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JP5518013B2 - 空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機 - Google Patents

空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機に関する。
従来の空気調和機の室内機には、室内機内に空調対象空間の空気を通すための送風機を軸流型又は斜流型のファンで構成した室内機が提案されている。このような空気調和機の室内機としては、例えば「室内機40は、上部に吸込口2が形成され、前面部下側に吹出口3が形成されたケーシング1と、ケーシング1内の吸込口2の下流側に設けられた軸流型又は斜流型のファン4と、ケーシング1内のファン4の下流側であって、吹出口3の上流側に設けられ、ファン4から吹き出された空気と冷媒とが熱交換する熱交換器5と、を備えている」というものが提案されている(特許文献1参照)。また、従来の空気調和機の室内機には、その吹出口に、当該吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きを調整するルーバー(なお、特許文献1ではベーンとして記載されている)も設けられている。
WO2010/089920号公報(要約、段落[0012]、図1)
特許文献1に記載のように、軸流型又は斜流型のファンは、吸込口の下流側であって熱交換器の上流側に設けられることとなる。また、軸流型又は斜流型のファンは、その送風方向(例えば軸流型ファンの場合、ファンの回転軸方向)がケーシング上部の吸込口と直交する姿勢で配置されることとなる。つまり、軸流型又は斜流型のファンを用いた従来の室内機においては、熱交換器を通過した後の空気、つまり吹出口に流入する空気は、ケーシングの上下方向に沿った流れとなりやすい。このため、軸流型又は斜流型のファンを用いた従来の室内機は、吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きをルーバーによって調整しようとした場合、次のような課題があった。
つまり、吹出口に流入した空気の一部は、ルーバーの上面部にぶつかることにより、流れる向き(つまり、吹出口から吹き出される向き)が調整される。また、吹出口に流入した空気のうち、ルーバーの上面部にぶつからなかった空気は、ルーバーの上面部にぶつかった空気の流れや吹出口の下面部に沿った流れにより、ルーバーの下面部に引き寄せられるように流れる。このとき、軸流型又は斜流型のファンを用いた従来の室内機は、吹出口に流入する流れがケーシングの上下方向に沿った流れとなりやすいため、吹出口に流入する空気と吹出口から流出する空気との間で角度差が生じやすく、ルーバーの下面部を流れる空気が当該下面部から剥離しやすくなってしまう。このため、室内機が冷房運転する場合、ルーバーはその上面部にぶつかる冷たい空気(熱交換器で冷却された空気)で冷やされ、ルーバー下面部の当該剥離領域に滞留する空調対象空間の暖かい空気がルーバーを介して冷やされることとなり、ルーバーの下面部(特に剥離領域)に結露が発生しやすくなってしまう。したがって、軸流型又は斜流型のファンを用いた従来の室内機は、ルーバーの下面部に付着した露が結合して大きくなることにより、水滴が空調対象空間に吹き出されやすくなるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、冷房運転時に空調対象空間へ水滴が吹き出されることを抑制できる空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、上部に吸込口が形成され、前面部下側に吹出口が形成されたケーシングと、該ケーシング内に設けられ、前記吸込口から前記ケーシング内へ空気を吸い込み、前記吹出口から前記ケーシング外へ空気を吹き出す送風機と、前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング内へ吸い込まれた空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器と、前記吹出口に設けられ、該吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きを調整するルーバーと、を備えた空気調和機の室内機であって、前記ルーバーは、前記ケーシングの左右方向に沿った回転軸を中心として回転する板状部材の主ルーバー及び副ルーバーを有し、風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように前記主ルーバーを配置した状態においては、前記副ルーバーは、前記主ルーバーよりも下方に配置され、前記主ルーバーの風上側端部を通る仮想垂直線に対して、風下側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第1所定距離だけ前方に配置され、風上側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第2所定距離だけ後方に配置されるものであり、側面視において、前記副ルーバーの幅は前記主ルーバーの幅よりも小さくなっているものである。
また、本発明に係る空気調和機は、上述の本発明に係る空気調和機の室内機を備えたものである。
本発明においては、ルーバーは、ケーシングの左右方向に沿った回転軸を中心として回転する板状部材の主ルーバー及び副ルーバーを有している。そして、風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように主ルーバーを配置した状態においては、副ルーバーは、主ルーバーよりも下方に配置され、主ルーバーの風上側端部を通る仮想垂直線に対して、風下側端部が主ルーバーの風上側端部よりも第1所定距離だけ前方に配置され、風上側端部が主ルーバーの風上側端部よりも第2所定距離だけ後方に配置されている。このため、吹出口に流入した空気のうち、主ルーバーの上面部にぶつからなかった空気は、副ルーバーの上面部にぶつかって、副ルーバーの上面部に沿った流れとなる。つまり、副ルーバーの上面部にぶつかった空気は、主ルーバーの下面部に引き寄せられ、主ルーバーの下面部に沿った流れとなる。このため、主ルーバーの下面部を流れる空気は、主ルーバーの下面部から剥離しづらくなる。このため、冷房運転時に主ルーバーの下面部に結露が発生することを抑制でき、空調対象空間へ水滴が吹き出されることを抑制できる。
なお、本発明の実施対象は、軸流型又は斜流型のファンを用いた室内機に限定されるものではない。つまり、本発明は、送風機の種類に限定されることなく、種々の種類の送風機を備えた室内機に実施することが可能なものである。
例えば、送風機をクロスフローファンで構成した室内機においては、クロスフローファンが熱交換器の下流側(つまり、熱交換器と吹出口の間)に設けられることとなる。このため、クロスフローファンを用いた室内機は、クロスフローファンの空気吹出し方向を斜めに傾けることにより、軸流型又は斜流型のファンを用いた室内機と比べ、吹出口に流入する空気の向きを吹出口からの吹き出し方向に傾けやすい。しかしながら、吹出口から吹き出される空気の方向は変化するため、クロスフローファンの空気吹出し方向と吹出口から空調対象空間へ吹き出される空気の方向を常に一致させることはできない。つまり、クロスフローファンを用いた室内機においても、吹出口に流入した空気の方向をルーバーによって変更することが必要である。このため、クロスフローファンを用いた室内機においても、ルーバーによる空気流れ方向の変更角度が大きくなった場合には、ルーバー下面部の流れが剥離し、冷房運転時にルーバー下面部に結露が生じてしまう。そして、ルーバーの下面部に付着した露が結合して大きくなることにより、水滴が空調対象空間に吹き出されてしまう。したがって、クロスフローファンを用いた室内機においても、本発明は非常に有効なものである。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機のルーバーを示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の吹出口近傍における空気流れを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機のルーバーにおける所定距離L4を設定する際の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の別の一例を示す縦断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機(より詳しくは、空気調和機の室内機)の具体的な実施の形態1について説明する。なお、本実施の形態1では、壁掛け型の室内機を例に本発明を説明する。また、本実施の形態1では、軸流型又は斜流型のファンで送風機を構成した室内機を例に本発明を説明する。また、各図では、各ユニット(又は各ユニットの構成部材)の形状や大きさ等が一部異なる場合もある。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す縦断面図である。また、図2は、この室内機を示す外観斜視図である。また、図3は、この室内機のルーバーを示す説明図である。なお、図3(a)は、図1で示したルーバー10の拡大図である。また、図3(b)は、図3(a)に示すルーバー10を上方から見た外観斜視図であり、図3(c)は、図3(a)に示すルーバー10を下方から見た外観斜視図である。
以下、図1〜図3に基づいて、室内機100の構成について説明する。なお、本実施の形態1では、図1の左側を室内機100の前面側として説明する。
室内機100は、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用することで、室内等の空調対象空間に空調空気を供給するものである。室内機100は、主に、室内空気を内部に吸い込むための吸込口2及び空調空気を空調対象空間に供給するための吹出口3が形成されているケーシング1と、このケーシング1内に収納され、吸込口2から室内空気を吸い込み、吹出口3から空調空気を吹き出すファン4と、ファン4から吹出口3までの風路に配設され、冷媒と室内空気とで熱交換することで空調空気を作り出す熱交換器5と、吹出口3から吹き出される空調空気の上下方向の向きを調整するルーバー10と、を有している。吸込口2は、ケーシング1の上部に開口形成されている。吹出口3は、ケーシング1の下部(より詳しくは、ケーシング1の前面部下側)に開口形成されている。
ファン4は、吸込口2の下流側でかつ、熱交換器5の上流側に配設されており、例えば軸流型ファン又は斜流型ファンで構成されている。ここで、一般的に、空気調和機の室内機は設置スペースに制約があるため、ファンを大きくできないことが多い。このため、本実施の形態1では、所望の風量を得るために、適度な大きさのファン4を複数並列に配置している。より具体的には、本実施の形態1に係る室内機100は、図2に示すように、ケーシング1の左右方向に沿って、3個のファン4が並設されている。
熱交換器5は、ファン4の風下側に配置されている。この熱交換器5は、断面形状が略Λ型となるように、ケーシング1内に配置されている。なお、熱交換器5の断面形状はあくまでも一例である。例えば、熱交換器5の断面形状を、略M型や略N型等に形成しても勿論よい。
ルーバー10は、吹出口3に設けられており、主ルーバー11及び副ルーバー12を備えている。主ルーバー11は、略平板形状をしており、その長手方向がケーシング1の左右方向に沿うように配置されている。副ルーバー12も、主ルーバー11と同様に、略平板形状をしており、その長手方向がケーシング1の左右方向に沿うように配置されている。これら主ルーバー11及び副ルーバー12は、左右方向の両端部がリブ14によって接続されている。換言すると、本実施の形態1では、主ルーバー11及び副ルーバーが一体で形成されている。また、本実施の形態1では、副ルーバー12の幅L2は、主ルーバー11の幅L1よりも小さく形成されている。
なお、主ルーバー11及び副ルーバー12は、側面断面視において若干反った形状となっていてもよい。
このように構成された主ルーバー11及び副ルーバー12は、次のような位置関係となっている。具体的には、図3に示すように、主ルーバー11と副ルーバー12とは、略平行に配置されている。例えば、主ルーバー11及び副ルーバー12が側面断面視において若干反った形状となっている場合、主ルーバー11の風上側端部11aと風下側端部11bとを結ぶ仮想直線と、副ルーバー12の風上側端部12aと風下側端部12bとを結ぶ仮想直線とが、略平行となっている。また、本実施の形態1では、主ルーバー11と副ルーバー12の所定距離L3を5mm〜10mmとしている。
また、風上側端部11aと風下側端部11bとを結ぶ仮想直線が水平となるように主ルーバー11を配置した場合、主ルーバー11の風上側端部11aを通る仮想垂直線11cに対して、副ルーバー12の風下側端部12bは、所定距離L4だけ前方に配置される。また、風上側端部11aと風下側端部11bとを結ぶ仮想直線が水平となるように主ルーバー11を配置した場合、主ルーバー11の風上側端部11aを通る仮想垂直線11cに対して、副ルーバー12の風上側端部12aは、所定距離L5だけ後方に配置される。
また、本実施の形態1では、図1に示すように、風上側端部11aと風下側端部11bとを結ぶ仮想直線が水平となるように主ルーバー11を配置した場合、つまり、風上側端部12aと風下側端部12bとを結ぶ仮想直線が水平となるように副ルーバー12を配置した場合、副ルーバー12の風上側端部12aを通る仮想垂直線12cに対して、吹出口3の下面部3bの端部(下側端部)が所定距離L6だけ前方に配置されるように、吹出口3を形成している(図1参照)。
ここで、所定距離L4が本発明における第1所定距離に相当し、所定距離L5が本発明における第2所定距離に相当し、所定距離L6が本発明における第3所定距離に相当する。なお、これら所定距離L4,L5,L6の具体的な設定方法は、後述する動作説明において説明する。
また、ルーバー10のリブ14の外側には回転軸13となる凸部が形成されており、これら凸部は、例えばケーシング1の側面部に回転自在に支持されている。つまり、これら主ルーバー11及び副ルーバー12は、図示しないモーター等によって、ケーシング1の左右方向に反った回転軸13を中心に回転する構成となっている。
なお、本実施の形態1に係る室内機100には、吹出口3に流入した空気を吹出口3の出口側へ導くため、吹出口3の上面部3aに整流板6も設けられている。
(動作説明)
続いて、このように構成された室内機100の動作について説明する。
ファン4が回転駆動することにより、吸込口2からケーシング1内へ室内空気が吸い込まれる。この室内空気は、ファン4から吹き出されて、下流側に配置された熱交換器5へ流入する。熱交換器5へ流入した室内空気は、冷房運転時には熱交換器5を流れる冷媒に冷却されて空調空気となり、暖房運転時には熱交換器5を流れる冷媒に加熱されて空調空気となり、吹出口3へ流れ込む。そして、吹出口3へ流入した空調空気は、ルーバー10(つまり、主ルーバー11及び副ルーバー12)によって上下方向の向きを調整され、吹出口3から空調対象空間(つまり、ケーシング1外)へ吹き出される。このときの、吹出口3近傍の空気流れは、図4に示すようになる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の吹出口近傍における空気流れを説明するための説明図である。なお、この図4は、図1と同じ切断面の断面図である。
軸流型又は斜流型のファン4は、その送風方向(例えば軸流型ファンの場合、ファンの回転軸方向)がケーシング1上部の吸込口2と直交する姿勢で配置されることとなる。このため、熱交換器5を通過した後の空調空気は、熱交換器5を通過する際に若干流れ方向が変化するものの、全体的にはケーシング1の上下方向に沿った流れとなりやすい。したがって、吹出口3に流入した空調空気は、整流板6によってその方向が吹出口3の出口側へ曲げられるものの、ルーバー10の上流側においては、ケーシング1の上下方向に沿った流れに未だ近い状態となっている。このため、吹出口3に流入した空調空気は、次のように流れる。
つまり、吹出口3の上面部3a近傍に流入した空調空気は、整流板6によって吹出口3の出口側へ曲げられ、また、後述の空気流れ9Bによって押し上げられることにより、吹出口3の上面部3aに沿って流れる(図4の空気流れ9A)。空気流れ9Aよりも後方で吹出口3に流入した空調空気の一部は、主ルーバー11の上面部にぶつかり、主ルーバー11の上面部に沿った流れとなる(図4の空気流れ9B)。空気流れ9Bよりも後方で吹出口3に流入した空調空気の一部は、主ルーバー11の上面部にぶつかることなく流れることとなる。
このとき、この空気は、主ルーバー11の下面部に沿った流れになろうとするが、この空気の流れと主ルーバー11の方向(つまり、吹出口3から吹き出される空調空気の方向)に角度差が有る場合、主ルーバー11の下面部から剥離してしまう。このため、室内機100が冷房運転する場合、主ルーバー11はその上面部にぶつかる冷たい空気で冷やされ、主ルーバー11の下面部の剥離領域に滞留する暖かい室内空気が主ルーバー11を介して冷やされることとなり主ルーバー11の下面部(特に剥離領域)に結露が発生しやすくなってしまう。したがって、主ルーバー11の下面部に付着した露が結合して大きくなると、水滴が室内に吹き出されてしまう。
しかしながら、本実施の形態1では副ルーバー12を設けているため、主ルーバー11の上面部にぶつからなかった空調空気の一部は、副ルーバー12の上面部にぶつかって、副ルーバー12の上面部に沿った流れとなる(図4の空気流れ9C)。つまり、副ルーバー12の上面部にぶつかった空調空気は、主ルーバー11と副ルーバー12の間を流れて、主ルーバー11の下面部に引き寄せられ、主ルーバー11の下面部に沿った流れとなる。このため、主ルーバー11の下面部を流れる空調空気は、主ルーバー11の下面部から剥離しづらくなる。このため、冷房運転時に主ルーバー11の下面部に結露が発生することを抑制でき、室内へ水滴が吹き出されることを抑制できる。このとき、主ルーバー11と副ルーバー12の所定距離L3を5mm〜10mmとしているので、主ルーバー11と副ルーバー12の間で剥離しづらくなり、主ルーバー11と副ルーバー12の間を流れる空調空気の圧力損失を低減できる。つまり、空気流れ9Cの風路となる主ルーバー11と副ルーバー12との間における風路抵抗を低減できる。
さらに、本実施の形態1では、副ルーバー12の上面部にぶつからなかった空調空気の一部は、吹出口3の下面部3bにぶつかって、吹出口3の下面部3bに沿った流れとなる(図4の空気流れ9D)。つまり、吹出口3の下面部3bにぶつかった空調空気は、副ルーバー12の下面部に引き寄せられ、副ルーバー12の下面部に沿った流れとなる。このため、副ルーバー12の下面部を流れる空調空気は、副ルーバー12の下面部から剥離しづらくなる。このため、副ルーバー12においても、冷房運転時にその下面部に結露が発生することを抑制でき、室内へ水滴が吹き出されることをより抑制できる。
なお、図5に示すように、ルーバー10(つまり、主ルーバー11及び副ルーバー12)の角度が上下方向に近づくにつれて、所定距離L4が小さくなる。そして、ルーバー10(つまり、主ルーバー11及び副ルーバー12)の角度がさらに上下方向に近づくと、所定距離L4が0より小さくなってしまう。つまり、側面視において、主ルーバー11の風上側端部11aと副ルーバー12の風下側端部12bとが、前後方向において重なり合わなくなってしまう。一方、ルーバー10(つまり、主ルーバー11及び副ルーバー12)の角度が上下方向に近づくにつれて、吹出口3に流入する空調空気と吹出口3から流出する空調空気との間の角度差が小さくなるので、主ルーバー11の下面での剥離が発生しづらくなる。このため、本実施の形態1では、吹出口3に流入する空調空気の角度(例えば、ファン4が軸流型ファンの場合、ファンの回転軸方向)と主ルーバー11の角度が、主ルーバー11の下面部に発生する剥離領域の影響で室内へ水滴が噴き出される角度となるときに、所定距離L4が0以上となるようにしている。同様に、本実施の形態1では、吹出口3に流入する空調空気の角度(例えば、ファン4が軸流型ファンの場合、ファンの回転軸方向)と副ルーバー12の角度が、副ルーバー12の下面部に発生する剥離領域の影響で室内へ水滴が噴き出される角度となるときに、所定距離L6が0以上となるようにしている。また、所定距離L5は、所定距離L4と副ルーバー12の幅L2とにより設定している。なお、本実施の形態1では、水平線と主ルーバー11とのなす角度(図5に示すα)が55°の状態のときに所定距離L4が0となるように、主ルーバー11及び副ルーバー12を配置している。換言すると、吹出口3に流入する空調空気の角度を垂直方向と想定し、垂直線と主ルーバー11とのなす角度が35°のときに所定距離L4が0となるように、主ルーバー11及び副ルーバー12を配置している。同様に、水平線と副ルーバー12とのなす角度が55°の状態のときに所定距離L6が0となるように、副ルーバー12と吹出口3の下面部3bの端部とを配置している。換言すると、吹出口3に流入する空調空気の角度を垂直方向と想定し、垂直線と副ルーバー12とのなす角度が35°のときに所定距離L6が0となるように、副ルーバー12と吹出口3の下面部3bの端部とを配置している。
以上、本実施の形態1のように構成された室内機100においては、ルーバー10を主ルーバー11及び副ルーバー12で構成している。そして、風上側端部11aと風下側端部11bとを結ぶ仮想直線が水平となるように主ルーバー11を配置した場合、主ルーバー11の風上側端部11aを通る仮想垂直線11cに対して、副ルーバー12の風下側端部12bが所定距離L3だけ前方に配置されている。このため、冷房運転時に主ルーバー11の下面部に結露が発生することを抑制でき、室内へ水滴が吹き出されることを抑制できる。
また、副ルーバー12の幅L2が主ルーバー11の幅L1よりも小さくなっているので、副ルーバー12の下面部に結露が発生した際でも、副ルーバー12の下面部に付着した露が大きくなりづらく、室内へ水滴が吹き出されることをより抑制できる。
また、風上側端部12aと風下側端部12bとを結ぶ仮想直線が水平となるように副ルーバー12を配置した場合、副ルーバー12の風上側端部12aを通る仮想垂直線12cに対して、吹出口3の下面部3bの端部(下側端部)が所定距離L6だけ前方に配置されるように、吹出口3を形成している。このため、副ルーバー12においても、冷房運転時にその下面部に結露が発生することを抑制でき、室内へ水滴が吹き出されることをより抑制できる。
また、吹出口3の上面部3aに整流板6を設けているので、吹出口3に流入した空調空気が整流板6によって吹出口3の出口側へ曲げられるため、吹出口3に流入する空調空気と吹出口3から流出する空調空気との間の角度差が小さくなる。このため、冷房運転時に主ルーバー11や副ルーバー12の下面部に結露が発生することをより抑制でき、室内へ水滴が吹き出されることをより抑制できる。
なお、本実施の形態1では、主ルーバー11の回転軸と副ルーバー12の回転軸を同一の回転軸13としたが、主ルーバー11の回転軸と副ルーバー12の回転軸を異なる回転軸としてもよい。つまり、主ルーバー11の回転軸と副ルーバー12の回転軸を異なる回転軸となっていても、上述の位置関係で主ルーバー11及び副ルーバー12が配置されていれば、本実施の形態1で示した効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、軸流型ファン又は斜流型ファンであるファン4を備えた室内機100を例に本発明を説明したが、室内機に搭載されたファンの種類に関係なく本発明を実施できることは言うまでもない。つまり、ファンの種類に関係なく、ルーバーを備えた室内機は吹出口から吹き出される空気の方向を変更するため、ルーバーによる空気流れ方向の変更角度が大きくなった場合には、ルーバー下面部の流れが剥離し、冷房運転時にルーバー下面部に結露が生じてしまう。そして、ルーバーの下面部に付着した露が結合して大きくなることにより、水滴が空調対象空間に吹き出されてしまう。したがって、本発明は、ルーバーを備えた室内機全般において、室内へ水滴が吹き出されることを抑制する際に有効である。
実施の形態2.
従来より、意匠性を向上させる観点から、室内機が運転状態にない場合、ルーバーによって吹出口を塞ぐことがある。主ルーバー11及び副ルーバー12を備えた室内機100においては、以下に示すように吹出口3を閉塞するとよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。また、本実施の形態2でいう「塞ぐ」とは、ルーバーによって室内機の内部を隠すことを示し、ルーバーによって室内機の吹出口を完全に閉塞することを示すものではない。
実施の形態1で示した室内機100においては、ルーバー10を回転させて、吹出口3をルーバー10で塞ぐこととなる。この場合、ルーバー10の回転方向としては、ルーバー10の風上側端部を吹出口3の下面部3b側に回転させる回転方向が考えられる(以下、図1を参照し、この回転方向を時計回り方向という)。また、ルーバー10の回転方向としては、ルーバー10の風上側端部を吹出口3の上面部3a側に回転させる回転方向も考えられる(以下、図1を参照し、この回転方向を反時計回り方向という)。
ここで、ルーバー10を時計回りに回転させる場合、副ルーバー12の結露を抑制するために吹出口3の下側端部を前方に突出させた室内機100においては、副ルーバー12と吹出口3の下面部3bとが干渉し、吹出口3をルーバー10で覆えないこともある。
一方、ルーバー10を反時計回りに回転させて吹出口3を覆う場合、主ルーバー11の下側からケーシング1内を見えなくなるようにするためには、主ルーバー11の風上側端部11aを吹出口3の上端部よりも前方に配置することが必要な場合もある。このような場合、主ルーバー11の風上側端部11aは、吹出口3の上端部の下方を一端通過して、吹出口3の上端部よりも前方に配置されることとなる。このため、主ルーバー11の風上側端部11aと吹出口3の上面部3aとが干渉しないように考慮する必要があり、主ルーバー11の風上側端部11aと吹出口3の上端部との間の隙間が大きくなってしまうことがある。したがって、このような場合、当該隙間からケーシング1内が見えてしまい、意匠性が悪くなってしまうことがある。
そこで、本実施の形態2では、次のようにして吹出口3をルーバー10で覆い、意匠性を向上させている。
図6は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機を示す縦断面図である。
図6に示すように、本実施の形態2に係る室内機100は、ルーバー10を反時計回りに回転させて、吹出口3を覆うように構成している。また、主ルーバー11の風上側端部11aと吹出口3の上面部3aとが干渉しないよう、主ルーバー11の風上側端部11aと吹出口3の上端部が対向したときに、両者の間に隙間が形成されるようにしている。そして、主ルーバー11及び副ルーバー12が同一の回転軸13で回転するように構成している。このため、ルーバー10を反時計回りに回転させた際、回転軸13を中心として、副ルーバー12の風上側端部12aが主ルーバー11の風上側端部11aよりも外周側を回転することとなり、副ルーバー12の風上側端部12aが吹出口3の上面部3aに接触することとなる。これにより、主ルーバー11の風上側端部11aと吹出口3の上端部との間の隙間を副ルーバー12で覆うことができるので、室内機が運転状態にない状態においては、見栄え良くルーバー10で吹出口3を覆うことができる。したがって、本実施の形態2のように構成した室内機100は、室内機100が運転状態にない状態の意匠性を向上させることができる。
なお、図6では、副ルーバー12の風上側端部12aを吹出口3の上面部3aに直接接触させてルーバー10を停止させたが、図7に示すように、吹出口3の上面部3aに突状のストッパー7を設け、当該ストッパー7に副ルーバー12の風上側端部12aを接触させてルーバー10を停止させてもよい。なぜならば、副ルーバー12の風上側端部12aを吹出口3の上面部3aに直接接触させてルーバー10を停止させた場合、副ルーバー12の風上側端部12aと吹出口3の上面部3aとは線接触になるため、各部品の寸法誤差や組み立て誤差等によって両者の接触箇所が異なってくる。このため、副ルーバー12の風上側端部12aを吹出口3の上面部3aに直接接触させてルーバー10を停止させた場合、各室内機100毎にルーバー10(主ルーバー11及び副ルーバー12)の停止位置が異なることがある。
一方、副ルーバー12の風上側端部12aをストッパー7に接触させてルーバー10を停止させた場合、副ルーバー12の風上側端部12aとストッパー7とは点接触になる。このため、各部品の寸法誤差や組み立て誤差等によるルーバー10(主ルーバー11及び副ルーバー12)の停止位置のバラツキを低減することができる。したがって、副ルーバー12の風上側端部12aをストッパー7に接触させてルーバー10を停止させることにより、室内機100が運転状態にない状態の意匠性をさらに向上させることができる。
1 ケーシング、2 吸込口、3 吹出口、3a 上面部、3b 下面部、4 ファン、5 熱交換器、6 整流板、7 ストッパー、10 ルーバー、11 主ルーバー、11a 風上側端部、11b 風下側端部、11c 仮想垂直線、12 副ルーバー、12a 風上側端部、12b 風下側端部、12c 仮想垂直線、13 回転軸、14 リブ、100 室内機。

Claims (6)

  1. 上部に吸込口が形成され、前面部下側に吹出口が形成されたケーシングと、
    該ケーシング内に設けられ、前記吸込口から前記ケーシング内へ空気を吸い込み、前記吹出口から前記ケーシング外へ空気を吹き出す送風機と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング内へ吸い込まれた空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器と、
    前記吹出口に設けられ、該吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きを調整するルーバーと、
    を備えた空気調和機の室内機であって、
    前記ルーバーは、前記ケーシングの左右方向に沿った回転軸を中心として回転する板状部材の主ルーバー及び副ルーバーを有し、
    風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように前記主ルーバーを配置した状態においては、
    前記副ルーバーは、
    前記主ルーバーよりも下方に配置され、
    前記主ルーバーの風上側端部を通る仮想垂直線に対して、
    風下側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第1所定距離だけ前方に配置され、
    風上側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第2所定距離だけ後方に配置されるものであり、
    側面視において、前記副ルーバーの幅は前記主ルーバーの幅よりも小さくなっていることを特徴とする気調和機の室内機。
  2. 上部に吸込口が形成され、前面部下側に吹出口が形成されたケーシングと、
    該ケーシング内に設けられ、前記吸込口から前記ケーシング内へ空気を吸い込み、前記吹出口から前記ケーシング外へ空気を吹き出す送風機と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング内へ吸い込まれた空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器と、
    前記吹出口に設けられ、該吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きを調整するルーバーと、
    を備えた空気調和機の室内機であって、
    前記ルーバーは、前記ケーシングの左右方向に沿った回転軸を中心として回転する板状部材の主ルーバー及び副ルーバーを有し、
    風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように前記主ルーバーを配置した状態においては、
    前記副ルーバーは、
    前記主ルーバーよりも下方に配置され、
    前記主ルーバーの風上側端部を通る仮想垂直線に対して、
    風下側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第1所定距離だけ前方に配置され、
    風上側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第2所定距離だけ後方に配置されるものであり、
    風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように前記副ルーバーを配置した状態においては、
    前記吹出口の下側端部が、前記副ルーバーの風上側端部よりも第3所定距離だけ前方に配置されていることを特徴とする気調和機の室内機。
  3. 上部に吸込口が形成され、前面部下側に吹出口が形成されたケーシングと、
    該ケーシング内に設けられ、前記吸込口から前記ケーシング内へ空気を吸い込み、前記吹出口から前記ケーシング外へ空気を吹き出す送風機と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング内へ吸い込まれた空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器と、
    前記吹出口に設けられ、該吹出口から吹き出される空気の上下方向の向きを調整するルーバーと、
    を備えた空気調和機の室内機であって、
    前記ルーバーは、前記ケーシングの左右方向に沿った回転軸を中心として回転する板状部材の主ルーバー及び副ルーバーを有し、
    風下側端部と風上側端部とを結ぶ仮想直線が水平となるように前記主ルーバーを配置した状態においては、
    前記副ルーバーは、
    前記主ルーバーよりも下方に配置され、
    前記主ルーバーの風上側端部を通る仮想垂直線に対して、
    風下側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第1所定距離だけ前方に配置され、
    風上側端部が前記主ルーバーの風上側端部よりも第2所定距離だけ後方に配置されるものであり、
    前記主ルーバーと前記副ルーバーは、同一の回転軸で回転するように構成されており、
    当該回転軸を中心として前記主ルーバー及び前記副ルーバーを回転させた際、
    前記副ルーバーの風上側端部が前記吹出口の上面部に接触し、前記主ルーバー及び前記副ルーバーが前記吹出口を覆うことを特徴とする気調和機の室内機。
  4. 前記吹出口の上面部に突状のストッパーを備え、
    前記副ルーバーの風上側端部は、該ストッパーに接触することを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記送風機は軸流型又は斜流型のファンで構成され、これらファンは前記吸込口の下流側に並設されており、
    前記熱交換器は、複数の前記ファンの下流側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機を備えたことを特徴とする空気調和機。
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