相関に基づき第1の断層画像と第2の断層画像とを繋げてもよい。
また、全ての実施形態において、反射型の光干渉断層観察装置について説明したが、本発明を透過型の光干渉断層観察装置にも適用しても良い。
全ての実施形態において、光干渉断層観察装置(1、1b)の光制御手段は、複数の開口数の照明光を形成するようにした。しかし、これに限らず、変形例として光制御手段は、複数の開口数の干渉光を形成してもよい。その場合、光干渉断層観察装置(1、1b)の干渉光学系(10、10b)は、ビームスプリッター12と光検出器22の間に集光レンズを設け、集光レンズと光検出器22の間に小開口部を設けられている。
小開口部(光制御手段、切替部、選択部)は、前記第1の対物レンズまたは前記第2の対物レンズの集光点と共役な位置に径可変の開口を有する。小開口部は、集光レンズにより集光された干渉光の内、開口の大きさの光だけを光検出器22に導く。
上述した実施形態における光干渉断層観察装置(1、1b)は、集光レンズのNAを小さくし、小開口部を大きくした状態に相当する(この状態では、z方向の観察範囲が広く、低横分解能である)。
なお、通常のOCMでは、照明系の開口と検出系の開口を別々にしないで共通にしているが、この通常のOCMの系に対しても本変形例を適用可能である。
具体的には、制御部30の対物レンズ切替部38は、第1の対物レンズ16_1と第2の対物レンズ16_2とを切り替えるか、あるいは、制御部の30bの絞り制御部39は、絞りを切り替えることにより、照明光と干渉光の開口数を共に変更する。ここで、開口数とは、光学系の集光点に対して光学系が形成する光束の有効口径がなす角度である。
一方、z方向の観察範囲が狭くかつ高横分解能で断層画像を取得する場合には、制御部(30、30b)は、照明光の開口数を大きくし、小開口部の開口を小さくする。
一方、z方向の観察範囲が狭くかつ高横分解能で断層画像を取得する場合には、制御部(30、30b)は、第1の集光レンズと第2の集光レンズとを切り替えることにより、観察光学系における干渉光の開口数を大きくし、かつ小開口部の開口を小さくする。
上記事柄をまとめると、照明光学系または観察光学系の少なくとも一方は、照明光または被観察物からの光の光束径を絞る絞り手段を備えているといえる。
5 広帯域光源(光源)
10、10b 干渉光学系
12 ビームスプリッター
13 参照ミラー
15 ガルバノミラー
16_1 第1の対物レンズ
16_2 第2の対物レンズ
21 分光器
22 光検出器(光検出部)
30、30b 制御部
32 画像生成部
33 記憶部
34 相関算出部
35 相対位置算出部
36 画素値算出部
39 絞り制御部
40 検出部
42 距離間隔変更部
46 合成部
Claims (15)
- 入射した光を参照光と照明光とに分岐する分岐部材と、前記照明光を照明したことで得られる被観察物からの測定光と前記参照光とを干渉させる光合成部材と、を有し、
前記照明光で前記被観察物を照明する照明光学系と、前記測定光を観察するための観察光学系と、の機能を有する干渉光学系と、
前記光合成部材による干渉により得られた干渉光を検出する光検出部と、
を備える光干渉断層観察装置であって、
前記照明光学系および前記観察光学系の少なくともどちらか一方の光学系において複数の開口数を変更する光制御部を備え、
前記光制御部が第1の開口数に設定した状態で前記光検出部により検出された第1の干渉光に基づいて前記被観察物の第1の断層画像を生成し、前記光制御部が前記第1の開口数と異なる第2の開口数に設定した状態で前記光検出部により検出された第2の干渉光に基づいて前記被観察物の第2の断層画像を生成する画像生成部と、
前記画像生成部で生成された前記第1の断層画像に対する前記画像生成部で生成された前記第2の断層画像の相対位置であって、前記第1の断層画像に対する前記第2の断層画像の相関が最も高くなる相対位置を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする光干渉断層観察装置。 - 前記光制御部として、絞りを備えることを特徴とする請求項1に記載の光干渉断層観察装置。
- 前記照明光を前記被観察物に集光する第1の対物レンズと、
前記第1の対物レンズの開口数よりも大きい開口数を有し、前記照明光を被観察物に集光する第2の対物レンズと、
を備え、
前記光制御部は、前記第1の対物レンズと、前記第2の対物レンズとを切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記検出部により検出された相対位置に基づいて、前記第1の断層画像と前記第2の断層画像とを合成する合成部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。
- 前記第2の断層画像が深さ方向に複数生成されており、
2つの前記第2の断層画像が互いに重なる領域にある各対象位置において、前記対象位置とそれぞれの断層画像における基準点との間隔とに基づいて、前記対象位置における前記2つの第2の断層画像が得られた際の測定値に対して重みを掛けることにより、前記対象位置における合成測定値を算出する画素値算出部を備え、
前記合成部は、前記検出部により検出された相対位置と、前記画素値算出部により算出された合成測定値に基づいて、前記第1の断層画像と前記第2の断層画像とを合成することを特徴とする請求項4に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記検出部は、前記第1の断層画像から第1の代表領域を抽出し、前記第1の代表領域の測定値と前記第2の断層画像の測定値との相関を取ることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。
- 前記画像生成部は、前記第1の断層画像から抽出された、前記第1の断層画像の測定値の分布に応じた特徴的な領域に対して前記第2の断層画像を生成することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。
- 前記抽出された特徴的な領域は、前記第1の断層画像において、所定の位置間隔毎の測定値の変化が所定の閾値を超える画像領域であり、
前記画像生成部は、前記特徴的な領域に対して前記第2の断層画像を生成することを特徴とする請求項7に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記第1の断層画像は、所定の時間間隔で生成され、
前記画像生成部は、フレーム間の測定値の分布の変化が所定の閾値を超えた場合、前記第2の断層画像を生成することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記第1の断層画像は、所定のフレーム間隔で生成され、
前記画像生成部は、所定の時刻に前記第2の断層画像を生成することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記第1の断層画像は所定の時間間隔で生成されており、
前記検出部は、複数の前記第1の断層画像から抽出された、測定値が略一定の特定領域のみを、相関を算出する対象とすることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記被観察物と前記干渉光学系との光学相対位置を変更する光学相対位置変更部と、
自装置の外部から供給された精細度を示す情報に基づいて、前記光学相対位置を変更する際の距離間隔を変更する距離間隔変更部と、
を備え、
前記画像生成部は、前記光学相対位置が変更される毎に前記第2の断層画像を生成することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。 - 前記検出部は、前記第1の断層画像に対する前記第2の断層画像の相対位置が移動する毎に、前記第1の断層画像と前記第2の断層画像が重なった領域における相関を算出する相関算出部と、前記算出された相関に基づいて、前記第1の断層画像に対する前記第2の断層画像の相対位置を決定する相対位置算出部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光干渉断層観察装置。
- 照明光で被観察物を照明する照明光学系と、前記照明光を照明したことで得られる被観察物からの測定光を観察するための観察光学系と、の機能を有する干渉光学系において、
入射した光を参照光と照明光とに分岐することと、
前記照明光を照明したことで得られる前記被観察物からの測定光と前記参照光とを干渉させることと、
を含み、
前記照明光学系と前記観察光学系との一方または双方の光学系において、開口数が変更可能であり、
前記干渉による干渉光を光検出部により検出することと、
前記開口数を第1の開口数に設定した状態で前記光検出部により検出された第1の干渉光に基づいて、前記被観察物の第1の断層画像を生成することと、
前記開口数を前記第1の開口数と異なる第2の開口数に設定した状態で前記光検出部により検出された第2の干渉光に基づいて、前記被観察物の第2の断層画像を形成することと、
前記第1の断層画像と前記第2の断層画像の相関が最も高くなる、前記第1の断層画像と前記第2の断層画像との相対位置を検出することと、を含む相対位置決定方法。 - 照明光で被観察物を照明する照明光学系と、前記照明光を照明したことで得られる被観察物からの測定光を観察するための観察光学系と、の機能を有する干渉光学系において、入射した光を参照光と照明光とに分岐し、前記照明光を照明したことで得られる前記被観察物からの測定光と前記参照光とを干渉させ、前記干渉による干渉光を検出した結果に基づいて生成される前記被観察物の断層画像を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
前記照明光学系と前記観察光学系の一方の光学系の開口数が第1の開口数に設定された状態で前記検出された第1の干渉光に基づいて生成された前記被観察物の第1の断層画像を示す情報を、前記記憶部に記憶させるステップと、
前記一方の光学系の開口数が前記第1の開口数と異なる第2の開口数に設定された状態で前記検出された第2の干渉光に基づいて生成された前記被観察物の第2の断層画像を示す情報を、前記記憶部に記憶させるステップと、
前記第1の断層画像を示す情報と前記第2の断層画像を示す情報とを前記記憶部から読み出し、前記第1の断層画像に対する前記第2の断層画像の相対位置であって、前記第1の断層画像に対する前記第2の断層画像の相関が最も高くなる相対位置を検出する検出ステップと、
を実行させるための画像間の相対位置決定プログラム。
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JP2013506043A JP5527478B2 (ja) | 2011-03-24 | 2012-03-23 | 光干渉断層観察装置、画像間の相対位置決定方法および画像間の相対位置決定プログラム |
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