JP5521475B2 - 画像形成体の製造方法及び画像形成体、並びに個人認証媒体の製造方法及び個人認証媒体 - Google Patents
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Description
(レリーフ層の屈折率)<(透明薄膜層の屈折率)
の関係がある。
(1)基材の一方の面に剥離層を形成する剥離層形成工程。
(2)剥離層上に透明樹脂を塗布し、プレベークして第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層プレベーク工程。
(3)前記第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層形成工程。
(4)前記第3可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第3可視光線透過層に第3被膜を積層して第3情報表示部を形成する第3情報表示部形成工程。
(5)前記第3情報表示部形成工程を経て形成された前記第3情報表示部の表面に、光硬化性の透明樹脂を塗布し、プレベークして第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層プレベーク工程。
(6)前記第2可視光線透過層に部分的に光照射をして、前記第2可視光線透過層の一部を光硬化させる第2可視光線透過層光硬化工程。
(7)前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に加熱したエンボスローラーを押し当てて、光照射、乾燥を経て、外光を回折又は散乱させる凹凸部と平坦部が選択的に設けられた第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層形成工程。
(8)前記第2可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第2可視光線透過層に第2被膜を積層して第2個人認証情報表示部を形成する第2個人認証情報表示部形成工程。
(9)前記第2個人認証情報表示部上の少なくとも一部に第1の個人認証情報を有色表示する個人認証情報部を形成する第1個人認証情報表示部形成工程。
第2の発明は、基材と、剥離層と、第3の情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第3情報表示部と、第1の個人認証情報を有色表示する第1個人認証情報表示部と、第2の個人認証情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第2個人認
証情報表示部と、が少なくともこの順に積層されることを特徴する画像形成体の製造方法であって、少なくとも以下に示す工程を経ることを特徴とする画像形成体の製造方法である。
(1)基材の一方の面に剥離層を形成する剥離層形成工程。
(2)剥離層上に透明樹脂を塗布し、プレベークして第3可視光線透過層を形成する第3
可視光線透過層プレベーク工程。
(3)前記第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層形成工程。
(4)前記第3可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第3可視光線透過層に第3被膜を積層して第3情報表示部を形成する第3情報表示部形成工程。
(5)前記第3情報表示部形成工程を経て形成された前記第3情報表示部の表面の少なくとも一部に第1の個人認証情報を有色表示する第1個人認証情報表示部を形成する第1個人認証情報表示部形成工程。
(6)別の基材の一方の面に剥離層を形成する工程。
(7)前記剥離層上に光硬化性の透明樹脂を塗布し、プレベークして第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層プレベーク工程。
(8)前記第2可視光線透過層に部分的に光照射をして、第2可視光線透過層の一部を光硬化させる第2可視光線透過層光硬化工程。
(9)前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に加熱したエンボスローラーを押し当てて、光照射、乾燥を経て、外光を回折又は散乱させる凹凸部と平坦部が選択的に設けられた第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層形成工程。
(10)前記第2可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第2可視光線透過層に第2被膜を積層して第2個人認証情報表示部を形成する第2個人認証情報表示部形成工程。(11)前記第3情報表示部上に、前記第2個人認証情報表示部を、前記第2被膜を有する面から転写する工程。
第3の発明は、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、透明基材上に所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、該遮光マスクを介して光照射させることで、透明樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第4の発明は、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、透過型液晶パネルに所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、該遮光マスクを介して光照射させることで、透明樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第5の発明は、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、デジタル・ミラー・デバイス等の反射表示素子を用いて樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第6の発明は、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、レーザービームのスキャンにより樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第7の発明は、前記第3被膜は、前記第3可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第3高屈折率層又は、可視光線を反射する第3反射層のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第8の発明は、前記第2被膜は、前記第2可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第2高屈折率層又は、可視光線を反射する第2反射層のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法である。
第9の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成体の製造方法に、さらに、部材上に前記画像形成体を転写して個人認証媒体を作成する工程を備えることを特徴とする個人認証媒体の製造方法である。
第10の発明は、前記部材上の少なくとも一部に、第4の個人認証情報を有色表示する第4個人認証情報表示部を形成する工程を備えることを特徴とする請求項9に記載の個人認証媒体の製造方法である。
第2の発明によれば、上記製造方法を用いることで、画像形成体の構成が複雑で、偽造防止効果が高く、再現、改竄を困難にすることが可能な画像形成体を作成することができた。
第3の発明によれば、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、透明基材上に所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、該遮光マスクを介して光照射させて、第2可視光線透過層を部分的に硬化させるパターン露光を含むことによって、オンデマンドで個人認証情報をホログラムに作成できるだけでなく、凹凸部を選択的に加工しやすくなるだけでなく、正確に加工できるという効果があった。
第4の発明によれば、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、透過型液晶パネルに所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、該遮光マスクを介して光照射させて、第2可視光線透過層を部分的に硬化させるパターン露光を含むことによって、オンデマンドで個人認証情報をホログラムに作成できるだけでなく、凹凸部を選択的に加工しやすくなるだけでなく、正確に加工できるという効果があった。
第5の発明によれば、前記第2可視光線透過層光硬化工程が、デジタル・ミラー・デバイス等の反射表示素子を用いて樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことによって、オンデマンドで個人認証情報をホログラムに作成できるだけでなく、凹凸部を選択的に加工しやすくなるだけでなく、正確に加工できるという効果があった。
第6の発明によれば、第2可視光線透過層光硬化工程が、レーザービームのスキャンにより樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことによって、オンデマンドで個人認証情報をホログラムに作成できるだけでなく、凹凸部を選択的に加工しやすくなるだけでなく、正確に加工できるという効果があった。
第7の発明によれば、前記第3被膜が、第3可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第3高屈折率層又は、可視光線を反射する第3反射層のいずれかから選ばれることによって、構造を複雑にすることができるだけでなく、第3情報表示部で表示する第3の情報をより正確に、より微細に表示することが可能となる。このように被疑不正品を容易に発見できるだけでなく、偽造防止効果が上がり、再現、改竄をさらに困難にすることが可能になった。
第8の発明によれば、前記第2被膜が、前記第2可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第2高屈折率層又は、可視光線を反射する第2反射層のいずれかから選ばれることによって、構造を複雑にすることができるだけでなく、前記第2個人認証情報表示部で表示する第2の個人認証情報をより正確に、より微細に表示することが可能となる。このように被疑不正品を容易に発見できるだけでなく、偽造防止効果が上がり、再現、改竄をさらに困難にすることが可能になった。
第9の発明によれば、画像形成体を部材上に転写する工程を経て作成した個人認証媒体の製造方法によって、構成が複雑で、偽造防止効果が高く、再現、改竄を困難にすることが可能な個人認証媒体を作成することができた。
第10の発明によれば、部材上に第4の個人認証情報を有色表示する第4個人認証情報表示部を形成する工程を経ることによって、さらに構成が複雑で、偽造防止効果が高く、再現、改竄を困難にすることが可能な個人認証媒体を作成することができた。
本発明における第1の発明の態様は、基材と、剥離層と、外光を回折または散乱させることによって表示する第3情報表示部と、顔画像、指紋、サイン等の目視可能な画像を回折格子や指向性散乱などを用いて表示する第2個人認証情報表示部と、顔画像、指紋、サイン等の目視可能な画像を有色表示する第1個人認証情報表示部とを有する画像形成体が、上記の順で積層されており、第1個人認証情報表示部及び第2個人認証情報表示部は、可視光線を透過し、第2の個人認証情報22と第1の個人認証情報21が同一人物の個人認証情報から選択されることによって、第2個人認証情報表示部は構造が複雑となるため改竄困難となり、さらに第2の個人認証情報22と第3の情報23を目視で比較することで認証できるというものである。
回折格子のパラメータとして、
(1)回折格子の空間周波数(格子線のピッチ:単位長さあたりの格子線の本数)
(2)回折格子の方向(格子線の方向)
(3)回折格子の描画領域(回折格子セルの配置)
の3つがあり上記(1)に応じて、定点に対してその回折格子パターンが光って見える色が変化し、
上記(2)に応じて、その回折格子セルが光って見える方向が変化し、
上記(3)に応じて、表示画像(個人認証情報等)が決定される。
第3情報表示部3の内部に回折格子からなる複数のセルをドット状に配列して、セル(画素)毎にこれらのパラメータを様々に変化させた回折格子を形成することで指向性のある光沢を有する表示画像を構成することができる。また、上記以外にも各セルの形状や厚さ、材料、大きさ等を変化させることによって階調を複数種類設定したセルを作成し、各セルを用途や目的、表示する情報によって適宜選択して、複数配置して情報を表示することもできる。
回折格子のパラメータとして、
(1)回折格子の空間周波数(格子線のピッチ:単位長さあたりの格子線の本数)
(2)回折格子の方向(格子線の方向)
(3)回折格子の描画領域(回折格子セルの配置)
の3つがあり上記(1)に応じて、定点に対してその回折格子パターンが光って見える色が変化し、
上記(2)に応じて、その回折格子セルが光って見える方向が変化し、
上記(3)に応じて、表示画像(個人認証情報等)が決定される。
第2個人認証情報表示部2に回折格子からなる複数のセルをドット状に配列して、セル(画素)毎にこれらのパラメータを様々に変化させた回折格子を形成することで指向性のある光沢を有する表示画像を構成することができる。また、上記以外にも各セルの形状や厚さ、材料、大きさ等を変化させることによって階調を複数種類設定したセルを作成し、各セルを用途や目的、表示する情報によって適宜選択して、複数配置して情報を表示することもできる。
公知のグラビア等の塗工方式により、任意の樹脂を選択し、基材50となるプラスチックフィルム上に剥離層51を形成する。ここで用いる基材、剥離層の材料については、上記した通りである。基材50に剥離層51を付加させる方法としては、上記の成分を有する液体接着材料をロールコートやスクリーン印刷等の公知の印刷方法で塗布しても良いし、上記の剥離層の材料を有するフィルム状にしたものをラミネート等の公知の方法で貼り合わせても良い。
剥離層51上に上記の樹脂材料を、公知のグラビア等の塗工方式により塗布し、熱乾燥等のプレベークを行って第3可視光線透過層52を形成する。プレベークの方法については特に限定するものではなく、赤外線もしくは熱風を発生させた乾燥炉を用いることが好ましい。時間や温度については、用いた材料によって適宜選択すればよい。
第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層52に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層52を形成する。
次に、凹凸パターン成形した第3可視光線透過層52に第3被膜53を積層させて第3情報表示部を形成する。第3被膜53を積層させる方法としては、例えば真空蒸着、スパッタリング等の気相堆積法が挙げられる。この際、第3可視光線透過層52と被膜53との密着性を上げるため、第3可視光線透過層52上にコロナ処理をしておくとより好ましい。
次に、第3被膜53上に上記の樹脂材料を、公知のグラビア等の塗工方式により塗布し、熱乾燥等のプレベークを行って第2可視光線透過層54を形成する。プレベークの方法については特に限定するものではなく、赤外線もしくは熱風を発生させた乾燥炉を用いることが好ましい。時間や温度については、用いた材料によって適宜選択すればよい。
第2可視光線透過層54に部分的に光照射をして、第2可視光線透過層54の一部を光硬化させる。
第2可視光線透過層にパターンエンボスを形成する。形成方法としては、エンボスロールに巻きつけた全面ベタ柄の凹凸を有する金属版を用いる方法がある。前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に、加熱した金属版を表面に有するエンボスローラーを押し当てて、光硬化しなかった部分のみに、外光を回折又は散乱させる凹凸部を設け、その後光照射、乾燥等を経て、個人認証情報を元にしたデータから凹凸部と平坦部が選択的にパターニングされ、完全に硬化した第2可視光線透過層を形成する。
次に、第2個人認証情報表示部2となる樹脂層の上に、第1被膜53の形成方法と同様の方法で第2被膜55を積層させて第2個人認証表示部2を作成する。この際、第2可視光線透過層54と第2被膜55との密着性を上げるため、第2個人認証情報表示部54上にコロナ処理をしておくとより好ましい。
続けて、第2の個人認証情報22を表示した第2個人認証情報表示部2の上に第1個人認証情報表示部1を形成する。その方法としては、第2個人認証情報表示部2の第2被膜55上に、上記の第1可視光線透過層56の成分を有する材料をロールコートやスクリーン印刷等の公知の印刷方法で塗布しても良いし、上記の成分を有するフィルム上の材料をラミネート等の公知の方法で貼り合わせて、第1個人認証情報表示部1の第1可視光線透過層56としても良い。
本発明における第1の発明は、基材と、剥離層と、外光を回折または散乱させることによって表示する第3情報表示部と、顔画像、指紋、サイン等の目視可能な画像を有色表示する第1個人認証情報表示部と、顔画像、指紋、サイン等の目視可能な画像を回折格子や指向性散乱などを用いて表示する第2個人認証情報表示部を有する画像形成体が、上記の順で積層されており、第1個人認証情報表示部及び第2個人認証情報表示部および第3情報表示部は、可視光線を透過し、第2の個人認証情報22と第1の個人認証情報21が同一人物の個人認証情報から選択されることによって、第2個人認証情報表示部は構造が複雑となるため改竄困難となり、さらに第2の個人認証情報22と第3の情報23を目視で比較することで認証できるというものである。
公知のグラビア等の塗工方式により、任意の樹脂を選択し、基材50となるプラスチックフィルム上に剥離層51を形成する。ここで用いる基材、剥離層の材料については、上記した通りである。基材50に剥離層51を付加させる方法としては、上記の成分を有する液体接着材料をロールコートやスクリーン印刷等の公知の印刷方法で塗布しても良いし、上記の剥離層の材料を有するフィルム状にしたものをラミネート等の公知の方法で貼り合わせても良い。
剥離層51上に上記の樹脂材料を、公知のグラビア等の塗工方式により塗布し、熱乾燥等のプレベークを行って第3可視光線透過層52を形成する。プレベークの方法については特に限定するものではなく、赤外線もしくは熱風を発生させた乾燥炉を用いることが好ましい。時間や温度については、用いた材料によって適宜選択すればよい。
第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層52に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層52を形成する。
次に、凹凸パターン成形した第3可視光線透過層52に第3被膜53を積層させて第3情報表示部を形成する。第3被膜53を積層させる方法としては、例えば真空蒸着、スパッタリング等の気相堆積法が挙げられる。この際、第3可視光線透過層52と被膜53との密着性を上げるため、第3可視光線透過層52上にコロナ処理をしておくとより好ましい。
続けて、第3の情報を表示した第3情報表示部3の上に第1個人認証情報表示部1を形成する。その方法としては、第3被膜53上に、上記の第1可視光線透過層56の成分を有する材料をロールコートやスクリーン印刷等の公知の印刷方法で塗布しても良いし、上記の成分を有するフィルム上の材料をラミネート等の公知の方法で貼り合わせて、第1個人認証情報表示部1の第1可視光線透過層56としても良い。
第3情報表示部の作製時に用いた基材とは別の基材60を用意し、公知のグラビア等の塗工方式により、任意の樹脂を選択し、基材となるプラスチックフィルム上に剥離層57を形成する。ここで用いる基材60、剥離層57の材料については、基材50、剥離層51と同様のものを選択すればよい。基材に剥離層57を付加させる方法としては、上記の成分を有する樹脂材料をロールコートやスクリーン印刷等の公知の印刷方法で塗布しても良いし、上記の成分を有するフィルム上の接着材料をラミネート等の公知の方法で貼り合わせても良い。
次に、上記剥離層57上に第2個人認証情報表示部2となる、光硬化性の樹脂である第2可視構成透過層54を、公知のグラビア等の塗工方式により塗工し、熱乾燥等のプレベークした後ロール状に巻き取る。この際、剥離層57と第2個人認証情報表示部54との密着性を上げるため、剥離層57上にコロナ処理をしておくとより好ましい。プレベークの方法については特に限定するものではないが、赤外線もしくは熱風を発生させた乾燥炉を用いることが好ましい。時間や温度については、用いた材料によって適宜選択すればよい。さらに好ましくはプレベークにより第2可視光線透過層54を、他の材料に触れても接着しない仮硬化の状態である、タックフリ−な状態にしてからロール状に巻き取ると、次工程で、オンデマンドで回折格子や指向性散乱の凹凸部を加工しやすくなるだけでなく、第2可視構成透過層54を巻き出す際に、材料のくっ付きや異物混入の恐れが低減されるため好ましい。
第2可視光線透過層54に部分的に光照射をして、第2可視光線透過層54の一部を光硬化させる。
第2可視光線透過層にパターンエンボスを形成する。形成方法としては、エンボスロールに巻きつけた全面ベタ柄の凹凸を有する金属版を用いる方法がある。前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に、加熱した金属版を表面に有するエンボスローラーを押し当てて、光硬化しなかった部分のみに、外光を回折又は散乱させる凹凸部を設け、その後光照射、乾燥等を経て、個人認証情報を元にしたデータから凹凸部と平坦部が選択的にパターニングされ、完全に硬化した第2可視光線透過層を形成する。
次に、第2個人認証情報表示部54となる樹脂層の上に、第1被膜53の形成方法と同様の方法で第2被膜55を積層させて第2個人認証表示部を作成する。この際、第2個人認証情報表示部54と第2被膜55との密着性を上げるため、第2個人認証情報表示部54上にコロナ処理をしておくとより好ましい。
第3の情報23を表示した第3情報表示部3の上に、第2個人認証情報表示部54を積層させる。本発明では第2個人認証情報表示部54の第1被膜53を有する面から転写させる。積層する方法については転写方式に特に限定するものではなく、公知のラミネート技術を用いても良い。ここで、図2に示した画像形成体10が完成する。
2 第2個人認証情報表示部
3 第3情報表示部
10 画像形成体
11 個人認証媒体
21 第1の個人認証情報
22 第2の個人認証情報
23 第3の情報
24 第4の個人認証情報
50、60 基材
51、57 剥離層
52 第3可視光線透過層
53 第3被膜
54 第2可視光線透過層
55 第2被膜
56 第1可視光線透過層
70 部材
81 遮光マスク用透明基材
82、89 印刷部
83 遮光マスク
84、86 パターン露光装置
85 金属版
87 蒸着装置
88、 転写部
90 乾燥部
91 転写部
92 転写部
X フィルム
Y フィルム
Claims (10)
- 基材と、
剥離層と、
第3の情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第3情報表示部と、
第2の個人認証情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第2個人認証情報表示部と、
第1の個人認証情報を有色表示する第1個人認証情報表示部と、
が少なくともこの順に積層されることを特徴する画像形成体の製造方法であって、
少なくとも以下に示す工程を経ることを特徴とする画像形成体の製造方法。
(1)基材の一方の面に剥離層を形成する剥離層形成工程。
(2)剥離層上に透明樹脂を塗布し、プレベークして第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層プレベーク工程。
(3)前記第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層形成工程。
(4)前記第3可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第3可視光線透過層に第3被膜を積層して第3情報表示部を形成する第3情報表示部形成工程。
(5)前記第3情報表示部形成工程を経て形成された前記第3情報表示部の表面に、光硬化性の透明樹脂を塗布し、プレベークして第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層プレベーク工程。
(6)前記第2可視光線透過層に部分的に光照射をして、前記第2可視光線透過層の一部を光硬化させる第2可視光線透過層光硬化工程。
(7)前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に加熱したエンボスローラーを押し当てて、光照射、乾燥を経て、外光を回折又は散乱させる凹凸部と平坦部が選択的に設けられた第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層形成工程。
(8)前記第2可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第2可視光線透過層に第2被膜を積層して第2個人認証情報表示部を形成する第2個人認証情報表示部形成工程。
(9)前記第2個人認証情報表示部上の少なくとも一部に第1の個人認証情報を有色表示する個人認証情報部を形成する第1個人認証情報表示部形成工程。 - 基材と、
剥離層と、
第3の情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第3情報表示部と、
第1の個人認証情報を有色表示する第1個人認証情報表示部と、
第2の個人認証情報を外光を回折又は散乱させることによって表示する第2個人認証情報
表示部と、
が少なくともこの順に積層されることを特徴する画像形成体の製造方法であって、
少なくとも以下に示す工程を経ることを特徴とする画像形成体の製造方法。
(1)基材の一方の面に剥離層を形成する剥離層形成工程。
(2)剥離層上に透明樹脂を塗布し、プレベークして第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層プレベーク工程。
(3)前記第3可視光線透過層プレベーク工程を経た前記第3可視光線透過層に回折格子構造もしくは指向性散乱構造を有する凹凸部と平坦部を選択的に設けた第3可視光線透過層を形成する第3可視光線透過層形成工程。
(4)前記第3可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第3可視光線透過層に第3被膜を積層して第3情報表示部を形成する第3情報表示部形成工程。
(5)前記第3情報表示部形成工程を経て形成された前記第3情報表示部の表面の少なくとも一部に第1の個人認証情報を有色表示する第1個人認証情報表示部を形成する第1個人認証情報表示部形成工程。
(6)別の基材の一方の面に剥離層を形成する工程。
(7)前記剥離層上に光硬化性の透明樹脂を塗布し、プレベークして第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層プレベーク工程。
(8)前記第2可視光線透過層に部分的に光照射をして、第2可視光線透過層の一部を光硬化させる第2可視光線透過層光硬化工程。
(9)前記第2可視光線透過層光硬化工程を経た前記第2可視光線透過層に加熱したエンボスローラーを押し当てて、光照射、乾燥を経て、外光を回折又は散乱させる凹凸部と平坦部が選択的に設けられた第2可視光線透過層を形成する第2可視光線透過層形成工程。
(10)前記第2可視光線透過層形成工程を経て形成された前記第2可視光線透過層に第2被膜を積層して第2個人認証情報表示部を形成する第2個人認証情報表示部形成工程。
(11)前記第3情報表示部上に、前記第2個人認証情報表示部を、前記第2被膜を有する面から転写する工程。 - 前記第2可視光線透過層光硬化工程が、
透明基材上に所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、
該遮光マスクを介して光照射させることで、
透明樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むこと
を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。 - 前記第2可視光線透過層光硬化工程が、
透過型液晶パネルに所望の個別情報パターンを透過部と遮光部を設けて表示した遮光マスクを形成して、
該遮光マスクを介して光照射させることで、
透明樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むこと
を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。 - 前記第2可視光線透過層光硬化工程が、
デジタル・ミラー・デバイス等の反射表示素子を用いて樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むこと
を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。 - 前記第2可視光線透過層光硬化工程が、
レーザービームのスキャンにより樹脂を部分的に硬化させるパターン露光を含むことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。 - 前記第3被膜は、前記第3可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第3高屈折率層又は、可視光線を反射する第3反射層のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。
- 前記第2被膜は、前記第2可視光線透過層よりも高い屈折率を持つ第2高屈折率層又は、可視光線を反射する第2反射層のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像形成体の製造方法。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成体の製造方法に、さらに、部材上に前記画像形成体を転写して個人認証媒体を作成する工程を備えることを特徴とする個人認証媒体の製造方法。
- 前記部材上の少なくとも一部に、第4の個人認証情報を有色表示する第4個人認証情報表示部を形成する工程を備えることを特徴とする請求項9に記載の個人認証媒体の製造方法。
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