JP5521354B2 - 微細凹凸構造を表面に有する透明フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
また、微細凹凸構造を表面に有する透明フィルムの製造方法としては、例えば、下記の工程(i)〜(iii)を有する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
(i)表面に微細凹凸構造の反転構造を有するモールドと、透明フィルムの本体となる基材フィルムとの間に、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を挟持する工程。
(ii)活性エネルギー線硬化性樹脂組成物に活性エネルギー線を照射し、該活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を硬化させて微細凹凸構造を有する硬化層を形成し、透明フィルムを得る工程。
(iii)モールドと透明フィルムとを分離する工程。
さらに基材フィルムと硬化層との屈折率差が±0.05以内である前記透明フィルムである。
[式1]
外部ヘイズ=表面が粗面化された基材フィルムのヘイズ−表面が粗面化される前の基材フィルムのヘイズ
本発明の、微細凹凸構造を表面に有する透明フィルム(以下、「微細凹凸構造を表面に有する透明フィルム」を単に「透明フィルム」と記す。)の製造方法は、基材フィルムの表面に、微細凹凸構造を有する硬化層が形成された透明フィルムを製造する方法であって、下記の工程(I)〜(III)を有する。
(II)活性エネルギー線硬化性樹脂組成物に活性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を硬化させて硬化層を形成し、透明フィルムを得る工程。
(III)透明フィルムとモールドとを分離する工程。
基材フィルムとしては、粗面化によって算術平均粗さRaが0.06〜0.4μmであり、好ましくは0.09〜0.4μmである表面を有する樹脂フィルムを用いる。
算術平均粗さRaが0.06μm以上であれば、基材フィルムの表面の凹凸が十分に深くなり、硬化層との十分な密着性が得られる。算術平均粗さRaが0.4μm以下であれば、基材フィルムの表面の凹凸が深くなりすぎず、基材フィルムの強度の低下が抑えられる。
算術平均粗さRaは、走査型白色干渉法により測定することができる。具体的には走査型白色干渉計3次元プロファイラーシステム「New View6300」(Zygo社製)を用いて表面観察を行い、視野をつなぎ合わせて4mm×0.5mmサイズとし、その観察結果から算出される。
最大高さRyは、走査型白色干渉法により測定することができる。具体的には走査型白色干渉計3次元プロファイラーシステム「New View6300」(Zygo社製)を用いて表面観察を行い、視野をつなぎ合わせて4mm×0.5mmサイズとし、その観察結果から算出される。
[式1]
外部ヘイズ=表面が粗面化された基材フィルムのヘイズ−表面が粗面化される前の基材フィルムのヘイズ
外部ヘイズが3.0%以上であれば、基材フィルムの表面の凹凸が十分に深くなり、硬化層との密着性がさらに向上する。外部ヘイズが12.0%以下であれば、基材フィルムの表面の凹凸が深くなりすぎず、基材フィルムの強度の低下がさらに抑えられる。
ブラスト処理とは、基材フィルムの表面を削り、凹凸形状を形成する方法である。ブラスト処理としては、例えば、基材フィルムの表面に砂をあてて表面を削るサンドブラスト、鋭角な針等で基材フィルムの表面を引掻き凹凸形状を付与するスクラッチブラスト、ヘアーライン等が挙げられる。
エンボス加工とは、溶融状態の熱可塑性樹脂を鏡面ロールとエンボスロールとで挟み込み、その後、冷却して凹凸形状を形成する方法である。
コロナ処理とは、高周波電源により供給される高周波・高電圧出力を放電電極−処理ロール間に印加することでコロナ放電が発生させ、コロナ放電下に基材フィルムを通過させ表面改質する方法である。
プラズマ処理とは、真空中でガスを、高周波電源等をトリガーとして励起させ、反応性の高いプラズマ状態にした後、基材フィルムに触れさせることにより表面改質する方法である。
粗面化方法としては、算術平均粗さRaを大きくしやすい点から、ブラスト処理、エンボス加工が好ましく、深く、緻密な凹凸形状を形成できる点から、スクラッチブラスト、ヘアーラインがより好ましい。
基材フィルムの屈折率と硬化層の屈折率との差が±0.05以内であれば、基材フィルムの表面に凹凸が形成されていても、基材フィルムと硬化層との界面における反射や散乱が十分に抑えられ、透明フィルム自体のヘイズが十分に低くなり、高い透明性を維持できる。
全光線透過率が90%以上であり、ヘイズが2%以下であれば、十分な透明性が得られ、光学フィルム(拡散フィルム、反射防止フィルム等)に求められる光学性能を十分に発揮できる。
基材フィルムは、単層フィルムであってもよく、積層フィルムであってもよい。
ゴム含有重合体(B)の量が少なすぎると、アクリルフィルムの引張強度が低下する。また、硬化層との密着性が低下する傾向にある。
炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートとしては、メチルメタクリレートが最も好ましい。
アクリル系樹脂(A)は、公知の懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法等により製造できる。
アクリル系樹脂(A)は、三菱レイヨン社製のダイヤナール(登録商標)BRシリーズ、三菱レイヨン社製のアクリペット(登録商標)として入手可能である。
ゴム含有重合体(B)は、2段以上で重合されたものであればよい。ゴム含有重合体(B)としては、例えば、特開2008−208197号公報、特開2007−327039号公報、特開2006−289672号公報等に記載のゴム含有重合体が挙げられる。
ゴム含有重合体(B)の具体例としては、下記の重合体(B1)〜(B3)が挙げられる。
(1)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレートおよび/または炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートおよびグラフト交叉剤を少なくとも構成成分としてなる単量体(B2−1)を重合して得られた重合体の存在下に
(2)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレートおよび/または炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートおよびグラフト交叉剤を少なくとも構成成分としてなる、単量体(B2−1)とは異なる組成の単量体(B2−2)を重合してゴム重合体を得て、その存在下に
(3)炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートを少なくとも構成成分としてなる単量体(B2−3)を重合する。
(1)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレートおよび/または炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートおよびグラフト交叉剤を少なくとも構成成分としてなる単量体(B3−1)を重合して重合体を得て、その存在下に
(2)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレートおよびグラフト交叉剤を少なくとも構成成分としてなる単量体(B3−2)を重合してゴム重合体を得て、その存在下に
(3)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレートおよび/または炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートおよびグラフト交叉剤を少なくとも構成成分としてなる単量体(B3−3)を重合し、さらに
(4)炭素数1〜4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートを少なくとも構成成分としてなる単量体(B3−4)を重合する。
乳化液は、W/O型、O/W型のいずれの分散構造でもよく、水中に単量体の油滴が分散したO/W型で、分散相の油滴の直径が100μm以下であるものが好ましい。
重合開始剤の添加方法は、水相、単量体相のいずれか片方、または双方に添加する方法を採用できる。
配合剤の添加方法としては、アクリルフィルムを成形する際に、成形機にアクリル樹脂組成物(C)とともに供給する方法、あらかじめアクリル樹脂組成物(C)に配合剤を添加した混合物を各種混練機にて混練混合する方法が挙げられる。後者の方法に用いる混練機としては、通常の単軸押出機、二軸押出機、バンバリミキサー、ロール混練機等が挙げられる。
アクリルフィルムの厚さは、フィルム物性の点から、10〜500μmが好ましい。アクリルフィルムの厚さが10〜500μmであれば、適度な剛性となるため、後述するロール状のモールドを用いた透明フィルムの製造が容易となり、また、製膜性が安定してフィルムの製造が容易となる。アクリルフィルムの厚さは、15〜400μmがより好ましく、20〜300μmがさらに好ましい。
モールドは、最終的に得られる透明フィルムの表面の微細凹凸構造に対応する反転構造(以下、反転微細凹凸構造と記す。)をモールド本体の表面に有するものである。
モールド本体の形状としては、ロール状、円管状、平板状、シート状等が挙げられる。
(X)アルミニウムからなるモールド本体の表面に、複数の細孔(凹部)を有する陽極酸化アルミナを形成する方法。
(Y)モールド本体の表面にリソグラフィ法、電子線描画法、レーザー光干渉法等によって微細凹凸構造を直接形成する方法。
(a)アルミニウムを電解液中、定電圧下で陽極酸化して酸化皮膜を形成する工程。
(b)酸化皮膜を除去し、陽極酸化の細孔発生点を形成する工程。
(c)アルミニウムを電解液中、再度陽極酸化し、細孔発生点に細孔を有する酸化皮膜を形成する工程。
(d)細孔の径を拡大させる工程。
(e)前記(c)工程と(d)工程を繰り返し行う工程。
図1に示すように、アルミニウム34を陽極酸化すると、細孔36を有する酸化皮膜38が形成される。
アルミニウムの純度は、99%以上が好ましく、99.5%以上がより好ましく、99.8%以上が特に好ましい。アルミニウムの純度が低いと、陽極酸化した時に、不純物の偏析により可視光線を散乱する大きさの凹凸構造が形成されたり、陽極酸化で得られる細孔の規則性が低下したりすることがある。
電解液としては、シュウ酸、硫酸等が挙げられる。
シュウ酸の濃度は、0.7M以下が好ましい。シュウ酸の濃度が0.7Mを超えると、電流値が高くなりすぎて酸化皮膜の表面が粗くなることがある。
化成電圧が30〜60Vの時、周期が100nmの規則性の高い細孔を有する陽極酸化アルミナを得ることができる。化成電圧がこの範囲より高くても低くても規則性が低下する傾向にある。
電解液の温度は、60℃以下が好ましく、45℃以下がより好ましい。電解液の温度が60℃を超えると、いわゆる「ヤケ」といわれる現象がおこり、細孔が壊れたり、表面が溶けて細孔の規則性が乱れたりすることがある。
硫酸の濃度は0.7M以下が好ましい。硫酸の濃度が0.7Mを超えると、電流値が高くなりすぎて定電圧を維持できなくなることがある。
化成電圧が25〜30Vの時、周期が63nmの規則性の高い細孔を有する陽極酸化アルミナを得ることができる。化成電圧がこの範囲より高くても低くても規則性が低下する傾向がある。
電解液の温度は、30℃以下が好ましく、20℃以下がよりに好ましい。電解液の温度が30℃を超えると、いわゆる「ヤケ」といわれる現象がおこり、細孔が壊れたり、表面が溶けて細孔の規則性が乱れたりすることがある。
図1に示すように、酸化皮膜38を一旦除去し、これを陽極酸化の細孔発生点40にすることで細孔の規則性を向上することができる。
図1に示すように、酸化皮膜を除去したアルミニウム34を再度、陽極酸化すると、円柱状の細孔36を有する酸化皮膜38が形成される。
陽極酸化は、工程(a)と同様な条件で行えばよい。陽極酸化の時間を長くするほど深い細孔を得ることができる。
図1に示すように、細孔36の径を拡大させる処理(以下、細孔径拡大処理と記す。)を行う。細孔径拡大処理は、酸化皮膜を溶解する溶液に浸漬して陽極酸化で得られた細孔の径を拡大させる処理である。このような溶液としては、例えば、5質量%程度のリン酸水溶液等が挙げられる。
細孔径拡大処理の時間を長くするほど、細孔径は大きくなる。
図1に示すように、工程(c)の陽極酸化と、工程(d)の細孔径拡大処理を繰り返すと、直径が開口部から深さ方向に連続的に減少する形状の細孔36を有する陽極酸化アルミナ(アルミニウムの多孔質の酸化皮膜(アルマイト))が形成され、表面に反転微細凹凸構造を有するモールド22が得られる。
繰り返し回数は、合計で3回以上が好ましく、5回以上がより好ましい。繰り返し回数が2回以下では、非連続的に細孔の直径が減少するため、このような細孔を有する陽極酸化アルミナを用いて製造された硬化層の反射率低減効果は不十分である。
細孔36間の平均周期は、可視光線の波長以下、すなわち400nm以下である。細孔36間の平均周期は、25nm以上が好ましい。
細孔36のアスペクト比(細孔の深さ/細孔の開口部の幅)は、1.5以上が好ましく、2.0以上がより好ましい。
図1に示すような細孔36を転写して形成された硬化層20の表面は、いわゆるモスアイ構造となる。
離型剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、フッ素化合物等が挙げられ、離型性に優れる点、モールドとの密着性に優れる点から、加水分解性シリル基を有するフッ素化合物が好ましい。フッ素化合物の市販品としてはフルオロアルキルシラン、ダイキン工業社製の「オプツール」シリーズが挙げられる。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物は、重合性化合物および重合開始剤を含む。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物としては、基材フィルムとしてアクリルフィルムを用いる場合は、基材フィルムの屈折率と硬化層の屈折率との差が十分に小さくなる点から、アクリル系モノマーを主成分とするものが好ましい。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物は、非反応性のポリマー、活性エネルギー線ゾルゲル反応性組成物を含んでいてもよい。
単官能モノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート誘導体;(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル;スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン誘導体;(メタ)アクリルアミド、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体等が挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
活性エネルギー線ゾルゲル反応性組成物としては、アルコキシシラン化合物、アルキルシリケート化合物等が挙げられる。
R1 xSi(OR2)y ・・・(1)
ただし、R1、R2は、それぞれ炭素数1〜10のアルキル基を表し、x、yは、x+y=4の関係を満たす整数を表す。
R3O[Si(OR5)(OR6)O]zR4 ・・・(2)
ただし、R3〜R6は、それぞれ炭素数1〜5のアルキル基を表し、zは、3〜20の整数を表す。
硬化層のモスアイ構造の表面の水接触角を90°以上にするためには、疎水性の材料を形成しうる活性エネルギー線硬化性樹脂組成物として、フッ素含有化合物またはシリコーン系化合物を含む組成物を用いることが好ましい。
フッ素含有化合物としては、下記式(3)で表されるフルオロアルキル基を有する化合物が好ましい。
−(CF2)n−X ・・・(3)
ただし、Xは、フッ素原子または水素原子を表し、nは、1以上の整数を表し、1〜20が好ましく、3〜10がより好ましく、4〜8が特に好ましい。
フルオロアルキル基置換ビニルモノマーとしては、フルオロアルキル基置換(メタ)アクリレート、フルオロアルキル基置換(メタ)アクリルアミド、フルオロアルキル基置換ビニルエーテル、フルオロアルキル基置換スチレン等が挙げられる。
CH2=C(R7)C(O)O−(CH2)m−(CF2)p−X ・・・(4)
ただし、R7は、水素原子またはメチル基を表し、Xは、水素原子またはフッ素原子を表し、mは、1〜6の整数を表し、1〜3が好ましく、1または2がより好ましく、pは、1〜20の整数を表し、3〜10が好ましく、4〜8がより好ましい。
(Rf)aR8 bSiYc ・・・(5)
加水分解性基としては、アルコキシ基、ハロゲン原子、R9C(O)O(ただし、R3は、水素原子または炭素数1〜10のアルキル基を表す。)等が挙げられる。
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、i−プロピルオキシ基、ブトキシ基、i−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基、3、7−ジメチルオクチルオキシ基、ラウリルオキシ基等が挙げられる。
ハロゲン原子としては、Cl、Br、I等が挙げられる。
R9C(O)Oとしては、CH3C(O)O、C2H5C(O)O等が挙げられる。
ポリ(オキシアルキレン)基としては、下記式(6)で表される基が好ましい。
−(OR10)q− ・・・(6)
ただし、R10は、炭素数2〜4のアルキレン基を表し、qは、2以上の整数を表す。R10としては、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−等が挙げられる。
シリコーン系化合物としては、(メタ)アクリル酸変性シリコーン、シリコーン樹脂、シリコーン系シランカップリング剤等が挙げられる。
(メタ)アクリル酸変性シリコーンとしては、シリコーン(ジ)(メタ)アクリレート等が挙げられる。
硬化層のモスアイ構造の表面の水接触角を25°以下にするためには、親水性の材料を形成しうる活性エネルギー線硬化性樹脂組成物として、下記の重合性化合物を含む組成物を用いることが好ましい。
4官能以上の多官能(メタ)アクリレートの10〜50質量%、
2官能以上の親水性(メタ)アクリレートの30〜80質量%、
単官能モノマーの0〜20質量%の合計100質量%からなる重合性化合物。
4官能以上の多官能(メタ)アクリレートとしては、5官能以上の多官能(メタ)アクリレートがより好ましい。
ポリエチレングリコールジメタクリレートにおいて、一分子内に存在するポリエチレングリコール鎖の平均繰り返し単位の合計は、6〜40が好ましく、9〜30がより好ましく、12〜20が特に好ましい。ポリエチレングリコール鎖の平均繰り返し単位が6以上であれば、親水性が十分となり、防汚性が向上する。ポリエチレングリコール鎖の平均繰り返し単位が40以下であれば、4官能以上の多官能(メタ)アクリレートとの相溶性が良好となり、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物が分離しにくい。
親水性単官能モノマーとしては、M−20G、M−90G、M−230G(新中村化学社製)等のエステル基にポリエチレングリコール鎖を有する単官能(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等のエステル基に水酸基を有する単官能(メタ)アクリレート、単官能アクリルアミド類、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムメチルサルフェート、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルサルフェート等のカチオン性モノマー類等が挙げられる。
また、単官能モノマーとして、アクリロイルモルホリン、ビニルピロリドン等の粘度調整剤、基材への密着性を向上させるアクリロイルイソシアネート類等の密着性向上剤等を用いてもよい。
透明フィルムは、例えば、図2に示す製造装置を用いて、下記のようにして製造される。
複数の凹部(図示略)からなる反転微細構造を表面に有するロール状のモールド22の表面と、モールド22の表面に沿って移動する帯状のアクリルフィルム18の粗面化された表面との間に、タンク24から活性エネルギー線硬化性樹脂組成物21を供給する。
剥離ロール32により、表面に硬化層20が形成されたアクリルフィルム18を剥離することによって、透明フィルム16を得る。
以上のようにして得られる透明フィルム16は、図3に示すように、アクリルフィルム18と、アクリルフィルム18の粗面化された表面に形成された、複数の凸部19からなる微細凹凸構造を有する硬化層20とを有する。
陽極酸化アルミナのモールドを用いて凸部19を形成した場合、凸部19間の平均周期は100nm程度となり好ましい。
Wは、凸部19の周囲に形成される凹部の最底部と同一平面(以下、基準面と記す。)における幅とする。
Hは、前記基準面から凸部19の最頂部までの高さとする。
透明フィルムを各種物品本体に貼着することによって、微細凹凸構造を表面に有する物品が得られる。
物品本体の材料としては、ガラス、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、スチレン系樹脂、ポリエステル、セルロース系樹脂(トリアセチルセルロース等)、ポリオレフィン、脂環式ポリオレフィン等が挙げられる。
微細凹凸構造を表面に有する物品としては、反射防止物品(反射防止フィルム、反射防止膜)、光導波路、レリーフホログラム、レンズ、偏光分離素子等の光学物品、細胞培養シート、超撥水性フィルム、超親水性フィルム等が挙げられる。特に反射防止物品としての用途に適している。反射防止物品としては、例えば液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、陰極管表示装置のような画像表示装置、太陽電池の保護板、透明電極用透明基板等、レンズ、ショーウィンドー、展示ケース、メーターパネル、メーターカバー、照明の前面板、眼鏡等の表面で使用される反射防止膜、反射防止フィルムや反射防止シート等が挙げられる。
以上説明した本発明の透明フィルムの製造方法にあっては、(I)基材フィルムの表面と、表面に微細凹凸構造の反転構造を有するモールドの表面との間に、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を挟持する工程と、(II)活性エネルギー線硬化性樹脂組成物に活性エネルギー線を照射し、該活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を硬化させて硬化層を形成し、透明フィルムを得る工程と、(III)透明フィルムとモールドとを分離する工程とを有する製造方法において、基材フィルムとして、粗面化によって算術平均粗さRaが0.06〜0.4μmとされた表面を有するものを用いているため、硬化層が基材フィルムの凹凸に浸透し、アンカー効果によって硬化層と基材フィルムとの界面の密着性が向上する。その結果、透明フィルムとモールドとを分離する際に、基材フィルムと硬化層との界面で剥離が起こりにくくなり、透明フィルムを安定的に製造できる。
また、基材フィルムとして、硬化層との屈折率の差が±0.05以内であるものを用いているため、屈折率がほぼ同程度の硬化層が基材フィルムの凹凸を埋め尽くすことによって、基材フィルムの凹凸による散乱が十分に抑えられ、高い透明性を維持できる。
陽極酸化アルミナの一部を削り、断面にプラチナを1分間蒸着し、電界放出形走査電子顕微鏡(日本電子社製、JSM−7400F)を用いて、加速電圧:3.00kVの条件にて断面を観察し、細孔の間隔、細孔の深さを測定した。各測定は、それぞれ50点について行い、平均値を求めた。
硬化層の破断面にプラチナを5分間蒸着し、電界放出形走査電子顕微鏡(日本電子社製、JSM−7400F)を用いて、加速電圧:3.00kVの条件にて断面を観察し、凸部の平均間隔、凸部の高さを測定した。各測定は、それぞれ5点について行い、平均値を求めた。
基材フィルムおよび硬化層の屈折率は、アッベ屈折率計(アタゴ社製、NAR−2)を用いて測定した。
基材フィルムの表面の算術平均粗さRa、最大高さRyは、走査型白色干渉計3次元プロファイラーシステム「New View6300」(Zygo社製)を用いて観察を行い、視野をつなぎ合わせて4mm×0.5mmサイズとしその観察結果から得た。
粗面化前後の基材フィルムおよび透明フィルムのヘイズは、JIS K7136に準拠したヘイズメーター(スガ試験機社製)を用いて測定した。粗面化前後の基材フィルムのヘイズから外部ヘイズを求めた。
粗面化する前の基材フィルムおよび透明フィルムの全光線透過率は、JIS K7361−1に準拠したヘイズメーター(スガ試験機社製)を用いて測定した。
JIS K7244−4に準拠して、測定周波数0.1Hzの条件で損失係数tanδを測定した。
分光光度計(日立製作所社製、U−4000)を用い、入射角:5°、波長380〜780nmの範囲で硬化層の表面の相対反射率を測定し、JIS R3106に準拠して視感度反射率を算出した。
硬化層と基材フィルムとの界面の密着性は、JIS K5400に準拠して、1mm間隔の100格子を用いた碁盤目剥離試験を行い、下記の基準で評価した。
◎:100格子全て密着している。
○:100格子中、密着している格子が91〜99。
△:100格子中、密着している格子が51〜90。
×:100格子中、密着している格子が0〜50。
純度99.99%のアルミニウムインゴットを直径:200mm、長さ350mmに切断した圧延痕のない円筒状アルミニウム原型に、羽布研磨処理を施した後、これを過塩素酸/エタノール混合溶液中(体積比:1/4)で電解研磨し、鏡面化した。
該アルミニウム原型について、0.3Mシュウ酸水溶液中で、直流:40V、温度:16℃の条件で30分間陽極酸化を行った。
工程(b):
厚さ3μmの酸化皮膜が形成されたアルミニウム原型を、6質量%リン酸/1.8質量%クロム酸混合水溶液に浸漬して、酸化皮膜を除去した。
該アルミニウム原型について、0.3Mシュウ酸水溶液中で、直流:40V、温度:16℃の条件で30秒間陽極酸化を行った。
工程(d):
酸化皮膜が形成されたアルミニウム原型を、30℃の5質量%リン酸水溶液に8分間浸漬して、細孔径拡大処理を行った。
工程(e):
前記工程(c)および工程(d)を合計で5回繰り返し、平均周期:100nm、深さ:200nmの略円錐形状の細孔を有する陽極酸化アルミナが表面に形成されたロール状のモールドaを得た。
以下の組成からなる活性エネルギー線硬化性樹脂組成物A(表1)を調製した。
アクリルフィルム(三菱レイヨン社製、商品名:アクリプレン(登録商標)HBK002、厚さ:200μm、屈折率:1.49、動的粘弾性の損失係数tanδのピーク値が現れる温度:104℃、全光線透過率:92.6%、ヘイズ:0.63%、波長365nmの光の透過率:91%)を用意した。
図4に示すような、表面に酸化チタンから成る凹凸形状を有するブラシロール50と、ブラシロール50の前後に配置されたテンションロール52、54とを有するスクラッチブラスト装置を用い、ブラストロール50をアクリルフィルム18の進行方向とは逆方向に回転させながら、アクリルフィルムの表面を粗面化した。テンションロール52、54によってアクリルフィルム18にかかるテンションを変えることによって表面粗さを調整されたアクリルフィルム(1)〜(6)を得た。算術平均粗さRa、最大高さRyおよび外部ヘイズを表3に示す。
図2に示す製造装置を用いて、透明フィルムを製造した。
ロール状のモールド22としては、前記モールドaを用いた。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物21としては、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物Aを用いた。
アクリルフィルム18としては、アクリルフィルム(1)を用いた。
アクリルフィルム18側から、積算光量800mJ/cm2の紫外線を、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物Aの塗膜に照射し、活性エネルギー線化性樹脂組成物Aの硬化を行った。
得られた透明フィルムの凸部間の平均周期は100nmであり、凸部の高さは200nmであった。透明フィルムの視感度反射率、全光線透過率、ヘイズの測定結果、および密着性の評価結果を表4に示す。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物21として、表2に示すものを用い、アクリルフィルム18として、表2に示すものを用いた以外は、実施例1と同様にして透明フィルムを製造した。
透明フィルムの視感度反射率、全光線透過率、ヘイズの測定結果、および密着性の評価結果を表4に示す。
アクリルフィルム18として、粗面化する前のアクリルフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして透明フィルムを製造した。
透明フィルムの視感度反射率、全光線透過率、ヘイズの測定結果、および密着性の評価結果を表4に示す。
18 アクリルフィルム(基材フィルム)
19 凸部(微細凹凸構造)
20 硬化層
21 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物
22 モールド
36 細孔(反転構造)
Claims (4)
- 動的粘弾性の損失係数(tanδ)のピーク値が現れる温度が80〜110℃であり、表面の算術平均粗さRaが、0.06〜0.4μmである粗面を有する基材フィルムの粗面化された表面に、凸部間の平均周期が可視光線の波長以下である微細凹凸構造を有する硬化層が形成された透明フィルム。
- 基材フィルムと硬化層との屈折率差が±0.05以内である請求項1記載の透明フィルム。
- 基材フィルムの表面に、凸部間の平均周期が可視光線の波長以下である微細凹凸構造を有する硬化層が形成された透明フィルムを製造する方法であって、
(I)動的粘弾性の損失係数(tanδ)のピーク値が現れる温度が80〜110℃である基材フィルムの表面を粗面化することによって形成された、算術平均粗さRaが0.06〜0.4μmである粗面化された表面を有し、前記硬化層との屈折率の差が±0.05以内である基材フィルムの粗面化された表面と、前記微細凹凸構造の反転構造を有するモールドの表面との間に、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を挟持する工程と、
(II)前記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物に活性エネルギー線を照射し、該活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を硬化させて前記硬化層を形成し、前記透明フィルムを得る工程と、
(III)前記透明フィルムと前記モールドとを分離する工程と
を有する、微細凹凸構造を表面に有する透明フィルムの製造方法。 - 前記基材フィルムの、下記式1から求めた外部ヘイズが、3.0〜20.0%である、請求項3に記載の、微細凹凸構造を表面に有する透明フィルムの製造方法。
[式1]
外部ヘイズ=表面が粗面化された基材フィルムのヘイズ−表面が粗面化される前の基材フィルムのヘイズ
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